JP3062172U - リモコンで作動するぬいぐるみ玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】家庭内のテレビやエアコン等で使用されている
リモートコントロールで作動するぬいぐるみを提供す
る。 【構成】遠隔操作により赤外線を受光する受光部と、受
光部で検知されたパルス信号を増幅する増幅回路と、増
幅されたパルス信号を検波する検波回路と、検波された
パルス信号を波形整形する波形整形回路と、波形整形さ
れたパルス信号を音声信号及び発光信号に変換して出力
する音声駆動制御回路とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、家庭内のテレビやエアコン等で使用されているリモートコントロー ル（以下、リモコンという）で作動するぬいぐるみに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来からリモコンで作動するぬいぐるみは存在していた。このぬいぐるみは、 リモコン操作により発する赤外線をぬいぐるみの受光部で受光し、ぬいぐるみに 内蔵されたマイコン制御により音声を発生させるというものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来技術では、リモコン操作により単に音声を発生させるだけのものであり、 玩具として興趣性に乏しく、よりアクション性の高いぬいぐるみが追究されてい た。 本考案は、上記従来技術の問題点を解決し、リモコン操作により光と音（音声 ）を同時に発生するぬいぐるみを提供することを課題とする。更に、本考案は光 と音声の発生に加えて動作を行うぬいぐるみを提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１記載のリモコンで作動するぬいぐるみは、遠隔操作により赤外線を受 光する受光部と、受光部で検知されたパルス信号を増幅する増幅回路と、増幅さ れたパルス信号を検波する検波回路と、検波されたパルス信号を波形整形する波 形整形回路と、波形整形されたパルス信号を音声信号及び発光信号に変換して出 力する音声駆動制御回路とからなることを特徴とする。

【０００５】 請求項１記載の考案は、リモコン操作により赤外線を受光部で検知すると、ぬ いぐるみが言葉を話すと共に、受光部が発光して点滅または点灯するので、子供 の視覚に訴え興味あるぬいぐるみを提供することができる。

【０００６】 請求項２記載のリモコンで作動するぬいぐるみは、遠隔操作により赤外線を受 光する受光部と、受光部で検知されたパルス信号を増幅する増幅回路と、増幅さ れたパルス信号を検波する検波回路と、検波されたパルス信号を波形整形する波 形整形回路と、波形整形されたパルス信号を音声信号、発光信号及び駆動信号に 変換して出力する音声駆動制御回路とからなることを特徴とする。

【０００７】 請求項２記載の考案は、リモコン操作により発する赤外線を受光部で検知する と、ぬいぐるみが言葉を話し、受光部が発光して点滅または点灯し、さらに手足 、眼等の作動部が動作するぬいぐるみを提供することができる。

【０００８】

【実施例】

以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図１は、本考案のブロック図を示したものである。 図１において、受光部２は遠隔操作により赤外線を受光し、フォトダイオード が用いられる。受光部２で検知された赤外線パルス信号は光感度が低いので増幅 回路３で信号増幅される。増幅回路３はＡＣ結合のＣ−ＭＯＳアンプが用いられ る。そして、信号増幅されたパルス信号は検波回路４で半サイクル分をコンデン サに充電し、続いて次の半分サイクルでコンデンサの電荷と共に他のコンデンサ へ２倍の電圧を貯える。検波回路４で検波したパルス信号は波形整形回路５でシ ュミットトリガによりトリガパルスを作り、音声駆動制御回路６のトリガ入力部 に入力され、音声駆動制御回路６でトリガを検出すると音声信号、発光信号、駆 動信号を出力し、出力された電気信号をトランジスタで増幅する。そして、音声 信号はスピーカー７を駆動して音声で反応し、発光信号は発光ダイオード８で光 を点滅する。更に、駆動信号はモータ９を駆動してぬいぐるみの各種作動部を動 作させる。

【０００９】 図２は、本考案の回路をぬいぐるみに用いた図を示したものである。 図２において、遠隔操作により赤外線を受光部２で受光すると、ぬいぐるみが 音声で反応し、あたかも話しかけているかの如き感を呈する。この場合、言葉を 喋りながら口を開閉するように構成すれば本当にぬいぐるみが話しているように 見える。そして、ぬいぐるみは音声と共に発光ダイオード８が数秒間点滅する。 ぬいぐるみと遊ぶ子供にとっては音声や光の反応が重要な要素となる。更に、本 考案ではぬいぐるみの各種作動部がモータ９により作動する。図２に示すように 、ぬいぐるみに旗を持たせておけば、モータ９の駆動により旗を振る動作をし、 子供を楽しませることができる。また、作動部は手に限られず、眼を開閉させる こともできるし、足をバタバタと動かすこともできる。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したような形態で実施され、次のような効果を奏する。

【００１１】 本考案は、リモコン操作により赤外線を受光すると、ぬいぐるみが言葉を話す と共に、受光部が発光して点滅または点灯するので、子供の視覚に訴え子供を楽 しませることができるぬいぐるみである。

【００１２】 また本考案は、リモコン操作により赤外線を受光すると、ぬいぐるみが言葉を 話し、受光部が発光して点滅または点灯し、さらに各種作動部が動作するので、 玩具の三要素である音、光、動きを備えたぬいぐるみを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のブロック図を示した図である。

【図２】本考案の回路をぬいぐるみに用いた図である。

【符号の説明】

１ ぬいぐるみ ２ 受光部 ３ 増幅回路 ４ 検波回路 ５ 波形整形回路 ６ 音声駆動制御回路 ７ スピーカー ８ 発光ダイオード ９ モータ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】遠隔操作により赤外線を受光する受光部
   と、受光部で検知されたパルス信号を増幅する増幅回路
   と、増幅されたパルス信号を検波する検波回路と、検波
   されたパルス信号を波形整形する波形整形回路と、波形
   整形されたパルス信号を音声信号及び発光信号に変換し
   て出力する音声駆動制御回路とからなることを特徴とす
   るリモコンで作動するぬいぐるみ。
2. 【請求項２】請求項１において、波形整形されたパルス
   信号を音声信号及び発光信号に変換すると共に、駆動信
   号を出力する音声駆動制御回路からなることを特徴とす
   るリモコンで作動するぬいぐるみ。