JPS63247238A - 紙葉類の多重送り防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類処理装置の供給部に用いられて紙葉類を
送り出す時にその多重送り防止をするための紙葉類の多
重送り防止装置に関する。

〔従来の技術〕

郵便物等の紙葉類を多数搭載しておき、それを最前値の
ものから１通ずつ区分装置等の処理装置へ送り出すため
の供給部には、紙葉類が２通以」１同時に送り出される
のを防止するための多重送り防止装置か付設されている
。

従来のこの種の紙葉類の多重送り防止装置は、第４図に
示すように、紙葉類を取出して搬送する供給ベルト（フ
ィードベルト）■に対向する位置に、逆転ローラ２５を
配設し、これにスプリンクテンションをかげて紙葉類４
に押圧力を与え、逆転ローラ２５に対して紙葉類４の搬
送方向と逆方向の回転運動を与えることによって、最前
位の紙葉類と同時に送り出されてきた２逆目以降の紙葉
類に対して抵抗を与えて多重送りを防止するように構成
している。

〔発明か解決しようとする問題点〕

しかし、上述のような従来の紙葉類の多重送り防止装置
は、処理の対象としている紙葉類の厚さが全面に直って
一定である場合には有効であるが、第４図に示すように
封筒に入れられた内容物によってその厚さか一様でなく
部分的に厚いところがあるような紙葉類に対しては、逆
転ローラが紙葉類と接触する面積が少なく、しかも接触
する位置か不規則な位置となるため、十分に多重送り防
止機能を発揮することかできず、２通同時に送り出すこ
とがしはしはある。また、逆転ローラによって抵抗を与
えるため、その抵抗がかかる位置によっては、スキュー
を起こして不安定な供給動作となるという欠点もある。

本発明の目的は、上述のように従来の紙葉類の多重送り
防止装置の欠点を除去して、紙葉類の厚さが一様でない
場合にも確実に多重送りを防止でき、しかもスキューか
なくて安定な供給動作を行うことのできろ紙葉類の多重
送り防止装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の紙葉類の多重送り防止装置は、逆転ローラを複
数段に積重ねて配置し、各段の逆転ローラが互に独立に
回転運動と揺動運動とかできるようにしたものである。

すなわち、本発明の紙葉類の多重送り防止装置は、紙葉
類を処理装置に一搬送するフィードベルトに対向して設
けられ複数段に積重ねて配設された複数個のローラと、
前記複数個のローラのおのおのに対して設けられその先
端部において前記ローラを回転自在に軸支する複数個の
アームと、前記複数個のアームをそれぞれ独立に回動自
在に軸支するシャフトと、前記複数個のアームのおのお
のに対して設けられ前記ローラを前記フィードベルトに
対して押圧する張力を与える複数個のばねと、前記複数
個のローラのおのおのの初期停止位置を互に独立に調整
するローラ初期位置調整手段と、前記複数個のローラの
おのおの回転運動を独立に駆動する駆動手段とを備え、
前記ローラの回転運動の方向を前記フィードベルトの運
動方向と反対方向に設定して構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。

第１図において、フィードベルト１は、駆動ローラ２と
従動ローラ３とモータ（図示省略）とを存する駆動系に
よって駆動され、紙葉類４をその最前位のものから１通
ずつ取出して処理装置の方向へ搬送するように運動させ
られる。フィードベルト１は、高摩擦の材料（例えばゴ
ム）によって形成され上下２段に配設されたエンドレス
ベルトである。このフィードベルト１に対向して配設さ
れた逆転ローラ群５には、ローラ５ａおよび５ｂおよび
５ｃが上下方向に３段に積重ねられて設けられており、
各段のローラ５ａおよび５ｂおよび５ｃにはそれぞれ丸
ベルト６ａおよび６ｂおよび６Ｃか巻付けされている。

丸ベルト６ａおよび６ｂおよび６Ｃはモータ（図示省略
）にそのシャフトを連結した駆動プーリ７ａおよび７ｂ
および７Ｃによって駆動される。ローラ５ａおよび５ｂ
および５ｃは外周にゴムライニングが施されており、紙
葉類の搬送方向と逆方向に回転させられる。

第２図は第１図の実施例を矢印Ａ方向から見た部分破断
側面図である。

第２図に示すように、各段のローラ５ａおよび５ｂおよ
び５Ｃは、それぞれに対応して設けられているアーム８
ａおよび８ｂおよび８Ｃの先端部に設けられているシャ
フト９ａおよび９ｂおよび９ｃ　（９ｂおよび９ｃは図
示省略）にボールベアリング（ベアリング）１０ａおよ
び１０ｂおよび１０ｃを介して回転自在に取付けられて
いる。

アーム８ａおよび８ｂおよび８ｃは、駆動プーリ７ａお
よび７ｂおよび７Ｃの共通のシャフト６一 ］］に対してヘアリンク１２ａおよび１２１）および１
２ｃ　（１２ｃは図示省略）を介して回転可能に収付け
られている。アーム８ａおよび８１〕および８ｃの他端
には、スプリンタ１３ａおよび］３ｂおよび１３ｃか各
段のローラ５ａおよび５１つおよび５ｃのそれぞれに対
応して設けられている。またスプリンタ１．３　ａおよ
び１３１）および］、　３　ｃを係止しかつそれらのテ
ンションを調整するためのブラケッ１〜１４か設けられ
ている。

スプリンタ１３ａおよび１３ｂおよび］−３ｃによって
それぞれテンションをかけられたアーム８ａおよび８　
ｂおよび８ｃには、ローラ５ａおよび５ｂおよび５ｃの
それぞれの初期停止位置を調整するために、ス１〜ツバ
１５か取付けられている。ストッパ］５には各段のロー
ラ５ａおよび５　ｂおよび５ｃのそれぞれに対して設け
られているねしを用いて独立にそれらの初期停止位置を
調整することか可能である。

したかって本発明の逆転ローラ群５に、たとえは中身が
偏在していてその厚さに部分的に凹凸かあるような封害
のような紙葉類かきたとき、第３図に示すように各段ロ
ーラ５ａおよび５１〕および５Ｃは、それぞれその部位
ての紙葉類４の厚さに応してフィードヘルド１との間の
間隔をかえることか可能である。これによって逆転ロー
ラ群５の各ローラの外周のゴム面か、との段においても
常に紙葉類４に接触することかできるため、確実に紙葉
類の多重送り防止することかてきる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、供給部において郵便物
のような厚さか一様でない紙葉類を処理するとき、ロー
ラを複数段に配置した逆転ローラ群によって、各段のロ
ーラに対応した部位におげろ紙葉類の厚さに対応して各
段のローラをそれぞれ独立に揺動運動によってフィート
ベル１〜との間隔をかえることかてきるようにし、各ロ
ーラを独立に駆動することにより、確実で安定しな紙葉
類の多重送りを防止することができるという効宋がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の主要部を示す斜視図、第２
図は第１図の実施例を矢印Ａ方向から見た部分破断側面
図、第３図は第１図の実施例の動作状態の一例を示す側
面図、第４図は従来の紙葉類の多重送り防止装置の一例
を示す側面図である５ １・・・フィードベルト、２・・・駆動ローラ、３　・
従動ローラ、４・・・紙葉類、５・・逆転ローラ群、５
ａ・５ｂ・５Ｃ・２５・・・逆転ローラ、６・・・丸ベ
ルト、７ａ　　７ｂ　　７ｃｍ・・駆動プーリ、８ａ８
ｂ・８Ｃ・・・アーム、９・１１・・・シャフト、１０
・］２・・・ヘアリング、１３ａ・１３ｂ・１３ｃ　　
・スペリング、１４・・・ブラケット、１５・・・スＩ
・ツバ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙葉類を処理装置に搬送するフィードベルトに対向して
   設けられ複数段に積重ねて配設された複数個のローラと
   、前記複数個のローラのおのおのに対して設けられその
   先端部において前記ローラを回転自在に軸支する複数個
   のアームと、前記複数個のアームをそれぞれ独立に回動
   自在に軸支するシャフトと、前記複数個のアームのおの
   おのに対して設けられ前記ローラを前記フィードベルト
   に対して押圧する張力を与える複数個のばねと、前記複
   数個のローラのおのおのの初期停止位置を互に独立に調
   整するローラ初期位置調整手段と、前記複数個のローラ
   のおのおの回転運動を独立に駆動する駆動手段とを備え
   、前記ローラの回転運動の方向を前記フィードベルトの
   運動方向と反対方向に設定したことを特徴とする紙葉類
   の多重送り防止装置。