JPS62251458A - エンジンのシリンダブロツク構造 - Google Patents

エンジンのシリンダブロツク構造

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Publication number
JPS62251458A
JPS62251458A JP9620086A JP9620086A JPS62251458A JP S62251458 A JPS62251458 A JP S62251458A JP 9620086 A JP9620086 A JP 9620086A JP 9620086 A JP9620086 A JP 9620086A JP S62251458 A JPS62251458 A JP S62251458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder block
thermostat
cylinder
side wall
balancer shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP9620086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetsugu Oda
英嗣 小田
Hiroichi Takubo
田窪 博一
Kazuaki Nishimura
一明 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP9620086A priority Critical patent/JPS62251458A/ja
Publication of JPS62251458A publication Critical patent/JPS62251458A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 <S集土の利用分野) 本発明は、シリンダブロックにバランサシャフトと冷却
系のサーモスタットとを装置するエンジンのシリンダブ
ロック構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、エンジンのシリンダブロックに形成する冷却系
において、冷却水の温度に応じて冷却水の循環系統をg
lW!するサーモスタットは、シリンダブロックとは別
体に設置され、パイプ部祠によって各部の通路と接続さ
れている(例えば、実開昭60−28218号公報)。
また、多気筒エンジンにおいて、その運転に伴って上下
方向に発生する2次の往復慣性力に起因りる撮動を打ら
消ずために、バランスウェイトを有するバランサシャフ
トをクランクシャフトの回転に連係して回転駆動するよ
うにした技術が知られている。このバランサシャフトを
シリンダブロックに内蔵するには、一般にシリンダブロ
ック側壁を外側に膨出形成し、この膨出部分に設置する
ことになる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のようにバランサシャフトをシリンダブロックの側
壁に内蔵する場合に、このバランサシャフトの回転に伴
ってバランスウェイトの偏心荷重によりその軸受部に大
きな負荷が作用することから、支持剛性の向上を図る必
要がある。
一方、サーモスタットについてもシリンダブロックに直
接設置するようにすると、エンジンのコンパクト化およ
びサーモスタットの支持剛性の向上を図ることができる
が、シリンダブロックの型口増加およびシリンダブロッ
ク自体の剛性低下を生起しないように形成する必要があ
る。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、バランサシャフトお
よびサーモスタットをシリンダブロックに設置するにつ
いて、各部の良好な剛性の確保をシリンダブロックのf
f1ffi増加を最少限にして行うようにしたエンジン
のシリンダブロック構造を提供することを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のシリンダブロック構造は、バランスウェイトを
備えるバランサシャフトをシリンダブロック側壁に形成
した膨出部に内蔵するとともに、サーモスタットを収容
するサーモスタットケースを、上記膨出部の上部とシリ
ンダ部の側壁とを連結して一体形成したことを特徴とす
るものである。
(作用) 上記シリンダブロック構造にd3いては、バランサシャ
フトを内蔵する膨出部の一部とシリンダ部の側壁とを連
結してサーモスタットケースを一体形成し、膨出部とサ
ーモスタットケースとの両者の一部共通化によりシリン
ダブロックのm品増加は少なく、一体構造によってバラ
ンサシャフトおよびサーモスタットの支持剛性が向上し
、シリンダブロック全体としても剛性が向上する。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の詳細な説明Jる。
第1図はシリンダブロックの側面図、第2図は第1図の
n−[線に沿うシリンダブロックの断面図、第3図はサ
ーモスタットケース部分の要部断面平面図である。
シリンダブロック1は上部のシリンダ部1aの下部両側
にスカート部1bが連接され、シリンダ部1aのボア1
C内に図示しないピストンが上下往復移動可能にI61
!挿され、スカート部1bの中央でシリンダ部1aの下
方にはクランクシャフト28(第4図参照)を支承する
主軸受部2が配設される。該主軸受部2とシリンダ部1
aおよびスカート部1bとは隔壁状のバルクヘッド部3
によって連結されている。
また、主軸受部2の上部両側には、シリンダブロック側
壁1dの膨出部8に内蔵された左右一対のバランサシャ
フト4.5が配設されている。このh−右のバランサシ
ャフト4.5は偏心して形成されたバランスウェイト4
a、5aを備え、前後端および中間のジャーナル部4b
、5bがバルクヘッド部3に形成された軸受部6.6に
支承されている。
ざらに、前記シリンダブロックg4壁1dにおいて、バ
ランサシャフト4,5を内蔵する膨出部8の前部上方に
は、サーモスタット9を装@ツるサーモスタットケース
10が、上記膨出部8の上側壁部の一部に連続してシリ
ンダ部1aのシリンダブ[jツク側壁1dとを連結する
ように一体に形成されている。
一方、膨出部8の中間部から後部の上方には、外側に突
出するとともにシリンダブロック1の長手方向に拡大し
た拡大室11が形成されている。
上記拡大室11は、オイルリターン通路12(またはブ
ローバイガス通路)に連通している。
また、前記サーモスタットケース10の側方におt−J
るシリンダブロック前端部分には、つA−タポンブ13
(第5図参照)を装着するウォータポンプボディ14が
、シリンダ部1aの側壁1dより外側に張り出して一体
に形成されている。
前記ウォータポンプ13の吸入側ボート15は上記ナー
モスタットケース10に側部から連通開口し、ウォータ
ポンプ13の吐出側ポート16がシリンダブロック1の
シリンダ部1aのボア外周の冷却水通路17に連通して
形成されている。また、上記サーモスタットケース10
には、底部中央にシリンダブロック1のシリンダ部1a
に一体に形成されたバイパス通路18の下流端18aが
開口され、このバイパス通路18とウォータポンプ13
の吸入側ボート15との連通がサーモスタット9によっ
て開閉される。ざらに、サーモスタットケース10に@
着されるキャップ19にはラジェータリターン通路20
が接続され、該ラジェータリターン通路20もサーモス
タット9によってU■lれ、i)7記バイパス通路18
と切換えjfl閉されるものである。
一方、前記バイパス通路18は、シリンダ部1aの下部
を長手方向に延びて、シリンダブロック1の側壁1dに
流入口18bが開口されている。
また、サーモスタットケース10にはウォータポンプ吸
入側ポート15に対向してヒータリターン通路接続口1
0aが形成されている。
なお、前記バイパス通路18と反対側のシリンダ部1a
の下部には、同様にシリンダブロック1の長手方向に延
びるオイルギヤラリ21が形成されでいる。
一方、前記バランサシャツ1−4.5の駆動8N横は、
第4図に示すように、左側のバランサシ11フト4の前
端部には駆動ギA723が固着され、この駆動ギA72
3と噛合うギヤ24を備えた中間軸25がシリンダブロ
ック1に設置ノられ、該中間軸25には前記ギヤ24と
一体に回転するチェーンスプロケット26が固着されて
いる。また、右側のバランサシャフト5の前端部にはチ
ェーンスプロケット27が設けられている。
そして、クランクシャフト28のチェーンスプロケット
29と、前記中間軸25および右側バランサシャフト5
のチェーンスプロケット26,27にそれぞれチェーン
30が巻き掛けられ、クランクシャフト28の回転にス
・1して右側のバランサシャフト5はそのまま、左側の
バランサシャフト4は中間軸25を介して回転駆動され
、左右のバランサシャフト4.5が互いに反対方向に回
転駆動される。また、このバランサシャフト4.5は、
クランクシャフト28の2(8の速度で回転駆動され、
その回転位相はピストンが上死点もしくは下死点にある
時にバランスウェイト4a、5aが下方に偏心して位置
するように設けられている。なお、31はチェーンテン
ショナ、32.33はガイド部材である。
次に、第5図に上記シリンダブロック1における冷却系
の概略構成を示す。シリンダブロック1の前端部に設置
されたウォータポンプ13の吐出側ボート16から吐出
された冷却水は、シリンダブロック1のシリンダ部1a
のボア外周の前記冷却水通路17からシリンダヘッド3
5に流れ、シリンダヘッド35の後端の流出口36から
ラジェータ送給通路37とバイパス通路18とに分岐す
る。バイパス通路18はシリンダブロック1側面の流入
口18bから、シリンダブロック1内のバイパス通路1
8を通り、サーモスタットケース10を介してウォータ
ポンプ13の吸入側ボート15に連通ずる。
また、前記ラジェータ送給通路37はラジェータ38に
接続され、このラジェータ38からのラジェータリター
ン通路20はナーモスタットケース10を介して、前記
ウォータポンプ13に連通される。ざらに、シリンダブ
ロック1の他側面から導出されたヒータ通路40はヒー
タコア41を通って、ヒータリターン通路42が前記サ
ーモスタットケース10にa3ける接続口10aに接続
され、ウォータポンプ13に連通されている。上記バイ
パス通路18およびラジェータリターン通路20とウォ
ータポンプ13の吸入側ボート15との接続が、サーモ
スタットケース10に収容されたサーモスタット9によ
って切換え開閉される。
そして、エンジン温度が低い場合には、1ノーモスタツ
ト9はラジェータリターン通路20を閉じる一方、バイ
パス通路18を開弁じており、シリンダブロック1およ
びシリンダヘッド35を流通した冷却水を、バイパス通
路18によりラジェータ38をバイパスしてウォータポ
ンプ13に戻して循EATるようにしている。
一方、エンジン温度が上昇すると、す〜モスラット9は
前記バイパス通路18を閏じて、ラジエ−タリターン通
路20を開弁じ、シリンダブロック1およびシリンダヘ
ッド35を経た冷却水をラジェータ38で冷却した後、
サーモスタット9からウォータポンプ13によって再び
送給され、エンジンを冷W循環するものである。
上記構造のシリンダブロック1において、シリンダブロ
ック側11dのバランサシャフト4.5を内蔵する膨出
部8は、前端部側ではウォータポンプボディ14および
サーモスタットケース10が連続するように形成されて
剛性が増大するとともに、中間部から後部に掛けては拡
大室11が連続的に形成されて剛性が向上している。
(発明の効果) 上記のような本発明によれば、バランサシャフトを内j
ili−1膨出部の近傍の空間を利用してサーモスタッ
トケースを一体に形成したことにより、サーモスタット
の設置がコンパクトにでき、また、上記サーモスタット
ケースによってシリンダブロック側壁と膨出部を連結し
て、該膨出部、サーモスタットケースおよびシリンダブ
ロック全体の剛性を向上−4にとができ、バランサシャ
フトJ3よびサーモスタットの支持剛性が増大できる。
しかも、膨出部とサーモスタットケースとの一部共有化
によりシリンダブロックの[lk増加を最少限度として
固有振動数の低下が阻止できる。
また、上記実施例のように、シリンダブロックのシリン
ダ部とスカート部との間の折曲げ節部に’t−Eスタッ
トケースを形成すると、荷車が集中して強度的に弱くな
る上記節部の補強かでき、シリンダブロックの剛性向上
効果が大きい。ざらに、膨出部の前端部側にサーモスタ
ットケースを形成することにより、バランサシ1フトの
駆動側で最も荷重の作用する部分の支持剛性が向上し、
効果的である。
一方、膨出部とシリンダブロック側壁とを連結してナー
モスタットケースを一体形成するようにしたことにより
、サーモスタットの別体取付けに対して部品点数が低減
するとともに、サーモスタットの支持剛性が向上し、し
かも、一体形成による取付部および通路の接続部が低減
してシール性の確保が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるサーモスタットを装
着した状態のシリンダブロックの側面図、第2図は第1
図のff1−ff線に沿うシリンダブロックの断面図、 第3図はサーモスタットケース部分の要部断面平面図、 第4図はバランサシャフトの駆動機構を示ず要部正面図
、 第5図は冷却系の概略構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バランスウェイトを備えるバランサシャフトをシ
    リンダブロック側壁に形成した膨出部に内蔵するととも
    に、サーモスタットを収容するサーモスタットケースを
    、上記膨出部の上部とシリンダ部のシリンダブロック側
    壁とを連結して一体形成したことを特徴とするエンジン
    のシリンダブロック構造。
JP9620086A 1986-04-25 1986-04-25 エンジンのシリンダブロツク構造 Pending JPS62251458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9620086A JPS62251458A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 エンジンのシリンダブロツク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9620086A JPS62251458A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 エンジンのシリンダブロツク構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62251458A true JPS62251458A (ja) 1987-11-02

Family

ID=14158642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9620086A Pending JPS62251458A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 エンジンのシリンダブロツク構造

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JP (1) JPS62251458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2108794B1 (en) * 2008-03-27 2014-07-16 Honda Motor Co., Ltd. Cooling system for internal combustion engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2108794B1 (en) * 2008-03-27 2014-07-16 Honda Motor Co., Ltd. Cooling system for internal combustion engine

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