JPS6223959A - 高性能永久磁石材料 - Google Patents
高性能永久磁石材料Info
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- JPS6223959A JPS6223959A JP60162826A JP16282685A JPS6223959A JP S6223959 A JPS6223959 A JP S6223959A JP 60162826 A JP60162826 A JP 60162826A JP 16282685 A JP16282685 A JP 16282685A JP S6223959 A JPS6223959 A JP S6223959A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/047—Alloys characterised by their composition
- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
- H01F1/057—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B
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- Inorganic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は(Bll)max 45MGOe以上を有する
Fe−B・R系高性能永久磁石材料に関する。
Fe−B・R系高性能永久磁石材料に関する。
(従来の技術)
現代の代表的な永久磁石材料は、アルニコ。
ハードフェライトおよび希土類コバルト磁石である。近
年のコバルトの原料事情の不安定化に伴ない、コバルト
を20〜30vt%含むアルニコ磁石の需要は減り、鉄
の酸化物を主成分とする安価なハードフェライトが磁石
4月利の主流を占めるようになった。一方2希土類コバ
ルト磁石はコバルトを5Ω〜GOvt%も含むうえ、希
土類鉱石中にあまり含まれていないSmを使用するため
大変高価であるが、他の磁石に比べて、磁気特性が格段
に高いため、主として小型で付加価値の高い磁気回路に
多用されるようになった。
年のコバルトの原料事情の不安定化に伴ない、コバルト
を20〜30vt%含むアルニコ磁石の需要は減り、鉄
の酸化物を主成分とする安価なハードフェライトが磁石
4月利の主流を占めるようになった。一方2希土類コバ
ルト磁石はコバルトを5Ω〜GOvt%も含むうえ、希
土類鉱石中にあまり含まれていないSmを使用するため
大変高価であるが、他の磁石に比べて、磁気特性が格段
に高いため、主として小型で付加価値の高い磁気回路に
多用されるようになった。
本願発明者は先に、高価なSmとCOを含まないか又は
必須としない新しい高性能永久磁石として(FeBR系
特開昭59−40008号、FeBRM系特開昭59−
89401号)。またRとしてSmを必須とせず少量の
CoによりこれらのFe−B−R系のキュリ一温度を」
1昇させることも提案した(FeCoBR系特開昭59
04733号、FeCoBRM系特開昭5’l−13
2104号)。
必須としない新しい高性能永久磁石として(FeBR系
特開昭59−40008号、FeBRM系特開昭59−
89401号)。またRとしてSmを必須とせず少量の
CoによりこれらのFe−B−R系のキュリ一温度を」
1昇させることも提案した(FeCoBR系特開昭59
04733号、FeCoBRM系特開昭5’l−13
2104号)。
以下rFe−B−R系」の語は一般に広義に用い、基本
的にFe−B−R正方晶系を主体とする系(部分的置換
、添加物元素を含むもの)を総称するものとする。
的にFe−B−R正方晶系を主体とする系(部分的置換
、添加物元素を含むもの)を総称するものとする。
この永久磁石はRとして、NdやPrを中心として資源
的に豊富な軽希土類元素を主成分として用い、 Rlo
at%〜30at% (RはNd、Pr、Dy。
的に豊富な軽希土類元素を主成分として用い、 Rlo
at%〜30at% (RはNd、Pr、Dy。
Ho、Tbの少くとも1種、あるいは更にLa。
Ce、Sm、Gd、Er、Eu、Tm、Yb。
La、Yの少くとも1種からなる)、B2at%〜28
at%、Fe65at%〜80at%を主成分とし、結
晶構造的にはRFe14B正方晶の磁性相が50vo1
%以上とRリッチ金属相、Bリッチ金属相及びR2O3
相からなる非磁性相が5Qvo1%以下からなり、磁石
特性としてはBrは10.5kG以上、Hcは10kO
e以上、 (BH)maxは25MGOe以上、最高4
0MGOeの極めて高いエネルギー積を示す磁石特性の
すぐれた磁石材料である。
at%、Fe65at%〜80at%を主成分とし、結
晶構造的にはRFe14B正方晶の磁性相が50vo1
%以上とRリッチ金属相、Bリッチ金属相及びR2O3
相からなる非磁性相が5Qvo1%以下からなり、磁石
特性としてはBrは10.5kG以上、Hcは10kO
e以上、 (BH)maxは25MGOe以上、最高4
0MGOeの極めて高いエネルギー積を示す磁石特性の
すぐれた磁石材料である。
一方従来のSmCo系磁石ではエネルギー積30MGO
e以上とすることは困難な課題とされていたものである
。
e以上とすることは困難な課題とされていたものである
。
本発明は上述のFeBR系永久磁石材料をさらに磁石特
性において改善することを目的とする。
性において改善することを目的とする。
(発明による問題点を解決するための手段)発明者は前
記Fe−B−R系永久磁石材料の磁石特性特に(Bll
)maxの改善向−1−を図るため1組成範囲及び量的
関係について特にFe−Nd−B焼結磁石体について1
種々検討した。その結果。
記Fe−B−R系永久磁石材料の磁石特性特に(Bll
)maxの改善向−1−を図るため1組成範囲及び量的
関係について特にFe−Nd−B焼結磁石体について1
種々検討した。その結果。
Fe−Nd−B焼結磁石体においては、前記非磁性相の
■が多くなるとBrの低下を招来するので。
■が多くなるとBrの低下を招来するので。
−見前記非磁性相が存在しないことが有効かのごとく思
われるが2発明者による透過電子顕微鏡による調査結果
では焼結磁石体の結晶粒界面で保磁力発生に重要な作用
を及ぼし、且つ結晶粒界の形成にNdリッチ金属相及び
Bリッチ金属相等の非磁性相が大きく関与しており、F
e−Nd*B焼結磁石体において、非磁性相が存在しな
ければ。
われるが2発明者による透過電子顕微鏡による調査結果
では焼結磁石体の結晶粒界面で保磁力発生に重要な作用
を及ぼし、且つ結晶粒界の形成にNdリッチ金属相及び
Bリッチ金属相等の非磁性相が大きく関与しており、F
e−Nd*B焼結磁石体において、非磁性相が存在しな
ければ。
焼結磁石体にFe相が析出して、前記磁石体の保磁力は
急激に低下するものであり、Fe、B、Rの特定の組成
範囲内において、含有する02量を特定m以下とし、且
つ磁性相のRFe、4Bの正方晶相と非磁性相のRリッ
チ金属相、Bリッチ金属相及びR2O3の量比を特定範
囲内にしたとき。
急激に低下するものであり、Fe、B、Rの特定の組成
範囲内において、含有する02量を特定m以下とし、且
つ磁性相のRFe、4Bの正方晶相と非磁性相のRリッ
チ金属相、Bリッチ金属相及びR2O3の量比を特定範
囲内にしたとき。
焼結磁石体の磁石特性、特に(B II ) m ax
は今まで想像もされなかった45MGOe以上の焼結磁
石体が得られ、特に好ましいFe、B、Rの組成範囲、
02量及び磁性相と非磁性相の最適量比範囲においては
(Bll)n+axは50MGOe以上のものが得られ
ることを知見した。
は今まで想像もされなかった45MGOe以上の焼結磁
石体が得られ、特に好ましいFe、B、Rの組成範囲、
02量及び磁性相と非磁性相の最適量比範囲においては
(Bll)n+axは50MGOe以上のものが得られ
ることを知見した。
即ち1本発明の第1の態様たる高性能永久磁石材料は、
12.0−15.0at%R(RはNd又はPrの1
種又は2種、或いはその1部を1 at%以下の重希土
類元素(Dy、Tb、Ho)の少くとも1種にて置換で
きる) 、 5.5〜8.0at%B。
12.0−15.0at%R(RはNd又はPrの1
種又は2種、或いはその1部を1 at%以下の重希土
類元素(Dy、Tb、Ho)の少くとも1種にて置換で
きる) 、 5.5〜8.0at%B。
残部はFe及び不可避的不純物からなり、02量250
0ppm以下であり(以下Fe−B−R基本組成と称す
)、結晶構造的にR2Fe14B正方晶の磁性相のRリ
ッチ金属相、Bリッチ金属相及びR2O3相からなる非
磁性相に対する体積比が15〜300であり、 (B
H)max 4.5MGOe以上を有することを特徴と
する。
0ppm以下であり(以下Fe−B−R基本組成と称す
)、結晶構造的にR2Fe14B正方晶の磁性相のRリ
ッチ金属相、Bリッチ金属相及びR2O3相からなる非
磁性相に対する体積比が15〜300であり、 (B
H)max 4.5MGOe以上を有することを特徴と
する。
更に本発明の第2の態様においては、Fe−B−R基本
組成のうちFeの一部を合金に対し23.0原子%以下
のCoで置換することにより、Fe−B−R正方晶系合
金のキュリ一温度Tcを増大できる。
組成のうちFeの一部を合金に対し23.0原子%以下
のCoで置換することにより、Fe−B−R正方晶系合
金のキュリ一温度Tcを増大できる。
本発明の第3の態様として一1ユ記Fe−B−R基本組
成において、Feの一部に代わり2部1%以下のTi、
Cr、Zr、Hf、V、Nb、Ta。
成において、Feの一部に代わり2部1%以下のTi、
Cr、Zr、Hf、V、Nb、Ta。
Mo、W、Aρ、 S Lの少くとも1種(以下添加
元素と称す)を含有せしめた組成とすることにより、
(I311)max 45MGOe以上でありかつさ
らに保磁力の向上した永久磁石材料を得ることができる
。
元素と称す)を含有せしめた組成とすることにより、
(I311)max 45MGOe以上でありかつさ
らに保磁力の向上した永久磁石材料を得ることができる
。
本発明の第4の態様は、第2.第3の態様の組合せから
成り、キュリ一温度が増大されかつ保磁力が増大した永
久磁石材料が得られる。
成り、キュリ一温度が増大されかつ保磁力が増大した永
久磁石材料が得られる。
(好適な実施の態様及び作用効果)
本発明のFe−B−R系合金のFe−B−R正方晶構造
については、既にEP公開No。
については、既にEP公開No。
1.01552. No、 108948等に開示され
、さらにジボール他(Givord、D;Li、+1.
S、: Moreau、 J。
、さらにジボール他(Givord、D;Li、+1.
S、: Moreau、 J。
M、、 Sol、5tat、 Commun、、 50
(1984) R497−499”Magnetic
Propertfes and Crystal 5i
ructureof’ Nd2Pe、4.B” )、
或いは佐用他(M、Sagawa。
(1984) R497−499”Magnetic
Propertfes and Crystal 5i
ructureof’ Nd2Pe、4.B” )、
或いは佐用他(M、Sagawa。
S、Fujltnura、 IIYatnamoto
、 Y、Matsuura and K。
、 Y、Matsuura and K。
IJfraga、 IEIEIE Trans、 Ma
gn、MAG−20No、5 (1984)pp、]5
84 −1589 ″PJEI?MANENT月AGNET MATERI
ALS BASI吃D ON TIIIE1?AI?E
HAl?Tl1−IRON−BORON TET
RAGONAL COMPOUNDS″ )に開示の
通りである。
gn、MAG−20No、5 (1984)pp、]5
84 −1589 ″PJEI?MANENT月AGNET MATERI
ALS BASI吃D ON TIIIE1?AI?E
HAl?Tl1−IRON−BORON TET
RAGONAL COMPOUNDS″ )に開示の
通りである。
本発明は高い磁気特性を付与するため、磁気異方性の焼
結永久磁石を提供するが、同様な条件を等方性磁石に適
用することにより、やはり優れた等方性磁石が得られる
。等方性の場合、磁界中での粒子の配向を省く以外同様
な条件を適用できる。
結永久磁石を提供するが、同様な条件を等方性磁石に適
用することにより、やはり優れた等方性磁石が得られる
。等方性の場合、磁界中での粒子の配向を省く以外同様
な条件を適用できる。
以下磁気異方性永久磁石について詳述する。
本発明においては、 12.5〜13.5at%R(R
はNd又はPrの1種又は2種、或いはその1部を1%
以下の前記重希土類元素の少くとも1種にて置換できる
) 、 6.0〜7.5at%B、 0量1800
ppm。
はNd又はPrの1種又は2種、或いはその1部を1%
以下の前記重希土類元素の少くとも1種にて置換できる
) 、 6.0〜7.5at%B、 0量1800
ppm。
残部Fe及び不可避的不純物からなり(好ましいFe−
B−R基本組成)、R2F 814B正方晶の磁性相と
Rリッチ金属相、Bリッチ金属相及びR203の非磁性
相の体積比を25〜150にすることにより、 (B
11)maxは48MGOe以上、最高52MGOeに
も達する。(なおこの場合不純物レベルは可及的に少く
することが好ましいことは言うまでもない。) 好ましいFe−B−R基本組成を第2〜4の態様に適用
することにより、夫々所定の効果がさらに伺加される。
B−R基本組成)、R2F 814B正方晶の磁性相と
Rリッチ金属相、Bリッチ金属相及びR203の非磁性
相の体積比を25〜150にすることにより、 (B
11)maxは48MGOe以上、最高52MGOeに
も達する。(なおこの場合不純物レベルは可及的に少く
することが好ましいことは言うまでもない。) 好ましいFe−B−R基本組成を第2〜4の態様に適用
することにより、夫々所定の効果がさらに伺加される。
第2の態様の詳述は次の通りである。
即ち、Feの1部を23.0原子%以下(対合金全体)
のCoで置換することにより、焼結磁石体のキュリ一点
Tcの」二昇と共に温度特性の改善に有効である。Co
は少量でも有効(例えばo、1〜1 at%)でありc
o量にはV対応してキュリ一点は上昇する。Co 5
at%以上でBrの温度係数は0.1%/’C以下とな
り、Co23at%以下では他の磁気特性に悪影響を与
えずにキュリ一点を上昇させる。Co1.O〜20at
%ではiHcの増大もある。coにより角形性の改善も
生ずる。
のCoで置換することにより、焼結磁石体のキュリ一点
Tcの」二昇と共に温度特性の改善に有効である。Co
は少量でも有効(例えばo、1〜1 at%)でありc
o量にはV対応してキュリ一点は上昇する。Co 5
at%以上でBrの温度係数は0.1%/’C以下とな
り、Co23at%以下では他の磁気特性に悪影響を与
えずにキュリ一点を上昇させる。Co1.O〜20at
%ではiHcの増大もある。coにより角形性の改善も
生ずる。
本発明の第3.4の態様としては上記好ましいFe−B
−R基本組成において、主成分のFeの1部を2at%
以下の添加元素の少くとも1種にて置換することにより
前記と同様(1311)maw4[iMGOe以上、最
高52MGOeに達し、すぐれた保磁力が得られる。
−R基本組成において、主成分のFeの1部を2at%
以下の添加元素の少くとも1種にて置換することにより
前記と同様(1311)maw4[iMGOe以上、最
高52MGOeに達し、すぐれた保磁力が得られる。
この発明の永久磁石材料の主成分たる希土類元素RはN
d又はPrの1種又は2種、或いは保磁力向上のため、
更にその1部を1 at%以下のDV。
d又はPrの1種又は2種、或いは保磁力向上のため、
更にその1部を1 at%以下のDV。
Tb、Hoの重希土類元素の少くとも1種と置換するこ
とができる。またコスト低減のため2at%以下のCe
、Laで置換することも可能である。
とができる。またコスト低減のため2at%以下のCe
、Laで置換することも可能である。
なお、このRは純希土類元素でなくてもよく、工業上入
手可能範囲で製造」二、不可避な不純物(他の希土類元
素等)を含有するもの(例えばミツシュメタル等を部分
的に用いること)でもよい。
手可能範囲で製造」二、不可避な不純物(他の希土類元
素等)を含有するもの(例えばミツシュメタル等を部分
的に用いること)でもよい。
但しSmは可及的に少いことが好ましい。
Rは12.0at%未満では、焼結磁石体に1部01%
以上のFeが析出するようになり、保磁力は急激に低下
し、又15at%を越えると残留磁束密度(llr)が
低下するので、所要のすぐれた特性が得られない。
以上のFeが析出するようになり、保磁力は急激に低下
し、又15at%を越えると残留磁束密度(llr)が
低下するので、所要のすぐれた特性が得られない。
よってRは12.0at%〜15.0at%とする。
又Bは 5.5at%未満では焼結磁石体の保磁力及び
角形性の低下を招来し、又8.(1at%を越えるとB
rが低下して、すぐれた磁石特性が得られないので、B
は 5.5at%〜8 、 0at%トスる。
角形性の低下を招来し、又8.(1at%を越えるとB
rが低下して、すぐれた磁石特性が得られないので、B
は 5.5at%〜8 、 0at%トスる。
本発明においてはFeの1部を保磁力向上のため2at
%以下の添加元素Ti、Cr、Zr、Hf。
%以下の添加元素Ti、Cr、Zr、Hf。
V、Nb、Ta、Mo、W、AJ、S iの少くとも1
種にて置換できるが、置換間が2at%を越えるとBr
の低下が顕著になるのでそれ以下とする。
種にて置換できるが、置換間が2at%を越えるとBr
の低下が顕著になるのでそれ以下とする。
添加元素の含有量に対応してBrは低下するのでBrが
余り低下せずかつ保磁力増大に有効な微少ff1(1a
t%以下さらに0.5at%以下)の含有が好ましい。
余り低下せずかつ保磁力増大に有効な微少ff1(1a
t%以下さらに0.5at%以下)の含有が好ましい。
これらの添加元素は特にある種の不純物(C等)に対し
その無害化を促すことにより保磁力増大に寄与するもの
と考えられる。
その無害化を促すことにより保磁力増大に寄与するもの
と考えられる。
02Mが2500ppmを越えるとBr、Hc及び(B
H)maw共に低下するので、02量は2500ppm
以下にする必要がある。エネルギー積46MGOe以上
とするためには021.800ppm以下が必要である
。
H)maw共に低下するので、02量は2500ppm
以下にする必要がある。エネルギー積46MGOe以上
とするためには021.800ppm以下が必要である
。
本発明において、 R2F e 14B正方晶の磁性相
(強磁性を示す)のRリッチ金属相、Bリッチ金属相及
びR2O3相からなる非磁性相に対する体積比が15未
満ではBrが低下して、 (Bll)rIlax45M
GOe以上の特性が得られず、又300を越えると。
(強磁性を示す)のRリッチ金属相、Bリッチ金属相及
びR2O3相からなる非磁性相に対する体積比が15未
満ではBrが低下して、 (Bll)rIlax45M
GOe以上の特性が得られず、又300を越えると。
そのような焼結磁石体を得ることが非常に困難であると
共に焼結体内にFeが晶出しやすくなり(1vo1%以
上に達する)、磁石特性の劣化を招来するので、前記体
積比は15〜300にする必要がある。この体積比は既
述の通り25〜150が4部3MGOc以上とするため
に必要である。
共に焼結体内にFeが晶出しやすくなり(1vo1%以
上に達する)、磁石特性の劣化を招来するので、前記体
積比は15〜300にする必要がある。この体積比は既
述の通り25〜150が4部3MGOc以上とするため
に必要である。
本発明の焼結磁石体の平均結晶粒径は所定の保磁力を付
与するため約111m以上となる(2〜10μmでは一
般に保磁力11!c 31(Qe以上が達成される)。
与するため約111m以上となる(2〜10μmでは一
般に保磁力11!c 31(Qe以上が達成される)。
本発明の磁石材料は典型的には鋳塊粉砕法、或いはCa
還元拡散法により得られた合金粉末より製造されるが1
合金粉末中に含有される02mは極力少なくする必要が
あり2本発明の磁石材料の製造の全工程において、酸化
しない様、不活性雰囲気中にて保管及び作業する必要が
ある。他の不純物Cu、S、C,Ca、Mg等も可及的
に少ないことが好ましい。特にCu、S、CはBrを低
下させる。
還元拡散法により得られた合金粉末より製造されるが1
合金粉末中に含有される02mは極力少なくする必要が
あり2本発明の磁石材料の製造の全工程において、酸化
しない様、不活性雰囲気中にて保管及び作業する必要が
ある。他の不純物Cu、S、C,Ca、Mg等も可及的
に少ないことが好ましい。特にCu、S、CはBrを低
下させる。
(実施例)
(実施例1)
出発原料として純度99.9%の電解鉄、 B19.
4%を含有し残部はFeからなり、AI!、St、C等
を不純物として含有するフェロボロン合金、純度99.
7%以上のNdを高周波溶解し、その後水冷銅鋳型に鋳
造し、冷却速度2000°C/minにて第1表の如き
組成の1 kgの鋳塊を得た。その後鋳塊をアルゴン雰
囲気中にて粗粉砕、さらに湿式微粉砕して。
4%を含有し残部はFeからなり、AI!、St、C等
を不純物として含有するフェロボロン合金、純度99.
7%以上のNdを高周波溶解し、その後水冷銅鋳型に鋳
造し、冷却速度2000°C/minにて第1表の如き
組成の1 kgの鋳塊を得た。その後鋳塊をアルゴン雰
囲気中にて粗粉砕、さらに湿式微粉砕して。
平均粒度2.6μmの微粉末を得た。得られた微粉末を
酸化しない様保管後、アルゴン雰囲気中にて15kOe
の磁界中で配向し、 1.5T/cJの加圧力にて成
型した15+++m X 18mm X 10mm寸法
の成型体を0OTorrのアルゴン雰囲気中にて108
0℃X1llrの条件にて焼結後、更に0OTorrの
アルゴン雰囲気中にて800℃xlllrと 600°
Cx1Hrの2段時効処理を行って磁石化した後、焼結
磁石体の結晶構造相体積比、 02 fl(、磁石特性
を測定し、その結果を第1表に表わす。
酸化しない様保管後、アルゴン雰囲気中にて15kOe
の磁界中で配向し、 1.5T/cJの加圧力にて成
型した15+++m X 18mm X 10mm寸法
の成型体を0OTorrのアルゴン雰囲気中にて108
0℃X1llrの条件にて焼結後、更に0OTorrの
アルゴン雰囲気中にて800℃xlllrと 600°
Cx1Hrの2段時効処理を行って磁石化した後、焼結
磁石体の結晶構造相体積比、 02 fl(、磁石特性
を測定し、その結果を第1表に表わす。
尚、第1表において、結晶構造相の体積比は電子顕微鏡
及び光学顕微鏡により、夫々の磁性相及び非磁性相を判
定後算出17た。
及び光学顕微鏡により、夫々の磁性相及び非磁性相を判
定後算出17た。
磁性相の比磁性相に対する体積比の算出は例えば以下の
ようにして行なった。
ようにして行なった。
偏光装置のイτj属した光学顕微鏡を用いれば、磁性相
にはコントラストの変化として捉えることができるが、
非磁性相ではこのようなことはない。
にはコントラストの変化として捉えることができるが、
非磁性相ではこのようなことはない。
第1図はこのようにして得られた焼結体の400倍の像
に画像処理を施した例で黒い部分が磁性相。
に画像処理を施した例で黒い部分が磁性相。
白い部分が非磁性相に相当する。この場合面積比は89
.18:1.D、84 、体積比はこの面積比を2分の
3乗した体積比として算出されこの場合23.6と求ま
る。焼結磁石体に1 vo1%以下のFe相の含有は磁
石特性を低下させないが体積比の算出からはFe相は除
く。
.18:1.D、84 、体積比はこの面積比を2分の
3乗した体積比として算出されこの場合23.6と求ま
る。焼結磁石体に1 vo1%以下のFe相の含有は磁
石特性を低下させないが体積比の算出からはFe相は除
く。
又、比較のため、出発原料として、前記と同一の原料を
使用し、アルゴン雰囲気中にて高周波溶解して第1表の
No、 1と同−組成及び15N d77F e 8
B (at%)なる組成の鋳塊を得た。その後鋳塊を
大気中にて粗粉砕、微粉砕して、平均粒度26Bμmの
微粉末を得た。得られた微粉末を大気中にてプレスする
以外は、焼結条件及び時効処理条件は実施例1と同一条
件にて磁石化し、焼結磁石体の結晶構造相体積比、 0
2 ffi 、磁石特性を測定し、その結果を第1表に
併記した。
使用し、アルゴン雰囲気中にて高周波溶解して第1表の
No、 1と同−組成及び15N d77F e 8
B (at%)なる組成の鋳塊を得た。その後鋳塊を
大気中にて粗粉砕、微粉砕して、平均粒度26Bμmの
微粉末を得た。得られた微粉末を大気中にてプレスする
以外は、焼結条件及び時効処理条件は実施例1と同一条
件にて磁石化し、焼結磁石体の結晶構造相体積比、 0
2 ffi 、磁石特性を測定し、その結果を第1表に
併記した。
(以下余白)
第1表
= 16 −
第1図は本発明の一実施例の結晶構造を示す顕微鏡写真
である。
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)12.0〜15.0at%R(RはNd又はPrの
1種又は2種、或いは更にその1部を1at%以下のD
y、Tb、Hoの1以上にて置換できる)、5.5〜8
.0at%B、残部Fe及び不可避的不純物からなり、
O_22500ppm以下であり、R_2Fe_1_4
B正方晶の磁性相のRリッチ金属相、Bリッチ金属相及
びR_2O_3相からなる非磁性相に対する体積比が1
5〜300であり、(BH)max45MGOe以上を
有することを特徴とする高性能永久磁石材料。 2)12.0〜15.0at%R(RはNd又はPrの
1種又は2種、或いは更にその1部を1at%以下のD
y、Tb、Hoの1以上にて置換できる)、5.5〜8
.0at%B、23at%以下のCo(但しCo0%を
除く)、残部Fe及び不可避的不純物からなり、O_2
2500ppm以下であり、R_2Fe_1_4B正方
晶の磁性相のRリッチ金属相、Bリッチ金属相及びR_
2O_3相からなる非磁性相に対する体積比が15〜3
00であり、(BH)max45MGOe以上を有する
ことを特徴とする高性能永久磁石材料。 3)12.0〜15.0at%R(RはNd又はPrの
1種又は2種、或いは更にその1部を1at%以下のD
y、Tb、Hoの1以上にて置換できる)、5.5〜8
.0at%B、2at%以下のTi、Cr、Zr、Hf
、V、Nb、Ta、Mo、W、Al、Siの少くとも1
種の添加元素(0%を除く)、残部Fe及び不可避的不
純物からなり、O_22500ppm以下であり、R_
2Fe_1_4B正方晶の磁性相のRリッチ金属相、B
リッチ金属相及びR_2O_3相からなる非磁性相に対
する体積比が15〜300からなり、(BH)max4
5MGOe以上を有することを特徴とする高性能永久磁
石材料。 4)12.0〜15.0at%R(RはNd又はPrの
1種又は2種、或いは更にその1部を1at%以下のD
y、Tb、Hoの1以上にて置換できる)、5.5〜8
.0at%B、23at%以下のCo(但しCo0%を
除く)、2at%以下のTi、Cr、Zr、Hf、V、
Nb、Ta、Mo、W、Al、Siの少くとも1種の添
加元素(0%を除く)、残部Fe及び不可避的不純物か
らなり、O_22500ppm以下であり、R_2Fe
_1_4B正方晶の磁性相のRリッチ金属相、Bリッチ
金属相及びR_2O_3相からなる非磁性相に対する体
積比が15〜300からなり、(BH)max45MG
Oe以上を有することを特徴とする高性能永久磁石材料
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60162826A JPS6223959A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 高性能永久磁石材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60162826A JPS6223959A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 高性能永久磁石材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6223959A true JPS6223959A (ja) | 1987-01-31 |
JPH0561345B2 JPH0561345B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=15761966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60162826A Granted JPS6223959A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 高性能永久磁石材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223959A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6260208A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | Toshiba Corp | 永久磁石 |
JPS6260207A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | Toshiba Corp | 永久磁石 |
JPS62165305A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-21 | Hitachi Metals Ltd | 熱安定性良好な永久磁石およびその製造方法 |
JPS6334148A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-13 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JPS6448406A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-22 | Mitsubishi Metal Corp | Magnet powder for sintering rare earth-iron-boron and manufacture thereof |
JPS6448405A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-22 | Mitsubishi Metal Corp | Manufacture of rare earth-iron-boron magnet |
EP0348038A2 (en) * | 1988-06-20 | 1989-12-27 | Seiko Epson Corporation | Manufacturing method of a permanent magnet |
WO2005117035A1 (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Meiji University Legal Person | 磁性合金およびボンド磁石 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP60162826A patent/JPS6223959A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6260208A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | Toshiba Corp | 永久磁石 |
JPS6260207A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-16 | Toshiba Corp | 永久磁石 |
JPS62165305A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-21 | Hitachi Metals Ltd | 熱安定性良好な永久磁石およびその製造方法 |
JPS6334148A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-13 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JPS6448406A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-22 | Mitsubishi Metal Corp | Magnet powder for sintering rare earth-iron-boron and manufacture thereof |
JPS6448405A (en) * | 1987-08-19 | 1989-02-22 | Mitsubishi Metal Corp | Manufacture of rare earth-iron-boron magnet |
US5536334A (en) * | 1988-06-02 | 1996-07-16 | Seiko Epson Corporation | Permanent magnet and a manufacturing method thereof |
EP0348038A2 (en) * | 1988-06-20 | 1989-12-27 | Seiko Epson Corporation | Manufacturing method of a permanent magnet |
WO2005117035A1 (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Meiji University Legal Person | 磁性合金およびボンド磁石 |
JPWO2005117035A1 (ja) * | 2004-05-25 | 2008-04-03 | 学校法人明治大学 | 磁性合金およびボンド磁石 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561345B2 (ja) | 1993-09-06 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
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