JPH081409U - 赤外線信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線リモートコントロールを使用している
製品において、安価に容易に到達距離を延ばしたり障害
物の影響を受けずに使用することが可能である。 【構成】 赤外線発光装置と受光装置を光ファイバーで
結ぶことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、赤外線を利用して電子機器をコントロールする装置に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、赤外線リモートコントロールを使用する場合赤外線受光素子が電子機器 製品本体の中にあるため、赤外線発光装置を使用するに際し本体部分の赤外線受 光部分へ赤外線が届く位置で操作しなければならず自由度が制限されるため、赤 外線受光関連部分の回路を線材とその線材を保護する部分と共に本体と分離して 使用する装置があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （１） 赤外線受光素子と関連回路と本体を接続する線材の所有する体積が大き くスペースをとること。 （２） 余分な部品を使用しなくてはならないためコストアップになる。 （３） 上記２つの理由から引き回しの長さも制限される。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

電子機器本体に装着した赤外線受光部又は外付赤外線受光部の受光効率の良い 部分に光ファイバーの一端をとりつけ、光ファイバーの別の端面を機器本体より 離れた位置へ置き赤外線発光装置から発する赤外線を端面に照射して使用する。

【０００５】

【作用】

光フアイバーの端面に赤外線受光部を設け反対側の端面に赤外線発光装置を置 き赤外線を発光させれば赤外線は光ファイバー内を伝導し赤外線受光部に到達す る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 赤外線受光部と発光部に光ファイバー端部をホルダーで固定する。

【０００７】

【考案の効果】

電子機器の製品内に組み込まれた赤外線利用のワイヤレスリモートコントロー ルシステムから発光される赤外線の到達距離以上の場所で使用する場合や、赤外 線発光部と受光部に障害物があって使用が制限される時に極めて有効である。 光ファイバー線をひきまわすだけの簡単な工事で使用可能であるから車の中でど のような場所でも設置可能であり、車外に引き出すことも容易であり、製品内の 部品配置で赤外線受光素子の自由度が制限されることなく設定出来る等の利点が ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の模式図である。

【符号の説明】

１ 赤外線受光装置 ２ 光ファイバー ３ 赤外線発光装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｂ 10/12

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】光ファイバーの一端を赤外線受光装置にと
   りつけ光ファイバー反対側端面に赤外線発光装置から発
   する赤外線を照射させる装置。