JP5154114B2 - 発光装置、照射装置、発光システム、発光パターン変更方法、及び、発光システムの発光方法 - Google Patents

発光装置、照射装置、発光システム、発光パターン変更方法、及び、発光システムの発光方法 Download PDF

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Description

本発明は、光の照射により太陽電池で生じる電力を利用して発光する発光装置等に関し、特に発光装置の発光パターンを出荷時や装置設置後でも自由に変更可能な発光装置、発光システム、発光パターン変更方法、発光システムの発光方法、及びその発光制御パターンを変更するための照射装置に関するものである。
近年、太陽電池で発電した電力を利用して発光する発光装置が、道路や駐車場等の誘導灯、歩道境界表示灯、庭や公園等の簡易照明灯などに多く用いられている。これら発光装置は、例えば、日照時などの外部の照度が高いときにはこの外部の光を利用して太陽電池が発電し、これを二次電池に蓄電する。また、日没後等などの外部の照度が低いときには二次電池に蓄電された電力を用いて発光する。
また最近では、発光装置の発光手段を複数設けたり多色発光ダイオード等を採用するとともに、これら発光手段が所定の発光パターンで点滅、変色する極めて装飾性の高い発光装置が庭などのイルミネーション等として商品化されている。
これら発光装置は、電力の供給源として太陽電池を用いているため、外部からの電力供給や頻繁な一次電池の交換が必要ない。このため、電源ケーブルの敷設やメンテナンス作業を行うことが困難な箇所にも設置することができる。また、発光装置は屋外で使用されることが多い関係上、高い防水性が要求されるが、太陽電池を用いた上記の発光装置は、筺体外部にケーブル等の接続孔や一次電池との端子電極が存在しないため極めて高い防水対策を施すことが可能となる。
従って、発光装置の筺体にコネクタなど電気的接点を設けることは、防水性に対する信頼性を確保する上で好ましいものではない。よって、発光装置に対する各条件設定は製造段階において行われ、製品製造後に変更することは基本的に不可能であった。このことは、発光装置の発光パターンの基となる発光制御パターンに関しても同様である。従って、発光装置を装飾として使用する場合、発光装置は一定の発光パターンを繰り返すのみで、ユーザにとっては物足りなさを感じる場合があった。また、製造者、販売者にとっては、発光パターンの異なる商品を多数揃える必要があり、多くの在庫を要するために製造上も流通上も極めて非効率的であった。さらに、これらの発光装置を複数設けても、一定の発光パターンでしか発光しない以上、応用性の極めて乏しいものであった。
上記の問題に対して、下記[特許文献1]に開示されている考案では、発光装置(特許文献1におけるLED照明装置)の制御回路に予め複数の発光制御パターンを組み込み、その発光制御パターンの選択を磁気に反応するリードスイッチ、光に反応する光センサースイッチ、人体の手指の体温に反応するサーモスイッチなどのトリガスイッチを用いて非接触で行うことができる。このため、防水性を損なうことなく発光パターンの変更が可能となる。
実用新案登録第3119533号公報
しかしながら、[特許文献1]に開示されている考案は、発光装置に予め組み込まれた発光制御パターンを選択するだけのものであり、新たな発光制御パターンを設定することはできない。このため、発光パターンの数には限界があり、依然応用性に乏しいという問題点がある。
また、発光装置の形状、設置方法、用いるトリガスイッチの種類によっては、このトリガスイッチが発光手段や太陽電池のスペースを圧迫する場合があり、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、発光手段及び太陽電池のスペースを圧迫することなく、発光装置の製造後であっても全く新たな発光制御パターンを非接触で設定変更することが可能な、発光装置、発光システム、発光パターン変更方法、発光システムの発光方法、及びその発光制御パターンを変更するための照射装置を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)光の照射により電力を出力する太陽電池12と、
太陽電池12からの電力を蓄電する二次電池16と、
太陽電池12もしくは二次電池16からの電力により点灯する発光手段14と、
発光手段14を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させる発光制御部18と、を有する発光装置において、
前記発光装置は電気的な外部端子を備えておらず、
前記太陽電池12に対して、手動で入力した発光制御データもしくは外部の記録媒体を介して入力した発光制御データに基づいて生成された光信号Sopが照射装置によって照射されると、
前記太陽電池12と発光制御部18との間に設けられた信号分離回路41が、太陽電池12に前記光信号Sopが照射されることによって生じる出力変化を分離し、
前記発光制御部18が、信号分離回路41が分離した出力変化を復調して前記発光制御データを取得し、取得した発光制御データに基づいて発光制御パターンを生成し、生成された発光制御パターンに基づいて前記発光手段14を発光制御することを特徴とする発光装置を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)発光制御部18は複数の基本発光制御パターンを有し、復調した発光制御データが基本発光制御パターンを使用する指示を示した場合は、指示された基本発光制御パターンと発光制御データによる発光制御パターンとを繋ぎ合わせて新たな発光制御パターンを作成することを特徴とする上記(1)記載の発光装置を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)上記(1)または(2)記載の発光装置が複数配列された発光体70と、
光信号Sopを前記発光装置の太陽電池12に照射するための発光部22を備えた光信号生成手段24と、前記光信号生成手段24に所定の光信号Sopを生成させるように制御する照射制御部28と、を備え、前記発光装置に光信号Sopを照射するための照射装置60bと、
を有することを特徴とする発光システム80aを提供することにより、上記課題を解決する。
(4)照射装置60bが発光装置の太陽電池12に向かって光信号Sopを照射可能な位置に設置されるとともに、前記照射装置60bが発する光信号Sopの照射方向をそれぞれの発光装置の太陽電池12に向けて自動的に変化させる駆動手段65を有することを特徴とする上記(3)記載の発光システム80bを提供することにより、上記課題を解決する。
(5)上記(3)または上記(4)記載の発光システム80a、80bの発光パターン変更方法であって、
照射装置60bからの光信号Sopの照射により、
発光体70を構成する一部もしくは全ての発光装置の発光制御パターンを、一括して変更することを特徴とする発光システム80a、80bの発光パターン変更方法を提供することにより、上記課題を解決する。
(6)上記(4)記載の発光システム80bの発光パターン変更方法であって、
駆動手段65が照射装置60bの照射方向をそれぞれの発光装置の太陽電池12に向けて自動的に変えるとともにそれと連動して照射装置60bが光信号Sopを照射することにより、発光体70を構成する一部もしくは全部の発光装置の発光制御パターンを発光装置毎に変更することを特徴とする発光システム80bの発光パターン変更方法を提供することにより、上記課題を解決する。
(7)上記(3)または上記(4)記載の発光システム80a、80bの発光方法であって、
照射装置60bが所定の光信号Sopを照射することにより、発光体70を構成する一部もしくは全部の発光装置の発光制御パターンを発光装置毎に変更し、
前記発光装置がそれぞれの発光制御パターンに基づいて発光することで、
前記発光体70が全体として所定の発光パターンもしくは所定の連続性を有する画像を形成するように発光することを特徴とする発光システム80a、80bの発光方法を提供することにより、上記課題を解決する。
(8)光の照射により電力を出力する太陽電池12と、太陽電池12からの電力を蓄電する二次電池16と、太陽電池12もしくは二次電池16からの電力により点灯する発光手段14と、発光手段14を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させるとともに前記太陽電池12に所定の光信号Sopが照射されることによって生じる出力変化を電気信号として認識し当該電気信号に基づいて前記発光制御パターンを変更する発光制御部18と、を有する発光装置に対して光信号Sopを照射する照射装置であって、
前記光信号Sopを前記発光装置の太陽電池12に照射するための発光部22を備えた光信号生成手段24と、
前記光信号生成手段24に所定の光信号Sopを生成させるように制御する照射制御部28と、
外部光を遮断して前記光信号Sopのみを太陽電池12に受光させるカバー部26と、を有し、
前記光信号生成手段24が機械的な開閉装置38を備え、前記発光部22で発した光を前記開閉装置38により点滅させて光信号Sopを生成することを特徴とする照射装置を提供することにより、上記課題を解決する。
(9)光の照射により電力を出力する太陽電池12と、
太陽電池12からの電力を蓄電する二次電池16と、
太陽電池12もしくは二次電池16からの電力により点灯する発光手段14と、
発光手段14を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させる発光制御部18と、を有する発光装置において、
前記発光装置は電気的な外部端子を備えておらず、
前記太陽電池12に対して、手動で入力した発光制御データもしくは外部の記録媒体を介して入力した発光制御データに基づいて生成された光信号Sopが上記(8)記載の照射装置によって照射されると、
前記発光制御部18が、前記太陽電池12に前記光信号Sopが照射されることによって生じる出力変化を復調して前記発光制御データを取得し、取得した発光制御データに基づいて発光制御パターンを生成し、生成された発光制御パターンに基づいて前記発光手段14を発光制御することを特徴とする発光装置を提供することにより、上記課題を解決する。
(10)光の照射により電力を出力する太陽電池12と、
太陽電池12からの電力を蓄電する二次電池16と、
太陽電池12もしくは二次電池16からの電力により点灯する発光手段14と、
発光手段14を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させる発光制御部18と、を有する発光装置において、
前記発光制御部18が、太陽電池12に照射される外部光の長期的な照度の変化によって生じる出力変化を電気信号として認識するとともに、当該電気信号に基づいて前記発光制御パターンを変更するようにしたことを特徴とする発光装置を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係る発光装置は、上記の構成により、
(1)発光制御パターンの変更を光信号を用いて非接触で行うため、外部端子等が不要で発光装置の防水性を損なうことがない。また、太陽電池が光信号の受光部を兼ねるため、新たなセンサ部材が不要で発光手段及び太陽電池のスペースを圧迫することがない。
(2)発光制御部が光信号に基づいて発光制御パターンを作成するため、発光装置製造後であっても発光制御パターンを比較的自由に設定することができる。このため、製造された発光装置の発光制御パターンを、ユーザもしくは販売者の注文に応じた設定に変更して出荷することが可能となり、在庫の削減及び製造、流通の効率化を図ることができる。また、発光装置設置後でも発光装置の発光パターンを様々に変更することが可能なため、ユーザ等の満足度を向上させることができる。
また、本発明に係る照射装置は、上記の構成により、
(3)発光装置の太陽電池に所定の光信号を効果的に照射し、発光装置の発光パターンを変更させることができる。
更に、本発明に係る発光システム、発光パターン変更方法、発光システムの発光方法は、上記の構成により、
(4)光システムの発光体を上記の発光装置で構成しているため、光システムの発光パターンを光システム設置後でも容易に変更することが可能となる。また、個々の発光装置の発光制御パターンを最適化することで、発光体全体として極めて優れた装飾性を付与することができる。更に、個々の発光装置の発光制御パターンによっては、発光体全体として文字や動画などを表示することも可能となる。
本発明に係る発光装置、照射装置、発光システム、発光パターン変更方法、及び、発光システムの発光方法の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る第1の実施の形態の発光装置及び照射装置の斜視図である。図2は、本発明に係る第1の実施の形態の照射装置を説明する図である。図3は、本発明に係る第1の実施の形態の発光装置のブロック図である。図4は、本発明に係る第2の実施の形態の発光装置及び照射装置の斜視図である。図5は、本発明に係る第2の実施の形態の発光装置のブロック図である。図6は、本発明に係る第1の実施の形態の発光システムを示す図である。図7は、本発明に係る第2の実施の形態の発光システムを示す図である。図8は、本発明に係る発光装置の例を示す図である。図9は、本発明に係る発光システムの例を示す図である。尚、ここで述べる実施の形態は本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1に、本発明に係る第1の実施の形態の発光装置及び照射装置の斜視図を示す。本発明に係る第1の実施の形態の発光装置50aの筺体10の内部には、二次電池16と、発光制御部18と、太陽電池12と、単数もしくは複数の発光手段14とを有している。また、発光装置50a及び後述する発光装置50bには、外部の照度を発光制御部18に送信する図示しない光センサを設けてもよい。尚、防水性及び衝撃等の外部因子に対する強度が十分に確保可能な場合や、それらの虞がない箇所に設置する場合には、太陽電池12及び発光手段14を筺体10の外部に設置することもできる。
筺体10の材質としては、プラスチック、金属、ガラス等を用いることも、またこれらの材料を組み合わせることもできる。ただし、筺体10の内部に太陽電池12及び発光手段14を設置する場合には、少なくとも太陽電池12のパネル面及び発光手段14の発光面に対向する部位は光透過性を有する必要がある。また、発光装置50aを屋外に設置する場合には、筺体10には防水措置を施すことが好ましい。
太陽電池12としては、光が照射されることにより電力を出力する単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、シリコンハイブリッド太陽電池などの周知の太陽電池を用いることができる。
発光手段14としては、発光ダイオードや、多色発光ダイオードを用いることが好ましい。また、有機ELディスプレイや、発光ダイオードをバックライトとしたカラー液晶を用いることも可能である。
二次電池16としては、太陽電池12で生じた電力を蓄電することが可能な、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池等の周知の二次電池、及びキャパシタ等を用いることができる。
また図1に示す、本発明に係る第1の実施の形態の照射装置60aは、発光部22を備え図1中の矢印で示す光信号Sopを発することが可能な光信号生成手段24と、光信号生成手段24を制御して光信号Sopを生成するための照射制御部28と、光信号Sopを発光装置50aに向けて照射する際に外部光を遮断するためのカバー部26とを有している。
発光部22としては、高周波で点滅が可能な発光ダイオードや半導体レーザを用いることが好ましい。また、光信号Sopに用いる光の波長としては、太陽電池12がそれを受けて電力を出力可能なものであれば特に限定はないが、太陽電池12における発電効率の良い波長を用いた方が、太陽電池12における出力変化が大きく発光制御部18がこれを電気信号として認識し易くなる。例えば、波長910nm前後の赤外光による発電効率が最も高い単結晶シリコンもしくは多結晶シリコン太陽電池を太陽電池12として用いる場合、光信号Sopの生成に用いる発光部22としては波長910nm近傍の赤外線を発するような光源を使用することが好ましい。
次に、本発明に係る第1の実施の形態の発光装置50aと照射装置60aとの動作を、図2、図3を用いて説明する。尚、本例においては、パルス位相変調方式による光信号Sop生成の例を用いるが、その他の変調方式を用いて光信号Sopを生成しても良い。ただし、その場合には照射制御部28及び後述する信号分離回路41の回路構成はそれに準じたものとなる。
先ず、図2を用いて照射装置60aの動作を説明する。図2(a)は照射装置60aのブロック図である。照射装置60aは照射制御部28と光信号生成手段24とを有しており、更に照射制御部28は発振器34と分周器35と演算部36とを有している。発振器34は所定の周波数のパルス信号を生成し、分周器35に出力する。分周器35は発振器34からのパルス信号を、図2(b)に示すような、搬送波Scと信号波Ssとに分周し、演算部36に出力する。演算部36は、入力部37から入力された発光制御パターンの基となる発光制御データ(図2(b)中、信号パルスSdの下部に記された0、1信号)と、分周器35からの信号波Ssとから、信号パルスSdを生成する。また更に演算部36は、信号パルスSdを搬送波Scを用いて変調することで発光信号パルスScdを生成し、光信号生成手段24に出力する。尚、発光信号パルスScdには、一般的に信号の始まりを示すリーダ信号Rと、信号の終わりを示すストップ信号Sとが挿入される。
そして、光信号生成手段24の発光部22は照射制御部28から入力された発光信号パルスScdに従って点滅する。これにより、照射装置60aは発光信号パルスScdと同等な光信号Sopを発光装置50aの太陽電池12に向けて照射する。
尚、入力部37で入力される発光制御データは、照射装置60aに入力キー等を設けて手動で行っても良いし、パーソナルコンピュータ等の外部機器と有線または無線で接続して、手動もしくは予め作成された発光制御データを送信することで行っても良い。更に、光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性メモリ等の記録媒体を介して予め記録された発光制御データを入力しても良いし、インターネット等に公開された発光制御データを、携帯通話機器、パーソナルコンピュータ等により入手して、これを有線、無線または記録媒体を介して入力することで行っても良い。尚このように、予め作成された発光制御データを用いれば、複雑な発光制御データを正確かつ効率よく照射装置60aに入力することができる。
また、カバー部26を有する照射装置60aと発光装置50aとを用いて、外部光を遮断した状態で光信号Sopの送受信を行う場合においては、上記のような搬送波Scで変調した厳密なパルス信号を必ずしも用いる必要はない。従って、信号パルスSdを直接 発光信号パルスScdとして光信号Sopの生成に用いることもできる。また、図2(c)に示すように、光信号生成手段24に照射制御部28の制御により開閉する機械的なシャッタ、絞りなどの開閉装置38を設けて、常時点灯している発光部22からの光を開閉装置38の開閉によって点滅させ、これを光信号Sopとすることもできる。この構成によれば、照射装置60aの回路構成及び機構を単純化することが可能となり、照射装置60aの原価低減を図ることができる。また、発光部22は点滅しないため、通常の電球、赤外線ランプ、ハロゲンランプ、蛍光灯などを用いることが可能となる。
次に、図3のブロック図を用いて発光装置50aの動作を説明する。先ず、太陽電池12に太陽光等の強い光が照射されると、太陽電池12は発電して電力を出力する。この電力は逆流防止ダイオードD1を介して二次電池16に蓄電される。二次電池16に蓄電された電力は、発光制御部18の駆動に用いられるとともに、後述する発光手段14の点灯に用いられる。尚、太陽電池12からの出力は発光制御部18にも入力されるが、このときの太陽電池12の出力からは所定の出力変化が検出されないため、発光制御部18は発光制御パターンの変更動作を行うことはない。
次に、図示しない光センサから外部の照度低下を示す信号を受信した場合や、太陽電池12からの出力が所定の時間低出力状態にあるなどした場合、発光制御部18は日没などで外部が暗くなったと判断して、半導体メモリなどの記録手段32に記録された所定の発光制御パターンに基づいて発光手段14を点灯、点滅もしくは変色発光させる。これにより、発光装置50aは所定の発光パターンで発光する。尚、発光装置50aは外部の照度に関わらず、常時発光させても良いし、接近センサ等を設けて何らかの物体が接近した時に、一定時間発光させるようにしても良い。
また、発光手段14の長時間に亘る点灯などにより、二次電池16が完全に放電してしまった後、再度二次電池16が充電され発光手段14が点灯する場合も考えられる。このようなとき発光装置50a及び後述する発光装置50bは、発光制御パターンを記録している記録手段32が揮発性メモリの場合には発光制御部18等に予め設定されている初期発光制御パターンを、また記録手段32が不揮発性メモリの場合には初期発光制御パターンもしくはその記録手段32に最後に記録された発光制御パターンを読み出して、これに基づいて発光手段14を点灯させる。
次に、光信号Sopが発光装置50aの太陽電池12に照射されたときの動作を説明する。発光装置50aにおける光信号Sopの送受信は、照射装置60aのカバー部26により外部光が遮断された状態で行われる。このため、太陽電池12には光信号Sopのみが入射することとなり、太陽電池12の出力はその光信号Sopの点滅に応じてオンオフするような変化を示す。この太陽電池12の出力変化は、発光制御部18において電流もしくは電圧の変化としての電気信号Seとして認識される。尚、このときの電気信号Seは、前述の発光信号パルスScdと同等なものとなる。
そして、発光制御部18は認識された電気信号Seを所定の手法により復調して発光制御パターンの基となる発光制御データを取得する。尚、電気信号Seの復調は復調器を用いて行っても良い。次に、発光制御部18は得られた発光制御データに基づいて発光制御パターンを作成し、この新たな発光制御パターンを記録手段32に記録する。そして、発光装置50aの発光時には、この新たな発光制御パターンに基づいて発光手段14が点灯し、発光装置50aが新たな発光パターンで発光する。
尚、記録手段32もしくは発光制御部18には、いくつかの基本発光制御パターンを記録させておき、発光制御データがそれらの基本発光制御パターンを使用する指示を示した場合は、この基本発光制御パターンと発光制御データによる発光制御パターンとを繋ぎ合わせて新たな発光制御パターンを作成しても良い。この基本発光制御パターンを用いる構成によれば、より効率的に発光制御パターンの作成を行う事ができる。
更に、例えば季節による日照時間の長短などの外部光の長期的な照度変化を光信号Sopと見なして、これに伴う太陽電池12の出力変化を発光制御部18が認識し所定の発光制御パターンを選択するようにしても良い。即ち、季節によって日照時間は異なるため、日照時における太陽電池12の高出力状態の時間もこれに伴って変化する。発光制御部18がこの太陽電池12の高出力状態の長短を電気信号Se、例えば001111・・・111000として認識し、この電気信号Seに基づいて発光制御パターンを選択、変更するようにすれば、季節によって発光装置50aの発光パターンを自動的に変更することができる。つまりこの構成によれば、照射装置60aを用いなくとも発光装置50aの発光パターンを変更することができる。
次に、本発明に係る第2の実施の形態の発光装置と照射装置との斜視図を図4に示す。本発明に係る第2の実施の形態の発光装置50bの筺体10の内部には、図1に示す発光装置50aの構成に加え、信号分離回路41を有している。また、本発明に係る第2の実施の形態の照射装置60bは、図1に示す照射装置60aとほぼ同等であるが、外部光を遮蔽するためのカバー部26を備えていない。
次に、図5のブロック図を用いて発光装置50bの動作を説明する。尚、発光装置50bの基本的な動作は発光装置50aと同様なため、重複する動作に関しては説明を省略するものとする。
発光装置50bは、太陽電池12から発光制御部18までの信号経路に信号分離回路41を有している。更に、信号分離回路41は太陽電池12の出力から所定の周波数以上の高周波成分を通過させるハイパスフィルタ44を有している。尚、信号分離回路41には分離した高周波成分を増幅するアンプ、高周波成分の不要なノイズ成分を除去するためのバンドパスフィルタなどの必要な回路を設けても良い。
先ず、発光装置50bの太陽電池12に太陽光等の外部光のみが照射されている場合、太陽電池12の出力には所定の高周波成分が含まれていないため、信号分離回路41を通過する信号は存在しない。よって、発光制御部18は発光制御パターンの変更動作を行うことはない。
次に、照射装置60bからの光信号Sopが太陽電池12に照射される場合、太陽電池12の出力は外部光からの出力に、光信号Sopの点滅に応じて所定の周波数で増減する出力変化、即ち高周波成分が加わるものとなる。この高周波成分を含む太陽電池12からの出力が信号分離回路41に入力されると、信号分離回路41は高周波成分のみを発光制御部18側に通過させる。発光制御部18はこの高周波成分を電気信号Seと認識して、発光装置50aと同様にして発光制御パターンの変更を行う。このため、発光装置50bの構成によれば、たとえ外部光が存在していたとしても、発光制御パターンの変更を行うことができる。また、外部光の影響を排除できるため、離れた場所からの光信号Sopの遠隔照射により発光装置50bの発光制御パターンの変更を行うことができる。
更に、発光装置50bの発光制御部18に、発光制御パターンの変更後、直ちに発光動作を行うような制御機能を付与することで、発光装置50bの発光制御パターンが確実に変更されたか否かを直ぐに確認することができる。また、この制御機能の付与された発光装置50bは、後述する連続した画像等を表示する発光システムにおいて特に好適である。
尚、発光装置50bに光信号Sopを照射する照射装置60bの基本的な動作も照射装置60aと同様なためここでは説明を省略する。ただし、発光装置50bに対する発光制御パターンの変更には、信号分離回路41を通過可能な所定の周波数で変調した光信号Sopが必要である。このため、前述した搬送波Scを使用しない光信号Sopや、機械的な開閉装置38により生成された光信号Sopは用いることはできない。
照射装置60bが照射する光信号Sopに用いられる光の波長は、照射装置60aと同様に、太陽電池12おける発電効率の良いものを用いることが好ましい。また、光信号Sopに用いられる光が赤外光などの目視できない光である場合には、可視光を照射する第2の発光部を設け、照射装置60bが目的の発光装置50bに対して光信号Sopを確実に照射しているか否かを視認可能なようにしても良い。尚、第2の発光部からの光は人間に対する視認用であるから、特に光信号Sopに用いる必要はない。
また、二次電池16が完全に充電された場合、その二次電池16の端子間の電圧は上昇する。このことを利用して、発光制御部18に二次電池16の端子電圧の変化に基づいて所定の発光制御パターンを自動的に選択、変更するような機能を付与しても良い。
次に、図6、図7を用いて本発明に係る発光システムを説明する。尚、図6、図7においては、発光装置50bの発光手段14の記載は省略する。
本発明に係る発光システム80aは、発光装置50bが複数配列されて構成された発光体70と、単数もしくは複数の照射装置60bとから構成される。発光体70を構成する発光装置50bの配列は特に限定されず、図6に示す格子状はもとより、円形状、多角形状、星型形状、帯状、動物形状、乗り物形状、など任意の形状をとることができる。そして、発光体70は、建築物の壁面、公園や庭等のオブジェ、門、通路、また看板などに設置される。
発光システム80a及び後述する発光システム80bの発光パターンとしては、発光体70を構成する発光装置50bがそれぞれ異なる発光制御パターンに基づいて発光する場合と、一部もしくは全部の発光装置50bが同一の発光制御パターンに基づいて発光する場合とが存在する。
発光体70の一部もしくは全部の発光装置50bを同一の発光制御パターンに基づいて発光させる場合、それぞれの発光装置50bに対し個々に光信号Sopを照射して発光制御パターンの変更を行っても良いが、図6に示すように、光信号Sopを広範囲に照射可能な照射装置60bを用いて、その照射範囲内の発光装置50bの発光制御パターンを一括して変更するほうが効率良く変更作業を行うことができる。尚、光信号Sopの照射範囲の広域化は、照射装置60bの発光部22の部材の選択、高出力化、発光部22の設置位置、光学レンズ等の設置などにより行う事ができる。また、照射装置60bは、発光体70を構成する全ての発光装置50bの太陽電池12に光信号Sopが照射可能な位置に固定しても良いし、発光制御パターンの変更時にのみ携帯もしくは設置して用いても良い。
次に、発光システムの発光体70を構成する発光装置50bをそれぞれ別の発光制御パターンに基づいて発光させる場合、それぞれの発光装置50bに対し個々に光信号Sopを照射して発光制御パターンを変更しても良いが、図7の発光システム80bとして示す以下のような構成としても良い。
発光システム80bは発光システム80aと同様に複数の発光装置50bが配列された発光体70と、発光装置50bの太陽電池12に光信号Sopを照射できるような位置に設置された単数もしくは複数の照射装置60bと、それぞれの発光装置50bの太陽電池12に向けて照射装置60bの照射方向を変化させることが可能な駆動手段65とを有している。尚このときの照射装置60bの光信号生成手段24としては、発光部22にレーザ光のような収束性を有する光を発する光源を用いるなどして、高い指向性を有する光信号Sopを生成できるものが好ましい。
次に、発光システム80bの動作を説明する。発光体70を構成する任意の発光装置50bの発光制御パターンを変更する場合、図示しないシステム制御手段に、変更したい発光装置50bの位置もしくは番号と変更する発光制御パターンの基となるデータ(発光制御データ)等を入力する。入力方法はその都度手動で行っても良いが、前述した入力部37に発光制御データを入力する手法を用いて予め作成されたデータを入力して行うことが好ましい。
システム制御手段に上記のデータが入力されると、システム制御手段は駆動手段65を稼動させ、照射装置60bの照射方向を指示された発光装置50bの太陽電池12に向けて変化させる。そして、この変化が終わると照射装置60bは入力されたデータに基づく光信号Sopをその発光装置50bの太陽電池12に向けて照射する。光信号Sopが照射された発光装置50bは前述の動作に従って発光制御パターンを変更する。
複数の発光装置50bの発光制御データを変更する場合、システム制御手段は入力されたデータに基づいて上記の動作を繰り返し、順次、所定の発光装置50bの発光制御データの変更を行う。
上記のような発光システム80a、80bでは、それぞれの発光装置50bにおける発光手段14をあたかも一つの画素として機能するように、それぞれの発光制御パターンを最適化することで発光体70全体として連続する文字の表示や、例えば、花が開く、雨が降るなどの連続性を有するアニメーション画像を表示することが可能となる。この際、発光体70の表示によっては一部の発光装置50bが全く点灯しないことも考えられるが、このようなときには発光手段14が全く点灯しない発光制御パターンをその発光装置50bに送信すれば良い。
更に、発光システム80bでは、前述の発光制御パターン変更動作を発光体70を構成する全部もしくは所定の範囲の発光装置50bに対し順次走査するように繰り返して行い、それぞれの発光装置50bの発光制御パターンを所定の時間間隔で随時変更し続けるような構成をとることもできる。このような構成とすれば、発光体70全体として更に長時間のニュース、広告などの連続した文字表示や長時間のアニメーションなどの動画を表示させることができる。尚、このように発光制御パターンを随時変更し続ける場合には、用いる発光装置50bとしては常時発光するものか、発光制御パターンを変更した直後に発光動作を行うものを用いることが好ましい。
これら、発光システム80a、80bは発光体70全体として装飾性の高い発光パターンや動画、文字などを表示可能であるにもかかわらず、それぞれの発光装置50bは独立したものであり、発光装置50b間に発光パターンの制御、連携を行うケーブルや無線装置などは必要ない。このため、発光装置50bの防水性の確保が図れるとともに発光装置50bのコスト削減を図ることができる。
以上のように本発明によれば、発光制御パターンの変更に光信号Sopを用いて非接触で行うため、発光装置には外部端子等が不要で防水性を損なうことがない。また、光信号Sopの受光部は太陽電池が兼ねるため、新たなセンサ部材が不要で発光手段及び太陽電池のスペースを圧迫することがない。
更に、発光装置の発光制御部が光信号Sopに基づいて発光制御パターンを作成するため、発光装置製造後であっても発光制御パターンを比較的自由に設定することができる。従って、在庫の削減及び製造、流通の効率化を図ることができるとともに、発光装置設置後でもユーザの要望等に応じて、発光装置の発光パターンを様々に変更することが可能となる。
また更に、本発明に係る発光装置及び照射装置を用いた発光システムは、個々の発光装置の発光制御パターンを最適化することで、発光体全体として極めて装飾性の高い発光パターンや文字表示、アニメーションなども表示することが可能となる。
尚、本発明に係る発光装置50a、50bの形状及び発光手段14等の配置は、図1、図4に示すものに特に限定されず、例えば図8に示すような形状としてもその他の任意の形状としても良い。また、本発明に係る発光システム80a、80bの配置等も、図6、図7に示すものに特に限定されるものではなく、例えば図9に示すような配置としてもその他の任意の配置としても良い。更に、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
本発明に係る第1の実施の形態の発光装置及び照射装置の斜視図である。 本発明に係る第1の実施の形態の照射装置を説明する図である。 本発明に係る第1の実施の形態の発光装置のブロック図である。 本発明に係る第2の実施の形態の発光装置及び照射装置の斜視図である。 本発明に係る第2の実施の形態の発光装置のブロック図である。 本発明に係る第1の実施の形態の発光システムを示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態の発光システムを示す図である。 本発明に係る発光装置の例を示す図である。 本発明に係る発光システムの例を示す図である。
符号の説明
12 太陽電池
16 二次電池
14 発光手段
18 発光制御部
22 発光部
24 光信号生成手段
26 カバー部
28 照射制御部
38 開閉装置
41 信号分離回路
65 駆動手段
70 発光体
50a、50b 発光装置
60a、60b 照射装置
80a、80b 発光システム
Sop 光信号

Claims (10)

  1. 光の照射により電力を出力する太陽電池と、
    太陽電池からの電力を蓄電する二次電池と、
    太陽電池もしくは二次電池からの電力により点灯する発光手段と、
    発光手段を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させる発光制御部と、を有する発光装置において、
    前記発光装置は電気的な外部端子を備えておらず、
    前記太陽電池に対して、手動で入力した発光制御データもしくは外部の記録媒体を介して入力した発光制御データに基づいて生成された光信号が照射装置によって照射されると、
    前記太陽電池と発光制御部との間に設けられた信号分離回路が、太陽電池に前記光信号が照射されることによって生じる出力変化を分離し、
    前記発光制御部が、信号分離回路が分離した出力変化を復調して前記発光制御データを取得し、取得した発光制御データに基づいて発光制御パターンを生成し、生成された発光制御パターンに基づいて前記発光手段を発光制御することを特徴とする発光装置。
  2. 発光制御部は複数の基本発光制御パターンを有し、復調した発光制御データが基本発光制御パターンを使用する指示を示した場合は、指示された基本発光制御パターンと発光制御データによる発光制御パターンとを繋ぎ合わせて新たな発光制御パターンを作成することを特徴とする請求項1記載の発光装置
  3. 請求項または請求項記載の発光装置が複数配列された発光体と、
    光信号を前記発光装置の太陽電池に照射するための発光部を備えた光信号生成手段と、前記光信号生成手段に所定の光信号を生成させるように制御する照射制御部と、を備え、前記発光装置に光信号を照射するための照射装置と、
    を有することを特徴とする発光システム。
  4. 照射装置が発光装置の太陽電池に向かって光信号を照射可能な位置に設置されるとともに、前記照射装置が発する光信号の照射方向をそれぞれの発光装置の太陽電池に向けて自動的に変化させる駆動手段有することを特徴とする請求項3記載の発光システム。
  5. 請求項または請求項記載の発光システムの発光パターン変更方法であって、
    照射装置からの光信号の照射により、
    発光体を構成する一部もしくは全ての発光装置の発光制御パターンを、一括して変更することを特徴とする発光システムの発光パターン変更方法。
  6. 請求項記載の発光システムの発光パターン変更方法であって、
    駆動手段が照射装置の照射方向をそれぞれの発光装置の太陽電池に向けて自動的に変えるとともにそれと連動して前記照射装置が光信号を照射することにより、発光体を構成する一部もしくは全部の発光装置の発光制御パターンを発光装置毎に変更することを特徴とする発光システムの発光パターン変更方法。
  7. 請求項または請求項記載の発光システムの発光方法であって、
    照射装置が所定の光信号を照射することにより、発光体を構成する一部もしくは全部の発光装置の発光制御パターンを発光装置毎に変更し、
    前記発光装置がそれぞれの発光制御パターンに基づいて発光することで、
    前記発光体が全体として所定の発光パターンもしくは所定の連続性を有する画像を形成するように発光することを特徴とする発光システムの発光方法。
  8. 光の照射により電力を出力する太陽電池と、太陽電池からの電力を蓄電する二次電池と、太陽電池もしくは二次電池からの電力により点灯する発光手段と、発光手段を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させるとともに前記太陽電池に所定の光信号が照射されることによって生じる出力変化を電気信号として認識し当該電気信号に基づいて前記発光制御パターンを変更する発光制御部と、を有する発光装置に対して光信号を照射する照射装置であって、
    前記光信号を前記発光装置の太陽電池に照射するための発光部を備えた光信号生成手段と、
    前記光信号生成手段に所定の光信号を生成させるように制御する照射制御部と、
    外部光を遮断して前記光信号のみを太陽電池に受光させるカバー部と、を有し、
    前記光信号生成手段が機械的な開閉装置を備え、前記発光部で発した光を前記開閉装置により点滅させて光信号を生成することを特徴とする照射装置。
  9. 光の照射により電力を出力する太陽電池と、
    太陽電池からの電力を蓄電する二次電池と、
    太陽電池もしくは二次電池からの電力により点灯する発光手段と、
    発光手段を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させる発光制御部と、を有する発光装置において、
    前記発光装置は電気的な外部端子を備えておらず、
    前記太陽電池に対して、手動で入力した発光制御データもしくは外部の記録媒体を介して入力した発光制御データに基づいて生成された光信号が請求項8記載の照射装置によって照射されると、
    前記発光制御部が、前記太陽電池に前記光信号が照射されることによって生じる出力変化を復調して前記発光制御データを取得し、取得した発光制御データに基づいて発光制御パターンを生成し、生成された発光制御パターンに基づいて前記発光手段を発光制御することを特徴とする発光装置。
  10. 光の照射により電力を出力する太陽電池と、
    太陽電池からの電力を蓄電する二次電池と、
    太陽電池もしくは二次電池からの電力により点灯する発光手段と、
    発光手段を所定の発光制御パターンに基づいて点灯もしくは消灯させる発光制御部と、
    を有する発光装置において、
    前記発光制御部が、太陽電池に照射される外部光の長期的な照度の変化によって生じる出力変化を電気信号として認識するとともに、当該電気信号に基づいて前記発光制御パターンを変更するようにしたことを特徴とする発光装置。
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