JPS62246928A - ポリカ−ボネ−トの変性法 - Google Patents

ポリカ−ボネ−トの変性法

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JPS62246928A
JPS62246928A JP3355987A JP3355987A JPS62246928A JP S62246928 A JPS62246928 A JP S62246928A JP 3355987 A JP3355987 A JP 3355987A JP 3355987 A JP3355987 A JP 3355987A JP S62246928 A JPS62246928 A JP S62246928A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリカーボネートは公知であり、そして、そのwi者な
特質のため、多くの分野の応用に使用されてきた。しか
しながら、例えば有機溶媒に対する抵抗力および応力亀
裂に対する耐性は、特定的な応用に対しては不過当であ
る。
フェノール、p−t−ブチルフェノールまたは2゜6−
ノメチルフエノールのみで末端が普通におさまっている
ポリカーボネートと比較すると、本発明に従うポリカー
ボネートは機械的または熱的特性に変化を示 さない。直に、それらのものは、殊に光開始剤の存在下
およびUV光の照射下では、架橋に適しており、従って
有機溶媒((対して低抗力を有【2、応力亀裂に対して
強く、難燃化剤を加えることbζよって殊に優れた防炎
性を6するポリカーボネートを製造するのを可能にする
本発明は、ジフェノールおよび一官能基の連鎖停止剤を
基材とする、一般式([)式中、2はジフェノールの基
であり、 nは約20乃辛400の整数で あり。
であり、該式中、 mは0または1を意味し、 R#iHまたは01〜C1−アルキルを意味する。
に相当することを特徴とする、約1α000乃至20Q
、000.好ましくは約20,000および8Q、00
0の間の分子量my (重量平均)を有する、新規な、
高分子量の、架橋可能なポリカーボネートに関する。
本発明は、また、一般式(II) HO−z −OH(…) 式中、2は、場合によりアルキル置換またはへロゲン置
換することができ、且つ。
好ましくは約6乃至30個のC原子を 含有する。二価の芳香族の基である。
のジフェノールおよび/またはそれらのクロロ炭酸エス
テルを、ポリカーボネートの製造法とじて公知の方法に
従って、均一または不均一な相の系に於いて、使用した
構成単位2のモル数に対して約0,05および5モル%
、好ましくは約11乃至式中、mおよびRは式(1)に
対して示した意味を有する、 の化合物と反応させることを特徴とする。約10.11
00および200.001)の間、好ましくは約2へ0
00およびao、oooの間のMy (重量平均)を有
する新規な高分子量ポリカーボネートの製造法にも闇す
る。
本発明は、また、本発明に従う式(りのポリカーボネー
トまたはポリカーボネート混合物を。
ポリカーボネートの重量に対して約0.5乃至5重量%
、好ましくは約1乃至3重量%の光開始剤。
および、場合により、ポリカーボネートの重置に対して
約0.5乃至5重量%、好ましくは約1および3重量%
の間の光還元城および、場合により、ポリカーボネート
の重量に対して約(105および5重量%の間、好まし
くは約(11および2重量%の間の難燃化剤を添加した
後、紫外光で照射することを特徴とする、ポリカーボネ
ートの変性(改良)方法にも関する。
本発明は、また、上記の方法により得られる。
架橋ポリカーボネートにも関する。
連鎖の停止に使用される七ツマ−は安価であり市場で容
易に入手でき、ポリカーボネートの製造法として公知の
方法でポリマー中に難なく組み入れることができるので
、紫外光により容易に架橋できるポリカーボネートは経
済的な条件下で製造することができる。
本発明に従って好適な式(III)の化合物の例は。
アクリロイルクロリド、メタクリロイルクロリド、イン
プロペニルフェニルクロロカーボネートおよびP−ヒド
ロキシスチレンクロロカーボネートである。
本発明に従って使用すべき式(■1)に従う連鎖停止剤
に加えて、ポリカーボネートの合成に適した通常の一官
能基のフェノールは全て本発明に従って共に使用するこ
ともできる。
好ましくは6乃至50個のC原子を含有する式(II)
のジフェノールの適当な例は、ヒドロキノン、レゾルシ
ノール、ジヒドロキシジフェニル、ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)
−シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)スル
フィド、ビス−(ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
−(ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス−(ヒド
ロキシフェニル)スルホン、α、α′−ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−ジイソプロピルベンゼンおよびこれら
のものの核アルキル化並びに核へロゲン化化合物である
これらのものおよび他の好適なジフェノールは、例えば
、米国特許第i28.165号、同2,999,835
号、同幻48,172号、同へ271,568号、同2
,991.273号、同3,271,567号、同3,
280,078号、同3,0.14,891号;および
同2,999,846号、西ドイツ国特許出願公開明細
書ff1t570,703号。
同2.06&QSQ号、同2.061052号、同2,
211,956号および2.211957号、フランス
国特許第t!Mt518号および単行本[ISchne
llChemistry  and  Physics
  of  Po1year−bonat@s、、In
terselenee  Pub11sh*r+sNe
w York、、1964年」に記載されている。
好ましいジフェノールの例は、2.2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス−(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキンフェニル)−プロパン、
2,2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、2.2−ビス−(3,5−ジブロ
モ−4−ヒドロキシフェニル)−フロパンオヨヒ1,1
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロへキチン
である。
式(It)のジフェノールの何如なる望みの混合物を使
用することも可能である。
ポリカーボネートは、用いるジフェノールに対して少量
の、好ましくは約(LO5および10モル%の間の量の
、3官能基または3官能基より多くの基の化合物、殊に
3または3より多くのフェノール性ヒドロキシル基を有
する化合物を組み入れることによって、分款させること
ができる。
この種のポリカーボネートは、例えば、西ドイツ国特許
出願公告明細書第1,57[L533号、同1,595
.762号、同2.114974号、同2,115.3
47号および同2.50(LO92号、連合王国特許第
1、079.821号および米国特許fJ3,544.
514号に記載されている。
本発明に従うポリカーボネートの製造は実質上下記の2
つの公知の方法(H,5chn*11.Oheml−s
try  and  Physlea  of  Po
1yearbon+ates。
Polym@r  R@y、、第■巻、27頁以降。
Interscienee  I’ub目ghera参
照)により行なうことができ、それは半環には下記の如
く記述される。
1 不均一な相の系に於ける芳香族ポリカーボネートの
製造(相境界法) この方法に於いては、式(■)のジフェノールをアルカ
リ性の水l―に溶解させる5本発明に従うポリカーボネ
ートの製造に必要な1式(III)に従う連鎖調節剤を
、有機溶媒に溶かすかあるいはそのままで、このアルカ
リ相に加える。該ポリカーボネートに適した溶媒を加え
た後、二相の混合物が生成するが、この中へ約0および
60℃の間でホスゲンを通す。触媒を添加すると高分子
量のポリカーボネートが得られる。該混合物を、有機相
を洗いそして次に例えば非蒸発押出し成形4中で約28
0および330℃の間の温度に於いて溶媒を留去させる
ことにより仕上げる。
ポリカーボネートおよび式([[[)の化合物に適した
有機溶媒は、例えばメチレンクロリド、クロロベンゼン
およびそれらの混合物の如き、ポリカーボネートの合成
に対しては公知のものである。
好適な触媒は、例えばトリエチルアミンおよびトリブチ
ルアミンの如き、ポリカーボネートの合成に対しては公
知のものである。
2、均一な相の系に於けるポリカーボネートの製造(ピ
リジン法) 一般式([I)に従うジフェノールおよび一般式(1)
に従う連鎖調節剤を、例えばピリジンの如き有機塩基中
に溶解させる。咳ポリカーボネートに適した溶媒を加え
た後、約0および60℃の間の温度に於いてホスゲンを
通す。
反応の間に生成するピリジンハイドロクロリドを戸別し
、そして有機層を希HCIで洗いそして次に中性になる
まで水で洗浄する。仕上げは、また。
1)のもとで記述した如く1例えば非蒸発スクリュー中
で溶媒を留去させることにより行なう。
ピリジンの他、適当な有機塩基の例はトリエチルアミン
およびトリブチルアミンである。メチレンクロリドおよ
びクロロベンゼンおよびそれらの混合物をポリカーボネ
ートの溶媒として使用することができる。
もし、式(II)のジフェノールに加えて、或いはジフ
ェノールのかわりに、それらのもののクロロ炭酸エステ
ルを使用する場合は、1)および2)の方法に必要な連
鎖停止剤の晴は、式(ff)のビスフェノールおよびそ
れらのもののクロロ炭酸エステルの和から生起する構造
単位2から適宜に計算される。
原理的には、ポリカーボネートと整合する光開始剤は全
て本発明に従うポリカーボネートの改良に適している。
かくて、例えば、最も広い意味での脂肪族および芳香族
ケトンを基材とする、グリオキナレートおよびキノンも
包含する光開始剤が適している。もう少し狭い意味での
ケトンおよびグリオキサレートの例は、アセトフェノン
、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾフェノン、P
−クロロ−ベンゾフェノン、と−ベンゾイルベンゾフェ
ノン、ジベンジルケトン、ベンゾイルアセトン、ベンジ
ルアセトン、デオキシベンゾイン、2.4−ジメチル−
ベンゾフェノン、2.5−ジメチルベンゾフェノン、瓜
4−ジメチルベンゾフェノン、4−ベンゾイルジフェニ
ル、9−フルオレノン、4,4−ビス−(ジメチルアミ
ノ)−ベンゾフエノン、4−ジメチルアミノ−ベンゾフ
ェノン、ジベンジルケトン、4−メチルベンゾフェノン
、プロピオフェノン、ベンズアンスロン、エチルフェニ
ルグリオキナレート、t−ブチルフェニルグリオキサレ
ート、トリメチルシリルフェニルグリオキナレート等々
である。
芳香族ケトンまたはグリオキサレートが好ましい。ベン
ゾフェノン、ベンゾイン、P−ベンゾイルベンゾフェノ
ン、t−ブチルフェニルグリオキサレートおよびトリメ
チルシリルフェニルグリオキナレートが殊に好ましい。
キノン、例えばアントラキノン、1−クロロアントラキ
ノン、2−クロロ−アントラキノン、2−エチルアント
ラキノン、1−メチルアントラキノン、2−メチルアン
トラキノン、2−フェニルアントラキノン等々もまた光
開始剤として使用することができる。好ましいキノンは
2−メチルアントラキノン、2−クロロアントラキノン
、および2−エチルアントラキノンである。
他の好適な光開始剤は熟達した人々には公知であり、次
の出版物から知ることもできる。J、Kosar。
「Light−8ensitiv@Systems J
 、John W11ey& 5ons、 N@W Y
ork、 1965年、第4章([Uniatura 
−ted (7ornpounds l )、第5章(
rPhotopolymerl−zatlon Pro
cesses J )および第8章(Photopol
y−m@rlzatlon of Vlnyl Mon
om@rs )、「chem。
几evt−J g 68巻、125乃至151W(19
68年)、J、F、Rab@k  rPhotos@n
m1tiz@d  Protessesln  Pol
ymer  Oh@m1stry、A  R@vlrw
J  、Photo−ehem、Photobj ol
、 ’!Pr 7巻、5乃至579(1968年)、G
、Delz@nne1[S@n51tiz@rs of
 Photopoly−m@rization J 、
  Ind、(7him、B@1go第24巻、739
乃至764 N(1959年)、およびO,M。
Me 01oskeyおよびJ、Bond、 「Pho
tossnsltlzersFor Po1yest@
y−vInyl  Po1yrnerization 
J。
Ind、Eng、Ohem、第47巻、2125乃至2
129頁(1955年)。
本発明に従うポリカーボネートの変性に必要な紫外光照
射は、市販で得られる紫外ランプ、例えばフィリップス
HTQ4または7、Hanoマ1aランプ等々を用いた
紫外光で達せられる。照射時間は、用いる光開始剤の含
有率および試料の仲買に応じて約20乃至180秒とす
る。
本発明に従うポリカーボネートの変性に適した難燃化剤
の例は、公知であって且つポリカーボネートを耐炎性に
するのに適した化合物、および。
西ドイツ国特許出願公開明細書第2,049,558号
および同2.25&072号、米国特許第3775.5
67号および同5.8315,490号および他の文献
に記載されているものの如き、協同作用を有する物質で
ある。
好適な化合物の例は、アルカリ金属塩、殊に、例えばイ
ソオクタン酸カリウム、イソオクタン酸ナトリウム、イ
ソオクタン酸リチウム、ペルフルオロオクタン酸カリウ
ム、ペルフルオロオクタン酸ナトリウム、ベルフルオロ
オグタン酸リチウム、5−エチル−ジオキチン−1,3
−イル−5−カルボン酸のカリウム塩、イソオクタン酸
ルビジウム。
ペルフルオロオクタン酸ルビジウムおよびペルフルオロ
メタンスルホン酸カリウム、ペルフルオロオクタンスル
ホン酸カリウムおよびペルフルオロブタンスルホン酸カ
リウムの如きペルフルオロアルカンスルホン酸のアルカ
リ金属塩の如き、ポリカーボネート中に可溶なアルカリ
金属塩である。
更に、ラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、フター
ル酸モノベンジルエステル、アジピン酸モノブチルエス
テル、P−オクチル安息香酸、1O−t−ブチル安息香
酸、3−(5,S−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロピオン酸およびジグリコール酸モノデシ
ルエステルのアルカリ金属塩を使用することもできる。
本発明に従うポリカーボネートの変性は二段で達成する
ことができる。最初の段階は、a) 溶解しフィルムと
して単離することによるか、或いは b) 約280および330℃の間で混合し、場合によ
りポリカーボネートをシートまたは他の射出成形体へ成
形することにより、光開始剤および場合により難燃化剤
および/または光還元剤を組み入れる段階で、第二の段
階は架橋が達成されるまでの紫外光照射である。
b)の段階を進める際は1例えばベンゾフェノンの如き
物質を、混合前にポリカーボネートに加え、光開始剤を
活性化するのが好ましい、光開始剤と一緒に光還元剤を
使用することは文献でよく知られている。(J、Am、
Ohem、8oe、 83巻、2795頁(1961年
)、J、Am、Ohem、Soe、第89巻、3471
 N(1967年)枯よびAng@w、Oh@rn、1
032日(1972年)参照)。
好〕1穐な物質は、例えばメシチレン、ジベンジルエー
テル、安息香酸ベンジルエステル等々の如き、不安定な
an結合を有する化合物である。不安定なcrig合を
有するポリマー、例えばポリグリコールエーテル、脂肪
族ポリエステルおよび他の化合物もまた該活性化に適し
ている。
工程変@b)に従う本発明のポリカーボネートの変性の
ための光開始剤の活性化のもう一つの可能性は、光開始
剤を含有するポリカーボネートを照射に先立って不安定
なCI(結合を有する有機化合物の蒸気に1m L、、
そして、その後直ちに紫外光照射によって架橋を行なわ
せるということから成る。
ここで考慮すべ赴有機化合物は1例えば、テトラヒドロ
フラン、ジオキチン、クロロホルム、トルエン、キシレ
ン、C!)1t01.および同様の化合物である。
組み入れるべき光還元剤の量は組み入れられた光開始剤
の量によるが、一般には光開始剤を基準にして等モルの
量の光還元剤を加える。
釘に1組み入れられた光開始剤の量に応じて、蒸気状態
で使用される光還元剤の量は、主に、架橋さハるべき表
面およびポリカーボネート成形体の構造並びに望みの架
橋反応の程度による。
場合により炎遅延剤を組み入れた後の、光開始剤を用い
、場合により光還元剤を用いた1本発明のポリカーボネ
ートを提供するためのもう一つ別の方法は、それぞれの
ポリカーボネート成形体を、よく知られている方法、例
えば米国特許第5.892,889号の方法と類似の方
法を用いて、光開始剤の溶液および場合によりポリカー
ボネートに対して不活性な溶媒中の光還元剤を使用して
、浸漬または噴霧することである。
用いるべき光開始剤および場合により光還元剤の1膿よ
、これも、主として、架橋されるべき表面およびポリカ
ーボネート成形体の構造並びに望みの架橋反応の程度に
よる。光開始剤および場合により光還元剤の、この後者
の工程変数に従う、ポリカーボネート表面に使用すべき
型は、架橋されるべき平均100μの表面層に対しそれ
ぞれ1Q−3jj/rsl の大きさの程度である。処
理されたポリカーボネート成形体は次によく知られた方
法で乾燥させ、紫外光照射で改良する。
他の高エネルギー線源、例えば礪子線、殊に陰極線もま
た、場合により増感剤の添加後1本発明のポリカーボネ
ートの照射に使用することができる。
本発明に従って得ることができる変性されたポリカーボ
ネート成形組成物は有機溶媒に対して抵抗力があり、そ
して通常のポリカーボネートと比較すると、応力亀裂に
対する改善された抵抗力によって区別できる。もし難燃
化剤を加元てあれば、はんの少しの添加であっても、U
Lサプノエクト94に従うとvOと評価される生成物が
得られる。
本発明に従って得ることができる変性されたポリカーボ
ネートは、応力亀裂に対する高い抵抗力と同時に有機溶
媒に対する高い抵抗力が要求される全ての場合に、フィ
ルムおよC//&形体として使用することができる。
以下の実施例は本発明の上口を実に詳細に例示する目的
のものである。示した相対粘度は、メチレンクロリド中
、25℃および濃度5g/iに於いて測定した。
なお、下記におけるULサブジェクト94試験は、−試
料につき10本ずつの寸法127X12゜7 X 1.
6 mm(’/+a″)および127X12,7X3゜
2I(1八“)の射出成形された試験棒を用いての燃焼
試験によって、当該試料の難燃性をvOlvlおよ(/
V2のいずれかの等級に分類するものであって、その分
類基準は次の通りである。
VO:、α火炎を取り去った後の平均の燃焼および/ま
たはくすぶりが5秒を越えず、且つ、脱脂綿に着火する
滴下粒を生じない。
vl:5貞火炎を取り去った後の平均の燃焼および/ま
たはくすぶりが25秒を越えず、且つ脱脂綿に着火する
滴下粒を生じない。
■2:点火炎を取り去った後の平均の燃焼および/また
はくすぶりが25秒を越えないが、脱脂綿に着火する滴
下粒を生ずる。
ただし、各試料はすべての試験棒が特定のV等級に適合
することを必要とし、さもなくば、当該試料には最も悪
い試験棒のw?級が付される0例えば、1本の試験棒が
v2と等級付けられ、他の9本の試験棒が■0と等級付
けられた場合には、当該試料は■2と評価される。
夫産例−二し 連鎖停止剤としてメタクリロイルクロリド3゜27モル
%を用いて製造したポリカーボネート。
2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−フロノ(
ン(ビス7エ/−ルA)3,192kg(14モル)、
濃度45%の水酸化ナトリウム水溶[2,5二(kl?
および蒸留水152から1つの溶液を作る。メチレンク
ロリド34kgを加えた後、メチレンクロ1)11kg
中に溶かしたメタクリロイルクロリド52゜2g(約0
.5モル)を、室温に於−1で攪袢しな力Cら加える。
20乃至25℃に於いて、ホスゲン2゜64kgを通す
。濃度6.5%の水酸化ナトリウム溶液を更に26.3
にビ加えることによって、ホスゲン化の間pH値を13
乃至14に保持する。トリエチルアミン15+++jt
を次に加え、混合物を更に30号間攪件する。つぎに上
部の水相を分離し去り、有機相を酸洗し、1!Li解質
が無くなるまで洗浄する。次にメチレンクロリドを30
0℃で有機相からZSK磯を介して留去し去り、そして
ポリカーボネートを粒剤とする。相対溶融粘度は約1゜
30であり、分子量は約28500である。
K壜胴−1 インプロペニルフェニルクロロカーボネート3゜4モル
%を用いて製造したポリカーボネート。
製造および仕上げは、実施例1に於いて記載した方法に
従って、インプロペニルフェニルクロロカーボネート3
.4モル%を用いて行なう。相対溶液粘度は約1.31
であり、分子量は約29700である。
X1匠−±(比較実施例) p−t−ブチル7エ7−ル3.27モル%を用いて製造
したポリカーボネート。
製造および仕上げは、実施例1に於いて記載した方法に
従って、p−t−ブチルフェノール3.27モル%を用
いて行なう。相対溶液粘度は約1.30であり、分子量
は約28500 である。
実施例1乃至3からのポリカーボネートをメチレンクロ
リド中に溶かし、そして、ベンゾフェノン1または2重
量%を)10えてから、厚さ約100μのフィルムに加
工し、約120℃に於いて一晩乾燥する。
W−工 実施例1のポリカーボネートをメチレンクロリド中に溶
かし、ポリカーボネートのtflを基準にして1重量%
のベンゾフェノンおよびポリカーボネートの重電を基準
にしてt5重fF1%のジベンジルエーテルをも加えて
から、厚さ約100μのフィルムに加工し、約120℃
に於いニー晩乾燥する。
実施例1乃至4からのフィルムを、次に、フィリップス
H’f’Q 4紫外ランプ(高圧水銀蒸気ランプ)ヲ用
イて、15cMlの距離に於いて、45および180秒
間両面を照射する。フィルムをメチレンクロリドで処理
し架橋した部分を不溶性繊維あるいはフィルム片として
戸別し、乾燥後Mt法により決定する。実施例1乃至4
からのポリカーボネートの異なる架橋の結果、フィルム
は異なった応力亀裂を起す。
測定のために、幅1cI!Lで厚さ100μの細片を曲
げて半ik 5 cmの輪を作り、そして、その輪を四
塩化炭素に浸す。応力亀裂の起った結果フィルムの輪が
壊れるまでの時間を記録する。結果を第1表に要約する
実施例 5 実施例1からのポリカーボネー)4516gを、ベンゾ
フェノン80121’fl’ft’−・、+)オヨヒベ
ルフルオロブタンスルホン酸カリウム4g(α1重量%
)と、300℃に於いて、ツインスクリュー型の機械中
で一緒に混合し、該混合物を粒剤とする。
実施例 6 実施例2からのポリカーボネー)4876gを、ベンゾ
フェノン120gおよびペルフルオロブタンスルホン酸
カリウム4gと、300℃に於いて、ツインスクリュー
型の機械中で混合し、該混合物を粒剤とする。
一実過LILu(比較実施例) 実施例3からのポリカーボネー)4876.9を、ベン
ゾフェノン120gおよびペルフルオロブタンスルホン
酸カリウム4.li’と、300℃に於いて。
ツインスクリュー型の機械中で混合し、該混合物を粒剤
とする。
実施例5.6および′lからの改良したポリカーボネー
トを射出成形して標準的な区験棒を作り、フィリップス
ll’rQ  4商圧水銀蒸気ランプを用いて、約15
cmの距離に於いて約45秒間この棒の両面を照射する
。見出した、火に対する危険率の分類を第2表に姿約す
る。
UVサブノエクト94

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約10,000および200,000の間の分子量
    @M@w(重量平均)を有し、ジフエノールおよび一官
    能基の連鎖停止剤を基材とする、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Zはジフエノールの基を意味し、 nは約20乃至400の整数を意味し、 Eは ▲数式、化学式、表等があります▼ を意味し、該式中 mは0または1を意味し、そして RはHまたはC_1〜C_3−アルキルを意味する、に
    相当する高分子量の芳香族ポリカーボネートを、これに
    その重量に対して約0.05および5重量%の間の光開
    始剤を添加したのち、紫外光で照射することを特徴とす
    る、ポリカーボネートの変性方法。 2、ポリカーボネートの重量に対して約1および3重量
    %の間の光開始剤を使用することから成る、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3、光開始剤を溶液を介して添加し、そして紫外光によ
    る照射に先立ってポリカーボネートをフィルムとして単
    離することから成る、特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 4、紫外光による照射に先立って約280および330
    ℃の間で光開始剤を混合して加えることから成る、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 5、照射に先立ち、ポリカーボネートの重量を基準にし
    て約0.05および5重量%の間の光還元剤をポリカー
    ボネートに加えることから成る、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 6、紫外光による照射に先立ち光還元剤を溶液を介して
    加えそしてポリカーボネートをフィルムとして単離する
    ことから成る、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、紫外光による照射に先立ち、約280および330
    ℃の間で光還元剤を混合して加えることから成る、特許
    請求の範囲第5項記載の方法。 8、光還元剤を蒸気の形で導入することから成る、特許
    請求の範囲第5項記載の方法。 9、照射に先立ちポリカーボネートの重量に対して約0
    .05および5重量%の間の難燃化剤をポリカーボネー
    トに加えることから成る、特許請求の範囲第1項または
    第5項記載の方法。 10、ポリカーボネートの重量に対して約0.1および
    2重量%の間の難燃化剤を使用することから成る、特許
    請求の範囲第9項記載の方法。 11、紫外光による照射に先立ち難燃化剤を溶液を介し
    て加えポリカーボネートをフィルムとして単離すること
    から成る、特許請求の範囲第9項記載の方法。 12、紫外光による照射に先立ち約280および330
    ℃の間で難燃化剤を混合することにより加えることから
    成る、特許請求の範囲第9項記載の方法。 13、ポリカーボネートを、溶媒が該ポリカーボネート
    に対して不活性であることを特徴とする、(a)ポリカ
    ーボネートの重量に対して約0.05および5重量%の
    間の光開始剤および (b)場合により、ポリカーボネートの重量を基準にし
    て0.05および5重量%の光還 元剤 を含有する溶媒混合物中に浸し、そして次に紫外光を照
    射することから成る、特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 14、光開始剤および場合により光還元剤を含有する溶
    媒混合物を用いてポリカーボネートに噴霧することから
    成る、特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP3355987A 1977-10-13 1987-02-18 ポリカ−ボネ−トの変性法 Granted JPS62246928A (ja)

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