JP2016082322A - 赤外線信号放射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光器を使用し演出効果のバリエーションを増やすことができる装置およびシステム等を提供すること。【解決手段】コンサート会場等で観客が所持する発光器に対する制御情報を含む赤外線を発光する放射器である。この放射器は、複数の発光ダイオードを配列した光源を有し、前記光源の前方に、縦幅に対して横幅を十分に広く形成した細幅状の開口を有するノズルを設け、赤外光を当該ノズルを通過させた後に放射するように形成している。これにより、コンサート会場内にある放射器を用いて、帯状の発光域を形成しこれを波のように移動させるという照明効果的な演出を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線信号放射器に関するものである。
従来より、特許文献1記載の発光システムおよび発光指示装置が知られている。
当該発光システム等は、赤外線を制御用の信号として使用する発光指示装置および発光器を用いたシステムであって、コンサート会場等において様々な演出動作を行うことができるものである。例えば多数の観客に発光器を所時させ、会場を見渡せる場所から赤外線信号を照射する放射器(発光指示装置)を用いて、会場にある発光器の発光をコントロールするというものである。
当該発光システムは、発光器が有しているIDを含む制御信号によって発光器をコントロールするので、個々の発光器に対して個別に発光制御が行えるものである。また、図18に示すように、放射器によって赤外線を照射した領域にある発光器のみを発光させることができ、観客がコンサートに参加できるような演出を行うことができるものである。
特開2012−164439号公報
特許文献1には、発光システムに用いる放射器として比較的狭い範囲にのみ赤外光を照射するように構成したスポットタイプの放射器と、広い領域全体を照射するように構成された広域タイプの放射器が記載されている。そして、これらを用いてコンサート会場の一部の狭い範囲にある発光器の点灯を制御したり、会場にある全ての発光器を同時に点灯させたりすることができるものである。
しかしながら、上記の放射器では、広いコンサート会場全体に配置(観客が持っている)された発光器を制御することにより、直線的な帯状の発光領域(発光帯)を形成することや、このような発光帯が会場内を移動するような演出をすることはできなかった。本発明は、当該事情に鑑み発明されたものであって、会場全体に配置した発光器を制御することにより、演出効果のバリエーションを増やすことができる装置およびシステム等を提供することを課題とするものである。
また、前記発光帯の幅を変更しやすくする赤外線信号放射器の構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、受信機器である投光器に対して制御線信号を送信する赤外線放射器であって、
受信した制御情報に基づいて発光する発光器に対して前記制御情報を含む赤外線を発光する放射器本体を有し、
前記放射器本体は、前記制御情報を赤外線の発光によって生成する複数の発光ダイオードを平面状に配列した光源を有し、
前記光源の前方に、縦幅に対して横幅を十分に広く形成した細幅状の開口を有する筒状のノズルを設け、
前記光源が生成した赤外線を、前記ノズルの開口から放射するように構成したことを特徴とする。
当該発明は、光源によって生成した赤外線による制御信号の照射範囲を、赤外線放射器に取り付けたノズルによって成形することができるものである。
また、本発明は前記赤外線信号放射器において、前記ノズルを前記放射器本体に対して着脱可能に取り付けたことを特徴とする。本発明の赤外線信号放射器を用いる場合、会場の大きさに応じて制御信号の照射範囲を調節する必要がある。この場合、会場の大きさや形状に応じたノズルを形成しておくことで、使用する会場に応じた適切な運用が可能になる。
また、本発明は前記赤外線信号放射器において、前記ノズルの開口もしくは内部に、前記光源が放出した赤外光の幅を調節する調節手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明は前記赤外線信号放射器において、前記ノズルの全長を任意に変えることができる構造を有していることを特徴とする。
上記の構成を有することにより、コンサートやイベント等で行われるイベントに応じた演出や、使用する会場に応じた適切な運用が可能になるものである。
また、本発明は前記赤外線信号放射器において、
前記放射器本体の吊り下げ若しくは載置に用いるブラケットを有し、
前記放射器本体をブラケットに対して回動可能に設けるとともに、
前記ブラケットに対する放射器本体の取付角度を、予め定めた複数の角度の中から選択して固定できるように構成したことを特徴とする。当該構成は、当該赤外線信号放射器の設置や設置に伴う調整を容易にすることができるという効果を有する。
本発明は、コンサート会場のような広い空間において、観客に所持させた発光器の発光を制御することができるものである。具体的には、発光器の発光によって会場内に帯状の発光領域を形成し、この発光領域を移動させるような演出が可能になる。本発明は、発光器によって従来にない演出効果を得ることができるという効果を有している。
また、会場の大きさや形状に応じたノズルを形成しておくことで、使用する会場に応じた適切な運用が可能であるという効果を有する。
さらに、赤外線信号放射器を設置し固定した後に、制御信号の放射方向を変更したり調節することが可能で有り、コンサートやイベント等で行われるイベントに応じた演出や、使用する会場に応じて適切な運用が可能になるという効果を有している。
本発明に係る赤外線信号放射器の一例を構成するノズルと本体部の外観図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の一例を表す外観図である。 本発明に係る赤外線信号放射器に用いる他のノズルに関する説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器に用いる他のノズルに関する説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の他の例を表す外観図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の他の例を構成するノズルと本体部の外観図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の他の例を表す外観図である。 図7に示した他の例に関する説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の他の例に関する説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の取付例に関する説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の他の取付例に関する説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器を用いた演出例の説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器の使用例を表した説明図である。 本発明に係る赤外線信号放射器を用いた演出例の説明図である。 本発明に用いる発光器の説明図である。 赤外線信号の内容に関する説明図である。 赤外線信号を用いた制御内容を説明するフローチャートである。 他の演出例を表した説明図である。 本発明に係る発光指示装置の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、一実施の形態に係る放射器1の外観図を表している。放射器1は、光源を内蔵した放射器本体2と、当該放射器本体2に取り付けるノズル3を有している。
放射器本体2は、複数の発光ダイオードDを平面状に配置した光源4および駆動電源と、これらを収容する筐体5から構成されている。一例として、放射器本体2の筐体5には吊り下げ用のブラケット6が設けられている。当該ブラケット6は、図示した姿勢で吊り下げるために用いてもよいし、地上に載置する三脚等に図11に示す姿勢のように天地を逆にして取り付けるために用いてもよい。当該放射器本体2は、後述するコントローラー120、駆動制御部128および波形増幅・整形手段129等を用いて発光制御が行われるものである。
放射器本体2は、横長の開口面7を有した発光部を有している。当該発光部には光源4として複数の発光ダイオードDが配列されており、前記開口7を介して赤外光を前方に対して放射するようになっている。
光源4は、プリント配線基板上に縦、横等間隔で均一に配置された複数の発光ダイオードDを設けた一または二以上の発光板によって構成している。図示した例では、縦横比を約1:2の外形に形成した発光板を横方向に2枚並べることで、縦幅(縦の長さ)に比べて横幅(横方向の長さ)が十分に長い縦横比が約1:4の平面状を成す光源を形成している。
前述したように放射器本体2の開口面7は光源4の形状に合わせて横長に形成されている。また、光源4を構成する個々の発光ダイオードDは、前記開口面7から突出しないように放射器本体2の内部側に向かって後退した位置に設けられている。また、必要に応じて開口面7には発光ダイオードDを保護するための透明カバーが設けられる。
当該構成の放射器本体2は、上記のように光源4が横方向に長く形成されており、搭載した発光ダイオードDは開口面7の直近に配置される。発光ダイオードDが砲弾型に形成した樹脂に封入した構造のものである場合、発光部分を覆う樹脂のレンズ効果によって放射方向に高い指向性を有するとともに、その周囲における一定の角度の範囲内においてもある程度の強い赤外光を放射する。このため、発光体までの距離に比例して赤外光が広範囲に広がることになり、上記放射器本体2をそのままコンサート会場のような広い場所で使用した場合には広範囲に赤外光が照射され、会場の広範囲において同一の制御内容に基づいて放射器が発光する。
本実施の形態では、赤外光を放射する放射器本体2の開口面7にノズル3が装着される。ノズル3は、先端に細長の前部開口8を形成したダクト状の中間部9と、当該中間部9の後端縁外周に設けたフランジ状の取付部10を設けた構造を有している。取付部10は、放射器本体2の前面部外周に装着され、ネジ(図示せず)等によって固定されるようになっている。また、取付部10の内周部分には、ノズル3先端の開口8と連通する後端開口11が設けられている。
図1に示したノズル3を前記放射器本体2の開口面7に装着すると、光源4で発生した赤外光は、後端開口11の形状、中間部9の長さおよび前部開口8の形状によって定まる放射角度の範囲内で放射されることになる。
すなわち、当該ノズル3を備えた放射器1を使って、コンサート会場の観客を見下ろせる高さから赤外光を照射すると、会場内の狭い帯状の領域にある発光器を制御して発光させることができる。そして、例えば、後述する図13に示すように放射器1のノズル3の向いている方向を動かすと、図14に示すように会場内の観客が所持した発光器の発光によって形成された帯状の発光領域を移動させるとことができる。
また、野球場のように周囲のスタンドからフィールドを見下ろすような会場では、フィールドから観客席に向けて赤外光を照射し、フィールドを取り囲む観客が所持する投光器の発光を制御することも可能になる。例えば、放射器1の天地を横向きにしてノズルの長手方向を垂直にした後、スタンドに向けて一周するように赤外線の放射を行うと、これに伴いスタンド上に生成される光の帯を移動させることが可能になる。つまり、光のウェーブを発生させることができる。
このような発光器を用いた演出方法は従来になく、本発明に係る放射器は上記のような新たな演出効果、方法を提供できるものとなっている。
会場が広く、放射器1と発光器の距離が長い場合、また放射器1の高さが低く照射角度が浅い場合には発光器から遠くなるにしたがって投光される赤外光の幅が太くなる。このような場合には、図2に示したような中間部9bの長さが長く、かつ縦幅の狭いノズル3bを使用して指向性の高い照射光が照射されるようにする。
このように、使用状況に応じてノズルを交換若しくは取り外し可能となるように、放射器本体2とノズルとを着脱可能に構成することができる。
上記放射器本体2に装着可能に形成したノズルの他の例を図3に示す。図3に示したノズル20は、前述したノズル3に変えて前記放射器本体2に装着できるものである。当該ノズル20は、ダクト状に形成した中間部21の上下幅を、前記ノズル3よりも狭く形成したものである。このノズル20を用いると、会場内に投光される帯状の照射領域を前記ノズル3を使用した場合と比較して狭くすることができるものである。
図4は、放射器本体2に装着可能な他のノズル30を表したものである。当該ノズル30も、前述した各ノズルと同様に会場に向けて幅の狭い赤外光を照射するために形成したものである。
ノズル30は、放射器本体2に装着するためのフランジ状の装着部31を有し、当該装着部31から前方に向かって設けられた扇状に広がる板状の2枚のフード32,33を有している。フード32,33は上下平行に配置されており、装着部31内に形成した横長の孔34の上縁および下縁とも平行であり、当該孔34を通過した赤外光はフード32,33の間を通過し先端開口35を介して放射される。
フード32,33の左右部分は、赤外線を放射する前方方向に対して一定の角度(一例として45度)で外側に開いており、その端部は側壁によって塞がれている。一定の角度範囲で広がる赤外光は、先端開口35を形成するフード32,33の先端縁36,37によって放射範囲が定まり、照射される赤外光が帯状に成形されることになる。ノズル30は、前述したノズルとは異なり左右方向にも赤外光を照射できるようになっている。
前述したように、放射器本体2の内部には光源4を構成する複数の発光ダイオードDが平面的に配置されている。そして、当該ノズル30は先端縁36,37のどの位置においても、光源4内の最も近い発光ダイオードDまでの距離がほぼ等しくなるように形成されている。この条件で先端縁36,37の形状を定めると、フード内で散乱する光線を除き、発光ダイオードDの直接光の放射角度を概ね一定にすることができるので、帯状に赤外光を照射することができるようになっている。また、ノズル30は、左右方向にも赤外光を照射できるようになっているので、赤外光が照射される帯状領域を長手方向に沿って長くすることができるようになっている。
図5は、遠方まで赤外線を到達させることができる広域型の放射器本体40に、光線成形用のノズル41を装着した例を示している。
放射器本体40は、吊り下げ用のブラケット42を有する筐体を有し、当該筐体の前面部に隣接して複数の発光ダイオードDが平面的に配置されている。ブラケット42が有する取付用の孔等はその記載を省略している。
放射器本体40が有する発光ダイオードDの搭載数は前述した放射器1の3倍程度の数であり、放射器本体40の横幅は前述した放射器本体2と略同一であるが高さ(縦幅)は発光ダイオードDの搭載数に応じて広くなっている。当該放射器本体40を単体で使用すると、ほぼ発光ダイオードDが有している指向性に応じて比較的広範囲に赤外光を照射可能にすることができる。
図6に示すように、広範囲に赤外光を照射する放射器本体40の前面に、光線成形用のノズル41が着脱可能に装着されるようになっており、当該ノズル41の装着によって帯状の範囲に赤外光(制御信号)を照射できるようになる。
ノズル41は、赤外光の照射口となる横幅が広く縦幅の狭い矩形の開口43を有する筒状部44と、当該筒状部44を放射器本体40の前面に配置するフランジ状の板体45によって構成されている。
板体45は、放射器本体40の前面を覆うとともに、放射器本体40の筐体に対してネジ等の取付手段(図示せず)によって取り付けられるものである。板体45を放射器本体40の前面に取り付けると、発光ダイオードDが発光した赤外光が漏れるのを防止し、筒状部44先端の開口43のみから赤外線を照射するようになる。
図7(a)、図7(b)に示した斜視図は、前述した遠方まで赤外線を到達させることができる広域型の放射器本体40に、前述したものとは異なるノズル51を装着した放射器の説明図である。
図7(a)、図7(b)に示したノズル51は、前述したノズル41と同様に放射器本体40の前面に配置した複数の発光ダイオードDを塞ぐように装着される板体52を有し、当該板体52に対して垂直に光線成形用の筒状部53を設けたものである。筒状部53を取り付けた板体52には、当該筒状部53の内側形状に対応した開口が形成されている。板体52は、放射器本体40に対する筒状部53の取り付けと、筒状部53内を通過する赤外線を除く光線の漏洩を抑制する機能を備えていれば、その形態は板状に限るものではない。
筒状部53は、板体52に固定した内筒体54と当該内筒体54の外側に配置した外筒体55を有している。外筒体55は内筒体54の外周に沿って一定の範囲で往復移動できるように取り付けられており、外筒体54の移動によって筒状部53の全長を変えることができるようになっている。
図示した例では、内筒体54の左右両側面に設けた溝56に外筒体55の内壁面に設けた棒状の凸部57を移動可能に嵌め合わせている。これにより、内筒体54に対する外筒体55が傾いたりすることなく円滑に移動できるようになっている。
また、内筒体54上面には溝58が設けられており、当該溝58の内部を外筒体55の後端部に設けた凸部59が移動するようになっている。当該溝58は外筒体55の移動方向に沿って設けたものであるが、内筒体54の先端に至る手前で閉じている。外筒体55に設けた凸部59は、当該外筒体55が最も突出した位置において溝58内の先端側端部60と接触するようになっており、この位置を超えて移動しないようになっている。これにより、外筒体55が内筒体54から不用意に抜け落ちることがないようになっている。なお、図示した例は外筒体55の移動や抜け落ち防止の一方法であるから、本発明が当該例に限定されるものではない。
前述した図7(a)および図7(b)の状態を、放射器本体40の内部機構を省略した断面図で表すと図8(a)および図8(b)のようになる。筒状部53の全長が変化すると筒状部53先端の開口から照射される赤外光の照射可能角度(照射範囲)が変化する。
図に示した筒状部53は高さが低く(縦幅Hが狭く)横幅Wが広い矩形の筒状体であるので(図7(a)、図7(b)参照)、筒状部53の全長を長くすることによって変化する照射可能角度は、幅の広い横幅W方向よりも幅の狭い縦幅H方向のほうが狭くなりやすい。筒状部53が短い場合には縦幅方向の照射可能角度は図8(a)に示したA1である。これに対して、筒状部53を長くすると照射可能角度は図8(b)に示すA2となり、前記A1よりも狭くなる。そして、このように照射可能角度が変化するということは、赤外線が照射される領域の形状や面積が変化するということである。
放射器本体40から照射される赤外線は照明用の可視光線ではなく、後述する発光器を制御するための制御信号である。前述のように赤外線の照射範囲を変化させるということは、制御信号を有効に作用させる領域の形状や面積を任意に変化させるということである。すなわち、筒状部53の全長を変化させることによって、領域全体に存在する多数の発光器の選択範囲を任意に変化させることができるということである。
なお、筒状部53の全長は、例えばコンサートなどのイベント中に任意に変化させても良いし、一定の幅や面積を有する領域に対して制御信号を照射できるように調整した後に固定してもよいものである。また、上記の例では筒状部53を内筒体54と外筒体55の2個の筒体によって構成しているが、重ね合わせる筒体の数は2個に限らないものである。さらに、筒体の形状も単純な立方体形状に限るものではなく、先端の開口形状も矩形に限らないものである。また、上記の例とは逆に、筒状部53の構成を固定した外筒体55に対して内筒体54を移動するようにしてもよい。
図9は前記放射器本体40と同様の機能を有する放射器本体40aの説明図である。当該放射器本体40aも、前述したものと同様のブラケット42aを有している。当該ブラケット42aは、放射器本体40aを他の構造物や三脚等に固定するための取付部74と、当該取付部74の左右に設けた板状のアーム部75a、75bを有したU字形状の金具である。当該ブラケット42aは、アーム部75a、75bに前記ボルト76を挿通させる孔77と、角度を維持するためのネジ78を挿通させる孔79を有している。当該孔79は前記孔77と取付部74の間に設けている。また、アーム部75a、75bを両端に有する取付部74は、他の構造物や三脚等に固定するために使用する複数個の孔80を有している。
なお、図中では前述したノズル41、51の記載を省略しているが、このように省略した状態で使用してもよいし、放射器本体40aに前述したノズル41、51を装着して使用しても差し支えないものである。
放射器本体40aの左右の側面には、前記ブラケット42aの孔77に挿通するボルト76と結合するネジ穴81を設けている。また、当該ネジ穴81の上方であって、当該ネジ穴81を中心とした円周上に配置した複数個のネジ穴82(82a、82b、82c、82d、82e)を、一定の角度(一例として10度)間隔で(一例として5個)設けている。当該ネジ穴82は、各アーム部75a、75bの孔77の上方に設けた孔79と対応する位置に設けたものである。当該孔79は、各アーム部75a、75bがネジ穴81を中心に回動することによって、前記ネジ穴82a、82b、82c、82d、82eの何れかと位置が一致するようになっている。
前記ブラケット42aを他の構造物や三脚等に固定している場合、アーム部75a、75bの孔79を挿通させたネジ78を前記ネジ穴82a、82b、82c、82d、82eの何れかと結合させることができる。これにより、放射器本体40aを予め設定された角度(図示した例では角度10度ごと)から選択した角度で固定することができ、赤外線信号の放射方向を調節した上で固定できるようになっている。
図10に示した各図は、前記ブラケット42aに設けた孔79(ネジ78)と、これに対応する前記ネジ穴82(82a、82b、82c、82d、82e)との位置関係によって変動する放射器本体40aの姿勢を表した説明図である。
孔79をネジ穴82aに対応させてネジ78によって固定すると、図10(a)に示すように、放射器本体40aは赤外線信号の放射方向を水平方向よりも下(図示した例では水平に対して−20度)を向いた状態で固定される。
孔79をネジ穴82bに対応させてネジ78によって固定すると、図10(b)に示すように、放射器本体40aは赤外線信号の放射方向を水平方向よりもやや下(図示した例では水平に対して−10度)を向いた状態で固定される。
孔79をネジ穴82dに対応させてネジ78によって固定すると、図10(c)に示すように、放射器本体40aは赤外線信号の放射方向を水平方向よりもやや上(図示した例では水平に対して10度)を向いた状態で固定される。
孔79をネジ穴82eに対応させてネジ78によって固定すると、図10(d)に示すように、放射器本体40aは赤外線信号の放射方向を水平方向よりも上(図示した例では水平に対して20度)を向いた状態で固定される。
また、図11に示すように、取付部74を放射器本体40aの下方に配置し各アーム部75a、75bが上を向くようにブラケット42aを取り付けることも可能である。ブラケット42aのアーム部75a、75bには、前述した孔79の他に孔83を設けている。当該孔83は、放射器本体40aとブラケット42aを結合するボルト76を挿通させる孔77と、アーム部75a、75bの先端との間に設けたものである。
本発明に係る赤外線放射器は、図に示したように放射器本体40aの下方にブラケット42aを配置することが可能である。また、この場合も前述した例と同様に、孔83とネジ穴82(82a、82b、82c、82d、82e)を利用して、放射器本体40aを一定の角度で固定できるようになっている。
図12、図13は、放射器1の使用状態のイメージを表した説明図であり、コンサート会場を模した広域面70の斜め上方から、放射器1を用いて一定幅に制限した赤外光を照射している状態を表している。
図13は、放射器1(放射器本体40にノズル41を取り付けたものも同様である。)の使用状態の説明図であり、固定されたブラケット6の取付部12を中心として放射器1のノズル3先端を上下に回動させている状態を表している。この放射器1の回動は、人間の手による直接的な操作で行う場合の他、回動角度を制御できるようにエンコーダ付きのモーターを取り付けて回動を制御しても良い。横幅の広い会場では、複数個の放射器1を直線上に等間隔に配置し、各放射器を同期させて回動させることで横幅の広い会場であっても、途中で途切れることのない直線状の長い照射領域を形成することができるようになる。また、放射器1の姿勢制御は、他の照明設備や音響設備と同期するように、動作プログラムによって行われるようにしても良い。
放射器1によって広域面70を照射すると、広域面70上に帯状の照射領域71が形成される。そして、放射器1の先端を上方に回動させると、図14に示すように広域面70上の照射領域71が照射領域72方向に連続的に移動し、再び放射器1の先端を下方に回動させると照射領域71方向に照射領域が移動する。このように、放射器1の先端を上下に回動させると、広域面70上に形成される帯状の照射領域が移動する。
赤外線が照射される広域面70上の帯状の領域には、照射された赤外線に含まれる制御信号によって発光する多数の発光器が配備されている。具体的には、発光器を手にした大勢の観客がコンサート会場の観客席としての広域面上に配置されている。
次に、前記放射器1によって制御される発光器103について説明する。図15(a)は発光器103の概略ブロック図であり、図15(b)は発光器103の構造図を表している。主な構成として発光器103は、受光手段112、波形取得(波形増幅・整形)手段113、駆動制御部114、発光手段115(115a、115b、115c)、電源116を有している。
受光手段112は、フォトダイオード等の受光素子によって形成されたものであり、前記赤外線を放射する放射器が出力した赤外光(制御信号)を受光することができるものである。波形取得(波形増幅・整形)手段113は、受光手段112によって受光した赤外光を所定レベルの電圧となるように調整するとともに波形を整形し、変調された信号から制御コードを抽出する抽出手段として機能するものとなっている。
駆動制御部114は、発光器103が有する電気的な各手段を制御するものであって、主として前記制御コードに基づき、発光手段115を発光させる駆動制御を行う手段となっている。発光手段115は、可視光を発光するLED等の光源によって形成されたものであり、本実施の形態ではそれぞれ赤・青・緑の光を発光するLED(115a、115b、115c)によって構成されている。なお、発光器の形態はペン型に限らず、身体に装着するブレスレット型やペンダント型など種々の形態がある。
次に、制御信号に含まれる制御コードについて説明する。制御コードは、放射器によって送信される赤外線信号に含まれている。赤外線信号に含まれる制御コードの一例を図16に示す。図16の上段は赤外線信号に含まれる制御コードの一例、第2段目はリーダーコードおよびコードAの部分を時間軸方向に拡大した説明図、第3段目は第2段目に示したリーダーコードとコードAをさらに時間軸方向に拡大した説明図、第4段目は発光される赤外線信号の最小パルス幅を表している。
図16に示す通り、赤外線信号には制御コードとして、リーダーコードおよびコードA〜G等として示した7つのコードおよびストップビットが含まれている。リーダーコードとストップビットは、制御コードの始まりと終わりを認識させるコードであり、当該リーダーコードとストップビットの間に配置された各コードが、発光器103を駆動する制御命令となるものである。
コードAはカスタムコードである。当該コードは、自社(メーカー)の製品であることを判別するメーカー固有の照合コードとなっている。当該照合コードは発光器103が記憶しているコードの一致・不一致を検証するためのものであり、一致した場合にのみ発光器103が他の制御コードを命令として受け付けるようにするものである。また、生産時期などの管理も兼ねたコードとなっている。
コードBはピンポイントコードである。当該コードは、放射器の種別を表す照合コードとなっており、発光器103が有するIDコードとの一致・不一致を判別するものとなっている。
本実施の形態に係る発光器103は、比較的狭い範囲にのみ赤外光を照射するように構成した前述のものとは異なるスポットタイプの放射器と、広い領域全体を照射するように構成された前述したような広域タイプの放射器が使用可能になっている。当該コードによって、赤外線信号が放射器の種別を認識できるようになっている。
コードC〜EはハードIDコードである。当該コードは、必要に応じて発光器103内のメモリに予め記憶させておくコードであり、発信されたコードC〜Eとの一致、不一致を照合するためのコードである。一致した場合には特定の動作モードに切り替える、特定の制御信号を無視あるいは実行する等の個別の制御を行えるようにするものである。例えば、発光器103をクライアントやタレント違いその他の用途によって使い分けができるように割り振られたコードにしたり、端末IDと同様に同じハードIDコードを受光した場合に発光や調光の制御データの指示に従いLEDを発光させるという使い方ができるようになっている。
コードF〜Gは発光、調光制御コードである。発光器103に搭載されている3色のLED115a、115b、115cの発光スピードを制御するコードであり、発光と消灯信号の繰り返しで制御するようになっている。
次に、図17に示したフローチャートを用いて、赤外線信号を受信した発光器103の主な動作について説明する。
発光器103の電源スイッチを入れると、無信号時に動作するように記憶されている発光パターンでLED115a、115b、115cを点灯あるいは点滅させるとともに(S1)、受光手段112によって赤外線信号を受信可能な状態にする。
赤外線信号を受信すると、波形取得手段113によって制御コードを抽出し、駆動制御部114が信号に含まれるコードAが発光器103が記憶している識別情報に含まれる照合コードと一致しているか否かを判定する(S2)。当該照合コードには、放射器が出力するコードAおよびコードC〜Eが含まれる。判定の結果、抽出した制御コードにコードAが含まれていない場合(発光器103が記憶している識別情報と一致しない)には、再び赤外線信号の受信可能な状態(S1)に戻り、コードAが発光器103が記憶している識別情報と一致した場合には次のステップとしてコードBの内容を判定する(S4)。
コードBは、本実施の形態では「1」あるいは「0(1以外)」の何れかを示すコードとなっており、「1」の場合には放射器が「スポットタイプ」のものであり、「1以外」のコードである場合には「スポットタイプ」以外(本実施の形態では「広域タイプ」)のタイプであると判断する。
「コードB=1」である場合には、現在の発光色・調光値を駆動制御部114内の記憶領域に保存(S5)した後、発行色制御コードであるコードGによって指定された内容でLED(115a、115b、115c)を発光させる(S6)。そして、この発光と同時にタイマを0.5秒にセットし(S7)、当該タイマによる設定時間をカウントし、セットした時間の経過とともに前記ステップS5で保存した発光色・調光値に基づいて各LEDを発光させる(S9)。そして、当該ステップS9の後、再び赤外線信号の受信可能な状態(S1)に戻る。
本実施の形態では、上記0.5秒にセットされたタイマ時間は予め発光器103に記憶された固定データとなっている。このタイマが有効になっている一定時間については、コードB=1とともに送信された他の制御コードに基づいた内容で発光が行われる。そして、この時間は発光指示装置から制御信号が送信されていても割り込みを許容しないようになっている。
なお、上記タイマ時間は固定値として設定されたものとなっているが、発光器に調節手段を設け任意の時間に設定できるようにしても差し支えないものである。また、上記制御コード「コードB=1」の送信とともに発光指示装置からタイマ時間を設定する信号を送信し、当該送信された設定時間に伴ったタイマ動作をさせてもよいものである。
前記「コードB=1」の検出(S4)によってステップS6で設定された発光色・調光値による発光を行ってから、「コードB=1」の検出前の状態に戻るまでの処理(S8)は、実際には複雑な処理になっているが、図4では要約した内容を示している。当該ステップS8で行っているのは、「コードB=1」に伴って行われた発光を終了させるまでの処理であり、発光器103が連続的に「コードB=1」を受信可能な状態であったり、断続的に受信可能な状態であったり、赤外線信号を全く検出できない状態になった場合などの種々の条件に対応した処理を行っている。そして、当該処理(S8)は、図18に示したような演出を行うための処理である。
図18は、一例としてコンサート会場における個々に発光器103を手に持った観衆を表しており、図18(a)は各人が所有している発光器103が全て同じ発行色、調光値で発光している状態若しくは消灯状態である場合を表している。この状態は、通常、広域タイプの発光指示装置によって会場全体に制御信号を送信した結果得られるものである。
図18(a)の状態において、別途設けた「スポットタイプ」の放射器によって観衆を照射すると、制御信号は図18(b)に示すように一部の領域Wにのみに到達する。そうすると会場に分散している発光器103が、「スポットタイプ」放射器から赤外線信号の受信しているものと受信していないものに別れ、領域Wに存在する発光器103のみが「スポットタイプ」の放射器による制御コードによって所定の発光を行う。そして、上記の例では赤外線信号の受信したのち発光器103は0.5秒間だけ所定の色で発光した後に、発光前の状態に戻るようになっている。
そして、「スポットタイプ」の放射器が赤外線信号を照射する領域Wを連続的に移動させると、領域Wの移動に伴ってその領域に存在する発光器103が順次所定の色で発光し、0.5秒後に元の状態に戻る。これが演出的にどのように表現されるかというと、「スポットタイプ」の放射器が示した領域が発光器103の発光によってスポットライトを浴びたように明るくなり、領域Wの移動に伴って、尾を引くように領域Wの移動した後も僅かな時間だけ残像のような発光した後に消灯若しくは元の発光状態にすることができるものである。
また、コードBは、発光器103の個体情報(ハードID)を表すコードC〜Eの有無に優先するものであって、ハードIDが異なる複数種類の発光器103が存在している場合であっても、コードB=1であると判定することによってハードIDの一致・不一致にかかわらず「スポットタイプ」の発光指示装置2が発信する信号に対して優先的に従うようになっている。コードBは他の制御コードに優先して実行される最優先コードとなっている。
前記ステップS4で「コードB=1」ではない場合には、次に「コードC=1」(発光器103のハードIDがコードCと同一)であるか否かが判定され(S10)、「コードC=1」である場合にはコードGの値に合った色を点灯するとともに、コードFの内容応じた調光を行う(S11)。
コードFは3bitのデータであって8段階(消灯〜最大照度での点灯)で明るさを指定できるようになっている。また、コードGも3bitデータであって3色のLEDを調光して8種類(レッド、グリーン、ブルー、イエロー、シアン、マセンタ、ホワイト、ブラック(消灯))の色を発光できるようになっている。
前記ステップS10において「コードC=1」でない場合には、さらに他のハードIDと一致するか否かを判定するため、発光器103のハードIDが「コードD」と一致するか否かの判定(S12)、発光器103のハードIDが「コードE」と一致するか否かの判定(S13)を行う。
なお、当該フローチャートには示していないが、「コードD」あるいは「コードE」の一致に伴って実行される処理を適宜設けることができるようになっており、当該処理が終わると赤外線信号の受信可能状態(S2)に戻るようになっている。
また、上記処理において、何れのハードIDもコードC〜コードEと一致しない場合には、赤外線信号の受信可能状態(S2)に戻る。
大きなコンサート会場では、発光器103を所持した観衆が広範囲に分布しているので、観衆が所持している全て発光器103を同期させて発光させる場合には前述した放射器を用いる。図19(a)は、当該放射器の操作を行うコントローラー120のパネル面を表している。図19(b)は当該放射器の電気的仕様を表すブロック図である。発光ダイオードDを多数個搭載した放射器1と、当該放射器1を制御コントロールするコントローラー120、駆動制御部128および波形増幅・整形手段129によって構成されている。また、必要に応じて一台のコントローラーに複数台の放射器を接続し、これを同期させて発光制御する場合もある。
コントローラー120のパネル面には、一例として電源スイッチ121、ID設定ダイヤル122、スポットモードのON/OFFスイッチ123、調光ボリウム124、点滅スピード調整ボリウム125、発行色の指示スイッチ126(126a、126b、126c、126d、126e、126f、126g、126h)、消灯スイッチ127が設けられている。
ID設定ダイヤル122は、前述したコードC〜コードEのようなハードIDを設定する際に使用するID設定手段である。放射器は、上記コントローラー120の各スイッチ等を用いて、発光器103における発光色の選択、発光色の調光、明るさの調節、消灯、点滅速度の調節等の設定を行い、これらを制御信号として生成した後に所定の赤外線信号を生成し放射器を介して出力させるようになっている。
なお、前述した放射器の使用例は、その用法の一つとして平面的な領域に対して上方から赤外線を照射するものである。一方、ドーム型の球場や体育館施設では、すり鉢状に観客席が設けられている場合もある。このような場合、前記放射器の姿勢を変えて、すり鉢状の空間の中央付近から周囲に向かって上下方向に長い帯状の赤外光を照射するようにしてもよい。そして、放射器を上下垂直方向を軸として360度回転させることで、すり鉢状の観客席を一周するように発光域を移動させることができるようになる。このように、本発明に係る発光域を帯状に形成することができる放射器は、様々な演出を行うことができるものとなっている。
本発明は、赤外線を受光して発光する発光器の制御に使用可能であり、コンサートなどの演出に用いられる照明設備の一つとしても利用可能である。
1 放射器
2 放射器本体
3 ノズル
4 光源
5 筐体
6 ブラケット
7 開口面
8 開口
9 中間部
10 取付部
11 後端開口
20 ノズル
30 ノズル
40 放射器本体
41 ノズル
42 ブラケット
103 発光器
D 発光ダイオード

Claims (5)

  1. 受信した制御情報に基づいて発光する発光器に対して前記制御情報を含む赤外線を発光する放射器本体を有し、
    前記放射器本体は、前記制御情報を赤外線の発光によって生成する複数の発光ダイオードを平面状に配列した光源を有し、
    前記光源の前方に、縦幅に対して横幅を十分に広く形成した細幅状の開口を有する筒状のノズルを設け、
    前記光源が生成した赤外線を、前記ノズルの開口から放射するように構成したことを特徴とする赤外線信号放射器。
  2. 前記ノズルを前記放射器本体に対して着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の赤外線信号放射器。
  3. 前記ノズルの開口もしくは内部に、前記光源が放出した赤外光の幅を調節する調節手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の赤外線信号放射器。
  4. 前記ノズルの全長を任意に変えることができる構造を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項記載の赤外線信号放射器。
  5. 前記放射器本体の吊り下げ若しくは載置に用いるブラケットを有し、
    前記放射器本体をブラケットに対して回動可能に設けるとともに、
    前記ブラケットに対する放射器本体の取付角度を、予め定めた複数の角度の中から選択して固定できるように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項記載の赤外線信号放射器。
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