JPH0367727A - 居眠り運転防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、自動車事故の相当の割合を占める居眠り運
転を防止して、交通安全の向上に役立つものである。

（ロ）従来の技術 現在は薬物的なもので、カフェイン式のものを予め内服
したり、目の周辺に刺激性の軟膏を塗るような方法しか
無く、予防であり、居眠りに直ちに刻応するものでなく
、内服薬では胃腸障害の心配もある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、居眠り現象を直接検出し・で、予翻せぬ居眠
りにも、運転者を覚醒させるものであり、このときの問
題は、簡単で有効な居眠りの検出法と、効果的で人体に
安全な覚醒法の開発である。

（ニ）問題を解決するための手段 この発明を図面にもとづいて説明すると、第１図は全体
構成図であって、１は自動車の運転室部である。２は運
転者、３はハンドルである。４はステアリングシャフト
である。

５は回転角度検出器であって、ステアリングシャフト４
に連結されて、ハンドル３の回転角度を検出し、結局前
輪タイヤの舵角を示すものである。６はコンピュータ判
定器であって、回転角度検出器５の角度と、車輪の回転
数の人力により、自動車のカーブの程度のパターンを計
算し、予め予定した居眠り運転のヂグザグ運転パターン
と比較して、居眠りかどうかをコンピュータで判定する
ものであり、ファジィ論理も適用する。７はベビーコン
プレッサーであって、コンピュータ判定器６が、居眠り
と判断したときに出す信号によって起動して、コンプレ
スエヤーを供給する。

８はエヤージェットノズルであって、運転者２の顔面に
向けてエアージェットを噴射する装置である。このエア
ージェットは顔面の目の周囲に、当たるようにして覚醒
に有効ならしめる。また顔の位置は一定ではないので、
エヤージェットを、ある面積の範囲をスィーブするよう
に、ノズルを立体的に振らせる装置とする。

（ホ）作用 運転者が居眠ったときに如何にして、これを検出するか
は、種々の方法が考えられる。

例えは視線の乱れや、脳波の検出などがある。しかし、
これらは特殊な眼鏡や脳波測定の導線の装着が必要であ
り、実際的ではない。

これに対して本発明では、居眠りにより、運転がジグザ
グとなり、道路なりの直線やカーブに沿った進路を取れ
ないことを、検出するものであり、何等運転者に付加装
置の装着を要求することなく、実際的である。ふつう居
眠り運転に入ると、運転が、ふらふらとジグザグになる
ことは、経験する所である。

ただし、この周朋は個人差などにより、当然一定ではな
くアットランダムであるが、ある程度意味なく繰り返さ
れるので、このパターンを、コンピュータ判定器６によ
って、居眠りと判定する。このとき必要によりファジィ
理論を適用する。コンピュータ判定器６が居眠りの信号
を出すと、これがベビーコンプレッサー７を起動する。

このコンプレスエアーがエアージェットノズル８に達し
て、エアージェットを噴出せしめる。この結果運転者が
覚醒して、運転が正常化すれは、コンピュータ判定器６
の信号は消え、エアージェットも停止する。本発明では
、ある一定期間内に、このような正常化の判定が起こら
ぬ時は、別に電磁弁を開いて、コンプレスエアーを警笛
の回路に送り、大きな音響を、運転者の耳元で発生して
、覚醒作用を二段階に行わせるものとする。

このエヤージェットを顔面に噴射して、覚醒を計る方法
は、運転席の窓ガラスを少し明けておいて、外気を絶え
ず顔に当てて、眠気を防止する方法に近いものであり、
ベテラン運転者が通常行っていることであり、場合によ
っては、最初からエヤージェットを作用せしめる運転方
法もある。これはマニュアル方式と考えられるが、これ
でも窓を明けることによる暖冷房の不具合さを防止する
ことが出来る。

（へ）発明の効果 居眠り運転が、交通事故の大きな割合を占めることは明
かであり、本発明は、これを大幅に減少せしめる効果を
有するもので、現在の交通戦争の解決の一助となる効果
を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体構成図である。 ３はハンドル、６はコンピュータ判定器、８はエヤージ
ェットノズルである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ハンドル操作の時間的な変動を検出し、あ る特定のパターンに達した時に、居眠り信号を発信し、
   この信号によつて顔面にエヤーヂエットを噴射して、覚
   醒を促す、居眠り運転防止装置。