JPH06115745A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH06115745A
JPH06115745A JP4268767A JP26876792A JPH06115745A JP H06115745 A JPH06115745 A JP H06115745A JP 4268767 A JP4268767 A JP 4268767A JP 26876792 A JP26876792 A JP 26876792A JP H06115745 A JPH06115745 A JP H06115745A
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JP
Japan
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support plate
shaft
roller
reversing
forward rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4268767A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Shirasaka
和己 白坂
Akinobu Nakahata
彰伸 中幡
Setsu Mihara
節 三原
Kenji Oda
研二 小田
Masahiro Shinohara
昌裕 篠原
Wataru Sasaki
渡 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/130,474 priority patent/US5430534A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正転ローラに圧接される一対の反転ローラの
両圧接力を略同一にする。 【構成】 前支持板30及び後支持板31に回動可能に
支持された軸27の中間位置に正転ローラ5が固着され
ている。上記両支持板30,31に回動可能かつ上記軸
27に接離する方向に移動可能に支持された軸28に一
対の反転ローラ6,6′がトルクリミッター29,2
9′を介して取り付けられている。両支持板30,31
における軸28の支持点はバネ34,34′により軸2
7に近接する方向に付勢され、これにより反転ローラ
6,6′が正転ローラ5に所定圧で圧接されている。バ
ネ34のバネ長C1及びバネ34′のバネ長C2を反転
ローラ6と前支持板30間の距離L1と反転ローラ6′
と後支持板31間の距離L2とに応じてそれぞれ適当に
設定することにより、反転ローラ6,6′の正転ローラ
5への両圧接力が略同一となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンター等
の画像形成装置に適用される給紙装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の画像形成装置に適用され
る給紙装置を示す正面図である。同図は、給紙カセット
の下流側に設けられ、給送された用紙を捌きつつレジス
トローラ対側に搬送する給紙装置である。
【0003】給紙装置は、正転ローラ5と一対の反転ロ
ーラ6,6′とから構成されている。正転ローラ5は軸
27の中間位置に固着され、この軸27は、その前端と
後端部がそれぞれ前支持板30と後支持板31とに回動
可能に支持されている。また、軸27は、不図示の駆動
機構により用紙を下流側に搬送する方向(以下、正転方
向という)に回転駆動されるようになっている。
【0004】なお、正転ローラ5は、給送路との関係で
上記前支持板30と後支持板31間でやや前支持板30
側に偏った位置に設けられている。
【0005】一方、反転ローラ6,6′は軸28の中間
位置にトルクリミッター29,29′を介してそれぞれ
回動可能に取り付けられ、この軸28は、その前端と後
端部がそれぞれ上記前支持板30と後支持板31とに回
動可能かつ上記軸27に接離する方向に移動可能に支持
されている。なお、反転ローラ6,6′は、上記正転ロ
ーラ5に対して正転ローラ5の中心Oから左右に同一距
離だけの離れた位置関係となるように設けられている。
このため、前支持板30と反転ローラ6間の距離L1は
後支持板31と反転ローラ6′間の距離L2より短くな
っている。
【0006】上記前支持板30及び後支持板31の上記
軸28の支持位置には該軸28を上記軸27に近接させ
る方向に付勢すべくコイル状のバネ34,34′が設け
られている。バネ34,34′は、同一のバネ定数を有
し、略同一のバネ圧で軸28を付勢するように取り付け
られている。そして、バネ34,34′の付勢力により
上記反転ローラ6,6′の周面は所定圧で上記正転ロー
ラ5の周面に圧接されている。また、軸28は、不図示
の駆動機構により反転方向に回転駆動されるようになっ
ている。
【0007】上記構成により、用紙が給送されていない
ときは、反転ローラ6,6′の周面が直接、正転ローラ
5の周面に圧接されており、正転ローラ5と反転ローラ
6,6′間に生じる摩擦力は上記トルクリミッター2
9,29′のトルク値を越えている。このため、反転ロ
ーラ6,6′は正転ローラ5とともに連れ回りをし、正
転している。
【0008】一方、用紙が搬送され、正転ローラ5と反
転ローラ6,6′間にニップされると、反転ローラ6,
6′と用紙間で生じる摩擦力は上記トルクリミッター2
9,29′のトルク値以下となり、反転ローラ6,6′
は軸28と共回りし、回転方向が反転する。これにより
複数枚の用紙が重送されたとき、最上段の用紙の下側の
用紙は反転ローラ6,6′により上流側に押し戻され、
用紙の捌きが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の給紙装置
は、前支持板30(軸28の前端の支持位置)と反転ロ
ーラ6間の距離L1と後支持板31(軸28の後端部の
支持位置)と反転ローラ6′間の距離L2とが異なるに
も関わらず、同一のバネ圧で軸28の両支持位置を軸2
7に近接する方向に付勢しているので、反転ローラ6の
正転ローラ5への圧接力とローラ6′の正転ローラ5へ
の圧接力とが異なっている。このため、普通紙が給送さ
れた場合は、上記反転ローラ6,6′の圧接力の不均一
により斜め給紙となることがある。
【0010】上記問題を解決するため、L1=L2とな
るように、前支持板30又は後支持板31の取付位置を
ずらすことも考えられるが、装置本体内の給送路や各種
の駆動機構の配設位置との関係で前支持板30及び後支
持板31の取付位置を変更することは困難である。特
に、装置本体の後側板41と後支持板31間には各種駆
動機構が配設されることから、後支持板31を反転ロー
ラ6′側にずらせてこの間を所定寸法以上に大きくする
ことは困難である。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、一対の反転ローラの各ローラ周面の正転ローラ周面
への圧接力を略同一にし、斜め給紙を防止できる給紙装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置本体に設
けられた前支持板と後支持板とに回転自在に支持された
第1の軸と、上記第1の軸の中間位置に固着された正転
ローラと、上記前支持板と後支持板とに回動自在かつ上
記第1の軸に接離する方向に移動可能に支持された第2
の軸と、上記第2の軸の、上記前支持板から所定距離だ
け離れた内側位置に取り付けられた第1の反転ローラ
と、上記第2の軸の、上記後支持板から所定距離だけ離
れた内側位置に取り付けられた第2の反転ローラと、上
記前支持板に設けられ、上記第1及び第2の反転ローラ
を上記正転ローラへ圧接させるべく上記第2の軸を上記
第1の軸に近接させる方向に付勢する第1の付勢手段
と、上記後支持板に設けられ、上記第1及び第2の反転
ローラを上記正転ローラへ圧接させるべく上記第2の軸
を上記第1の軸に近接させる方向に付勢する第2の付勢
手段とを備え、上記第1及び第2の付勢手段の付勢力
は、上記第1の反転ローラの上記正転ローラへの圧接力
と上記第2の反転ローラの上記正転ローラへの圧接力と
が略同一となるように、上記前支持板と上記第1の反転
ローラ間の距離と上記後支持板と上記第2の反転ローラ
間の距離とに応じてそれぞれ設定されているものであ
る。
【0013】なお、上記第1及び第2の付勢手段は、上
記前支持板と後支持板とにそれぞれ係止されたバネ部材
からなり、第1の付勢手段の付勢力は、前支持板におけ
る第1の付勢手段の係止点と上記第2の軸の中心間の距
離を調節して設定され、第2の付勢手段の付勢力は、後
支持板における第2の付勢手段の係止点と上記第2の軸
の中心間の距離を調節して設定されるようにするとよ
い。
【0014】
【作用】本発明によれば、第1及び第2付勢手段により
第2の軸が第1の軸に近接する方向に付勢され、これに
より第1及び2の反転ローラ周面が正転ローラ周面に所
定圧で圧接される。第1の付勢手段の付勢力及び第2の
付勢手段の付勢力は、前支持板と第1の反転ローラ間の
距離と、後支持板と第2の反転ローラ間の距離とに応じ
てそれぞれ設定され、第1の反転ローラの正転ローラへ
の圧接力と第2の反転ローラの正転ローラへの圧接力と
は略同一に設定される。
【0015】また、前支持板に係止された第1のバネ部
材の付勢力は、前支持板におけるバネ部材の係止点と第
2の軸の中心間の距離を調節して所望の値に設定され、
後支持板に係止された第2のバネ部材の付勢力は、後支
持板におけるバネ部材の係止点と第2の軸の中心間の距
離を調節して所望の値に設定される。
【0016】
【実施例】図4は、本発明に係る給紙装置を備えたプリ
ンターの構成を示す概略図である。このプリンターに
は、普通紙が収容される給紙カセット1と、封筒が並列
状態で収容される給紙カセット2とが上下2段に着脱可
能に装着されている。給紙カセット2には、2つの給紙
部がその幅方向に並設されており、同時に2個の封筒が
並列給送されるようになっている。なお、下段側には、
普通紙が収容される給紙カセットを装着することも可能
で、上段の給紙カセット1と異なるサイズの転写紙を給
送することもできるようになっている。各給紙カセット
1,2の前端面には、マグネット等のカセットの種類を
識別するための識別部材(不図示)が設けられており、
これにより装着されたカセットの種類が識別されるよう
になっている。
【0017】各給紙カセット1,2の給紙部に対応する
位置には、それぞれ給紙ローラ3,4が設けられてい
る。給紙カセット1の装着位置近傍には、正転ローラ5
及び反転ローラ6,6′からなる第1の捌きローラ対7
が設けられ、給紙カセット2の装着位置近傍には、正転
ローラ8及び一対の反転ローラ9からなる第2の捌きロ
ーラ対10が設けられている。そして、給紙カセット1
内の通常紙が上記第1の捌きローラ対7を通じてレジス
トローラ対11に搬送される一方、給紙カセット2内の
封筒は2枚同時に並列状態で上記第2の捌きローラ対1
0及び第1の捌きローラ対7を通じてレジストローラ対
11に搬送されるようになっている。
【0018】上記レジストローラ対11の下流側には感
光体12とその周囲に配設される、転写装置17、不図
示の帯電装置、現像装置及びクリーニング装置からなる
周辺装置とからなる像形成ユニットが配設されている。
この像形成ユニットの上方には、発光部14及びポリゴ
ンミラー15等からなる光学ユニット16が配設され、
更にこの光学ユニット16の上方に排出トレイ22が形
成されている。また、像形成ユニットの下流側には、定
着装置18と排出ローラ対19とが配設され、この排出
ローラ19の下流側に連続して普通紙または封筒を上記
排出トレイ22に搬送する排出ガイド21と排出ローラ
20とが設けられている。
【0019】また、上記給紙カセット1,2から排出ト
レイ22に至るまでの搬送通路の途中には、第2の捌き
ローラ対10で発生したジャムを検出するジャム検出セ
ンサ23、レジストローラ対11の作動タイミングを図
るためのレジストセンサ24、上記発光部14の発光タ
イミングを図るための発光タイミングセンサ25、用紙
が排出されることを検出する排出センサ26等の各セン
サが適所に配設されている。これらのセンサの検出部
は、封筒等の細幅用紙を並列搬送した場合に各用紙をそ
れぞれ検出すべく、左右に2個ずつ並設されている。
【0020】図1は、上記第1の捌きローラ対7の構造
を示す正面図である。また、図2は、正転ローラ5及び
反転ローラ6,6′の取付け構造を示す要部斜視図であ
る。
【0021】同図において、40,41はそれぞれプリ
ンター本体の前側板と後側板である。30,31はそれ
ぞれ前支持板と後支持板である。前支持板30の適所に
は、図2に示すように、丸孔30aと、所定間隔を設け
て該丸孔30aの方向に延びる長孔30bとが穿設さ
れ、後支持板31には前記丸孔30a及び長孔30bに
相対向する位置に同一形状の丸孔と長孔とが穿設されて
いる。
【0022】正転ローラ5は、搬送される普通紙の最大
幅寸法と略同一のローラ長を有し、軸27の中間位置に
固着されている。上記軸27は、その前端と後端部の適
所には軸受32,32′が回動可能に取り付けられ、上
記前支持板30の丸孔30aと後支持板の丸孔とに該軸
受32,32′をそれぞれ嵌入装着して上記前支持板3
0及び後支持板31に回動自在に支持されている。な
お、上記正転ローラ5は、搬送路との関係で上記前支持
板30と後支持板31間でやや前支持板30側に偏った
位置に設けられている。
【0023】軸27の端部には駆動ギヤ35が取り付け
られ、該駆動ギヤ35には不図示の駆動部が接続されて
いる。そして、軸27はこの駆動部によりR1方向(普
通紙を下流側に導く方向)に回転駆動されるようになっ
ている。
【0024】反転ローラ6,6′は、搬送される封筒の
最大幅寸法と略同一のローラ長を有し、軸28の中間位
置にトルクリミッター29,29′を介して回動可能に
取り付けられている。上記トルクリミッター29,2
9′は、反転ローラ6,6′にかかる負荷が所定トルク
以下であれば、該反転ローラ6,6′を上記軸28とと
もに回転させ、負荷が所定トルクを越えると、該反転ロ
ーラ6,6′を軸28に対して空回りさせるものであ
る。
【0025】上記軸28は、その前端と後端部の適所に
は小判形の軸受33,33′が回動可能に取り付けら
れ、上記前支持板30の長孔30bと後支持板の長孔と
に該軸受33,33′をそれぞれ嵌入装着して上記前支
持板30及び後支持板31に回動自在に支持されてい
る。上記軸受33,33′は、図2に示すように、それ
ぞれ同一のバネ定数及び長さを有するコイル状のバネ3
4,34′により上記軸27に近接する方向に付勢さ
れ、これにより反転ローラ6,6′の周面が上記正転ロ
ーラ5の周面に所定圧で圧接されるようになっている。
また、軸28の後端には駆動ギヤ36が取り付けられ、
該駆動ギヤ36には不図示の駆動部が接続されている。
そして、反転ローラ6もこの駆動部によりR1方向に回
転駆動されるようになっている。
【0026】上記反転ローラ6,6′は、正転ローラ5
の中心Oに対して前後対称となる位置に圧接されてい
る。上述のように正転ローラ5は、前支持板30と後支
持板31間で前支持板30側に偏らせて設けているの
で、前支持板30と反転ローラ6の中心位置A間の距離
L1は、後支持板31と反転ローラ6′の中心位置B間
の距離L2より短くなっている。この距離L1と距離L
2との相違は、上記バネ34による反転ローラ6の正転
ローラ5への圧接力とバネ34′による反転ローラ6′
の正転ローラ5への圧接力とに差を生じさせるので、本
実施例では、軸28の中心とバネ34の係止点間の距離
C1(以下、バネ長C1という)と軸28の中心とバネ
34′の係止点間の距離C2(以下、バネ長C2とい
う)とを異ならせ、上記バネ34の付勢力P1とバネ3
4′の付勢力P2とに差を設けて、反転ローラ6の正転
ローラ5への圧接力と反転ローラ6′の正転ローラ5へ
の圧接力を略同一にしている。
【0027】図3は、反転ローラと正転ローラ間の力の
釣合いを説明するための図である。同図において、R1
は反転ローラ6の中心位置Aにおける抗力、R2は反転
ローラ6′の中心位置Bにおける抗力である。また、L
は、前支持板30と後支持板31間の距離である。A点
とB点の圧接力が同一であれば、抗力R1=抗力R2=
抗力Rとなるから、P1+P2=R1+R2=2Rとな
る。一方、B点を中心とする回転モーメントの釣合い
は、下記数1となる。
【0028】
【数1】 P2・L2−P1・(L−L2)+R・(L−L1−L2)=0 この数1に上記R(=(P1+P2)/2)を代入する
と、圧接力P1とP2の関係式が、下記数2のように算
出される。
【0029】
【数2】 P1/P2=(L−(L1−L2))/(L+(L1−L2)) 従って、上記数2を満足するように、バネ34,34′
のバネ定数に応じてバネ34のバネ長C1とバネ34′
のバネ長C2とを適当に調節することにより、反転ロー
ラ6の圧接力P1と反転ローラ6′の圧接力P2とが略
同一になるように設定されている。
【0030】上記構成において、給紙カセット1から普
通紙が給送されると、第1の捌きローラ対7により普通
紙の捌きが行われる。すなわち、上述したように、反転
ローラ6,6′は、トルクリミッター29,29′が作
用する限界トルク値以上の所定圧で正転ローラ5に圧接
されており、用紙が給送されていない状態では、上記ト
ルクリミッター29,29′が作動して正転ローラ5と
ともに連れ回りし、正転している。普通紙が給送され、
上記正転ローラ5と反転ローラ6,6′間にそれぞれニ
ップされると、反転ローラ6,6′と用紙間の摩擦力が
上記限界トルク値以下になり、反転ローラ6,6′は軸
28と共回りし、反転する。これにより重送された普通
紙の下側の普通紙は反転ローラ6,6′により上流側に
押し戻され、各列の普通紙の捌きが行われる。
【0031】なお、下段側から普通紙が給送された場合
も上述と同様の動作で第1の捌きローラ対7により普通
紙の捌きが行われる。この時、上記のように反転ローラ
6の圧接力P1と反転ローラ6′の圧接力P2とを略同
一にしているので、反転ローラ6と反転ローラ6′間に
搬送力の差が生じることはなく、最上段の普通紙は搬送
方向に対して傾斜することなく搬送される。
【0032】この後、普通紙は、レジストローラ対11
に搬送され、該レジストローラ対11で先端合わせが行
われた後、転写部17に搬送される。そして、転写後、
定着部18で画像の定着を行った後、排出ローラ対1
9,20及び排出ガイド21により排出トレイ22に排
出される。
【0033】なお、上記実施例では、バネ34,34′
を伸張状態で設置し、その収縮力を利用して反転ローラ
6,6′を正転ローラ5に圧接する場合について説明し
たが、逆にバネ34,34′を収縮状態で設置し、その
伸張力を利用して反転ローラ6,6′を正転ローラ5に
圧接する場合についてもバネ長C1,C2を適当に調節
して反転ローラ6の正転ローラ5への圧接力と反転ロー
ラ6′の正転ローラ5への圧接力とを略同一に設定する
ことができる。また、バネ34のバネ定数とバネ34′
のバネ定数とを適当に調節して反転ローラ6の正転ロー
ラ5への圧接力と反転ローラ6′の正転ローラ5への圧
接力とを略同一に設定することもできる。
【0034】また、上記実施例では、軸28の付勢部材
としてコイル状のバネ34,34′について説明した
が、本発明はこれに限らず、板バネであってもよく、空
気圧や油圧を利用したものにも適用することができる。
【0035】また、上記実施例では、捌きローラ対につ
いて説明したが、本発明は捌きローラ対に限らず、通常
の給紙ローラ対やレジストローラ対にも適用することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1及び第2の反転ローラを正転ローラに圧接すべく前
支持板に設けられた第1の付勢手段の付勢力と後支持板
に設けられた第2の付勢手段の付勢力とを、上記第1の
反転ローラの正転ローラへの圧接力と上記第2の反転ロ
ーラの正転ローラへの圧接力とが略同一となるように、
上記前支持板と上記第1の反転ローラ間の距離と、上記
後支持板と上記第2の反転ローラ間の距離とに応じてそ
れぞれ設定したので、正転ローラ及び第1の反転ローラ
による搬送力と正転ローラ及び第2の反転ローラによる
搬送力とが略同一になり、普通紙が搬送される場合にも
斜め給紙されることがない。
【0037】また、上記第1及び第2の付勢手段を前支
持板と後支持板とにそれぞれ係止されたバネ部材で構成
し、第1の付勢手段の付勢力は、前支持板における第1
の付勢手段の係止点と上記第2の軸の中心間の距離を調
節して設定し、第2の付勢手段の付勢力は、後支持板に
おける第2の付勢手段の係止点と上記第2の軸の中心間
の距離を調節して設定するようにしたので、簡単な構成
で第1及び第2の反転ローラの各圧接力を容易に調節す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の捌きローラ対の構造を示す正面図であ
る。
【図2】第1の捌きローラ対の正転ローラ及び反転ロー
ラの取付け構造を示す要部斜視図である。
【図3】反転ローラと正転ローラ間の力の釣合いを説明
するための図である。
【図4】本発明に係る給紙装置を備えたプリンターの構
成を示す概略図である。
【図5】従来の画像形成装置に適用される給紙装置の捌
き機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1,2 給紙カセット 3,4 給紙ローラ 5,8 正転ローラ 6,6′,9 反転ローラ 7,10 捌きローラ対 11 レジストローラ対 27,28 軸 29,29′ トルクリミッター 30,31 支持板 30a 丸孔 30b 長孔 32,32′,33,33′ 軸受 34,34′ バネ 35,36 駆動ギヤ 40,41 側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 研二 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 篠原 昌裕 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 佐々木 渡 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に設けられた前支持板と後支持
    板と回転自在とに支持された第1の軸と、上記第1の軸
    の中間位置に固着された正転ローラと、上記前支持板と
    後支持板とに回動自在かつ上記第1の軸に接離する方向
    に移動可能に支持された第2の軸と、上記第2の軸の、
    上記前支持板から所定距離だけ離れた内側位置に取り付
    けられた第1の反転ローラと、上記第2の軸の、上記後
    支持板から所定距離だけ離れた内側位置に取り付けられ
    た第2の反転ローラと、上記前支持板に設けられ、上記
    第1及び第2の反転ローラを上記正転ローラへ圧接させ
    るべく上記第2の軸を上記第1の軸に近接させる方向に
    付勢する第1の付勢手段と、上記後支持板に設けられ、
    上記第1及び第2の反転ローラを上記正転ローラへ圧接
    させるべく上記第2の軸を上記第1の軸に近接させる方
    向に付勢する第2の付勢手段とを備え、上記第1及び第
    2の付勢手段の付勢力は、上記第1の反転ローラの上記
    正転ローラへの圧接力と上記第2の反転ローラの上記正
    転ローラへの圧接力とが略同一となるように、上記前支
    持板と上記第1の反転ローラ間の距離と上記後支持板と
    上記第2の反転ローラ間の距離とに応じてそれぞれ設定
    されていることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の付勢手段は、上記前
    支持板と後支持板とにそれぞれ係止されたバネ部材から
    なり、第1の付勢手段の付勢力は、前支持板における第
    1の付勢手段の係止点と上記第2の軸の中心間の距離を
    調節して設定され、第2の付勢手段の付勢力は、後支持
    板における第2の付勢手段の係止点と上記第2の軸の中
    心間の距離を調節して設定されることを特徴とする請求
    項1記載の給紙装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247238A (ja) * 1987-04-02 1988-10-13 Nec Corp 紙葉類の多重送り防止装置
JPH0388648A (ja) * 1989-08-30 1991-04-15 Mita Ind Co Ltd 給紙装置

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