JPS6328555B2 - - Google Patents

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JPS6328555B2
JPS6328555B2 JP20511982A JP20511982A JPS6328555B2 JP S6328555 B2 JPS6328555 B2 JP S6328555B2 JP 20511982 A JP20511982 A JP 20511982A JP 20511982 A JP20511982 A JP 20511982A JP S6328555 B2 JPS6328555 B2 JP S6328555B2
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JP
Japan
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signal
tel
terminal
relay
line
Prior art date
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Application number
JP20511982A
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English (en)
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JPS5994987A (ja
Inventor
Ryuzo Sugiura
Tomio Nishimura
Junzo Kikuchi
Toshiro Yoshida
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Tamura Electric Works Ltd filed Critical Tamura Electric Works Ltd
Priority to JP20511982A priority Critical patent/JPS5994987A/ja
Publication of JPS5994987A publication Critical patent/JPS5994987A/ja
Publication of JPS6328555B2 publication Critical patent/JPS6328555B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/002Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はボタン電話装置における増設基板を識
別する方式に係り、さらに詳しくいえば、ループ
監視リレーをそれぞれ備えたボタン電話機用増設
基板および標準電話機用増設基板の一方を主装置
の予めの共通基板位置に装着することによりボタ
ン電話機または標準電話機を任意に増設可能とし
たボタン電話装置における増設基板識別方式に関
するものである。 従来のこの種の装置において、基板を識別する
場合、一般にはデイツブ・スイツチによる手動設
定か、または専用の識別信号によつて行なうとい
う方法が採られている。 しかしながら、前者のデイツブ・スイツチによ
る手動設定の場合には部品点数の増加と設定違い
が生じるという欠点を有し、一方、後者の専用の
識別信号によつて行なう場合には識別信号専用の
送出制御、受信制御および専用の識別信号入出力
線を必要とするという欠点があつた。 本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は周期的に送出されるループ監視
信号を識別信号として利用し、自動識別により上
記前者の手動設定による欠点を解決しかつ後者の
専用の識別信号によつて行なう欠点である識別信
号専用の送出制御動作と専用の識別信号線の削減
を図つたボタン電話装置における増設基板識別方
式を提供することにある。 このような目的を達成するため、本発明はルー
プ監視リレーの接点の状態を周期的に監視するル
ープ監視信号を一方の増設基板上においてのみ分
路するように構成し、分路されたループ監視信号
の返送の有無を検知することによつて増設基板の
種類を識別し得るようにしたもので、以下、図面
に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。 まず、実施例を説明する前に、本発明を適用す
るボタン電話装置について説明する。 第1図は本発明による増設基板識別方式を適用
するボタン電話装置の一実施例の基本的構成を示
すブロツク図である。図において、KSUは主装
置側を示すものであり、STは端末側を示したも
のである。 La,Lbは局線に接続される局線端子、Eは電
話回線の接地端子、PSは商用電源AC、例えば交
流240Vを入力とし直流(+)24Vおよび直流(+)5V
を得る電源、TSDは局線端子Laにコンデンサを
介して接続されると共に局線端子Lbに接続され
局線端子La,Lbからの着信信号を検知する着信
信号検知回路部である。FA,FBは端末を局線通
話路または内線通話路に切換え接続するためのリ
レー、fa1,fa2,fb1,fb2はその局線・内線切換
用のリレー接点、Hは局線を保留するために動作
するリレー、hはその保留用接点、RCは再発信
操作をしたときに、例えば約500msの間のみ動作
するリレー、rcはそのPBX保留用接点、RDCは
制御回路部CPUからの制御信号に基いてこれら
各リレーFA,FB,H,RCを駆動するリレー駆
動回路部、HSGは局線端子Laに接続されると共
に保留用接点hを介して局線端子Lbに接続され
た保留音信号発生回路部である。 そして、ICCは制御回路部CPUとの間において
個別呼出し情報の送受を行なう個別呼出制御回路
部、DPCは制御回路部CPUとの間においてドア
ホン情報の送受を行なうドアホン制御回路部で、
このドアホン制御回路部DPCはドアホン端末
DPTとの間においてドアホン情報の送受を行な
うと共にドアアンロツク機構DALに所要の制御
信号を送出しこれを制御するように構成されてい
る。 FNSは制御回路部CPUとの間においてボタン
電話装置としての各種機能を設定する機能設定
部、OSCはトーン信号発生回路部、ASはこのト
ーン信号発生回路部OSCの出力を入力とし制御
回路部CPUからの制御信号によつてそのオン・
オフが制御されるスイツチ回路部、AMPはこの
スイツチ回路部ASの出力を増幅する増幅回路部
である。 Tは局線・内線切換用接点fa1,fb1……および
局線・内線切換用接点fa2,fb2……を介して4線
接続の端末制御インタフエイス回路部(以下、イ
ンタフエイス回路部と略称する)IF1,IF2……
IF5bにそれぞれ接続されると共にドアホン制御回
路部DPCおよび増幅回路部AMPに接続された変
成器で、この変成器Tはその巻線に接続された抵
抗およびコンデンサと共に内線通話電流供給回路
を構成している。CVDは制御回路部CPUとの間
において所要の制御情報の送受を行ない、また、
インタフエイス回路部IF1,IF2……IF5bからの制
御電圧を検知する制御電圧検知回路部である。 そして、実線にて示すインタフエイス回路部
IF1,IF2との間でそれぞれ信号および音声の送受
を行なう4線接続のボタン電話機(以下、ボタン
電話機と呼称する)TEL1,TEL2は固定用であ
り、また、破線にて示すインタフエイス回路部
IF3,IF4,IF5aおよびボタン電話機TEL3
TEL4,TEL5aは増設用である。 なお、このインタフエイス回路部IF5aおよびボ
タン電話機TEL5aは2線接続のインタフエイス回
路部IF5bおよび2線接続の端末電話機(標準電話
機)TEL5bに変更することもできる。そして、こ
の増設分の各インタフエイス回路部IF3〜IF5a
(IF5b)を固定用として実装する場合には、イン
タフエイス回路部IF1,IF2と同様に局線・内線切
換用接点fa,fbを介して接続することは勿論であ
る。 そして、このインタフエイス回路部IF1,IF2
局線・内線切換用接点fa1,fb1および接点fa2
fb2の局線側はそれぞれ局線端子La,Lbに接続さ
れている。また、インタフエイス回路部IF1
IF5a(IF5b)には制御回路部CPUからの制御信号
が供給されるように構成されている。 第2図は本発明の説明に供する構成図で、シス
テム構成と通話径路および信号径路の相互関係を
総合的に示すものである。本発明の理解を容易に
するため、まずこれについて説明する。 この第2図において第1図と同一符号のものは
相当部分を示し、TEL1〜TEL4は4線接続のボ
タン電話機、TEL5は2線接続の標準電話機で、
この標準電話機TEL5は一対の通話線Lを介して
主装置KSUに接続され、この標準電話機TEL5
より他のボタン電話機TEL1〜TEL4との内線相
互通話および局線通話を行なうように構成されて
いる。 LCは局線端子La,Lbを介して局線に接続され
た局線回路で、この局線回路LCは局線通話路
EX・PHに接続されると共に、第1図に示す着
信信号検知回路部TSDとPBX再発信部およびア
レスタなどよりなり、局線保留のための第1図に
示す保留音信号発生回路部HSGを含む保留回路
HCを接続することができるように構成されてい
る。そして、この局線回路LCに接続された局線
通話路EX・PHは後述する第3図に示すリレー
FEの接点fe1,fe2と後述する第3図に示すリレー
Iの接点i1,i2およびループ監視リレーLEを介し
て標準電話機TEL5に接続されると共に、それぞ
れ端末ユニツトTU1〜TU4を介してボタン電話
機TEL1〜TEL4に接続されている。 ICBは変成器Tを介して内線電話路IT・PHに
接続された内線制御回路で、その内線通話路
IT・PHはコンデンサとリレー接点fe1,i1および
ループ監視リレーLEを直列に介し、また、コン
デンサとリレー接点fe2,i2を直列に介して標準電
話機TEL5に接続されると共に、それぞれ端末ユ
ニツトTU1〜TU4を介してボタン電話機TEL1
TEL4に接続されている。OAは内線制御回路ICB
の出力をコンデンサと抵抗を直列に介して非反転
入力端(+)に入力し、出力端が反転入力端(-)に
接続されると共に、抵抗とアナログスイツチAS1
を直列に介して増幅回路AMPに接続された演算
増幅器である。そして、上記増幅回路AMPにコ
ンデンサを介して接続された信号線SLはそれぞ
れ端末ユニツトTU1〜TU4を介してボタン電話
機TEL1〜TEL4に接続されている。 OSCは呼出信号および警報信号を発生する発
振器で、この発振器OSCは局線着信および内線
着信のときの呼出信号を発生し、その呼出信号は
500/600Hzを16Hzで変調したもので、この呼出信
号および600Hzの警報信号はそれぞれアナログス
イツチAS2,AS3のゲートGに印加する第1図に
示す制御回路部CPUからの制御信号によつてそ
のオン・オフが制御されるように構成されてい
る。 DT・IFはドア端末インタフエイス回路部で、
このドア端末インタフエイス回路部DT・IFは第
1図に示すドアホン制御回路部DPCに相当し、
ドアホン端末DPTからの呼出ボタン信号はこの
ドア端末インタフエイス回路部DT・IFの出力端
子から増幅回路AMPとコンデンサおよび信号線
SL、端末ユニツトTU1〜TU4を介して各ボタン
電話機TEL1〜TEL4にそれぞれの情報路DTPを
通して送られ、各ボタン電話機TEL1〜TEL4
ら拡声されるように構成されている。DPLはド
アホンロツクを示す。 そして、端末ユニツトTU1〜TU4のIFC1
IFC2……はそれぞれ4線端末インタフエイス制
御回路部を示し、LA,LB……LEはループ監視
のために通話路ループに挿入され、端末電話機が
オフフツクし直流ループができたときに動作する
ループ監視リレーで、これら各ループ監視リレー
LA〜LEの各接点la〜le(図示せず)は制御回路
部CPU(第1図参照)にフツク情報を与えるよう
に構成されている。また、端末ユニツトTU1
TU4内の接点fa1,fa2,fb1,fb2……はそれぞれ
端末を局線通話路または内線通話路に切換え接続
するためのリレーFA,FB……(第1図参照)の
接点で、その点線表示の接点位置ではその対応す
る端末は内線通話路IT・PHに接続され、実線表
示の接点位置ではその対応する端末は局線通話路
EX・PHに接続されるように構成されている。 そして、これら各リレーFA,FB……が励磁さ
れると、その接点fa1,fa2,fb1,fb2……は動作
して点線の位置をとる。例えば、ボタン電話機
TEL2が局線発信をするために、オフ・フツク
し、ラインボタン(図示せず)を押すと、リレー
FBが復旧されて、その接点fb1,fb2は実線で示
される接点位置となり、これによつて、ボタン電
話機TEL2は局線通話路EX・PHに接続されるよ
うに構成されている。また、このボタン電話機
TEL2のオン・フツクあるいは保留動作で上記リ
レーFBが再励磁されてその接点fb1,fb2は点線
で示す動作位置をとるように構成されている。 また、ボタン電話機TEL1〜TEL4におけるCC
は情報路DTPに接続された制御回路、TECは通
話路SPPに接続された電話機回路を示し、MON
はモニタキー、SPはスピーカを示す。なお、
RMはボタン電話機TEL4に接続されたルーム・
モニタ回路を示す。 TU5は2線接続の標準電話機TEL5に係る端末
ユニツトで、この端末ユニツトTU5は2線端末
制御回路部RSCと端末を局線通話路EX・PHま
たは内線通話路IT・PHに切換え接続するための
リレーFE(後述する第3図参照)およびその接点
fe1,fe2ならびに標準電話機TEL5に呼出信号お
よびビジー・トーンを送るときに動作するリレー
I(後述する第3図参照)の接点i1,i2などから構
成されている。 すなわち、上述の各径路と4線接続の各ボタン
電話機TEL1〜TEL4および2線接続の標準電話
機TEL5との間には、端末ユニツトTU1〜TU5
インタフエイト回路が設けられる。このうち、端
末ユニツトTU3,TU4および端末ユニツトTU5
は付加装置である。なお、この第2図に示す実施
例においては、端末ユニツトTU5は2線接続の
標準電話機TEL5を実装して標準電話機を接続し
た状態を示しているが、この端末ユニツトTU5
の位置には4線接続のボタン電話機あるいは2線
接続の標準電話機の何れでも実装可能である。ま
た、4線接続のボタン電話機TEL4には必要に応
じてルーム・モニタ回路RMを接続することもで
きる。 そして、各端末ユニツトTU1〜TU4とそれぞ
れに対応する4線接続の各ボタン電話機TEL1
TEL4は、通話路PSSと情報路DTPによつてそれ
ぞれ接続されている。 ここで、上記発振器OSCとアナログスイツチ
AS2,AS3および増幅回路AMPはそれぞれ第1
図に示すトーン信号発生回路部OSCとスイツチ
回路部ASおよび増幅回路AMPに相当する。 そして、交換機に接続された局線は局線端子
La,Lbと局線回路LCを経て局線通話路EX・PH
に接続され、また、局線回路LCは局線保留のた
めの保留回路HCに接続され、局線を保留するこ
とができるように構成されている。また、内線通
話路IT・PHが通話のために設けられており、変
成器Tの1次側巻線Pと抵抗を経て通話電流が4
線接続のボタン電話機TEL1〜TEL4に供給され
るように構成されている。ここで、この変成器T
は第1図に示す変成器Tに相当する。 また、この変成器Tの2次側巻線Sには内線制
御回路ICBが接続されており、その内線制御回路
ICBの端子から必要に応じてコール・バツク・ト
ーンが内線通話路IT・PHを通して各4線接続の
ボタン電話機TEL1〜TEL4および2線接続の標
準電話機TEL5に送出されるように構成されてい
る。 さらに、この変成器Tの2次側巻線Sにはコン
デンサと抵抗を介して演算増幅器OAが接続さ
れ、この演算増幅器OAの出力は第2図には図示
しない制御回路部CPU(第1図参照)からの
“H”信号でオン状態となつたアナログスイツチ
AS1と増幅回路部AMPおよびコンデンサを通し
て信号線SLに印加され、信号および音声は端末
ユニツトTU1〜TU4の4線端末インタフエイス
制御回路IFC1,IFC2……に供給され、その出力
は情報路DTPを通り、さらに各4線接続のボタ
ン電話機TEL1〜TEL4の制御回路CCを経てそれ
ぞれのスピーカSPから拡声されるように構成さ
れている。 つぎにこの第2図に示す実施例の動作を説明す
る。まず、標準電話機TEL5とボタン電話機
TEL1〜TEL4とが相互通話を行なう場合には、
フツク・オフして相手のボタン電話機を呼出し、
その相手が応答すれば、内線通話路IT・PHを介
して、その内線通話路IT・PHに供給される通話
電流によつて行なわれる。 つぎに、一斉呼出しの場合、すなわち、例え
ば、4線接続のボタン電話機TEL2がオフ・フツ
クして内線釦を押したまま送受話器から話すこと
により、一斉呼出しを行なつた場合には、ボタン
電話機TEL2の電話機回路TECから通話路SPPを
経て内線通話路IT・PHを通り、さらに変成器T
の2次側巻線S、コンデンサ、演算増幅器OA、
増幅回路AMPおよび信号線SL、端末ユニツト
TU1〜TU4を経て、各ボタン電話機TEL1
TEL4のスピーカSPに与えられる。 さらに、また、この変成器Tの2次側巻線Sは
ドア端末インタフエイス回路部DT・IFの通話径
路の端子に接続されているので、変成器Tと内線
通話路IT・PHを介してドアホン端末DPTと4
線接続のボタン電話機が通話を行なうことができ
る。なお、ドアホン端末DPTからの呼出信号は
ドア端末インタフエイス回路部DT・IFの出力端
から増幅回路AMPとコンデンサおよび信号線SL
を介して各4線接続のボタン電話機TEL1
TEL4にそれぞれの情報路DTPを通して送られ、
これら各ボタン電話機TEL1〜TEL4のスピーカ
SPから拡声される。 一方、呼出信号および警報信号を発生する発振
器OSCからの呼出信号は、アナログスイツチAS2
のゲートGに印加する第1図に示す制御回路部
CPUからの制御信号によつてオン・オフの制御
が行なわれる。ここで、この制御回路部CPUは
着信の種類を識別してアナログスイツチAS2のゲ
ートGにこのオン・オフ制御のための制御信号を
下記の如く与える。 すなわち、局線着信の場合には、0.4秒オン、
0.2秒オフ、0.4秒オン、2秒オフのタイミング
で、また、内線着信の場合には1秒オン、2秒オ
フのタイミングで制御する。そして、このオン・
オフ制御により作られた着信信号は前述の増幅回
路AMPとコンデンサおよび信号線SL、端末ユニ
ツトTU1〜TU4からそれぞれの情報路DTPを経
てボタン電話機TEL1〜TEL4に与えられる。 また、標準電話機TEL5の場合には、端末ユニ
ツトTU5の中の2線端末制御回路部RSCに含ま
れている図示しない呼出信号発生器(約45Hz)に
より呼出信号が発生され、約50Vの標準電話機の
ための呼出信号に拡大される。そして、この呼出
信号はリレーIの接点i1,i2を通して2線接続の
標準電話機TEL5に送られ、リンガを駆動する。 一方、発振器OSCから600Hzの警報信号を発生
する場合には、警告音およびオフ・フツク・アラ
ームトーンの制御は制御回路部CPU(第1図参
照)がアナログスイツチAS3のゲートGにアクシ
ヨン“H”の制御信号を与えることによつて行な
われる。 そして、これらのトーンは前述の呼出信号の場
合と同様に、各4線接続のボタン電話機TEL1
TEL4のスピーカSPから拡声される。 第3図は本発明の一実施例の具体的構成を示す
構成図で、2線接続の標準電話機とインタフエイ
ス回路に関する他との関連を示したものである。 この第3図において第1図および第2図と同一
符号のものは相当部分を示し、TEL5は2線接続
の標準電話機、2点鎖線で囲んだ部分IFBは2線
接続の標準電話機TEL5のインタフエイスボード
で、これは第2図における端末ユニツトTU5
相当する。そして、FEは端末を局線通話路EX・
PHまたは内線通話路IT・PHに切換え接続する
ためのリレー、fe1,fe2はその接点、BUは標準
電話機TEL5にビジー・トーンを送るときに動作
するリレー、buはその接点、LEは通話線のルー
プ監視を行なうループ監視リレー、leはその接点
である。ICBは内線制御回路で、この内線制御回
路ICBは4線端末のインタフエイス回路からのダ
イヤルパルスDP1と2線端末のインタフエイス回
路よりのダイヤルパルスDP2を計数し、その計数
情報を制御回路部CPUに送出するように構成さ
れている。 そして、このダイヤルパルスDP2の径路は一方
のコイルが抵抗R1を介して電源端子(+)24Vに接
続された電流供給用のチヨークコイルT1の他方
のコイルに接続されると共に、抵抗R2を介して
接地され、このチヨークコイルT1のコイルの他
端はコンデンサC4,C5を介して内線通話路IT・
PHに接続されると共に、リレーFEの接点fe1
fe2およびリレーIの接点i1,i2をそれぞれ直列に
介し、さらにループ監視リレーLEを介して標準
電話機TEL5に接続されている。 RGOは呼出信号発生回路で、その出力端はそ
れぞれダーリントン接続のトランジスタQ1,Q3
を介して変成器T2の1次側巻線Pの両端に接続
されている。BTGはビジートーン信号発生回路
で、その出力端は抵抗R13とコンデンサC6を直列
に介してリレーBUの接点buに接続されている。 PCは発光素子Pdと受光素子Ptとからなるホト
カプラーで、このホトカプラーPCは呼出信号送
出時における直流ループ内に接続されている。そ
して、その発光素子Pdのアノード側は抵抗R3
介して電源端子(+)24Vに接続され、カソード側
はダイオードD1を介してリレーBUの接点buに接
続され、受光素子Ptのコレクタは抵抗R4を介し
て、電源端子(+)24Vと信号グランドSG間に抵抗
R5,R6と共に直列接続されたトランジスタQ5
ベースに接続され、受光素子Ptのエミツタは抵
抗R7を介してベースに接続されると共に、シグ
ナルグランドSGに接続されている。また、エミ
ツタが電源端子(+)24Vに接続されたトランジス
タQ6のコレクタは抵抗R8を介して変成器T2の1
次側巻線Pの中点タツプに接続され、ベースは上
記抵抗R5,R6の接続点に接続されている。そし
て、これらは呼出信号制御回路を構成している。 また、この変成器T2の2次側巻線Sにはコン
デンサC1が並列接続され、その2次側巻線Sの
一端はシグナルグランドSGに接続され、他端は
コンデンサC2を介してリレーBUの接点buに接続
されている。 一方、リレーFE,I,BUの一端は電源端子
(+)24Vに共通接続され、リレーFEの他端はリレ
ー駆動回路部RDCに接続され、リレーI,BUの
他端はそれぞれトランジスタQ7,Q8を介して接
地されている。そして、このトランジスタQ7
Q8のベースはそれぞれ抵抗R9,R10を介してTB2
のポート6,7に接続されている。このデコーダ
板TB2およびデコーダTB1,TB3の入力はそれぞ
れ制御回路部CPUに接続されている。 そして、インタフエイスボードIFB内のループ
監視リレーLEの接点leの一端は制御回路部CPU
の入力ポート2に接続され、他端はダイオード
D2とインバータINVを直列に介して制御回路部
CPUの出力ポート4に接続され、そのインバ
ータINVとダイオードD2の接続点はダイオード
D3を介して制御回路部CPUの入力ポート11
に接続され、インバータINVの入力端は抵抗R11
を介して接地されている。そして、これらは増設
基板識別部を構成し、ループ監視リレーLEの接
点leの状態を周期的に監視するループ監視信号
LOOPを一方の増設基板上においてのみ分路する
ように構成されている。 なお、2点鎖線で囲んだ部分、すなわち、イン
タフエイスボードIFB内の(1)、(2)、(3)、(5)および
(6)なる端子は2線端末のインタフエイスユニツト
のみの端子であり、また( )を持たない1、
2、……7、9、13、14、15、16なる端子は4線
端末のインタフエイスユニツトと共通である。 つぎにこの第3図に示す実施例の動作を説明す
る。 まず、着信の場合について説明すると、2線接
続の標準電話機TEL5に局線着信、内線着信のい
ずれかがあると、制御回路部CPUはデコーダ
TB2のポート6から信号IDVの“H”を送出して
リレーIを動作せしめる。したがつて、標準電話
機TEL5においてオフ・フツクした呼出し時のオ
フ・フツク信号検出回路は、
【表】 の径路によつて形成され、オフ・フツク信号はホ
トカプラーPCにより検出される。 そして、呼出信号の送出は、制御回路部CPU
の出力ポートO0〜O3及びO6からデコーダTB3
ポートOを通して信号RSTNを送出して行なわ
れる。この信号RSTNが“H”になると、トラ
ンジスタQ5がオン状態に移行し、これに伴つて
トランジスタQ6もオンとなり、変成器T2の1次
側巻線Pの中点タツプに(+)24Vの電源が供給さ
れる。この状態で呼出信号発生回路RGOの出力
がトランジスタQ1およびトランジスタQ3のベー
スに加えられて、これら各トランジスタQ1,Q3
はオン状態に移行し、このトランジスタQ1,Q3
のオンでトランジスタQ2,Q4もオン状態になり、
変成器T2の1次側巻線Pの両端は交互にシグナ
ルグランドSGに接続されるので、変成器T2の2
次側巻線Sにはステツプアツプされた電圧が現わ
れ、これが呼出信号となる。この呼出信号が、 シグナルグランドSG―変成器T2の2次側巻線
S―コンデンサC2―リレー接点bu―リレー接
点i1―コンデンサC3―標準電話機TEL5―リレ
ー接点i2―シグナルグランドSG の径路で2線接続の標準電話機TEL5に送られ
る。 そして、この標準電話機TEL5でオフ・フツク
すると、前述のオフ・フツク信号検出回路が閉成
して直流電流が流れるために、ホト・カプラー
PCがオンし、これに伴つてトランジスタQ5はオ
フとなり、トランジスタQ6もオフとなるので、
変成器T2の1次側巻線Pを通してトランジスタ
Q2およびトランジスタQ4に対する電源供給が停
止されて呼出信号は停止する。 また、一方、2線接続の標準電話機TEL5がオ
フ・フツクされることにより、ループ監視リレー
LEが動作し、その接点leでオフ・フツク情報を
制御回路部CPUに送る。すなわち、制御回路部
CPUの出力ポート4が走査のために“L”信
号を送出したとき、インタフエイスボードIFBの
端子14に印加される信号DBOが“H”、インバー
タINVの出力が“L”となつて、リレー接点leが
閉成していると、制御回路部CPUの入力ポート
K2に供給されるループ監視信号LOOPがダイオ
ードD2を通して“L”となり、ループ監視リレ
ーLEの動作を検知する。ここで、この制御回路
部CPUの入力ポート2はその内部でプルアツ
プされている。 そして、このリレー接点leからのループ監視信
号LOOPは直流ループの検出信号であり、制御回
路部CPUの入力ポート2に与えられるアクテ
イブ“L”の信号である。また、制御回路部
CPUの出力ポート4から送出される信号DBO
は入力を選択または走査するための出力信号であ
り、制御回路部CPUの出力ポート4において
アクテイブ“L”の信号である。 インタフエイスボードIFBの増設基板識別部を
形成するダイオードD3から端子(6)を通して送出
される信号RMDは、端末インタフエイスユニツ
トが4線接続用のもの、すなわち、4線接続のボ
タン電話機か、あるいは2線接続用のもの、すな
わち2線接続の標準電話機であるかを識別するた
めの入力信号で、アクテイブ“L”、すなわち、
2線接続の標準電話機が実装されていると、上記
信号DBOで走査したときインバータINVの出力
が“L”となるため、制御回路部CPUの入力ポ
ート11に“L”を与えるように構成されてい
る。また、4線接続のボタン電話機を増設する増
設基板の場合には端子(6)にダイオードD3が接続
されていないので、制御回路部CPUの入力ポー
ト11に“L”を与えることはない。 なお、ループ監視信号LOOPは周期的な信号で
あるため、いつでも必要に応じて基板の識別を行
なうことができる。 このように、ループ監視リレーLEの接点leの
状態を周期的に監視するループ監視信号LOOPを
一方の増設基板上においてのみ分路するように構
成し、分路されたループ監視信号LOOPの返送の
有無を検知することによつて増設基板の種類を識
別することができる。 制御回路部CPUが以上のようにして2線接続
の標準電話機TEL5がオフ・フツクしたことを知
ると、その着信呼出が内線からのものか、局線か
らのものであるかによつて制御回路部CPUは以
下の如く指示する。 まず、内線着信呼出の場合は、端子板TB1のポ
ート4が“H”のままであり、したがつて、リレ
ーFEは常時動作状態を継続する。すなわち、そ
の接点fe1,fe2は点線で示す位置となつている。
そして、リレーIはデコーダTB2のポート6で信
号IDVが“L”となり、復旧する。したがつて、
2線接続の標準電話機TEL5はコンデンサC4およ
びコンデンサC5を通して内線通話路IT・PHに接
続され、直流電流は、 電源(+)24V―抵抗R1―チヨークコイルT1―リ
レー接点fe1―リレー接点i1―リレーLE―標準
電話機TEL5―リレー接点i2―リレー接点fe2
チヨークコイルT1―抵抗R2―シグナルグラン
ドSG の径路を通して2線接続の標準電話機TEL5に供
給される。 つぎに、局線着信呼出の場合には、デコーダ
TB1のポート4が“L”となり、リレーFEは復
旧し、かつリレーIも前述と同様にして復旧する
ので、2線接続の標準電話機TEL5は局線通話路
EX・PHに接続される。 そして、通話終了後、オン・フツクすると、リ
レーLEが復旧し、その接点leの開成を制御回路
部CPUの出力ポート4および入力ポート2
により検知し、すべてを初期状態に戻す。 つぎに、発信動作について説明する。 まず、2線接続の標準電話機TEL5がオフ・フ
ツクすると。
【表】 の径路を通してループ電流が供給され、2線接続
の標準電話機TEL5はコンデンサC4,C5を経て内
線通話路IT・PHに接続される。そして、ループ
監視リレーLEが動作してその接点leで前述の如
くオフ・フツク情報を制御回路部CPUに送る。 この状態で、2線接続の標準電話機TEL5の送
受話器から一斉呼出によつて4線接続の端末ボタ
ン電話機を呼出し、相手が応答すれば、通話を行
なうことができる。 なお、この実施例のように、内線制御回路ICB
が設けられていれば、ダイヤルにより内線個別呼
出ができる。すなわち、内線制御回路部ICBがあ
るので、上記ループ回路中の抵抗R2による電圧
降下の変化(ダイヤリングによる)を内線制御回
路部ICBに送り、その情報を制御回路部CPUに送
るように構成されている。また、トーンダイヤル
を使用する場合にはダイヤリングのトーンシグナ
ルは内線通話路IT・PHを介して送り込まれる。 つぎに、2線接続の標準電話機TEL5から局線
を捕捉する場合には、前述の標準電話機がオフ・
フツクの場合の項で説明した如く、オフ・フツク
してループ電流が供給されている状態において、
2線接続の標準電話機TEL5のフツキングにより
ループ監視リレーLEを200〜1000msecの間復旧
せしめて、そのリレー接点leによるフツキング情
報を制御回路部CPUに送出する。そして、制御
回路部CPUはこれにより、2線接続の標準電話
機TEL5が局線捕捉の意志のあることを知り、リ
レーFEを復旧して2線接続の標準電話機TEL5
局線に接続する。 ここで、この実施例のように、内線制御回路
ICBが設けられていれば、上記フツキングの代り
に、例えばダイヤル“7”をキーインしても局線
への接続が可能である。また、この場合、他の4
線接続のボタン電話機が局線を使用中であれば、
制御回路CPUはリレーIおよびリレーBUを動作
せしめて、2線接続の標準電話機TEL5にビジー
トーン信号発生回路BTGからビジートーンを送
出する。このビジートーンの間隔はビジートーン
信号発生回路BTG内で信号と同時に作られる。 そして、このリレーBU動作時の直流電流は、 電源(+)24V―抵抗R12―リレー接点bu―リレ
ー接点i1―リレーLE―標準電話機TEL5―リレ
ー接点i2―シグナルグランドSG の径路を通して供給され、ビジートーンはビジー
トーン信号発生回路BTGから抵抗R13およびコン
デンサC6を通して上記標準電話機TEL5に与えら
れる。 このビジートーンを聞いて2線接続の標準電話
機TEL5がオン・フツクすると、すべて初期状態
にもどる。 以上説明したように、本発明によれば、複雑な
手段を用いることなく、ループ監視リレーの接点
の状態を周期的に監視するループ監視信号を一方
の増設基板上においてのみ分路するように構成
し、この分路されたループ監視信号の返送の有無
を検知することによつて増設基板の種類を識別す
るという自動識別の簡単な構成によつて、部品点
数を増加することなく、かつ、設定違を生ずるこ
となく、また、識別信号専用の送出制御動作と専
用の識別信号線を削減することができるので、実
用上の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による増設基板識別方式を適用
したボタン電話装置の一実施例の基本的構成を示
すブロツク図、第2図は本発明の説明に供する構
成図、第3図は本発明によるボタン電話装置にお
ける増設基板識別方式の一実施例の具体的構成を
示す構成図である。 KSU……主装置、TEL1〜TEL4……ボタン電
話機、TEL5……標準電話機、LE……ループ監視
リレー、le……リレーLEの接点、R11……抵抗、
INV……インバータ、D2,D3……ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ループ監視リレーをそれぞれ備えたボタン電
    話機用増設基板および標準電話機用増設基板の一
    方を主装置の予めの共通基板位置に装着すること
    により前記ボタン電話機または標準電話機を任意
    に増設可能としたボタン電話装置において、前記
    ループ監視リレーの接点の状態を周期的に監視す
    るループ監視信号を一方の増設基板上においての
    み分路するように構成し、分路されたループ監視
    信号の返送の有無を検知することによつて増設基
    板の種類を識別し得るようにしたことを特徴とす
    るボタン電話装置における増設基板識別方式。
JP20511982A 1982-11-22 1982-11-22 ボタン電話装置における増設基板識別方式 Granted JPS5994987A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021120477A1 (zh) * 2019-12-18 2021-06-24 浙江波士特机械有限公司 一种尼龙管自动加热成型设备及成型工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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