JPS62247308A - 多心光コネクタフエル−ル及びその製造方法 - Google Patents

多心光コネクタフエル−ル及びその製造方法

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JPS62247308A
JPS62247308A JP8743586A JP8743586A JPS62247308A JP S62247308 A JPS62247308 A JP S62247308A JP 8743586 A JP8743586 A JP 8743586A JP 8743586 A JP8743586 A JP 8743586A JP S62247308 A JPS62247308 A JP S62247308A
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JP
Japan
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ferrule
optical connector
connector ferrule
core optical
hard
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JP8743586A
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Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Yasuo Asano
康雄 浅野
Shuzo Suzuki
鈴木 修三
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3834Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
    • G02B6/3838Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides
    • G02B6/3839Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides for a plurality of light guides
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3865Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using moulding techniques

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光通信線路の接続や切替え等において、多心数
の光ファイバの一括結合を実現する多心光コネクタフェ
ルール及びその製造方法に関する。
(従来技術) 第4図は従来の多心光コネクタフェルールの一例の説明
図で、同図(イ)は上面図、同図(噂は(イ)図のX4
−X4矢視図である。
図面において、 (50)は樹脂成形された光コネクタ
フヱルールで、内部には多心数の光ファイノく■が位置
決め固定されており、その両側にはガイドピン(52)
挿入用のガイドピン穴(St)が設けられている。ガイ
ドピン(52)は直径0.7−φで、ガイドピン穴(5
I)のピッチは3.[i*s、その間に例えば5心光フ
ァ、イバであれば光ファイバピッチ0.31■で5本、
10心光ファイバであればピッチ0.2■−で10本の
光ファイバ■が位置決め固定されている。
う、結合に際しては、2本のガイドピン(52)を一方
の光コネクタフェルール(50)のガイドピン穴(51
)に挿入し、他方の光コネクタフェルール(50)をこ
れと対向させて挿入することにより光ファイノイ■の一
括結合を実現する。その後上記の結合伏態においてフェ
ルール(50)の後部よりバネで加圧して固定し、円筒
状ハウジング内に収納する。
(解決しようとする問題点) 上述した従来の多心光コネクタフェルールは次゛′λ に・列記するような問題点を有していた。
、 ′ ■多心光コネクタフェルールの構成材、料として樹脂が
用いられているために、吸諷等による寸法変化が生じ、
低損失な位置決め結合が困難である。
■樹脂の成形加工時に金型の温度分布、樹脂材料の変動
等の不確定要素により樹脂の収縮が不均一となり、サブ
ミクロンの成形精度を実現することが極めて困難である
■位置決め結合において、ガイドピンをフェルールのガ
イドピン穴に挿入する構造を何しているが、樹脂成形さ
れたガイドピン穴に、金属のガイドビンを挿入するため
に、強度的に穴が摩耗やti傷を受は易く、又変形し易
いために信頼性の高い高精度な結合の実現が困難である
■結合時には例えば0 、7 wφのような細径のガイ
ドピン2本が必要で、このような細径のガイドビンを取
扱うことは作業性が極めて悪く、不便である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解決した多心光コネクタフェル
ール及びその製造方法を提供するもので、その第1の特
徴は、フェルール外周の一部又は全部が金属パイプ、セ
ラミックパイプ等の補強パイプで構成され、フェルール
先端部で多心数の光ファイバを保持する部分が硬脆材料
で構成され、その他の部分が樹脂成形材料で構成されて
いる多心光コネクタフェルールにある。又本発明の第2
のトを重ね合せて光ファイバガイド穴を複数本何した位
置決めチップを作成し、金型内に上記位置決めチップと
金属パイプ、セラミックパイプ等の補強パイプをインサ
ー、トシ樹脂成形する多心光コネクタフェルールの製造
方法にある。
(実施例) 第1図は本発明の多心光コネクタの実施例の説明図で、
同図(イ)は上面図、同図(噂は(イ)図のXl−X+
矢視図、同図(ハ)は(イ)図のX2− X2矢視断面
図である。
図面において、(りはフェルール外周に位置する金属パ
イプ、セラミックパイプ等の補強パイプで、その内周面
にはその内部の樹脂成形合部(3)との接合を良好にす
るためにネジ加工等の凹凸(Ia)を設けである。■は
シリコンやセラミックガラス、等の硬脆材料で構成した
位置決めチップで、基板(24)とプレー) (27)
を重ね合せて形成されており、内部には多心数の光ファ
イバを位置決め固定する光ファイバガイド穴(21)を
「している。この位置決めチップ■の先端部は上記補強
パイプ(1)の先端よりも突出しており、又樹脂成形部
■内に埋込まれている後部外周には樹脂成形部■との接
合を良好1にするための外周溝部(22)を設けである
。■は前(、J 記補強パイプ(1)及び位置決めチップ■をインサート
成形した樹脂成形部で、後部露出部分には後述するよう
に複数本のフェルールを連結一体化するための成形溝(
32)を形成しである。
他の実施例の説明図で、同図(イ)は上面図、同図(に
)は(イ)図のX3−X3矢視図である。本実施例は上
述した第1図の多心光コネクタフェルール(A)の複数
本をインサート成形し、連結成形部(4により連結一体
化したもので、全体として一つの多心光コネクタフェル
ールを形成している。
第3図は第2図の多心光コネクタフェルールの結合の説
明図で、同図0)は結合前の状態の上面図、同図(ロ)
は結合状態の上面図である。本発明の多心光コネクタの
位置決め結合は割りスリーブ(ト)を用いて行なう。割
りスリーブωの両側より多心光コネクタフェルールを挿
入して位置決め結合し、連結成形部(2)の後部より結
合用クランパーQOにて押圧し固定する。
、′第5図9)ないしく旬は本発明の多心光コネ′クタ
フデ エルールの製作方法の手順を示す説明図である。
まず第5図(イ)のように、シリコン、セラミックガラ
ス、等の硬脆材料の基板(24)を平面度かつ肉厚精度
よく加工し、接合強度向上のために表面に酸化皮膜(2
5)を形成する(同図口)。その上に薄膜の接着剤とし
て低溶融ガラスの薄膜層(2B)を形成(第5図へ)し
た後、研削加工機により光ファイバガイド溝(2りを±
0.1μm精度で加工する(同図二)。上記ガイド溝(
21)とし゛ては加工し易い三角形状で実現し、完了後
基板(24)と同一材料のプレート(2))を重ね合せ
接合する(同図ホ)。接合においては基板(24)には
既に接着剤である低溶融ガラスの薄膜層(26)が形成
されているので、重ね合せて高温加熱、冷却を行なうこ
とにより接合する。この際プレー) (27)の接合面
にも低溶融ガラスの薄膜層を形成しておいても勿論さし
つかえない。また、加工性を考慮し、プレー) (27
)のみに接合用薄膜層を設けておいてももちろんよい。
なお上記薄膜層(2G)の形成にはオングストロームオ
ーダの精度が実現できるスパッタリング等を用いるのが
よい。
とのよ、うにして接合した硬脆材料の位置決め部材を所
定の寸法に切断することにより同図(へ)のような1組
の位置決めチップ■が得られ、同図(ト)のように光フ
ァイバガイド穴(21)の端面の面取(23)加工を必
要に応じて行なう。
このようにして得られた位置決めチップ■は同図(イ)
に示すように、金属パイプ、セラミックパイプ等の補強
パイプ(1)及び光ファイバ心線ガイド成形ピン(4I
)と共に金型(40)内にインサートし、スプル(42
)よりエポキン樹脂等の成形樹脂を金型(40)内に注
入し、全体を樹脂成形する。この際補強パイプ(1)は
樹脂との接合をよくするために、必要に応じて内面にネ
ジ加工を施す等凹凸(la)をつけておくのがよく、又
位置決めチップ■も同様に外周に外1周溝(22)を設
けて樹脂と接合し易くしておくのがよい。
上記金型(40)での位置決めチップ■のインサート成
形は高精度で行なうが、セット時のクリアランス等もあ
り現実的には4〜5μm以上の精度で成形することは困
難である。しかし、この段階で光ファイバガイド穴(2
りのピッチは±0.1μmのサブミクロン精度で加工さ
れているので、同図(す)のように中央の光ファイバガ
イド穴(21)中心に砥石(43)を用いて補強パイプ
(1)の外周研削を行なうことにより光ファイバガイド
穴(2I)の偏心を0.5μm以下にすることができる
。この結果、中央の光ファイバガイド穴(2I)を中心
として多心数の光ファイバガイド穴(2りが高精度ピッ
チ加工さ、゛れた多心光コネクタフェルールが得られる
。なお、図面において(44)(45)は研削加工時に
支持するセンターである。
このようにして得られた多心光コネクタフェルール(A
)を位置決め結合するには前述のような割りスリーブ(
ト)及び回転方向の位置決め部材が必要であるが、−例
として第2図に示すように多心光コネクタフェルール(
A)を2木蓋列に並べて連結成形部(4により連結一体
化することにより回転方向の位置決めも可能になる。
このような2本の多心光コネクタフェルール(A)を連
結一体化する方法としては、光ファイバを取付けた多心
光コネクタフェルール(A)を互いに対向せしめて金型
内にセットし、対向する相手方をマスターフェルールと
して伝送光をモニターして調l 心した後、第5図(匂に示すようにフェルール後部の露
出した樹脂成形ff1s (3)に連結成形部(2)を
成形してもよいし、フェルールの先端より位置決めチッ
プ■を突出させておき、この端面を利用して金型に嵌合
基準を作り、回転方向の位置決めをして第5図(乃のよ
うな連結成形部(4を形成して連結一体化してもよい。
しかし、これらは−例であって、例えば他の方法により
位置決めをして第1図のような1個の多心光コネクタフ
ェルールを用いて結合させても差支えない。
なお、上記多心コネクタフェルール(A)内の光ファ、
イバ心線ガイド穴(31)の形成は第5図(イ)のよう
に、金型(40)に心線ガイド成形ビン(4I)をセッ
トしておき、インサート成形時にこの心線ガイド穴(3
I)も同時に加工できる。又多心数の心線ガイドビン(
4I)を位置決めチップ■の光ファイバガイド穴(21
)に挿入し易くするために、第5図(ト)のように上記
ガイド穴(21)を面取り(23)加工しておくことは
挿入性及び樹脂もれ防止にを効である。
(作用) 本発明の多心光コネクタフェルールは、従来の問題点で
あった樹脂成形による材質上の問題からくる吸温等によ
る寸法変化を解消するために、光ファイバの位置決めは
硬脆材料で構成された位置決めチップで行ない、又スリ
ーブに挿入して結合するフェルール外周は金属パイプ、
セラミックパイプ等の補強パイプを用いることにした。
位置決めチップに硬脆材料を用いたのは、研削加工精度
が実現し易い利点を生かしたもので、研削比のよいシリ
コンやガラス及び研削性のよいセラミックを用いる。特
にこれらの材料は熱膨張係数もプラスチック材料に比べ
るとはるかに小さく、温度的にも寸法が安定している。
又前述のようにスリーブとの嵌合は金属パイプ又はセラ
ミックパイプであるために、従来のような細径のガイド
ビンを用いた結合作業の不便さや、ガイドビンによるフ
ェルールのがイドビン穴の摩耗や損傷の問題も解消され
、安定した若脱特性が得られる。
さらに本発明では、従来の高精度加工を成形に依存して
いた製造工法を研削加工に改良した。これにより、従来
は±1μmの成形精度がやっとであったのに対し、例え
ば±0.%”Cに温度調節された雰囲気で、研削比のき
わめてよいシリコンやマシナブルセラミックをクローズ
ド制御でエアースライドさせた研削加工機により±0.
1μmに近い精度で安定して量産加工が可能である。
このようにして得られた硬脆材料の基板にV溝加工を施
し、プレートを接合して位置決めチップを作成し、これ
を金型内に補強パイプと共にインサートするが、その後
上記チップの中央の光ファイバガイド穴中心にフェルー
ル外周を研削することにより、この穴はフェルール外周
に対して容易に偏心0.5μm以下を実現でき、他の穴
も直線上にピッチ精度±O,Iumで加工されているの
で、すべて外周に対して±0.5μmの加工精度で形成
されることになる。
実験として、従来のプラスチック成形による多心コネク
タフェルールにコア径10μmの単一モード光ファイバ
を挿入し5心の多心結合を実現して結合損失を測定した
が、損失をすべて1dB以下にすることはきわめて困難
で、n ” 100のサンプルにおいて5心ともすべて
1dB以下のものは3%以下の歩溜りしか得られなかっ
た。これに対して、本発明の例えばシリコン製位置決め
チフ、プをインサート式で、かつステンレスパイプの外
周研削による2本のフェルールを連結一体化したIQ心
の光コネクタフェルールn=20において1dB以下に
な゛った割合は100%で、平均も0.28dBときわ
めて6好であることが判明した。
着脱再現性においても、従来のプラスチツクタイ7’1
tn=500回の着脱において変動幅は±0.5dB以
上が頻繁に生じたが、本発明の多心光コネクタフェルー
ルにおいては安定して±0.2dB以内におさまった。
特に本発明品においては2000回着脱後も±0.2d
B以内の変動幅を示したが、従来品は初期から1dB以
上特性が劣化していた。本発明がこのように特性が安定
しているのは、従来品のようなガイドビンとガイドピン
穴の結合による摩耗が生じないこと、特にスリーブと結
合する部分が金属パイプやセラミックパイプで耐摩耗性
が優れていることに起因すると共に、結合端面も硬脆材
料であることが良好の原因である。
又信頼性テストにおいては、高温高温(Go″0゜90
% R,H)に2000時間、放置後も結合損失の変化
量が±0.2dBであるのに対して、従来品は0.5d
B以上変化するのが殆んどであった。
さらに又、従来品のようにガイドピンを使用しないので
作業性も向上し、比較実験として実施したn=l0の連
続結合時間測定でも、従来品と零発alt時間比で3:
lの割合であり、特に従来品では、ガイドビンの挿入に
多(の時間を要していることも判明した。実験中にはガ
イドピン挿入時にフェルール端面を傷つけるのもあり、
信頼性の面からもガイドピン方式は好ましくなく、本発
明品がきわめて良好であることが確認された。
次にフェルール外周の研削時には穴形状が重要となるが
、溝を三角形状にすることによりセンターとの接触点が
一定となり、安定したフェルール回転が実現でき、きわ
めて高精度な、外周研削が実施できる。例えば、通常の
丸穴中心に外周加工したときは、穴の真円度は0.5μ
m程度の加工がやっとで、得られた偏心も平均0.3〜
0.5μmt’あるのに対し、三角形状の穴中心にする
加工では平均で0.1〜0.2μmとさらに低減化でき
ることが確認された。
位置決めチップの形成においては、薄膜による接合が溝
の寸法精度を実現する上できわめて大切であるが、低溶
融ガラスを真空蒸着やスパッタリングで0.1μm以下
の厚さにつけておいて溝加工し、プレートをその上に接
合することにより、きわめて薄い膜で高精度の接合がで
き、しかも、前もってシリコン表面に酸化膜を形成して
おくことにより、より強固な接合ができ、信頼性テスト
、−40℃〜+80℃のヒートサイクルテストにおいて
も剥離することなく安定していることが確認された。
なお、シリコン部材への溝加工としては、研削加工では
なく、フォトエツチングを利用してもよく、溝を三角形
にするには材料固有の異方性エツチング効果を利用すれ
ばよい。
(試作例) 位置決めチップとしてシリコンに溝加工を研削ニヨり行
なった多心光コネクタフェルールを試作した。
厚さが0.6±0.001++sに加工されたシリコン
基板を用意し、その表面にSiO2の酸化膜を約0.5
μmの厚さで形成し、次にスパッタリングにより低溶融
ガラスを約50OAの厚さに形成にした。同様にして厚
さ0.4±0.001m園のシリコン平面プレートも作
成した。
次に自動研削加工機で0.1μm単位に位置決めして5
個の三角形の溝を上記シリコン基板に形成した。このと
きシリコン基板は大きさ4インチのものを使用し、連続
して多数個のV溝基板を加工した。その後前記平面プレ
ートを重ね合せ、加熱により接合した。なお、平面プレ
ート及基板の片面には前もって成形樹脂との接着性を向
上させるた□めの小さな溝加工を施しておいた。
接合後の位置決めチップの厚さは約1■■となり、これ
を自動切断により幅1.8−糟、厚さ1關、長さ7■冒
の独立した位置決めチップを得た。さらにこれを金型に
インサートした時に、光ファイバ心線ガイド大成ピンと
の嵌合をよ(するために、チップのV溝端の面取りを行
なった後、外l’2.550mm、内径2.2龍φ、内
面にM2.2のネジ加工を施したステンレスパイプと共
に金型にインサートした。上記成形ピンは主軸径が0.
3龍φ、先端細径部30°テーパのものを用い、■溝は
5心あり、従って成形ピンもV溝ピッチ0.3■曹に対
応して5木蓋べて嵌合した。成形はエポキシ樹脂を用い
て低圧成形を行なった。
得られた多心光コネクタフェルールの成形品は位置決め
チップの中央の溝穴中心に外周研削を行ない2.550
1−φを2.499±0.005■−φに加工した。こ
のときの中心穴の偏心を測定したところ、すべて0.3
μm以内におさまっていることが確認された。
さらに、上述により得られた多心光コネクタフェルール
2本を別の金型にセットして、先端の突出した位置決め
チップを金型の溝にはめ込んで回転方向の位置決めを行
ない、後部をエポキシ樹脂で成形し、連結一体化した。
この際、心線ガイド穴部を半円露出するようにし、光フ
ァイバ心線を挿入し易いようにした。
このようにして完成したフェルール2本ををする多心光
コネクタフェルールに接着剤を充填して計IO本の光フ
ァイバ心線を挿入し固定した。光ファイバ心線径は0.
25■■φで、光ファイバガラス径は0.125龍φコ
ア径IOμmの単一モードファイバを用いた。上記ti
着剤の硬化後、端面を研磨して、割りスリーブ2本を用
いて結合させ、結合用クラン、パーで固定して結合損失
を測定したところ、n=50のサンプルで、マツチング
オイルを使用した結合損失は平均0.22dB、最大0
.58dBときわめて低損失で10心の一括結合が実現
できた。
なお、試作ではシリコンの研削加工によるV溝形成につ
いて述べたが、同様にガラスやマシナブルセラミックを
用いてもよく、特に研削比が大きく超精密加工し易い硬
脆材料であればこれらに限定されるものではない。又シ
リコン等ではフォトレジストを利用したエツチングによ
るV溝加工も可能で、この技術を利用して加工しても勿
論さしつかえない。
(発明の効果) 上述した本発明の多心光コネクタフ阿ルール及びその製
造方法によれば、次に列記するような効果を奏するもの
である。
■従来のように結合時に細径のガイドピンを用いること
なく、スリーブによる結合であるので、結合作業が容易
で、作業性が著しく向上する。
■樹脂成形による位置決めでなく、シリコンやセラミッ
ク等の硬脆材料で構成された位置決めチップを用い、補
強パイプとスリーブによる結合であるので、温度変化や
温度に対しても安定した結合が実現できる。
■金属パイプやセラミックパイプとスリーブの嵌合によ
る結合で、従来のようなガイドピンとプラスチック成形
穴との結合でないため、結合に伴う摩耗や損傷が減少し
、信頼性の高い結合が実現できる。
■位置決め部材としてシリコンやセラミック等の硬脆材
料のチップを用いることにより、研削比がきわめてよく
、超高精度の加工が可能である。
■直線上に光ファイバガイド穴を有した硬脆材料の位置
決めチップのインサート成形後、中心の光ファイバガイ
ド穴中心に外周パイプの外周研削を行なうことにより全
体の芯出しをサブミクロンオーダの高精度に実現できる
■位置決めチップの溝加工を三角形状にすることにより
、特に穴中心パイプ外周の研削加工を行なうときのセン
ターとの接触点が常に一定となり、外周研削精度が著し
く向上する。
■光ファイバの接着固定においても、光ファイバガイド
穴(V溝)が三角形であるため、三角形のスミに接着剤
を十分持つことができ、クリアランスが小さくても強力
に光ファイバを固定することができる。
■位置決めチップの基板又は基板とプレートの双方に酸
化膜を設けることにより、接着剤による両者の接合をよ
り強固なものとすることができる。
■低溶融ガラスの接着剤をスパッタリング又は真空蒸着
により設けることにより、薄膜を均一につけ、接着精度
の向上をはかること′ができる。
[相]基板に対して、連続してかつ全面に酸化膜、接若
剤居、■溝加工及びプレートとの接合を実施することに
より位置決めチップの量産加工が実現できる。
■フェルール先端より位置決めチップを突出させること
により、端面研磨特に外周パイプを研石する必要がなく
、研さが容易になると共に、これを利用して金型にセッ
トするときに回転方向の位置決めを高精度で容易に実現
できる。
@フェルールを複数本並列させて連結一体化することに
より、スリーブを用いた結合において回転方向の位置決
めも同特に達成することができる。
■位置決めチップの成形部分の外周の一部に溝加工を施
すことにより、成形時に樹脂との接着が一層強固なもの
となる。
■基本フェルールの後部の樹脂成形部に外周溝を設ける
ことにより、連結フェルールの成形時に樹脂との接着が
より強固となると共に、回転調心時の位置出しのD安と
しても便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多心光コネクタフェルールの実施例の
説明図で、同図(イ)は縦断面図、同図(→は(イ)図
のL−L矢視図、同図Q9は(イ)図のX2−X2矢視
断面図である。第2図は本発明の多心光コネクタの他の
実施例の説明図で、同図(イ)は上面図、同図(ロ)(
2(イ)図のX3−Xa矢視図である。又第3図は第2
図の多心光コネクタフェルールの結合状態の説明図で、
同図0)は結合前、同図(ロ)は結合後のそれぞれ上面
図である。 第4図は従来の多心光コネクタフェルールの説明図で、
同図(イ)は上面図、同図(ロ)は(イ)図のX4X4
矢視図である。 第5図(イ)〜(蜀は本発明の多心光コネクタフェルー
ルの製造方法の手順の説明図である。 1・・・補強パイプ、2・・・位置決めチップ、21・
・・光ファイバガイド穴(V溝)、3・・・樹脂成形部
、4・・・連結成形部、5・・・光ファイバ心線、e・
・・光ファイバ。 、=−17−−、  =−、−、−、−7惰亨 1 図 寥3図 (ワ) 算4 図 算5 図 7i

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多心数の光ファイバを保持して位置決め結合を実
    現する多心光コネクタフェルールにおいて、フェルール
    外周の一部又は全部が金属パイプ、セラミックパイプ等
    の補強パイプで構成され、フェルール先端部で多心数の
    光ファイバを保持する部分が硬脆材料で構成され、その
    他の部分が樹脂成形材料で構成されていることを特徴と
    する多心光コネクタフェルール。
  2. (2)硬脆材料としてシリコンを用いていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の多心光コネクタフェ
    ルール。
  3. (3)硬脆材料としてセラミックを用いていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の多心光コネクタフ
    ェルール。
  4. (4)硬脆材料で構成されたフェルール先端部に多心数
    の光ファイバを保持する三角形状の溝が形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多心光コ
    ネクタフェルール。
  5. (5)三角形状の溝が直線上に配列されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の多心光コネクタフ
    ェルール。
  6. (6)硬脆材料で構成されたフェルール先端部が補強パ
    イプの先端より突出していることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の多心光コネクタフェルール。
  7. (7)フェルールの樹脂成形部内に埋込まれている硬脆
    材料の外周の一部に溝加工が施してあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の多心光コネクタフェルー
    ル。
  8. (8)フェルール後部の樹脂成形部に溝部が設けてある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多心光コ
    ネクタフェルール。
  9. (9)前記多心光コネクタフェルールの複数本が並列配
    置されて樹脂成形により連結一体化され、全体として一
    つのフェルールを形成していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第8項記載の多心光コネクタフェ
    ルール。
  10. (10)多心数の光ファイバの位置決め固定用溝を直線
    上に配列加工した硬脆材料の基板にプレートを重ね合せ
    て光ファイバガイド穴を複数本有した位置決めチップを
    作成し、金型内に上記位置決めチップと金属パイプ、セ
    ラミックパイプ等の補強パイプをインサートし樹脂成形
    することを特徴とする多心光コネクタフェルールの製造
    方法。
  11. (11)樹脂成形後、中心の光ファイバガイド穴を中心
    に補強パイプ外周の研削加工を行なうことを特徴とする
    特許請求の範囲第10項記載の多心光コネクタフェルー
    ルの製造方法。
  12. (12)光ファイバの位置決め固定用溝を加工した硬脆
    材料の基板とプレートを低溶融ガラスの薄膜を介して接
    合したことを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の
    多心光コネクタフェルールの製造方法。
  13. (13)少なくとも一方の基板にあらかじめ酸化膜を形
    成した後、低溶融ガラスの薄膜を形成することを特徴と
    する特許請求の範囲第12項記載の多心光コネクタフェ
    ルールの製造方法。
  14. (14)基板に低溶融ガラスの薄膜を形成した後に光フ
    ァイバ位置決め固定用溝加工を施し、しかる後プレート
    を接合することを特徴とする特許請求の範囲第12項、
    第13項記載の多心光コネクタフェルールの製造方法。
  15. (15)前記により得られた多心光コネクタフェルール
    の複数本を金型内に直線並列上にインサートし、樹脂成
    形により連結一体化することを特徴とする特許請求の範
    囲第10項記載の多心光コネクタフェルールの製造方法
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