JPS62248752A - タイルの乾式施工方法 - Google Patents

タイルの乾式施工方法

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JPS62248752A
JPS62248752A JP9315086A JP9315086A JPS62248752A JP S62248752 A JPS62248752 A JP S62248752A JP 9315086 A JP9315086 A JP 9315086A JP 9315086 A JP9315086 A JP 9315086A JP S62248752 A JPS62248752 A JP S62248752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
metal fitting
crank
attached
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP9315086A
Other languages
English (en)
Inventor
谷川 琢洋
利博 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタイルの乾式施工方法に係り、特に800 m
m角以上の薄肉大型タイルを乾式施工するのに有効な方
法に関する。
[従来技術とその問題点] 式施工する場合、第8@に示す如く、タイル1の四隅に
釘打ち用の穴2を予めあけて下地3に釘4を用いて止め
付けるか、第9図に示したようにH形断面形状に折曲加
工した金具5を用いてタイル1の辺部を差込めるように
し、金具5自身は下地に釘打ち止めするようにしていた
しかしながら、いずれの場合でも釘4や金具5がタイル
外表面上に露出するため美感上好ましくない問題があり
、美感上の観点からは接着剤張りやモルタル張り等の湿
式施工に佼らざるを得なかった。したがって、施工が簡
便でかつタイル施工表面上に固定金具等が露出しない新
たな乾式1法が要望されていた。
一方、第1θ図に示した石張り工法の如く、石材6にダ
ボ穴7を穿ち、下地3に取付けられる固定金具8の目地
部差込片に設けたダボ9を用いて施工すれば外観上の問
題はなくなるが、タイルの如く肉厚が薄いもの(約10
mm)では石張り工法を採用することができない。
タイルを単体で乾式施工でき、しかも下地との固定用に
供される金具がタイル表面に露出することのない新たな
乾式施工方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係るタイルの乾式
施工方法は、タイル本体の裏面上下部に予めナツト材を
取付けてなるタイルを準備し、このタイルの上部ナツト
材に対しクランク形金具をボルト結合するとともに、下
部ナツト材に対し。
タイル裏面部との間に差込溝を形成する板状金具を取付
け、下地アンカボルトに前記クランク形金具を係合止着
させ、かつクランク形金具に取付けたL形量は金具を前
記タイル下辺の差込溝に挿入させることによりタイル施
工をなすように構成した。
斯かる構成によれば、タイル裏面のナツト材にボルトを
締着して固定用の金具を取付けることができ、この裏面
側の金具を介して下地への取付は固定ができる。したが
って、タイル自身に穴をあけ、あるいはタイル辺を挿入
して目地から外表面に露出するような金具を用いずに乾
式施工ができ、現場作業を効率的に進めることができる
[実施例] 以下に本発明に係るタイルの乾式施工方法の実施例を図
面を参照して詳細に説明する。
まず、施工すべきタイルlOを第5〜6図に示す、この
タイルlOは、肉厚8mmで600mm角の大型タイル
本体11の裏面四隅部に予めナツト材12を取付けるよ
うにしている。ナツト材12は第7図に示すように、2
5mm角のステンレスプレート(厚み1.2mm)13
の中央部に円筒ナラ)14を立設し、両者を加締めによ
り、あるいは溶接等によって一体化したもので、タイル
本体12の隅部に対しプレート13をエポキシ樹脂等で
接着固定される。タイル本体11のナツト材12を取付
けた四隅部は更に炭素繊維入りモルタルにより肉盛りが
施されている。この肉盛り部15をナツト14の頂部と
面一になるようにしてナツト孔を臨ませる高さとし、ナ
ツト材12を埋設して固定させている。タイル本体11
の裏面全体には2mm厚でやはり炭素繊維入りモルタル
にて裏打ちされ、この裏打ち層16によりタイル強度を
高めるようにしている。この裏打ち層16には炭素a#
lや耐アルカリガラス繊維を網目状にしたものや不織布
(ポリエチレン、ポリプロピレン等の不織布)等からな
る繊維マットを埋込むようにし、割落飛散を防止するよ
うにすればよい。
上述の如く予めナツト材12が取付けられたタイル10
を準備しておき、このタイル10を施工するに際しては
、まずタイル上部の各ナツト材12に対し、第1〜2図
に示すようなりランタ形金具17を取付ける。このクラ
ンク形金具17は一枚の矩形板片を折曲加工して、肉盛
り部15に沿うタイル接合片17Aと、タイル上辺と略
同−面上で下地18方向に向う屈曲片17Bと、タイル
接合片17Aと平行にタイル上方に延在する係止片17
cとを形成したもので、前記タイル接合片17Aには横
長穴19を設け、この横長穴1912に締結することに
よってタイルlOに一体に固定される。一方、前記係止
片17cには縦長穴21が形成されており、これには予
め下地22に植設しであるアンカボルト23を挿入して
タイルlOを吊下げ状態で係合止着するようにしている
。アンカボルト23にはタイルlOと下地22間の隙間
を調整するナツト24が予め取付けられ、このナツト2
4をストッパとしてクランク形金具17を係合した後、
締付はナツト25にて固定するようにしている。したが
って、このクランク形金具17により、タイル10の上
部は下地22のアンカボルト23と緊結固定される。
一方、タイル10の下部のナツト材12には裏面部との
間に差込溝26を形成する板状金具27がポル)20に
よって取付けられている。この板状金具27は長さの異
なる2枚の板片27A。
27Bからなり、内板27Aを短くシ、外板27Bを縁
辺をタイル10の下辺近傍まで延長させることによって
外板27Bを肉盛り部15との曲V箕;λ1196ル嵌
虐七赫プいス ご小孟;1砿26はタイル10の下辺支
持に供され、前記クランク形金具17における屈曲片1
7Bに、第1図および第4図に示すように、上下タイル
10間の目地部に延在する平板状の支承板28Aと、そ
の上面にL字状に屈曲された差込金具28Bの折上げ片
28Cを前記差込溝26に差込み挿入させるものとして
いる。これにより、上部のタイル10は支承板28Aに
より下辺が支持され、差込金具28Bによりタイル厚み
方向の移動が阻止されるのである。
ところで、上述のタイル10の施工に際し、最上部タイ
ルを最下部タイルの施工が問題となるが、これは第3図
に示したように、最上部タイル10に対しては受け金具
28を外したクランク形金具17のみによって取付ける
ようにすればよく、最下部タイル10に対しては受け金
具28の支承板28Aを後端をL字状に屈曲してアンカ
ポルト23への取付辺部28Dを形成し、これを係合止
着するようにすればよい。
斯かる構成によれば、最下部のタイル10を第3図(B
)に示すようにアンカポルト取付辺部28Dを有する受
け金具28を下地23に取付けておき、これにタイル1
0の下辺部を取付ける。
これは差込溝形成金具27によって形成された差込溝2
6内に差込金具28Bを差込むことで取付けられる。そ
して、タイル上部に予め取付けておいたクランク形金具
17の係止片17Cをアンカポルト23に係合してボル
ト締めを行なう、その上部タイル10は、第1図の如く
、クランク形金具17に取付けた受け金具28を介して
下辺部の取付けをなし、上辺部はアンカポルト23に係
合止着し、順次連続的に施工すればよい、そして最上部
タイルlOを第3図(A)のようなアンカポルト23へ
取付けることによってタイル取付けが終了し、その後目
地部にシーリング材(シリコン)を詰めて仕上げること
で施工が完了する。
斯かる実施例によれば、湿式施工の如くセメントや砂、
あるいは接着剤が全く不要であり、それらの養生、同化
等の待機期間も不要となる。しかも施工後の一体や下地
の挙動に起因する割れや剥離がなく、特に固定用金具の
外表面への露出がないので仕上がり面の美感上の問題が
なくなる。
また、タイル仕上がり面までの間隔が少なくてよく、室
内施工する場合には石張り施工の如く下地表面からの仕
上面までの距離(70〜80mm)よりも小さくかつ一
定にでき(例えば約50mm)、室内面積を大きくでき
る利点があり、外装に適用した場合でもタイル表面まで
の厚みが一定すれば、構造強度に寄与する一体厚みを大
きくできる利点も生じる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、タイルの裏面部
にナツト材を埋設したものとし、このナツト材を用いて
タイル裏面に固定金具を取付けつつ、下地との連結を図
って施工できるため、施工仕上がり面に固定金具を露出
させることなく。
簡便な作業で乾式施工ができるというすぐれた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
図はタイル上部の正面図、第3図(A)、(B)は施工
面の最上部および最下部のタイル取付状態を示す断面図
、第4図はタイル上部の斜視図、第5図はタイルの裏面
側斜視図、第6図はタイル隅部断面図、第7図はナツト
材の斜視図、第8図は従来のタイル乾式施工状態の説明
図、第9図は他の従来施工状態の説明図、第10図(A
)。 (B)は石張り工法の斜視図および断面図である。 10・・・タイル、     12・・・ナツト材、1
7・・・クランク形金具、 2.3・・・アンカポルト、 28・・・受け金具。 特許出願人  株式会社イナックス 代表取締役   伊 奈 輝 三 代理人   弁理士  重 野  剛 第1図 第3図 516A 第8図    第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイル本体の裏面上下部に予めナット材を埋設固
    定してなるタイルに対し、上部ナット材にはクランク形
    金具をボルト結合するとともに、下部ナット材にはタイ
    ル裏面部との間に差込溝を形成する金具を取付け、下地
    アンカボルトに前記クランク形金具を係合止着させ、か
    つクランク金具に取付けたL形の受け金具を前記差込溝
    に挿入させることによりタイル施工をなすことを特徴と
    するタイルの乾式施工方法。
JP9315086A 1986-04-22 1986-04-22 タイルの乾式施工方法 Pending JPS62248752A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05163813A (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 Inax Corp 板状建材の乾式施工方法
JP2009256944A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Vector:Kk タイル、レンガ類壁面取り付け構造

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05163813A (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 Inax Corp 板状建材の乾式施工方法
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