JPH02231244A - バンパー用強度部材 - Google Patents

バンパー用強度部材

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JPH02231244A JP1229964A JP22996489A JPH02231244A JP H02231244 A JPH02231244 A JP H02231244A JP 1229964 A JP1229964 A JP 1229964A JP 22996489 A JP22996489 A JP 22996489A JP H02231244 A JPH02231244 A JP H02231244A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバンパー用強度部材の改良に関するものである
(従来技術とその問題点) 近年、自動車のバンパーきして、軽量化を図ったプラス
チック製バンパーが提供されており、股に第1図に示す
ように、表皮部材lとエネルギー吸収体である発泡体緩
衝材2と剛性支持部材である強度部材3とから構成され
る。特に、強度部材3は軽量にて剛性の高い材料として
ガラス繊維強化プラスチック(FRP)が使用される。
かかるガラス繊維強化プラスチックとして、ガラス繊維
構造面からは、上下樹脂間に短いストランドのガラス繊
維(ランダム材)を無作為に散布してあらゆる方向に均
一な引張り強度を有するSMC(シ一トモールドコンパ
ウンド)を使用すると、強度部材の長手方向における強
度が不足するため、特公昭51−48667号に示され
るようにSMCとして強度部材の長手方向に連統したガ
ラス繊維(一方向性材)を上記ランダム材と交互に配設
するものの使用が推奨される。しかしながら、この種一
方向性材を配設した強度部材を使用するバンパーに衝突
荷重が加わると、マトリックス樹脂側に亀裂が生ずる傾
向にあり、エネルギー吸収性能の向上には限界があった
他方、マトリックス用樹脂面からは、舟艇等に用いられ
る不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維とを組み合わせ
I;ガラス繊維強化不飽和ポリエステル樹脂組成物では
バンパー用強度部材のような高耐衝撃性を必要とする用
途には不十分であるので、比較的分子量の高い不飽和ポ
リエステル樹脂を使用したり、柔軟性および靭性に優れ
た不飽和ポリエステル樹脂を使用したり、強化材である
ガラス繊維を多く使用する方法が提案されているものの
、耐衝撃性の点で十分でないとして、米国特許第4.0
67.845号および同第4,327,145号ではウ
レタン変成不飽和ポリエステル樹脂の使用が提案されて
いる現状にある。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記改善はガラス繊維強化プラスチックがガ
ラス繊維とマトリックス樹脂との相互作用にあるものの
、ガラス繊維またはマトリックス樹脂の一方のみに着目
するものであるため、両者の相互作用によって生ずる亀
裂に対する考慮が不十分であるという問題点がある。そ
こで、本発明は両者の相互作用に着目し、バンパー用強
度部材としてガラス繊維強化熱硬化性プラスチックを用
いる場合の割れに対する改善を図り、もってエネルギー
吸収性能を向上させることを目的とする。
(課題解決のための手段) 本発明はガラス繊維強化熱硬化性グラスチック製強度部
材において、エネルギー吸収との関係を検討してみると
、マトリックス樹脂に亀裂が発生すると、切り欠き効果
(ノッチェ7エクト)によりガラス繊維が切断しやすく
なるため、マトリックス樹脂の伸び率を向上させ、ガラ
ス繊維が破壊するまでマトリックスの特性を保持させる
のがエネルギー吸収性能の向上に最も効果的であること
が見出された結果、完成したもので、その要旨とすると
ころは、 強化材としてのガラスamと、それを内部に分散させる
マトリックスとしての熱硬化性樹脂とからなるガラス繊
維強化熱硬化性プラスチックから製造されるバンパー用
強度部材であって、ガラス繊維と複合するマトリックス
用熱硬化性樹脂がガラス繊維より大きい伸び率に調整さ
れていることをことを要旨とするバンパー用強度部材に
ある。
本発明において、強度部材に使用されるガラス繊維は通
常、繊維の束であるストランドとして用いられる。繊維
の伸び率はおよそ4%であるから、マトリックス樹脂の
硬化時の伸び率は4〜30%に設定される。マトリック
ス樹脂の伸び率が4%未満ではガラス繊維の破断より先
にマトリックス樹脂が破断されて充分に相乗作用を発揮
できないからである。
他方、マトリックス樹脂の伸び率が、30%を越えると
、ガラス繊維との結合度が弱くなり、ヤング率が低下し
て強度部材として必要な剛性が得られないからである。
特に、他の強度部材物性との関係においては7〜lO%
が好ましい。
マトリックス樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂にウ
レタンを変性したもの、即ち、不飽和ポリエステル樹脂
をポリイソシア不一ト化合物のウレタン化反応と同時に
重合させるかまI;はその後重合させたウレタン変成不
飽和ポリエステル樹脂、例えば、ウレタン変性不飽和ポ
リエステル樹脂「AGU−2100」(Acインタナシ
ョナル・ケミカル社製)が使用できる他、ビニルエステ
ル樹脂も同様に上記伸び率に調整ずることができる樹脂
の代表例として挙げることができる。
上記ウレタン変成不飽和ポリエステル樹脂を製造するに
あたっては、不飽和ポリエステルを重合性ビニル単量体
および重合禁止剤と、要すれば、多価アルコールの存在
下に相互溶解させて得た常温で液状の不飽和ポリエステ
ル樹脂、常温で液状のポリイソシアネート化合物および
熱分解型ラジカル重合開始剤を均一に混合した後、予め
ウレタン化反応を行わしめることによって増粘(いわゆ
るBステージ化)させるのがよい。それにより、ベタツ
キがなく、成形時の流動性に優れたシート状もしくは塊
状の成形材料を作製することかでさる。この成形材料は
熱グレス成形することによって、ラジカル重合反応を行
わせるとウレタンの変成度合によってその伸び率を所定
の値に調製することができる。また、上記液状の不飽和
ポリエステル樹脂と常温で液状のポリイソンアネート化
合物とを所定温度に保持した金型内に均一混合しつつ注
入してウレタン化反応とラジカル重合反応とをほぼ同時
に行わせるようにするのがよい。
上記ガラス繊維としては約1インチ程度に切断されたチ
Hツブドストランドを用い、第4図に示すようにランダ
ム充填を行うか(以下、Xタイプという)、あるいは上
記チョップドストランドと一方向に連続した一方向性ス
トランドとを組み合わせ、第5図のように交互に充填配
設するようにしてよい(以下、Yタイプという)。前者
の場台、上記成形品重量の50〜70重量%を配合する
のが適当である。後者の場合も全体として成形品重量の
50〜7031量%を配合するが、そのうちチョップド
ストランド70〜90重量%、一方向性繊維を残り10
〜30重量%配合するのが適当である。
これらガラス繊維は旭7アイバーグラス株式会社製のも
のを使用することができる。
上記強度部材は第6図および第7図に示すように開断面
形式のもの(以下、Aタイプという)、第8図および第
9図に示す背面を封鎖した閉断面形式のもの(以下、B
タイプという)とすることができるだけでなく、第3図
に示すように強度部材のみからなるバンパーBをバンパ
ースティSに取り付ける場合にも適用することができる
(作用) 本発明によれば、ガラス繊維が破断するに至るまでこの
ガラス繊維のマトリックスを形成する樹脂が破断しない
ため、ガラス繊維とマトリックス樹脂との相乗作用によ
る大きな衝突荷重に耐えうるFRP特有のエネルギー吸
収性能を発揮することができる。
以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づき、詳細に
説明する。
(実施例) 第l図は本発明の対象とされるバンパーの概要を示す平
面図で、第2図はその縦断面図で、表皮部材lの内部に
はウレタン発泡体等の緩衝材2を嵌挿または充填し、該
緩衝材2に当接して強度部材3を設け、ステ−4を介し
て図示しないボディに取り付けるようになっている。
上記強度部材3は以下のSMC工法により製造しj二。
強度部材の製法 (実施例l) 反応器にイソフタル酸1348重量部(以下、単に部と
称する)、ネオペンチルグリコール1657部、エチレ
ングリコール988部を仕込み、窒素ガスを流しながら
撹拌、加熱を開始し、徐々に昇温し、最高温度205℃
で、常法に従って脱水縮合反応を行い、反応混合物の酸
価が4.7になったところで加熱を停め、120℃まで
冷却し、次にフマル酸1884部を仕込んだ後、再び加
熱を開始し、最高温度225℃で脱水縮合反応を行い、
不飽和ポリエステルを得る。その後、170゜Cまで冷
却し、ハイドロキノン12部、バラベンゾキノン2、5
部を添加し、スチレンに溶解して不飽和ポリエステル樹
脂を得る。この不飽和ポリエステル樹脂350部にポリ
エチレングリコールl48部、t−プチルバーベンゾエ
ート5部を均一混合した後、ポリイソシアネート化合物
207部を加えて素早く混合して硬化時の伸び率7%の
マトリックス樹脂を得る。このマトリックス樹脂100
部に対し1インチ長さのチョップドストランド190部
を常法により均一に含浸させ、シート状にし、熟成し、
タックフリー状態のSMCを得る。これを所定寸法に裁
断して計量して加熱された金聖にチャージし、加圧して
硬化後脱型して強度部材を得る。また、上記実施例lと
同様にして、不飽和ポリエステル樹脂をウレタン変成さ
せることによりマトリックス樹脂のその伸び率を調整し
、その物性を第1表に示す。
第1表 本発明のマトリックス樹脂の物性 (実施例2) 実蒐例1で使用したマトリックス樹脂100部に対し1
インチ長さのチョップドストランド146部、一方向性
ストランド44部を第5図に示すように、交互に配列す
るように均一に含浸させ、シート状にし、熟成し、タッ
クフリー状態のSMCを得る。これを所定寸法に裁断し
て計量して加熱された金型にチャージし、加圧して硬化
後脱型して強度部材を得る。
(比較例) 上記実施例と同様の反応器を用い、イソフタル#184
6fi、無水”rレイン#l 6 3 5ffi、フ0
ピレングリコール2220部を上記実施例と同様の方法
で反応させ、酸価25.5の不飽和ポリエステルを合成
した後、スチレンで溶解し、不飽和ポリエステル樹脂を
得る。この不飽和ポリエステル樹脂3500部にステア
リン酸亜鉛105部、酸化マグネシウム70部、t−プ
チルバーペンゾ工− ト3 5部に変更した以外は実施
例と同様にして伸び2%のマトリックス樹脂を得る。
このマトリックス樹脂100部に対し1インチ長さのチ
ョップドストランド150部を常法により均一に含浸さ
せ、シート状にし、熟成し、タツク7り一状態のSMC
を得る。これを所定寸法に裁断して計量して加熱された
金型にチャージし、加圧して硬化後脱型して強度部材を
得る。
(比較例2) 比較例lで使用したマトリックス樹脂100部に対しl
インチ長さのチeツプドストランド113部、一方向性
ストランド37部を交互に配列するように常法により均
一に含浸させ、シート状にし、熟成し、タックフリー状
態のSMCを得る。
これを所定寸法に戟断じて計量して加熱された金型にチ
ャージし、加圧して硬化後脱型して強度部材を得る。
(静荷重試験) 伸び率7%のマトリックス樹脂を使用した実施例■の開
断面強度部材(A−X)および実施例2の開断面強度部
材(A − Y)伸び率2%のマトリックス樹脂を使用
した比較例lの開断面強度部材(A−X>および比較例
2の開断面強度部材(A − Y)とを次のようにして
静荷重試験を行い、そのたわみ量と発生荷重との関係を
比較した。
試験方法 第15図(a),および(b)に示すように、組み立て
て行う。
■受け治具5に強度部材3をボルト締めにて固定する。
■図示しない試験$ll(島津製作所製才一トグラフA
G− 1 0TA)の受台に上記治具をセットする。
■強度部材3の中央部に200XIOOXlOrflI
1の硬質ゴム6を介して押し当て治具7をセットする。
■無荷重状態で0点を調整する。
■加圧開始一荷重/たわみを連続的に記録していく。
■破壊点で如圧を停止する。
その結果を第10図に示す。比較例2のチョップドスト
ランドと一方向性ストランドを交互配列している場合は
約3 . 5 tonを越えたところで樹脂割れが生じ
、ストランドが破断した。これに対し、実施例2の場合
は約6 tonまでは十分に堪え、6.5 tonを越
えたと.ころで樹脂割れと同時に、ストランドが破断し
た。他方、比較例lの場合はチョップドストランドだけ
であるから、発生荷重は2tonを越えず、たわみ量2
0+n+近辺から樹脂が破断を開始し、次いでストラン
ドも破断した。これに対し、実施例lの場合は実施例2
よりも発生荷重は小さいが、比較例2の一方向性ストラ
ンドを使用する場合よりも大きく、マトリックス樹脂の
伸び率がガラス繊維よりも大きいと、強度部材のたわみ
量を大きくして大きな荷重に耐えるものとすることがで
きることがわかる。上記変化およびその面積から次の破
壊荷重および吸収エネルギーを読み取ることができる。
タイプ 破壊荷重 吸収エネルギー 比較例L  A−X  l .9ton  2 8 2
 5 0kgfmm2  A−Y  3.7    2
8675実施例I  A−X  4.9    551
252  A−Y  6.6    92400(マト
リックス樹脂伸び率と曲げ強度および引張強度との関係
) 不飽和ポリエステル樹脂をウレタン変成して伸び率2〜
25%に調整したマトリックス樹脂のみで作成した注型
板とそのマトリックス樹脂にチョップドストランドを成
形品の65重量%を含浸したSMC板との樹脂伸び率の
変化と曲げ強度と引張強度の変化をJISK7054お
よび7055にて測定した。結果を第11図に示す。
注型板の場合は樹脂の伸び率に従って、曲げ強度および
引張強度は減少するが、SMC板の場合は樹脂伸び率5
%までは急激に上昇し、以後ほぼ殆ど変化しなかった。
(マトリックス樹脂伸び率と曲げ弾性率および引張弾性
率との関係) 不飽和ポリエステル樹脂をウレタン変成して伸び率2〜
25%に調整したマトリックス樹脂のみで作成した注型
板とそのマトリックス樹脂にチョップドストランドを成
形品の65重量%を含浸したSMC板との樹脂伸び率の
変化と曲げ弾性率と引張弾性率の変化をJISK705
48よび7055にて測定した。結果を第12図に示す
注型板の場合は樹脂の伸び率に従って、曲げ弾性率およ
び引張弾性率は減少するが、SMC板の場合は樹脂伸び
率5%までは急激に上昇し、7%前後で最大の弾性率が
得られることがわかる。
(ペンデュラム試験) 不飽和ポリエステル樹脂をウレタン変成して伸び率4〜
50%に調整したマトリックス樹脂にチョップドストラ
ンドを成形品の65重量%相当量第4図のように含浸し
たSMC板から製造された強度部材(B−Xタイプ)と
、チョップドストランドおよび一方向性ストランドを成
形品の65重量%相当量第5図のように含浸したSMC
板から製造された強度部材(B−Yタイプ)について、
マトリックス樹脂伸び率とペンデュラム試験時のクリヤ
ー打撃速度との関係を調査すると第13図および第14
図に示す通りであった。
尚、試験条件は第16図および第17図に示すように、
車体重量は1300kgの自動車に上記強度部材3を取
り付け、同重量の振り子を最下位置で強度部材3を打撃
するように設定し、車体のブレーキ、ギヤ等を解除して
所定の高さから振り子を落下させる。 上記結果より、
マトリックス樹脂の伸び率がガラス繊維の伸び率を越え
ると、曲げ強度および引張強度は減少するが、強度部材
に割れが発生するNGラインおよび異常のないOKライ
ンが上昇し、マトリックス樹脂の伸び率7%で最高値が
得られた。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、プラス
チック製バンパーにおいて、上記強度部材がガラス繊維
強化熱硬化性プラスチックからなり、ガラス繊維と複合
するマトリックス樹脂がガラス繊維より大きい伸び率に
調整したので、ガラス繊維が破断するに至るまでこのガ
ラス繊維のマトリックスを形成する樹脂が破断せず、ガ
ラス繊維とマトリックス樹脂との相乗作用による大きな
衝突荷重に耐えうるFRP特有のエネルギー吸収性能を
発揮することができる。また、マトリックス樹脂の伸び
率を調整するだけでよいので、製造が容易である。
尚、本発明は第10に示す表皮部材、発泡体緩衝材及び
強度部材とからなるプラスチック製バンパーに基づいて
説明したが、第3図に示す強度部材のみからなるバンパ
ーBをバンパーステイSに取り付ける場合にも適用する
ことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
嬉1図は本発明の対象とされるバンパーの概要を示す平
面図で、第2図はその縦断面図、第3図は本発明の対象
とされる他のバンパーの縦断面図、第4図はマトリック
ス樹脂にチョップドストランドをランダム配向した状態
の断面模式図、第5図はマトリックス樹脂にチョップド
ストランドとコンテニュアスストランドとを交互に配置
した状態の断面模式図、第6図は本発明が適用される開
断面タイプの強度部材の斜視図、第7図は第6図の中央
断面斜視図、第8図は閉断面タイプの強度部材の斜視図
、第9図は第8図の中央断面斜視図、茅IO図は静荷重
試験での強度部材のたわみ量と発生荷重との関係を示す
グラフ、第11図は樹脂伸び率と曲げ強度および引張強
度との関係を示すグラフ、第12図は樹脂伸び率と曲げ
弾性率および引張弾性率との関係を示すグラフ、第13
図および第14図は図示の閉断面強度部材の樹脂伸び率
とペンデュラム試験時のクリヤー打撃速度との関係を示
すグラフ、第15図(aXb)は静荷重試験装置を示す
正面図および断面側面図、第16図はペンデュラム試験
の概要を示す説明図、第17図は衝撃位置の詳細図であ
る。 l・・・表皮部材、2・・・発泡体緩衝材3・・・強度
部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、強化材としてのガラス繊維と、それを内部に分散さ
    せるマトリックスとしての熱硬化性樹脂とからなるガラ
    ス繊維強化熱硬化性プラスチックから製造されるバンパ
    ー用強度部材であって、ガラス繊維と複合するマトリッ
    クス用熱硬化性樹脂がガラス繊維より大きい伸び率に調
    整されていることを特徴とするバンパー用強度部材。 2、上記ガラス繊維がチョップドストランドであって、
    成形品重量の50〜70重量%を上記マトリックス樹脂
    に対しランダムに充填配設してなる請求項1記載のバン
    パー用強度部材。 3、上記ガラス繊維がチョップドストランドと一方向性
    ストランドとからなり、成形品重量の50〜70重量%
    を含み、上記マトリックス樹脂に対し、チョップドスト
    ランドをそのうち70〜90重量%、一方向性繊維を残
    部10〜30重量%を交互に充填配設してなる請求項1
    記載のバンパー用強度部材。 4、上記マトリックス用熱硬化性樹脂がその伸び率4〜
    30%に調整されているウレタン変成不飽和ポリエステ
    ル樹脂からなる請求項1〜3のいずれかに記載のバンパ
    ー用強度部材。
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