JP2001347080A - 発光玩具および発光玩具を用いた身体状態記録/判定システム - Google Patents
発光玩具および発光玩具を用いた身体状態記録/判定システムInfo
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Abstract
態様を変化させることのできる発光玩具を提供する。 【解決手段】先端に3軸の加速度センサ17を設け、こ
の加速度センサ17が検出したX軸,Y軸,Z軸方向の
加速度データに基づいてLED14a〜14dの点灯を
制御する。X軸方向の+方向の加速度が一定以上の場合
には青色発光のLED14aを点灯し、X軸方向の−方
向の加速度が一定以上の場合には緑色発光のLED14
bを点灯し、Y軸方向の+方向の加速度が一定以上の場
合には赤色発光のLED14cを点灯し、Y軸方向の−
方向の加速度が一定以上の場合にはオレンジ色発光のL
ED14dを点灯し、Z軸方向の+方向の加速度が一定
以上の場合にはLED14aとLED14bを同時に点
灯し、Z軸方向の−方向の加速度が一定以上の場合には
LED14cとLED14dを同時に点灯する。
Description
をされることにより、その操作に対応する色や対応する
発光態様で発光する発光玩具、および、この発光玩具を
用いた身体状態記録または判定システムに関する。
具は種々提案されているが、揺動などの運動によって発
光色や発光態様を制御できる玩具はなかった。また、発
光するとともに利用者が揺動させるものとしては、コン
サートなどで観客が用いるペンライトがあるが、一般的
なペンライトは化学発光するもので色は単色であり、揺
動の方向や速さによって発光色や光量を変えることはで
きなかった。また、従来このような遊びを通じて利用者
の脈拍等の身体状態を検出できる玩具やシステムは実用
化されていなかった。
て発光色や発光態様を変化させることのできる発光玩
具、およびこの発光玩具を用いた身体状態記録/判定シ
ステムを提供することを目的とする。
センサ、速度センサ、加速度センサのうち1つまたは複
数を有するセンサ手段と、発光手段と、前記センサ手段
が検出した角度、速度または加速度に対応した発光態様
で前記発光手段の発光を制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記センサ手段は、2軸または3軸のセンサ
であり、前記制御手段は、各軸の検出値に対応する態様
で発光手段の発光を制御することを特徴とする。
手に持って揺動させる玩具であり、角度センサ、速度セ
ンサ、加速度センサのうち1つまたは複数のセンサを有
している。それぞれのセンサは、1軸、2軸(X軸,Y
軸)、3軸(X軸,Y軸,Z軸)または無軸(軸方向に
無関係に検出する)のいずれを用いてもよい。このセン
サ手段の検出内容に応じた色で、且つその検出内容に応
じた発光態様で発光する。ここで、発光手段の発光態様
とは、光量、発光数、点滅間隔などである。3軸センサ
を用いた場合、発光色は、たとえばX軸に赤色、Y軸に
青色、Z軸に緑色を対応させるなどの態様にすることが
できる。そうすれば、利用者がこの発光玩具を横方向に
揺動させた場合には赤色に発光し、縦方向に揺動させた
場合には青色に発光し、真っ直ぐ突き出したり引いたり
した場合(角度センサの場合には捩じるように回した場
合)には緑色に発光する。また、これらの中間の運動
(混ざった運動)をした場合には各軸方向に対応する色
をその角度、速度または加速度に対応する発光態様で発
光させてもよく、また、角度、速度または加速度が最も
大きい軸方向に対応する色のみを発光させるようにして
もよい。
割り当て、各軸方向の速度または加速度で三原色の各色
の光量を制御するようにすれば、運動の態様によって各
種の色を発光させることが可能になる。
向で異なる色を対応づけてもよく、さらに同じ軸方向で
あっても速度と加速度で異なる色の発光を制御するよう
にしてもよい。したがって、これらを組み合わせると1
つの軸方向の+方向の速度で第1の色の発光を制御し、
−方向の速度で第2の色の発光を制御し、+加速度で第
3の色を制御し、−加速度で第4の色を制御すること
で、1軸方向の検出値に基づいて4色の発光を制御する
ことも可能である。さらに、各軸毎に色の組み合わせを
変えるようにしてもよい。
とえば、検出された速度または加速度(速度変化)に比
例または相関する光量で発光させる方式や、速度または
加速度のローカルピークが検出されたとき、そのローカ
ルピークの大きさに応じた光量で一定時間発光させるな
どの方式を採用することができる。
おいて、利用者によって操作される操作部に、該利用者
の脈拍などの身体状態を検出する身体状態検出手段を設
け、操作中の利用者の身体状態を検出できるようにした
ことを特徴とする。
て、センサ手段として速度センサまたは加速度センサを
備え、該速度センサまたは加速度センサが所定値以上の
速度または加速度を検出している間、前記身体状態検出
手段による身体状態の検出を有効にすることを特徴とす
る。
おいて、前記制御手段は、前記身体状態検出手段が検出
した身体状態に基づいて発光手段の発光態様を制御する
ことを特徴とする。請求項6の発明は、請求項3〜5の
発明において、前記身体状態検出手段が検出した身体状
態を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。請求
項7の発明は、請求項3〜5の発明において、前記セン
サ手段が検出した角度,速度または加速度および前記身
体状態検出手段が検出した身体状態を並行して記憶する
記憶手段を備えたことを特徴とする。
おいて、前記身体状態検出手段が検出した身体状態を外
部に送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
おいて、前記センサ手段が検出した角度,速度または加
速度および前記身体状態検出手段が検出した身体状態を
外部に送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
において、外部から信号を受信する受信手段を備え、前
記制御手段は、受信手段が受信した信号に基づいて発光
手段の発光態様を制御することを特徴とする。
光玩具と、該発光玩具が送信した身体状態を受信して記
録するホスト装置と、からなるシステムである。請求項
12の発明は、請求項9に記載の発光玩具と、該発光玩
具が送信した角度,速度または加速度および身体状態を
受信して記録するホスト装置と、からなるシステムであ
る。
発明において、前記発光玩具は複数であることを特徴と
する。請求項14の発明は、請求項10に記載の発光玩
具と、該発光玩具が送信した身体状態を受信し、受信し
た身体状態が正常であるか異常であるかを判定してその
判定結果を送信するホスト装置とからなるシステムであ
って、前記発光玩具は、前記判定結果を受信し、この判
定結果に基づいて前記発光手段の発光態様を制御するこ
とを特徴とする。請求項15の発明は、請求項14の発
明において、前記発光玩具は複数であることを特徴とす
る。
発汗量などを検出する手段として実施される。このよう
な身体状態検出手段を玩具の操作部に設けたことによ
り、利用者に玩具を操作させることで検査を意識させず
に身体状態の検出が可能になる。この検出された身体状
態を記録またはホスト装置へ送信することにより、発光
する玩具を用いて利用者の身体状態の記録や検査をする
ことが可能になる。この場合において、センサ手段が所
定値以上の速度または加速度を検出している間のみ身体
状態検出手段を有効にすることにより、センサ手段の検
出値に基づいて身体状態検出のスタートをトリガした
り、利用者が玩具から手を離すと身体状態の検出を終了
させるなどの自動制御が可能になる。また、センサ手段
の角度、速度、加速度等を発光玩具を用いた利用者の運
動として記録・送信することにより、身体状態を運動と
対応させて記録することができる。また、検出された身
体状態に基づいて利用者の状態を判定し、この判定結果
で揺動玩具の発光手段の発光を制御することにより、利
用者が無理をしているときにこれを知らせて運動を中止
させるなどの管理が容易になる。
項2の発明において、動物の身体へ取り付ける取付具を
設けたことを特徴とする。この発明では、愛玩動物など
の動物の身体に操作ユニットを装着することにより、愛
玩動物の動作に応じて発光が制御され、愛玩動物の動き
を光で表現できるようになる。これにより、よりアミュ
ーズメント性を高めることができる。
である発光玩具の外観図および電気系のブロック図であ
る。同図(A)は同発光玩具の側面図、同図(B)は同
発光玩具を先端から見た図である。この発光玩具30の
筐体は、利用者が握るグリップ32とLED群33を内
蔵する透明部31で構成されている。グリップ32は、
不透明樹脂からなり、内部にX軸,Y軸のジャイロセン
サ35x,35y、制御回路36および乾電池37が収
納されている。グリップ32の端部にネジ式のキャップ
32aが形成されており、利用者は、このキャップ32
aを開けてグリップ32内部に乾電池37をセットす
る。この発光玩具30には電源スイッチが設けられてお
らず、乾電池37がセットされたとき電源オンとなり回
路が動作する。なお、X軸,Y軸は同図の上部に示すと
おりであり、ジャイロセンサ35xはX軸を中心とする
回転角度を検出する。また、ジャイロセンサ35yはY
軸を中心とする回転角度を検出する。ジャイロセンサと
しては、コリオリ力を利用した圧電ジャイロセンサを用
いればよい。また、玩具の長手方向を中心とする回転角
度を検出するZ軸のジャイロセンサは備えていないが、
この回転角度を検出してLED群33の点灯制御をする
場合には、これを設けてもよい。
なり、内部に複数のLEDからなるLED群33および
加速度センサ34を内蔵している。LED群33は透明
部31の中心を縦に通っている支柱40の周囲および先
端部に設けられている。また、加速度センサ34は支柱
40の先端部の内部に設けられている。加速度センサ3
4を玩具の先端部に設けたのは、揺動先端部でできるだ
け大きく加速度を検出できるようにするためである。加
速度センサは3軸(X,Y,Z)センサであり、各軸方
向への加速度を検出する。なお、傾きの角度は、玩具の
どの位置で検出しても同じであるためジャイロセンサ3
5はグリップ32の内部に設けられている。
ぞれ33x+,33x-,33y+,33y-の4列のLED群
が設けられており、それぞれX軸の+方向、X軸の−方
向、Y軸の+方向、Y軸の−方向に向いた側面に設けら
れている。そして、支柱40先端部の上面、すなわち玩
具30の先端部にLED群33zが設けられている。こ
れらLED群を構成する各LEDの発光色は自由であ
る。
ブロック図である。制御回路36は、検出回路38およ
び点灯回路39からなっている。検出回路38には加速
度センサ34およびジャイロセンサ35x,35yが接
続されており、各センサの出力に基づいて加速度および
傾きを検出する。なお、この発光玩具の電源をオンする
とき、すなわち乾電池37をセットする場合は、この発
光玩具30を逆向きにし先端部を真下に向けて乾電池3
7をセットするようにする。検出回路38は電源がオン
されたときX軸もY軸も真下に向いているとして回路を
イニシャライズする。また、検出回路38は、加速度セ
ンサ34の3軸の検出値をそれぞれ積分して速度を算出
する。電源がオンされたとき各軸方向の速度が0である
として積分回路をリセットする。このように、検出回路
38は、電源がオンされたときの状態を真下向きで速度
0として回路をイニシャライズし、これに基づいて検出
した角度,速度および加速度の検出値を点灯回路39に
出力する。電池セット(電源オン)時の傾きや運動によ
って、および、使用中に生じる検出値の誤差によって角
度や速度にオフセットが生じる場合があるが、オフセッ
トが極端に大きくなければ使用に支障はない。
れた角度,速度,加速度の検出値に応じてLED群33
の点灯パターンを制御する。上記検出値に応じてLED
群33の点灯パターンをどのように制御するかは自由に
設定してよいが、たとえば、以下のような方式がある。
灯させる。たとえば、X軸の+方向に揺動しているとき
にはLED群33x+を点灯させる、Z軸方向(この棒状
の発光玩具30を突き出したり引っ込めたりする方向)
に運動しているときにはLED群33Zを点灯させる、
などである。揺動は、その方向への加速度(X軸の+方
向の場合にはX軸の+加速度、X軸の−方向の場合には
X軸の−加速度)、その方向への速度(加速度の積分
値)の両方または一方で検出すればよい。また、発光光
量や発光パターンを揺動速度や揺動加速度の大きさに応
じて制御するようにしてもよい。
動の加速度や速度に応じた光量・点灯パターンでLED
群33を点灯制御する。これらのパターンにおいて、Z
軸方向の加速度または速度に応じて支柱側面に設けられ
ているLED群33x+,33x-,33y+,33y-の点灯
パターンを制御するようにしてもよい。たとえば、Z軸
+方向の加速度または速度が生じているときには、LE
D群33x+,33x-,33y+,33y-のうち先端側のL
EDをより明るく発光させ、Z軸−方向の加速度または
速度が生じているときには、LED群33x+,33x-,
33y+,33y-のうちグリップ側のLEDをより明るく
発光させるなどである。
大きさを2進数で表示する。図示の例では、LED群3
3x+,33x-,33y+,33y-はそれぞれ10個のLE
Dの列になっており、各LEDの点滅で1ビットを表現
すれば10ビットの数値を表現できることになる。これ
で加速度や速度を表示すれば、加速度変化や速度変化で
表示パターンを様々に変化させることができる。また、
速度を積算すれば運動距離を算出することができるた
め、これをLED群の点灯パターンで表示すれば利用者
の積算運動量を表示することもでき、これをカロリー消
費量に換算して表示することも可能である。また、加速
度や速度が一定値を超えたとき特定の表示パターンや表
示色にすることで利用者のオーバーワークを知らせるこ
とも可能である。
光玩具の外観図である。この発光玩具1は、利用者が手
に持って揺動させる玩具であり、揺動の態様により内蔵
のLED14が種々に発光する。発光玩具1の外観は、
中央部が細くなったバトン形をしており、最も細くなっ
ている中央を境界に筐体を上側筐体10と下側筐体11
に分離することができる。内部には、CPU、スイッチ
群などが実装された回路基板13が設けられている。
テクタからなる脈拍センサ12が設けられている。利用
者は、親指のつけ根で脈拍センサ12を押さえるような
持ち方でこの発光玩具1を把持する。また、下側筐体1
1の底面にはメモリ媒体21用のスロットが形成されて
おり、ここに脈拍を記録するメモリ媒体21がセットさ
れる。また、脈拍センサ12として圧電素子を用いるこ
とも可能である。
のLED14(14a〜14d)、スイッチ群15(1
5a〜15c)、2桁の7セグメント表示器16、3軸
の加速度センサ17などが実装されている。LED14
a,14b,14c,14dは、それぞれ青色発光,緑
色発光,赤色発光,橙色発光のLEDである。上側筐体
10を下側筐体11から外すと、回路基板13の上側が
露出し、スイッチ群15を操作することができる。スイ
ッチ15aは電源スイッチ、スイッチ15bは脈拍検出
モードスイッチ、スイッチ15cは読出スイッチであ
る。
軸の加速度センサを用いているが、2軸、1軸、無軸の
いずれでもよく、また、加速度センサに代えて、角度セ
ンサを用いてもよい。角度センサも3軸、2軸、1軸、
無軸のいずれでもよい。また、加速度センサの検出値を
積分することによって、速度、角度を求めるようにして
もよく、角度センサの検出値を微分することによって
(角)速度、(角)加速度を求めるようにしてもよい。
する利用者の脈拍を前記脈拍センサ12で検出し、その
1分間の脈拍数を割り出してメモリに記憶するとともに
7セグメント表示器16に表示するモードである。この
モードでは、一定時間(2〜3分)毎に脈拍数(回/
分)を割り出してメモリ媒体21に蓄積記憶するととも
に7セグメント表示器16の表示を更新する。また、脈
拍検出モード時に読出スイッチ15cがオンされると、
メモリ媒体21に蓄積記憶している過去の脈拍数を読み
出し、順次7セグメント表示器16に表示する。また、
メモリ媒体21は着脱自在であり、このメモリ媒体21
に記録された経時的な脈拍の記録を他のパーソナルコン
ピュータ等の装置で読み出すことも可能である。なお、
上記一定時間毎の脈拍数に対応させて、そのときの加速
度センサ17の検出内容をメモリ媒体に記録すれば、こ
の記録を用いて利用者の発光玩具を用いた運動と脈拍数
との関係を検査することが可能になる。
ある。制御部20は、CPU、メモリ、インタフェース
などを1チップに内蔵したマイクロコンピュータで構成
されており、この発光玩具1の動作を制御する。このC
PU20には、脈拍検出回路19、加速度センサ17、
スイッチ群15、メモリ媒体21、LED点灯制御回路
22などが接続されている。
り、400Hz程度のサンプリング周波数に応答でき、
分解能が8bit程度のものを使用する。発光玩具1の
揺動により加速度センサ17が揺動すると、X軸方向、
Y軸方向、Z軸方向それぞれについて8bitの加速度
データを出力する。加速度センサ17は、X軸,Y軸,
Z軸が図2に示す方向になるように、発光玩具1の先端
部に内蔵されている。制御部20は、この加速度センサ
の検出値に応じ、LED点灯制御回路22に対して前記
LED群14a〜14dの点灯制御信号を出力する。L
ED点灯制御回路22は、この信号に基づいて各LED
の点灯を制御する。
以下のようである。X軸方向の+方向の加速度が一定以
上の場合には、その加速度に対応する光量で青色発光の
LED14aを点灯する。X軸方向の−方向の加速度が
一定以上の場合には、その加速度に対応する光量で緑色
発光のLED14bを点灯する。Y軸方向の+方向の加
速度が一定以上の場合には、その加速度に対応する光量
で赤色発光のLED14cを点灯する。Y軸方向の−方
向の加速度が一定以上の場合には、その加速度に対応す
る光量でオレンジ色発光のLED14dを点灯する。ま
た、Z軸方向の+方向の加速度が一定以上の場合には、
その加速度に対応する光量でLED14aとLED14
bを同時に点灯する。Z軸方向の−方向の加速度が一定
以上の場合には、その加速度に対応する光量でLED1
4cとLED14dを同時に点灯する。この動作を2.
5ms毎に実行し、X軸,Y軸,Z軸の加速度を2.5
ms程度の分解能で検出することで、細かい振動ノイズ
を除去しつつ利用者の揺動操作を高い分解能で検出する
ことができる。
積分することによって揺動速度を求めることができる
(ただし、積分演算の定数項を0にするため、静止状態
で積分値をリセットする必要がある)。加速度センサ1
7の検出値を積分することによって速度を求め、この検
出された速度データに基づいてLEDの点灯(発光態
様)を制御するようにしてもよい。また、加速度と速度
の両方を用いてLEDの点灯(発光態様)を制御するよ
うにしてもよい。また、加速度センサ、速度センサ、角
度センサを各々設け、各センサの検出値に応じて各色の
LEDをそれぞれの検出値に応じた態様で点灯するよう
にしてもよい。そうすれば、発光玩具1が静止している
場合や一定速度で揺動されている場合でも、その態様に
応じてLEDを点灯させることができる。
構成されている前記脈拍センサ12を含んでいる。脈拍
センサ12は、親指動脈に血液が流れたときにその部位
の透過光量や色が変化したことを検出する。脈拍検出回
路19は、脈拍センサ12が検出した上記血流による検
出値の変化によって脈拍を検出し、その拍動タイミング
に制御部20に対してパルス信号を出力する。また、脈
拍センサ12として、圧電素子を用いた場合には、血流
による親指つけ根の拍動を電圧値として取り出し、これ
に基づいて脈拍パルスを出力する。
1分当たりの脈拍数を演算またはカウントし、これを内
蔵のメモリ媒体21に記憶するとともに7セグメント表
示器16に表示する。この動作を一定時間(2〜3分)
毎に繰り返し実行する。なお、メモリ媒体21として
は、たとえばフラッシュROMを内蔵するカード状また
は板ガムの媒体を使用するのが適当である。
ャートである。この図は、全体動作を示すフローチャー
トである。電源スイッチ15aがオンされると、まずチ
ップリセットなどのリセット動作を実行する(s1)。
次に脈拍検出モードのオン/オフの選択を受け付け(s
2)、脈拍検出モードのオン/オフを7セグメント表示
器16に表示する(s3)。以下揺動検出動作(s4〜
s12)を実行する。この動作は2.5ms毎に実行さ
れる。3軸の加速度センサ17からX軸方向加速度,Y
軸方向加速度,Z軸方向加速度の3軸の加速度を検出し
(s4)、この検出結果に応じてLED14a〜14d
の点灯を制御する(s5)とともに、この加速度を運動
量として蓄積記憶する(s6)。
X軸方向の+方向の加速度が一定以上の場合にはその加
速度に対応する光量で青色発光のLED14aを点灯
し、X軸方向の−方向の加速度が一定以上の場合にはそ
の加速度に対応する光量で緑色発光のLED14bを点
灯し、Y軸方向の+方向の加速度が一定以上の場合には
その加速度に対応する光量で赤色発光のLED14cを
点灯し、Y軸方向の−方向の加速度が一定以上の場合に
はその加速度に対応する光量でオレンジ色発光のLED
14dを点灯し、Z軸方向の+方向の加速度が一定以上
の場合にはその加速度に対応する光量でLED14aと
LED14bを同時に点灯し、Z軸方向の−方向の加速
度が一定以上の場合にはその加速度に対応する光量でL
ED14cとLED14dを同時に点灯する、というも
のである。
判断する(s7)。脈拍検出モードの場合にはs8に進
み、脈拍があったか、すなわち脈拍検出回路19から脈
拍パルスが入力されたかを判断する(s8)。ない場合
にはs4にもどり、2.5ms後にs4以下の動作を繰
り返す。脈拍があった場合にはs8からs9に進み、全
てのLED14a〜14dを1回点滅させて脈拍があっ
た旨を表示する(s9)とともに、この脈拍パルスを積
算する(s10)。そして、前回の脈拍数の算出から一
定時間(2〜3分)経過したかを判断する(s11)。
経過していない場合にはs4にもどる。一定時間が経過
している場合にはここで1分間の脈拍数を算出する(s
12)。1分当たりの脈拍数の算出は、1分間の脈拍数
を実際にカウントする方法、2回ないし数回の脈拍の間
隔(時間)で1分を除することによって1分当たり何回
脈拍があるかを算出する方法などがある。この算出され
た脈拍数およびこの間(上記一定時間)の運動量を対応
づけてメモリ媒体21に蓄積記憶し(s13)、算出さ
れた脈拍数で7セグメント表示器16の表示を更新する
とともに(s14)、運動量の積算値をリセットする
(s15)。なお、運動量はLED14の点灯の態様で
表示するようにすればよい。
になった場合には、警告を発するようにする。このた
め、上記算出された脈拍数をチェックして所定値(たと
えば120)を超えているか否かを判断する(s1
6)。所定値を超えていない場合にはそのままs4にリ
ターンする。脈拍数が所定値を超えている場合には、全
LEDを連続点滅させ(s17)、s8にもどる。s8
に戻ることにより、揺動によるLED点灯制御が中断さ
れ、脈拍数が正常の範囲にもどるまで全LEDの連続点
滅が継続される。このLEDの連続点滅動作により、利
用者に対して自分の脈拍が許容範囲よりも高いことを知
らせ、運動(玩具の揺動)を休ませることが可能にな
る。
具を揺動操作しているか否かにかかわらず、脈拍検出モ
ードであれば、脈拍の積算処理(s10)や脈拍数の算
出処理(s12)を実行するが、図4のフローチャート
のs4とs5の間に図5(B)のような揺動加速度が一
定以上であるかの判定動作を挿入することにより、揺動
加速度が一定以上の場合のみLEDの点灯制御にくわえ
て脈拍の検出動作を行わせることができる。また、s6
とs7の間に図5(B)の判定動作を挿入することによ
り、揺動加速度が一定以上の場合にはLEDの点灯制御
も行わないようにすることができる。
データを読み出すときの動作を示すフローチャートであ
る。読出スイッチ15cがオンされたか否かを数十ms
毎に判断する(s20)。読出スイッチのオンがない場
合にはそのままリターンする。読出スイッチがオンされ
た場合には、メモリの先頭から脈拍数データを読み出し
て(s21)、その値を7セグメント表示器16に表示
する(s22)。次に一定時間(10秒程度)が経過す
るまえに再度読出スイッチ15cがオンされるかをs2
3、s24で検出する。一定時間経過前に読出スイッチ
15cがオンさた場合には、メモリから次の脈拍数デー
タを読み出し(s25)、このデータを7セグメント表
示器16の表示を更新する(s22)。もし、一定時間
以内に再度読出スイッチ15cのオンがない場合には、
リターンする(s23)。このとき7セグメント表示器
16の表示も消去される。なお、脈拍数を表示すると
き、この脈拍数に対応する運動量を7セグメント表示器
16に交互に表示するか、または、LED群14で運動
量を表示するようにしてもよい。
使用するのみならず、種々の運動やパフォーマンスに使
用することができる。その用途の例を表1に示してお
く。
センサ、角度センサのうちどのセンサを設けるか、また
はどのセンサを組み合わせて設けるか、および、その検
出値に合わせてどのような態様でLED(発光手段)を
発光させるかを決定すればよい。
具はスタンダローンのものであったが、利用者の脈拍数
を記録することを目的として複数の発光玩具と1台のホ
スト装置(パーソナルコンピュータ)を無線で接続した
システムを以下説明する。
である。複数の発光玩具4はそれぞれ通信機能を有して
おり、ケーブルアンテナ18を有している。各発光玩具
4から脈拍データを収集するホスト装置3には、各発光
玩具4と直接通信する通信ユニット2が接続されてい
る。発光玩具4は脈拍数データをホスト装置3に対して
送信する。ホスト装置3は通信ユニット2を介してこれ
を受信し、各発光玩具4別にストレージ3aに蓄積記憶
する。
る。このブロック図において、図3に示したブロック図
と同一構成の部分は同一番号を付して説明を省略する。
ID設定スイッチ23は、5ビットのディップスイッチ
であり、1〜24のID番号を設定することができる。
このID設定スイッチ23は、下側筐体11側の回路基
板13上に実装されており、回路基板を下側筐体11か
ら抜き出して操作される。このシステムでは複数の発光
玩具4が、ホスト装置3に対して並行して脈拍数データ
を送信してくるため、その各発光玩具4は脈拍数データ
にこの設定されたID番号を付して送信する。ホスト装
置3は、ID番号で各脈拍数データを分類し、ID番号
別に蓄積記録する。このため、複数の発光玩具4に設定
されるID番号はそれぞれユニークなものである。
された脈拍パルスに基づいて脈拍数を算出し、これをホ
スト装置3に送信する。制御部20は脈拍数データにI
D番号を付して電文を構成し、これをモデム24に入力
する。モデム24は、入力された上記デジタルデータの
電文でキャリア信号をGMSK変調する回路である。送
信回路25は、この変調されたキャリア信号を増幅して
アンテナ部18に供給する。なおキャリア周波数は、無
線LAN用の2.4GHz帯を用いればよい。また、こ
の実施形態では、変調方式として使用帯域幅を狭めるこ
とができるGMSK方式を用いているが、変調方式はこ
れに限定されない。
ら送られてきた電文を受信する機能も備えている。アン
テナ部18はアイソレータで送信信号と受信信号が分離
され、受信信号は受信回路26に入力される。受信回路
26は、ホスト装置3(通信ユニット2)から送られて
くる信号の周波数帯を選択的に切り出してモデム27に
供給する。モデム27は、このキャリア信号からデジタ
ルデータ信号を復調して制御部20に入力する。ホスト
装置3から送信されてくる電文は、この発光玩具側から
送信した脈拍数データが正常範囲であるか異常範囲であ
るかを判定した判定結果などである。
作を示すフローチャートである。同図(A)は、検出動
作を示すフローチャートである。同図(B)はLED点
灯制御動作を示すフローチャートである。電源スイッチ
15aがオンされると、まずチップリセットなどのリセ
ット動作を実行する(s31)。なお、この実施形態の
発光玩具は常に脈拍検出モードで動作する。次にこの発
光玩具のID番号の設定を受け付け(s32)、設定さ
れたID番号を7セグメント表示器16に表示する(s
33)。こののち揺動検出動作を繰り返し実行する。こ
の動作は2.5ms毎に実行される。3軸の加速度セン
サ17からX軸方向加速度,Y軸方向加速度,Z軸方向
加速度の3軸の加速度を検出し(s34)、この検出結
果に対応するLED点灯制御データを生成する(s3
5)。
て脈拍(拍動)があったかを判断する(s36)。ない
場合にはs34にもどり、2.5ms後にs34以下の
動作を繰り返す。脈拍があった場合にはs36からs3
7に進み、脈拍数をカウントアップする(s37)。そ
して、前回の脈拍数の算出から一定時間(2〜3分)経
過したかを判断する(s38)。経過していない場合に
はs34にもどる。一定時間が経過している場合には、
上記積算した脈拍数に基づいて1分間の脈拍数を算出す
る(s39)。この実施形態における脈拍数の算出は、
上記積算された脈拍数を積算時間(分)で除して1分当
たりの脈拍数を算出する方式で行う。この算出された脈
拍数をホスト装置3に送信し(s40)、この値で7セ
グメント表示器16の表示を更新する(s41)。
チャートである。ホスト装置3は、各発光玩具4から
(通信ユニット2を介して)脈拍データの電文を受信す
るまで待機している(s60)。脈拍データを受信する
と、その脈拍データに付されているID番号を読み取り
(s61)、この脈拍データの値(脈拍数)ID番号別
にストレージ3aに蓄積記憶する(s62)。そして、
この脈拍数が所定値以上であるかを判断し(s63)、
所定値を超えている場合には対応するID番号の発光玩
具に対して脈拍異常である旨の電文を送信する(s6
5)。脈拍数が正常範囲の場合には対応ID番号の発光
玩具に対して脈拍が正常である旨の電文を送信する(s
64)。
置であるパーソナルコンピュータの他のアプリケーショ
ンソフトで読み出すことができ、集計処理やグラフ化な
どをして利用者の脈拍の記録として残すことができる。
LEDの点灯制御動作を示すフローチャートである。こ
の動作において、通常は、ホスト装置3から脈拍異常電
文を受信するか(s50)、脈拍検出回路19によって
脈拍が検出されるか(s53)、または、加速度センサ
17が検出した加速度によってLED点灯制御データが
生成されたか(s55)を監視している。
LEDを連続点滅させて脈拍が異常である旨を告知する
(s51)。これにより、利用者に脈拍が速いことを知
らせ、運動(発光玩具4の揺動)を暫く休むように促す
ことができる。この連続点滅動作をホスト装置3から脈
拍正常電文が入力されるまで継続する(s52)。な
お、全LEDを連続点滅している間もs36〜s40の
動作は繰り返し実行されており、ホスト装置3は送られ
てくる脈拍データに基づいて正常・異常を判断し、脈拍
数が正常な範囲の値にもどったとき脈拍正常電文を送り
返してくる。
出されると(s53)、全LEDを1回点滅させて脈拍
があった旨を表示する。これにより、利用者やその他の
者が脈拍があった旨を知ることができるうえ、利用者が
発光玩具を揺動させなくても、自分の脈拍に応じて点滅
する玩具として楽しむことが可能になる。
LED点灯制御データが生成されると(s55)、この
データに応じてLED14の点灯を制御する(s5
6)。この点灯制御の方式は、上記実施形態と同様に、
X軸方向の+方向の加速度が一定以上の場合にはその加
速度に対応する光量で青色発光のLED14aを点灯
し、X軸方向の−方向の加速度が一定以上の場合にはそ
の加速度に対応する光量で緑色発光のLED14bを点
灯し、Y軸方向の+方向の加速度が一定以上の場合には
その加速度に対応する光量で赤色発光のLED14cを
点灯し、Y軸方向の−方向の加速度が一定以上の場合に
はその加速度に対応する光量でオレンジ色発光のLED
14dを点灯し、Z軸方向の+方向の加速度が一定以上
の場合にはその加速度に対応する光量でLED14aと
LED14bを同時に点灯し、Z軸方向の−方向の加速
度が一定以上の場合にはその加速度に対応する光量でL
ED14cとLED14dを同時に点灯する、というも
のである。
せ、利用者がこの発光玩具4で遊んでいる間の脈拍数を
ホスト装置3で記録するようにしたことにより、精神的
にリラックスした状態での脈拍数を経時的に記録するこ
とができ、また、ホスト装置3が無線で複数の発光玩具
4からデータを収集できるようにしたことにより、複数
の利用者の脈拍数を一括管理することができ、たとえ
ば、老人ホームなどにおける健康管理に活用することが
できる。なお、上記第2の実施形態およびこの第3の実
施形態において、発光玩具4で検出してメディア媒体2
1に記憶するまたはホスト装置に送信する身体情報は、
脈拍数に限定されず、たとえば、呼吸音,体温,血圧,
発汗量など何でもよく、また、加速度センサで検出した
運動量を身体情報として記憶または送信するようにして
もよい。
って揺動操作する発光玩具1を示したが、この発明は手
に持って揺動操作するものに限定されない。たとえば、
図10に示すように靴50の踵に3軸加速度センサ51
を埋め込み、足を前後に動かす蹴りの動作、左右に振る
動作、上下に動かす踏みの動作を検出し、これに基づい
て靴50の甲に設けられた複数のLED52の発光を制
御するようにしてもよい。
具として3軸の加速度センサ56およびLED57を備
えた指輪玩具55を構成し、これを利用者の指に装着し
て指の3次元の動きに応じてLED57を発光させるよ
うにすることもできる。この場合、各指に別々のセンサ
を取り付けることにより、各指を複雑に動かすことで手
全体を種々の色を混ぜて光らせるすることができる。
して3次元加速度センサ61、脈拍センサ62およびL
ED63を備えた腕輪玩具60を構成し、これを利用者
の手首に装着して腕の動きに応じてLED63を発光さ
せるようにすることもできる。さらに、この腕輪玩具6
0では脈拍センサ62が手首動脈の拍動を検出して脈拍
数を割り出すことができる。割り出された脈拍数は無線
または有線で外部出力するかまたは何らかの表示器で表
示するようにすればよい。また、この腕輪玩具60を両
手首に装着することにより、両腕で別々の光を発生させ
ることも可能である。また、図示しないが、利用者の足
首や胴に同様の操作子を取り付けることも可能である。
る利用者は人間に限定されない。たとえば、図12に示
すように犬の首輪65に3次元加速度センサ66、脈拍
センサ67およびLED68を設けておき、犬の動きに
合わせてLED群68を種々のパターンで発光させるこ
ともできる。また、脈拍センサ67により犬の脈拍を検
出し、脈拍数を割り出すこともできる。割り出された脈
拍数は無線または有線で外部出力するかまたは何らかの
表示器で表示するようにすればよい。
っても従来のペンライトのような小型のものにすること
もできる。また、LEDは各色別々に設けずに1体で複
数の色に発光するものを用いてもよい。また、LEDな
どの発光素子を平面の基板上に実装せず筐体の表面に沿
って設けるなど立体的に設けてもよい。また、面発光の
発光素子を用いてもよい。
光量制御をしているが、3軸方向の速度を用いて発光態
様の制御をするようにしてもよい。また、発光態様の制
御としては、光量のみならず、点灯させるLEDの数、
点滅間隔など全ての態様の制御を適用することができ
る。
手段が検出した身体の運動態様や姿勢状態に基づいてセ
ンサ手段の検出内容すなわち操作データに発光手段の発
光態様を制御するようにしたことにより、運動態様に応
じた光を発生するというアミューズメント性に富んだ発
光玩具を実現することができる。
態を検出して記憶することにより、利用者が発光玩具を
操作して発光を制御している間に、意識させずに身体状
態のチェックを行うことができる。
の動物の身体に取り付けるようにしたことにより、動物
の動きに合わせて点灯制御が行われ、人間が操作する場
合と異なる制御を楽しむことができる。
観図およびブロック図
観図
ト
ト
含むシステム構成図
ト
チャート
サ、35…ジャイロセンサ、36…制御回路、37…乾
電池、38…検出回路、39…点灯回路 1…発光玩具、12…脈拍センサ、14a〜14d…L
ED、15a〜15c…スイッチ群、16…7セグメン
ト表示器、17…3軸加速度センサ 4…発光玩具、3…ホスト装置(パーソナルコンピュー
タ)、50…靴、51…加速度センサ、52…LED
群、55…指輪、56…加速度センサ、57…LED
群、60…腕輪、61…加速度センサ、62…脈拍セン
サ、63…LED、65…首輪、66…加速度センサ、
67…脈拍センサ、68…LED群
Claims (16)
- 【請求項1】 角度センサ、速度センサ、加速度センサ
のうち1つまたは複数を有するセンサ手段と、発光手段
と、前記センサ手段が検出した角度、速度または加速度
に対応した発光態様で前記発光手段の発光を制御する制
御手段と、を備えた発光玩具。 - 【請求項2】 前記センサ手段は、2軸または3軸のセ
ンサであり、前記制御手段は、各軸の検出値に対応する
態様で発光手段の発光を制御する請求項1に記載の発光
玩具。 - 【請求項3】 利用者によって操作される操作部に、該
利用者の脈拍などの身体状態を検出する身体状態検出手
段を設け、操作中の利用者の身体状態を検出できるよう
にした請求項1または請求項2に記載の発光玩具。 - 【請求項4】 センサ手段として速度センサまたは加速
度センサを備え、該速度センサまたは加速度センサが所
定値以上の速度または加速度を検出している間、前記身
体状態検出手段による身体状態の検出を有効にする請求
項3に記載の発光玩具。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記身体状態検出手段
が検出した身体状態に基づいて発光手段の発光態様を制
御する請求項3または請求項4に記載の発光玩具。 - 【請求項6】 前記身体状態検出手段が検出した身体状
態を記憶する記憶手段を備えた請求項3、請求項4また
は請求項5に記載の発光玩具。 - 【請求項7】 前記センサ手段が検出した角度,速度ま
たは加速度および前記身体状態検出手段が検出した身体
状態を並行して記憶する記憶手段を備えた請求項3、請
求項4または請求項5に記載の発光玩具。 - 【請求項8】 前記身体状態検出手段が検出した身体状
態を外部に送信する送信手段を備えた請求項3乃至請求
項7のいずれかに記載の発光玩具。 - 【請求項9】 前記センサ手段が検出した角度,速度ま
たは加速度および前記身体状態検出手段が検出した身体
状態を外部に送信する送信手段を備えた請求項3乃至請
求項7のいずれかに記載の発光玩具。 - 【請求項10】 外部から信号を受信する受信手段を備
え、前記制御手段は、受信手段が受信した信号に基づい
て発光手段の発光態様を制御する請求項1乃至請求項9
のいずれかに記載の発光玩具。 - 【請求項11】 請求項8に記載の発光玩具と、該発光
玩具が送信した身体状態を受信して記録するホスト装置
と、からなる発光玩具を用いた身体状態記録システム。 - 【請求項12】 請求項9に記載の発光玩具と、該発光
玩具が送信した角度,速度または加速度および身体状態
を受信して記録するホスト装置と、からなる発光玩具を
用いた身体状態記録システム。 - 【請求項13】 前記発光玩具は複数である請求項11
または請求項12に記載の発光玩具を用いた身体状態記
録システム。 - 【請求項14】 請求項10に記載の発光玩具と、該発
光玩具が送信した身体状態を受信し、受信した身体状態
が正常であるか異常であるかを判定してその判定結果を
送信するホスト装置と、からなり、 前記発光玩具は、前記判定結果を受信し、この判定結果
に基づいて前記発光手段の発光態様を制御する発光玩具
を用いた身体状態判定システム。 - 【請求項15】 前記発光玩具は複数である請求項14
に記載の発光玩具を用いた身体状態判定システム。 - 【請求項16】 動物の身体へ取り付ける取付具を設け
た請求項1または請求項2に記載の発光玩具。
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