JPS62239162A - 電子写真平版印刷版材料 - Google Patents

電子写真平版印刷版材料

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JPS62239162A
JPS62239162A JP8198586A JP8198586A JPS62239162A JP S62239162 A JPS62239162 A JP S62239162A JP 8198586 A JP8198586 A JP 8198586A JP 8198586 A JP8198586 A JP 8198586A JP S62239162 A JPS62239162 A JP S62239162A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真平版印刷版材料に関するものである
。更に詳しく述べるならば本発明は、経時変化による画
像品質の低下が少く、版伸びが少く、かつ、耐刷力のす
ぐれ友、改良された電子写真平版印刷版材料に関するも
のである。
〔従来の技術〕
近年、小型オフセット印刷機の発展、および、印刷自動
化器機の発展により、軽印刷の主流は、オフセット印刷
によりて占められつつある。
このようなオフセット印刷用の印刷版材料についても、
多数の研究開発があ91種々の材料が提案され、かつ実
用化されつつある。これらオフセット印刷版材料は支持
体と、光導電層と金有するものであるが1%に、酸化亜
鉛金兄導電性顔料の主取分として使用し次光導電層t−
有する電子写真平版印刷版材料が安価であシ、かつ製版
工程が簡易であるため軽印刷用版材の主流を占めている
電子写真平版印刷版をその印刷版材料から調製するには
印刷版材料に、製版機を用いて、所望のパターンでコロ
ナ帯電、露光、現像および定着プロセスを施し、印刷版
材料の光導電層に所望パターンの顕像を形成する。
一般に上記現像工程にはトナーと鉄粉などのキャリヤー
との混合物を現像剤として用いる乾式現像方式と、トナ
ーをアイソパーなどの有機溶剤中に分散させt現像液を
用いる湿式現像方式がある。
上記の湿式現像方式には、得られる印刷物において中間
調の再現性が良好であること、解像性がすぐれているこ
と、製版所要時間が短いこと、修正工程が不要であるこ
と、などの利点がある。この九め湿式現像方式が、電子
写真平版印刷版の作成に最も広く用いられている。
電子写真平版印刷版材料は上記のような、印刷版製造工
程に適合し、かつ得られる画像についても高い品質を示
すものであること全要求されるが、そればかりではなく
、それから得られ九印刷版がすぐれ元印刷特性金具備し
ていることも要求された。
例えは現像プロセスを経て製造され次平版印刷版は、そ
の非画像部を不感脂化することの可能なものでなければ
ならない。また平版印刷版材料は、その露光された光導
電層表面金エツチング液で処理することにより、非画像
部を親水性化することの可能なものであり、しかも印刷
版表面は印刷工程において、多量の湿し水に接するため
、すぐれた耐水性を有することが必要である。
上記のような要求に鑑み、耐水性を向上させる友めに支
持体と光導電層との間に中間層を設けることが知られて
いる。
一般に電子写真平版印刷版材料の中間層には、下記特性
を具備することが要求されている。
(1)  バリヤー性が良いこと。
(2)耐溶剤性がすぐれていること。(光導電層塗料の
溶剤によりおかされないこと) (3)  耐水性がすぐれていること。
(4)適切な電気抵抗値(20℃、65RHにおいてl
X10〜9×10 Ω−cIn)を有すること。
ところが耐溶剤性と耐水性とは、互に相反する特性であ
シ従ってその両者の間にバランス金とることが重要であ
シ、この点を配慮して中間層の構成に極々の工夫がなさ
れている。
10えは合成樹脂エマルジョン、R水性高分子、および
耐水化剤(グリオキゾール、尿素樹脂、メラミン樹脂等
)を用いる中間層が知られている(特公昭48−119
02号)。しかしこのような中間層は、耐水性において
不満足なものである。
更に前記耐水化剤は、その中のホルマリン又はグリオキ
ザールが中間層から経時的に遊離し、光導電層中の酸化
亜鉛粒子の表面に吸着して光導電層を劣化し、かつ、こ
れが光導電性顔料の光照射後の酸素再吸収を妨害して露
光性全悪化させるなどの問題点があった。
そこで本発明者は既に、中間層に有用な耐水化剤として
、特定のシランカッブリング剤を用いることを提案した
従来、前述の特性を満足する中間層用結着剤としては、
一般的にポリビニールアルコール、カゼイン、澱粉等の
水溶性高分子や、これら水溶性高分子とアミノ樹脂縮合
物等の耐水化剤との架橋反応生成物などが広く使用され
ている。又これらの結着剤に合成樹脂エマルション等を
配合することも知られている。
しかしながら、上記架橋反応生成物を利用する場合、支
持体に塗工する前の塗料中で架橋反応させると、塗料の
増粘、rル化が起と9実用上塗工不可能となる。また、
塗工中又は塗工後に架橋反応をさせようとすると、少な
くとも150℃、5分以上の温度、時間で加熱すること
が必要となる。
このような加熱条件は工業的規模での生産性、採算性全
考慮すればとうてい採用することができない。
また、このような高温に支持体を長時間さらすと、支持
体がもろくなυ、このため、必要な物理的強度を有する
平版印刷用原版を得ることはできなくなる。
したがって通常行なわれている塗工条件から予想される
温度、時間は、架橋反応を完遂せしめるには全く不充分
であり、所期の目的とする充分な耐水性が得られず、得
られる印刷版用原版は極めて耐刷性の低いものとなる。
更に親水性物質が電子写真平版用原版の中間層として使
用され九場合、中間層と光導電層中の親油性接着剤との
密着が不十分になる。
このほか、従来、上記中間層に官能性モノマー(ヒドロ
キシエチルアクリレート)含有−fるビニル樹脂とアミ
ン樹脂とから成る塗料を用いることも知られている(特
公昭47−47610号)が、この場合、官能基とアミ
ン樹脂との反応が遅く、得られた印刷版原版の耐水性が
低く、画像形成時の光減衰が悪く、この沈めカプリの多
い、コントラストの劣る画像になるという欠点がある。
又支持体表面に塗布し次親水性高分子被膜層と光導電性
被膜との間に、光導電性被膜溶剤に浸潤又は膨潤された
合成高分子樹脂を塗工することも知られている(特公昭
40−7332号)が、この方式では、親水性高分子層
と光導電層との間に更に親油層t−1層付加する友めに
、一工程が増加し。
これがコスト高の原因ともなシ、加えてこの親油層は、
光導を層の光減衰に対して悪影響を及ぼすという欠点含
有している・ 本発明者らは、中間層を設けることによって生ずる前述
の問題点を解消、又は減少させる手段として、既に中間
層中に、湿式粉砕された白雲母微粉末全結着剤とともに
含有せしめることを提案し足が、尚その効果の一層の向
上、特に中間層の耐溶剤性、および塗膜強度を増強し、
得られる印刷版の耐刷性および画像濃度の向上が望まれ
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来の電子写真平版印刷版材料における経時
変化による画像品質の劣化や、低い耐刷性および版伸び
などの問題点を解決しようとするものである。
〔但し、上式中、Rは1〜30炭素原子を有する脂肪族、環状脂肪族、芳香族、および複素環式有機置換基から選ばれた1員を表わし、前記Rで表わされる有機置換基の少なくとも一つは化学的に活性な基であシ、nは1又は2の整数を表わし、Xは加水分解可能の置換基を表わす〕
によって表わされる有機シラン化合物の少なくとも1種
を含んでなるものであシ、かつ、前記中間層中の結着剤
が、アクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エステル
から選ばれた少なくとも11sからなるエステル成分と
アクリロニトリルお工びメタアクリロニトリルから選ば
れた少なくとも1mからなるニトリル成分との共重合体
を主取分として含むものであることを特徴とするもので
ある。
本発明に用いられる支持体は、紙9紙にアルミニウム箔
又はポリエチレンフィルム金貼シ合わせたラミネート紙
、又は合成紙などから形成され。
一般には例えば100〜170μ程度の厚さを有するも
のである。
光導電層は光導電性顔料と絶縁性結着剤とを含むもので
ある。光導電性顔料としては酸化亜鉛や酸化チタンなど
が用いられる。絶縁性結着剤としては一般に印刷工程に
おける地汚れを防止するため、親水性のよいアクリル酸
エステル共重合体。
メタアクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニール共重合
体、シリコーン樹脂、およびブチシール樹脂などが使用
される。上記各共重合体および樹脂において1画像品質
、塗料特性、および塗膜の機械的強度の改善のために、
アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、イタコン酸
などが重合体中に官能基金形成する共重合成分として用
いられる。
光導電層は、増感染料を含有していてもよい。
本発明の印刷版材料の中間層は、支持体と光導を層との
間に形成され、5〜501Lm、好ましくは5〜401
Jfn、よシ好ましくは10〜40#Iの平均粒子径を
有する湿式粉砕された白雲母粉末と、特定の耐水化剤と
、特定の結着剤とを含むものである。
本発明に用いられる白雲母粉末の平均粒子径の測定は、
セイシン企業@)社製、光透過型粒度分布計SKN−1
000mを用いて実施された。
本発明に係る中間層は、得られる印刷版材料の画像品質
を高め、耐刷性を向上させ、かつ版伸び全減少させるの
に有効である。
本発明に用いられる白雲母粉末の化学組成は一般式: 
K2O・3AL20.−68102−2H20で表わさ
れるものである。
本発明の白雲母に類似しfc顔料としてセリサイト・ク
レーがある。セリサイトは水にぬらすと絹糸光沢が認め
られることから絹雲母と称される。
白雲母とセリサイト・クレーの化学組成は下記の通シで
ある。
以下余白 上表から明らかなように白雲母は絹雲母に比してStO
□7ht 2o 、の含有率比が小さくてに20の含有
率が高い。
しかしながら最も大きな差は、セリサイト・クレーでは
原石そのものが細く、粉砕分級して得られtセリサイト
・クレー(絹雲母)の平均粒子径は1.5〜0.5μm
という小さなものであシ、市販されているセリサイト・
クレーの大半は平均粒子径0.511fn程度の非常に
細かい顔料である。
一方白雲母は原石自身の大きさがセリサイトに比し非常
に大きく、粉砕分級を選ぶことによυ平均粒子径を数μ
m〜数10μmまで自由にコントロールすることが可能
である。ま九、白雲母はセリサイトに比し、へき開性が
大で粉砕物はリン片状を呈している。粉砕方法としては
湿式粉砕方法が均一な粒子径が得られ好ましい結果が得
られ次。
本発明の特長はリン片状の粒子径の大きな白雲母金使用
することである。市販されているセリサイト・クレー(
絹雲母)全中間層用顔料として用いると、その粒子径が
小さく、得られ九撤膜の耐水性(Cobb−8ize度
)が不十分で、それ欲得られる印刷版の耐刷力が低く5
版伸びが大きいと欠点金主ずる。
白雲母を用いる本発明の場合、粒子がリン片状で、その
粒子径が大きい為、得られた塗膜中に顔料が整然と配列
し、塗膜中のディトが減少し、この為、塗膜の耐水性(
Cobb−8ize yL)がすぐれておシ、得られる
印刷版の耐刷力が高く版伸びが小さいという特長を示す
白雲母の平均粒子径が5μm以下の場合では、セリサイ
トと同様であシ耐水性の劣る塗膜が得られ好ましくない
。ま九、白雲母の平均粒子径が50μm以上になると、
塗料中の顔料の沈降がはげしく、又フィルター〇目詰シ
の問題が発生し、好ましくない。
上記結果よシ白雲母の平均粒子径は5〜50μmの範囲
内にあることが必要であシ、好ましくは5〜40μm、
よシ好ましくは10〜40μm更により好ましくは20
〜40−である。
一定の平均粒子径含有する固形粒子t−製造する方法と
しては、湿式粉砕法と乾式粉砕法が知られている。
白雲母の粉砕に乾式法を用いると、得られる粒子の粒子
径のバラツキが大きい。この乾式法で得られた白雲母粉
末を用いて形成した中間層は、耐水性が不十分で1版伸
びが大きくなるという欠点がある。
ところが湿式粉砕法で製造された白雲母粉末を用いると
均一な中間層が得られ、繊維状粉末の存在がないため繊
維状粉末に起因する凹凸構造がなく、支持体に対する中
間層の被覆性が向上し、その耐水性も良好となる。
白雲母粉末として通常のカオリナイトクレー粉末と同等
の微細平均粒子径を有するものを用いると、この粉末中
に含まれる繊維状粒子に起因して得られる中間層表面に
凹凸構造を生じ、得られる印刷版の耐水性が低下する。
中間層中の白雲母粉末の含有率は30〜70重量係の範
囲内にあることが好ましく、40〜60重量係であるこ
とがより好ましい。
本発明の中間層に含まれる耐水剤は下記一般式%式%(
1) 〔但し、上式中Rは1〜30炭素原子を有する。
脂肪族、環状脂肪族、芳香族および複素環式有機置換基
から選ばれた1員を表わし、前記Rで表わされる有機置
換基の少くとも一つは、化学的に活性な基であυ、nは
1又は2の整数全表わし、Xは加水分解可能な置換基を
表わす〕 で表わされる有機シラン化合物の少なくとも1種金含ん
でなるものが用いられる。
上記一般式(1)においてRで表わされる化学的に活性
な基は1例えば、ビニル基、グリシジル基。
メルカプト基、アミノ基、エポキシ基、ハロダン基、お
よびエステル基、並びに、上記の基又は原子を含む置換
アルキル基から選ぶことができる。
Rにより表わされるその他の有機置換基としては例えば
N−β(アミノエチル)−r−アミノプロピル基、およ
びr−メタクリロキシグロビル基などの脂肪族置換基;
r−アニIJノグロビル基などの環状脂肪族置換基:N
−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル−r−アミノ
ゾロピル基などの芳香族置換基;およびオクタデシルジ
メチルアンモニウムクロライドなどの複素環式置換基な
どがある。
また、上記一般式(1)においてXにより表わされる加
水分解可能な置換基としては、例えば、へロrン原子、
アミ7基、ヒドロキシ基、および1〜4炭素原子を有す
るアルコキシ基などがある。
中間層に含まれる耐水化剤の量は、1〜15重量係の範
囲内にあることが好ましく、5〜10重量係の範囲内に
あることがよシ好ましい。
本発明の中間層において、前述の一般式(1)の有機シ
ラン化合物は耐水化剤および耐溶剤化剤として有効なも
のである。それは中間層中に含まれる合成樹脂および親
水性高分子、例えばカゼインに対し、シラン化合物中の
化学的活性基、例えばアミン基、ビニル基、ニブキシ基
、メルカプト基、或は・・ロダン原子が架橋反応し中間
層を耐水性化すること、およびシラン化合物中の加水分
解可能な置換基、例えばメトキシ基、或はエトキシ基、
などが加水分解してシラノール基に変成され、変成シラ
ノール化合物が縮合反応して、前記合成樹脂および親水
性高分子を架橋すること、などに起因するものである。
上記のような架橋反応により。
得られる中間層はすぐれた耐水性と耐溶剤性とを示すこ
とができる。
本発明の中間層において、結着剤は、アクリル酸エステ
ル例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸グチルおよびアクリル酸2−エチルヘキシルなど
並びにメタアクリル酸エステル例えば、メタアクリル酸
メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸ブチル
およびグリシジルメタアクリレートなどから選ばれた少
なくとも1種からなるエステル成分と、アクリロニトリ
ルおよびメタアクリロニトリルから選ばれた少なくとも
1種からなるニトリル成分との共重合体金主成分として
含むものである。この結着剤中の上記共重合体の含有率
は20〜100重量係であることが好ましく、30〜1
00重量係であることがよシ好ましい。
上記の特定共重合体を用いることにより、得られる中間
層の耐溶剤性が向上し、かつ、中間層塗膜の強度が向上
して、得られる印刷版の耐刷性および得られる画像の濃
度が向上する。
本発明に係る中間層の結着剤において、共重合体中のエ
ステル成分とニトリル成分との共重合モル比率は20:
80〜80:20の範囲にあることが好ましい。ニトリ
ル成分の[80モル%より多くなると、得られる共重合
体の成膜性が不十分となることがあシ、また、その耐溶
剤性が高すぎて得られる中間層と光導電層との密着性が
不十分となり耐刷性を低下させることがある。またニト
リル成分の量が20モル%よシ少なくなると、耐溶剤性
が悪化し、感光層塗工時の溶剤が残ったり、塗工性が悪
くなることがある。
中間層中に含まれる結着剤の量は20〜60重量係の範
囲内にあることが好ましい。
結着剤は、上記共重合体とともに、20重量係以下の他
の重合体1例えば、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
アクリル酸エステル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリロニ
トリル、ポリメタアクリロニトリル、ポリゲタジエン、
ポリスチレン。
などの!!会体金含んでいてもよい。
ま九、中間層には上述の白雲母粉末、耐水化剤および結
着剤の他に、無機充填剤、例えはクレー。
メルク、炭酸カルシウム、およびシリカなど、並びに水
溶性高分子化合物、例えは、でんぷん、又は、その誘導
体、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、カゼイ
ン、および酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、など
が20重量係以下の含有率で含まれていてもよい。
本発明に係る中間層の重量は、517m”〜151/m
”の範囲にあることが好ましく、511/m”〜IOJ
/m”の範囲内にあることが更に好ましい。
本発明の電子写真平版印刷版材料においては、光導電層
の裏面に導電層が形成されていてもよい。
導電層は導電性材料1例えばポリジアリルジメチルアン
モニウムクロライド、およびポリビニルジメチルアンモ
ニウムクロライドのような第4級アンモニウム盟高分子
化合物、ポリアクリル酸ソーダ、ポリスチレンスルホン
酸ソーダ、ポリスチレンスルホン酸アンモニウムなどと
結着剤、例えばポリビニルアルコール、酢酸ビニル樹脂
、ア/ IJル系樹脂、スチレン−ブタジェン系樹脂な
どから結着剤を含むものである。導ip#Iの重量は5
〜1517m”の範囲内にあることが好ましい。
本発明の印刷版材料t−製造するには、支持体の1表面
上に所要成分と溶媒とを含む中間層塗料全塗布乾燥し、
更にその上に所要成分と溶媒(例えば酢酸エチル、酢酸
ブチル、トルエン又はキシレン)とを含む光導電層塗料
を塗布乾燥すればよい。
このとき、中間層形成に用いられる結着剤は、エマルジ
ョンの状態で他の成分と混合され、中間層塗料を形成す
る。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を更に説明する。
実施例1 下記記載の工程によりミ子写真平版印刷版材料全作成し
それから印刷版t−製版し、その特性全測定評価した。
(1)坪量100Jil/m”の原紙の1面上に下記組
成のバリヤ一層をサイズ・プレス処理にょ夛2!//m
2(乾燥塗工量)の重量になるように形成し友。
ポリビニルアルコール   80部(固形分重量)ポリ
アクリル酸ソーダ   209(#  #  )(2)
上記サイズ・プレス処理された原紙(厚さ110μ)の
バリヤ一層表面に下記組成の中間層塗料を塗布し、乾燥
して乾燥塗工量10#/m”の中間層を形成し次。
白雲母粉末11        40重量部共重合体エ
マルジョン$ 2   40  lカゼイン水溶液(1
0%)10# シランカッシリング剤* 5      1o  l注
、$1−山ロ雲母((社)製、平均粒子径:20μm本
2−メチルメタアクリレート(20モル%)−グチルア
クリレート(20モル%)−アクリロニトリル(60モ
ル%)共重合体の45%エマルジ、ン *6−商標: 5H6040、東しシリコーン社製(3
)  前記中間層表面上に、下記組成の光導電層塗料を
塗布・乾燥し、乾燥塗工i1251部m2の光導電層を
形成し九。
元導電性酸化亜鉛幅   100部(重量)シリコーン
樹脂$5    30部(“ )ローズベンガル   
   0.1部(l )トルエン        15
0部(重量)駐輪 ・・・商標: 5AZEX2000
 、堺化学契吻5 ・・・商標: KR−211、信越
化学展(4)上記光導電層裏面上に下記組成の導電層塗
料を塗布・乾燥し、乾燥塗工量8g/m2の導電層を形
成した。
ポリビニルアルコール16   30部(重量)酢酸ビ
ニル樹脂*7      so部(−)第4級アンモニ
ウム型窩分子導電剤1820部(I ) 註*6・・・商標: T−330,日本合成化学展*7
 ・・・商標:セビアンA−522,ダイセ、ル製*8
 ・・・商標二ケミスタッ) 5500 、三洋化成製 (5)得られ丸印刷版材料’t50%RH,25℃の暗
室雰囲気で24時間の頭応処理し、アイティック175
を電子製版機を用いて所定/4’ターンを有する印刷版
を作成した。
(6)経時変化による画像品質の劣化に関する評価を下
記のようにして行っ九。
得られた印刷版材料を黒色ポリ塩化ビニル袋中に入れて
袋を密閉し、35℃の温度で1ケ月放置した。これに1
oooルックス10秒間の前露光を施し、光導電層の帯
電特性′1kEPA (川口電機裏)で測定し九。その
後、この印刷版材料をアイチック175製版機により印
刷版に製版し九。前記経時変化テスト前後の印刷版材料
の前露光性全前記EPA測定価に基いて比較し友。その
結果上第1表に示す。
(7)得られた印刷版の印刷試験は、先づこの印刷版上
、エツチング液(アイティック社製)で不感脂化処理し
、オフセット印刷機()・マダ・スター500)と、イ
ンキとして二、−チャンピオンFグロス(黒)を使用し
て耐刷テスト(ピッキング評価)および版伸びテストを
行った。
その結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1と同様の操作を行りた。
但し中間層塗料の組成は下記の通シであった。
白雲母粉末$9        40重量部共重合エマ
ルジョン1°     4o zセゼイン水溶液(10
%)to  l シランカップリング剤$11      10#註中9
 ・・・山口雲母(株)製、平均粒子径:1o−*10
・・・メチルメタアクリレート(30モル%)−エチル
アクリート(30モル%)−アクリロニトリル(40モ
ル%)共重合体の45%エマルジ、ン *11・・・商標: aH6040,東しシリコーン社
裏比較例1 実施例1と同様の操作を行った。但し、中間層塗料にお
いて、白雲母粉末の代りにジ−クライトクレー(ジ−ク
ライト工業(株)裂、セリサイト35%含有)t−用い
た。
前露光性板伸びおよび耐刷性テストの結果を第1表に示
す。
比較例2 実施例1と同様の操作を行った。但し中間層塗料の組成
は下記の通りであった。
白雲母           40部(重量比)共重合
体エマルジョン(実施例1と同じ)40部(I ) カゼイン水溶液(10%)    10部(l )  
・グリオキゾール(ダイセル化学(株)製)10部(l
 ) 前露光性1版伸び、および、耐刷性のテスト結果を第1
表に示す。
比較例3 実施例1と同様の操作を行った。但し中間層塗料の組成
は下記の通りであり几。
白雲母              40重量部ホリア
クリル酸エステルエマルジ、ン0120  I カゼイン水溶液(45%)        10 Iシ
ラン・カップリング剤       10 1註*12
−メチルメタアクリレート(60モル%)−ブチルアク
リレート(40モル%)共重合体の≠5%エマルジョン 前露光性1版伸びおよび耐刷性のテスト結果を第1表に
示す。
比較例4 実施例1と同様の操作を行った。但し中間層塗料の組成
は下記の通シであった。
白雲母              40重量部ysv
yりvロニトリルエマルジョン(45%)40重量部 カゼイン水溶液(10%)        10 1シ
ラン・カップリング剤       10 1前露光性
1版伸びおよび耐刷性のテスト結果を第1表に示す。
以下余白 第1表から明らかなように白雲母を配合し九実施例1.
比較例3〜4の印刷版の版伸びは良好であっ几。ジ−ク
ライト・クレーを使用しtもの(比較例1)は版伸びが
大きくなった。シランカップリング剤を中間層に含有し
た印刷版(実施例1、比較例1,3.4)には、前露光
性の経時変化が殆んど認められず、比較例4を除き耐刷
性も良好であった。シランカップリング剤の代シにグリ
オキゾールを使用したもの(比較例2)は前露光性の経
時変化が最も大きく耐刷力も不満足でありた。アクリロ
ニトリルを共重合成分として含有しないアクリル酸エス
テルエマルジョン(比較例3)を使用した場合の印刷版
は、残溶剤に依る前露光性の経時変化がややあシ、又耐
刷力も実施例1に比し劣る。
アクリル酸エステルを共重合せず、ポリアクリロニトリ
ル単独でのエマルジョンを中間層に使用し九場合(比較
列4)、光導を鳩との接着性が悪く不十分な耐刷力しか
得られなかった。
〔発明の効果〕
本発明に於いて、中間層に結着剤として特定の共重合体
を使用することにょシ耐水性および、耐溶剤性にすぐれ
、経時変化による画像品質の低下が少なく1版伸びの概
めて少ない印刷版が得られ次。しかも、この印刷版の耐
刷力はすぐれたものであり九〇

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体と、この支持体の1面上に形成され、かつ光
    導電性顔料と絶縁性結着剤とを含む光導電層と、および
    前記支持体と光導電層との間に形成され、かつ平均粒子
    径5〜50μmを有する湿式粉砕された白雲母粉末と結
    着剤と、耐水化剤とを含有する中間層とを有し、 前記中間層中の耐水化剤が下記一般式(1): R_nSiX_4_−_n (1) 〔但し、上式中、Rは1〜30炭素原子を有する脂肪族
    、環状脂肪族芳香族、および複素環式有機置換基から選
    ばれた1員を表わし、前記Rで表わされる有機置換基の
    少なくとも一つは化学的に活性な基であり、nは1又は
    2の整数を表わし、Xは加水分解可能の置換基を表わす
    〕 によって表わされる有機シラン化合物の少なくとも1種
    を含んでなるものであり、かつ、 前記中間層中の結着剤がアクリル酸エステルおよびメタ
    アクリル酸エステルから選ばれた少なくとも1種からな
    るエステル成分とアクリロニトリルおよびメタアクリロ
    ニトリルから選ばれた少なくとも1種からなるニトリル
    成分との共重合体を主成分として含むものであることを
    特徴とする、電子写真平版印刷版材料。 2、前記中間層の結着剤中に含まれる前記共重合体にお
    ける前記エステル成分とニトリル成分との共重合モル比
    率が20:80〜80:20の範囲内にある、特許請求
    の範囲第1項記載の印刷版材料。 3、前記中間層結着剤中の前記共重合体の含有率が20
    〜100重量%の範囲内にある、特許請求の範囲第1項
    記載の印刷版材料。 4、前記中間層の重量が5〜15g/m^2の範囲内に
    ある特許請求の範囲第1項記載の材料。 5、前記中間層中の白雲母粉末含有率が30〜70重量
    %の範囲内にある特許請求の範囲第1項記載の印刷版材
    料。 6、前記有機シラン化合物を表わす一般式(1)におい
    て、Rにより表わされる化学的に活性な有機置換基がビ
    ニル基、グリシジル基、メルカプト基、アミノ基、エポ
    キシ基、ハロゲン原子、およびエステル基、並びに、上
    記の基又は原子を含む置換アルキル基から選ばれ、又、
    Xにより表わされる加水分解可能な置換基が、ハロゲン
    原子、アミノ基、ヒドロキシ基、および、1〜4炭素原
    子を有するアルコキシ基から選ばれる、特許請求の範囲
    第1項記載の材料。 7、前記中間層中の前記シラン化合物の含有率が、1〜
    15重量%である、特許請求の範囲第1項記載の印刷版
    材料。
JP8198586A 1985-08-09 1986-04-11 電子写真平版印刷版材料 Granted JPS62239162A (ja)

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GB8612506A GB2179166B (en) 1985-08-09 1986-05-22 Electrographic litho printing plate material
AU57904/86A AU564012B2 (en) 1985-08-09 1986-05-26 Electrographic litho printing plate
DE19863617939 DE3617939A1 (de) 1985-08-09 1986-05-28 Elektrographisches litho-druckplattenmaterial
US06/867,840 US4719162A (en) 1985-08-09 1986-05-28 Electrophotographically sensitive material for a litho printing plate
CA000510649A CA1246382A (en) 1985-08-09 1986-06-02 Electrographic litho printing plate material
FR868607898A FR2586112B1 (fr) 1985-08-09 1986-06-02 Materiau pour plaque d'impression litho electrophotographique

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