JPS6224087Y2 - - Google Patents

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JPS6224087Y2
JPS6224087Y2 JP4825779U JP4825779U JPS6224087Y2 JP S6224087 Y2 JPS6224087 Y2 JP S6224087Y2 JP 4825779 U JP4825779 U JP 4825779U JP 4825779 U JP4825779 U JP 4825779U JP S6224087 Y2 JPS6224087 Y2 JP S6224087Y2
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JP
Japan
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metal fitting
shaped
section
receiving
antenna
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JP4825779U
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JPS55149605U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビアンテナを支柱に締着する機構
に関し、テレビアンテナを支柱に取付ける場合に
おいて、支柱の径変化に広範囲に即応して安定な
締着を得ると共に高所において緊締又は弛緩し装
脱する操作が支柱の手前側にいる作業者によつて
実質的に支柱の裏面側に手を廻すことなしに容易
に行われるように工夫されたものである。
テレビアンテナを支柱に取付ける場合には屋上
頂部の如きに垂立した支柱の頂端部にアンテナ支
持杆を交叉状に締着することが必要であり、この
ための締着金具として従来から種々のものが用い
られてはいるが、何れにしても螺子棒にナツトを
螺合して緊締するもので、この螺子棒を高所にお
いて締着金具から取外して支柱に装脱すると複数
個の部材より成る締着金具および螺子棒がバラバ
ラとなつて取落し紛失する可能性が高くなる。そ
こで締着金具の各部材を螺子棒で連結したままで
支柱に対して装脱操作せしめ、しかも高く延びて
いる支柱の上端から装脱操作する必要がなく、即
ち支柱の中間部で手前側から装脱操作することが
好ましい。然しこのような好ましい装脱操作を実
現するには締着金具構成部材の両端部に各別に挿
通される螺子棒の一方を緊締の弛緩された状態で
締着金具構成部材の何れかにおいてその一側に開
口させて形成された切欠孔により螺子棒の側方に
該部材を回動して解脱し、即ち上記のように各構
成部材の両端部で挿通連結している螺子棒の何れ
かは各部材に対して挿通連結されたままとしてそ
れら部材のバラバラとなることを阻止し、一方の
螺子棒についてのみ上記の解脱関係を形成して支
柱などを受入れ或いは取外すようにすることが必
要である。ところでこのようにして締着金具を構
成する各部材の両端部においてそれぞれ螺子棒を
挿通し締着するようにしたものにおいてはそれら
螺子棒の頭部を支柱の背面側などで片手により押
えた状態でなければナツトの回動をなし得ないこ
ととなり、そのような作業は前記のような高所で
の両手作業となるから危険であり、又その締つけ
も困難である。しかも上記のようなアンテナの支
柱やアンテナ支持杆は何れも断面円形のパイプ材
であることが普通で、それら円形部材の交叉部に
介装金具を介在させて締着することとなるからそ
れらの締着金具ないし螺子棒がそれぞれ適正なセ
ンターを採つた関係で緊締されなければ安定な締
着状態を形成できない。なお上記のような締着が
具体的に適用される支柱の径は相当に異ることが
あり、例えば22mm、25mm、32mmのように異る適用
支柱の径如何によつて上記金具の寸法形状を変え
なければならず、多種の金具類を常に準備してお
かなければならない。
本考案は上記したような従来のものの不利を解
消するように研究して考案されたものであつて、
その具体的な実施態様を添附図面に示すものにつ
いて説明すると、第1図に示すようにアンテナ1
0の支持杆11に対し支柱1の上端側を交叉状に
組付けて締着するに当つて第2図に示すような金
具類を用いる。即ち支柱1の片面を受入れるV形
凹入部12を中間部において幅方向に屈曲して形
成した受金具2と支持杆11および支柱1間に介
装される介装金具3ならびに支持杆11の片面に
添装される押え金具4から成り、それら金具の両
端部にそれぞれ各別の螺子棒5を挿通緊締するも
のであつて、前記受金具2と介装金具3は何れも
長さ方向において断面U形に形成され一側に開口
部2a,3aが形成されたものであるが、これら
の金具2,3の幅員は第3図又は第5図において
明かなように介装金具3が大であつて受金具2が
その中に嵌合され得るような小さい幅員のもので
あり、その中間部に形成された前記V形凹入部1
2は一連の断面U字状部材として形成されてい
る。又上記したような受金具2のV形凹入部12
に対向させて介装金具3の片側には切込んで形成
されたV形係合凹部13が幅方向に形成され、し
かもこの介装金具3における他面にはその長さ方
向にそつた方向(前記V形係合凹部13とは交叉
した方向)に湾入面14が形成されていてアンテ
ナ支持杆11の片面と接合するようにされ、更に
押え金具4にはこのような湾入面14に対向して
もう1つの湾入面15が長さ方向に形成され、こ
れら湾入面14,15間にアンテナ支持杆11が
挾み込まれるように構成されている。
上記したような各金具2,3,4を緊締するた
めにそれら金具2,3,4の両端部には夫々螺子
棒5,5が配設されることは前記の通りである
が、これらの螺子棒5は何れもその基端部に方形
角頭部6が形成され、しかも該方形角頭部6の寸
法は前記したように細幅に形成された受金具2の
U形成形による溝部21内に嵌合することにより
溝部両側面に接合されその回動が阻止されるよう
な大きさのものであり、又その螺条部7には蝶ナ
ツトのようなナツト8が螺合されている。なおこ
のような螺子棒5と各金具2,3,4との取合い
関係については前記第2図に明かなように金具
3,4においては長さ方向において長孔状とされ
た挿通孔30又は40であるのに対し、受金具2
においてはその何れか一方のみが該受金具2の側
縁まで切欠して開口された溝形の切欠孔20であ
り、他方は単なる挿通孔24である。
上記したような本考案によるものの使用操作に
ついて説明すると、前述したような構成から成
り、切欠孔20部分で一方の螺子棒5から受金具
2を解脱し得る関係を形成している本考案のもの
は、第4,5図に示すようにアンテナ支持杆11
に対し押え金具4、介装金具3および受金具2を
添装し、螺子棒5,5を挿通すると共にナツト
8,8がその螺条部7,7に螺合された状態とし
て準備されている。このものを支柱1に取付ける
作業手順は、第4,5図の状態にある受金具2の
切欠孔20を一方の螺子棒5から解脱した状態で
支柱1部分に搬ぶが第4,5図の状態とされたも
ので受金具2の切欠孔20を解脱しても各部材
2,3,11,4,5および8が連結しているの
で勿論片手でつかんだままで全部材が搬ばれる。
支柱1部分に搬んだならば、介装金具3のV形係
合凹部13に支柱1を嵌合させると共に受金具2
を他方の螺子棒5を中心として回動し、上記した
一方の螺子棒5を受金具2の切欠孔20に嵌合さ
せた状態で、各螺子棒5,5に対するナツト8,
8を回動することによつて取付けられる。
上記のような操作は一方の手で支柱1をつかむ
と共に押え金具4およびアンテナ支持杆11をも
把持したままの状態で人差指などの指頭による受
金具2の回動操作により切欠孔20を一方の螺子
棒5に嵌合させることができ、そのままの状態で
作業者の手前側に位置している各ナツト8,8を
他方の手(片手)で操作することにより容易に行
い得る。一方の手は支柱1をつかんだままである
から非常に安全な作業であることは明かである。
なお前記の状態でナツト8,8を若干回動すれ
ば、螺子棒5が引込まれ、その方形角頭部6が溝
部21に対し容易に嵌合され、斯かる状態でのナ
ツト8の回動緊締に当つて螺子棒5の回動が阻止
されると共に該方形角頭部6が溝部21の両側壁
に接合して螺子棒5の軸線がそれぞれ受金具2の
長さ方向中心線部分にセツトされるものであるか
ら作業者は上記のように受金具2を回動した他方
の手のみで作業でき、螺子棒5の頭部における回
り止めに考慮する必要がなく特に前記のような切
欠孔20部分においても角頭部6が溝部21に嵌
合されることによつてその螺子棒5が受金具2の
幅方向中心線部分に自動的に位置決めされること
となり、金具3,4においては単に螺子棒5が挿
通されることによつて幅方向中心部が決定され
る。
又受金具2は介装金具3より幅狭で、上記のよ
うに該介装金具3のU形屈曲断面内に嵌合され、
しかもこれらの各金具2,3にはV形係合凹部1
3とV形凹入部12が対設されているから、第4
図に示すように適用支柱1の径が相当に大きな範
囲で変化しても受金具2の両端部が介装金具3内
に嵌入すると共にV形係合凹部13とV形凹入部
12が夫々断面円形支柱1の両面側における2点
で強固に接合して締着され、上記のように広範囲
の支柱1径変化に自在に即応し安定な締着がなさ
れる。
細幅とされた受金具2の溝部21は前記方形角
頭部6の大きさも比較的小型でよい。なお上記の
ように締着されているものを弛緩するに当つては
前記と逆に操作すればよい。
以上説明したような本考案によれば受金具2の
幅員が介装金具3の断面U字形開口部内に嵌合し
得るもので、しかもV形係合凹部13とV形凹入
部12が形成されているから適用されるべき支柱
1の大幅な径変化に自在に追随し得るものである
が、このような受金具2はその凹入部12部分も
断面U字状部材として形成されているので比較的
細幅のものであつても充分な強度を有し、然して
このような断面U字形屈曲による溝部に各螺子棒
5の方形角頭部6を嵌合させるものであるから螺
子棒5の回動を適切に阻止し得ることになり、又
上記切欠孔20により締着金具構成部材をバラバ
ラにすることなしに支柱に装脱し得るので、作業
者は支柱の手前側におけるナツト操作で目的の締
着又は弛緩を簡易に行うことができ、しかも前記
のような方形角頭部の嵌合によつて切欠孔20の
形成された受金具2の端部側での螺子棒5の適正
な中心位置関係位置を自動的に採らせることがで
き、介装金具3および押え金具4がそれぞれ螺子
棒5の挿通で中心位置が得られていることと相俟
つて、的確な取付け状態を高所作業において安全
且つ容易に行わしめ得るものであるから実用上そ
の効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案による機構をアンテナの締着に用
いたものの全般的関係を示した斜面図、第2図は
その各金具部材の分解状態を示す斜面図、第3図
はその側面図、第4図はその平面図であつて適用
されるべき支柱の径変化に対する追随関係を併せ
て示し、第5図はその端面図である。 然してこれらの図面において、1は支柱、2は
受金具、2aはその開口部、3は介装金具、3a
はその開口部、4は押え金具、5は螺子棒、6は
その方形角頭部、7はその螺条部、8はナツト、
10はアンテナ、11はアンテナ支持杆、12は
V形凹入部、13はV形係合凹部、14,15は
湾入部、20は切欠孔、21は溝部、24,30
及び40は夫々挿通孔を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交叉方向を採つた支柱とアンテナ支持杆とを締
    着するものであつて、それら支柱とアンテナ支持
    杆との間に位置せしめられる介装金具、上記支柱
    外面に添着される受金具及び前記アンテナ支持杆
    の外面に添着される押え金具とこれらの金具の両
    端部に夫々挿通された各別の螺子棒より成り、前
    記介装金具は長さ方向一側に開口部を形成し断面
    U字状に屈曲成形されたものであつてその屈曲開
    口側に前記支柱を受入れる幅方向のV形係合凹部
    を切欠して形成すると共にその他側にはそれと交
    叉した方向の湾入部を形成し、前記受金具はこの
    介装金具のU字状屈曲断面内に嵌合し得る比較的
    細幅の同じく長さ方向一側に開口部を形成した断
    面U形の屈曲材であつてそのU形屈曲背面側にお
    ける中間部に前記V形係合凹部と対向したV形凹
    入部を一連の断面U字状部材として形成し、上記
    押え金具は前記した湾入部と対向した湾入部を長
    さ方向に有していてそれら湾入部間に前記アンテ
    ナ支持杆を挾入し、前記した各螺子棒の一端部に
    は夫々ナツトを螺合する螺条を形成すると共にそ
    れらの各螺条棒の他端部には上記受金具のU形に
    屈曲された溝部に係合してその回動を阻止するた
    めの方形角頭部を形成し、前記受金具におけるそ
    れら螺子棒挿入孔の一方のみを該受金具の一側に
    開口した切欠孔としたことを特徴とするテレビア
    ンテナを支柱に締着する機構。
JP4825779U 1979-04-13 1979-04-13 Expired JPS6224087Y2 (ja)

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JP4825779U JPS6224087Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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JP4825779U JPS6224087Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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Publication Number Publication Date
JPS55149605U JPS55149605U (ja) 1980-10-28
JPS6224087Y2 true JPS6224087Y2 (ja) 1987-06-19

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JP4825779U Expired JPS6224087Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2611806B2 (ja) * 1988-05-27 1997-05-21 永楽産業 株式会社 ビル屋上アンテナポ−ル樹立装置
JPH0641369Y2 (ja) * 1988-08-10 1994-10-26 永楽産業株式会社 アンテナポール樹立金物

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JPS55149605U (ja) 1980-10-28

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