JPS6224090Y2 - - Google Patents

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JPS6224090Y2
JPS6224090Y2 JP1981127581U JP12758181U JPS6224090Y2 JP S6224090 Y2 JPS6224090 Y2 JP S6224090Y2 JP 1981127581 U JP1981127581 U JP 1981127581U JP 12758181 U JP12758181 U JP 12758181U JP S6224090 Y2 JPS6224090 Y2 JP S6224090Y2
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JP
Japan
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pipe
insertion hole
partition
support
tightening screw
Prior art date
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JP1981127581U
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JPS5831409U (ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輛用仕切パイプ、とり分け電車、バ
ス等大型車輛の客席特定域の仕切に用いられる仕
切パイプの接続構造に関するものである。
(従来の技術) バス車体においては、運転席と乗客席との間
に、床面と天井を強固に結ぶ支柱に横方向の仕切
パイプを組合せた仕切が一般に用いられている。
この仕切パイプの接続部は、第5図に示されて
いるように、それぞれ合成樹脂製の保護パツトp
を被せた支柱上部aと支柱下部bと仕切パイプc
をアルミダイカスト製の三方継ぎ手dで結合した
構造になつているのが通常である。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の仕切パイプ接続構造では、三方継ぎ手が
保護パツトで覆われずに露出しているので、乗客
が倒れかかつた際に三方継ぎ手に直接当たり痛み
ないしは不快感を覚える不具合がある。また、仕
切パイプの接続にあたつては、支柱およびその保
護パツトが上下に分割されているために、作業が
複雑で手数がかかり、そのうえ一度組立てたもの
は、その修理や改修、組合せ位置の変更などの時
には全部を分解する必要があり、再組立てには旧
部材が使用不能となつて、新しいものを準備せね
ばならない等の不都合がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決する手段として、
車室内の床面と天井とを結ぶ縦方向の支柱と、横
方向に延びる仕切パイプとの接続構造であつて、
支柱には仕切パイプに対応する位置で締付ねじの
ねじ部を横方向に貫通せしめる貫通孔が形成され
ているとともに、保護パツトが被せられ、この保
護パツトに上記締付ねじの頭部を挿入する頭部挿
入孔と、この頭部挿入孔の反対側において仕切パ
イプの端部を挿入するパイプ挿入孔とが形成さ
れ、仕切パイプには端部の軸心部に上記締付ねじ
を螺合するねじ孔が設けられているとともに、保
護パツトが被せられていて、上記頭部挿入孔の開
口部の周縁において支柱の保護パツトの表面に当
接する当て部材の内周部が締付ねじの頭部と支柱
との間に介設され、仕切パイプの保護パツトの端
部に包冠せしめた端末カバーが支柱の保護パツト
におけるパイプ挿入孔の開口部の周縁に当接され
て、上記ねじ孔に対する締付ねじの螺合により支
柱と仕切パイプとが接続されていることを特徴と
する車輛の仕切パイプ接続構造を提供するもので
ある。
(作 用) 上記接続構造においては、支柱と仕切パイプと
が仕切パイプの軸心部のねじ孔を利用して締付ね
じで結合されるから、支柱とその保護パツトは上
記締付ねじによる結合のための貫通孔や締付ねじ
頭部の挿入孔ないしは仕切パイプ端部の挿入孔を
設けるだけで、上下に分割したり、三方継ぎ手を
設けたりする必要がなく、従来のような剛体部
(三方継ぎ手)の露出もなくすことができる。そ
して、上記締付ねじによる結合によつて、支柱の
保護パツトにおける頭部挿入孔の開口縁部を覆う
当て部材の固定を同時に行うことができ、別途固
定手段を設ける必要がなくなるとともに、支柱の
保護パツトにおけるパイプ挿入孔の開口部周縁が
仕切パイプの保護パツトの端末カバーで覆われ、
別途被覆手段を施す必要がなくなる。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、支柱およびその保護
パツトは仕切パイプとの接続部で分割する必要が
なく、単に接続のための孔を設けるだけで上下に
連続したものを利用することができ、上記接続部
での剛体部の露出をなくして乗客に対する保護機
能を十分に発揮せしめることが可能となる。ま
た、上記接続のための支柱の保護パツトの孔、つ
まり、締付ねじの頭部挿入孔と仕切パイプ端部の
挿入孔の各開口部周縁は、支柱と仕切パイプとを
締付ねじで結合する際にこの締付ねじで組付けら
れる当て部材と仕切パイプの保護パツトの端末カ
バーとにより同時に覆うことができ、それぞれ保
護パツトを設けた支柱と仕切パイプの接続および
上記開口部周縁の覆い作業を上記締付ねじにより
簡単に行うことができるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図において、1はバス車体の運転席と客席
の間に組込まれ、その車室内の天井と床板を結ぶ
縦方向の支柱で通常ステンレス管材等を用いて、
その両端をそれぞれ強固に固定し、その表面には
第2図に示す如く合成樹脂材からなる筒状の保護
パツト2を被せてある。また本考案におけるこの
保護パツト2は従来公知の三方継ぎ手の様な金具
を用いないので、切断することなくその全長にわ
たつて被せ使用することができる構造である。4
はこの支柱1に本実施例の場合、直交して取付け
られる横方向の仕切パイプで、この仕切パイプ4
も支柱1と同様にステンレス管材等を加工して所
要寸法に仕上げられ、その表面には保護パツト5
が被せられている。
しかして、第3図において、6はこの仕切パイ
プ4の端末部内側に挿入固定された接続金具で、
この接続金具6には締付ねじ7が螺合できるねじ
孔8が仕切パイプ4の軸心部位置で切つてある。
9はパツト端末カバーで仕切パイプ4の端末にあ
つて、その保護パツト5の端縁メクレを防止する
ために、これを保護パツト5の外周面から端面に
わたつて覆う様に包冠して組込まれる。10は支
柱1に仕切パイプ4を取付ける場合に締付ねじ7
のねじ部を横方向に貫通せしめる貫通孔である。
11は片側の貫通孔10を通つて締付ねじ7を支
持するパイプ支持カラーであり、その一端に当て
部材12が一体に設けられている。すなわち、こ
の当て部材12は筒部の一端に外側へ張り出した
外フランジ12aが、また、筒部の他端に内側に
張り出した内フランジ12bがそれぞれ設けられ
たもので、内フランジ12bが上記支持カラー1
1に連なつている。
支柱1に対する仕切パイプ4の接続にあたつて
は、その接続位置(貫通孔10の位置)において
支柱1の保護パツト2に締付ねじ7の頭部7aを
挿入する頭部挿入孔13と、この頭部挿入孔13
の反対側で仕切パイプ4の端部を挿入するパイプ
挿入孔14とを形成する。そして、支持カラー1
1を頭部挿入孔13側から支柱1に貫通孔10を
介して挿入して、当て部材12の外フランジ12
aを頭部挿入孔13の開口部周縁において保護パ
ツト2の表面に当接し、支持カラー11に差込ん
だ締付ねじ7をパイプ挿入孔14に挿入された仕
切パイプ4の端部のねじ孔8に螺合することにな
る。本実施例の場合、端末カバー9は支柱1の保
護パツト2におけるパイプ挿入孔14の開口部周
縁に当接するとともに、その内周部が仕切パイプ
4とともにパイプ挿入孔14に挿入されて支柱1
と仕切パイプ4の端面(接続金具6)との間に挟
持され、仕切パイプ4の保護パツト5の端部だけ
でなく、支柱1の保護パツト2のパイプ挿入孔1
4の縁部をも損傷から保護している。
第4図には他の実施例が示されている。この実
施例のものは、接続金具15に脚部15aを有す
る金具を用いたもので接続金具16が合成樹脂材
等で成形されることがあつて、仕切パイプ4との
熔着が困難な場合、この両者を鋲16による固着
等の手段で固定できる構造である。また、本実施
例の様に支持カラー17と当て部材18を切離し
て単一の別部品とすると、支持カラー17の部分
は鋼材を用いて強固に作り、当て部材18のみを
合成樹脂材等手触りのよい柔軟な材質を選んで使
用することもできて便利である。
かくて、この様な構造で以上の様な組合せとす
ると、以下に述べる各種の効果が得られる。即
ち、仕切パイプの接続時、前以つて必要な寸法現
場合せや組立てのための成形加工等特別のものを
必要とせず、支柱およびその保護パツトの所要且
つ任意の位置に孔を開けることによつて、締付ね
じにより、極めて簡単にその取付ができ、また、
仕切パイプのパツト端末カバーによつて支柱と仕
切パイプの両保護パツトの接続をスマートに仕上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部断面にした
正面図、第2図は第1図のA部を詳細に示す拡大
図、第3図は第2図のB〜B断面図、第4図は他
の実施例における第3図と同様の断面図、第5図
は従来の結合箇所の状態を示す一部断面にした正
面図である。 1……支柱、2,5……保護パツト、4……仕
切パイプ、7……締付ねじ、7a……頭部、8…
…ねじ孔、9……端末カバー、10……貫通孔、
12,18……当て部材、13……頭部挿入孔、
14……パイプ挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内の床面と天井とを結ぶ縦方向の支柱と、
    横方向に延びる仕切パイプとの接続構造であつ
    て、支柱には仕切パイプに対応する位置で締付ね
    じのねじ部を横方向に貫通せしめる貫通孔が形成
    されているとともに、保護パツトが被せられ、こ
    の保護パツトに上記締付ねじの頭部を挿入する頭
    部挿入孔と、この頭部挿入孔の反対側において仕
    切パイプの端部を挿入するパイプ挿入孔とが形成
    され、仕切パイプには端部の軸心部に上記締付ね
    じを螺合するねじ孔が設けられているとともに、
    保護パツトが被せられていて、上記頭部挿入孔の
    開口部の周縁において支柱の保護パツトの表面に
    当接する当て部材の内周部が締付ねじの頭部と支
    柱との間に介設され、仕切パイプの保護パツトの
    端部に包冠せしめた端末カバーが支柱の保護パツ
    トにおけるパイプ挿入孔の開口部の周縁に当接さ
    れて、上記ねじ孔に対する締付ねじの螺合により
    支柱と仕切パイプとが接続されていることを特徴
    とする車輛の仕切パイプ接続構造。
JP12758181U 1981-08-27 1981-08-27 車輛の仕切パイプ接続構造 Granted JPS5831409U (ja)

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JP12758181U JPS5831409U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 車輛の仕切パイプ接続構造

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JP12758181U JPS5831409U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 車輛の仕切パイプ接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831409U JPS5831409U (ja) 1983-03-01
JPS6224090Y2 true JPS6224090Y2 (ja) 1987-06-19

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ID=29921306

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JP12758181U Granted JPS5831409U (ja) 1981-08-27 1981-08-27 車輛の仕切パイプ接続構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3221355U (ja) * 2019-02-04 2019-05-23 株式会社小出製作所 電源ポール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5385466U (ja) * 1976-12-15 1978-07-14
JPS56101208U (ja) * 1979-12-29 1981-08-08

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JPS5831409U (ja) 1983-03-01

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