JPH04178456A - 熱安定性ポリカーボネート成形用組成物 - Google Patents

熱安定性ポリカーボネート成形用組成物

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JPH04178456A
JPH04178456A JP2415345A JP41534590A JPH04178456A JP H04178456 A JPH04178456 A JP H04178456A JP 2415345 A JP2415345 A JP 2415345A JP 41534590 A JP41534590 A JP 41534590A JP H04178456 A JPH04178456 A JP H04178456A
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カルル−ハインツ・オツト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【本発明の背景】
本発明は置換ジヒドロキシジフェニルシクロアルカン、
および無溶媒重合、溶液重合または塊状懸濁重合により
製造されたゴム変性(共)重合体から得られる加熱下に
おける高度の寸度安定性、良好な加工特性および熱安定
性をもった熱可塑性成形用組成物、並びに各成分を高温
で混合する該成形用組成製造法、および該組成物を成形
品の製造に使用する方法に関する。 [0002] ポリカーボネートおよびABS重合体は以前から公知で
ある。即ちポリカーボネート、およびアクリロニトリル
と芳香族ビニル炭化水素、例えばスチレンとの単量体混
合物がポリブタジェンの上にグラフト化したグラフト重
合体から得られる良好な加工性をもった成形用組成物は
ドイツ特許第1 170 141号に記載されている。 [0003] ポリカーボネート、および無溶媒重合法によってつくら
れた重合体、好ましくはABS型の重合体から成る成形
用組成物は例えば米国特許第4 624 986号に記
載されている。これらの組成物は良好な低温特性の他に
高度の色安定性および艶消し表面をもっている。 [0004] 上記成形用組成物が加熱下における寸度安定性および熱
安定性をもっていることが知られているが、自動車工業
における用途に対しては不十分である。 [0005] 自動車の外側に使用される部材は、特にラッカー塗装を
必要とする条件下においては、高度の耐熱性が要求され
るが、複雑な幾何学的形状をもち短い射出成形サイクル
でつくられる成形部品の製造には高い操作温度が必要な
場合が多いカドこれによって材料の劣化を招き易い。 [0006] 本発明においては驚くべきことには、ポリカーボネート
および無溶媒重合法、溶液重合法または塊状懸濁重合法
によりつくられたゴム変性(共)重合体の混合物中にお
けるポリカーボネート成分として、置換ジヒドロキシジ
フェニルシクロアルカンをベースにした特殊なポリカー
ボネートを使用すると、加熱下における高度な寸度安定
性、良好な加工特性および熱安定性をもった成形用組成
物が得られることが見出だされた。 [0007]
【本発明の総括】
本発明は(A)重量平均分子量Mwが少なくとも10,
000、好ましくは2o、ooo〜300,000で、
式(I)[0008]
【化2】 [0009] 但し式中R1およびR2は独立に水素、ハロゲン (好ましくは塩素または臭素) フェニル)およびC−Cアラルキル(好ましくはフェニ
ル−C1〜C4アルキ、712 ル、特にベンジル)であり、 mは4〜7の整数、好ましくは4または5の整数、Xは
炭素原子であるが、少なくとも1個のXにおいてはRお
よびR4が共にアルキルである、 に対応する二官能性カーボネート構造単位を有する1種
またはそれ以上の熱可塑性芳香族ポリカーボネート1〜
99重量%、好ましくは25〜98重量%、最も好まし
くは40〜97重量%および (B)8.1  スチレン、α−メチルスチレン、核に
置換基を有するスチレン01〜C8アルキルメタクリレ
ート、01〜C8アルキルアクリレート、またはこれら
の混合物50〜99重量%、好ましくは60〜95重量
%、およびB、 2アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、01〜C8アルキルメタクリレート、01〜C8
アルキルアクリレート、マレイン酸無水物、N−置換マ
レイン酸イミド、またばこれらの混合物50〜1重量%
、好ましくは40〜5重量%から成りB。 1およびB、2の重量%の和が100重量%になるよう
な混合物を、B、  3  ガラス転移温度が0℃より
、好ましくは一20℃より低くB、1およびB、2と共
重合し得るゴムをB、1およびB、2に関し1〜50重
量%、好ましくは2〜35重量%存在させ、 無溶媒重合法、溶液重合法または塊状懸濁重合法により
グラフト重合させて得られる(共)重合体1〜99重量
%、好ましくは2〜75重量%から成ることを特徴とす
る熱可塑性成形用組成物み関する。 [00101
【本発明の詳細な説明] 成分A 本発明におけるポリカーボネー)Aは重量平均分子量M
wが少なくとも10゜000、好ましくは20,000
〜300,000の高分子量熱可塑性芳香族ポリカーボ
ネートであり、式(I) [0011] 【化3】 [0012] に対応する二官能性のカーボネート構造単位から成って
いる。ここでRおよびR2は独立に水素、ハロゲン(好
ましくは塩素または臭素)01〜 ル)、またはC−Cアラルキル(好ましくはフェニル−
〇1〜C4−アルキル、特にベンジル)であり、 mは4〜7、好ましくは4または5の整数、RおよびR
は各々のXにおいて独立に水素またはC1〜C6アルキ
ルを表し、Xは炭素原子である。 [0013] ポリカーボネートAの原料物質は式(Ia)[0014
【化4】 に対応するジヒドロキシジフェニルシクロアルカンであ
る。ここでX、RI R2[0016] R3およびR4は好ましくは1個または2個のX原子上
に存在して両方ともアルキルであり、さらに好ましくは
唯1個のX原子上において存在する。好適なアルキル基
はメチルであり、ジフェニル置換炭素原子(C−1)に
対しα位にあるX原子は好ましくはジアルキル置換炭素
ではなく、ジアルキル置換炭素はC−1に対しβ位にあ
ることが好ましい。 [0017] 脂環式の基の環炭素が5または6のジヒドロキシジフェ
ニルシクロアルカン(式Iaにおいてm=4または5)
が好適であり、例えば下記式Ib〜Idに対応する。 [0018]  H3 [0019] この中で1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(式Ibにおい
てRおよびR2が共にH)が特に好適である。 [0020] ポリカーボネートAはドイツ特許明細書P  3 83
2 396.6号または米国特許願07/390,02
8号(1989年8月4日)記載の方法により式(Ia
)のジフェノールから製造することができる。 [0021] 式(Ia)のジフェノールの1種を使用してポリカーボ
ネート均質重合体をつくることができ、或いは式(Ia
)の数種のジフェノールを使用してポリカーボネート共
重合体をつくることができる。 [0022] また式(I a)のジフェノールを他のジフェノール、
例えば式(Ie)[0023]
【化6】 HO−Z−○H(Ie) のジフェノールとの混合物として使用して高分子量の熱
可塑性芳香族ポリカーボネートをつくることができる。 [0024] 式(Ie)に対応する適当な「他のジフェノール」には
、Zが炭素数6〜30の1個またはそれ以上の芳香核を
もつ芳香族の基を表し、架橋部分として脂肪族の基また
は式(Ia)以外の脂環式の基、或いはへテロ原子を含
むこともできるものである。 [0025] 式(I e)のジフェノールの例としては下記のものが
ある。 [0026] ヒドロキノン、 レゾルシン、 ビス−(ヒドロキシフェニル)−アルカン、ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−シクロアルカン、ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−スルフィド、ビス−(ヒドロキシフェ
ニル)−エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケ
トン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルフォン、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−スルフオキシド、α、α
−ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピルベン
ゼン、およびこれらの化合物の核にアルキルまたはハロ
ゲンが置換した誘導体。 [0027] これらのおよび他の適当な「他のジフェノール」は例え
ば米国特許第3 028365号、同第2 999 8
35号、同第3 148 172号、同第3275 6
01号、同第2 991 273号、同第3 271 
367号、同第3 062 781号、同第2 970
 131号および同第2999846号、ドイツ特許公
開明細舎弟1 570 703号、同第2 063 0
50号、同第2 063 052号および同第2 21
1 956号、フランス特許明細舎弟1 561 51
8号、および米国ニューヨーク、インターサイエンス°
パブリツシャーズ(Interscience  Pu
blishers)1964年発行、エイチ・シュネル
(H,5chne 11)著、「ポリカーボネートの化
学と物理(Chemist、ry  and  Phy
s ics  of  P。 1ycarbonates)Jに記載されている。 [0028] 他のジフェノールの例は下記の通りである。 [0029] 4.4′ −ジヒドロキシジフェニル、2.2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.4−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1
.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキ
サン、α、α−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、2.2−ビス−(3−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビ
ス−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−フロパ
ン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシフェニル)−フロパン、ビス−(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−スルフォン、2
.4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−メチルブタン、 1.1−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−シクロヘキサン α、α“−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、 2.2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−フロパン、および 2.2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−フロパン。 [00301 特に好適な式(Ie)のジフェノールの例は次のとおり
である。 [0031] 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−プロパン、2.2−ビス−(3,5−ジク
ロロ=4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−
ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)−シクロヘキサン。 [0032] 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
が特に好適である。 [0033] 「他のジフェノール」は単独でまたは混合物として使用
することができる。 [0034] 式(I a)のジフェノール対随時使用される式(I 
e)の他のジフェノールのモル比は(Ia)100モル
%:  (Ie)0−Eル%〜(Ia)2−Eル%:(
Ie)98モル%でなげればならない。好ましくはこの
比は(Ia)100モル%:(Ie)Oモル%〜(Ia
)5モル%:  (工e)95モル%、さらに好ましく
は(Ia)100−Eル%:  (Ie)O(−ル%〜
(Ia)10−Eル%:  (Ie)90モル%、最も
好ましくは(Ia)100モル%:  (Ie)0−E
ル%〜(Ia)20モル%:  (Ie)80モル%で
ある。 [0035] 式(Ia)のジフェノールから随時他のジフェノールと
組み合わせて得られる高分子量ポリカーボネートはポリ
カーボネートの製造に公知の方法により製造することが
できる。種々のジフェノールを互いに不規則にまたはブ
ロック状にして連結させることができる。 [0036] 本発明のポリカーボネートは公知方法で分岐させること
ができる。分岐が必要なときには、少量、好ましくは0
.5〜2.0モル%(ジフェノールの使用量に関し)の
三官能性以上の化合物、特にフェノール性ヒドロキシル
基を3個以上もつ化合物を縮合させることにより混入し
公知方法で行うことができる。下記に3個以上のフェノ
ール性ヒドロキシル基を含む分岐剤のいくつかを示す。 [0037] フロログルシノール、 4.6−シメチルー2.4.6−)リー(4−ヒドロキ
シフェニル)−へブテン1.3.5−)リー(4−ヒド
ロキシフェニル)−ベンゼン、1.1.1−)リー(4
−ヒドロキシフェニル)−エタン、トリー(4−ヒドロ
キシフェニル)−フェニルメタン、2.2−ビス=(4
,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキ
シル)−プロパン、 2.4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピ
ル)−フェノール、2.6−ビス−(2−ヒドロキシ−
5−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、 2−(4−ヒドロキシフェニル) −2−(2,4−ジ
ヒドロキシフェニル)−プロノマン ヘキザー[4−(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピ
ル)−フェノールヨーオルトテレフタル酸エステル、 テトラ−(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、テトラ
−[4−(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピル)−
フェノキシ]−メタン、および 1.4−ビス−[(4’  、  4”−ジヒドロキシ
−トリフェニル)−メチルヨーベンゼン。 [0038] 三官能性化合物の他の例としては2,4−ジヒドロキシ
安息香酸、トリメシン酸、塩化シアヌル、および3,3
−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2
−オキソ−2,3−ジヒドロインドールがある。 [0039] 公知方法でポリカーボネー)Aの分子量を調節する連鎖
終結剤は通常の濃度で添加される一官能性化合物である
。この目的に適した化合物の例には、フェノール、t−
ブチルフェノールおよび他のアルキル−01〜C7−置
換フェノールが含まれる。分子量を調節するためには、
式(I f)[0040]
【化7】 [0041] 但し式中Rは分岐したCおよび/またはC9アルキル基
である、に対応するフェノールを少量使用することが特
に適している。アルキル基RにおいてはCHプロトンの
割合が47〜89%、CHおよびCH2プロトンの割合
が53〜11%であることが好ましい。またRがCH基
に対しオルトの位置にありオルト位の基の割合の上限が
最も好ましくは20%であるフェノールを使用すること
も好適である。連鎖終結剤は一般にジフェノールの使用
量に関し0.5〜10モル%、好ましくは1.5〜8モ
ル%の量で使用される。 [0042] ポリカーボネー)Aは公知方法により界面重合法により
つくることが好適である[米国インターサイエンス・パ
ブリツシャーズ1964年発行、ポリマー・レヴイユー
ズ(Polymer  Reviews)9巻、エイチ
・シュネル著、「ポリカーボネートの化学と物理」33
頁以降参照]。この方法においては式(Ia)のジフェ
ノールを水性アルカリ相に溶解する。「他のジフェノー
ル」とのポリカーボネート共重合体の製造には、式(I
 a)と「他のジフェノール」、例えば式(Ie)のジ
フェノールとの混合物を使用する。分子量を調節するた
めには例えば(If)の連鎖終結剤を使用することがで
きる。次いで好ましくはポリカーボネートを溶解する不
活性有機相を存在させ界面縮合法によりフォスゲンと反
応させる。反応温度は0〜40℃である。 [0043] 随時使用する分岐剤(好ましくは0.05〜2.0モル
%)はジフェノールと一緒に水性アルカリ相に導入する
か、或いはフォスゲン化の前に有機溶媒溶液として添加
する。 [0044] 式(Ia)のジフェノールおよび随時使用する他のジフ
ェノール(Ie)の他に、モノ−および/またはビス−
クロロカルボン酸エステルを使用することができ、これ
は有機溶媒溶液として加える。この場合連鎖終結剤およ
び分岐剤の量は式(Ia)および随時使用する式(Ie
)に対応するジフェノールのモル量に依存する。クロロ
カルボン酸エステルを用いる場合には、フォスゲンの量
はそれに対応して公知方法により減少させる。 [0045] 連鎖終結剤および随時使用する分岐剤およびクロロカル
ボン酸エステルに対する適当な有機溶媒の例としては、
塩化メチレン、クロロベンゼン、アセトン、アセトニト
リル、およびこれらの溶媒の混合物、特に塩化メチレン
とクロロベンゼンとの混合物である。使用する連鎖終結
剤および分岐剤は同じ溶媒に溶解することができる。塩
化メチレン、クロロベンゼン、および塩化メチレンとク
ロロベンゼンとの混合物は界面縮重合法に対する有機相
として使用できる化合物の例である。 [0046] 例えばNaOH水溶液は水性アルカリ相として使用する
ことができる。 [0047] 界面重合法によるポリカーボネートAの製造は触媒、例
えば3級アミン、特にトリブチルアミンまたはトリエチ
ルアミンのような3級脂肪族アミンを用い通常の方法で
行うことができる。触媒は使用するジフェノールに関し
0.05〜10モル%の量で加えることができる。触媒
はフォスゲン化の前、途中または後に加えることができ
る。 [0048] ポリカーボネートAは公知の均一相重合法、いわゆるピ
リジン法またはフォスゲンの代わりに例えば炭酸ジフェ
ニルを用いる公知の無溶媒エステル交換法により製造す
ることができる。 [0049] ポリカーボネートAは好ましくは分子量Mw(ゲルクロ
マトグラフ法により決定された較正後の重量平均分子量
)が少なくとも10,000.さらに好ましくは20,
000〜30o、 ooo、特に20,000〜80,
000である。ポリカーボネートAは直鎖または分岐し
ていることができ、式(I a)のジフェニルをベース
にした均質重合体または共重合体であることができる。 [00501 式(Ia)のジフェニルを導入すると、加熱下における
高度の寸度安定性並びに他の有利な特性をもった新規ポ
リカーボネートが得られる。これは特に式(Ia)にお
いてmが4または5のジフェニル、特に式(I b)に
おいてR1およびR2が互いに独立に式(Ia)におけ
る意味を有し、最も好ましくは水素を表すジフェニルを
ベースにしたポリカーボネートに当てはまる。 [0051] 従って特に好適なポリカーボネートAば式(I a)の
構造単位でmが4または5であり、特に式(I g) [0052]
【化8】 に対応する単位から構成されているものである。ここに
R1およびR2は式(Ia)の意味を有するカド最も好
ましくは水素を表す。 [0054] 式(I b)においてR1およびR2が好ましくは水素
を表すジフェニルをベースにしたポリカーボネートは加
熱下において高度の寸度安定性をもっているばかりでな
く、良好な紫外線安定性および熔融時における良好な流
動特性をもっておりこのことば予想されないことであっ
た。 [0055] さらに他のジフェニル、特に式(Ie)のジフェニルと
任意に組み合わせて使用することにより、ポリカーボネ
ートの特性を有利に変化させることができる。 このようなポリカーボネート共重合体においては、式(
Ia)のジフェニルはポリカーボネート中のジフェニル
の全量100モル%に関し、100〜2モル%、好まし
くは100〜5モル%、特に100〜10モル%、最も
好ましくは100〜20モル%の量で含まれている。 [0056] 成分B ゴムで変性された(共)重合体BはB、1およびB、2
の単量体の不規則(共)重合体およびB、1およびB、
2の不規則(共)重合体がグラフト重合したゴムB、3
から成っている。B、の製造は例えば米国特許第3 2
43 481号同第3 509 237号、同第3 6
60 535号、同第4 221 833号および同第
4 239 863号記載の無溶媒重合法、溶液重合法
または塊状懸濁重合法により公知方法で行われる。 [0057] 単量体8.1の例は次の通りである。スチレン、α−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレ
ン、メタクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチルおよび
アクリル酸t−ブチル。単量体8.2の例は次の通りで
ある。アクリロニトリル、メタクリロニトリル、メタク
リル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−
ブチル、マレイン酸無水物およびN−フェニルマレイン
酸イミド[0058] スチレン、α−メチルスチレンおよびメタクリル酸メチ
ルが好適な単量体B。 1であり、アクリロニトリル、マレイン無水物およびメ
タクリル酸メチルが好適な単量体8.2である。
【○0591 特に好適な単量体8.1はスチレンであり、特に好適な
単量体8.2はアクリロニトリルである。 [00601 ゴム変性(共)重合体に適したゴム8.3の例は次の通
りである。ジエン・コム、EP (D)Mゴム、即ちエ
チレン/プロピレン、および随時ジエン、アクリレート
、ポリウレタン、シリコーン、クロロプレンおよびエチ
レン/酢酸ビニル・ゴムをベースにしたゴム。 [0061] 好適なゴムB、3にはジエン・ゴム(例えばブタジェン
、イソプレン、および他の当業界に公知のジエンをベー
スにしたゴム) およびジエン・ゴムの混合物ジエンゴ
ムの共重合体、或いはこれらと他の共重合可能な単量体
(例えばB。 1および8.2の単量体)とを成分B、3のガラス転移
温度が0℃より、好ましくは一20℃より低く成る条件
で重合させて得られたものが含まれる。純ポリブタジェ
ンが特に好適である。 [0062] 成分Bはさらに必要に応じ交叉結合し得るエチレン型不
飽和単量体を、これが成分8.3のゴムとしての特性を
損なわない限り、少量、通常はB、3に関し5重量%よ
り、好ましくは2重量%より少ない量で含んでいること
ができる。交叉結合し得るこのような単量体の例には、
アルキレンジオールージ(メタ)アクリレート、ポリエ
ステル−ジー(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン
、トリビニルベンゼン、シアヌル酸トリアリル、 (メ
タ)アクリル酸アリル、マレイン酸ジアリルおよびフマ
ル酸ジアリルが含まれる。 [0063] ゴム変性(共)重合体Bは50〜99重量部、好ましく
は60〜95重量部の8.1および1〜50重量部、好
ましくは5〜40重量部のB、2の混合物を、B、1お
よびB、2に関し1〜50重量部、好ましくは2〜35
重量部、さらに好ましくは3〜25重量部のゴム成分8
.3の存在下においてグラフト重合させることにより得
られる。ここでB、1およびB、2の重量部の和は10
0重量部になるものとする。グラフト重合は無溶媒、溶
液または塊状懸濁重合法により行われる。 [0064] ゴム変性(共)重合体の製造には、グラフト重合を行う
前にゴム成分8.3が単量体B、1およびB、2、並び
に随時使用される他の溶媒の中で溶液の形になっている
ことが重要である。換言すればゴム成分B 3はあまり
多く交叉結合をしてB、1およびB、2の中に溶解しな
いようであってはならないし、ま7′:B。 3はグラフト重合開始時において既に分離した粒子の形
をしていてはいけない。 B、の生成物特性に重要な影響を与える成分8.3の粒
子の形状および交叉結合度の増加はグラフト重合の途中
においてのみ生じなければならない[例えばウルマン(
Ullmann)のエンチクロペディー・デル・テクニ
ッシエン・ヘミ−(Enzykropaedie  d
er  technischen  Chemie)第
4版(1980年)19巻284頁以降参照]。 [0065] B、1および8.2の不規則共重合体は通常重合体B中
において部分的にゴムB、3の上または中にグラフト化
した形で存在し、このグラフト共重合体が重合した全共
重合体B、1およびB、2の割合、即ちグラフト収率[
即ちグラフト化した単量体対グラフト化させるのに使用
した単量体の重量比x100 (%単位)]は22〜4
0%好ましくは3〜30%、最も好ましくは4〜20%
でなげればならない。 [0066] 得られたグラフト化したゴム粒子の平均粒径(電子顕微
鏡写真で計数して決定)は0.5〜5μm、好ましくは
0.8〜2.5μmの範囲にある。 [0067] 本発明の成形用組成物は少なくとも部分的に成分Aおよ
び/またはBのおよび/まなは混合物A+Bと相容性を
もった他の熱可塑性合成樹脂を含んでいることができる
。これらの添加物は特に当業界に公知の熱可塑性芳香族
ポリカーボネート(即ち式(I)に対応する二官能性カ
ーボネート構造単位を含んでいないもの、例えばビスフ
ェノールAをベースにしたポリカーボネート)から成っ
ているか或いは例えば本発明において好適とされた方法
ではない方法によりつくられた共重合体またはグラフト
重合体(例えば乳化重合ABS)から成っていることが
できる。しかしこれらの場合には加熱下における寸度安
定性または熱安定性のような所望の特性が漸次低下する
ことは免れない。 [0068] ポリアルキレンテレフタレート、例えばポリエチレンテ
レフタレートおよびポリブチレンテレフタレートもA+
Bの成形用組成物の中に加えることができる。 本発明の成形用組成物はまた他の公知添加剤、例えば安
定剤、顔料、型抜き剤流動化剤、耐焔剤、重点剤、補強
材料および帯電防止剤を通常の量含んでいることができ
る。 [0069] 本発明の成形用組成物は通常の装置、例えば内部捏和機
、押出し機または二重シャフト・スクリューの中で各成
分を公知方法で混合し、高温、好ましくは200〜30
0℃において熔融配合または熔融押出しを行うことによ
り製造することができる。 [00701 本発明の成形用組成物は例えば射出成形によりすべての
種類の成形品の製造に使用することができる。製造され
る成形品の例は次の通りである。ハウジング部材(例え
ばジュース抽出機、コーヒー沸かし器、ミキサーのよう
な家庭用器具)、建築工業の覆い板、および自動車用部
品。また良好な電気的性質をもっているのでプラグ・ボ
ードのような電気部品にも使用することができる。また
前以てつくった板またはシート製品を深延伸して成形品
をつくることもできる。 [0071] 従って本発明の他の目的は本発明の成形用組成物を成形
品の製造に使用することである。 [0072] 【実施例】 1、使用成分 成分A A、  1 ビスフェノールA/1,1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(モ
ル比45:55)をベースにしたポリカーボネート。下
記の製造法を用いることができる。 [0073] 1.436.4g (6,3モル)のビスフェノールA
J2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
]、2,387.0g (7,7モル)の1,1−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)3,3.5−)リメチル
シクロヘキサン、7476.0g (84モル)の45
%NaOHおよび33.7リツトルの水を不活性ガス雰
囲気中で撹拌しながら溶解する。11リツトルの塩化メ
チレンおよび13リツトルのクロロベンゼン中に36.
9g (0,392モル)のフェノールを含む溶液を加
える。次いで2,772g (28モル)のフォスゲン
をpH13〜14、温度21〜25℃において十分撹拌
しながら該溶液に導入する。ビスフェルレートを含まな
い水性相を分離し、有機相に燐酸を加えて酸性化し溶媒
を除1.30であった。重合体のガラス転移温度は20
6℃(DSC)であった。 [0074] A、  2 ビスフェノールAおよび1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)3,3゜5−トリメチルシクロヘキサン(
モル比65:35)をベースにしたポリカーボネート。 製造法は上記A、1と同じ。このポリカーボネートは相
対粘度が1.30であった。 [0075] A、  3 ビスフェノールAおよび1,1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)3,3゜5−トリメチルシクロヘキサン(
モル比80:20)をベースにしたポリカーボネート。 製造法は上記A、1と同じ。このポリカーボネートは相
対粘度が1.30であった。 [0076] A、  4 塩化メチレン中で温度25℃、濃度0.5g7100m
lにおいて測定された相対粘度ηrelが1.26〜1
.28のビスフェノールAをベースにしたポリカーボネ
ート。 [0077] 成分B ダウ(Dow)社の溶媒を含まないABS重合体[商品
名マグナム(M a g num)541、FTIR法
で決定したアクリロニトリル:ブタジェン:スチレンの
モル比=25.1:9.2:65.7]。 [0078] 2、本発明の成形用組成物の製造および試験成分Aおよ
びBを二重シャフト押出し機[ウニルナ−・アンド・プ
ライプラー(Werner  &  Pfleider
er)社製ZSK53]中で温度280〜300℃にお
いて熔融し均一化する。 [0079] この成形用組成物を使用し射出成形機で80X10X4
mmの棒をつくった(操作温度290℃)。この棒を用
い室温でノツチ付き衝撃強さ(ISO1801A)およ
びパイカット(viCat)vST B 120による
寸度安定性(DIN  53 460)を測定した。 [00801 290℃でつくった試験試料は優れた表面特性と明るい
固有の色をもっていた[0081] 本発明の組成物の組成および技術的特性を下記衣に示す
。 [0082] ツ; 2又 成形用組成物の組成および特性 [0083] 本発明の主な特徴及び態様は次の通りである。 1、  (A)重量平均分子量Mwが少なくとも10,
000で、式[0084] [0085] 但し式中R1およびR2は独立に水素、ハロゲン、C〜
Cアルキル、C−Cシクロアルキル、06〜C1oアリ
ールまたはC7〜C12アラルキルであり、mは4〜7
の整数、 キルである、 に対応する二官能性カーボネート構造単位を有する1種
またはそれ以上の熱可塑性芳香族ポリカーボネート1〜
99重量部、および(B)(B)(1)スチレン、α−
メチルスチレン、核に置換基を有するスチはこれらの混
合物50〜99重量部、および(B)(2)アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、01〜C8アルキルメタ
クン酸イミド、またはこれらの混合物50〜1重量部が
ら成りB、1およびB、  2の重量部の和が100重
量部になるような混合物を、(B)(3)ガラス転移温
度が0℃より低く  (B)(1)および(B)(2)
と共重合し得るゴムをB、1およびB、2に関し1〜5
0重量部存在させ、無溶媒重合法、溶液重合法または塊
状懸濁重合法によりグラフト重合させて得ら[0086
] 2.成分(A)25〜98重量部および成分(B)2〜
75重量部が使用されている上記第1項記載の熱可塑性
成形用組成物。 [0087] 3、成分(A)40〜97重量部および成分(B)3〜
60重量部が使用されている上記第1項記載の熱可塑性
成形用組成物。 [0088] 4、重量平均分子量Mw力ぐ20,000〜300,0
00である上記第1項記載の熱可塑性成形用組成物。 [0089] 5、成分(A)が1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンをベー
スにしたポリカーボネートまたはポリカーボネート共重
合体である上記第1項記載の熱可塑性成形用組成物。 [0090] 6、成分(B)は成分(B)(1)60〜95重量部と
成分(B)(2)5〜40重量部とを、B、1およびB
、2の100重量部に関し2〜35重量部の成分(B)
(3)を存在させてグラフト重合させることにより得ら
れた重合体である上記第1項記載の熱可塑性成形用組成
物。 [0091] 7、成分(B)は(B)(1)としてスチレン、(B)
(2)としてアクリロニトリルを、(B)(3)として
ブタジェンを存在させ無溶媒重合法、溶液重合法または
塊状懸濁重合法によりグラフト重合させて得られた重合
体である上記第1項記載の熱可塑性成形用組成物。 [0092] 8、  (A)重量平均分子量Mwが20,000〜1
00.OO○で、式[0093] [0094] に対応する構造単位を有する1、1−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−3゜3.5−)リメチルシクロヘキ
サンをベースにした熱可塑性ポリカーボネートまたはポ
リカーボネート共重合体25〜98重量部、および(B
)(B)(1)スチレン60〜95重量部と、(B)(
2)アクリロニトリル5〜40重量部とを、(B)(3
)ガラス転移温度が0℃より低く  (B)(1)およ
び(B)(2)と共重合し得るゴム2〜35重量部を存
在させ無溶媒重合法、溶液重合法または塊状懸濁重合法
によりグラフト重合させて得られた重合体から成る上記
第1項記載の熱可塑性成形用組成物。 [0095] 9、さらに安定剤、顔料、型抜き剤、流動助剤、耐焔剤
、充填剤、補強材料および帯電防止剤から成る群から選
ばれる少なくとも1種の添加剤を含んでいる上記第1項
記載の熱可塑性成形用組成物。 [0096]

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)重量平均分子量Mwが少なくとも
    10,000で、式【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中R^1およびR^2は独立に水素、ハロゲン、
    C_1〜C_8アルキル、C_5〜C_6シクロアルキ
    ル、C_6〜C_1_0アリールまたはC_7〜C_1
    _2アラルキルであり、mは4〜7の整数、 R^3およびR^4は各Xにおいて独立に水素またはC
    _1〜C_6アルキルであり、Xは炭素原子であるが、
    少なくとも1個のXにおいてはR^3およびR^4が共
    にアルキルである、 に対応する二官能性カーボネート構造単位を有する1種
    またはそれ以上の熱可塑性芳香族ポリカーボネート1〜
    99重量部、および(B)(B)(1)スチレン、α−
    メチルスチレン、核に置換基を有するスチレン、C_1
    〜C_8アルキルメタクリレート、C_1〜C_8アル
    キルアクリレート、またはこれらの混合物50〜99重
    量部、および(B)(2)アクリロニトリル、メタクリ
    ロニトリル、C_1−C_8アルキルメタクリレート、
    C_1〜C_8アルキルアクリレート、マレイン酸無水
    物、N−置換マレイン酸イミド、またはこれらの混合物
    50〜1重量部から成りB.1およびB.2の重量部の
    和が100重量部になるような混合物を、(B)(3)
    ガラス転移温度が0℃より低く(B)(1)および(B
    )(2)と共重合し得るゴムをB.1およびB.2に関
    し1〜50重量部存在させ、無溶媒重合法、溶液重合法
    または塊状懸濁重合法によりグラフト重合させて得られ
    る(共)重合体1〜99重量部から成ることを特徴とす
    る熱可塑性成形用組成物。
  2. 【請求項2】 さらに安定剤、顔料、型抜き剤、流動助
    剤、耐焔剤、充填剤、補強材料および帯電防止剤から成
    る群から選ばれる少なくとも1種の添加剤を含んでいる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性
    成形用組成物。
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