JPS62252561A - テ−プ移送装置の制御方法 - Google Patents

テ−プ移送装置の制御方法

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JPS62252561A
JPS62252561A JP61094525A JP9452586A JPS62252561A JP S62252561 A JPS62252561 A JP S62252561A JP 61094525 A JP61094525 A JP 61094525A JP 9452586 A JP9452586 A JP 9452586A JP S62252561 A JPS62252561 A JP S62252561A
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acceleration
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田島 富士雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リールからリールへテープ(例えば−磁気テ
ープ)を直接移送する装置に係り、特にテープを高速で
かつ高精度に搬送するのに好適なテープ移送装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭60−140559号に記載のよ
5K、磁気テープを初期位置に位置決めする過程で磁気
テープの起動/停止を行い各り一ル駆動系間の特性差を
検出し、それを使って補正値を決定しかつ保持し、初期
位置に位置決めした後は、この補正値でモータ操作信号
の補正を行なう方式となっていたつしかし、上記各リー
ル駆動系間の特性差と補正値との因果関係について十分
には配慮されていなかったっなお、供給リールと巻取リ
ールを駆動する各モータの駆動電流を各リールに巻かれ
たテープ径に基(・て算出・制御することにより、磁気
ヘッド部におけるテープの速度と張力を一定に保つよう
にすることは公知である。
例えば 特開昭55−144507号及び特開昭52−
62004号公報を参昭されたい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、検出した各リール駆動系間の特性差と
補正値との因果関係について十分には配慮されておらず
、適切な補正値が決定できないため、適応補正を短時間
内で良好に行うことができないという問題があった7例
えば、上記特性差の信号は0N10FFのZ fi倍信
号あり、補正値の設定のし方によっては収束しない事や
、補正が完了するまでに何回もの試行を必要とする問題
があった。
本発明の目的は、リール駆動系の特性のばらつきを補償
する適切な駆動指令の補正を行い、短時間内で安定した
テープ移送を行うことのできるテープ啓送装置の制御方
法を提供することである、〔問題点を解決するための手
段〕 上記目的は、テープの起動に際し、一方のIJ−ルが停
止状態から予定した基準速度に致るまでの時間と、該時
間内における該テープの平均張力誤差とを求め、該時間
および該平均張力誤差という2つのパラメータを用いて
2つのリール駆動系の加速度誤差を夫々演算し、夫々の
該加速度誤差をな(す如く2つのリール駆動系に対する
駆動指令の補正を行うことで達成される。
〔作用〕
2つのリール駆動系の特性誤差、特に加減速時の過渡状
態での特性のばらつきが安定なテープ走行を実現する上
でのネックとなっている。そこで、テープを起動する際
に、停止状態から予定した基準速度に致るまでの時間と
、この時間内におけるテープの平均張力誤差とから、直
接2つのリール駆動系の加速度誤差を求めているうこの
加速度誤差がすでに与えられている駆動指令によって生
じているのであるから、この加速度誤差をなくすように
駆動指令を補正することによって、安定なテープ走行を
実現することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を具体的実施例に基づき詳細に説明するう 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
本装置は、真空カラムなどのテープバッファを持たず、
ディジタルコントローラ、54が後記のように決定する
モータ駆動信号によりリールモータ8.9を駆動して、
リール6.7を回転させ、磁気テープ1は、一方のリー
ルから送り出されて、所定速度で磁気へ2ド2を通り、
他方のリールに巻き取られる。
リールモータ8,9は、それぞれ、定電流増幅器からな
る電力アンプ59.60から出力される駆動電流65.
66により駆動され、電力アンプ59.60の入力56
.58はDAi換器55゜57の出力であろうDA変換
器55.57は、ディジタルコントローラ54からそれ
ぞれ出力ボート52.55を経てディジタル信号67.
68としてモータ駆動信号データを受は取り、これをア
ナログ信号に変換して出力する、 ディジタルコントローラ54は前記モータ8゜9を制御
し、磁気ヘッド2を介して磁気テープ1に対するデータ
の読出しと書込みを制御する。
モータ8には適当なタコメータ17が取付けられていて
、これがモータ8に直結した巻取リール601回転ごと
にパルスC(18)を1個発生して、パルスカウンタ1
9に送るっモータ9には微細タコメータ21が取付けら
れていて、これが同様に、供給リール70回転借を検出
して、供給リール70回転量に比例する数の微細パルス
A(25)全方向判別付周期カウンタ25とパルスカウ
ンタ19に送る。微細タコメータ21は位相が90度ず
れた微細パルスB(22)を同時に出力し方向判別付周
期カウンタ25に送る。したがって、カウンタ25は、
微細パルスA、Bの位相関係を調べると供給リール70
回転方向を判別することがで煮る。方向判別付周期カウ
ンタ25では両者の位相関係に基づいて、磁気テープ1
の移動方向を検出し、回転方向信号27をディジタルコ
ントローラ540入カボートろ2に送る。また、方向判
別性ff期カウンタ25はディジタルコントローラ54
から出力ポートロ5を経て出力されるクロック24を使
って、微細パルスA(25)ノパルス周期をカウントし
、カウント匝n、 (26) ヲfイジタルコントロー
ラ540入力ボート55に送る。
パルスカウンタ19は巻取リール6の1回転あたりの微
細パルスA(25)のパルス数すなわち供給リール7の
回転量を示すカウント匝口、(20)を出力し、ディジ
タルコントローラ54の入力ポート50に送ろう 張力センサ10は、テープガイド5内の圧力値から磁気
テープ1の張力を検出し、検出器11に信号を送ろう検
出器11はテープ張力の測定匝f1(12)を出力し、
補償フィルタ14とAD変換器28に送るっ補償フィル
タ14は張力目標呟16を受けて、テープの移動が所定
の張力を保って行なわれるように、補償信号ic、(1
5)を巻取リール側の電力アンプ59にフィードバック
すると供に、補償信号ic、(16)を供給リール側の
電力アンプ60にフィードバックする。またAD変換器
28は、ディジタルコントローラ54から出力ポートロ
5を経て出力されるクロック(24)を使ってテープ張
力測定値f、(12)をサンプリングしてディジタル信
号に変換し、テープ張力測定匝f、(29)を出力し、
ディジタルコントローラ54の入力ポート51に送る。
ディジタルコントローラ54内には入力ポート50〜5
5が設けられており、外部から送られる信号n2 (2
0)、f a(29)、F/B(27)、n+ (26
)を受けて、メモリ内蔵の演算器54iC送るっ演算器
54は、ディジタルコントローラ54全体ヲコ))ロー
ルする機能を有しており、リールモータ8.9を駆動し
て、リール6.7を回転させ、磁気へラド2を通過する
時の磁気テープ1のテープ速度と張力を所定の目標値に
制御するためのモータ駆動指令を決定する。演算器54
は、前記モータ駆動指令を決定するために必要な制御パ
ラメータを、入力ポート50〜ろ6から送られる入力デ
ータと、予めメモリ内に記憶されている機構時性データ
とを使用して演算する。そして、その出力である各制御
パラメータを、適当な時間タイミングで各レジスタ61
.55.56,57,58゜40.42.45に送り制
御パラメータの更新を行なう、入力ポート55に送られ
たデータ信号(26)は演算器54と加算器44に送る
。一方、加算器44はレジスタ(−n・、f)45から
0出力と入力ボート55からの出力を受けて、両者の比
較を行ない、その結果の(n、  nref)  をリ
ミッタ45に入力する。リミッタ45はその出力信号(
46)を掛は算器48.49に送る。掛は算器48はリ
ミッタ45.レジスタ1.レジスタ56の各出力を受け
て、各信号の掛は算を行ないその出力を加算器50に送
る。加算器50は掛は算器48、レジスタ61.レジス
タ58の各出力を受けて、各信号の加算を行ないその出
力であるリールモータ8を駆動するモータ駆動指令を出
力ポート52忙送るっ掛は算器49はリミッタ45.レ
ジスタ57.レジスタ42の各出力を受けて、各信号の
掛は算を行ないその出力を加算器51に送る。加算器5
1は掛は算器49.レジスタ400両出力を受けて、信
号の加算を行ないその出力であるリールモータ9を駆動
するためのモータ駆動指令を出力ポート56に送る。
演算器54内にはワークレジスタ64が設ケラれており
、ここには張力誤差が許容直円にあるかどうかを判断す
るための制限直がセットされている。
なお、第1図において、5〜5はテープガイドを示して
いるう 次に、第1図の動作を第2図を用いて説明する。
第2図は、ディジタルコントローラ54における動作を
示す動作フロー図である。
まず、第2図におけるステップF10の処理がなされる
。これは、演算器64がレジスタ56にCa=iQ、1
7ジスタ57にCb =1.0.  itc =0を設
定するステップである。続いて、ステップF20に進み
、演算器54はリール6、リール7の半径R,、R,を
演算し、記憶する。この半径の演算は、どのようなアル
ゴリズムによって求めても良いが、ここでは次のように
して求めているっ巻取リール6が1回転する間に巻取っ
たテープ長さは、供給リール7が繰り出したテープ長す
く等しいので下式(1)が成立する。また、テープの長
さは変化しないから、各リールに巻かれたテープ長さの
和は一定であり下式(2)が成立する。
R2・・・・・・・・−・・(1) 2πR+ ”” 2πR2・T π(R,”−R,:)+π(Rニー瑠)=LT ・・・
・・・・・・(2)ここにR1:  リール60半径 馬: リール7の半径 R2: パルスカウンタ19のカウン ト@(20) N :微細タコメータ2101回転 あたりのパルス数 鳥: 各リールのテープを巻かない 時の半径 L : テープ長さ T : テープ厚さ 2つの式(1)、(2)を解くと、各リールの半径は下
式(3)のごとく、カウント値nz(20)  を変数
として決定することができろう 演算器54は、上記(3)式の演算によって各り・−ル
の半径を演算する。この演算は、新しいカウント値n、
が入力ボート50を介して入力される毎に行なわれるっ
この演算に必要なRo、L、T、Nの定数(機構部デー
タの一部)は、予め内部のメモリに記憶しておく。
続いて、ステップF50に進み、演算によりて求められ
た半径R,、R,を用いて、夫々のリール駆動係におけ
るリールモータを駆動するための速度制御ゲインG、G
、  と、駆動指令(張力電流指令)it、、it+と
、テープ速度を設定速度V。とするに要する角速度に対
応する設定カウント[n1sfとを演算し、その結果を
レジスタにセットする。
すなわち、G、はレジスタ55に、G、はレジスタ42
に、IL+はレジスタ58に、lt+はレジスタ40に
、  n r@t  はレジスタ45に夫々セフトスる
。この実施例における夫々のパラメータは、次のように
して求められている。
まず、レジスタ35.42にセクトされる制御ゲインは
、下式(4) 、 (5)から得られる。
占十−α(冑−攬)F・・・・・(4)G、=二L1 R,K T     2 G2 ”’  T (J2+ユα彎−々)・・・(5)
鳥に2 ここにG、:  モータ8の速度制御補償ゲインG、:
  モータ9の速度制御補償ゲインKT: モータトル
ク定数 J、二 巻取リールのテープを巻かな い時のイナーシャ J2: 供給リールのテープを巻かな い時のイナーシャ α  出気テープの定数 メモリ内蔵の演算器54は、メモリ内圧予め記憶されて
いる機構部データの中からKT、 J、、J2.α。
Roと、メモリ内に記憶されたリール半径R1、R2の
データを使用して、式(4) 、 (5)によりG、 
、 G、を演算して その結果を各レジスタ55.42
に送る。
この値は、演算器内のリール半径R,、R,が書き換え
られる度に値が更新される。
次にレジスタ58.40にレジストされる制御定数は、
下式(6)、(7)から得られる。
t t1=x、 (R1・fraf+ F )   ・
・・・開・(6)tt、 = r (馬* fr*f+
 F )   ・・=・・” (7)ここに、1t+ 
: fretを発生させるためのモータ8への電流指令 tt+ : fretを発生させるためのモータ9への
電流指令 fret :テープ張力目標直 F :摩擦力 メモリ内蔵の演算器54は、予めメモリ内に記憶されて
(・る機構部データの中からKT 、  fret 、
  Fとメモリ内に記憶されたリール半径R,,R,の
データを使用して、式(6)、(7)によりit、 、
 it、を演算してその結果を各レジスタ58.40に
送る。
この値は、演算器内に記憶されているリール半径R,、
R2が書換えられる毎に演算されるっまた、レジスタ4
5にセットされる[直−nr*fは次式から得られるっ ここで、nrsf :半径R1のときのタコメータ21
のパルス周期内のクロッ クパルス数(テープ速度を目 標速度v0とするに要する角 速度対応値) vo:テープ速度の目標値 td:クロックパルスの周期 演算器64は、(8)弐により、nrsfを演算し、 
結果にマイナスを付して、レジスタ45にセットする。
この演算は、半径島が更新される毎に行なわれる。
続いて、ステップF40に進み、夫々のモータ駆動指令
i、 、 i、が演算され、夫々の出力ポート52.5
5を介して出力される。この演算は、i、 == Q、
 * Ca (n、  nrsf ) + 14. +
 l t@  ・・・・・・・−・(9)is  = 
 Gt”  Cb  (n+   n rat)+ i
tt       ・=−・ (10)の如く行われる
。しかし、この段階においては、C−=Cb= 1.0
 、 it−= 0 なので(ステップF10参照)、
C−、Cbあるいは張力補正匝Itsによる補正は働ら
かないっ 夫々のリールモータの駆動指令i、 、 i、が出力さ
れることにより、ステップF50に進み、リールが駆動
されることになる。この段階において、ディジタルコン
トローラ54は、加速時における各リール駆動系の加速
度誤差を演算するに必要な2つのパラメータである停止
状態から予定した基準速度Vs(≧vo)に致るまでの
時間1mと、その時間内におけるテープの平均張力誤差
f1とを求めるっ ここで・ taとf、マから加速度誤差を求めることの
で艙る理論的根拠は、次の通りである。まず、リールモ
ータ8.9で発生する実際の加速度x、。
x2 は次のごとく表わすことができる。
’x 、 = K6β、=x      ・・・・・・
・・・(11)Ca ここで、Ko:設定加速度 β1: モータ8の加速度誤差係数 β、:モータ9の加速度誤差係数 この加速度マ1.右でモータ8,9が回転した時に発生
する張力誤差f、は、次式のようKなる。
ここに、  t :加速開始後の時間 の特定誤差を集約して加速度誤差として一次近似した値
である。(12) 、 (13)式から、(14)式が
得られるっ 次に、設定加速度視で加速して基準速度V−に達すル時
間t@(=Vo /に、 )ト、実際11CV@に達す
る時間t、とり間には、次式の関係がある。
視β、を龜=v−=Kot、・曲曲(15)(15)式
からβ2をL β=”         ・・・川(16)1゜ (16)式と(14)式とから、Aは、この結果から、
β3.β、は、taとf$とから計算することができる
。しかし、張力誤差f、は、 測定上の誤差や機構部振
動などの外乱が含まれるので、データの信頼性が低い。
このため、この張力誤差の平均値fayを用いる。この
il+f&?の具体的な検出方法は次の通りである。ま
ず、起動開始から基準速度Vm K達するまでの時間t
、の求め方(ついて説明する。テープ速度を示すカラン
)In、L演算器54に入力されるので、このn、と予
め記憶されている基準速度v1 に対応したカラン)i
nsとを比較し、n、51口となるまでの時間を内部の
クロックを使って検出する。この時間がt、となるっま
た、平均張力誤差f0については、演算器54に入力さ
れる張力検出値fd  を用いて求めることができるっ
第5図はその検出の様子を示している、張力目標値’r
sfは予め判っている(メモリに記憶されている)ので
、サンプリング時間毎に入力する張力検出1直fdiか
らfr*fを差し引き、これを加算するうそして、これ
をサンプル数にで除すことで平均張力誤差favが得ら
れる。
さて、ステップF60での処理が終わると、ステップF
70に進む、ステップF’70で(ま、検出した張力直
から得られた張力誤差f、あるいはその平均@ t−v
が制限値(許容(直)を越えているかどうかの判断を行
う。この判断の結果、許容直円に入っている場合には、
それ以上の補正動作は行なわない。許容値を越えている
場合、ステップF80に逆む。
ステップF80では、すでに求めているfay + t
aを用いて、各リール駆動系の加速度誤差係数β、。
β2 を演算する。この演算は、(16)、 (17)
式によるっ 次に、ステップF90では、この加速度誤差係数を用い
、各リール駆動系の補正t?:求め、これを記憶するう
この実施例では、レジスタ56.レジスタにセットされ
ているモータ駆動指令it、+lt。
と乗算することにより補正して(・るっ次に ステップ
F95に進み、リール駆動系の特性誤差の内、定常状態
での応答を補正する補正(i[t+teを演算し、記憶
する。この実施例では、レジスタ6・1に演算結果1t
eをセットし、加算器50で駆動指令と加算することに
よって補正しているうここで、補正量itsの決定につ
いて説明する。前述した平均張力誤差f1v と、リー
ル径勇とを用いることにより、lt++は次式で演算さ
れる。
i、。=五fat KT            ・・・・・・・・・(1
8)以上のようにして、特性のばらつきによる誤差を修
正するための補正量が決定され、これらは各レジスタに
設定される。そして、ステップF40に進み、これら設
定された各パラメータを用(・て補正後の各リールモー
タの駆動指令i、 、 i、が演算され、この結果によ
って実際にテープ動作がなされる。上記のようにして求
めた駆動指令は、実際の駆動リール系の特性のばらつき
に基づいてそれを補償するものとなっており、最適補償
に近いものであるつしたがって、この段階で、加速特性
と張力とが所期の設定直に近い状態に制御される。
もっとも、実際の補正後の運転の結果は、ステップF7
Qによりモニターされ、その段階でも補正が不十分であ
る場合にはステップF80−F95の処理および、その
結果に基づくステップF40゜F2Oの処理が更に実行
される。
本実施例の効果は、リール駆動系の特性誤差を抽出する
過程で、特性誤差を正しく抽出することを可能にしたこ
とにより、前記特性誤差に対し、適切な補正ができるこ
と、その結果実質的に一回のテープ動作にて補正が可能
となった点にあろう第4図は、本発明の他の実施例の要
部を示す図であろうこの第4図は、第1図の構成とディ
ジタルコントローラ54の内部のみ相異する。ディジタ
ルコントローラ54内の構成で、第1図ではレジスタ5
7の出力は掛は算器49に送られていたが、第6図では
、掛は算器49と掛は算器48の両方に送られる点が異
なり、その他の構成は同じであろう リール駆動系の特性誤差を抽出するためのパラメータは
第1図の例と同様に、”+f*Vを使用する。相異点は
、前記2つのパラメータから補正量を決定するアルゴリ
ズムと補正方法にある。第5図は本実施例における補正
量を決定する過程を示すフローチャートである。図にお
いて、テープ動作に至るまでの過程(ステップFIO〜
F50)は前実施例と同一であり説明を省く。
ディ・ジタルコントローラ54は1回目のテープ。
動作では、ステップF86.F87によって、前記パラ
メータfayを検出して、リール駆動系の特性誤差の内
過度状態での応答を補正するためのゲイン[C,を決定
する。foの具体的な検出方法は前実施例と同じである
うゲイン(直αは式(11) 。
(15)から得られる式(16)のアルゴリズムにより
演算し決定する。この過程で未知係数β2は1として演
算される。Ca−1なので、 式(17)より β’ ”” i Km ts” ””
 1また、この時、先に設定したテープ移送方向が参照
される。テープ移送方向によりfavの符号が反転する
ためである。決定された補正直α はレジスタ66へ設
定される。
次に、ディジタル・コントローラ54は、新シい補正直
にて2回目のテープ動作を行なうつ2回目のテープ動作
では前記パラメータt、を検出して、ステップF88に
進みゲイン値Oを決定する。t、の具体的な検出方法は
前実施例と同じであり説明を省く、ゲインCb 値は上
記した爲を求める(16)式により演算し決定する。決
定された補正[Cb  はレジスタ57へ設定される。
次に、ステップF95に進み、リール駆動系の特性誤差
の内、定常状態での応答を補正する補正値iteを決定
するっこの求め方は前実施例と同じであり説明を省くウ
メモリ内蔵の演算器64は適応補正が正しく実行された
かどうかをチェックするため、新しい補正直にて再度テ
ープを動作させる。その後の処理過程は前実施例と同じ
であり説明を省く。
本実施例は、リール駆動系の特性誤差を抽出する過程で
、2つのパラメータt、、f、 を二度に分けて検出す
る点に特徴がある。テープ速度と張力とは相互に関連の
ある特性であるため、特に特性誤差が大きい場合には相
互に影響が現われt、、f。
の検出精度が悪くなる点を解消するのが本実施例のねら
いである。本実施例の効果は、二度に分けてリール駆動
系の特性誤差を抽出するため、同誤差の検出精度が向上
し前記特性誤差に対してより適切な補正が実現できるこ
とにある。
なお、上記の実施例において、前記2つのパラメータt
、、f、 を検出する順番はfl  を先に行ない後で
tl  を行ったが、この順番は逆にしても良いつこの
場合(は前実施例の検出過程を二度に分けたことと同じ
くなるっ 第6図は、本発明の他の実施例を示す図である。
この第6図は、第1図の構成とタコメータ17を微細パ
ルス69がパルスC18の他に検出できるように変更し
た事、前記タコメータ17の微細パルスを周期カウンタ
70に送る事、周期カウンタ70はクロック(24)を
受けて、微細タコパルス69のパルス周期をカウントし
力9ン)[n。
(71)をディジタルコントローラ540入カポ−ドア
2に送る事、メモリ内蔵の演算器54は入力ポードア2
から送られるカウント値n、1を入力する事の点で相違
がある。その他の構成は第1図の構成と同じである。
リール駆動系の特性誤差を抽出するためのパラメータは
”&I+ ”*を使用する点が相異する。第7図は本実
施例における補正直を決定する過程を示すフローチャー
トである。図において、テープ動作に至るまでの過程は
前実施例(第2図)と同一であり説明を省く。
ディジタルコントローラ54は、テープ動作後、ステッ
プF91にて2つのパラメータ1. 、1.を検出して
、リール駆動系の特性誤差の内過度状態での応答を補正
するためのゲイン1ilcC−、Cbを決定する。本実
施例において使用するパラメータt1は第1図の実施例
で使用したパラメータt1  と同一であり説明を省く
。さて、新しいパラメータt、。
は巻取リール側のテープ速度について、過度状態内にあ
る時間ts  でのテープ速度vaに到達する時間に相
当し、下式(20)の関係があり、巻取リール駆動系の
誤差係数β1を検出することができる。
へβ+ ja+ =VsC=Kot、)、°、β1=五
       ・・・・・・・・・(20)Lat ここに、β、:巻取リール側の誤差係数KO:設定設定
変 速度:測定時間 また、式(16)より供給リール駆動系の誤差係数β2
を検出することができる。したがって、jAl + L
atをリール駆動系の特性誤差を抽出するためのパラメ
ータとして選ぶことができる。次に、2つのパラメータ
tal + taの具体的な検出方法について詳述する
が、t、につぃては前実施例と同一であり説明を省く5
巻取リール側のテープ速度を示すカラン)@n、は入力
ポードア2を経てメモリ内蔵の演算器54へ送られてく
る。演算器54は予めメモリに設定されたカウント[n
Hとn3  を比較し、  n3≦n1.となる時間を
内蔵のクロック(24)を使ってクロック数として測定
する。なお、n□は次式を使って演算しメモリ内に設定
される。
2πR +NK、、tt。
メモリ内蔵の演算器54は、前記検出したパラメータt
□+ tat  を使用して、リール駆動係の特性誤差
の内過渡状態での応答を補正するためのゲイン[C&、
 Cb  を演算し決定する。決定された補正@ca、
Cb  はレジスタ56.57へそれぞれ設定される。
次釦、リール駆動系の特性誤差の内、定常状態での応答
を補正する補正1i Itsの決定については前実施例
と同じであり説明を省く7以上でリール駆動係の特性誤
差を補正するための2種類の補正値が決定される。メモ
リ内蔵の演算器54は適応補正が正しく実行されたかど
うかをチェックするため、新しい補正直にて再度テープ
を動作させる。その後の処理過程は前実施例(yc1図
)と同じであり説明を省く。
本実施例は、リール駆動係の特性誤差を抽出する過程で
、モータ軸のタコメータから検出するため、機構部振動
などの影響を受けに((検出精度が高いため、適切な補
正直が決定できる。さらに、−回のテープ動作にて補正
が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、リール駆動系の特
性誤差を補償する適切な駆動指令を求め、これによって
テープ駆動を行うので、短時間内で安定したテープ移送
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の実施例の動作フロー図、第5図は平均張力誤差
f1の演算を説明するための図、第4図は本発明の他の
実施例要部のブロック図、第5図は第4図の実施例の動
作フロー図、第6図は本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図、第7図は第6図の実施例の動作フロー図である。 54・・・ディジタルコントローラ、54・・・演算器
、56・・・レジスタ(C1)、67・・・レジスタ(
Cb)、61・・・レジスタ(it−)、45・・・リ
ミッタ、48゜49・・・掛は算器、50.51・・・
加算器、28・・・AD’&換器、6,7・・・リール
、8.9・・・リールモータ、2・・・磁気ヘッド、1
・・・磁気テープ、1o・・・張力センサ、17・・・
タコメータ、21・・・微細タコメータ、59.60・
・・電力アンプ、19・・・パルスカウンタ、25・・
・方向判別付周期カウンタ。 ′$30 $ 4日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、2つのリール間でテープを直接供給し巻取る形式の
    テープ移送装置における該リール駆動用のリールモータ
    の各駆動指令を各リールのテープ径に基いて算出し制御
    するテープ移送装置の制御方法において、該テープの起
    動に際し、一方のリールが停止状態から予定した基準速
    度に致るまでの時間と、該時間内における該テープの平
    均張力誤差とを求め、該時間と該平均張力誤差を用いて
    2つのリール駆動系の加速度誤差を夫々演算し、夫々の
    該加速度誤差をなくす如く2つのリール駆動系に対する
    駆動指令の補正を行うことを特徴とするテープ移送装置
    の制御方法。
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