JPS62245742A - 赤外光リモ−ト制御信号中継器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、赤外光リモート制御信号を光ファイバケー
ブルにより中継伝送し、被制御器を遠方より制御可能と
する赤外光リモート制御信号中継器に関する。

［従来技術とその欠点］ 近年、赤外光を利用したリモート制御方式は、例えばテ
レビ、エアコンティシジナ、ビデオデツキ等、一般の家
庭電気製品に使用されている。第３図は、従来のリモー
ト制御装置を示すもので、１１は被制御器、１２はリモ
ート制御器、１３はこのリモート制御器１２の受光部で
ある。ここで、リモート制御器１２の発する赤外信号光
は、一定の光ビーム幅（図中ａ）を有しており、一方、
被制御器１１の受光部１３も一定の距離及び方向からな
る信号光の受光可能範囲（図中ｂ）を有している。

したがって、上記従来のリモート制御装置における制御
可能範囲は数メートルと短く、また、見通しの利く区域
内に限られるため、例えば、被制御器１１の設置されて
いる部屋以外からのリモート操作はできない欠点がある
。

［発明の目的］ この発明は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
例えばニアコンディショナ等の被制御器が見通しの利か
ない場所に設置されている場合でも、赤外光による遠方
からのリモート制御が可能になる赤外光リモート制御信
号中継器を提供することを目的とする。

［発明の要点］ すなわちこの発明に係わる赤外光リモート制御信号中継
器は、リモート制御用赤外発信器からの信号光を、受光
素子を介して電気信号に変換し、増幅器により増幅した
後、再び発光素子を介して赤外発光信号に変換し、光フ
ァイバケーブルにより離間配置された被制御器の受光部
に伝送供給するよう構成したものである。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図はその外観構成を示すもので、同図における２１
は赤外光中継器、２２はこの中継器２１の受光部である
。中継器２１は、リモート制御器１２からの信号光を中
継し、離間配置された被制御器１１の受光部１３に対し
光ファイバケーブル１３を介して伝送供給するもので、
２４は上記中継された光信号が出力される光ファイバケ
ーブル２３の開口部である。また、中継器２１は、その
筐体と一体構造の電源プラグ２５を備えており、商用電
源コンセント２６に接続可能に構成される。

第２図は上記赤外光中継器２１内部のブロック構成を示
すもので、受光部２２には受光素子３１が近接配置され
る。この受光素子３１は、上記受光部２２を介して供給
されるリモート制御器１２からの信号光を電気信号に変
換するもので、この受光素子３１を介して出力される電
気信号は、増幅器３２を介して増幅され、発光素子３３
を介して再び赤外発光信号に変換される。この発光素子
３３の発光方向には、ケーブル保持金具３４により、光
ファイバケーブル２３の信号入力端が近接配置される。

一方、電源プラグ２５から入力される電源電圧は、電源
部３５を介して例えば交流−直流変換され、上記増幅器
３２を始め受光素子３１及び発光索子３３の駆動電力と
なる。

すなわち上記構成の赤外光リモート制御信号中継器にお
いて、リモート制御器１２より発信された赤外信号光は
、空間中を介して赤外光中継器２１の受光部２２にて受
光される。この受光赤外信号光は、赤外光中継器２１に
内蔵される受光素子３１により光→電気変換され、さら
に内蔵の増幅器３２により増幅された後、発光素子３３
に加えられ再び光信号に変換される。この発光素子３３
により発光された信号光は、光ファイバケーブル２３を
介して効率良く伝送され、その開口部２４より例えば見
通しの利かない隣の部屋に設置されたエアコンディジシ
ナ等の被制御器１１の受光部１３に対し供給される。こ
れにより、遠方における被制御器１１のリモート操作が
可能になる。

この場合、上記赤外光中継器２１は、筐体一体型の電源
プラグ２５を備えているので、商用電源コンセント２６
が有れば如何なる場所でも容易に設置可能である。

したがって上記構成による赤外光リモート制御信号中継
器によれば、被制御器１１を、光の到達する距離、見通
し位置並びに角度等の制限を受けることなく、充分遠方
及び見通し外から遠隔制御することが可能となり、制御
可能範囲の大幅な拡大化が図れるようになる。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、リモート制御用赤外発
信器からの信号光を、受光素子を介して電気信号に変換
し、増幅器により増幅した後、再び発光素子を介して赤
外発光信号に変換し、光ファイバケーブルにより離間配
置された被制御器の受光部に伝送供給するよう構成した
ので、例えばエアコンディジ曽す等の被制御器が見通し
の利かない場所に設置されている場合でも、赤外光によ
る遠方からのリモート制御が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係わる赤外光リモート制
御信号中継器を示す外観構成図、第２図は上記赤外光リ
モ・−ト制御信号中継器の赤外光中継器を示すブロック
構成図、第３図は従来の赤外光リモート制御装置を示す
外観構成図である。 １１・・・被制御器、１２・・・リモート制御器、１３
．２２・・・受光部、２１・・・赤外光中継器、２３・
・・光ファイバケーブル、２５・・・電源プラグ、２６
・・・商用電源コンセント、３１・・・受光素子、３２
・・・増幅器、３３・・・発光素子、３５・・・電源部
。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リモート制御用赤外発信器からの信号光を受光し電気信
   号に変換する受光素子と、この受光素子からの変換電気
   信号を増幅し発光素子を発光させる増幅器と、上記発光
   素子により発光される赤外光信号を離間配置された被制
   御器の受光部に伝送供給する光ファイバケーブルとを具
   備し、上記被制御器の遠方制御を可能としたことを特徴
   とする赤外光リモート制御信号中継器。