JP2004119068A - 赤外線を用いた演出システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】赤外信号発光部(3A、3B)は、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具(5)に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる。赤外信号を、家電機器の遠隔制御に用いられるリモートコントロール信号のキャリア周波数に略等しい周波数の赤外線搬送波で、制御信号を振幅変調した被変調信号とし、家庭用のリモコンに用いられる汎用の素子を演出具(5)や赤外信号発光部(3A、3B)の各部に用いることができるので、安価に演出システムを構築できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンサートや野外で行われるショー等のイベント中に、各観客が携帯する演出具に、発光、振動などの動作を実行させ、イベントの演出効果を高める演出システムに関し、更に詳しくは、演出具に所定の動作を実行させる制御信号を赤外線で送出する赤外線を用いた演出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンサート、アミューズメントパーク内で定期的に行われるショー等のイベントでは、イベントの観客が表示用発光素子を備えたスティック、アクセサリー等の演出具を携帯し、イベント中に表示用発光素子を点滅させるなどして、その演出効果を高めている。
【0003】
特に、多数の観客が携帯する演出具が、イベントの進行に合わせて同時に表示用発光素子を点滅するとより演出効果が高まるので、観客が集合する観覧エリアの周囲に発信装置を配設し、発信装置から演出具の動作を制御する制御信号を発信して演出具の表示用発光素子を点滅制御する演出システムが、特開2000−260212号により開示されている。
【0004】
図8は、この従来の演出システム100を示すもので、観覧エリア101の周囲に、制御信号を発信する発信装置102が配置される。
【0005】
発信装置102は、観覧エリア101の周囲に配設された複数の送信アンテナ103A、103Bと通信ケーブル104で接続し、発信装置102に備えられたスイッチ102aを押圧操作すると、発信装置102から発信される制御信号が送信アンテナ103A、103Bに伝送され、送信アンテナ103A、103Bから制御信号を含む電波が発信される。
【0006】
観覧エリア101にイベントを観るために集合した観客は、それぞれ制御信号を含む電波を受信する受信部と、制御信号により点滅制御される表示用発光素子(いずれも図示せず)を備えた演出具105、105・・を携帯している。
【0007】
イベントの進行に合わせて、イベント進行者が所定のタイミングで発信装置102のスイッチ102aを押圧すると、制御信号を含む電波が観覧エリア101に送信され、各演出具105、105・・の表示用発光素子は制御信号により同時に点滅する。
【0008】
従って、観客は、イベントの進行に伴って携帯している演出具105が点滅するので、イベントの演出者側と一体感ができ、高い演出効果が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の演出システム100では、演出具105に、制御信号を含む電波を受信し、他の電波によって誤動作しない受信部を備える必要があるので、製造単価が上昇するという問題があった。特に、この種の演出システム100では、多数の演出具105を同時に点滅させるほど演出効果が上げるものであるが、演出具105が高価なものとなり、多くの観客に演出具105を携帯してもらえないという問題があった。
【0010】
また、演出具は、そのイベントのみで動作するものなので、観客が持ち帰った後は置物としてしか利用価値がなく、その割に受信機能を備えて高価な演出具が、従来の演出システム100を普及させる障害となっていた。
【0011】
また、観覧エリア101の全ての演出具105に電波を送信するので、高い空中線電力で送信する必要があり、その高調波などがノイズとなってイベントに用いる音響機器の信号線に重畳する恐れがある。
【0012】
更に、観覧エリア101が数百メートル幅の規模になると、発信装置102と送信アンテナ103A、103Bを接続する通信ケーブル104の長さも長くなり、電線の抵抗と容量リアクタンスによって、制御信号が送信アンテナ103A、103Bに達するまで無視できない程度遅れる。その結果、発信装置102までの通信ケーブル104の長さが異なる送信アンテナ103A、103Bからは、位相のずれた制御信号を含む電波が発信され、それぞれの電波を受信する演出具105において、制御信号を復調できないという問題が生じる。
【0013】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、システムを構成する各機器や演出具を、比較的安価に製造できる赤外線を用いた演出システムを提供する。
【0014】
また、イベントに設置された他の機器の動作に影響しない赤外線を用いた演出システムを提供する。
【0015】
また、観覧エリアが広域であっても、各演出具を確実に動作制御する赤外線を用いた演出システムを提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明による赤外線を用いた演出システムは、夜間の屋外若しくは屋内で行われるイベントの観覧エリア内若しくは周囲の複数位置に配設され、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光する赤外信号発光部と、赤外信号を受光し、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行する演出具を備え、イベントに合わせた所定のタイミングで、赤外信号発光部から赤外信号を発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる赤外線を用いた演出システムであって、
赤外信号発光部から発光する赤外信号は、家電機器の遠隔制御に用いられるリモートコントロール信号のキャリア周波数に略等しい周波数の赤外線搬送波で、制御信号を振幅変調した被変調信号であることを特徴とする。
【0017】
家電機器の遠隔制御に用いられるリモートコントロール信号のキャリア周波数に略等しい周波数の赤外線搬送波を用いて、制御信号を伝送するので、赤外信号を発光する赤外発光部と、赤外信号を受光する演出具のそれぞれで、汎用の赤外線送受信回路、変復調素子を用いることができ、安価に演出システム全体を構築できる。
【0018】
また、赤外信号を受光する演出具は、同様に家電機器を遠隔制御するリモートコントロール信号をも受光し、所定のリモコン信号に復調できるので、リモートコントロール信号を受信した際に、所定の動作を実行させることができる。
【0019】
赤外信号を受光する演出具の受光部は、夜間や屋内なので、太陽光を受けて飽和することがなく、誤動作せず、また、赤外信号がイベントに用いる他の機器の動作に影響することもない。
【0020】
請求項2の発明による赤外線を用いた演出システムは、夜間の屋外若しくは屋内で行われるイベントの観覧エリア内若しくは周囲の複数位置に配設され、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光する赤外信号発光部と、赤外信号を受光し、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行する演出具を備え、イベントに合わせた所定のタイミングで、赤外信号発光部から赤外信号を発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる赤外線を用いた演出システムであって、
赤外信号を到達させようとする観覧エリアの位置までの距離がDである赤外信号発光部は、赤外信号の到達距離がdである発光ダイオードが、基板上に多数配置され、基板上の少なくとも(D/d)2個の発光ダイオードから、前記観覧エリアの位置に向けて同時に赤外信号を発光することを特徴とする。
【0021】
発光ダイオードから光度Iで発光する赤外信号を、受光素子において受光し検知可能な限界距離をdとし、そのときの発光ダイオード9から距離d離れた受光素子で受ける赤外信号の照度をEとすれば、逆二乗の法則からE=I/d2で表される。一方、照度Eで赤外信号を検知可能な同じ受光素子を用いて、観覧エリアに達する距離D離れた位置に赤外信号を到達させるためには、S倍の光度ISの光源を用いる必要があり、E=SI/D2で表される。従って、I/d2=SI/D2の関係が成り立ち、1個の発光ダイオードから発光される光度Iの(D/d)2倍の光度の光源を用いれば、光源から距離D離れた位置まで赤外信号が到達する。観覧エリアまでの距離Dに対して基板上に配置される複数の発光ダイオード間の距離は無視できる程度に短いので点光源とみなし、(D/d)2個の発光ダイオードから同時に発光される赤外信号の光度は(D/d)2倍となり、距離D離れた位置まで到達する。
【0022】
その結果、個々の発光ダイオードの指向角が限られていても、遠距離まで赤外信号を到達させることができるので、広範囲の観覧エリアにおいて観客が個々に持つ演出具に同時に赤外信号を到達させることができる。
【0023】
請求項3の発明による赤外線を用いた演出システムは、夜間の屋外若しくは屋内で行われるイベントの観覧エリア内若しくは周囲の複数位置に配設され、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光する赤外信号発光部と、赤外信号を受光し、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行する演出具を備え、イベントに合わせた所定のタイミングで、赤外信号発光部から赤外信号を発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる赤外線を用いた演出システムであって、
複数位置に配設された各赤外信号発光部は、イベントに合わせた所定のタイミングで制御信号を発信する共通の発信制御部に光ファイバーで接続され、発信制御部から発信する制御信号を、光ファイバーを介して各赤外信号発光部へ光伝送することを特徴とする。
【0024】
共通の発信制御部と各赤外信号発光部までの距離が異なっていても、各赤外信号発光部同時に制御信号が到達するので、演出具は、複数の赤外信号発光部から赤外信号を受ける場合であっても、同位相の赤外信号を受光することができる。従って、復調エラーがないばかりか、それぞれの赤外信号が微弱な光量であっても合成され、制御信号を復調し易くなる。
【0025】
請求項4の発明による赤外線を用いた演出システムは、演出具が、複数の表示用発光素子を備え、制御信号により特定の表示用発光素子を点灯若しくは消灯制御することを特徴とする。
【0026】
夜間や屋内で行うイベントに用いる演出具は、表示用発光素子を点滅制御することにより引き立ち、効果的な演出を提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図7を用いて説明する。
【0028】
図1は、本発明の一実施の形態に係る赤外線を用いた演出システム1の概要構成を表す説明図である。この実施の形態において、赤外線を用いた演出システム1は、アミューズメントパークの広場で夜間に行われるショーのイベントに採用されているもので、コントロール室2と、複数の遠距離型赤外信号発光部3A、3A・・と、複数の広指向角型赤外信号発光部3B、3B・・と、これらの赤外信号発光部3A、3Bを、コントロール室2に接続する光ファイバーケーブル4、4・・と、観客が携帯する複数の演出具5、5・・で構成されている。
【0029】
コントロール室2は、イベントの進行に合わせて所定のタイミングで制御信号を発信する発信制御部となるもので、例えば、ショーの公演中に流されるベース音を検知する毎に、検知したタイミングで、図7の信号A、B、Cのいずれかの包絡線である制御信号を光信号に変換して光ファイバーケーブル4へ送出する。
【0030】
制御信号を発信するタイミングは、この例の他、イベントの主催者側の操作者が、イベントの進行に合わせて図示しないスイッチを操作し、制御信号を発信させるものであってもよい。
【0031】
制御信号は、3ビットのデータコードをビットデータ毎にLレベルの時間幅を異ならせるパルス距離変調(Pulse Pich Modulation)し、その前後にリーダーコードとストップビットを組み合わせて1フレームとしたパルス波形信号であって、データコードが異なる3種類の信号A、B、Cのいずれかが、演出具5を制御する内容により選択され発信される。
【0032】
例えば、データコードが(0,0,1)の信号Aは、演出具5に備えられた後述するA群のLED(6A)(図5参照)を点灯制御させる制御信号であり、データコードが(0,1,0)の信号Bは、演出具5に備えられた後述するB群のLED(6B)(図5参照)を点灯制御させる制御信号であり、データコードが(0,1,1)の信号Cは、A,B群のLED(6A、6B)を点灯制御させる制御信号である。
【0033】
リーダーコードは、この演出システムで用いられる赤外信号を、自然光等の他の赤外信号と識別し、イベントが行われている際に、赤外信号発光部3A、3Bから発光される赤外信号のみを演出具5が識別し動作するように、HレベルとLレベルの時間幅を本システム特有の組み合わせに設定する。ここでは、図7に示すように、3msec幅のHレベルに引き続く2msec幅のLレベルの組み合わせを、リーダーコードとしている。
【0034】
データコードの各ビットデータには、必ず600usecの時間幅のHレベルが割り当てられ、ビットデータが「1」である場合には、Hレベルに引き続き、600usecの時間幅のLレベルが、ビットデータが「0」である場合には、1200usecの時間幅のLレベルが連続する。
【0035】
遠距離型赤外信号発光部3Aと、広指向角型赤外信号発光部3Bは、図1に示すように、ショーを行うステージに隣接しショーを観るために観客が集まると予想される観覧エリアの全域に、これらの発光部3A、3Bから発光される赤外信号が漏れなく到達するように、観覧エリア内とその周囲の必要個所に配設される。
【0036】
遠距離型赤外信号発光部3Aは、図2に示すように、円弧状のフレーム7上に、5枚のプリント配線基板8が、円周上の30度間隔で取り付けられ、各プリント配線基板8に、外方に向けて28行10列のマトリックス状に280個の赤外発光ダイオード9が実装されている。
【0037】
一般に、光度Iの赤外信号を発光する赤外発光ダイオード9の到達距離(受光素子において赤外信号を受光可能な限界距離)をdとし、発光ダイオード9から距離d離れた受光素子で受ける赤外信号の照度をEとすれば、逆二乗の法則からE=I/d2で表される。一方、照度Eで赤外信号を検知可能な同じ受光素子を用いて、距離D離れた位置に赤外信号を到達させるためには、S倍の光度ISの光源を用いる必要があり、E=SI/D2で表される。従って、I/d2=SI/D2の関係が成り立ち、光源から距離D離れた位置まで、赤外信号を到達させるためには、1個の赤外発光ダイオード9から発光される光度Iの(D/d)2倍の光度の光源を用いる必要がある。
【0038】
一方、長方形光源の大きさとなるプリント配線基板8の縦横幅は、観覧エリアへ到達させようとする赤外信号の到達距離Dに対し無視できる程度に小さいので、1枚のプリント配線基板8上から発光される光源を点光源とみなし、(D/d)2個の赤外発光ダイオード9を配列させれば、近似的に(D/d)2倍の光度が得られる。
【0039】
ここでは、1個の赤外発光ダイオード9から発光される赤外信号の軸方向到達距離dを10mとし、この赤外発光ダイオード9を280個の配列して、280倍の光度が得られると仮定すると、1枚のプリント配線基板8の直交方向約167mの距離まで赤外信号を到達させることができる。実際には、遠距離型赤外信号発光部3Aに用いられる赤外発光ダイオード9は、一定の指向角を有しているので、隣り合うプリント配線基板8に実装された約半数の赤外発光ダイオード9から発光される赤外信号も受光し、約560倍の光度が得られることから、光源から約236m離れたエリアまで赤外信号を到達させることができる。その結果、比較的指向角の狭い赤外発光ダイオード9を用いても広範囲の観覧エリアにある多数の演出具5へ赤外信号を送信することができる。従って、この遠距離型赤外信号発光部3Aは、図1に示すように、観覧エリアを囲うように周囲の比較的高所に複数配置される。
【0040】
広指向角型赤外信号発光部3Bは、図3に示すように、円柱状の取付フレーム10上に、円周方向に沿って36度間隔で、10枚の縦長帯状のプリント配線基板11が取り付けられ、各プリント配線基板11に、その長手方向に沿って28個の赤外発光ダイオード12が実装されている。
【0041】
赤外発光ダイオード12は、遠距離型赤外信号発光部3Aに用いられる赤外発光ダイオード9に比べて軸方向発光強度は低いが広指向角の特性を有し、円柱状の取付フレーム10の全周に配列することにより、その周囲に漏れなく赤外信号を発光させるものである。
【0042】
従って、この広指向角型赤外信号発光部3Bは、図1に示すように、広指向角型赤外信号発光部3Bの赤外信号が到達されないエリアを補うように、観覧エリア内に複数配置される。この広指向角型赤外信号発光部3Bは、比較的低い位置から赤外信号を発光するので、例えば、大人の影になり、赤外信号が到達しにくい幼児が持つ演出具5へも確実に赤外信号を到達させることができる。
【0043】
各遠距離型赤外信号発光部3Aと広指向角型赤外信号発光部3Bは、コントロール室2から発信される制御信号を受信すると、38kHz±2kHzの範囲内のキャリア周波数からなる搬送波でパルス信号である制御信号を振幅変調し、各赤外発光ダイオード9、12から同時に赤外信号として発信する。38kHz±2kHzの周波数の赤外搬送波は、テレビジョン受像機やエアコン等の家電機器を遠隔制御するリモートコントロール送信機(以下、リモコンという)から送信されるリモートコントロール信号のキャリア周波数に一致させたもので、このように赤外搬送波の周波数を一致させることで、汎用して用いられているリモコン用の受光素子、発光素子、変復調素子などを、本発明に係る演出システムの各素子にそのまま使用することができ、極めて安価に演出具5や赤外信号発光部3を形成できる。また、家庭内に演出具5を持ち帰り、家庭内のリモコンで所定の動作を実行させることもできる。
【0044】
各遠距離型赤外信号発光部3A若しくは広指向角型赤外信号発光部3Bは、コントロール室2と、光ファイバーケーブル4を介して接続することにより、発信される制御信号を同時に受信させている。
【0045】
上述のように、本発明においては、各遠距離型赤外信号発光部3A若しくは広指向角型赤外信号発光部3Bが、観覧エリア内若しくは周囲の複数箇所に分散して配置されるものであり、1箇所の位置に設置されるコントロール室2との距離は、赤外信号発光部3A、3B間で数100mの差が生じる。この間を従来と同様に、100m当たり容量リアクタンスが10000pF、抵抗が1KΩの電線を用いて接続するものとすれば、制御信号の到達時間に100m当たり10usecの時間差が生じる。その結果、複数の赤外信号発光部3A、3Bが、それぞれ制御信号を受けて赤外信号を発信すると、演出具5は、100m当たり10usecの時間差の生じた赤外信号を、複数の赤外信号発光部3A、3Bから同時に受信することとなる。
【0046】
例えば、赤外信号の赤外搬送波を40kHzとすると、1周期が25usecの赤外信号に、10usec以上の位相差のある複数の赤外信号が重畳し、演出具5では到底復調することができないものとなる。
【0047】
本実施の形態では、コントロール室2から発信される制御信号は、光ファイバーケーブル4による光伝送路で同時に各遠距離型赤外信号発光部3A若しくは広指向角型赤外信号発光部3Bへ到達させ、赤外信号の発信を同期させている。
【0048】
観客が携帯する演出具5は、例えば、図4に示すスティック状で、一端に星形の発光動作部13と、発光動作部13の基端に円筒状の赤外フィルターで囲まれた赤外受光部14と、スティク状の握り部に操作スイッチ15が備えられている。発光動作部13は、半透明の星形カバー内に、星形の各先端位置に6個のA群の発光ダイオード6Aが、星形の中央に円周上に5個のB群の発光ダイオード6Bが取り付けられている。
【0049】
図5は、演出具5の構成を示すブロック図であり、赤外受光部14内に配置されたフォトダイオード16が、赤外信号発光部3A、3Bから発光された赤外信号を受光する。赤外信号は、フォトダイオード16で光電変換された後、その後段に接続された電流電圧変換回路17で電圧変換され、バンドパスフィルタ18でキャリア周波数に一致する受信信号が取り出される。この受信信号は、エンベロープフォロワーを含む波形整形回路19で、その包絡線が取り出されて復調信号に変換される。尚、これらのフォトダイオード16から波形整形回路19までの各回路は、リモコンで動作制御される家電機器に備えられている汎用の受光ICを、そのまま利用できる。
【0050】
波形整形回路19から出力される復調信号は、制御回路部20へ入力される。制御回路部20には、操作スイッチ15とA群の6個の発光ダイオード6AとB群の5個の発光ダイオード6Bが接続されている。操作スイッチ15を除く演出具5内の各回路は、演出具5に内蔵される図示しない乾電池を電源として駆動するようになっている。
【0051】
制御回路部20は、復調信号に含まれる制御信号をデコードし、制御信号により、上記A群の発光ダイオード6AとB群の発光ダイオード6Bの点滅を制御するとともに、操作スイッチ15により、別の制御を行うもので、以下、図6のフローチャートに従ってその動作を説明する。
【0052】
赤外信号も操作スイッチ15によるスイッチ入力も検出されない演出具5の待機状態では、赤外信号入力を判別するステップS1、スイッチ入力を判別するステップS2からなるループを繰り返し、演出具5は特に動作しない。
【0053】
操作スイッチ15によるスイッチ入力があると、スイッチ入力を判別するステップS2からステップS3に進み、A群の発光ダイオードAとB群の発光ダイオードBを交互に点滅させる。従って、イベントが行われていない間は、操作スイッチ15を操作することにより、発光動作部13の星型の内外が交互に点滅するおもちゃとなる。
【0054】
点滅動作を開始した後、ステップS4で例えば5秒程度のタイマーがセットされ、セットしたタイマーがオーバーフローするまで、その点滅動作が継続する。
【0055】
タイマーがオーバーフローするとステップS5からステップS6に進み、発光ダイオードA、Bが消灯制御され、待機状態に戻る。
【0056】
待機状態で、赤外信号の入力を判別するとステップS1からステップS7に進む。赤外信号の入力判別は、赤外搬送波の周波数が38kHz±2kHzの周波数であるかどうかで、判別するもので、図5のブロック図において、制御回路部20で、パルス波形の復調信号が入力されたときに、赤外信号が入力されたと判別する。従って、演出具1がイベント中に赤外信号を受けた際のみならず、リモコンからのリモートコントロール信号を受けた際にも、ステップS1からステップS7に進む。
【0057】
スイッチ入力を判別するステップS2より先に、ステップS1で、赤外線信号の入力を判別するので、イベント中に赤外信号が発信されている間若しくはリモコンを操作している間は、スイッチ入力があっても上記ステップS3の動作は行わない。これにより、制御信号による制御やリモコンによる制御を優先させ、イベント中に特定の演出具5のみが点滅しないようにしたものである。
【0058】
ステップS7では、入力を判別した赤外信号が、イベント中に赤外信号発光部3A、3Bから発光されたものであるかを、リーダーコードの有無で判別するもので、既述のように、3msec幅のHレベルに引き続き2msec幅のLレベルの組み合わせからなるリーダーコードを有しない復調信号である場合には、リモコン等から発光された他の赤外信号と判別し、ステップS8に進む。ステップS8では、既存の種々のリモートコントロール信号と比較し、いずれかに一致すれば、ステップS9に進み、発光ダイオード6A、6Bをランダムに点滅制御する。これにより、家庭内に演出具5を持ち帰り、家電機器を制御するリモコンで発光ダイオード6A、6Bを点滅させるおもちゃとして利用できる。
【0059】
点滅動作が開始した後は、ステップS3からの処理と同様に、ステップS4、ステップS5、ステップS6により、タイマーセット期間中その動作が継続し、待機状態に戻る。
【0060】
ステップS8でリモコンの制御信号と判別されなかった場合には、ノイズによる誤認識とみなし、ステップS4、ステップS5、ステップS6により、タイマーセット期間を経た後、待機状態に戻る。
【0061】
ステップS7において、赤外信号が、イベント中に赤外信号発光部3A、3Bから発光されたものと判別した場合には、更に、ステップS10、11、12において、その復調信号に含まれるデータコードをデータコードA、B、Cと比較し、各々一致した場合には、ステップS13、14、15に示される所定の動作を実行する。
【0062】
ステップS13、14、15による演出具5の動作は、観覧エリア内にある全ての演出具5が同時に実行するので、イベント中の所定のタイミング、例えば、観覧エリアに流される音楽の拍子に合わせたり、司会者のかけ声に合わせて全ての演出具5の発光ダイオード6A、6Bが同時に点滅し、各観客がイベントの進行に一体感を持って参加できる。
【0063】
上記の実施の形態では、夜間の屋外若しくは室内で行われるイベントで観客が所持する演出具5に対して、発光ダイオード6A、6Bの点滅制御を行うので、演出具5の発光動作部13の点滅が特に効果的である。しかしながら、例えば、制御信号で実行される動作は、発光ダイオード6A、6Bの点滅動作に限らず、例えば、演出具5から所定の音を出したり、振動させるものであってもよい。
【0064】
また、イベントの観覧エリアは、一箇所に集中する例で説明したが、複数の観覧エリアに分散させ、観覧エリア毎に制御信号を含む赤外信号を送出し、制御信号による動作を実行させるものであってもよい。例えば、ショー等のイベントを開催する広場と、遊戯装置に観客が乗車し種々のイベントを展開するアトラクション等が複合するアミューズメントパークでは、ショーのイベントで動作させた演出具5を、他のアトラクションにおいても動作制御させることができる。
【0065】
また、制御信号を赤外信号に含めて送信するものであれば、上述の実施の形態による変調方式に限らず、他の変調方式であってもよい。
【0066】
更に、演出具5は、上述のようなスティック状に限らず種々の形状とすることができ、また、観客が身につけるアクセサリーやバッチに上述の機能を備えさせ演出具5としてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、音楽、アトラクションに同期して観客が所有する演出具が一斉に所定の動作を実行するので、観客がイベントの進行と一体感をもって参加できる。
【0068】
複数の赤外信号発光部を、会場内及び周囲に配置することにより、背の低い幼児などが持つ演出具にも確実に赤外信号を到達させることができる一方、電波を用いないので、イベントに使用する電子機器の動作に影響を与える恐れがない。
【0069】
演出具は、電波を受信する受信部を設ける必要がなく、更に、家庭用リモコンとして汎用されている受光素子、復調素子を用いることができるので、安価に製造できる。
【0070】
更に、演出具は、家庭内に持ち帰った後も、リモートコントロール送信機で動作するおもちゃとして利用できるので、演出具が出回り、演出システムをより普及させることができる。
【0071】
また、請求項2の発明によれば、多数の発光ダイオードが基板上に集中配置されることにより、赤外信号のパワーが上がり、数100メートルの遠距離まで赤外信号を到達させることができる。
【0072】
その結果、個々の発光ダイオードの指向角が限られたものであっても、観覧エリアの広範囲で多数の観客が持つ各演出具に同時に、効果的に赤外信号を到達させることができる。
【0073】
また、請求項3の発明によれば、制御信号が高い周波数のものであっても、電線を用いる場合に比べ、伝送の遅延がなく、数百メートルの間隔で隔てられた赤外信号発光部間で同時に赤外信号を発光できる。従って、演出具で、複数の赤外信号発光部から赤外信号を受けても、制御信号を復調できる。
【0074】
請求項4の発明によれば、更に、これらの発明の効果に加えて、夜間や屋内で行うイベントに用いる演出具の表示用発光素子を点滅制御するので、よりその動作が引き立ち、効果的な演出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る赤外線を用いた演出システムの概要を表す説明図である。
【図2】遠距離型赤外信号発光部3Aの斜視図である。
【図3】指向角型赤外信号発光部3Bの斜視図である。
【図4】演出具5の正面図である。
【図5】演出具5の構成を示すブロック図である。。
【図6】演出具5の制御回路部20での動作を表すフローチャートである。
【図7】リモコン信号と赤外信号に含まれる制御信号の各波形を示す波形図である。
【図8】従来の演出システム100の概略を示す説明図である。
【符号の説明】
1 赤外線を用いた演出システム
2 コントロール室(発信制御部)
3A 遠距離型赤外信号発光部(赤外信号発光部)
3B 広指向角型赤外信号発光部(赤外信号発光部)
4 光ファイバー
5 演出具
6A A群のLED(表示用発光素子)
6B B群のLED(表示用発光素子)
9 赤外発光ダイオード(発光ダイオード)
Claims (4)
- 夜間の屋外若しくは屋内で行われるイベントの観覧エリア内若しくは周囲の複数位置に配設され、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光する赤外信号発光部(3A、3B)と、
赤外信号を受光し、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行する演出具(5)を備え、
イベントに合わせた所定のタイミングで、赤外信号発光部(3A、3B)から赤外信号を発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具(5)に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる赤外線を用いた演出システムであって、
赤外信号発光部(3A、3B)から発光する赤外信号は、家電機器の遠隔制御に用いられるリモートコントロール信号のキャリア周波数に略等しい周波数の赤外線搬送波で、制御信号を振幅変調した被変調信号であることを特徴とする赤外線を用いた演出システム。 - 夜間の屋外若しくは屋内で行われるイベントの観覧エリア内若しくは周囲の複数位置に配設され、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光する赤外信号発光部(3A)と、
赤外信号を受光し、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行する演出具(5)を備え、
イベントに合わせた所定のタイミングで、赤外信号発光部(3A)から赤外信号を発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具(5)に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる赤外線を用いた演出システムであって、
赤外信号を到達させようとする観覧エリアの位置までの距離がDである赤外信号発光部(3A)は、赤外信号の到達距離がdである発光ダイオード(9)が、基板上に多数配置され、
基板上の少なくとも(D/d)2個の発光ダイオード(9)から、前記観覧エリアの位置に向けて同時に赤外信号を発光することを特徴とする赤外線を用いた演出システム。 - 夜間の屋外若しくは屋内で行われるイベントの観覧エリア内若しくは周囲の複数位置に配設され、制御信号を含む赤外信号を観覧エリアに向けて発光する赤外信号発光部(3A、3B)と、
赤外信号を受光し、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行する演出具(5)を備え、
イベントに合わせた所定のタイミングで、赤外信号発光部(3A、3B)から赤外信号を発光し、観覧エリアで多数の観客が携帯する各演出具(5)に、赤外信号に含まれる制御信号により所定の動作を実行させる赤外線を用いた演出システムであって、
複数位置に配設された各赤外信号発光部(3A、3B)は、イベントに合わせた所定のタイミングで制御信号を発信する共通の発信制御部(2)に光ファイバー(4)で接続され、
発信制御部(2)から発信する制御信号を、光ファイバー(4)を介して各赤外信号発光部(3A、3B)へ光伝送することを特徴とする赤外線を用いた演出システム。 - 演出具(5)は、複数の表示用発光素子(6A、6B)を備え、制御信号により特定の表示用発光素子(6A、6B)を点灯若しくは消灯制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の赤外線を用いた演出システム。
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