JPS6224498Y2 - - Google Patents

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JPS6224498Y2
JPS6224498Y2 JP7828580U JP7828580U JPS6224498Y2 JP S6224498 Y2 JPS6224498 Y2 JP S6224498Y2 JP 7828580 U JP7828580 U JP 7828580U JP 7828580 U JP7828580 U JP 7828580U JP S6224498 Y2 JPS6224498 Y2 JP S6224498Y2
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JP
Japan
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accumulator
control valve
pressure
hydraulic
injection
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JP7828580U
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JPS571633U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形機の油圧回路に係り、特に充
填工程完了直前に金型キヤビテイ内の溶融樹脂を
短時間高圧力を印加する薄肉成形用油圧回路に関
する。
従来から射出成形機における充填工程の制御
は、スクリユ位置に対し圧力又は射出速度を制御
する方法であつた。特に充填完了点近くでは低速
度とし、しかも圧力を主として調整することによ
り、成形品の安定向上を計つていた。
しかし、この方法は成形品の重量的な安定のた
めには効果があるが、ヒケ、ソリ等には十分でな
く転写性に劣つた。特に成形品の厚さが2〜3mm
以下の薄肉の成形品においてはゲートから遠い部
分の転写性が悪かつた。
本考案は従来の欠点を取除き、薄肉成形が可能
な油圧回路を提供することであり、さらに詳しく
本考案の回路について説明すると充填工程完了の
直前に0.3〜0.5秒の短い間、射出シリンダのシリ
ンダヘツド側の油室に圧縮ガスを封入したアキユ
ムレータの蓄積エネルギによる高圧力を急激に作
用させ金型キヤビテイ内に高圧充填を行い、ゲー
トから遠く隔れたキヤビテイ末端まで樹脂が行き
亘るようにする油圧回路である。
次に本考案の1実施例を第1図により説明する
と、1は射出シリンダで図示してないスクリユに
連結しているピストン2が作用される圧油により
進退可能に挿着されており、シリンダヘツド側の
油室1aに圧油が作用すると前記ピストン2が前
進(図中左行する)し、射出が行われる。3は電
磁方向切換弁で図示してない油圧源から前記射出
シリンダ1に作用する圧油の切換制御を行うもの
である。4は前記射出シリンダ1内のピストン2
の速度調整を行う流量調整弁である。5は圧縮ガ
スを封入した容器内にさらに高圧油を入れ前記ガ
スを圧縮することによりエネルギを蓄積したアキ
ユムレータで主回路に連結する補助回路上に設け
てあり充填工程の完了直前に0.3〜0.5秒間電磁切
換弁6および減圧弁7を介して前記射出シリンダ
1の油室1aに作動油を作用させ、図示してない
金型キヤビテイ内の溶融樹脂に急激に高圧力が作
用され、薄肉成形を可能にしている。ここでアキ
ユムレータを使用した油圧回路を持つ射出成形機
やダイカスト機(以下単に射出成形機等という)
について第2図により説明すると、アキユムレー
タ15は図示してない油圧源からの主回路16に
有り図示してない油圧源の油圧ポンプの補助とな
るもので、射出シリンダ17へ作用する圧油の圧
力の安定を計るためのものである。その作用動作
について説明すると、作動にあたり電磁弁10を
図に示すB位置にしておくと、油圧源のポンプに
より送られて来た圧油はチエツク弁19を通りア
キユムレータ15の中に入り、あらかじめ封入さ
れている圧縮ガスを更に圧縮し、エネルギーを蓄
積する。
次いで前記電磁切換弁18を励磁させA位置に
切換えるとアキユムレータ15内に蓄積されてい
た作動油から射出シリンダ17へ作用し、ピスト
ン20が前進(図中左行する)し、溶融樹脂の金
型内への充填が行われる。即ちアキユムレータに
蓄積された一定エネルギにより常に安定した圧入
加圧が行われる。
従つて、アキユムレータ15はピストン20の
充填工程における全ストロークをまかなうため大
型となり本考案が充填工程の完了直前に短時間だ
け高圧力を金型内の樹脂に与えるだけで小型のア
キユムレータでよいこと、そして金型内に充填工
程に必要な充填圧力と、保圧に必要な保持圧力を
与えることが出来るが、本考案のように充填工程
の完了直前に急激な高圧力を作用させることが出
来ない。など従来のアキユムレータの使いが異な
る。
再び第1図に戻り切換弁8および9について説
明すると、前記切換弁8および9は前記アキユム
レータ5を設けた補助回路と主回路とを切つたり
連結させたりするもので、少くとも前記アキユム
レータ15が作動する間、即ち充填工程完了直前
の0.3〜0.5秒間は補助回路と主回路との連絡を断
つようにしている。
本考案の回路は以上説明したような構成となつ
ているので当初に掲げた欠点が取除かれ、薄肉成
形が行われる。
次に本考案による回路にて、試作成形の結果を
下記に示すと、300φで厚さ1.5mmの円板の成形に
おいて、射出圧60Kg/cm2、充填完了直前の高圧力
100〜120Kg/cm2を0.3〜0.5秒間保持圧50Kg/cm2で成
形したところ、ソリもなく平坦度も良好で転写性
は良かつた。
上記成形品と同じで充填完了直前の高圧充填を
行わない場合には密度ムラによりソリが発生し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による1実施例図。第2図はア
キユムレータが制御回路中にある射出成形機の油
圧回路図。 1……射出シリンダ、2……ピストン、5……
アキユムレータ、6,8,9……切換弁、7……
減圧弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出シリンダのシリンダヘツド側油室を流量調
    整弁および方向切換弁を介して油圧源に連通させ
    た油圧回路において、前記油圧回路における流量
    調整弁と油室の中途に電磁切換弁、減圧弁を介し
    て充填工程完了直前に金型キヤビテイ内の溶融樹
    脂に0.3〜0.5秒間高圧力を負荷するためのアキユ
    ムレータを設けたことを特徴とする射出成形機の
    薄肉成形用油圧回路。
JP7828580U 1980-06-05 1980-06-05 Expired JPS6224498Y2 (ja)

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JP7828580U JPS6224498Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

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JP7828580U JPS6224498Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

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Publication Number Publication Date
JPS571633U JPS571633U (ja) 1982-01-06
JPS6224498Y2 true JPS6224498Y2 (ja) 1987-06-23

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ID=29440812

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JP7828580U Expired JPS6224498Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

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JPS571633U (ja) 1982-01-06

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