JPS59197640A - V型動力伝達ベルト及びベルト製造方法 - Google Patents

V型動力伝達ベルト及びベルト製造方法

Info

Publication number
JPS59197640A
JPS59197640A JP59076423A JP7642384A JPS59197640A JP S59197640 A JPS59197640 A JP S59197640A JP 59076423 A JP59076423 A JP 59076423A JP 7642384 A JP7642384 A JP 7642384A JP S59197640 A JPS59197640 A JP S59197640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
power transmission
transmission belt
monofilament
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59076423A
Other languages
English (en)
Inventor
スタンレ−・ウイラ−ド・オルソン
アンドリユ−・ピ−タ−・ウオツチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23928663&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS59197640(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPS59197640A publication Critical patent/JPS59197640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/04V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber
    • F16G5/06V-belts, i.e. belts of tapered cross-section made of rubber with reinforcement bonded by the rubber

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、通常農業機械用及び自動車索引装置を含む可
変速装置において使用さf′1.ろ重負荷用のV型部@
にルト及びその製造方法に関する。
(従来技術及びその欠点) 上述の如きベルトは、自動車用の自動変速イ幾、あるし
・は、犬馬力の負荷を動力源から駆動歯車列に伝達する
コンバイン等の農業用機械において使用されている。こ
のようなベルトが使用さ、11ろ環境が苛酷であ牛こと
及び極めて大きな引張り負荷がベル)Kかかることによ
り、このようなベルトは、一般に軽負荷用のV型ベルト
よりも厚く、すなわち、ベルトの厚さに対する頂部幅の
比の小さなものが製造さハる。こ第1ら重負荷用■型ベ
ルトは、主となる張力部材の平担性を維持し、それによ
り、ベルトに張力がかかつている間、ベルトの幅全体に
わたって均一に負荷を負担するようにするため横断方向
の剛性が犬ぎくなければならない。
重負荷用V型ベルトの大きな引張応力がかかる部分は、
引張部分として従来周知であり、圧縮応力がかかるベル
トの部分は圧縮部分として周知である。ベルトは、引張
部分と圧縮部分との間に位置し、主として縦方向に配列
された実質的に非伸張性の緊密にねじられた張力支持コ
ードから構成された中立軸部分を中心として湾曲、ずな
わち屈曲する。一般的に、ベルトにがかる引張負荷は、
はぼ平担な平面から張力部材が外れようとする傾向に正
比例することが知られている。あるV型ベルトの負荷支
持能力は、主として、ベルトの圧縮部分が構造内の張力
支持部材に付与することができる支持力の程度に依存す
る。従って、横断力向の剛性は、重負荷駆動ベルトによ
って伝達し得ろ動力を最大とする上でイ1ホめて重要で
ある。
ベルトの圧縮部分に種々のファイバー強化コ゛ム合成体
を使用したものは、ファイバーで強化していないゴム合
成体に比較して張力部材に対する支持を改善することが
できる。ゴム化合物から得られろ剛性の程度は限られた
ものであり、これらは、自動車の自動変速機(CVT)
あるいはコンパ・インの索引駆動等の大きな動力を伝達
する実施例に対する横断方向の剛性としては不充分であ
ることが分っている。米国特許第6..485,707
号は、ベルトの引張部分又は圧縮部分のいずれかに少な
(とも一層の縮れていない(uncr imped)単
繊維を配置することにより、横断方向の剛性手段を提供
させた工業用ベルトを開示している。この単繊維は、綿
又は織編物固定要素を全単繊維表面の周囲に編成するよ
うにして、ベルト内に横断方向に配置されている。すな
わち、単繊維層は、固定要素のエラストマーに対する接
着力によってベルト構造に接着され、単繊維、そのもの
は、ベルトのエラストマ一本体と実質的な接触をもって
はいない。米国特許第6,485.7CI7号に開示さ
れた構造は、低負荷用の動力伝達装置に対しては適当な
ものであったが、ベルト構造内の接着されていない単繊
維が連続的に運動し、摩擦熱を発生して負荷状態におい
て操作温度が極めて高くなるという結果となるため、重
負荷用の動力伝達装置には使用できなかった。操作温度
が高いと、ベルト構造は、矧時間に破壊される。さらに
、ベルトの圧縮部分に配置された接着されていない状態
の単繊維は、ベルトの圧縮部分に連続的にかかつている
圧縮応力により、ベルトの端縁から突き出てくる(wa
lk out)傾向を有している。ベルトを外方ニ押圧
する横断方向の単繊維のこの傾向は、重負荷用伝達装置
においては短時間で破壊する原因°となっていた。
(発明の概要) 本発明は、ベルトのエラストマ一本体、すなわち弾性本
体に直接的に固定、接着せしめられた少なくとも一層の
単繊維を張力部材の直ぐ下の圧縮部分に組み込むことI
Cよって、所望の横断方向0)剛性を得1このである、
1 本発明の1つの、態様は、 頂部表面及び底部表面を有し、引張部分を含むエラスト
マ一本体; 上記本体の頂部表面に平行に配置された1又は2以上の
張力部材層を有する、上記引張部分の下側に位置する実
質的に非伸張の中立軸部分;1又は2以上の単繊維層を
有し上記中立軸部分と上記本体の底部表面とによって境
界づけられた圧縮部分であって、手配単繊維層は、上記
張力部材に対してほぼ直角に配置さ才1ても・ると共に
、各々、各独立した単繊維の全長にわたって十記弾性本
体に強固に接着されており、それによって、はルトの横
断方向の剛性をもたせるようにした圧縮部分; を備えて構成さね、てなる横断方向の剛性を改産したV
型動力伝達にルトに関するものである。
本発明に係るベルトは、単繊維層6てよって大きな横断
方向の剛性が付与されたため、jワいベルトのもつ負荷
支持化力を卸持しつつ、ベルトのノー9さを小さくする
ことが可能となづた。断面を薄くすることができたため
、ベルトの可撓性は向上し、ベルトの操作温度は低下し
、そして、ベルトの寿命は長くなった。さらに、本発明
に係るベルトを使用することにより、より直径の小さな
駆動プーリーを使用することができるこ七となり、こ」
1は、可変速駆動システムの速度の変化の幅を増大させ
る役割を果たす。
(好ましい実施例) 第1図を参照すると、全体的に台形形状を有し、頂部表
面7と底部表面8を有するV型ベルト10が図示されて
いる。V型ベルト10は、引張115分14、中立軸部
分15及び圧縮部分16を含むエラストマ一本体9を備
えて構成されている。中立軸部分15ば、縦方向に配列
された実1的に非伸張性の緊密にねじられたコードから
構成さねている。このコードが、張力部A第11として
の役割を果たす。張力部材は、本目的のために有用な従
来周知の材料、例えばポリエステル、ナイロン、スチー
ル、ファイバーグラス、レイヨンあるいはアラミドより
製造することができろ。中立軸部分15は、圧縮部分1
6によってその底部が境界つけられている。中立軸部分
の下側の圧縮部分において、張力部相11とほぼ直角に
且つ頂部表面7に平行に配置された個々の単繊維からな
る少(とも1つの層が位置決めされている。単繊維には
、ナイロン又はポリエチレン・テレフタレート、あるい
はポリブチレン・テレフタレートを含むポリエステル等
の適当な旧材から構1茂されている。
“単繊維 すなわち、モノファラメント″という用語は
、本発明に望まれている程度の横断方向の剛性を提供す
ることのできない縮れたコード、ねじられたコード又は
布帛構造を持つ部材を排除する意味である。単繊維の直
径は、ベル1〜の負荷支持量に応じて1ムい範囲にわた
って変化する。好ましくは、約0.010〜0150イ
ンチ(025〜4、0 mm)の範囲とする。単繊維層
は、間隔を広くあけられたヒ0ンクヤーン(図示されて
いない)によって平担状態に保持されろ。このビックヤ
ーンは、単繊維がベルト構造内に組み【ΔまれZ・まで
、それを平担な形態に保持してお(1、−めにのみ使)
1」されろものである。これらピックヤーンレま、本発
明のベルトにおいて構造的要素を構成するものではな(
、もし適当な手段が011作され、ベルトの成形前に個
々の単繊維を層内で平担に維持できるようになったなら
ばこれを省略することができる。
第2図を参照すると、湾曲した横断面を有するベルト2
0が図示されている。ベルト20においては、張力部材
21シま、ベルト20の湾曲した頂HUB表面27及び
湾曲した底部表面28にほぼ平行に位置決めされる。こ
の湾曲した横断面を有するベルトは、厳しい負荷の高動
力の伝達に適したものである。最高負荷状態では、ベル
トの中央部分は下方に向って変形せしめられる傾向を有
する。
湾曲形状をもつことにより、張力部セはその最大負荷状
態のとぎにほぼ平担((整列ずろこととなる。
これにより、張力部材の全体νこわ1こって均一に負荷
が分、1jJiされる。張力部材21及び単繊維J?A
122は、第1図に関連しても述べた如く選択すること
ができ、本実施例においてはゴム層29の内部に埋設さ
れている。
このゴム層29は、張力部拐及び単繊維に対し強さと大
きな接合力とを有するように合成せしめられる。ベルト
20は、引張部分24、中立軸ト16分25及び圧縮部
分26を有している。これら部分は、第1図のものと同
様に配置されている。圧縮部分は、好ましくは剛いゴム
化合物から構成さねている。
このゴム化合物6ろは、ベルトに負荷がかかったとき、
ゴム化合物の上方1に位動する構造層を爵犬眼に支持す
るようにファイバー強化さハている。
第2図に図示された実施例は、ベルト構造の全体を敗り
囲む重いゴムで飽和さ、l′1J、−布帛ジャケント2
ろをオゾショナルとして含んて・いる。この布帛ジャケ
ット2ろは、特殊な用途では1又は2.L−1上の布帛
層61から構成されろ。層31は、適当な布帛構造、例
えば、それらに限定されるもの−ではないが、タイアコ
ード布帛、編成又は4成布帛等から構成される。編成布
帛としては、直角編み又は太き/エマ差角度の布帛とす
ることができろ。
層31シま、オプションとして面4久性のあろ月つ[耐
摩耗性のコ゛ム化合物62によって飽和さ牙1、それに
よって取り囲まれるようにすることかて゛きる。
第2図に図示されたベルトの周囲を完全に取り囲むよう
にした布帛ジャケット26は、シーノス又はヲーリーの
フランジと摩擦係合することによってベルトの横の而の
摩滅及び摩耗を最小とし、そ牙tにより動力伝達ベルト
の寿命を改善するためイータめで好ましいものでル、る
。この−ジャケット2ろは、好ましいものではあるが、
本発明の操作に対しては必須のものではない。
第6図は、本発明の更に他の実施例を開示している。ベ
ルト4口は、湾曲した頂部表面A7及び湾曲した底部表
面48を有し且つ湾曲した横断面をもつベルトである。
ベルトAOは、2つのエラストマ一層ろ6、ろ7より構
成さ、Itたエラストマ一本体A9を備えている。上方
のエラストマ一層ろ6は、頂部表面47に最も近く、頂
部表面47にほぼ平行に配置された張力部材41の層を
含んでいる。張力部材A1の下方に、少な(とも−1層
の単繊維42が間隔をあげて設けられて(・る。単繊維
42は、張力部材41に対して直角(C目2つベルトの
)1育行方向を横断する方向に配置さジする。エラスト
マ一層66は、天然ゴム、合成ゴムを問わず動力伝達ベ
ルトで使用されてきた任意のエラストマー又はエラスト
マー合成物より構成することができる。このエラストマ
一層は、エラストマーと張力部材と個々の単繊維との間
に強固な結合を与えるように合成されている。下方のエ
ラストマ一層67は、上方のエラストマ一層66と同じ
エラストマーで構成しても、あるいは他の又は複数のエ
ラストマーを混1合して構成してもよい。このエラスト
マ一層は、ベルト構造内でその十に位置する張力部材及
び単繊Pn層に最大の支持を提供するように合成される
。このエラストマ一層内の好ましい構成要素として、短
か℃・天然又は合成繊1イ1がある。これは、可撓性を
最大限に維持しつつ、下方のエラストマ一層に剛性を付
与する役割を果たす。、布帛ジャケット6Bを、オプシ
ョナルとしてベルト構造に組み込むことができろ。1図
″示された布帛ジャケットろ8は、耐摩耗性ゴ゛ム化合
物35によって飽和された2つの層の布帛ろ9から構成
されている。
第6図に図示された本発明の実施例は、ベルトの底部表
面A8に横断方向に延びる等間隔の多数の波状部50を
含んで構成されている。かかる横断方向の波状部50は
、ベルトの曲げ疲労を改商するため重負荷V型イルトに
対しては好ましいものである。これにより、動力伝達シ
ステムの種々の直径をもつシーブスの周囲を廻って駆動
される時、ベルトの下1則部分に加えられろ圧縮応力に
l−q因する底部のひび割れが最小とされ、ベルトの可
撓性が改善される。横断方向の波状部しま、モールド、
又は機械加工により突起又は溝を形成することによって
画成されろ。かがる特徴は、ベルトの寿命にとっては好
ましいものであるが、従来周知の如く本発明の操作に対
しては必須のものfば4よい。
本発明の基本的特徴は、形状を変えるというベルトのデ
ザイン及び製造方法を採用した点である。
本発明の好まし℃・実施例は、農業機械の字引駆動、ロ
ータ駆動、あるいはシリンダ駆動で要求されるような大
きな馬力の伝達を行なう場合に使用さ才する。かかる実
施例は、またいわゆるCVTすなわち自動車の駆動列で
使用される連続変速機にも使用ずろことができる。かか
る高馬力用の実施例で゛の要求は、本発明で開示した如
く横断方向の剛性を大きくすることであり、それにより
、ベルトは、従来のベルトに比較してその寿命が極めて
長くなる。
本発明に伴ろベルト製造方法は、製造操作中、個々の多
(の単繊維をベルト構造内に組み込む前に、それらをほ
ぼ平担な層に整合する行程を含んでいる。単繊維をほぼ
平担な層に堆持するだめの1つの好ましい方法は、単繊
維層を未硬化のゴ′ム化合物内に埋設し、それにより、
寸法的に安定した単繊維層を形成する方法で歩)る。こ
の方法は、製造行梶中、簡単に制御し得る利点を有して
し・る。
カレンダー加工も、単繊維層をゴ゛ム化合物内に埋設す
るのに使用ずろことができる。ゴム化合物は、個々の単
繊維に対する強い接着力とともに耐久性をもつように合
成しなければならない。単繊維層が正確に準備された後
は、本発明のはルトは、動力伝達ベルトの製造方法とし
て従来周知の方法によって構成且つ硬化することができ
る。好ましい製造方法は、無端ベルトを製造する時のや
り方である。横断方向の剛性を改善した無端動力伝達ベ
ルトの好ましい製造方は、所望の無端ベルトを製造する
ため適当な長さ及び直径を有するシリング状のマンドレ
ルに、未硬化のゴム圧縮化合物層を付与する行程を含ん
でいる。ゴム圧縮化合物は、動力伝達ベルトの圧縮部分
を製造する業界にお(・て周知の方法1によって合成さ
れる。上述の如く準備された平担な単繊維層は、マンド
レル上の未硬化のイム圧縮化合物の層と親密に接触して
載置さA1ろ。従って、個々の単繊維は最終製品たるベ
ルトの進行方向に対してそれを士か断する方向に配置6
されろ。この方向は、マンドレルの回転軸に平行となっ
ている。次の行程は、1又は2以十の所望の張力部材層
を平担な単繊維層の上方に付与ずろ行程である。張力部
材を付与する郁も好ましい方法は、゛わ終製品たるベル
トの負荷要求に見合う適当な寸法を有する緊密にねじら
れた。po IJエステルコード等の連続的な単繊維張
力部材を、ら旋状に付与する方法である。張力部材は、
個々の張力部材が最終製品たるベルト内部で所望の距離
だけ隔てられろように、マンドレル上にら旋状に巻き付
けらプ1ろ。端縁をカットしたベルト、すなわちV型ベ
ルトを製造する場合には、カバーとして耐久性のあるゴ
ム化合物を、オプショナルとして前もってイ・1与され
た張力部材層の上方に被覆ずろことが好ましい。布帛で
被覆されたベルトを製造ずろ場合には、布帛ジャケット
で一体的なベルト合成体の周囲を取り囲み、しかる後、
硬化させる。被覆ベルトを製造しない場合には、一体重
なベルト合成体は途中に何んらの行程も含むことなく硬
化せしめられ、その後、所望の幅及び寸法乙で切断せし
められろ。
コンバインのロータ駆!1IIIに使用さ牙1ろ無端ベ
ルトは、第6図の実施例に従って製造される。ベルトは
、頂部幅が25インチ(63,5mm)で厚さが088
インチ(22mm)、!−なっている。第2図及び第6
図に図示されている如く、ベルトの横断面は横断方向に
湾曲した形状となっている。かかる形状は、最大の動力
伝達能力を発揮するために採用されたものである。小さ
な負荷状態ではベルトの横断面は湾曲形状をなしている
が、大きな負荷条件下では、ベルトの中央’igfy、
分しよ、下方に変形せしめられる。特に、駆動シーブズ
のフランジがベルトの側面と圧縮係合する時には、その
傾向は顕著と゛なる。そのような高負荷状態でシよ、ベ
ルトの横断面はほぼ平担な頂部表面をもつ台形形状をと
ることとなる。この特徴により、張力部材は、かかる高
負荷状態においてベルトの進行方向にほぼ平行な平面内
IC最大数の張力部材を整列させることが可能となる。
こねにより、負荷は、ベルト構造内の全ての張力部材に
均一番τ分散せしめらfする。
ベルトの縦方向1(平行に配列された緊密にねじら11
だポリエステルコートゝからなる単一の層は、ベルトの
張力部材として用いられる。直径004インチ(1,0
mm、)単繊維ナイロンからなる2つの平行な層が、張
力部材の下側に且つ中立軸の下方に位置されている。こ
の単繊維ナイロンは、短繊維の表面に大きな硬化接着力
を有するように合成されたコ゛ム化合物内に埋設されて
いる。ファイバー強化ゴム化合物が、単繊維層の下方の
圧縮部分の一部分に使用されている。ゴムで飽和された
タイアコード布帛からガる2つの層が、ベルト本体の周
囲を完全に取り囲む布帛ジャケットを形成すべく用いら
れている。第6図に図示されている如き断面形状は、ベ
ルトの圧縮部分の底部表面とし、てモールドされる。こ
のベルトは、2AO馬力のコンバインのロータ駆動とし
て使用さねろ。本発明のベルト構ハによって与えられた
横断方向のi剛性は、高馬力の実施例において朋待でき
なかつ1こ皆の寿命の延長をもたらした。
本発明に係るベルトの寿命の改善は、本発明して係るベ
ルトと横断方向の単繊維補強Aオをもたない従来構造の
はルトとを並列比較試験を行なうことによって明らかと
なった。頂部幅1.75インチ(a4.5mm)、厚さ
0625インチ(15,9mm)そして全長56インチ
(1,35m)の無端ベルトを製造した。従来構造のベ
ルトを″従来ベルト“と称し、本発明のベルトを“横断
ベルト“と称スることとする。横断方向に補強さねたベ
ルトは、ねじられたポリエステルコードからなる張力部
材の下側に横断方向に配列された直径004インチ(1
mm)のナイロン単繊維からなる2つの層を含んでいる
。ベルトは、ゴムで飽和されたタイアコード布帛の2つ
の層によって被潰さね、ている。
各〈ルトを、駆動プーリーの直径が被駆動プーリーの直
径の半分であるような一対の駆動プーリと被駆動プーリ
ーとの間に載せろこと1Cより加速動力試験を行なった
。ベルトは、そね、が破壊するまで、制御された張力及
び速度の下で連転さJまた。
従来ベルトは破壊に致ろまで平均120時間かかり、一
方、横断ベル1−は平均270時間かがつ1こ。
本発明は、本発明の技術的範囲を逸脱ずZ)ことなる種
々の変形、修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のはルトの横断面図である。 第2図は、湾曲した横断面と保護布帛シャケ′ノドを有
する本発明に係る池の実Mr!例の生菌断面図である。 そして、 第3図は、本発明に係るベルト部分の々イましい実#2
例の余1祝断面図である。 7・・・頂部表面    8・・・底部菱面10・・・
Vベリベルト 1A・引張部分15・・中立軸部分 1
6 ・圧縮部分FIG、I FIG、2 ’+8 FIG、3 一2′、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)頂部表面及び底部表面を有し、引張部分を含むエ
    ラストマ一本体; 上記本体の頂部表面に平行に配置された1又は2以上の
    張力部材層を有する、上記引張部分の下側に位置する実
    質的に非伸張の中立軸部分;1又は2以上の雫繊維層を
    有し上記中立軸部分と上記本体の底部表面とによって境
    界つけらねた圧縮部分であって、上記単繊維層は、上記
    張力部材に対してほぼ直角に配置されていると共に、各
    々、各独立した単繊維の全長にわたって上記弾性本体に
    強固に接着されており、それによって、ベルトの横断方
    向の剛性をもたせるようにした圧縮部分; を備えて構成されてなる横断方向の剛性を改善した■型
    動力伝達ベルト。 (2、特許請求の範囲第1項に記載のV型動力伝達ベル
    トにおいて、 上記ベルトが湾曲した横断面を有すると共に、厚さに対
    する頂部幅の比が低いような形状とされてなるベルト。 (3)特許請求の範囲第1項に記載のV型動力伝達ベル
    トにおいて、 上記エラストマ一本体を完全に取り囲む布帛ジャケット
    を備えてなるベルト。 (4)特許請求の範囲第1項に記載の■型動力伝達ベル
    トにお℃・て、 上記本体の底部表面は、上記中立軸部分から最も離れた
    上記圧縮部分の周縁表面上に等間隔に設けられた横断方
    向の波状部を含んでなるベルト。 (5)特許請求の範囲第4項に記載のV型動力伝達ベル
    トにおいて、 上記横断方向の波状部が、上記Rルトの縦方向の可撓性
    を改善する横断方向のモールド成形されたノツチから構
    成されてなるベルト。 (6)特許請求の範囲第1項に記載のV型動力伝達ベル
    トにおいて、 上記ベルトが、無端(ルト構造を有するようにされてな
    るベルト。 (7j  %許請求の範囲第1項に記載のV型動力伝達
    ベルトにおいて、 上記単繊維の各が、直径約025〜4.0 nnの範囲
    のものとされてなるベルト。 (8)特許請求の範囲第7項に記載のV型動力伝達ベル
    トにおいて、 上記単繊維の各が、ナイロン及びZ IJエステルのグ
    ループから選択された1つのh利により製造されてなる
    ベルト。 (9)横断方向の剛性を改善した無端動力伝達ベルトを
    製造する方法において、 多数の独立した単繊維をほぼ平担な単繊維層に整列させ
    る行程: 回転軸を有するマンドレルに、未硬化のゴム圧縮化合物
    層を(−j与する行程; 上記未硬化ゴム圧縮化合物を上記マンドレルの回転軸に
    平行な個々の単繊維と親、密1(接触するようにして、
    平担な単繊維層を上記マンドルシル上に載置する行程; 上記単繊維層の上方に少なくとも一層の張力部材をイマ
    ]与し、それにより、一体重なベルト合成体を形成する
    行程;そして、 上記一体重なベルト合成体を硬化させる行程;を備えて
    構成されてなる方法。 (10)%許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    上記単繊維層を未硬化のゴム化合物内に埋設し、それに
    より、単繊維層を上記マンドレル上に載置ずろ行程の前
    に、寸法的に安定した単繊維層を形成ずろ行程;を備え
    てなる方法。 (11)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    上記一体重なベルト合成体を硬化させる行程σ)前に、
    一体重ベルト合成体を布帛ジャケットで被覆する行程;
    を備えてなる方法、2 (12、特許請求の範囲第9項に記載の方法において、
    上記張力部材が、連続的な単繊維の張力部拐をら旋状に
    巻き付けろことによりイ」すされた連続単繊維張力部セ
    からなり、それにより、上記マンドレル上に上記単繊維
    層を形成するようにしてなる方法。
JP59076423A 1983-04-15 1984-04-16 V型動力伝達ベルト及びベルト製造方法 Pending JPS59197640A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/485,570 US4778437A (en) 1983-04-15 1983-04-15 Heavy duty V belt
US485570 1995-06-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59197640A true JPS59197640A (ja) 1984-11-09

Family

ID=23928663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59076423A Pending JPS59197640A (ja) 1983-04-15 1984-04-16 V型動力伝達ベルト及びベルト製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4778437A (ja)
EP (1) EP0122869B1 (ja)
JP (1) JPS59197640A (ja)
AT (1) ATE38546T1 (ja)
BR (1) BR8401478A (ja)
CA (1) CA1239039A (ja)
DE (1) DE3475096D1 (ja)
DK (1) DK159081C (ja)
ES (2) ES531241A0 (ja)
ZA (1) ZA842455B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2633687B1 (fr) * 1988-06-30 1994-06-17 Hutchinson Courroie striee de transmission de puissance
GB8925870D0 (en) * 1989-11-15 1990-01-04 Jaguar Cars Belt drives
JPH0712753Y2 (ja) * 1990-09-21 1995-03-29 三ツ星ベルト株式会社 動力伝動用vベルト
US5575729A (en) * 1995-05-11 1996-11-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Elastomeric drive belt carcass and belt with same
US6461264B1 (en) * 2000-12-19 2002-10-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Power transmission belt having rubber coated fabric layer
DE102004021524A1 (de) * 2004-05-03 2005-12-08 Arntz Beteiligungs Gmbh & Co. Kg Kraftübertragungsriemen und Verfahren zu dessen Herstellung
US20060033231A1 (en) * 2004-08-10 2006-02-16 Reuter Rene F Monofilament reinforced rubber component and method of producing
JP5480807B2 (ja) * 2007-07-03 2014-04-23 ザ ゲイツ コーポレイション 動力伝達ベルト
FR2981419B1 (fr) * 2011-10-18 2015-09-04 Colmant Cuvelier Sa Courroie trapezoidale de transmission comportant un coussin peripherique elastiquement deformable.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122048A (en) * 1977-03-30 1978-10-25 Dayco Corp Transmission belt structure and manufacturing method thereof
JPS5718835A (en) * 1980-05-23 1982-01-30 Dayco Corp Laminated belt with strong tooth

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2336084A (en) * 1939-08-25 1943-12-07 Dayton Rubber Mfg Co Method of manufacturing wrapped belts
US2430024A (en) * 1943-03-08 1947-11-04 Dayton Rubber Company V-belt having metallic neutral axis
US3485707A (en) * 1966-05-31 1969-12-23 Goodrich Co B F Belt
US3464875A (en) * 1966-08-26 1969-09-02 Dayco Corp Method of making endless v-type transmission belts having inwardly disposed transverse teeth
US3800610A (en) * 1972-09-29 1974-04-02 Goodyear Tire & Rubber Heavy duty v-belt
GB1400799A (en) * 1972-11-14 1975-07-23 Goodyear Tire & Rubber V-belts
DE2425465B1 (de) * 1974-05-27 1975-03-27 Clouth Gummiwerke Ag Foerdergurt
US3968703A (en) * 1975-01-24 1976-07-13 Dayco Corporation Endless power transmission belt
DE2505905C2 (de) * 1975-02-13 1983-10-13 Continental Gummi-Werke Ag, 3000 Hannover Verfahren zum Herstellen von Kraftübertragungsriemen
US3941005A (en) * 1975-03-03 1976-03-02 The Gates Rubber Company Power transmission belt
US4019399A (en) * 1976-01-21 1977-04-26 Dayco Corporation Endless power transmission belt
US3996813A (en) * 1976-02-13 1976-12-14 Dayco Corporation Endless power transmission belt
IT1063561B (it) * 1976-05-07 1985-02-11 Pirelli Cinghia trapezoidale
FR2503305B1 (fr) * 1981-04-03 1985-06-28 Caoutchouc Manuf Plastique Courroie de transmission trapezoidale
DE3278436D1 (en) * 1982-11-25 1988-06-09 Mitsuboshi Belting Ltd V-belt structure
US4555241A (en) * 1982-12-20 1985-11-26 Mitsuboshi Belting, Ltd. Reinforced drive belt structure

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122048A (en) * 1977-03-30 1978-10-25 Dayco Corp Transmission belt structure and manufacturing method thereof
JPS5718835A (en) * 1980-05-23 1982-01-30 Dayco Corp Laminated belt with strong tooth

Also Published As

Publication number Publication date
DE3475096D1 (en) 1988-12-15
EP0122869A1 (en) 1984-10-24
ES8603982A1 (es) 1986-01-01
EP0122869B1 (en) 1988-11-09
DK145984A (da) 1984-10-16
ATE38546T1 (de) 1988-11-15
BR8401478A (pt) 1984-11-13
DK145984D0 (da) 1984-02-29
ES545954A0 (es) 1986-07-16
ES8609630A1 (es) 1986-07-16
DK159081C (da) 1991-01-28
ZA842455B (en) 1984-11-28
ES531241A0 (es) 1986-01-01
DK159081B (da) 1990-08-27
US4778437A (en) 1988-10-18
CA1239039A (en) 1988-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1147579A (en) Heavy duty cogged belt
US20030017900A1 (en) Power transmission belt and method
CN1776249A (zh) 正时带
JPH01312247A (ja) 連続変速機用の押出し式横方向リンク付き伝動装置
AU2002330895A1 (en) Power transmission belt and method
US4504258A (en) Power transmission belt
US6620068B2 (en) Power transmission belt
JPS59197640A (ja) V型動力伝達ベルト及びベルト製造方法
EP1896749B1 (en) Banded power transmission v-belt
US4228692A (en) Endless power transmission belt and method of manufacture
JPS6342194Y2 (ja)
US4994000A (en) Power transmission belt of the trapezoidal type
US6962639B2 (en) Power transmission belt and a method of forming a power transmission belt
US4177686A (en) Endless power transmission belt
EP0109990B1 (en) V-belt structure
US4022071A (en) Steel cord belt reinforced transmission belt
CA2047315C (en) V-ribbed belt
US4595388A (en) Driving belt
JPS62188837A (ja) Vリブドベルトの製造方法
JPH0110514Y2 (ja)
US8869974B2 (en) Spliceless belt
JPS59217034A (ja) 伝動用ラツプドコグベルトの製造方法
JPH0798044A (ja) Vリブ付コグドベルトおよび同ベルトの製造方法
EP0649995A1 (en) Tension member of belt
JPS596278Y2 (ja) Vベルト