JPS62251112A - バンパ−ビ−ムの製造方法 - Google Patents

バンパ−ビ−ムの製造方法

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JPS62251112A
JPS62251112A JP61095929A JP9592986A JPS62251112A JP S62251112 A JPS62251112 A JP S62251112A JP 61095929 A JP61095929 A JP 61095929A JP 9592986 A JP9592986 A JP 9592986A JP S62251112 A JPS62251112 A JP S62251112A
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JP
Japan
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monoalcohol
cavity
polymer
unsaturated
reinforcing material
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JPH0579012B2 (ja
Inventor
Toyohiko Okina
翁 豊彦
Ichiro Tsushima
津嶋 市郎
Satoshi Kawabata
川端 聡
Akinori Teranishi
寺西 秋徳
Hiroshi Goto
博史 後藤
Tetsuo Ooyama
大山 哲夫
Rikio Yoshida
吏規夫 吉田
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Inoac Corp
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Inoue MTP KK
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はバンピービームの製造方法に関する。
(従来の技術) 自動車用バンパーとしては、自動車の種類等によって第
3図の一部切欠き斜視図に示すような、プラスチック表
皮材12と、その裏面に配置される補強用のバンパービ
ーム14とからなるものが用いられている。
ところで、従来のバンパービームとしては、金属からな
るもの、あるいは繊維強化プラスチックからなるものが
用いられている。そして、それらの製造は、高張力鋼板
をプレス成形することにより、あるいは繊維補強材に不
飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させてな
る成形材を複数積層して、スタンピングすることにより
行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記製造方法によって得られるものは、
金属製のものにあっては重く、また繊維強化プラスチッ
クからなるものにあっては剛性を高めるため厚みが10
mm程と厚くなり、かつ重い問題がある。
この発明は前記問題を解決してなるバンパービームを得
るための新規な製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の要旨とするところは、ガラス長繊維マットか
らなる補強材を成形型のキャビティに装置し、次式(I
)で示されるフマレートエステルモノアルコール (ここでnは0〜4)を95%以上含む不飽和モノアル
コールとポリイソシアネートとからなるポリマーを、該
キャビティ内で反応射出成形し、該補強材とポリマーと
を一体としてバンパービームの製造を行うところにある
(作用〉 フマレートエステルモノアルコールハ、液状変成4.4
′−ジフェニルメタンジイソシアネート(M D I 
)の如くポリイソシアネートと反応し、次式(n)で示
す構造のものとなる。
この反応において、過酸化物を含む場合には二種類の二
重結合も更に反応して、不飽和ポリエステルのような高
架橋密度ポリマーとなる。脂肪族ポリイソシアネートに
ついても同様である。ここで、高架橋密度ポリマーとは
、ウレタン結合とラジカル結合とを含むポリマーをいう
(I)式で示されるフマレートエステルモノアルコール
を95%以上含む不飽和モノアルコールとしては、例え
ばメタクリル酸、プロピレンオキサイド、無水マレイン
酸とからアミン触媒の存在下で合成される不飽和モノア
ルコールを用いるのが好適である。このようにして得ら
れる不飽和モノアルコールは、マレートエステル異性体
0〜5%含む。その不飽和モノアルコールは、その粘度
が約400cps (25℃)と低く、かつポリイソシ
アネートとの反応射出(RIM)成形時の混合原料にお
いても、初期の増粘速度が低い性質を有し、ウレタンR
IM成形における高粘度、高増粘性とは大きく異なる。
第4図は、RIM用ウレタン原料と本発明において用い
るポリマー形成用混合原料−例とについての20℃にお
ける粘度曲線である。用いたウレタン原料の配合は、分
子量6000.08価28、官能基数3のポリエーテル
ポリオール100重量部、エチレングリコール19重量
部、架橋剤0.1重量部、フタル酸ジオクチル(D O
P ) 80重量部、およびN00%29の変性MDI
IIO重量部からなる。一方比較する混合原料の配合は
、フマレートエステルモノアルコール100重量部、ジ
ブチルチンジラウレート0.1重量部、キレートコバル
ト化合物0.4重量部、DOP50重量部、N00%2
9の変性MDI50重量部、及び第三ブチルパーベンゾ
エイト5゜1重量部からなる。なお、DOPは粘度測定
を容易とするために加えたもので、いずれの配合におい
ても含量を26%に調整しである。
従って、従来のウレタンRIM成形によっては、その高
増粘性に起因する低流動性のために欠肉等を生じ易かっ
たバンパービームの如(大型モールド成形品にあっても
、この発明の方法によれば、型キヤビテイ内に注入され
た混合原料が、その反応初期の低増粘性に起因する高流
動性のためにキャビティ内に万遍無く行きわたり、ガラ
ス長繊維マットからなる補強材内に一様に含浸して硬化
し、高架橋密度ポリマーとなるので、良好な外観、一様
な物性を有するバンパービームを得ることができる。得
られたバンパービームは、高架橋密度ポリマーと、ガラ
ス長繊維マット補強材との複合一体物であるために、非
常に強度、剛性が高くなり、その結果厚みを薄くでき、
軽量とすることができるのである。又、モールド成形で
あるために、精緻かつ同一形状のものを得ることも可能
となる。
(実施例) 以下この発明の一実施例について説明する。
第1図はバンパービーム成形途中における、成形型断面
図である。
成形型は、上型16と下型18との分割型からなり、閉
型時にバンパービーム外形を構成するキャビティ面15
a、18aを有する。
その上型のキャビテイ面16aにまず補強材20を装置
する。その装置は、キャビテイ面16aに設けた係止ピ
ンあるいは粘着テープ(共に図示せず)等を用いて行う
。更に必要な部位にはカーボンファイバー等からなる補
助補強材(図示せず)を装置する。補強材20は、ガラ
ス長繊維マットからなり、あらかじめ所定形状としたも
の、あるいはキャビテイ面16aへの装置時に所定形状
に変形されるものである。補強材20の厚みは通常1〜
8 mm程度とされるが、自動車の大きさ、構造等によ
って最適値が選択される。なお、この実施例に使用した
ガラス長繊維マットは、600g / m″のコンティ
ニュアスストランドマット(旭ファイバーグラス側製M
 −8609)である。
補強材20をキャビテイ面16aに装置した後に上型1
6と下型18とを閉型する。そして、閉型により形成さ
れたキャビティ内に、あらかじめ分割面にセットしてお
いたRIM成形機のノズル22を用いてポリマー形成用
混合原料を射出する。なお、成形時の型構造等によって
は、ポリマー形成用混合原料の射出後閉型する場合もあ
る。ポリマー形成用混合原料は、射出前にあってはA成
分、B成分の二成分に分離した状態でRIM成形機内に
収容されており、射出時にノズル22部においてA、B
成分が高圧で衝突し、混合されるものである。なお、こ
のRIM成形機は、通常のウレタンRIM成形機と同機
構からなるものである。A、B成分の配合例は次の如く
である。
OA成分 不飽和モノアルコール      100 重11(フ
マレートエステルモノアルコール99%、マレートエス
テルモノアルコール1%、08価188) ジブチルチンジラウレート    0.15〃キレ一ト
コバルト化合物     0.20−OB成分 変性MDI(29NCO%)     51.1  〃
(I −143L  エムデー化成■製)第三ブチルパ
ーベンゾエイト2.5〃 ジブチルチンジラウレート、キレートコバルト化合物、
第三ブチルパーベンゾエイトの三種の触媒の添加量は、
キャビティ形状、生産サイクル等によって最適な反応速
度となるように設定される。
又、ジメチルチンジラウレート、スタナスオクトエイト
等も触媒として使用し得る。
ポリイソシアネートについては、芳香族系に限らず、脂
肪族系のものも使用される。
キャビティ内に射出されたASB成分の混合原料は、反
応初期の増粘性が低いことから流動性に優れ、キャビテ
ィ内に万病なく行きわたり、補強材20及び補助補強材
内に一様に含浸した後硬化して高架橋密度のポリマーと
なり、補強材20等と複合一体化する。そして、その複
合一体物を脱型して第2図の如くバンパービーム24を
得る。26はバンパービーム24を自動車ボディに取り
付けるための取付手段である。
得られたバンパービーム24は、高架橋密度ノホリマー
と補強材との複合一体物であるために、剛性及び強度に
おいて非常に優れたものとなるので、通常の自動車にあ
っては4〜6胴厚で十分な剛性、強度を有する。
(発明の効果) この発明の製造方法によれば、高剛性、高強度のバンパ
ービームを製造することができるので、そのバンパービ
ームは厚みを薄くしても十分に必要な剛性、強度を保持
することができ、しかもその薄肉化と金属を使用しない
ことの両効果により非常に軽量なものとなるのである。
又、ポリマー形成用混合原料の反応初期における低粘性
により、補強材への含浸が容易、均一となるので、均一
な物性のバンパービームを得ることもできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明一実施例におけるバンパービームの製
造途中を示す成形型の断面図、第2図はこの発明の実施
により得られたバンパービームの断面図、第3図はバン
パーの一部切欠き斜視図、第4図はRIM用ウレタン原
料と、ポリマー形成用混合原料とについての粘度曲線で
ある。 20  補強材 特許出願人  井上エムチーピー株式会社I 第1図 第2図 第3図 −IA 第4図 反  応  時  M   (分 ) 手続補正書 昭和61年10月17日 昭和61年特許願第95929号 2、発明の名称 バンパービームの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 〒450 住 所  名古屋市中村区名駅南二丁目13番4号4、
補正命令の日付 自  発 60.補正の内容 ■ 明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 ■ 明細書3ペ一ジ10行目にある化学構造式、を下記
の如く訂正する。 記 (別 紙) 特許請求の範囲 ガラス長繊維マットからなる補強材を成形型のキャビテ
ィに装置し、次式(I)で示されるフマレートエステル
モノアルコール (ここでnは0〜4〉を95%以上含む不飽和モノアル
コールとポリイソシアネートとからなるポリマーを、該
キャビティ内で反応射出成形し、該補強材とポリマーと
を一体とすることを特徴とするバンパービームの製造方
法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ガラス長繊維マットからなる補強材を成形型のキャビテ
    ィに装置し、次式( I )で示されるフマレートエステ
    ルモノアルコール ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここでnは0〜4)を95%以上含む不飽和モノアル
    コールとポリイソシアネートとからなるポリマーを、該
    キャビティ内で反応射出成形し、該補強材とポリマーと
    を一体とすることを特徴とするバンパービームの製造方
    法。
JP61095929A 1986-04-25 1986-04-25 バンパ−ビ−ムの製造方法 Granted JPS62251112A (ja)

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JPS62251112A true JPS62251112A (ja) 1987-10-31
JPH0579012B2 JPH0579012B2 (ja) 1993-11-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02231244A (ja) * 1988-09-14 1990-09-13 Daikyo Inc バンパー用強度部材
JPH0553916U (ja) * 1991-12-24 1993-07-20 株式会社カンセイ 樹脂成形品
KR102067977B1 (ko) * 2018-12-26 2020-01-20 김한용 차량용 범퍼빔 제조장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102067977B1 (ko) * 2018-12-26 2020-01-20 김한용 차량용 범퍼빔 제조장치

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