JPH10117387A - シーリング・リモコンユニット - Google Patents

シーリング・リモコンユニット

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JPH10117387A
JPH10117387A JP8268500A JP26850096A JPH10117387A JP H10117387 A JPH10117387 A JP H10117387A JP 8268500 A JP8268500 A JP 8268500A JP 26850096 A JP26850096 A JP 26850096A JP H10117387 A JPH10117387 A JP H10117387A
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JP
Japan
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signal
ceiling
remote control
switch
sensor
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Withdrawn
Application number
JP8268500A
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English (en)
Inventor
Juichi Suzuki
寿一 鈴木
Nariyoshi Murata
成芳 村田
Nobuo Misawa
信男 三沢
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明装置の取付け工事が簡単で、ワイヤレス
型リモコン機能を持たない通常の照明器具を使用でき、
使い勝手が良い。 【解決手段】 天井等にシーリング60を取付け、この
シーリング60で照明器具26を支持する。壁等にリモ
コンボックス等でワイヤレス型リモコンスイッチ40を
固定する。リモコンスイッチ40の投光部の送信方向は
センサ50方向に調整しておく。リモコンスイッチ40
の操作スイッチ43を操作すると、投光部46から赤外
線等のオン信号S46a又はオフ信号S46bが送信さ
れる。これをセンサ50で受信して電気信号に変換す
る。この電気信号は、復調部65で復調され、トランジ
スタ66がオン/オフし、リレーコイル67のリレー接
点67aがオン/オフする。これにより、電源線61a
が導通/遮断され、照明器具26が点灯/消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内配線と照明器
具とを接続するシーリング内にスイッチ手段を設け、こ
のシーリングに信号線を介してセンサを接続し、ワイヤ
レス型リモコンスイッチからの信号を該センサで受信
し、この受信信号によって該シーリング内のスイッチ手
段のオン/オフ制御を行うようにしたシーリング・リモ
コンユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のシーリングを用いた照明
装置の概略の構成図である。例えば、鉄筋コンクリート
の集合住宅等では、室内(居室)1が壁2、梁3、及び
直型天井4等によって形成されている。天井4側には、
多数の電線管11が配設され、これらの電線管11の電
線引出し箇所にジョイントボックス12が取付けられて
いる。電線管11内には、例えばAC100Vの2線式
屋内配線13a,13bが挿入され、ジョイントボック
ス12から引出せるようになっている。このような居室
1に照明装置を取付ける場合、天井4の下面にシーリン
グ21を取付けると共に、該居室1の入口付近の壁2内
にスイッチボックス22を埋設する。さらに、シーリン
グ21とスイッチボックス22との間の天井4及び壁2
内に、電線管23を埋め込む。そして、電線管23内に
引回し用の電線24を挿入し、この電線24の一端を、
スイッチボックス22に取付けた主電源スイッチ25に
接続する。電線24の他端は、シーリング21内におい
て、ジョイントボックス12から引出された屋内配線1
3a,13bと、電灯や蛍光灯等の照明器具26から引
出されたコード27とに接続する。このような照明装置
では、居室1の入口付近に取付けられた主電源スイッチ
25をオン状態にすることにより、屋内配線13a,1
3bの電源電流がコード27を介して照明器具26へ供
給され、該照明器具26が点灯する。主電源スイッチ2
5をオフ状態にすれば、屋内配線13a,13bから照
明器具26への電源電流の供給が遮断され、該照明器具
26が消灯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシーリング21
を用いて照明装置を取付ける場合、該シーリング21と
主電源スイッチ25との間に電線管23を埋設し、この
電線管23内に引回し用の電線24を挿入するという配
管配線工事が必要となる。そのため、配管配線のルート
(スペース)において、梁3等の影響で建築との取合い
が生じることがある。即ち、スラブ、壁コンクリートへ
の打込みのトラブル等といった建築への影響が生じるこ
とがある。又、主電源スイッチ25の設置位置に制限が
生じることがある。その結果、照明装置の取付け工事に
手数を要し、これらの工事が煩雑になるという問題があ
った。これらの問題を解決するため、主電源スイッチ2
5をワイヤレス型リモコンスイッチで構成すると共に、
照明器具26側にセンサ及びスイッチ手段を設けた照明
装置も提案されている。この種の照明装置では、リモコ
ンスイッチから送信したオン/オフ信号を、照明器具側
のセンサで受信し、この受信信号によりスイッチ手段を
オン/オフさせて、屋内配線13a,13bと照明器具
との間の電源線を導通/遮断することにより、該照明器
具を点灯/消灯するようになっている。しかし、このよ
うな照明装置では、照明器具がワイヤレス型リモコン機
能を有するものに限定され、このような機能を持たない
通常の照明器具26を使用することができない。そのた
め、故障等によってワイヤレス型リモコン機能を持たな
い通常の照明器具26に取替えようとしても、不可能で
ある。つまり、照明器具としてワイヤレス型リモコン機
能を有するものを使用しなければならないので、汎用性
に欠ける等の不利不便性があり、技術的に未だ充分満足
のゆく照明装置を得ることが困難であった。本発明は、
このような従来技術の課題を解決し、照明装置の取付け
工事が簡単で、ワイヤレス型リモコン機能を持たない通
常の照明器具を用いて点灯/消灯を遠隔的に操作できる
使い勝手の良いシーリング・リモコンユニットを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1の発明は、シーリング・リ
モコンユニットにおいて、屋内配線と照明器具とを接続
する電源線の導通と遮断を行う主電源スイッチを有する
シーリングと、ワイヤレス型リモコンスイッチと、セン
サとを備えている。前記ワイヤレス型リモコンスイッチ
は、電源電池、送信手段及び第1のスイッチ手段を有
し、該第1のスイッチ手段を操作することによって該送
信手段からオン信号又はオフ信号のいずれか一方を、角
度変更可能な特定の方向の送信領域に送信する機能を有
している。前記センサは、前記送信領域と対向する受信
領域が前記照明器具によって遮られない距離だけ前記シ
ーリングから離れた場所に取付けられ、かつ信号線によ
って該シーリングに接続され、該受信領域に到来する前
記オン信号又はオフ信号のうち、オン信号を受信したと
きには第1の受信信号を該信号線へ出力し、オフ信号を
受信したときには第2の受信信号を該信号線へ出力する
機能を有している。さらに、この請求項1の発明では、
前記信号線から送られてくる前記第1又は第2の受信信
号のうち、第1の受信信号を入力したときには前記電源
線を導通状態にし、第2の受信信号を入力したときには
該電源線を遮断状態にする第2のスイッチ手段を、前記
シーリング内に設けている。請求項2の発明では、請求
項1のシーリング・リモコンユニットにおいて、前記主
電源スイッチ及び前記第2のスイッチ手段を有する前記
シーリングと、前記センサとは、近接して室内の天井の
下面に取付ける構造にし、前記リモコンスイッチは、前
記室内の入口付近の壁に取付ける構造にしている。請求
項3の発明では、請求項1又は2のシーリング・リモコ
ンユニットにおいて、前記リモコンスイッチは、前記送
信手段によって赤外線からなるオン信号又はオフ信号を
送信する構成にし、前記センサは、前記赤外線からなる
オン信号又はオフ信号を受信して第1又は第2の受信信
号を出力する構成にしている。
【0005】本発明によれば、以上のようにシーリング
・リモコンユニットを構成したので、シーリングに接続
された照明器具を点灯する場合、ワイヤレス型リモコン
スイッチの第1のスイッチ手段を操作してオン信号を送
信する。このオン信号は、センサで受信され、シーリン
グ内に設けられた第2のスイッチ手段で電源線が導通状
態になる。電源線が導通状態になると、屋内配線から照
明器具へ電源電流が供給され、該照明器具が点灯する。
一方、照明器具を消灯する場合、リモコンスイッチの第
1のスイッチ手段を操作してオフ信号を送信する。この
オフ信号はセンサで受信され、シーリング内の第2のス
イッチ手段によって電源線が遮断される。そのため、屋
内配線から照明器具への電源電流の供給が遮断され、該
照明器具が消灯する。ここで、例えば、シーリングとセ
ンサを室内の天井に近接して取付け、その室内の入口付
近の壁にリモコンスイッチを取付ける場合、該リモコン
スイッチの送信方向の角度調整をし、このリモコンスイ
ッチの送信領域をセンサの受信領域方向に向くようにす
れば、該リモコンスイッチから送信されたオン信号又は
オフ信号がセンサで的確に受信される。
【0006】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の実施形態のシー
リング・リモコンユニットを用いた照明装置の概略の構
成図であり、従来の図2中の要素と共通の要素には共通
の符号が付されている。この照明装置では、従来の図2
中のシーリング21、スイッチボックス22、電線管2
3、電線24、及び主電源スイッチ25に代えて、シー
リング・リモコンユニットが設けられている。シーリン
グ・リモコンユニットは、居室1の入口付近の壁2にね
じや接着剤等で固定されたリモコンボックス30内に着
脱自在に挿入されるワイヤレス型リモコンスイッチ40
と、直型の天井4の下面に取付けられたセンサ50と、
該センサ50の近傍の天井4の下面に取付けられかつ該
センサ50と信号線51で接続されたシーリング60と
で、構成されている。リモコンボックス30内に挿入さ
れるリモコンスイッチ40は、センサ方向に角度変更可
能な送信領域TAに、例えば赤外線からなるオン信号S
46a又はオフ信号S46bを送信するものである。セ
ンサ50は、送信領域TAと対向する受信領域RAを有
し、この受信領域RAが照明器具26によって遮られな
い距離だけシーリング60から離れた天井4の下面にね
じや接着剤等で取付けられている。このセンサ50は、
受信領域RAに到来するオン信号S46a又はオフ信号
S46bを受信し、この受信信号を信号線51へ出力す
る機能を有している。シーリング60は、天井4の下面
にねじ等で取付けられ、ワイヤレス型リモコン機能を持
たない通常の照明器具26を引掛ける等して支持するも
のである。このシーリング60は、電線管11に挿入さ
れた2線式屋内配線13a,13bと照明器具26のコ
ード27との導通又は遮断を行う主電源スイッチ62
や、信号線51から送られてくるセンサ50からの受信
信号によって該屋内配線13a,13bとコード27と
の導通又は遮断を行うスイッチ手段等を有している。
【0007】図1は、本発明の実施形態のシーリング・
リモコンユニットを用いた図3の照明装置の概略の電気
回路図である。リモコンスイッチ40は、乾電池や太陽
電池等の電源電池41を有している。電源電池41の電
源電力は、電源スイッチ42を介して、第1のスイッチ
手段(例えば、押ボタン式の操作スイッチ)43、送信
データ生成部44、変調部45、及び投光部46等に供
給されるようになっている。操作スイッチ43は、照明
器具26に対するオン/オフ命令のスイッチ信号を入力
するためのものであり、このスイッチ信号が送信データ
生成部44へ送られる。送信データ生成部44は、操作
スイッチ43からのスイッチ信号を入力すると、シーリ
ング60の種類を識別する機器識別コード、及び電源オ
ン/オフの命令コード等を有する送信データを生成し、
これをディジタル信号の形で変調部45へ送るものであ
る。変調部45は、送信データに対してパルス位置変調
やパルス幅変調等を行って投光部46へ送る機能を有し
ている。投光部46は、変調されたデータにより発光し
て赤外線からなるオン信号S46a又はオフ信号S46
bをセンサ50へ向けて送信する機能を有し、発光ダイ
オード(LED)等で構成されている。このような送信
データ生成部44、変調部45及び投光部46により、
送信手段が構成されている。センサ50は、投光部46
から送られてきた赤外線からなるオン信号S46a又は
オフ信号S46bを受光して電気信号に変換し、第1の
受信信号S50a又は第2の受信信号S50bを信号線
51へ出力する機能を有し、フォトダイオード等の受光
素子で構成されている。
【0008】信号線51に接続されたシーリング60
は、ジョイントボックス12から引出された2線式屋内
配線13a,13bと照明器具26のコード27とを接
続する電源線61a,61bのうち、一方の電源線61
aの導通と遮断を行う主電源スイッチ62を有してい
る。電源線61aには、主電源スイッチ62と直列に、
リレーコイル67のリレー接点67aが接続されてい
る。電源線61aと61bとの間には、例えばAC10
0VをAC24Vに変換する変圧器63が接続されてい
る。変圧器63の出力側には、AC24VをDC24V
に整流する整流器64が接続されている。一方、信号線
51には、復調部65の入力側が接続され、この復調部
65の出力側がスイッチ素子(例えば、トランジスタ)
66の制御端子に接続されている。トランジスタ66は
整流器64の出力側に接続され、このトランジスタ66
と直列に、リレーコイル67が接続されている。復調部
65は、信号線51から送られてきた第1の受信信号S
50a又は第2の受信信号S50bを元の信号に復調
し、トランジスタ66のオン/オフを制御する回路であ
る。トランジスタ66は、復調部65の出力信号に基づ
き、リレーコイル67に対して整流器64からの直流電
流の供給又は遮断を行う素子である。これらの復調部6
5、トランジスタ66、及びリレーコイル67により、
第2のスイッチ手段が構成されている。図4は、図1中
のワイヤレス型リモコンスイッチ40の概略の構成図で
ある。このリモコンスイッチ40は、プラスチック製等
のケース47を有し、このケース47の側面に操作スイ
ッチ43が取付けられ、さらに該ケース47の先端部に
投光部46が取付けられている。投光部46は、送信方
向の角度が任意に設定できる可動式の構造になってい
る。ケース47の内部には、電源電池41と、送信デー
タ生成部44及び変調部45等の内部回路48とが、収
容されている。以上のように構成されるシーリング・リ
モコンユニットを用いた照明装置の取付け工事例を説明
する。
【0009】図3に示すような居室1に照明装置を取付
ける場合、天井4の下面にねじ等でシーリング60を固
定すると共に、このシーリング60に信号線51を介し
て接続されたセンサ50を、該シーリング60の近傍の
天井4の下面にねじ等で固定する。この際、シーリング
60からセンサ50までの距離は、リモコンスイッチ4
0から送られてくる赤外線が照明器具26で遮られない
ように、該照明器具26の大きさに合わせて設定する。
シーリング60内の電源線61a,61bの引出し端子
部分と、ジョイントボックス12から引出された屋内配
線13a,13bとを、コネクタ端子等で接続する。こ
のシーリング60に、照明器具26を引掛ける等して取
付け、該照明器具26のコード27をシーリング60内
の電源線61a,61bの引出し端子部分に、コネクタ
等によって接続する。一方、居室1の入口付近の壁2
に、ねじ等によってリモコンボックス30を固定する。
このリモコンボックス30内に、リモコンスイッチ40
の投光部46側が天井4を向くように該リモコンスイッ
チ40を挿入する。そして、投光部46の送信領域TA
が、センサ50の受信領域RAと対向するように、該投
光部46の送信方向の角度調整を行えば、照明装置の取
付け工事が終了する。
【0010】次に、このようにして取付けられた照明装
置の動作を説明する。シーリング60の主電源スイッチ
62は、通常、オン状態にしておく。長期不在等のとき
には、オフ状態にしておく。照明器具26を点灯する場
合、リモコンスイッチ40の操作スイッチ43を操作
し、オンのスイッチ信号を送信データ生成部44へ入力
する。すると、送信データ生成部44は、機器識別コー
ド、及び電源オンの命令コード等で構成された送信デー
タを生成し、これをディジタル信号の形で出力する。こ
のディジタル信号は、変調部45で変調され、この変調
されたデータが投光部46で赤外線からなるオン信号S
46aに変換され、送信領域TAへ送信される。センサ
50の受信領域RAに到来した投光部46からのオン信
号S46aは、該センサ50で受信されて電気信号に変
換され、この第1の受信信号S50aが信号線51へ出
力される。信号線51から送られてきた第1の受信信号
S50aは、シーリング60内の復調部65で復調さ
れ、トランジスタ66がオンする。トランジスタ66が
オンすると、整流器64から出力された直流電流がリレ
ーコイル67に流れ、このリレーコイル67のリレー接
点67aがオンする。リレー接点67aがオンすると、
電源線61a,61bを介して屋内配線13a,13b
と照明器具26のコード27とが導通し、照明器具26
に電源電流が供給されて該照明器具26が点灯する。照
明器具26を消灯する場合、リモコンスイッチ40の操
作スイッチ43を操作し、オフのスイッチ信号を送信デ
ータ生成部44に入力する。すると、投光部46からオ
フ信号S46bが送信される。このオフ信号S46bは
センサ50で受信され、このセンサ50から出力される
第2の受信信号S50bにより、トランジスタ66がオ
フする。トランジスタ66がオフすると、リレー接点6
7aがオフするので、屋内配線13a,13bと照明器
具26のコード27とが遮断され、該照明器具26が消
灯する。
【0011】以上のように、この実施形態では、次の
(a)〜(c)のような利点がある。 (a) 従来の図2のように、シーリング21から主電
源スイッチ25までの配管配線工事が不要になるので、
建築への影響(例えば、スラブ、壁コンクリートへの打
込みのトラブル等)を最小限に抑えることができる。さ
らに、配管配線の設置位置の制限も受けないので、照明
装置の取付け工事が簡単になる。 (b) シーリング60とセンサ50は信号線51で接
続されているので、照明器具26の大きさに合わせて、
該シーリング60とセンサ50との距離を調整するだけ
で、ワイヤレス型リモコン機能を持たない種々の大きさ
の照明器具26に適用できる。しかも、シーリング60
内に、センサ50からの受信信号S50a,S50bに
基づき電源をオン/オフさせるスイッチ機能を設けてい
るので、該シーリング60を従来のシーリング21とほ
ぼ同様の工事で天井4に取付けることができる。 (c) リモコンスイッチ40をリモコンボックス30
によって壁2に取付けておけば、従来の主電源スイッチ
25と同じ使用方法となり、使用時における違和感がな
い。その上、リモコンボックス30からリモコンスイッ
チ40を引抜いて使用できるので、使い勝手が良い。
【0012】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば次の(i)〜(ix)のようなものがある。 (i) 図5は、図3及び図4中のワイヤレス型リモコ
ンスイッチ40の他の構成例を示す図である。このリモ
コンスイッチ40Aでは、図4の押ボタン式の操作スイ
ッチ43に代えて、切換え式の操作スイッチ43Aが設
けられ、さらに、ねじ31等によってケース47の裏面
を直接、壁2等に固定する構造になっている。その他の
構成は、図4のリモコンスイッチ40と同一である。こ
のようなリモコンスイッチ40Aは、ねじ31等によっ
て直接、壁2等に固定できるので、図3のリモコンボッ
クス30が不要になる。
【0013】(ii) 図6は、図3及び図4中のワイヤ
レス型リモコンスイッチ40の他の構成例を示す図であ
る。このリモコンスイッチ40Bは、従来の図2の主電
源スイッチ25と同様に、壁2に埋込んだスイッチボッ
クス32内に取付ける構造になっている。即ち、壁2に
埋込んだスイッチボックス32の前面開口部に、取付け
金具33によってリモコンスイッチ40Bが取付けら
れ、このリモコンスイッチ40Bのケース47の主表面
以外が、開口部を有するプレート34で覆われる。取付
け金具33及びプレート34は、ねじ35等によってス
イッチボックス32の前面開口部に固定される。リモコ
ンスイッチ40Bのケース47の主表面側には、切換え
式の操作スイッチ43Aが設けられると共に、送信方向
の角度が任意に設定できる可動式の投光部46Aが突設
され、これらの操作スイッチ43A及び投光部46Aが
プレート34の開口部から露出している。ケース47内
には、図4の内部回路48が設けられている。図4の電
源電池41は、例えば、スイッチボックス32内に設け
られ、ケース47内の内部回路48等と電気的に接続さ
れている。電源電池41として、消耗による電池交換が
必要なものを使用する場合は、例えば、プレート34に
開閉可能な蓋を取付けておき、この蓋を外すことによっ
て電池交換が行える構造にすればよい。このようなリモ
コンスイッチ40Bは、従来の図2の主電源スイッチ2
5とほぼ同様の取付け工事でよい。さらに、使用方法も
従来のものとほぼ同一であるため、使用時における違和
感もない。
【0014】(iii) 図7は、図1のシーリング・リモ
コンユニットの二重型天井への取付け例を示す概略の部
分構成図である。図1のシーリング・リモコンユニット
を二重型天井4a,4bに取付ける場合には、下側の天
井4bにセンサ50及びシーリング60を固定すればよ
い。シーリング60の主電源スイッチ62に、外部に突
出したリング等の引掛け金具62aを取付けておいても
よい。このようにすれば、長期不在等のため、操作棒を
用いて引掛け金具62aにより主電源スイッチ62のオ
ン/オフが簡単に行える。又、センサ50とシーリング
60とを接続する信号線51は、天井4bの下面に沿っ
て配線するようにしてもよい。この際、信号線51の裏
面に予め接着剤を塗布しておけば、該接着剤によって天
井4bの下面に簡単に固定できる。 (iv) 図8は、図1中のシーリング60の他の構成例
を示す図である。シーリング60内に信号線巻取り部材
68を設けておけば、取付け工事の際に、信号線51の
長さを任意に変えることができる。 (v) 図4、図5及び図6のリモコンスイッチ40,
40A,40Bの投光部46,46Aは、他の構造で送
信方向の角度を変えるようにしてもよい。又、投光部4
6の送信方向を一定にしておき、リモコンボックス30
側、あるいはリモコンスイッチ40Aのケース47側
で、送信方向の角度変更が可能な構造にしてもよい。こ
のようにすれば、投光部46の構造が簡単になる。
【0015】(vi) 居室1内に多数の照明器具26を
取付ける場合、これらの各シーリング60を識別する機
器識別コードを、リモコンスイッチ40,40A,40
B内の送信データ生成部44で生成するようにすれば、
1台のリモコンスイッチ40,40A,40Bで複数台
の照明器具26の点灯/消灯が可能になる。 (vii) 図1では、ジョイントボックス12から屋内配
線13a,13bを引出すようにしたが、このジョイン
トボックス12を省略し、シーリング60によって該ジ
ョイントボックス12の機能を兼ねさせるような構造に
してもよい。又、シーリング60及びセンサ50を、壁
等の他の箇所に取付ける構造に変更したり、あるいは、
シーリング60内の回路構成を、図1以外の他の回路構
成に変更してもよい。 (viii) シーリング60に取付ける照明器具26は、ワ
イヤレス型リモコン機能を有するものであってもよい。
この場合、このワイヤレス型リモコン機能をリモコンス
イッチ40,40A,40B内に設ければ、1台のリモ
コンスイッチ40,40A,40Bで種々の形式の照明
器具に適用できる。 (ix) 図1、図4、図5及び図6のリモコンスイッチ
40,40A,40Bでは、赤外線を用いているが、近
距離用の特定小電力無線等の他のワイヤレス方式を用い
てもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のう
ちの請求項1の発明によれば、シーリングとワイヤレス
型リモコンスイッチとセンサとを備え、該シーリング内
に第2のスイッチ手段を設けたので、従来のようにシー
リングからスイッチまでの配管配線工事が不要となり、
建築への影響も最小限に抑えることができ、照明装置の
取付け工事を簡単化できる。しかも、ワイヤレス型リモ
コン機能を持たない通常の照明器具でも、そのオン/オ
フ制御がシーリング・リモコンユニット側で行えるの
で、種々の大きさや形式の照明器具にも適用でき、使い
勝手が向上する。請求項2の発明によれば、シーリング
とセンサを室内の天井に取付け、リモコンスイッチを室
内の入口付近の壁に取付ける構造にしたので、取付け工
事が簡単である。しかも、リモコンスイッチを壁に取付
ける構造のため、従来の照明装置と使用方法が同じで、
使い勝手が良い。請求項3の発明によれば、赤外線を用
いたワイヤレス型リモコン構成にしたので、電波法の法
規制をほとんど受けず、その上、電気的ノイズに対して
も強い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシーリング・リモコンユニ
ットを用いた照明装置の概略の電気回路図である。
【図2】従来のシーリングを用いた照明装置の概略の構
成図である。
【図3】本発明の実施形態の図1のシーリング・リモコ
ンユニットを用いた照明装置の概略の構成図である。
【図4】図1中のワイヤレス型リモコンスイッチ40の
概略の構成図である。
【図5】図3及び図4中のリモコンスイッチ40の他の
構成例を示す図である。
【図6】図3及び図4中のリモコンスイッチ40の他の
構成例を示す図である。
【図7】図1のシーリング・リモコンユニットの二重型
天井への取付け例を示す概略の部分構成図である。
【図8】図1中のシーリング60の他の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1 居室 2 壁 4,4a,4b 天井 13a,13b 屋内配線 26 照明器具 27 コード 40,40A,40B ワイヤレス型リモコンスイ
ッチ 41 電源電池 43,43A 操作スイッチ 44 送信データ生成部 45 変調部 46,46A 投光部 50 センサ 51 信号線 60 シーリング 61a,61b 電源線 62 主電源スイッチ 65 復調部 66 トランジスタ 67 リレーコイル 67a リレー接点 68 信号線巻取り部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内配線と照明器具とを接続する電源線
    の導通と遮断を行う主電源スイッチを有するシーリング
    と、 電源電池、送信手段及び第1のスイッチ手段を有し、該
    第1のスイッチ手段を操作することによって該送信手段
    からオン信号又はオフ信号のいずれか一方を、角度変更
    可能な特定の方向の送信領域に送信するワイヤレス型リ
    モコンスイッチと、 前記送信領域と対向する受信領域が前記照明器具によっ
    て遮られない距離だけ前記シーリングから離れた場所に
    取付けられ、かつ信号線によって該シーリングに接続さ
    れ、該受信領域に到来する前記オン信号又はオフ信号の
    うち、オン信号を受信したときには第1の受信信号を該
    信号線へ出力し、オフ信号を受信したときには第2の受
    信信号を該信号線へ出力するセンサとを備え、 前記信号線から送られてくる前記第1又は第2の受信信
    号のうち、第1の受信信号を入力したときには前記電源
    線を導通状態にし、第2の受信信号を入力したときには
    該電源線を遮断状態にする第2のスイッチ手段を、前記
    シーリング内に設けたことを特徴とするシーリング・リ
    モコンユニット。
  2. 【請求項2】 前記主電源スイッチ及び前記第2のスイ
    ッチ手段を有する前記シーリングと、前記センサとは、
    近接して室内の天井の下面に取付ける構造にし、 前記リモコンスイッチは、前記室内の入口付近の壁に取
    付ける構造にしたことを特徴とする請求項1記載のシー
    リング・リモコンユニット。
  3. 【請求項3】 前記リモコンスイッチは、前記送信手段
    によって赤外線からなるオン信号又はオフ信号を送信す
    る構成にし、 前記センサは、前記赤外線からなるオン信号又はオフ信
    号を受信して第1又は第2の受信信号を出力する構成に
    したことを特徴とする請求項1又は2記載のシーリング
    ・リモコンユニット。
JP8268500A 1996-10-09 1996-10-09 シーリング・リモコンユニット Withdrawn JPH10117387A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473526B1 (ko) * 2001-12-15 2005-03-08 주식회사 플레넷 전력선 통신을 이용한 원격 기기 제어 장치
CN100401592C (zh) * 2005-05-26 2008-07-09 朱福龙 遥控插座

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