JPS62240237A

JPS62240237A - 給紙機構

Info

Publication number: JPS62240237A
Application number: JP61081275A
Authority: JP
Inventors: Takahiro Kawamoto; 河本　隆宏; Kunio Hiromori; 広森　那夫
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1986-04-09
Filing date: 1986-04-09
Publication date: 1987-10-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は光学文字認識装置等の情報機器における給紙機
構に関し、積載された紙葉群の最上位から紙葉を１枚ず
つ高速かつ確実に給紙するだめの摩擦式の給Ｂ１機構に
関する。

（従来の・技術）従来、光学文字認識装置の給紙機構は、処理すべき紙Ａ
を積載する紙葉積載部と、この紙葉積載部に積載された
紙葉群に直接接触するように配置され、積載された紙葉
群の最上環から紙葉を１枚ずつ送り出すプッシャローラ
と、このプッシャローラと同期して給紙方向に順方向に
回転駆動されるピッカローラと、このピッカローラに対
向し搬送方向と逆方向に回転駆動するリバースローラと
、このピッカローラ３から送られてきた紙葉を文字認識
装置本体側に送り出すフィードローラとから構成される
。

（発明が解決しようとする問題点）上述した従来の給紙機構の場合、プッシャローラは紙′
：ＪｊＩｉ偵載部に積載された紙葉群のうち一番上に載
っている紙葉をピッカローラとリバースローラとの間に
送り出し、ピッカローラとリバースロ−ラはプッシャロ
ーラから送り込まれた紙葉のうち一番上にある１枚の紙
葉を７０−ドローラに送り、フィードローラは文字認識
装置本体に給紙する。したがって、高速かつ確実に１枚
ずつ給紙させるには、リバースローラ及びピッカローラ
間のすきまやプッシャローラの接触圧力の微妙な調整が
必要である。

即ち、近年の光学文字認識装置においては、多量の情報
を高速に処理する必要性から、同一装置において、大き
さ、）４さあるいは紙質等の異なる紙葉を処理する必要
があり、紙葉が厚い場合は広く、薄い場合は狭くなるよ
うに、リバースローラとピッカローラのすきまやプッシ
ャローラの接触圧力を調整する必要性があるのである。

この調整を誤ると紙葉の［損を招くという問題がある。

（問題点を解決するための手段）前述の問題点を解決するために本発明が提供する給紙装
置は、紙葉を！Ｒ載する上下動可能な紙葉積載部と、当
該紙葉積載部に積載された紙葉群の最上位から紙葉を１
枚ずつ送り出すプックヤローラと、当該プッシャローラ
と同期して回転するピッカローラと、当該ピッカローラ
の下方にわずかな間隙をもたせて配置され、前記ピッカ
ローラと逆方向に回転駆動するリバースローラと、前記
ピッカローラから送られてきた紙葉を送り出すフィード
ローラと、前記紙葉群の給紙方向側の端面を上方にしご
くしごきベルトとを備えることを特徴とする。

（夫施例）次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例の給紙機構の斜視図である
。プッシャローラ１はアーム２を介しピッカローラ３の
シャフトａ４にリンクされ、ビッカロー、９１１ｉｌプ
ーリ５とプッンヤローラ側グーリ６との間にエンドレス
ベルト７が掛っている。したがって、シャフトａ４すな
わちピッカローラ３に同期してプッシャローラ１が回転
駆動するようになっている。リバースローラ８は、ピッ
カローラ３に対向するように取付けられ、矢印１８の方
向に回転し、紙葉群の最上位に位置する紙葉とこの紙葉
に追従しようとする下の紙葉を分離する。ピッカローラ
３で送り出された紙葉は、フィードローラ１３．１４間
にはさみ込まれ、給紙方向１５に送り出される。さらに
、リバースローラ８の軸方向には、ローラａ９が取付け
られており、このローラａとこのローラａの下方に［５
ｉｔｆるローラｂ１０との間にはしごきベルト１２が掛
けである。

このしごきベルト１２は、シャフト１１によって矢印１
６の方向に回転駆動する。また、このしごきベルト１２
は、紙葉の搬送方向１５側の端面に接触する位置に設定
されている。

な２、ここでローラａ９とリバースローラ８は互いに回
転方向が逆になるが、ローラａ９はベアリング２０を介
して軸に取り付けであるので、しごきベルト１２はリバ
ースローラ１４と逆方向に支障なく回転する。

第２図は、本発明のｇ１図の給紙機構の動作状態を示す
側面図である。紙葉積載部１７とに積載された紙葉群１
Ｂは、しごきベルト１２にて搬送方向１５側の端面を上
に向ってしごかれる。このしごきベルト１２は、矢印１
９で示す紙葉積載部１７の動作方向の動きよりも早く回
転させるようにして紙葉群をしごくのである。このとき
の紙葉１枚あたりのしごきベルト１２との接触面積はご
くわずかなものであるから、紙葉群１８は、第２図に示
すように搬送方向１５側の端面がわずかに待ち上がる程
度である。

しかし、このようにしてしごくことによって、紙Ｍ群１
８のそれぞれの紙葉間には微妙なずれが。

発生し、紙葉群１８全体について見ると、各紙葉が持つ
這量の影・浮を受け、下側よりも上にいく程同じ力で大
きなずれを生ずることになる。

すなわち、上から１枚目の、紙葉とその下の２枚目の紙
葉間の接触面積は、２枚目の紙葉と３枚目の紙葉との間
の接触面、漬に比べ小さくなる。同様に、２枚目及び３
７７枚目の接触面積は、３枚目及び４枚目間の接触面積
よりも小さくなる。

その結果、各紙葉間に発生するｌ＃擦力にはばらつきが
生じ、各紙葉間の接触面積が小さいほど、その間に働く
摩擦力は小さくなるので、紙葉４λ戟部に積【成された
紙葉群１８の最上位から容易かつ確実に紙葉を１枚ずつ
送り出すことができ、フィードローラにくい込ませるこ
とが可能となる。

さらに、しごきベルト１２０同機方向が上向きであるの
で、紙葉積載部１７に積載された紙葉群１８にはプッシ
ャローラｌ側に絶えず押しつける力が働くから、それぞ
れの紙葉の特性に応じたプッシャローラの接触圧力の調
整は不用となり、また摩擦係数の差によるローラ表面材
の選定の自由′度が大きくなり、微妙な調整を行なうこ
となく確実な１枚給紙が可能となるのである。

（発明の効果）本発明の１治紙機構によれば、しごきベルトが紙葉群を
しごいて各紙葉間にずれを生じさせることができ、紙葉
積載部に積・λされた紙葉群の最上位から１枚ずつ紙葉
を給紙することができる。

したがって、従来のようにピッカローラとリバー、Ｘ　
ｏ−ラとのすきまの調整や、ブツシャロー２の接触圧力
の調整を行なう必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の給紙機構の斜視図、第２図
は第１図の給紙機構の動作状態図である。ｌ・・・プッシャローラ、２・・・アーム、３・・・ピ
ッカローラ、４・・・シャフトａ、５・・・プーリ、６
・・・プーリ、７・・・エンドレスベルト、８・・・リ
バースローラ、９・・・ローラａ、１０・・・ローラｂ
％　１１・・・シャフトｂ、１２・・・シコキヘルト、
１３・・・フィードローラ、１４・・・フィードローラ
、１５・・・搬送方向、１６・・・しごきベルトの口伝
方向、１７・・・紙葉積載部、１８・・・紙葉群、１９
・・・紙葉積載部の動作方向、２０・・・ベアリング。代理人　弁理士　本　庄　伸　介第１１１Ｉ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

紙葉を積載する上下動可能な紙葉積載部と、当該紙葉積
載部に積載された紙葉群の最上位から紙葉を１枚ずつ送
り出すプッシャローラと、当該プッシャローラと同期し
て回転するピッカローラと、当該ピッカローラの下方に
わずかな間隙をもたせて配置され、前記ピッカローラと
逆方向に回転駆動するリバースローラと、前記ピッカロ
ーラから送られてきた紙葉を送り出すフィードローラと
、前記紙葉群の搬送方向側の端面を上方にしごくしごき
ベルトとを備えることを特徴とする給紙機構。