JPS62244293A - モ−タのトルク変動低減装置 - Google Patents

モ−タのトルク変動低減装置

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JPS62244293A
JPS62244293A JP61086469A JP8646986A JPS62244293A JP S62244293 A JPS62244293 A JP S62244293A JP 61086469 A JP61086469 A JP 61086469A JP 8646986 A JP8646986 A JP 8646986A JP S62244293 A JPS62244293 A JP S62244293A
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中瀬 弘巳
Kunikazu Ozawa
小沢 邦一
Yasuhiro Goto
泰宏 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータ、特に電子整流子モータのトルクむらを
低減せしめ、回転むらの減少を実現するモータのトルク
変動低減装置に関する。
従来の技術 近年、回転ヘッドにより映像信号の記録・再生を行なう
斜め走査型の磁気録画再生装置C以下VTRと称す)に
使用される回転ヘッド駆動モータ。
キャプスタン駆動モータ、リール駆動モータ等において
、小型高効率で信頼性の高い直流の電子整流子モータが
用いられるようになった。
さて、この様なVTRにおいて、映像信号は回転ヘッド
駆動モータにより高速回転する回転ヘッドにより磁気記
録媒体上に記録されており、回転ヘッド駆動モータに回
転むらが生じた場合、再生した映像信号の時間軸が変動
し、テレビジ日ン受像機に映し出された再生画像に横ゆ
れが生じ画質の劣化を招くため、回転むらの要因である
回転ヘッド駆動モータの発生するトルク変動を低く抑え
る必要がある。
又、音声信号はテープ走行系に対し固定さ、れたヘッド
で記録されており、テープ走行駆動を行なうキャプスタ
ン駆動モータに回転むらが生じた場合、再生した音声信
号にワウ・フラッタと呼ばれる時間軸変動を生じて、音
声信号の劣化を招くため、キャプスタン駆動モータにお
いても回転むらの要因であるトルク変動を低く抑える必
要がある。
更に、リール駆動モータにおいても、発生するトルク変
動を抑制しなければ、テープ走行系のテープ張力が変動
しキャプスタン駆動モータや回転ヘッド駆動モータの回
転むらを誘発して、再生画像の横ゆれや再生した音声信
号のワウ・フラッタを生じることになる。
このようにVTR等においては、再生信号の安定性を期
するため、使用するモータの発生するトルク変動抑制が
重要となる。
従来このようなモータから発生するトルク変動に起因し
て生ずる回転むらを抑制するため、回転体の慣性モーメ
ントの増加と制御系の利得増加による方法が行なわれて
きた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、可搬型のVTRにおいては重量軽減と小型化を
図るべく、前記回転ヘッド駆動モータやキャプスタン駆
動モータの慣性モーメントを小さくし、且つ直結駆動と
した場合、駆動モータの回転速度が低速化するため、従
来の様な回転体の慣性モーメントの増加と制御系の利得
増加による方法だけでは回転むらの抑制は不可能である
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、モータの
トルク変動による回転むらの抑制を図るモータのトルク
変動低減装置の提供を目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、モータのトルク変動波形を測定する手段と、
前記トルク変動波形A(丙からトルク変動補正データに
/A(θ) を演算作成する手段と、前記トルク変動補
正データを記憶手段に書き込む手段と、前記記憶手段に
書き込まれたトルク変動補正データによりモータ駆動電
流を制御する回転制御手段から成るモータのトルク変動
低減装置である。
作  用 本発明は前記のように構成することによシ、トルク変動
波形A(のからトルク変動補正データに/A(のを演算
し、このトルク変動補正データに/A(θ)によりモー
タ駆動電流を制御する。
実施例 本発明の詳細な説明に入る前に、電子整流子モータの発
生するトルク変動について簡単に説明する。本実施例の
説明に使用するモータは4コイル、6極着磁の電子整流
子モータで2相全波駆動するものとするが、本発明が他
の構成のモータにも有効である事はいうまでもない。電
8図aに電子整流子モータのロータマグネット1を示し
、第8図すにステータコイル基板2を示す。ロータマグ
ネット1は機械角で60°毎にS極・N極が交゛互に着
磁されている。またステータコイル基板2上には機械角
90°のピッチでステータコイルL1・L2・L3・L
4が配され、各コイルの中心から外周へ向かう部分は機
械角で60°の幅を有する。またロータマグネットの回
転位置を検出しコイルL1〜L4に通電するタイミング
を制御するための第1のホール素子H1及び第2のホー
ル素子H2がそれぞれコイルL1とL2の中点、。
コイルL4とLlの中点に設けられている。第9図にモ
ータ駆動回路の一例を示す。第9図においてAMP 1
−AMP 2は差動7ンプ、INV 1〜INV 4は
インバータ、ANDl 〜AND4はアンドゲート、H
l・H2はホール素子、Trl 〜Tr8 はトランジ
スタ、L1〜L4はステータコイ/I/、R1−R13
は抵抗、C1−C2はコンデンサを示す。ロータマグネ
ット1が第8図aの矢印方向1aに回転している時、第
9図中のホール素子H1の出力Ha1・Ha 2  及
びホール素子H2の出力Hb1・Hb2.ANDlの出
力AB、AND2の出力AB 、AND3の出力AB、
A、ND4の出力ABの各波形は第10図に示したよう
になる。
ホール素子H1・B2の出力波形はロータマグネット1
01組のS極、N極の区間で1周期となる繰り返し波形
で、ロータマグネット1の回転角度120°で1周期と
なる。以後ロータマグネット1の回転角度120° (
機械角120° )を電気角360° と定義する。ま
たホール素子H1とホール素子H2は機械角で90°の
ピッチで取り付けられているだめ電気角で2700すな
わち90゜位相の異なる出力波形Ha1.Hb1が得ら
れる。
Ha  Hb  はそれぞれHa 1. Hb 1と逆
相の信号2’    2 となる6Ha1.Ha2  は差動ア/ブAMP1及び
インバータINV1によって矩形波Aに波形整形され、
Hbl、Hb2 は差動アンスAMP2及びインバータ
INV3によって矩形波Bに波形整形される。短波形A
と矩形波Bは第10図に示すように電気角で90’の位
相差を有しており、INV2によってAの反転波形A、
INV4によってBの反転波形Bを得、アンドゲートA
ND1〜AND4によってAB 、AB 、AB 、A
Bを得ると、第10図に示したようにそれぞれ電気角9
0’の区間ハイレベルとなシ、且つ周期が電気角360
゜のパルス波となり、A B −+ A B−+A B
 −+ A Bの順にそれぞれ位相が電気角で90°ず
つ遅れた波形を得る事ができ、これらのパルス波によっ
てコイルL1〜L4への通電のタイミングを制御する。
出力ABがハイレベルとなる区間をT1.出力ABがハ
イレベルとなる区間をT2.出力ABが・・イレベルと
なる区間をT3.出力ABがノ・イレペルとなる区間を
T4とすると、T1ではTrl。
Tr6 がONとな9コイルL3→L1と電流が流れ、
T2ではTt3.Tr8がONとなりコイルL4→L2
と電流が流れ、T3ではTr2゜TrEiがONとなり
コイルL1→L3と電流が流れ、T4ではT r 4 
、 T r 7がONとなりコイ/l/ L 2−+ 
L 4と電流が流れる。
次にモータのトルク発生の様子を説明する。第11図に
おいて、ロータマグネット1のNS交互の永久磁石によ
って正弦波状の磁界が形成されている。各コイルL1.
L2.L3.L4はそれぞれ機械角60° (すなわち
NまたはSの永久磁石の1個分の巾)にわたって巻装さ
れている。そしてこれらのコイルL1.L2.L3.L
4はそれぞれ機械角90°の位相差でもって配置されて
いる。ロータマグネット1が回転している時のロータマ
グネット1とコイルL1 、B2.B3.B4の相対的
な位置関係は第11図に示した通りである。T1ではL
lに流れる電流と磁束密度曲線B2 、B3の積及びB
3に流れる電流と磁束密度曲線B5 、Beの積でトル
クが発生する。T2ではB2に流れる電流と磁束密度曲
線B1.B2の積及びB4に流れる電流と磁束密度曲線
B4゜B6の積でトルクが発生する。T3ではLlに流
れる電流と磁束密度曲線B3 、B4の積及びB3に流
れる電流と磁束密度曲線B6 、B1の積でトルクが発
生する。T4ではB2に流れる電流と磁束密度曲線B2
 、B3の積及びB4に流れる電流と磁束密度曲線B5
.B6の積でトルクが発生する。磁束密度曲線B1.B
2.B3.B4.B5゜B6の波形は同一波形であるた
め、コイルL1゜B2 、B3 、B4を流れる電流値
が一定ならば、ロータマグネット1の1回転当りのトル
ク変動は第12図に示すように1周期が回転角度(機械
角)300となる繰り返し波形となる。
以下本発明の一実施例の説明を行なう。
第1図に本発明の一実施例の概略構成図を示す。
3は本発明を用いてトルク変動低減を行なおうとするモ
ータで第8図aに示したロータマグネット1を有し、か
つ同図すに示したステータコイルを有する4コイル・6
極着磁の電子整流子モータで2相全波駆動するものとす
る。4はモータ3のトルク変動波形を測定するトルク変
動波形測定装置である。5はトルク変動波形測定装置4
で測定さ′れたトルク変動波形をもとにモー、5+3の
回転角に対応してトルク変動補正データを演算作成する
トルク変動補正データ演算装置である。トルク変動補正
データ書き込み装置6はトルク変動補正データ演算装置
5で得られたトルク変動補正データをモータ回転制御装
置7の記憶装置に書き込む。
本発明の一実施例であるモータのトルク変動低減装置8
は以上のトルク変動波形測定装置4・トルク変動補正デ
ータ演算装置5・トルク変動補正データ書き込み装置6
・及びモータ回転制御装置7よシ構成される。
ここでまずトルク変動波形測定装置4を第2図〜第5図
を用いて説明する。
第2図はモータ3を外部駆動用モータ9を用いて定速回
転させる装置で、外部駆動用モータ9の回転軸10及び
モータ3の回転軸12にはそれぞれグー!J−11,1
3が固定されており、プーリー11とグーυ−13の間
にはゴムベルト14が掛けられており、外部駆動用モー
タ9が回転すればプーリー11.ゴムベルト14.1−
リー13を通じてモータ3が回転する。この時モータ3
のコイルには駆動電流を流さない。外部駆動用モータ9
は一定回転数で回転するように制御されており、よって
モータ3も一定回転数で回転する。モータ3が回転し、
ロータマグネット1の磁界がステータコイルL1.L2
.L3.L4を横切るため、ステータコイルL1.L2
.L3.I、4には逆起電圧が発生する。
第3図はステータコイルL1.L2.L3゜L4に発生
する逆起電圧波形と通電切換信号よりトルク変動波形を
得る回路の電気回路図を示す。
オペアンプAMP3及び抵抗R14,R15よシ成る増
幅回路によシスチータコイルL1.L3に発生する逆起
電圧を増幅して逆起電圧信号0UT2を得る。オペアン
プAMPs及び抵抗R18゜R19,R20よシ成る反
転回路によシQUT2の反転信号0UT1を得る。
同様にオペアンプAMP4及び抵抗R16゜R17よシ
成る増幅回路によシスチータコイルL2 、L4に発生
する逆起電圧を増幅して逆起電圧信号0UT4を得る。
オペアンプAMPe及び抵抗R21、R22,R23よ
シ成る反転回路によりoUT40反転信号oLJT3t
−得る。
15は第9図に示した通電切換信号発生回路で、ホール
素子H1,H2の出力Ha4.Ha2.Hb、。
Hb2 からステータコイルへの通電指令信号AB。
AB 、AB 、ABを得る。
逆起電圧信号0UT1.0UT2.0UT3 。
OU T 4及ヒ通IW令信号AB 、AB 、AB 
、ABの波形及びタイミングは第4図に示すものとなる
第3図において16〜19はアナログスイッチで第1の
アナログスイッチ16の入力端子には逆起電圧信号OU
T 1が入力され、コントロール端子には通電指令信号
ABが入力され、通電指令信号ABがHighの期間だ
け逆起電圧信号QUT1が出力端子に出力される。第2
のアナログスイッチ17の入力端子には逆起電用信号0
UT2が入力され、コントロール端子には通電指令信号
ABが入力され、通電指令信号ABがHighの期間だ
け逆起電圧信号0UT2が出力端子に出力される。
第3のアナログスイッチ18の入力端子には逆起電圧信
号QUT3が入力され、コントロール端子には通電指令
信号ABが入力され、通電指令信号ABがHighの期
間だけ逆起電圧信号0UT3が出力端子に出力される。
第4のアナログスイッチ19の入力端子には逆起電圧信
号0UT4が入力され、コントロール端子には通電指令
信号ABが入力され、通電指令信号ABがHighの期
間だけ逆起電圧信号0UT4が出力端子に出力される。
よって第1のアナログスイッチ16の出力、第2のアナ
ログスイッチ17の出力、第3のアナログスイッチ18
の出力、第4のアナログスイッチ19の出力をまとめて
なる逆起電圧信号0UT5は第4図に示したようになり
、第12図に示したトルク波形と同じ波形が得られる。
ここでトルクと逆起電圧との関係について説明する。第
5図aはステータコイル基板の中心0から半径方向に配
されたステータコイルの一部である電線21を示し、電
流iが流れている。ここで電線21の一部である長さd
r の小片2oに働く力はこの位置の磁束密度はロータ
マグネットの回転位置θにより変化するのでB(θ〕と
するとdF=B(θ)idr        ・・・・
・・・・・・・・・・(1)となる。よって中心0から
半径rの位置にある小片20の回転モーメントdTは dT=dF−r =B(0)i d r −r      −−−−(2
)となる。よって半径r1からr2の位置にある電線2
1が発生するトルクは T=fr2dT =fr2B(の1rdr rに −B(θ)i(r  −r  )    ・・・・・・
・・・・・・・・・(3)となる。
同様第5図すは速度Vで回転している電線21の小片2
0に発生する逆起電圧を求めるための図である。長さd
rの小片20に発生する逆起電圧dEはこの部分の磁束
密度がB(θ)であるのでy = r・ω      
         ・・・・・・・・・ ・・(5)と
なり式(4)に代入すると d E=B(17)−oJardr       ・−
−−−−−−−(6)となる。よって半径r1 からr
2の位置にある電線21に発生する逆起電圧は、 T:fr2dE =fr2B(θ)・ωsr@rdr =、B(θ)ω(r2”” ri )    ・・・・
・・・・・・(力となる。
式(3)と式(7)を比較するとiが一定電流でωが一
定角速度であれば、トルク及び逆起電圧はB(θ)に比
例したものとなるので、モータの1回転の逆起電圧の変
動を測定すればモータの1回転のトルク変動を求めるこ
とができる。
よって第4図に示した逆起電力波形○UT5は第12図
に示したトルク波形と同じものであり、第2図及び第3
図に示したトルク変動波形測定装置4によってモータ3
のトルク変動波形を測定できることがわかる。
次にモータ回転制御装置7を第6図及び第7図を用いて
説明する。
第6図にモータ回転制御装置の概略構成図を示す。モー
タ3の回転軸12にはスリブ) 5LiT1゜5LiT
2を有する回転板R1が固定されている。
回転板R1を挾んで回転速度検出用の発光素子LED1
 と受光素子P1が配され、同様回転位置検出用の発光
素子LED2と受光素子P2が配されている。
スリブ) 5LiT1は回転板R1の外周部に等ピッチ
で全周に渡シ数百個配され、その数はN1  である。
スリン) 5LiT1.発光素子LED1.受光素子P
1  からマグネット101回転当りN1個のパルスを
有する回転速度検出信号2日となる。またスリット5L
iT2は回転板R1の内周部にスリット1つだけ有し、
スリット21発光素子LED2.受光素子P2から成る
回転位置検出手段から発生される信号は波形整形回路2
3によって矩形波に波形整形され、ロータマグネット1
の1回転当り1パルスの回転位置検出信号29となる。
回転角検出手段はカウンタ24で構成され、回転位置検
出信号29のパルス波の立上りでリセットされ、回転速
度検出信号28のパルス数をカウントすることにより、
ロータマグネット1の回転角を検出する。
記憶手段25はロータマグネット1の回転角に対応した
トルク変動補正データを記憶しており、カウンタ24か
ら得られる回転角検出信号S1でアドレス指定された番
地のトルク変動補正データS2を出力する。
利得制御回路26はモータ3の回転制御を行なうモータ
制御信号S3を増幅あるいは減衰させる回路であって、
記憶手段25から出力されるトルク変動補正データS2
によりその利得が制御される。
第7図にモータ回転制御装置7を用いてトルク変動補正
を行なう様子を示す。
第7図aに示したトルク波形においてモータ3の回転角
がθのときのトルクの値をT1(ので表わすと、 T1(の=に1・B(の・IM−(1・・・・・・・・
・・・・・・・(8)(ただし、■M:モータ駆動電流
、l:トルク発生に有効なステータコイル長) となる(ただし0°≦θ〈360°)0式(8)におい
て回転角θによって変化するものは第11図に示すよう
に磁束密度B(のである。これに対して回転角θに対応
したトルク変動補正データをD c (のとし Do(θ)=に2・「    ・・・・・・・・・・・
・・・・(9)となるDC(θ)をトルク変動補正デー
タ演算装置5で求め、その値をトルク変動補正データ書
き込み装置6を用いて記憶手段25に書き込む。
利得制御回路2eにおいて、記憶手段26から得られる
トルク変動補正信号S2によりモータ制御信号S3で決
まるモータ駆動電流!&を回転角θに対応した値Iy(
θ)に変換するとI、(の=Dc(θ)−Ia となる。
よって回転角θにおける補正後トルクの値Tc(θ)は Tc(θ)=に1.B(の、IM(θ)−z=[、K 
 、I  @t   ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(ロ)2a となり、回転角θに関係なく一定となり、トルク変動を
低減することができる。
本実施例ではトルク変動補正データを記憶する記憶手段
25としてROM (Read 0nly Memor
y)を用いるので、実際のトルク変動補正データは第7
図Cに示すように離散データとなる。第7図すは回転速
度検出信号28を示す。第7図dは回転位置検出信号2
9を示す。カウンタ24は回転位置検出信号29のパル
ス波の立上りで計数値が0にリセットされ、ROMの0
番地のデータがトルク変動補正信号S2となり、カウン
タ24に回転速度検出信号28のパルスが入力される毎
にカウンタ24の計数値が1ずつ増加し、該計数値S1
に対応したアドレスのROMの内容がトルク変動補正信
号S2として出力される。回転速度検出信号28はモー
タ1回転当りN1個のパルスを有し、よってカウンタは
0から(N、−1)まで計数する。同時にROMで構成
される記憶手段26の0番地かう(N1−1 )番地に
モータ3の1回転分のトルク変動補正データが書きこま
れている。カウンタ24の計数値が0となる位置をモー
タ3の回転角00とするとROM0M番地(MはO<:
M<(N、−1’)なる整数)に書き込まれているトル
ク変動補正データDRc(ハ)は となる。これらの計算はトルク変動補正データ演算装置
6で行ない、ROMの0番地から(N1−1)番地にデ
ータを書き込むのはトルク変動補正データ書き込み装置
6で行なう。
トルク変動波形測定装置4で得られるトルク波形はデジ
タルメモリに取り入れられた後、計算機等で実現できる
トルク変動補正データ演算装置5によって補正データが
作成され、その後ROMライター等で実現できるトルク
変動補正データ書き込み装置6によってROMを作るの
だが、それら一連の処理に要する時間はほぼリアルタイ
ムであり、また個々のモータについて簡単に処理を行な
えるため、任意のモータに最適なトルク変動補正データ
を簡単に得ることができ、また著しいトルク変動低減効
果を得られるため、有効である。
また記憶手段にヒユーズROMを使うことにより第6図
に示した波形整形回路22 、23 、カウンタ24.
記憶手段25.利得制御回路26.モータ駆動回路27
を1つの集積回路チップ内に構成する事ができ、第1図
に示すモータ回転制御装置7を簡単に実現する事ができ
る。
発明の効果 (1)モータ、特に電子整流子モータを小型軽量化し、
かつ回転速度を低速化した場合のモータの回転むらを低
減し、安定した回転性能を実現できる。
(2)簡単な装置でモータのトルク変動を測定すること
ができるため、非常に効果あるトルク変動補正データを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるモータのトルク変動低
減装置の概略構成図、第2図はトルク変動波形測定装置
の概略構成図、第3図は同じくトルク変動波形測定装置
のブロック図、第4図、第5図はトルク変動波形測定装
置の動作を説明するだめの補助図、第6図はモータ回転
制御装置のブロック図、第7図はモータ回転制御装置の
動作を説明するための波形図、第8図aは4コイル6極
着磁の電子整流子モータのロータマグネットの平面図、
同図すは同ステータコイル基板の平面図、第9図は第1
図に示した電子整流子モータの駆動回路の一例を示す電
気回路図、第10図は第9図図に示しだ駆動回路の動作
を説明するだめの補助図、第11図、第12図はモータ
のトルク変動の様子を説明するだめの補助図である。 1・・・・・・ロータマグネット、2・・・・・・ステ
ータコイル基板、3・・・・・・電子整流子モータ、4
・・・・・・トルク変動波形測定装置、6・・・・・・
トルク変動補正データ演算装置、6・・・・・・トルク
変動補正データ書き込み装置、T・・・・・モータ回転
制御装置、8・・・・・モータのトルク変動低減装置、
16・・・・・・通電切換信号発生回路、22.23・
・・・・・波形整形回路、24・・・・・・カウンタ、
25・・・・・・記憶手段、26・・・・・利得制御装
置、28・・・・・・回転速度検出信号、29・・・・
・・回転位置検出信号。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第 3 図 第4図 第5図 (す tlu”1カ動 第7図 第8図 第10図 (零じ如J門) 第110 第12図 (枦−へ7!I)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータのトルク変動波形を測定する手段と、前記
    トルク変動波形T(θ)(θはモータの回転角度)から
    トルク変動補正データK/T(θ)を演算作成する手段
    と、前記トルク変動補正データを記憶手段に書き込む手
    段と、前記記憶手段に書き込まれたトルク変動補正デー
    タによりモータ駆動電流を制御する回転制御手段から成
    るモータのトルク変動低減装置。
  2. (2)モータのトルク変動波形を測定する手段は、モー
    タを外部駆動モータにより一定回転数で回転させる手段
    と、モータの回転位置を検出してモータのステータコイ
    ルに流す電流を切り換える通電切換信号を発生する手段
    と、モータのステータコイルに発生する逆起電圧波形を
    前記通電切換信号によりゲートするゲート回路から成る
    特許請求の範囲第1項記載のモータのトルク変動低減装
    置。
  3. (3)モータの回転制御手段は、モータの回転角θを検
    出し、その回転角θに対応した回転角検出信号を出力す
    る回転角検出手段と、前記トルク変動補正データを記憶
    した記憶手段と、モータの回転制御を行なう制御信号を
    増幅もしくは減衰させる回路であって前記記憶手段から
    前記回転角検出信号に対応して出力されたトルク変動補
    正信号によりその利得が制御される利得制御手段から成
    る特許請求の範囲第1項記載のモータのトルク変動低減
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59165983A (ja) * 1983-03-09 1984-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転体の回転制御装置
JPS59194693A (ja) * 1983-04-20 1984-11-05 Sony Corp 3相直流モータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59165983A (ja) * 1983-03-09 1984-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転体の回転制御装置
JPS59194693A (ja) * 1983-04-20 1984-11-05 Sony Corp 3相直流モータ

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