JPS62239758A - 電子ボタン電話装置用ドアホン回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子ボタン電話装置用ドアホン回路に関する。

〔従来の技術〕

従来ζこの種のドアホン回路は、２台のドアホンと双方
向増幅部との間の接続を制御部によって駆動されるラッ
チング機能を持たないトランスファリレーによって接続
されており、ドアホンから呼出信号を受信すると、制御
部は捕捉タイマ（内線電話機がオフフックだけで呼出ド
アホンと内線電話機との通話路を接続する時間をカウン
トするソフトウェアタイマ）がカウントを終了するまで
、リレーの巻線への電流のオン／オフを制御し、捕捉タ
イマのカウントが終了すると制御部のリレー駆動信号は
停止してリレー接点はブレイク接点側に接続したままに
なる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のドアホン回路は、ドアホンから呼出しを
受けると捕捉タイマのセット時間の間、内線電話機はオ
フフックにより呼出ドアホンに応答できるが、タイマの
カウントが終了すると制御部からのリレー駆動信号は停
止するので、通話路は一方のドアホン（例えば第１のド
アホン）と接続されたままになる。

従って内線電話機が呼出ドアホンに応答するためには、
２台のドアホンからの呼出しを内線電話機のベルの鳴動
インクで間き分け、それぞれ第１のドアホン及び第２の
ドアホンに割りあてられた内線ダイヤルをダイヤルしな
ければならず、ベルの鳴動インクの聞き分けに慣れてい
ない人は呼出ドアホンが第１のドアホンか第２のドアホ
ンかを区別できず、呼出ドアホンに応答できない場合が
あるという欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の電子ボタン電話装置用ドアホン回路は、内線電
話機との通話に用いる第１．第２のドアホンと、前記内
線電話機と前記第１．第２のドアホンのいずれかとの通
話路を２線−４線変換及び４線−２線変換する第１．第
２のハイブリッドトランスと前記変換の４線部分で前記
内線電話機と前記第１及び第２のドアホンとの通話を増
幅する第１及び第２の増幅器とから成る双方向増幅部と
、該双方向増幅部に前記第１．第２のドアホンのいずれ
かに切替接続する切替手段と、ドアホンの呼出しを検出
するドアホン着信検出部と、該ドアホン着信検出部の出
力信号を受信して前記内線電話機と前記双方向増幅部と
を接続するスイッチング手段と、該スイッチング手段を
駆動する制御部とを有する電子ボタン電話装置において
、前記切替手段の代わりに前記ドアホン着信検出部の出
力信号により前記双方向増幅部を前記第１．第２のドア
ホンのいずれかに接続するように駆動して次の前記ドア
ホン着信検出部の出力信号が到来するまでその状態を保
持し続ける状態記憶スイッチング手段を備えている。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の電子ボタン電話装置用ドアホン回路の
一実施例を示す回路ブロック図であり、状態記憶スイッ
チング手段としてラッチングリレーを用いた例である。

内線電話機１は制御部４が駆動するドアホン通話路スイ
ッチ２を介して双方向増幅部３と接続され、双方向増幅
部３はラッチングリレー接点６の１〕接点を介してドア
ホンＡ８に、またラッチングリレー接点６のＳ接点を介
してドアホンＢ９にそれぞれ接続され、ドアホン着信検
出部７の検出部Ａ７１の入力端は前記ドアホンＡ８に、
また検出部Ｂ７２の入力端はドアホンＢ９に接続され、
検出部Ａ７１及び検出部Ｂ７２の出力端はそれぞれドラ
イバＡｌｌ及びドライバＢ１２を介してラッチングリレ
ー５のＰ巻線５１及びＳ巻線５２に接続されるとともに
制御部４に接続されている。

続いて、例えばドアホンＡ８から呼出しがあった場合の
本実施例の動作について説明する。

ドアホンＡ８の呼出信号をドアホン着信検出部７の検出
部Ａ７１が検出すると、単安定マルチバイブレータであ
る検出部Ａ７１は一定幅のパルスを制御部４及びドライ
バＡｌｌに送出する。ドライバＡｌｌはラッチングリレ
ー５のＰ巻線５１に検出部Ａ７１の出力パルス幅の時間
だけ電流を流し、ラッチングリレー接点６はＰ側に接続
される。

また、制御部４は検出部Ａ７１の出力を受信し、捕捉タ
イマのカウント中に内線電話機１がオフフックしたこと
を検出するとドアホン通話路スイッチ２を閉結し、内線
電話機１とドアホンＡ８との間の通話路を形成する。

前記捕捉タイマがカウントを終了した後、内線電話機１
がオフフックした場きは、ラッチングリレー接点６がＰ
側に接続されたままであるため内線電話機１があらかじ
め定められた内線番号をダイヤルすると制御部４の制御
によりドアホン通話路スイッチ２が閉結され、内線電話
機１とドアホンＡ８との間の通話路が形成される。

次にドアホンＢ９から呼出しがあった場合には、ドアホ
ンＡ９からの呼出し時と同様に、ドアホン着信検出部７
の検出部Ｂ７２の出力によりドライバＢ１２はラッチン
グリレー５のＳ巻線５２に電流を流し、ラッチングリレ
ー接点６をＳ側に接続するので、ドアホン通話路スイッ
チ２の閉結により内線電話機１と前記ドアホンＢ９との
間の通話路が形成される。

なお、ドアホンＡ８．　　ドアホンＢ９と検出部Ａ７１
、検出部Ｂ７２の出力波形は第２図に示すようになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、双方向増幅部と第１また
は第２のドアホンとの接続に状態記憶スイッチング手段
を用いることにより、制御部の捕捉タイマのカウント終
了後でも、内線電話機の操作者は着信を受けたドアホン
が２台のドアホンのうちどちらであるかを意識せずに、
ドアホン通話のために割りあてられた内線番号をダイヤ
ルすれば呼出ドアホンと通話できるので、内線電話機ベ
ルの鳴動インクによるドアホンの区別に慣れてない操作
者でも呼出ドアホンに容易に応答できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子ボタン電話装置用ドアホン回路の
一実施例を示す回路ブロック図、第２図は第１図におけ
るドアホンＡ及びドアホン日の出力波形とドアホン着信
検出部の検出部ＡＭび検出部Ｂの出力波形を示す波形図
である。 １・・・内線電話機、２・・・ドアホン通話路スイ・ソ
チ、３・・・双方向増幅部、４・・・制御部、５・・・
ラッチングリレー、６・・・ラッチングリレー接点、７
・−・ドアホン着信検出部、８，９・・・ドアホンＡ、
Ｂ、１１゜１２・・・ドライバＡ、Ｂ、３１．３２−・
・ハイブリッドトランスＡ、Ｂ、３３．３４・・・増幅
器Ａ、Ｂ、５１・・・２巻線、５２・・・Ｓ巻線、７１
．７２・・・検出部Ａ、Ｂ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内線電話機との通話に用いる第１、第２のドアホンと、
   前記内線電話機と前記第１、第２のドアホンのいずれか
   との通話路を２線−４線変換及び４線−２線変換する第
   １、第２のハイブリッドトランスと該変換の４線部分で
   前記内線電話機と前記第１及び第２のドアホンとの通話
   を増幅する第１及び第２の増幅器とから成る双方向増幅
   部と、該双方向増幅部に前記第１、第２のドアホンのい
   ずれかを切替接続する切替手段と、前記ドアホンからの
   呼出しを検出するドアホン着信検出部と、該ドアホン着
   信検出部の出力信号を受信して前記内線電話機と前記双
   方向増幅部とを接続するスイッチング手段と、該スイッ
   チング手段を駆動する制御部とを有する電子ボタン電話
   装置において、前記切替手段の代わりに前記ドアホン着
   信検出部の出力信号により前記双方向増幅部を前記第１
   、第２のドアホンのいずれかに接続するように駆動して
   次の前記ドアホン着信検出部の出力信号が到来するまで
   その状態を保持し続ける状態記憶スイッチング手段を備
   え、前記ドアホン着信検出部が呼出ドアホンからの着信
   を検出すると前記状態記憶スイッチング手段は前記双方
   向増幅部と呼出ドアホンとを接続して次の着信を前記ド
   アホン着信検出部が検出するまで前記状態を保持するこ
   とを特徴とする電子ボタン電話装置用ドアホン回路。