JPS6224841Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224841Y2 JPS6224841Y2 JP1981090475U JP9047581U JPS6224841Y2 JP S6224841 Y2 JPS6224841 Y2 JP S6224841Y2 JP 1981090475 U JP1981090475 U JP 1981090475U JP 9047581 U JP9047581 U JP 9047581U JP S6224841 Y2 JPS6224841 Y2 JP S6224841Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- adjustment lever
- adjustment
- lever
- bimetal
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000031070 response to heat Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はドラムブレーキが熱変形を生じたよう
な場合に、この熱に応動して制動間隙調整作用が
中断されるドラムブレーキの制動間隙調整装置に
関するものである。
な場合に、この熱に応動して制動間隙調整作用が
中断されるドラムブレーキの制動間隙調整装置に
関するものである。
[従来の技術]
従来の制動間隙調整装置は、1対のブレーキシ
ユーの間に配置したストラツトをライニングの摩
耗に応じて伸長させるもの、あるいはブレーキシ
ユーを押し拡げる液圧アクチユエータのピストン
に調整ボルトを螺合し、この調整ボルトに対する
ナツトを相対回転させてブレーキシユーの戻り位
置を制限するものが一般的である。
ユーの間に配置したストラツトをライニングの摩
耗に応じて伸長させるもの、あるいはブレーキシ
ユーを押し拡げる液圧アクチユエータのピストン
に調整ボルトを螺合し、この調整ボルトに対する
ナツトを相対回転させてブレーキシユーの戻り位
置を制限するものが一般的である。
過大なブレーキ操作、あるいは頻繁なブレーキ
操作によりブレーキドラムが熱変形した場合に制
動間隙調整作用を中断させるために、前者の制動
間隙調整装置では、例えば実開昭51−143082号な
どに開示されるように、ストラツトを伸長させる
ための調整レバーをバイメタルをもつて構成して
いる。しかし、平坦なバイメタルから大きな熱変
形力を得るためには、バイメタルの長さ(腕の長
さ)を長くしなければならず、これを長くすると
相対回転部材を回転させるに十分な強度が問題と
なる。
操作によりブレーキドラムが熱変形した場合に制
動間隙調整作用を中断させるために、前者の制動
間隙調整装置では、例えば実開昭51−143082号な
どに開示されるように、ストラツトを伸長させる
ための調整レバーをバイメタルをもつて構成して
いる。しかし、平坦なバイメタルから大きな熱変
形力を得るためには、バイメタルの長さ(腕の長
さ)を長くしなければならず、これを長くすると
相対回転部材を回転させるに十分な強度が問題と
なる。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案の目的は上述したような強度上の問題を
回避するために、従来の装置に簡単に取り付けら
れ、小型で大きな熱変形力が得られ、バイメタル
の熱変形により調整レバーと相対回転部材との噛
合いが解除されるドラムブレーキの制動間隙調整
装置を得ることにある。
回避するために、従来の装置に簡単に取り付けら
れ、小型で大きな熱変形力が得られ、バイメタル
の熱変形により調整レバーと相対回転部材との噛
合いが解除されるドラムブレーキの制動間隙調整
装置を得ることにある。
[問題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案の構成は1
対のブレーキシユーが戻しばねにより、1対のブ
レーキシユーの間の配置した相対回転伸長部材に
付勢衝合されており、前記相対回転伸長部材の爪
車に、ブレーキ操作に関連して回動される調整レ
バーが噛み合されているドラムブレーキの制動間
隙調整装置において、前記調整レバーを支持する
支持部に断面長円形に湾曲してなるバイメタルを
固定支持し、その両端部を前記調整レバーの板面
に接触させ、ドラムブレーキの加熱時前記バイメ
タルの拡がりにより、前記調整レバーと前記爪車
との噛み合いが解除されるものである。
対のブレーキシユーが戻しばねにより、1対のブ
レーキシユーの間の配置した相対回転伸長部材に
付勢衝合されており、前記相対回転伸長部材の爪
車に、ブレーキ操作に関連して回動される調整レ
バーが噛み合されているドラムブレーキの制動間
隙調整装置において、前記調整レバーを支持する
支持部に断面長円形に湾曲してなるバイメタルを
固定支持し、その両端部を前記調整レバーの板面
に接触させ、ドラムブレーキの加熱時前記バイメ
タルの拡がりにより、前記調整レバーと前記爪車
との噛み合いが解除されるものである。
[作用]
ソケツト5とナツト2とを連結するねじ軸3の
回転により伸長される相対回転伸長部材が、1対
のブレーキシユー6の間に介装されており、ブレ
ーキ作用時調整レバー10が回転されるとねじ軸
3と一体の爪車4が回転され、制動間隙が縮小さ
れるが、ブレーキドラムの過熱状態ではソケツト
5と調整レバー10の間に介装された断面長円形
に湾曲されたバイメタル18が拡開され、ソケツ
ト5から調整レバー10が押し上げられ、爪車4
との噛み合いが解除されるので、制動間隙調整作
用が中断される。
回転により伸長される相対回転伸長部材が、1対
のブレーキシユー6の間に介装されており、ブレ
ーキ作用時調整レバー10が回転されるとねじ軸
3と一体の爪車4が回転され、制動間隙が縮小さ
れるが、ブレーキドラムの過熱状態ではソケツト
5と調整レバー10の間に介装された断面長円形
に湾曲されたバイメタル18が拡開され、ソケツ
ト5から調整レバー10が押し上げられ、爪車4
との噛み合いが解除されるので、制動間隙調整作
用が中断される。
第2の実施例では、相対回転伸長部材は爪車2
5を有しかつピストン41に嵌合されるナツト4
2と、このナツト42に螺合されかつブレーキシ
ユーに係合される調節ボルト25とから構成され
る。
5を有しかつピストン41に嵌合されるナツト4
2と、このナツト42に螺合されかつブレーキシ
ユーに係合される調節ボルト25とから構成され
る。
[考案の実施例]
第1図はストラツト型の制動間隙調整装置の平
面を示すものである。1対のブレーキシユー6の
間に配置されるストラツト1は右側に配置される
ナツト2と、左側に配置されるソケツト5とをね
じ軸3をもつて連結してなる。ねじ軸3と一体に
爪車4が形成されるとともに、このねじ軸3の左
端側はねじのない軸となつていて、ソケツト5の
軸穴に回転可能に嵌合されている。そして、ソケ
ツト5に支軸8をもつてブレーキレバー9の中間
部分が回転可能に支持され、この先端9bは左側
のブレーキシユー6のウエブに係合される。支軸
8には調整レバー10が回転支持される。
面を示すものである。1対のブレーキシユー6の
間に配置されるストラツト1は右側に配置される
ナツト2と、左側に配置されるソケツト5とをね
じ軸3をもつて連結してなる。ねじ軸3と一体に
爪車4が形成されるとともに、このねじ軸3の左
端側はねじのない軸となつていて、ソケツト5の
軸穴に回転可能に嵌合されている。そして、ソケ
ツト5に支軸8をもつてブレーキレバー9の中間
部分が回転可能に支持され、この先端9bは左側
のブレーキシユー6のウエブに係合される。支軸
8には調整レバー10が回転支持される。
この調整レバー10とブレーキレバー9とは互
いに重ね合わされており、重合せ面の一方に穴
が、他方にこの穴に係合する半球状の突起9aが
それぞれ設けられていて、両者の係合によりブレ
ーキレバー9と調整レバー10とは一定の範囲で
相対回転可能であるが、その範囲を超えると一体
的に回転するようになつている。調整レバー10
の先端部とナツト2に固定した案内部材11の突
片11aとの間に、調整ばね15が掛け渡され、
これにより調整レバー10の先端側に形成した爪
片10bが爪車4に噛み合わされている。
いに重ね合わされており、重合せ面の一方に穴
が、他方にこの穴に係合する半球状の突起9aが
それぞれ設けられていて、両者の係合によりブレ
ーキレバー9と調整レバー10とは一定の範囲で
相対回転可能であるが、その範囲を超えると一体
的に回転するようになつている。調整レバー10
の先端部とナツト2に固定した案内部材11の突
片11aとの間に、調整ばね15が掛け渡され、
これにより調整レバー10の先端側に形成した爪
片10bが爪車4に噛み合わされている。
なお、ブレーキ解除状態でブレーキレバー9は
1対のブレーキシユー6の間に掛け渡した戻しば
ねの力により、図示してない裏板に支持したスト
ツパ19に付勢衝合されている。以上説明した構
成は従来のものと同様である。
1対のブレーキシユー6の間に掛け渡した戻しば
ねの力により、図示してない裏板に支持したスト
ツパ19に付勢衝合されている。以上説明した構
成は従来のものと同様である。
本考案の構成は第2図に示すように、ソケツト
5の外壁に調整レバー10と対向する平坦面5a
を設け、この平坦面5aにバイメタル18を支持
したものである。このバイメタル18は細長い板
を断面長円形に湾曲し、中央部分を平坦面5aに
ボルトなどの適当な手段により固定するととも
に、両端部18aを調節レバー10の下側に配置
する。そして、前述した調整ばね15をストラツ
ト1の軸線に対していくぶん傾いた状態に掛け渡
すことにより調整レバー10をバイメタル18の
両端部18aに軽く接触させる。
5の外壁に調整レバー10と対向する平坦面5a
を設け、この平坦面5aにバイメタル18を支持
したものである。このバイメタル18は細長い板
を断面長円形に湾曲し、中央部分を平坦面5aに
ボルトなどの適当な手段により固定するととも
に、両端部18aを調節レバー10の下側に配置
する。そして、前述した調整ばね15をストラツ
ト1の軸線に対していくぶん傾いた状態に掛け渡
すことにより調整レバー10をバイメタル18の
両端部18aに軽く接触させる。
次に、本考案装置の作動について説明する。ブ
レーキレバー9を矢印x方向へ引くと、ブレーキ
レバー9が支軸8を中心として反時計方向に回動
し、先端9bにより左側のブレーキシユー6が左
方へ押され、図示してないブレーキドラムの内周
面へ押し付けられる。さらに、ブレーキレバー9
を引くと、先端9bを支点として軸8で連結され
たストラツト1が右方へ押され、右側のブレーキ
シユー6がブレーキドラムの内周面へ押し付けら
れて制動力を発生する。
レーキレバー9を矢印x方向へ引くと、ブレーキ
レバー9が支軸8を中心として反時計方向に回動
し、先端9bにより左側のブレーキシユー6が左
方へ押され、図示してないブレーキドラムの内周
面へ押し付けられる。さらに、ブレーキレバー9
を引くと、先端9bを支点として軸8で連結され
たストラツト1が右方へ押され、右側のブレーキ
シユー6がブレーキドラムの内周面へ押し付けら
れて制動力を発生する。
この場合、前述したようにブレーキレバー9と
調整レバー10との間にわずかな相対回転が許さ
れるようになつていて、制動間隙が所定の値より
も大きくなつている場合には、前述の遊回転可能
の範囲を超えて、ブレーキレバー9と調整レバー
10がばね15に抗して一体的に反時計方向へ回
動する。そして、爪片10bにより爪車4が回転
され、ねじ軸3がナツト2から螺出されてストラ
ツト1を伸長させる。したがつて、ブレーキ操作
を解除した場合に、図示してない戻しばねにより
1対のブレーキシユー6が戻される量がストラツ
ト1の伸長分だけ小さくなり、制動間隙が縮小す
る。
調整レバー10との間にわずかな相対回転が許さ
れるようになつていて、制動間隙が所定の値より
も大きくなつている場合には、前述の遊回転可能
の範囲を超えて、ブレーキレバー9と調整レバー
10がばね15に抗して一体的に反時計方向へ回
動する。そして、爪片10bにより爪車4が回転
され、ねじ軸3がナツト2から螺出されてストラ
ツト1を伸長させる。したがつて、ブレーキ操作
を解除した場合に、図示してない戻しばねにより
1対のブレーキシユー6が戻される量がストラツ
ト1の伸長分だけ小さくなり、制動間隙が縮小す
る。
ところで、過酷なブレーキ操作よるブレーキシ
ユーとブレーキドラムとの摩擦熱により、ブレー
キドラムが変形を生じるような場合には、この熱
によりバイメタル18が変形し、第2図において
調整レバー10を矢印y方向へ押し上げる。これ
により、爪片10bと爪車4との噛合いが外れる
こととなり、制動間隙調整作用が中断される。
ユーとブレーキドラムとの摩擦熱により、ブレー
キドラムが変形を生じるような場合には、この熱
によりバイメタル18が変形し、第2図において
調整レバー10を矢印y方向へ押し上げる。これ
により、爪片10bと爪車4との噛合いが外れる
こととなり、制動間隙調整作用が中断される。
第3〜5図は液圧シリンダ装置と一体に構成さ
れているインテグラル型制動間隙調整装置の実施
例を示す。シリンダ本体21の内部に中空状のピ
ストン41が嵌合され、この中空部にナツト42
が回転可能に嵌合され、このナツト42に調整ボ
ルト26が螺合されている。ナツト42の外端部
に爪車25が固定される。ピストン41は軸方向
摺動可能であるが、回転できないように支持さ
れ、かつ外端部に支持部材23を固定される。
れているインテグラル型制動間隙調整装置の実施
例を示す。シリンダ本体21の内部に中空状のピ
ストン41が嵌合され、この中空部にナツト42
が回転可能に嵌合され、このナツト42に調整ボ
ルト26が螺合されている。ナツト42の外端部
に爪車25が固定される。ピストン41は軸方向
摺動可能であるが、回転できないように支持さ
れ、かつ外端部に支持部材23を固定される。
シリンダ本体21の外壁部には支軸28をもつ
てC字形の調整レバー35の一端が回動可能に支
持されており、この中間部分と前述した支持部材
23との間に枠20が載置され、かつ両者の間に
掛け渡したばね29により係止されている。調整
レバー35の先端は爪車25に噛み合される。そ
して、支軸28に巻き付けたばね33の一端がシ
リンダ本体21に、他端が調整レバー35にそれ
ぞれ係止され、このばね33により調整レバー3
5が支軸28の軸方向へ、すなわちシリンダ本体
21の壁面へ押し付けられ、かつ第3図において
支軸28を中心として反時計方向に付勢されてい
る。このような構成は従来のものと同様である。
てC字形の調整レバー35の一端が回動可能に支
持されており、この中間部分と前述した支持部材
23との間に枠20が載置され、かつ両者の間に
掛け渡したばね29により係止されている。調整
レバー35の先端は爪車25に噛み合される。そ
して、支軸28に巻き付けたばね33の一端がシ
リンダ本体21に、他端が調整レバー35にそれ
ぞれ係止され、このばね33により調整レバー3
5が支軸28の軸方向へ、すなわちシリンダ本体
21の壁面へ押し付けられ、かつ第3図において
支軸28を中心として反時計方向に付勢されてい
る。このような構成は従来のものと同様である。
本考案によれば、シリンダ本体21の壁面に、
断面長円形に湾曲したバイメタル18の中間部分
をボルト34により固定支持し、両端部に調整レ
バー35を前述したばね33の力により軽く押し
付けるようにする。
断面長円形に湾曲したバイメタル18の中間部分
をボルト34により固定支持し、両端部に調整レ
バー35を前述したばね33の力により軽く押し
付けるようにする。
上述の実施例では、ブレーキ操作時シリンダ本
体21の内部へ圧液を供給すると、ピストン4
1、ナツト42および調整ボルト26が第4図に
おいて左方へ押され、左側のブレーキシユー6の
上端側が下端を支点として押し拡げられ、ブレー
キドラムの内周面へ押し付けられる。右側のブレ
ーキシユー6は下側に配置された液圧シリンダ装
置により上端を支点として下端側を同様に作動さ
れる。そして、制動間隙が所定の値よりも大きく
なつている場合には、ピストン41とともに移動
する支持部材23によりばね29と枠20が左方
へ移動し、調整レバー35を支軸28を中心とし
て時計方向へ回転させる。これにより爪車25が
回転され、ナツト42と調整ボルト26との間に
相対回転が生じ、調整ボルト26が螺出される。
体21の内部へ圧液を供給すると、ピストン4
1、ナツト42および調整ボルト26が第4図に
おいて左方へ押され、左側のブレーキシユー6の
上端側が下端を支点として押し拡げられ、ブレー
キドラムの内周面へ押し付けられる。右側のブレ
ーキシユー6は下側に配置された液圧シリンダ装
置により上端を支点として下端側を同様に作動さ
れる。そして、制動間隙が所定の値よりも大きく
なつている場合には、ピストン41とともに移動
する支持部材23によりばね29と枠20が左方
へ移動し、調整レバー35を支軸28を中心とし
て時計方向へ回転させる。これにより爪車25が
回転され、ナツト42と調整ボルト26との間に
相対回転が生じ、調整ボルト26が螺出される。
このようにして、ブレーキ操作を解除した場合
のブレーキシユー6の戻り位置が制限され、制動
間隙が縮小されるのであるが、ブレーキ操作中に
ブレーキドラムが変形するほど過熱の状態にある
場合は、バイメタル18が真円に近い形に変形
し、調整レバー35が押し上げられる。したがつ
て、調整レバー35と爪車25との噛合いが解除
され、調整レバー35は空回動されるだけで、制
動間隙調整作用を行わない。
のブレーキシユー6の戻り位置が制限され、制動
間隙が縮小されるのであるが、ブレーキ操作中に
ブレーキドラムが変形するほど過熱の状態にある
場合は、バイメタル18が真円に近い形に変形
し、調整レバー35が押し上げられる。したがつ
て、調整レバー35と爪車25との噛合いが解除
され、調整レバー35は空回動されるだけで、制
動間隙調整作用を行わない。
[考案の効果]
本考案は上述のように、制動間隙調整装置の固
定部と相対回転伸長部材を駆動する調整レバーと
の間に、断面長円形に湾曲してなるバイメタルを
配置しただけであるから、構成が簡単であり、小
型で大きな熱変形力が得られ、しかも従来の制動
間隙調整装置に何ら構成上の変更を加えることな
く簡単に取り付けられ、強度上その他の問題から
制動間隙調整装置としての性能に悪影響をもたら
すことなく、しかも過酷な使用状態でブレーキド
ラムの熱変形にる制動間隙の過調整作用を防止す
ることができ、その後のブレーキシユーの引摺り
などの問題を回避することができる。
定部と相対回転伸長部材を駆動する調整レバーと
の間に、断面長円形に湾曲してなるバイメタルを
配置しただけであるから、構成が簡単であり、小
型で大きな熱変形力が得られ、しかも従来の制動
間隙調整装置に何ら構成上の変更を加えることな
く簡単に取り付けられ、強度上その他の問題から
制動間隙調整装置としての性能に悪影響をもたら
すことなく、しかも過酷な使用状態でブレーキド
ラムの熱変形にる制動間隙の過調整作用を防止す
ることができ、その後のブレーキシユーの引摺り
などの問題を回避することができる。
第1図は本考案の第1実施例に係る制動間隙調
整装置の平面図、第2図は第1図の線−によ
る側面断面図、第3図は本考案の第2実施例に係
る制動間隙調整装置の正面図、第4図は同底面断
面図、第5図は第3図の線−による底面断面
図である。 1:ストラツト、2:ナツト、3:ねじ軸、
4:爪車、5:ソケツト、6:ブレーキシユー、
8:支軸、9:ブレーキレバー、10:調整レバ
ー、15:調整ばね、18:バイメタル、21:
シリンダ本体、25:爪車、26:調整ボルト、
28:支軸、29:ばね、35:調整レバー、4
1:ピストン、42:ナツト。
整装置の平面図、第2図は第1図の線−によ
る側面断面図、第3図は本考案の第2実施例に係
る制動間隙調整装置の正面図、第4図は同底面断
面図、第5図は第3図の線−による底面断面
図である。 1:ストラツト、2:ナツト、3:ねじ軸、
4:爪車、5:ソケツト、6:ブレーキシユー、
8:支軸、9:ブレーキレバー、10:調整レバ
ー、15:調整ばね、18:バイメタル、21:
シリンダ本体、25:爪車、26:調整ボルト、
28:支軸、29:ばね、35:調整レバー、4
1:ピストン、42:ナツト。
Claims (1)
- 1対のブレーキシユーが戻しばねにより、1対
のブレーキシユーの間の配置した相対回転伸長部
材に付勢衝合されており、前記相対回転伸長部材
の爪車に、ブレーキ操作に関連して回動される調
整レバーが噛み合されているドラムブレーキの制
動間隙調整装置において、前記調整レバーを支持
する支持部に断面長円形に湾曲してなるバイメタ
ルを固定支持し、その両端部を前記調整レバーの
板面に接触させ、ドラムブレーキの加熱時前記バ
イメタルの拡がりにより、前記調整レバーと前記
爪車との噛み合いが解除されることを特徴とする
ドラムブレーキの制動間隙調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981090475U JPS6224841Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981090475U JPS6224841Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57202029U JPS57202029U (ja) | 1982-12-22 |
JPS6224841Y2 true JPS6224841Y2 (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=29885591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981090475U Expired JPS6224841Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6224841Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159343A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-11 | Lucas Industries Ltd | Brake |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP1981090475U patent/JPS6224841Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159343A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-11 | Lucas Industries Ltd | Brake |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57202029U (ja) | 1982-12-22 |
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