JPH07123769A - モータの速度制御装置 - Google Patents
モータの速度制御装置Info
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- JPH07123769A JPH07123769A JP5266126A JP26612693A JPH07123769A JP H07123769 A JPH07123769 A JP H07123769A JP 5266126 A JP5266126 A JP 5266126A JP 26612693 A JP26612693 A JP 26612693A JP H07123769 A JPH07123769 A JP H07123769A
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Abstract
度むらのない優れた特性を持つ直流モータの速度制御装
置を提供することを目的とする。 【構成】 速度誤差検出回路4は誤差信号を出力し、速
度制御回路5は速度誤差検出回路4の誤差信号がなくな
るようにトルク信号を出力する。トルクパターン発生回
路a7はコギングトルクを打ち消すパターンのトルク信
号を出力する。また、トルクパターン発生回路b8の出
力は電流値検出回路9の電流値と乗算回路10で乗算さ
れトルク信号を出力する。速度制御回路5とトルクパタ
ーン発生回路a7と乗算回路10の出力は加算回路11
で合成され、駆動回路2は加算回路11の信号に応じた
トルクをモータ1に発生することにより、コギングトル
クとトルクリップルの影響がなくなり回転むらのない優
れた特性を持つ直流モータの速度制御装置が得られる。
Description
響,映像機器に使用されるモータの速度制御装置に関す
るものである。
てメディアの高密度化が進むにつれてモータの速度制御
も高精度な制御が求められている。
いて説明する。図3は従来のモータの速度制御装置を示
すものである。図3において、1は多極着磁された回転
永久磁石と電機子からなるモータ、2は駆動回路、3は
周波数発電機、4は速度誤差検出回路、5は速度制御回
路である。
装置について、以下にその動作について説明する。周波
数発電機3によって検出されたモータの回転周期信号は
速度誤差検出回路4で目標周期と比較され速度誤差信号
が出力される。速度制御回路5は速度誤差信号がなくな
るように駆動回路2にトルク信号を出力し、駆動回路2
はトルク信号に応じてモータ1を駆動し、モータ1をほ
ぼ一定速度で回転させる。
成では、モータの永久磁石の磁極と電機子鉄心の突極に
関して発生するコギングトルクと、モータに流れる電流
に比例して発生するトルクリップルにより、速度制御に
よるトルクにコギングトルクとトルクリップルが加算さ
れ、回転速度むらが発生するという問題を有していた。
で、コギングトルクによる回転むらのないモータの速度
制御装置を提供することを目的とする。
に本発明のモータの速度制御装置は、多極着磁された永
久磁石と電機子からなるモータと、入力信号に応じたト
ルクを前記モータに発生させる駆動手段と、前記モータ
の回転速度または回転周期に対応した状態を検出する回
転状態検出器と、前記回転状態検出器の出力から目標回
転速度または目標回転周期に対する誤差信号を出力する
速度誤差検出回路と、前記速度誤差検出回路の出力から
前記モータの回転速度を一定とするためのトルク信号を
出力する速度制御回路と、前記モータの回転位置を検出
する回転位置検出器と、前記回転状態検出器と前記回転
位置検出器の出力に同期して所定のパターンのトルク信
号を出力する第1のトルクパターン発生回路と、同様に
前記回転状態検出器と前記回転位置検出器の出力に同期
して所定のパターンの信号を出力する第2のトルクパタ
ーン発生回路と、前記速度制御回路のトルク信号からモ
ータに流れる電流値を算出する電流値検出回路と、前記
第2のトルクパターン発生回路の出力と前記電流値検出
回路の出力を乗算する乗算回路と、前記速度制御回路の
トルク信号出力と前記第1のトルクパターン発生回路の
トルク信号出力と前記乗算回路のトルク信号出力を加算
し前記駆動手段に出力する加算回路で構成されている。
パターンを第1のトルクパターン発生回路にトルクリッ
プルを打ち消すパターンを第2のトルクパターン発生回
路に予め記録することにより、従来の速度制御装置の駆
動信号にコギングトルクを打ち消すトルク信号とモータ
に流れる電流に比例して発生するトルクリップルを打ち
消すトルク信号を加算することで、コギングトルクとト
ルクリップルにより生じる回転むらのないモータの速度
制御装置を実現することができる。
しながら説明する。
久磁石と電機子からなるモータ、2は駆動回路、3は周
波数発電機、4は速度誤差検出回路、5は速度制御回
路、6は位置検出器、7は第1のトルクパターン発生回
路、8は第2のトルクパターン発生回路、9は電流値検
出回路、10は乗算回路、11は加算回路である。
装置について、図3を用いてその動作を説明する。
号、Bは周波数発電機3の出力信号、Cは加算回路11
の出力信号、Dはモータ1に発生するトルクである。
モータの回転周期信号Bは速度誤差検出回路4で目標回
転周期と比較され誤差信号が出力される。速度制御回路
5は速度誤差検出回路4の誤差信号がゼロになるように
トルク信号を出力する。一方、回転位置検出器6はモー
タ1の回転位置を検出し1回転に1度位置信号Aを出力
する。第1のトルクパターン発生回路7は回転位置検出
器6の位置信号Aと周波数発電機3の回転周期信号Bの
出力に同期してモータ1回転の所定のパターンを出力す
る。また、第2のトルクパターン発生回路8も回転位置
検出器6と周波数発電機3の出力に同期してモータ1回
転の所定のパターンの信号を乗算回路10に出力し、電
流値検出回路9は速度制御回路5のトルク信号からモー
タ1に流れる電流を算出し乗算回路10に出力し、乗算
回路10は第2のトルクパターン発生回路8と電流値検
出回路9の出力を乗算しトルク信号を出力する。加算回
路11は速度制御回路5と第1のトルクパターン発生回
路7と乗算回路10のトルク信号を加算し駆動回路2に
トルク信号Cを出力し、駆動回路2はトルク信号Cに応
じてモータ1を駆動する駆動信号をモータ1に出力し、
モータ1は駆動信号に応じたトルクとモータに流れる電
流の大きさに比例したトルクリップルとコギングトルク
を発生する。このとき、第1のトルクパターン発生回路
7の出力パターンをコギングトルクを打ち消すように設
定することでモータ1のコギングトルクはキャンセルさ
れ、また第2のトルクパターン発生回路8の出力パター
ンをトルクリップルを打ち消すように設定することでモ
ータ1のトルクリップルはキャンセルされ、速度制御回
路5のトルク信号のみがモータ1のトルクDとして発生
する。このことから明らかなように、本実施例によるモ
ータの速度制御装置はコギングトルクとトルクリップル
による速度制御への影響がないという効果が得られる。
ルクパターン発生回路7のトルク信号と第2のトルクパ
ターン発生回路8と電流値検出回路9の出力を乗算する
乗算回路10のトルク信号と速度制御回路5のトルク信
号を合成することにより、モータ1の永久磁石の磁極と
電機子鉄心の突極に関して発生するコギングトルクとモ
ータ電流に比例して発生するトルクリップルによる回転
むらをなくすことができる。
御装置に回転状態検出器と回転位置検出器の出力に同期
してモータの1回転分の所定のパターンのトルク信号を
出力する第1のトルクパターン発生回路と、回転状態検
出器と回転位置検出器の出力に同期してモータの1回転
分の所定のパターンの信号を出力する第2のトルクパタ
ーン発生回路の出力と速度制御回路の出力から電流値を
算出する電流値検出回路の出力を乗算しトルク信号を出
力する乗算回路を設けることにより、コギングトルクと
トルクリップルによって生じるモータの回転速度むらの
ない優れたモータの速度制御装置を実現できるものであ
る。
御装置の構成を示すブロック図
ック図
Claims (1)
- 【請求項1】多極着磁された永久磁石と電機子からなる
モータと、入力信号に応じて前記モータを駆動する駆動
手段と、前記モータの回転速度または回転周期に応じた
状態を検出する回転状態検出器と、前記回転状態検出器
の出力から目標回転速度または目標回転周期に対する誤
差信号を出力する速度誤差検出回路と、前記速度誤差検
出回路の誤差信号をゼロにするようにトルク信号を出力
する速度制御回路と、前記モータの回転位置を検出する
回転位置検出器と、前記回転位置検出器の出力と前記回
転状態検出器の出力に同期して所定の変動パターンのト
ルク信号を出力する第1のトルクパターン発生回路と、
前記第1のトルクパターン発生回路と同様に前記回転位
置検出器の出力と前記回転状態検出器の出力に同期して
所定の変動パターンの信号を出力する第2のトルクパタ
ーン発生回路と、前記速度制御回路のトルク信号からモ
ータに流れる電流値を算出する電流値検出回路と、前記
第2のトルクパターン発生回路の出力と前記電流検出器
の出力を乗算する乗算回路と、前記速度制御回路の出力
と前記第1のトルクパターン発生回路の出力と前記乗算
回路の出力との合成信号を加算して駆動手段に出力する
加算回路を備えたモータの速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26612693A JP3240778B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | モータの速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26612693A JP3240778B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | モータの速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123769A true JPH07123769A (ja) | 1995-05-12 |
JP3240778B2 JP3240778B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17426693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26612693A Expired - Lifetime JP3240778B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | モータの速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240778B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004066483A1 (en) * | 2003-01-20 | 2004-08-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Disc drive apparatus, and motor drive circuit for a disc drive |
US7795836B2 (en) | 2004-07-28 | 2010-09-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Motor control device, motor control method, and program |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26612693A patent/JP3240778B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004066483A1 (en) * | 2003-01-20 | 2004-08-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Disc drive apparatus, and motor drive circuit for a disc drive |
US7795836B2 (en) | 2004-07-28 | 2010-09-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Motor control device, motor control method, and program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3240778B2 (ja) | 2001-12-25 |
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