JPS62246643A - 動力伝達vベルトとその製造法 - Google Patents

動力伝達vベルトとその製造法

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JPS62246643A
JPS62246643A JP62089651A JP8965187A JPS62246643A JP S62246643 A JPS62246643 A JP S62246643A JP 62089651 A JP62089651 A JP 62089651A JP 8965187 A JP8965187 A JP 8965187A JP S62246643 A JPS62246643 A JP S62246643A
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JP
Japan
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belt
transverse
cable
longitudinal
transverse element
Prior art date
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Pending
Application number
JP62089651A
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English (en)
Inventor
クリスチイアン ブーテレー
アンドレ セイモル
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Hutchinson SA
Original Assignee
Hutchinson SA
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/166V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、台形断面を有する新しい継目なし動力駆動
ベルト、特に変速機にvrRブーりを設け、前記プーリ
の溝に接触し、押圧して運動を伝達するために発明され
たベルトと、そのようなベルトの製造法に関する。
従来の技術 1本またはそれ以上の金属ケーブルなどにより形成され
た補強部材を有し、金属からまたは良好な機械強度特性
を有する他の材料から作られ、エラストマによりキャリ
ヤーと共に一体的に接合されている横方向要素を具備し
ているベルトは公知である。
フランス公開特許第F R−A −2437571号(
VARITRAC)は、連続した長さ方向のゴム帯中に
埋め込まれた鋼製ワイヤから形成された金属補強部材を
開示しており、その部材は、この横方向要素中に形成さ
れている横スリツト中に配置されており、後者の横方向
要素は、台形をしておりその小さい底辺は各横方向要素
の下方部分を構成している。ゴム帯、鋼製ワイヤ、横方
向要素の各表面を接着により接続するには、それらを−
線装置として形成することにより得られ、その中では帯
を形成しているゴムは横方向要素間で少なくともこれら
要素の対向する側縁まで延び、少くとも凹部に境する平
行側壁の一部を越えてゴムの接着している要素の前記側
壁部まで要素間の隙間内で側方に延ばすようにして達成
される。
VARI TRAC特許に開示されている構造にあって
は、従って金属製補強ケーブルは、通常また金属から作
られている横方向要素上に直接載っているのではなく、
補強ケーブルと横方向要素のスリット縁部との金属対金
属の接触は、補強ケーブルが埋め込まれているゴム帯を
間に入れることにより避けている。
ゴムと金属の境界面は、もし大きな牽引力がベルトに加
わると、各プーリの溝の底に最も近い部分におけるエラ
ストマ上にケーブルが加える押圧作用による前断応力に
よりエラストマを破壊させ易い事実を考慮し、フランス
公開特許第FR−A−2452035号(DAV ID
トTE丁A RD ) Lt、金属補強ケーブルが、各
横方向金属要素の中に形成された凹部の底を圧迫し、こ
れら横方向金属要素は、その頂部に向って開き、底部は
それら要素の上部および下部の縁に実質的に平行になっ
た凹部を有し、その側方の縁は、この要素の斜めになっ
た横側面に実質的に平行になるようにした台形断面を有
する駆動ベルトを形成することを提案している。
■ベルトの横方向要素がこのような構造であることは、
英国特許G B −A −655173号(PETER
とPETER)から公知であったが、この特許に記され
ている横方向要素は、皮革、合成材料またはパルカン−
ファイバから作られており、1本の連続した帯により、
あるいは繊維または金属ケーブルを継目なし層の中に並
置し、もしくは端部を一緒に接合して形成さている継目
なし借上に固定または自由に動きうるように組み立てら
れている。
しかしDAV I DとTETARD特許に開示されて
いる構造は、可成りの欠点を有していることが判った。
すなわち変速機においては、変速の可成りの範囲に亘っ
て連続的な変速を行うことは、ベルトが一緒に動作して
いるブーりの7ランジにより作用される大きな横方向の
引張と圧縮の力を受けることを意味し、摺動できるよう
に組み立てられているプーリのフランジの少なくとも1
つは、水圧制御ジヤツキの作用を受ける;従ってそのベ
ルトは、破壊にまでつながるかも知れぬ程の大きな応力
を受け、このことは、ジヤツキにより作用される推力か
らくる変形が、単一らせん巻線の隣りにある1本または
複数の補強ケーブルを巻体で配置することにより更に悪
化されるという事実により促進される。これは、横方向
要素にらせんの方向の位置づけを行う結果となり、それ
は更にベルトの変形を増加させ、各横方向要素の凹部の
底部上の補強ケーブルの金属対金属の摩擦がベルトに追
加され、この事がケーブルの早過ぎる摩耗を引き起こす
。更にPETERとPETER特許を除いては、補強部
材に張力をかけた後とエラストマを配置する前に補強部
材を形成する1本または複数のケーブルを保持する手段
について先行の文献は何も言及していない。そのような
保持が、補強部材を形成する1本または複数のケーブル
の端部を曲げて行われるとき、ベルトが備えている変速
機機構の中でこのベルトに期待されている動作時間より
可成り少ない動作時間の後、前記部材の破損がしばしば
見られる。
特にこのような使用に対して、しかし一般的にはベルト
の使用に絶対必要な条件である良好な動力伝達に対して
、ベルトの側面がプーリの7ランジの内面とできるだけ
良好に面接触する一方、他方では横方向要素がベルトの
子牛面に対し直角の方向を維持する。すなわち動作中プ
ーリの7ランジに対しベルトの曲りが発生しないことが
重要である。この後者の条件に関する限りにおいてベル
トの動作には、長さ方向の補強部材に対し横方向要素す
なわち板の相対的運動の可能性が存在し、その結果提起
されている問題は、ベルトの製造中太した困難もなく付
与することができるベルトの子午面に対する横方向要素
の良好な直角性を持たせることではなく、この位置関係
がベルトの動作中維持されることを保証することにある
そのようなベルト、特に 120℃の油のような液層に
浸されているベルトに課される別の条件は、横方向要素
すなわち板の翼により前記液槽を撹拌するために一方で
は騒音を発生させ、他方では伝達効率を低下させる流体
力学力の抵抗現象をできるだけ減少させることである。
従ってこの発明は、従来技術で与えられた解答の最善の
ものより実際の要求条件に一層よく合致する台形または
V型の動力伝達用ベルトを提供するものである。特に、
ベルトは大きな側方推力が加わった時でもそれに耐える
こと、補強ケーブルの早過ぎる摩耗を避けること、ベル
トの変形の危険性を実際上なくしたこと、長期にねため
る動作時間の後でも補強部材の構造上の完全性を維持す
ること、および効率に関する限り優秀な駆動性能を与え
るだけでなく、また騒音もしくは他の妨害要因をなくし
てくれるなどの点で従来の最善のものより優れている。
この発明のもう一つの目的は、このように改良された駆
動用のVベルトを製造する方法を提供することできる。
発明の概要 この発明は、台形断面を有する継目なし動力伝達ベルト
を提供するもので、このベルトは特に金属、ガラス・フ
ァイバまたは大きな抗張力を有する合成材料から作られ
たケーブルのような1本の抗張力性の部材または複数の
この部材から形成されている長さ方向の補強部材と、金
属または良好な圧縮強さを有する別の材料から作られた
横方向の要素と、この横方向要素をこの長さ方向の補強
部材と共に一′体的に組み立てるエラスト7体とを有し
ている。前記長さ方向部材は、前記要素または前記要素
の一部と、この要素と共に動作する横棒または横棒型の
もののような部分品との間に働く強いはさみ作用により
少くとも1つの横方向要素上に真直ぐ止められており、
この横棒は、前記要素の接触部分と前記部分品の接触部
分のみで適当な手段により横方向要素に一体的にしっか
り固定されている。
所定の値以下の力に対し、横方向要素に対し長さ方向の
補強部材を止め、強くはさみ、押し込むことにより固定
することを確保するこのような装置は、しかしベルトの
動作中前記部材に対し横方向要素の小振幅の相対運動を
妨害しない。そのような相対運動は応力を均一に分布さ
せ、それがないと装置が突然破損する危険がある。
横方向要素が金属例えば鋼鉄で作られている実施例にお
いては、長さ方向の補強部材の端部を強くはさむ作用は
、横方向要素の厚さと略同じ厚さの金属部分品により与
えられるが、これらの金属部分品はこの要素と協力しス
ポット溶接によりこの要素と一体的に固定されている。
好ましい一実施例にあっては、このスポット溶接は、レ
ーザ光溶接であり、この技術の精度は、固定部分品を横
方向要素に溶接することを可能とし、固定部分品は長さ
方向部材に接触することなく横方向要素と協力し、その
ため長さ方向部材は、総ての機械的特性を維持すること
ができる。
この発明の別の特徴によれば、補強部材の長さ方向の端
部を保持するために、横方向要素とその要素と協力する
部分品とは、それらの部品が一緒に固定されるよう特に
形成されている。
好ましい一つの実施例にあっては、長さ方向の補強部材
は、ケーブルの束で形成されており、そのケーブルが上
に配置される横方向要素の部分には、前記ケーブルの部
分的な収容部を形成する複数のノツチが形成れ、そして
強(はさむこと、押し込むことにより長さ方向部材を固
定するため前記横方向要素と協力する部分品は、横方向
要素のマーロン(銃眼間の凸壁部)状部分を圧迫する平
坦な横棒として形成されている。
一つの変形例においては、長さ方向補強部材を固定する
部分品は横棒で、その一面は平らになっており、他の面
は強くはさみ、押し込むように意図されている一ケーブ
ルの配置に対向して設けられている溝を有している。
なお別の変形例においては、固定用部分品は、金属を変
形させて得られる横棒から形成され、従って前記ケーブ
ルと接触している面上だけではなくまたそれと反対側の
面上でもケーブルの層の外見周囲を部分的に形成してい
る。
横方向要素には切り抜かれたケーゾル受は入れノツチが
存在する一方、長さ方向部材の端部を止め、強くはさみ
、または押し込むことにより固定することが他方で行わ
れるため、通常の圧縮成形技術で使われる圧力程度より
10倍も大きい程度の非常な高圧力下で、できることが
判っている最新のエラストマ射出成形法を用いて、本発
明により改良されたベルトを製造することが可能となっ
た。
別の実施例においては、補強部材の長さ方向端部の保持
は、横方向要素の幅より小さい幅の部分品により行われ
、そのため前記要素と前記部分品の係合が起こるのは、
横方向要素の一部の上だけである。
この発明の別の特徴によれば、ベルトの長さ方向の補強
部材は、その部材とノツチとの間に薄いエラストマ層を
介在させて各横方向要素内に形成されている前記ノツチ
の中に載っている。
一実施例では、ノツチは薄いまたは非常に薄いエラスト
マ層で裏打ちされているノツチである。
別の実施例では、長さ方向部材を形成する1本または複
数のケーブルは、上に述べた層の厚さと同程度の厚さの
薄いエラストマ層で被覆されている。
本発明のなお別の特徴によれば、1本の長さ方向補強部
材が1本またはそれ以上のケーブルを有する場合、この
1本または複数のケーブルは、単一のらせんまたは2重
のらせんを形成している一つの層内に配置されており、
1本または複数のケーブルの各1巻きは、各横方向要素
中に形成されている複数の並置ノツチの一つの中に収容
されている。
2重らせんの場合、2つのらせんは等しい張力がかけら
れ、逆のピッチにされる。
各横方向要素の中に形成されたノツチの中に部分的に収
容されている1本または複数のケーブルの巻体、および
所定ケーブルと各横方向要素間に係合部を有する本発明
の一装置は、ケーブルの中立ファイバの一層近くに置く
ことができ、圧力の作用する面積は係数Xだけ増加させ
ることができ、従って各横方向要素の単位面積当りに各
ケーブルが作用する圧力の値は、同じ係数で割った値と
することができる。
更に、ケーブルは前記ノツチの中に収容されるので、横
方向要素と長さ方向補強部材を一体的に組み立てる、す
なわち接合するエラストマの成形中、ケーブルは厳密に
所定位置に保持される。
更に、ケーブルと各横方向要素間の保合部をケーブルの
中性ファイバのできるだけ近くに置くこのような配置は
、変速機でベルトを使用中、駆動トルクの変動により持
ち込まれるショックによる有害な作用を減少させる。本
発明の特に好ましい実施例においては、横方向要素は板
であり、その横の縁はキャリヤーのケーブルを部分的に
収容しているノツチ部を除いて実質的に直線状の縁によ
り、それら縁の外側最大寸法部上で一緒に連結され、か
つ直線状の縁または縁の凹状部がベルトの内側に向って
曲げられている曲線状の縁により、小さな寸法で対向す
る内側面上で一緒に連結されている。
そのような配置は、従来公知の要素の翼またはひれに類
似の部品寸法を小さく抑え、ベルトが浸る液槽の撹拌を
可成り減少させ、その結果動作騒音を減らし伝達効率の
改善を達成した。
本発明の別の特徴によれば、この後者の伝達効率は、横
方向要素を形成している板の中の凹部の存在によりベル
トが軽くされると同時に流体力学の抵抗が減る侍史に増
加する。
更に、公知である従来構造のひれ状部品の寸法をこのよ
うに抑制することにより、長さ方向補強部材であるケー
ブルまたは類似物の配置に利用できる長さを、同じベル
ト長さに対し一層増加させることができる。その結果一
層多量の連結用エラストマが、前記部材を形成するケー
ブルの間に供給することができ、この事は対応して前記
ケーブルまたは類似物の疲労を軽減する。
補足的に、この構造におけるケーブル間の間隔が一層大
きくなることが、長さ方向の補強部材を固定するため、
張力用部分品と選ばれて結合される板との連結を容易に
するが、一方溶接のためには非常に正確な工具加工を必
要としない。
この発明によれば、横方向要素を長さ方向補強部材と一
体的に固定するために使われるエラストマ材料に、大き
いヤング率を有するものを使用することによりベルトの
特性が一層改善される。
このような特性を有する材料を使用することは、ベルト
の子午面に対し板の直交性が失われると直ちに前記子午
面に対し板のゆがみに対抗するに役立つ戻しトルクをベ
ルト中に形成する結果となり、従って必要な動作性能を
維持することができる。
今まで説明してきた利点の他に、板と長さ方向の補強部
材を結合するための材料として大きいヤング率を有する
エラストマ材料を使用することによって、ベルトの製造
後に、金属または合金の加工技術における用語に与えら
れる意味でベルトの側面をトルーイング(調整すること
)することができる。
できるだけ良好な表面接触をさせるためのこのような加
工すなわち調整は、ブーりのランジ内面とベルトの側面
との間で行うことができ、7ランジに対しベルトのゆが
みを起こす可能性のある側面形状の不規則性が抑えられ
る。
補足的に、ベルト製造中、エラストマの破片だけでなく
横方向要素すなわら板を形成している鋼の破片をも除去
する加工すなわち調整の操作は、ベルトをならし運転す
ることなしに使用でき、またベルトが浸る油槽または油
槽用の物の中にゴムや鋼の破片の侵入を防止することを
意味している。
大きいヤング率を有するエラストマを得るために、この
発明は、第1の実施例において天然材料のファイバまた
はポリエステル・ファイバ或いはKevlar  (D
UPONT  DE  NEMOLIR3の商標)の名
で知られている型のアラマイド・フ”アイバのような合
成材料のファイバを混ぜ込んだ前記エラストマを充填す
ることを開示している。
混合物の5〜30重壷%の間のファイバ量を混ぜて好結
果が得られた。エラストマ材料中でのファイバの分布は
ランダムであるが、充vA船の少なくとも30%のファ
イバは、所望する目的すなわち長さ方向の屈曲特性をそ
こなわない横方向のステイフネスを増加させることに対
して町成り満足すべき方向を有している。
好ましい実施例においては、このエラストマは、エビク
ロロヒドリン型のゴムであり、例えば、HYDRI  
III(B、F、GOODRICHCYの登録商標)の
名で知られているゴムであり、エラストマに大きいヤン
グ率を与えるためにテキスタイルやアラマイド繊維が添
加される。゛。
この発明はまたV形駆動ベトの製造法を提供するもので
あり、そのベルトはケーブルのような1本の糸状部材ま
たは複数のこのような部材、更に詳細に言うと金属、ガ
ラス・ファイバまたは大きな抗張力を有する合成材料か
ら形成された長さ方向の補強部材と、金属ま°たは大き
い耐圧i度を有する材料から作られた横方向要素と、前
記横方向要素が周辺にある半径方向のスリットを有する
コアに配置された後、そして補強部材が前記要素に配置
され張力がかけられた後、横方向要素と長さ方向補強部
材を一体的に組み立てるエラストマ体を有するもので、
そのベルトには前記横方向要素の少くとも1つの上に前
記長さ方向補強部材の端部を止めるために1個の部分品
が設けてあり、前記部分品は補強部材を強くはさみまた
は押し込めることによりその端部を止めるため前記横方
向要素の上に押しつけられており、前記部分品と、それ
と協力する横方向要素は一緒に一体的に固定され、つぎ
にエラストマが成形される。
都合のよい実施例においては、長さ方向部材の切り株、
すなわちある横方向要素に向う非固定端と前記要素上の
止め部分との間に延びCいる前記部材の部分は、前記補
強部材を押し込むために既に使用された要素の隣の横方
向要素を押しC上記部分の自由端が押し込まれる。
一つの実施例では、長さ方向補強部材を横方向要素に対
抗して強くはさみまたは押し込み要素と協力する1つま
たは複数の部分品は、スポット溶接により固定される。
特に都合のよい実施例では、このスポット溶接はレーザ
光溶接である。
エラストマの成形は、150ないし200バ一ル程度の
圧力で圧縮することによって行われる。
別の好ましい実施例では、エラストマの成形は圧縮に用
いられる圧力より可成り大きい圧力で射出成形で行われ
る。この圧力は1500から1800バ一ル程度の圧力
である。
本発明は、添付の図面を参照して以下の説明から一層よ
く理解できるだろう。図面で:第1図は、本発明の第1
の実施例によるベルトの断面図であり、これ断面は1つ
の横方向要素に合わせて作られており、この横方向要素
と長さ方向補強部材を一体的に組み立てるためのエラス
トマは、図面を単純化するため省略されている。
(以下余白) 第2図は、本発明によるベルトの別の実施例で、第1図
に類似のものである。
第3図は、本発明によるベルトの一実施例の構成上の斜
視図である。
第4図は、本発明によるベルトの展開した長さ方向部分
の部分構成図である。
第5図は、本発明によるベルトの製造法の段階を示す説
明図である。
第6図は、この発明による製造法の別の段階を示す構成
図である。
第7図は、この製造法と、それを使って得た製品を示す
構成図である。
第8図は、この製造法の別の段階を示している。
第9図から第12図は、本発明によるベルトを形成する
ための止め部分品の種々の実施例を構成的に示している
第13図は、本発明による別の実施例の改良されたベル
ト板の正面図である。
第14図は、第13図のこの板と、ベルトに結合されて
いる長さ方向部材を示すが、一体化するエラストマのな
い状態のものである。
第15図は、第2図と類似であるがエラストマが示され
ており、別の実施例に対する図である。
第16図は、本発明によるベルトで第13図に示すよう
な板を有しているものの構成的斜視図である。
第17図から第20図までは、第15図と類似であるが
構成上の変形部を示す図である。
実施例 実施例の第1の型においては、本発明による駆動Vベル
トは台形をした複数の横方向要素10から形成されてお
り、この要素は好ましくは、64Hrc程度の硬度を目
ざして焼き戻しされ焼鈍された品位35NC6または3
5CD4の鋼のような大きな硬度を有する金属から、或
いは硬質の合成材料はたは良好な圧縮強さを有する他の
材料から作られ、またこの横方向要素の上方部分には、
凹部11が形成され、その底部15は好ましくは鋼から
作られた複数のケーブルCを受は入れるが、しかしこの
ケーブルはまたガラス・ファイバまたは高い耐摩耗性を
有するKevlar  (DRPONTDE  NEM
OUR8の登録商標)等の合成繊維から作ることもでき
、その組立体はVベルトの長さ方向補強部材Aを形成す
る。横方向要素10は、エラストマ体30により長さ方
向補強部材と一体的に組み立てられ、エラストマ体30
は、横方向要素の四部11とベルトの長さ方向に連続し
である横方向要素を分離している空間部とを満している
(第3図)。エラストマ体は、伸長率と圧縮率、従って
また変形の率ができるだけ最低になるように適応されて
おり、またどのような場合にも変形サイクルが10”以
上の大きさになるよう余裕をもっている。第1図から第
12図までについて説明し図示した実施例にあっては、
エラストマ体は、横方向要素10の間に外側に向けて凹
面になった外表面31と内側に向けて凹面になった小さ
い平均半径を有する内表面32とを備えている。
本発明の第1の特徴によれば、長さ方向の補強部材は、
横方向要素101 (第7図)または、前記要素の一部
と、横棒または横棒様の物で前記要素101と協力する
部分品35との間に働く強くはさむまたは押し込む作用
により、少くとも1つの横方向要素101に従って止め
られており、この長さ方向部材は、前記要素と前記部分
品間の接触部分のみでそれらと一体的に固定されている
部分品35と横方向要素101との連結は、ベルトの動
作中1本または複数のケーブルに対する前記横方向要素
の相対運動を可能とするように行はれるが、一方では1
本または複数のケーブルに働く所定値以下の引張り力に
対してはこのような相対運動に対抗する。
長さ方向部材を形成する1本または複数のケーブルを強
くはさむことによって固定すなわち止めるための部品3
5は、好都合にも横方向要素10と同じ厚さの金属棒で
あり、これは要$10tの底部15と前記棒との間に1
本または複数のケーブルを固定するために適応している
1つの実施例では、長さ方向部材を形成している1本ま
たは複数のケーブルの端部をつよくはさむことにより固
定するための部分品35は、部分図第9図から第11図
までに構成的に示した底部15の長さと(部材の方向に
直角に測定して)実質的に同じ長さである。
別の実施例第12図では、長さ方向部材を形成するケー
ブルの端部を強くはさむための固定用部分品35は、長
さが底部15の長さの数分の1の横棒であり、ケーブル
を重ねかつケーブルの各側面で要素101を圧迫するに
は丁度十分の長さである。
本発明の別の特徴によれば、各要素の四部11の底部は
、ベルトの長さ方向補強部材を形成する1本または複数
のケーブルの部分的な収容部を形成する複数のノツチを
作るように切り込まれる。
図示の実施例では、各横方向要素すなわち板10は、並
置されたノツチ16を形成し、その数がベルトの長さ方
向部材を形成している1本または複数のケーブルの数に
等しくなるように切り込まれる。この配置にすれば、ケ
ーブルの各1巻きの軸を、各1巻きと板10の間の係合
部分に一層近い処に持ってくることができて、本発明に
よるベルトを有する変速機の寸法もしくは重量を不都合
にも変更することなく、5ないし6程度の変速の範囲内
での変速動作を急にぐいと動かすことなく漸進的に行え
るよう改善される。
このような構造においては、第1の実施例は第9図に示
すような横棒35を形成している、すなわち平坦な外面
36とケーブルCと接触する溝38を有する内面37が
設けられ、部分39と接触する直線部分40はマーロン
状であり、板101のノツチ16を分離している。
第10図に示す実施例では、板10は第9図について説
明した構造の深さより一層深いノツチ16を有している
。また横棒35は、平坦な内面41と平坦な外面42を
持ったまっすぐな棒である。平坦な棒を使用することは
、溝付きの棒の場合より一層簡単な相互配置を可能にす
る。
この後者の型の横棒は、第11図にも示されている。こ
の構造においては、横棒35は金属を変形させて得られ
、それは内面43ばかりではなく外面44もケーブルC
の束の外周の形をしており、また内壁43は要素101
の7−ロンに似た部分39と共に接触部分を構成してい
る。
本発明によるどのような実施例でも横棒35と板101
は、共にスポット溶接され、くし状物55は溶接中必要
な圧力を与える(第8図〉。
好ましい実施例では、スポラ1〜溶接は参照番号501
.502等で示されているように、横棒の内面とその横
棒と協力する横方向要素101との間の接触部分で行は
れるレーザ溶接である。
本発明の別の特徴によれば、凹部11の底部15上の1
本または複数のケーブルの摩擦摩耗は、前記1本または
複数のケーブルとノツチ16を形成するように切り込ま
れた前記凹部の底部との間に薄いエラストマの層を介在
させることにより避けられる。
一つの実施例では、この薄いエラストマの層が薄いか又
は非常に薄い厚さでそれぞれのノツチ16を裏打ちする
′(第2図)。
別の実施例では、この薄く介在させるエラストマ層は、
この発明のベルトの長さ方向補強部材である1本または
複数のケーブルのまわりを取り囲む1本のさやで形成さ
れている(第1図)。
この発明のベルトを製造するため、板10は最初製造用
コア61の周辺にある半径方向のスリット60内に配置
される(第6図)。つぎに1本または複数のケーブルC
は上述のように横棒35により、それらケーブルの端部
を固定することにより所定の位置に配置される。つぎに
制御された張力が、板の凹部11の底部15中に形成さ
れたノツチ16内に部分的に収容されている密集した巻
体の層をなして配置されている1本または複数のケーブ
ルに加えられる。必要とする張力に達したとき、1本ま
たは複数のケーブルCは、それらの他端で横棒35によ
り上述した事と同じように固定され、つぎに1本または
複数のケーブルは切断される。補強部材である1本また
は複数のケーブルの1切株」すなわち切断後自由に残っ
ている部分は、都合よく板10の上へ折り返えされ、つ
ぎに横棒35と板10□について上記したのと同じ方法
で板10FL上の横棒35ハ により固定される(第7
図)。
エラストマ30は、約150バールの圧力下で圧縮成形
法により加えられるか、または好ましくは1800バ一
ル程度のかなり高い圧力であるが、数分程度のはるかに
短い時間で行はれる射出成形法により加えられる。
スポット溶接中、くし55により加えられる圧力を適切
に選択することにより、長さ方向部材を形成している1
本または複数のケーブルの端部は、成形中に加えられる
圧力に耐えられるよう十分に固定される。前記巻体がノ
ツチ16内に部分的に収容されるという事実は、また補
強部材である1本または複数本のケーブルの巻体を所定
位置に保持するのに寄与する。
本発明によれば、■ベルト24の長さ方向補強部材を形
成する1本または複数のケーブル20は、第4図に十分
構成的に示されているように、1つまたはそれ以上の等
しく張力がかけられかつ反対ピッチのらせん21.22
をなして配置され、それらは、ベルト24が動作中受け
る側方推力の作用下に前記1本または複数のケーブル2
0と一体的に固定されている横方向要素23のバックリ
ングを防止する。
このような構造にあっては、ケーブルの巻体は、ベルト
の長さ方向に対して実際は傾斜しているが、この事は第
4図には明示されていない。上に記述した事と同じよう
にして1本または複数のケーブルを配置するために、多
数の横方向要素すなわち板23が(第5図)、凹部11
の底部15が展開されたベルトの長さ方向27に対し斜
めになった溝26を形成するように、また横方向要素す
なわち板23が製造用コア61上に配置された時、所望
するノツチ16のらせん状の線を定めるように加工して
作製される。1本または複数のケーブルは、ベルトの側
縁からその子午面に向う華巻きの巻体または反対ピッチ
の2つ巻きの巻体の形にすることができる。
第1図に示した実施例では、各板10の凹部11の底部
15内に形成された各ノツチ16は、例えば鋼のような
高い機械的特性を有する材料から作られ、薄い厚さのエ
ラストマのさや18で覆われているケーブル17の1巻
体を受は入れるが、第2図に示した2本ケーブル251
.252を有する実施例では、ノツチは薄いエラストマ
の層19で裏打された並置ノツチ16であり、前記ノツ
チ16内に収容されているケーブルの巻体は、眞鍮をメ
ッキした鋼または類似物から作られた市販のより線ケー
ブルの巻体である。
補強部材である1本または複数のケーブルを2つの横方
向要素101と101上に押し込むことは上に説明した
が、このような強くはさむまたは押し込むことは、勿論
別の番号の他の要素上でも行なえる。
第13図から第20図までに示す第2型の構造では、横
方向要素100は、エラストマ体101により長さ方向
のキャリヤーAと一体的に組み立てられており、152
87体の内表面102は内側に曲っており、小さな曲率
半径を持っている(第16図)。要素100はまた外部
の縁106と内部の縁103に対し斜め方向になった側
縁104と105を有する一般的に台形の形状を有し、
縁106と側縁104、 105間の交差の立体角は、
それぞれ110゜111として示されている。縁106
は、長さ方向のキャリヤー八を形成する1本または複数
のケーブル115の巻体108. 、 1082等の番
号に相当するノツチ107t 、  1072等を形成
するため切り取られ、2つの続きのノツチ間で縁106
が直線になっている部分は109. 、 1092等で
示されている。
補強部材を形成し、ノツチ107内に部分的に収容され
ている1本または複数のケーブル115は、第14図に
示すように簿い厚さのエラストマのさや116で被覆さ
れており、或いは変形例においては、1本または複数の
ケーブル117は、ノツチ101の底部が薄いエラスト
マの層118で裏打ちされた後そのノツチに収容される
(第15図参照)。
どのような構造であっても部材AのケーブルCは、少く
ともその端部でまたはその近くで固定されるが、その方
法は板または板の一部100と、溶接により板に固定さ
れた、好都合にはレーザ光により縁106の109のよ
うな1個所または数個所に固定された横棒または類似物
との間で強くはさんで行はれる。前記個所は従来記載さ
れている構造のものより長いという事実は、余り精密で
ない従ってより費用のかからない溶接装置を使用するこ
とを可能とし、一方隣り合う巻体間のエラストマの厚さ
が大きくなるのでケーブルCの疲労強さを増すことがで
きる。
板100同志を一緒に、また前記板と長さ方向部材Aを
共に一体的に組み立てるために用いられるエラストマ1
01は、板の縁104. 105を実質的に延長した側
面121. 122と、前記板の縁106に実質的に平
行な外縁123とを有する略台形断面をしたキャップ1
20を持つかたまりを形成するように圧縮または射出の
成形が行はれる。このキャップは内側に曲った凹面をし
た内表面102を有するエラストマ体から成る固体で、
隣り合った横方向要素間に示されている。
本発明の別の特徴によれば、このエラストマ材料は、大
きいヤング率を有するもので、好都合にもこの大きいヤ
ング率を有する材料は、エラストマ中に混入される投入
物、例えば、混合物の5〜30重量%の割合で存在する
天然ファイバ或いはアラマイドまたはポリエステルのフ
ァイバの如き合成材料のファイバの投入物によって得ら
れる。
このようなエラストマ材料を使用すれば更に、ベルト製
造後にベルトの側縁を機械で正しくそろえることを可能
にする。
ベルトが変速機のような装置に使われる時、エラストマ
で作られたキャップの部分に突起物のないことは、ベル
トが浸されている油層の撹拌を減らすので動作騒音を減
らし、伝達効率を増加させる。
第17図に示す構造にあるように、板すなわち横方向要
素130が、直ぐ前に記述した構造の内側縁とは反対に
ベルトの内側に曲った凹面で弯曲している内側縁131
を有する場合、この伝達効率を更に増加させることがで
きる。
第18図から第20図に構成的に示している構造の目的
とするものは、上と同じ結果を得ることである。第18
図に示す実施例では、板すなわち横方向要素132は、
第17図に示した実施例と同様に弯曲した下部縁133
を有している。更に一方では流体力学的抵抗を減らし他
方ではベルトの重量を減らすため、前記板はその軸Xに
対し対称的に配置された134. 135のような開口
部すなわち穴が開けられている。
第19図に示した実施例では、横方向要素136は、そ
の前の実施例の穴134. 135の寸法より僅かに大
きい寸法の穴138. 139と弯曲した下部縁131
とを有しており、15267体140に関しては前記エ
ラストマ体が前記穴の中に極く僅か入り込むように置か
れている。
第20図に示した実施例では、板すなわち横方向要素1
41は、一般に台形の周縁、従って第13図から第16
図までに示した実施例の縁103に類似の小さい寸法の
内側縁142を有しているが、しかしこの実施例では板
の軸Xに関し対称的な対になった円形の切り取りにより
形成させている穴143、 144. 145. 14
6を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はこの発明の実施例の断面図(但しエラ
ストマ体を省略)、第3図はこの発明の実施例のベルト
の構成を示す斜視図、第4図はこの発明のベルトの長さ
方向部分を展開して示す構成説明図、第5図はこの発明
のベルトの製造法の段階を示す説明図、第6図はこの発
明のベルトの製造法の別の段階を示す構成説明図、第7
図はこの発明のベルト製造法と、これによって得た製品
を示す構成説明図、第8図はこの発明の製造法の別の段
階を示す構成説明図、第9〜12図はこの発明の一実施
例のベルト形成用の止め部分を示す構成説明図、第13
図はこの発明の他の実施例のベルト板の正面図、第14
図は第13図の板と、ベルトに結合されている長さ方向
部材とを示す構成説明図(エラストマー省略)、第15
図はこの発明の他の実施例のベルトの構成説明図、第1
6図はこの発明の一実施例のベルトの斜視図、第17〜
20図はこの発明の他の実施例のベルトの構成説明図。 10.101.1on 、23・・・・・・横方向要素
、11・・・・・・横方向要素の四部、 20、C,115・・・・・・ケーブル、A・・・・・
・長さ方向補強部材、 21.22・・・・・・らせん、24・・・・・・■ベ
ルト、26・・・・・・溝、30゜ 107、 140・・・・・・エラストマ体、35・・
・・・・棒もしくは棒状固定用部分品、15.107・
・・・・・ノツチ、 50i 、502・・・・・・スポット溶接部、55・
・・・・・クシ状部、 61・・・・・・製造用コア、
60・・・・・・製造用コア61のスリット、116・
・・・・・エラストマのさや、118・・・・・・エラ
ストマ層。 FIG、1 FIG、17 FIG、19 Fl6.18 ピ Fl(1,20 x

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属、ガラス・ファイバ、および大きな引張り強さ
    を有する合成材料の中から選択された1つの材料で作ら
    れているケーブルのような張力に耐える少なくとも1つ
    の部材により形成された長さ方向の補強部材と、金属お
    よび圧縮強さを有する他の材料の中から選ばれた材料で
    作られた横方向要素と、この横方向要素とこの長さ方向
    の補強部材を一体的に組み立てるエラストマ体とを有し
    、前記長さ方向の補強部材は、前記要素もしくはその一
    部と、それと協力する棒および類似物のような部分品と
    の間で強くはさむ作用により、少くとも1つの横方向要
    素においてまつすぐに止められ、かつ前記要素と前記部
    分品のみの間の接触部分において適当な方法によりその
    要素に固定されている継目なし動力伝達Vベルト。 2、前記部分品が横方向要素の厚さと実質的に同じ厚さ
    を有し、その要素と協力し、かつスポット溶接によりそ
    の要素に固定されるようにした特許請求の範囲第1項の
    ベルト。 3、スポット溶接がレーザ光溶接である特許請求の範囲
    第1項のベルト。 4、強くはさむ部分品の、長さ方向のキャリヤーに直角
    に測つた長さは、その部分品が協力する横方向要素の長
    さの数分の1の長さである特許請求の範囲第1項のベル
    ト。 5、各要素が前記1本または複数のケーブルの部分的な
    収容部を形成する一部のノッチを構成するように切り取
    られ、かつ強くはさむこと、または押し込むことにより
    長さ方向補強部材を固定するため前記横方向要素と協力
    する部分品が、その横方向要素のマーロン状部分を圧迫
    する平坦な横棒として成形されている特許請求の範囲第
    1項のベルト。 6、長さ方向の補強部材用の前記固定部分品は、一面が
    平坦で他の面がケーブルを強くはさみ、または押し込む
    ように意図されたそのケーブルに対応して配置されてい
    る溝を有する横棒である特許請求の範囲第1項のベルト
    。 7、前記固定用部分品が金属を変形させて得られた横棒
    から形成され、従って前記ケーブルと接触するその部分
    品の面上だけでなく、それと対向する面上にも及ぶケー
    ブル層の外見周囲を部分的に構成している特許請求の範
    囲第1項のベルト。 8、前記横方向要素が、キャリヤーを形成する1本また
    は複数のケーブルの巻体を部分的に収容するためのノッ
    チが形成されている要素の最大寸法の外面に沿って実質
    的に直線の縁により、また一層小さい寸法の反対側の内
    面上で直線の縁またはベルトの内側に曲った凹状の湾曲
    した縁により共に接合されている2つの側縁を有する板
    として形成されている特許請求の範囲第1項のベルト。 9、横方向要素を長さ方向部材と共に組み立てるエラス
    トマ体が、前記横方向の要素の縁を実質的に延長してい
    る側縁を持つた略台形のキャップを有している特許請求
    の範囲第8項のベルト。 10、エラストマ体が、天然の、或いはアラマイドまた
    はポリエステル・ファイバのような合成のファイバを混
    合物の5〜30重量%の割合で混入することにより得ら
    れる大きいヤング率を有する特許請求の範囲第1項のベ
    ルト。 11、前記板に穴が設けられている特許請求の範囲第1
    項のベルト。 12、長さ方向の補強部材を形成する前記1本または複
    数のケーブルが、単一のらせんまたは2つのらせんに等
    しい張力がかけられた反対ピッチの2重らせんを形成し
    ている束をなして配置されている特許請求の範囲第1項
    のベルト。 13、キャリヤーと横方向要素の間に薄いエラストマの
    層を介在させ、その要素の各々の上にベルトの長さ方向
    の部材が載っており、前記ノッチを裏打ちすることによ
    り或いは前記部材であるケーブルを被うさやにより前記
    の層が得られるようにした特許請求の範囲第1項のベル
    ト。 14、金属、ガラス・ファイバ、大きい抗張力を有する
    合成材料の中から選ばれた1つの材料で作られているケ
    ーブルのような少なくとも1本または複数の糸状部材に
    より形成されている長さ方向の補強部材と、金属、大き
    い耐圧強度を有する材料の中から選ばれた材料から作ら
    れている横方向要素と、前記横方向要素が周辺に半径方
    向のスリットを有するコア上に配置された後、そしてキ
    ャリヤーが前記凹部の底部上に配置され、張力が加えら
    れた後横方向要素と長さ方向部材を一体的に組み立てる
    エラストマ体とを有し、前記長さ方向補強部材の端部を
    止めるため1つの部分品により前記横方向要素の少なく
    とも1つを係合するための段階と、強くはさみまたは押
    し込むことによりキャリヤーの端部を固定するため前記
    横方向要素上に前記部分品を押しつける段階と、前記部
    分品とそれと協力する前記横方向要素をスポット溶接と
    エラストマの成形により固定する段階とを含む動力伝達
    用台形またはV形ベルト製造法。 15、長さ方向の部材を所望の長さに切断した後、その
    切株すなわち横方向要素に固定されていない自由端と前
    記要素上の止め部分の間に延びている部分が、前記部材
    を押し込めるため既に使われた横方向要素の隣りの要素
    上の他の自由端において押し込まれるようにした特許請
    求の範囲第14項の製造法。 16、製造した後、研磨またはそのような操作によりベ
    ルトの側面を機械加工する段階を更に含んだ特許請求の
    範囲第14項の製造法。
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