JPS6224740Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224740Y2 JPS6224740Y2 JP1981043556U JP4355681U JPS6224740Y2 JP S6224740 Y2 JPS6224740 Y2 JP S6224740Y2 JP 1981043556 U JP1981043556 U JP 1981043556U JP 4355681 U JP4355681 U JP 4355681U JP S6224740 Y2 JPS6224740 Y2 JP S6224740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- engine
- plug
- cylinder head
- ignition coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンのクランクケースの前面に
冷却フアンを配置し、冷却フアンとエンジンの前
面とを覆うフアンケースを備える強制空冷エンジ
ンの点火装置に関する。
冷却フアンを配置し、冷却フアンとエンジンの前
面とを覆うフアンケースを備える強制空冷エンジ
ンの点火装置に関する。
従来、かかる点火装置の点火栓はシリンダヘツ
ドに、その上側に突出する姿勢に固定してあるの
で、シリンダヘツド冷却後の昇温風で冷却される
ことになるうえ、冷却風の効果的な配分が得られ
ずに過熱し、焼玉着火を起こすこと、人の身体や
可燃物が点火栓に触れて火傷や火災を招く危険が
あること、点火栓の近傍に雨水等が侵入し、漏電
する危険があること、シリンダヘツド上側に突出
する点火栓によつてエンジン全高が高くなる等の
欠点がある。
ドに、その上側に突出する姿勢に固定してあるの
で、シリンダヘツド冷却後の昇温風で冷却される
ことになるうえ、冷却風の効果的な配分が得られ
ずに過熱し、焼玉着火を起こすこと、人の身体や
可燃物が点火栓に触れて火傷や火災を招く危険が
あること、点火栓の近傍に雨水等が侵入し、漏電
する危険があること、シリンダヘツド上側に突出
する点火栓によつてエンジン全高が高くなる等の
欠点がある。
本考案は、上記の欠点を解消するために、点火
栓をシリンダヘツドの前部に前向きの姿勢で固定
して、フアンケース内の導風路中に突出させ、シ
リンダヘツド冷却前の冷却風に点火栓を効果的に
さらすとともに、点火栓をフアンケース内に納め
るようにしたことを特徴とする。
栓をシリンダヘツドの前部に前向きの姿勢で固定
して、フアンケース内の導風路中に突出させ、シ
リンダヘツド冷却前の冷却風に点火栓を効果的に
さらすとともに、点火栓をフアンケース内に納め
るようにしたことを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第１図は、強制空冷２サイクル単気筒エンジン
の縦断側面図、第２図はその正面右寄りより視た
斜視図であり、符号１はこのエンジンを全体的に
示す。
の縦断側面図、第２図はその正面右寄りより視た
斜視図であり、符号１はこのエンジンを全体的に
示す。
このエンジン１のクランクケース２の前側には
フライホイールマグネツト３のフライホイール４
と一体に形成された冷却フアン５が配置され、こ
の冷却フアン５とエンジン１の前面とを覆うフア
ンケース６が設けてある。フアンケース６の前面
には、フライホイール４の前面に装着されたリコ
イル式手動スタータ７を挿貫する吸風口８が開口
し、この吸風口８は上記スタータ７を覆う防塵カ
バー９で覆われる。防塵カバー９の周面には防塵
網１０で覆われた防塵吸風口１１が開設してあ
る。したがつて、エンジン１の運転中、第１図の
細線矢印で示すように外気が防塵吸風口１１、吸
風口８を通つてフアンケース６内に吸入され、冷
却フアン５でフアンケース６内の導風路１２を経
てエンジン１の前面に冷却風として送給されるこ
とになる。
フライホイールマグネツト３のフライホイール４
と一体に形成された冷却フアン５が配置され、こ
の冷却フアン５とエンジン１の前面とを覆うフア
ンケース６が設けてある。フアンケース６の前面
には、フライホイール４の前面に装着されたリコ
イル式手動スタータ７を挿貫する吸風口８が開口
し、この吸風口８は上記スタータ７を覆う防塵カ
バー９で覆われる。防塵カバー９の周面には防塵
網１０で覆われた防塵吸風口１１が開設してあ
る。したがつて、エンジン１の運転中、第１図の
細線矢印で示すように外気が防塵吸風口１１、吸
風口８を通つてフアンケース６内に吸入され、冷
却フアン５でフアンケース６内の導風路１２を経
てエンジン１の前面に冷却風として送給されるこ
とになる。
シリンダ１３の上側に固定されたシリンダヘツ
ド１４の前半部には、前後に走る栓孔１５が燃焼
室１６まで貫設してあり、点火栓１７は、この栓
孔１５に螺着され、その碍子部１８及びターミナ
ル１９がシリンダヘツド１４から導風路１２内に
真直ぐ前に突出する姿勢に固定される。
ド１４の前半部には、前後に走る栓孔１５が燃焼
室１６まで貫設してあり、点火栓１７は、この栓
孔１５に螺着され、その碍子部１８及びターミナ
ル１９がシリンダヘツド１４から導風路１２内に
真直ぐ前に突出する姿勢に固定される。
シリンダヘツド１４に固定された点火栓１７の
ターミナル１９には、イグニツシヨンコイル２０
に一体的に設けた出力プラグ孔２１を嵌合し、イ
グニツシヨンコイル２０の出力端子２２と点火栓
１７とを高圧コードを得ることなく直結する。
ターミナル１９には、イグニツシヨンコイル２０
に一体的に設けた出力プラグ孔２１を嵌合し、イ
グニツシヨンコイル２０の出力端子２２と点火栓
１７とを高圧コードを得ることなく直結する。
イグニツシヨンコイル２０は、第３図に示すよ
うに、一次・二次両コイル２３・２４で構成され
るが、一次コイル２３とマグネトコイル２５及び
タイミングコイル２６との間に介在させる点火制
御回路２７をイグニツシヨンコイル２０と一体的
に組付けるか否かは自由である。
うに、一次・二次両コイル２３・２４で構成され
るが、一次コイル２３とマグネトコイル２５及び
タイミングコイル２６との間に介在させる点火制
御回路２７をイグニツシヨンコイル２０と一体的
に組付けるか否かは自由である。
フアンケース６の前面には、点火栓１７及びイ
グニツシヨンコイル２０を着脱するための窓孔２
８を開設する。この窓孔２８を塞ぐために着脱さ
れるキヤツプはイグニツシヨンコイル２０をフア
ンケース６に支持させる支持具２９を兼ねる。
グニツシヨンコイル２０を着脱するための窓孔２
８を開設する。この窓孔２８を塞ぐために着脱さ
れるキヤツプはイグニツシヨンコイル２０をフア
ンケース６に支持させる支持具２９を兼ねる。
上述のように、本考案は、点火栓をシリンダヘ
ツドの前部に前向きの姿勢で固定して、フアンケ
ース内の導風路中に突出させ、シリンダヘツド冷
却前の冷却風に点火栓を効果的にさらすので、点
火栓の過熱及びこれに起因する焼玉着火が効果的
に防止でき、エンジンを安定良く運転できる。ま
た、点火栓がフアンケース内に納められているの
で、人体や可燃物が直接点火栓に接触できないか
ら、かかる接触による火傷や火災を確実に防止で
きるうえ、雨水等が直接点火栓やその近傍部へ降
りかかることがなく、点火栓への浸水や浸水によ
る漏電を防止できる。さらに、点火栓がフアンケ
ース内に納められていることから、エンジン全体
の高さが低くなり、シリンダヘツド上側面を完全
にフラツトにでき、小形にできるうえ、コンパク
トになつた。
ツドの前部に前向きの姿勢で固定して、フアンケ
ース内の導風路中に突出させ、シリンダヘツド冷
却前の冷却風に点火栓を効果的にさらすので、点
火栓の過熱及びこれに起因する焼玉着火が効果的
に防止でき、エンジンを安定良く運転できる。ま
た、点火栓がフアンケース内に納められているの
で、人体や可燃物が直接点火栓に接触できないか
ら、かかる接触による火傷や火災を確実に防止で
きるうえ、雨水等が直接点火栓やその近傍部へ降
りかかることがなく、点火栓への浸水や浸水によ
る漏電を防止できる。さらに、点火栓がフアンケ
ース内に納められていることから、エンジン全体
の高さが低くなり、シリンダヘツド上側面を完全
にフラツトにでき、小形にできるうえ、コンパク
トになつた。
加えて、イグニツシヨンコイルに一体的に設け
た出力プラグ孔に点火栓のターミナルを嵌合し
て、イグニツシヨンコイルと点火栓を直結する場
合は、高圧コードのみならず、イグニツシヨンコ
イル取付用のステーボス等を廃止して部品点数を
少なくできるとともに組立作業性も高められる。
この場合、イグニツシヨンコイルを導風路内に納
めるとエンジン全体をさらに小形かつコンパクト
にできる。
た出力プラグ孔に点火栓のターミナルを嵌合し
て、イグニツシヨンコイルと点火栓を直結する場
合は、高圧コードのみならず、イグニツシヨンコ
イル取付用のステーボス等を廃止して部品点数を
少なくできるとともに組立作業性も高められる。
この場合、イグニツシヨンコイルを導風路内に納
めるとエンジン全体をさらに小形かつコンパクト
にできる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は強制
空冷２サイクル単気筒エンジンの縦断側面図、第
２図はその正面右寄りより視た斜視図、第３図は
その点火回路図である。 １……エンジン、２……クランクケース、５…
…冷却フアン、６……フアンケース、１２……導
風路、１４……シリンダヘツド、１７……点火
栓、１９……点火栓のターミナル、２０……イグ
ニツシヨンコイル、２１……出力プラグ孔、２９
……支持具。
空冷２サイクル単気筒エンジンの縦断側面図、第
２図はその正面右寄りより視た斜視図、第３図は
その点火回路図である。 １……エンジン、２……クランクケース、５…
…冷却フアン、６……フアンケース、１２……導
風路、１４……シリンダヘツド、１７……点火
栓、１９……点火栓のターミナル、２０……イグ
ニツシヨンコイル、２１……出力プラグ孔、２９
……支持具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ エンジン１のクランクケース２の前側に冷却
フアン５を配置し、冷却フアン５とエンジン１
の前面とを覆うフアンケース６を設け、点火栓
１７をシリンダヘツド１４の前部に前向きの姿
勢で固定して、フアンケース６内の導風路１２
中に突出させたことを特徴とする強制空冷エン
ジンの点火装置。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項に記載した点
火装置において、イグニツシヨンコイル２０に
一体的に設けた出力プラグ孔２１に点火栓１７
のターミナル１９を嵌合してイグニツシヨンコ
イル２０と点火栓１７とを直結し、イグニツシ
ヨンコイル２０を支持具２９を介してフアンケ
ース６に支持させたもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981043556U JPS6224740Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981043556U JPS6224740Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57156012U JPS57156012U (ja) | 1982-09-30 |
| JPS6224740Y2 true JPS6224740Y2 (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=29840526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981043556U Expired JPS6224740Y2 (ja) | 1981-03-26 | 1981-03-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6224740Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608426U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | 小松ゼノア株式会社 | エンジンのカバ− |
| JP2501101Y2 (ja) * | 1992-02-19 | 1996-06-12 | 富士ロビン株式会社 | ２サイクル２気筒エンジンの冷却装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2012739A (en) * | 1933-11-10 | 1935-08-27 | Charles S Brown | Cylinder block construction for air cooled engines |
| DE647524C (de) * | 1933-09-14 | 1937-07-07 | Tatra Werke Ag | Luftkuehleinrichtung fuer Brennkraftmaschinen |
| JPS5314818U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-07 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026177Y2 (ja) * | 1978-03-14 | 1985-08-07 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 作業機用エンジンの点火栓キヤツプ取付構造 |
| JPS5924862Y2 (ja) * | 1979-03-09 | 1984-07-23 | 株式会社共立 | 気化器吸気装置 |
-
1981
- 1981-03-26 JP JP1981043556U patent/JPS6224740Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE647524C (de) * | 1933-09-14 | 1937-07-07 | Tatra Werke Ag | Luftkuehleinrichtung fuer Brennkraftmaschinen |
| US2012739A (en) * | 1933-11-10 | 1935-08-27 | Charles S Brown | Cylinder block construction for air cooled engines |
| JPS5314818U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57156012U (ja) | 1982-09-30 |
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