JPS6223853B2 - - Google Patents

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JPS6223853B2
JPS6223853B2 JP184981A JP184981A JPS6223853B2 JP S6223853 B2 JPS6223853 B2 JP S6223853B2 JP 184981 A JP184981 A JP 184981A JP 184981 A JP184981 A JP 184981A JP S6223853 B2 JPS6223853 B2 JP S6223853B2
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JP
Japan
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film
signal
section
roller
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JP184981A
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JPS5730836A (en
Inventor
Toshio Arai
Takeshi Nagasawa
Toshio Iwatani
Shunzo Inoe
Motofumi Konishi
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP184981A priority Critical patent/JPS5730836A/ja
Publication of JPS5730836A publication Critical patent/JPS5730836A/ja
Publication of JPS6223853B2 publication Critical patent/JPS6223853B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像をフイルムなどの長尺シートに記
録し、これを現像処理する記録装置に関する。
プロセサーカメラ等の記録装置においては、現
像以後の処理フイルムの送り速度を実質的に一定
に維持して行い、フイルムに処理ムラができない
ようにすることが必要である。一方、記録作業は
通常間欠的に行われ、時には相当に長い時間中断
することもあるので、記録部から現像以後の処理
部へはフイルムが間欠的に送られ、記録中断時間
が長いとこのフイルムの送りは長時間中断するこ
とになる。
この種の記録装置では、シートを記録部から現
像部まで常時連続させて記録作業を行う方法と、
シートを現像部へ送らないで記録作業を行う方法
とがある。前者の方法は記録作業が長時間中断し
た場合は記録部から現像部へシートを送る必要が
あるので、高価なシートを浪費する問題がある
が、後者の方法は記録作業を長時間中断してもシ
ートを浪費することはない。
ところで、後者の方法では、記録済のシートを
現像する場合は操作スイツチを操作して現像開始
を指令する必要があるが、操作スイツチを操作す
ると貯蔵室のシートが現像部へ送り出され、かつ
シートが切断されるので、記録領域の途中でシー
トが切断されてしまい、このため互いに関連した
1グループの情報が二本のシートに分離されてし
まい、この後シート上の1グループの情報を検索
装置、リーダーなどで使用する場合には、これら
のシートを接続しなければならず、作業が面倒と
なる欠点があつた。
本発明は上記欠点を解除した記録装置を提供す
るものである。
以下図面に示した具体例により本発明を説明す
る。
第1図は本発明を適用したプロセサーカメラを
示すもので、1は原稿の像をフイルムに撮影する
ためのカメラ部、2は撮影済フイルムを現像等の
写真処理するためのプロセサー部である。カメラ
部1の上部には原稿自動供給装置3が配置され、
小切手、手形、株券、伝票などの原稿5は積み重
ねられて容器6内に入れられる。7は原稿5を容
器外に送り出す回転自在のレバー、8はレバー7
を駆動する原稿供給用ソレノイド、9はレバー7
の端部に結合したばねである。原稿自動供給装置
のソレノイド8がオンになるとレバー7がばね9
の力に抗して揺動し、その先端が容器6内の最下
部の原稿縁と結合し、1枚の原稿が撮影部15に
供給される。10は容器6内の原稿の有無を検知
する原稿検知器で、マイクロスイツチからなり、
容器内に原稿が存在するとオンになり「1」信号
を出力する。
容器6の外に送り出された原稿5は撮影部(記
録部)15に配設された1対の送りローラ16に
よつて2枚の離間したガラス平板17,18の間
に位置する撮影位置へ一定速度で送られ、次いで
1対の排出ローラ19によつてトレイ20へ排出
される。
1対の送りローラ16のうち上部のローラは上
下に変移自在に支持され、原稿が1対の送りロー
ラ16の間に送り込まれると原稿の厚みによつて
上部のローラが上方に変移し、このローラの変移
は原稿送り検知器25によつて検知される。この
検知器25はマイクロスイツチからなり、原稿が
1対の送りローラ16の間に送り込まれるとオン
になり「1」信号を出力し、原稿の後端が撮影位
置を通過するまでオン状態を維持する。
21は撮影位置の近傍に配置されたスリツト、
22は原稿を照明するランプである。
ローラ16,19は撮影部の駆動源(不図示)
に結合され、原稿供給用ソレノイド9がオンにな
る一定時間駆動され、互いに同一速度で原稿を送
給する。
30は投影レンズ、31はシヤツター、32は
スリツトである。原稿5は、撮影位置を通過する
際、投影レンズ30によつて露光位置29に置か
れたマイクロフイルムF上に縮小投影される。
マイクロフイルムFは供給リール33に巻回さ
れていて、露光位置29に配置されたキヤプスタ
ンローラ35とピンチローラ36及び1対の送り
ローラ37によつて一定速度で送給される。キヤ
プスタンローラ35、送りローラ37は撮影部の
駆動源(不図示)に結合され、原稿送り検知器2
5がオンになると駆動され、キヤプスタンローラ
35表面における原稿像の移動速度と等しい速度
でフイルムを送給する。したがつて撮影時原稿の
送りと同期して撮影部のフイルムが送給される。
38は供給リール33に巻かれたフイルム外表
面に接触するローラ、39はローラ38を支持す
る揺動自在のアームで、これらは供給リールに巻
回されるフイルムの残量を検知するものであり、
フイルム量が所定量より少なくなると警報信号を
出すように構成されている。
45はフイルムを切断するカツターで、ソレノ
イド(不図示)によつて駆動される。50は撮影
部から送られたフイルムを自由にループ状に貯え
る貯蔵室で、その入口付近に1対の供給ローラ5
1、出口付近に1対の排出ローラ52がそれぞれ
配置されている。撮影部で露光したフイルムは供
給ローラ51によつて貯蔵室へ送給され、貯蔵室
に貯えられているフイルムは排出ローラ52によ
つてプロセサー部へ送給される。供給ローラ51
と排出ローラ52のフイルム送り速度の差によつ
て貯蔵室内にフイルムのループF′が形成され
る。
供給ローラ51はキヤプスタンローラ35、送
りローラ37と同じ駆動源に結合され、これらの
ローラ35・37と同一速度でフイルムを送給す
る。この1対の供給ローラ51は第3図に示すよ
うにローラの中央部より端部の方の径が大きい形
状を有し、フイルムFは供給ローラ51の大径部
によつて挾持される。1対の排出ローラ52ほ供
給ローラ51と同様の形状を有している。
供給ローラ51と排出ローラ52の間にはフイ
ルム案内部材53が配置されており、フイルム案
内部材53は両端部にローラ51,52の小径部
近傍に配置する突出部53aとフイルムの側縁と
係合する移動規制用垂直壁53bとを有する。
このフイルム案内部材53は、フイルムの先端
が貯蔵室の入口に送り込まれたときにフイルムの
先端を貯蔵室の入口から出口まで案内すると共
に、ローラ51,52間でフイルムが横方向にず
れないようにしてフイルムのループが確実に形成
されるように働く。
第3図において、55は第1パルス発生器で、
供給ローラ51の回転に連動して作動し、ローラ
51が一定角度回転する毎にパルスを発生する。
この第1パルス発生器55は供給ローラ51の軸
に固定したカム円板56、このカム円板56の周
面に一定間隔で設けた突起によつてオン、オフす
るマイクロスイツチ57から構成されている。排
出ローラ52にも供給ローラ51と同様に第2パ
ルス発生器が結合されており、排出ローラ52の
回転に連動して作動し、ローラ52が一定角度回
転する毎にパルスを発生する。なお、パルス発生
器は上記実施例に限定されるものではなく、公知
の種々のものを使用できる。第1、第2パルス発
生器はローラ51,52がフイルムをそれぞれ同
じ所定の長さだけ送給したときに1個のパルスを
発生するように構成されている。
第4図は排出ローラ52の駆動機構を示すもの
である。排出ローラ52の軸52aは第1電磁ク
ラツチ60を介して第1駆動軸61と駆動結合さ
れ、第1駆動軸61はキヤプスタンローラ35、
送りローラ37、供給ローラ51を駆動する撮影
部の駆動源(モータ)と結合されている。また、
軸52aには歯車63が固定され、この歯車63
は歯車64と噛み合つている。歯車64の軸は第
2電磁クラツチ63を介して第2駆動軸66と駆
動結合され、第2駆動軸66はプロセサー部2の
駆動源(モータ)と結合されている。第1電磁ク
ラツチ60がオンになると軸52aと第1駆動軸
61が駆動結合され、排出ローラ52はローラ3
5,37,51と実質的に同一速度でフイルムを
送給する。一方、第2電磁クラツチ65がオンに
なると軸52aと第2駆動軸66が駆動結合さ
れ、排出ローラ52はプロセサー部2と実質的に
同一速度でフイルムを送給する。第1、第2電磁
クラツチ60,65がそれぞれオフの場合、排出
ローラ52は駆動されず停止している。なお、上
記実施例においてローラ35,37,51によつ
て送られるフイルムの送給速度はプロセサー部の
フイルム送給速度より速い速度に設定されてい
る。
第1図に戻り、70はフイルム検知器で、赤外
線ランプと赤外線検知用受光素子からなり、フイ
ルムを検知したときオンになり「1」信号を出力
する。なお、マイクロフイルムとして、本実施例
では例えば銀塩フイルムを使用する。この銀塩フ
イルムは赤外線に対して感光しないので、フイル
ム検知器70の赤外線によつて影響されることが
ない。
80は現像器、81,82は水洗器、83は乾
燥器である。カメラ器1からプロセサー部2へ送
り込まれたフイルムFは駆動ローラ84よつて送
給され、現像器80の現像液で現像され、水洗器
81,82で水洗されてから乾燥器83の熱風で
乾燥された後、排出ローラ85によつてトレイ8
6に排出される。現像器80、水洗器81,82
の各液槽内には送りドラム90,91,92がそ
れぞれ配置され、フイルムFは各ドラムに巻回さ
れて自動的に送給される。
現像器80の現像液としては一浴現像定着液が
用いられる。なお、現像処理と定着処理を個別の
槽で別々に行つても構わない。駆動ローラ84、
排出ローラ85及び送りドラム90,91,92
は同一駆動源(不図示)によつて駆動され、それ
ぞれ同一速度でフイルムを送給する。
95はフイルムを切断しないで巻取るときに使
用する巻取リールである。
第6図は上記プロセサーカメラの制御回路を示
すものである。同図において、100はシヤツタ
ー駆動回路で、原稿送り検知器25が原稿を検知
したときその検知信号によつてシヤツター31を
開くように作動する。101は撮影部の駆動源を
駆動するフイルム駆動回路を示し、駆動信号が入
力すると駆動源を駆動してキヤプスタンローラ3
5、送りローラ37、供給ローラ51を同期的に
回転させる。102は前述した第2パルス発生器
を示し、排出ローラ52の回転に連動してパルス
を発生する。105は入力端子Dに入力する信号
を加算計数し、入力端子Eに入力する信号を減算
計数する第1カウンターで、計数内容が第1の設
定値になると出力端子Aから「1」信号を出力
し、第1設定値より大きい第2の設定値になると
出力端子Bから「1」信号を出力し、第1設定値
より非常に小さい第3設定値になると出力端子C
から「1」信号を出力し、入力端子Rにリセツト
信号が入いるとリセツトされる。
106はブザー等の警報器、107は第2カウ
ンターで、所定の計数内容になると出力端子Fか
ら「1」信号を出力し、入力端子Rにリセツト信
号が入いるとリセツトされる。108はモノマル
チ回路、109はカツター駆動回路で、駆動信号
が入力するとカツター45を駆動してフイルムを
切断するように作動する。110はソレノイド駆
動回路を示し、駆動信号が入力するとソレノイド
8を駆動して原稿5を撮影部15に供給するよう
に作動する。111はモード選択スイツチを示
し、このスイツチの切換操作により装置のモード
が切換えられる。115は原稿を追加するかしな
いかを選択する原稿追加スイツチを示し、容器6
内の原稿が無くなつたときに原稿を追加すること
を希望する場合には、予め原稿の追加を選択する
ように切換えられ、このように切換えたときスイ
ツチから「1」信号が発生する。
116は初期状態設定回路を示し、装置の電源
スイツチをオンにしたときに作動して各回路をリ
セツトする「1」信号を出力する。118は第3
カウンターを示し、所定の計数内容になると出力
端子Hから「1」信号を出力し、入力端子Rにリ
セツト信号が入いるとリセツトされる。119は
モノマルチ回路、120は手動で操作され、現像
開始と電源のオン・オフを指令する電源スイツチ
である。なお、現像開始指令と電源のオン・オフ
指令を別個のスイツチで操作するようにしてもよ
い。121はプロセサー駆動回路で、駆動信号が
入力するとプロセサー部2の駆動源を駆動させ
る。G1,G2……G12はアンドゲート、G20,G21
…G27はオアゲート、V1,V2……V6はインバー
タ、F1,F2……F6はフリツプフロツプを示し、
フリツプフロツプのSはセツト入力端子、Rはリ
セツト入力端子、Qはセツト出力端子、はリセ
ツト出力端子である。
次に上記プロセサーカメラの動作について説明
する。まず、撮影を開始する前にマイクロフイル
ムFをキヤプスタンローラ35とピンチローラ3
6の間を通して1対の送りローラ37の間にフイ
ルムの先端を挾み込んだ状態にフイルムをセツト
する。なお、モード選択スイツチ111は接点a
に接続する第1現像モードに切換えられ、原稿追
加スイツチ115は原稿を追加するように切換え
られているものとする。次に電源スイツチ120
を手動操作してこれをオンにすると、装置全体に
電力が供給され、ランプ22が点灯すると共に現
像液が加熱される。また電源スイツチのオン信号
によつてフリツプフロツプF6がセツトされ、こ
れによりプロセツサー駆動回路121を介してプ
ロセサー部2の駆動源が駆動される。また初期状
態設定回路116からのリセツト信号で各カウン
ター及びフリツプフロツプがリセツトされる。現
像液が所定温度になつた後、原稿自動供給装置の
容器6内に多数の原稿5を入れると、原稿検知器
10がオンになり、原稿検知器のオン信号により
アンドゲートG2が開き、ソレノイド駆動回路1
10を介してソレノイド8が駆動し、1枚の原稿
5が撮影部15に供給される。撮影部の原稿送り
検知器25がこの原稿を検知すると、原稿送り検
知器の原稿検知信号により原稿送り用ローラ1
6,19が駆動される。さらにこの検知器の原稿
検知信号によりシヤツター駆動回路100を介し
てシヤツター31が開くと共にフイルム駆動回路
101を介してキヤプスタンローラ35、送りロ
ーラ37、供給ローラ51が回転し、フイルムF
が供給される。従つて原稿5の送りと同期してフ
イルムFが供給され、原稿の像がフイルム上に投
影露光される。さらに原稿送り検知器25の原稿
検知の信号によりフリツプフロツプF1がセツト
される。また、原稿送り検知器25の原稿検知信
号はオアゲートG20を介してアンドゲートG1に入
力する。このときフイルム検知器70のフイルム
検知位置にフイルムが存在しないのでアンドゲー
トG1が開き、このアンドゲートG1の出力信号に
より第1電磁クラツチ60がオンになり、排出ロ
ーラ52が回転する。したがつて排出ローラ52
はローラ35,37,51と同様に撮影部の撮影
動作に連動して回転する。
一方、プロセサー部2の駆動源は電源スイツチ
120のオン操作によりセツトされたフリツプフ
ロツプF6のセツト側出力信号によりプロセサー
駆動回路121を介して駆動され、これによりプ
ロセサー部のローラ84,85、ドラム90,9
1,92は連続的に回転する。
原稿5は原稿自動供給装置3によつて次々に撮
影部15に供給され、順次フイルムに記録され
る。撮影の進行に従つて、送りローラ37によつ
て送られたフイルムの先端が前進し、カツター4
5を通つて供給ローラ51に捕えられ、次いで供
給ローラ51によつて貯蔵室へ送られ、貯蔵室内
のフイルム案内部材53に沿つて進行した後、排
出ローラ52に捕えられ、排出ローラ52によつ
て貯蔵室の外へ排出される。そしてフイルムの先
端がフイルム検知器70に達するとフイルム検知
器がオンになり、フイルム検知のオンによりイン
バータV3の出力が「0」になるのでアンドゲー
トG1が閉じて第1電磁クラツチ60がオフにな
り、排出ローラ52が停止する。したがつて供給
ローラ51及び排出ローラ52が撮影部の撮影動
作に連動して駆動するので、フイルムの先端が排
出ローラよつて捕えられた状態で貯蔵室50内の
フイルム量が最下限の状態にあつても、排出ロー
ラの上流に位置するフイルム延伸して破損した
り、排出ローラとフイルムとの間で滑りが生じて
フイルムに傷を付けたりすることがなくなる。ま
た撮影動作に連動して排出ローラが回転するの
で、撮影部のフイルムが排出ローラの駆動力によ
つて無駄に引き出されたりすることがなくなる。
一方、フイルム検知器70がオンになると供給ロ
ーラ51の回転に連動する第1パルス発生器55
がパルスを発生する度にアンドゲートG4が開
き、このパルスは第1カウンター105で加算計
数される。以後、撮影の進行に従つて、排出ロー
ラ52が停止しているので貯蔵室50内にフイル
ムのループが形成されて貯蔵室内のフイルム量が
増大し、それに伴つて第1カウンター105の計
数値が増加する。第5図は時間経過に伴う貯蔵室
内のフイルム量の変化を示すもので、時刻t0はフ
イルムの先端がフイルム検知器70によつて検知
された時点を示し、撮影の進行に従つて時刻t0
後貯蔵室内のフイルム量が増大していく。時刻t1
で貯蔵室に貯えられているフイルム量が第1設定
量A′になると第1カウンター105の出力端子
Aから「1」信号が出て、この信号で警報器10
6が作動すると共にフリツプフロツプF2がセツ
トされる。したがつて警報器106のブザー等に
よつて貯蔵室内に大量のフイルムが貯えられてい
ることが使用者に知らされる。
フリツプフロツプF2のセツトにより、オアゲ
ートG21を介して第2電磁クラツチ65がオンに
なり、排出ローラ52はプロセサー部2の駆動源
と駆動結合される。したがつて排出ローラ52は
プロセサー部2のローラと同一速度で貯蔵室内の
フイルムをプロセサー部へ送給する。この排出ロ
ーラ52の回転に連動して第2パルス発生器10
2からパルスが発生する。このときフイルム検知
器70がオン状態にあるので第2パルス発生器の
パルスはアンドゲートG5を通つて第1カウンタ
ー105に送られ、第1カウンターで減算計数さ
れる。貯蔵室から排出されたフイルムはプロセサ
ー部2で現像、定着、水洗及び乾燥処理された
後、トレイ86に排出される。この後、引続き撮
影時動作が行われると貯蔵室へのフイルム供給量
に比べて貯蔵室からのフイルム排出量の方が少な
いので、時刻t2で貯蔵室のフイルム量が第1設定
量A′より大きい第2設定量B′(貯蔵室内のフイ
ルム量がこれより多くなるとフイルムを損傷する
等の問題が生じる)になり、第1カウンター10
5の出力端子Bから「1」信号が出て、この信号
でフリツプフロツプF3がセツトされる。フリツ
プフロツプF5のセツトによりアンドゲートG2
閉じ、ソレノイド駆動回路110を介してソレノ
イド8がオフになり、これにより原稿5の供給が
停止し、撮影作業が禁止される。この撮影禁止
後、貯蔵室のフイルム量は次第に減少し、時刻t5
で再び第1の設定量A′になると再び第1カウン
ター105の出力端子Aから「1」信号が出て、
この信号によつてフリツプフロツプF3がリセツ
トされ、これによりアンドゲートG2が開き、再
び原稿の供給が始まり、撮影作業が再開される。
以後、時刻t1〜t5間の動作が繰り返される。
時刻t4で容器6内の原稿が無くなつた場合(原
稿検知器10がオフになる)ローラ35,37,
51が停止する。しかしながら排出ローラ52は
継続して回転しているので、以後、貯蔵室内のフ
イルム量が次第に減少する。そして時刻t5で容器
6に原稿を追加すると再び撮影作業が再開され、
貯蔵室内のフイルム量が増大し、以後、前述と同
様の動作が繰り返される。但し、貯蔵室内のフイ
ルム量が第3の設定量C′より少なくなる前に追
加原稿を容器6に入れなければならない。この後
(撮影再開前でもよい)追加すべき原稿がない場
合は原稿追加スイツチ115を、原稿を追加させ
ないように切換える。そうすると、容器6内の原
稿が再び無くなつて原稿検知器10がオフになつ
た後、時刻t7で貯蔵室内のフイルム量が第1設定
量A′より非常に小さい第3設定量C′(フイルム
量がこれより少なくなるとローラ51,52間で
フイルムが延伸して、フイルムを破損する等の問
題が生じる)になると、第1カウンターの出力端
子Cから「1」信号が出て、この信号でアンドゲ
ートG7が開き、オアゲートG24を介してフリツプ
フロツプF4がセツトされる。一方、時刻t7におい
て、原稿追加スイツチ115から「0」信号が出
力し、かつ原稿送り検知器25が最初に撮影位置
に送り込まれた原稿を検知したときに出力する
「1」信号によつてフリツプフロツプF1がセツト
されていて、原稿検知器10がオフになつたとき
アンドゲートG3が開いているので、フリツプフ
ロツプF4がセツトされたときにアンドゲートG8
が開き、オアゲートG20を介してフイルム駆動回
路101が作動し、キヤプスタンローラ35、送
りローラ37、供給ローラ51が回転して撮影部
のフイルムFが空送りされる。
またアンドゲートG8の開により、アンドゲー
トG11に第1パルス発生器55のパルスが入力す
る度にこのアンドゲートG11が開き、この第2カ
ウンター107で計数される。フイルムが空送り
され、フイルムの最終露光区域の後端がカツター
45の切断位置を通過した直後に第2カウンター
107の計数値が所定の値になつたときその出力
端子Fから「1」信号が出て、この信号によりモ
ノマルチ回路108が作動し、モノマルチ回路1
08の出力信号によつてカツター駆動回路109
を介してカツター45が駆動し、フイルムが切断
される。したがつてフイルムの露光区域はフイル
ムの未露光の区域から分離され、関連する全原稿
情報は一本のフイルム片に記録される。第2カウ
ンター107はフイルムの最終撮影区域の後端が
カツター45の切断位置を通過してから「1」信
号を出力するように設定される。
一方、モノマルチ回路108の出力信号によつ
てオアゲートG26が開き、フリツプフロツプF4
リセツトされる。従つてアンドゲートG8が閉
じ、キヤプスタンローラ35、送りローラ37、
供給ローラ51が停止し、フイルムは空送りされ
なくなる。
切断されたフイルム片は排出ローラ52によつ
てプロセサー部2へ連続的に送られ、このフイル
ム片の後端すなわちフイルム片の切断部がフイル
ム検知器70を通過すると、フイルム検知器70
がオフになる。検知器70がオフになるとアンド
ゲートG6に第2パルス発生器102のパルスが
入力する度にこのアンドゲートG6が開き、この
パルスは第3カウンター118で計数される。プ
ロセサー部り送に込まれた切断されたフイルム片
はプロセサー部の駆動ローラによつて送給され、
このフイルム片の後端部が排出ローラ85を通過
すると第3カウンター118の計数値が所定の値
になつて出力端子Hから「1」信号が出て、この
信号によりモノマルチ回路119が作動し、モノ
マルチ回路119の出力信号によつてオアゲート
G25が開き、各回路がトセツトされて撮影開始前
の状態にセツトされる。この後、新たに別の1単
位の原稿を容器6内に入れれば、前述と同様に自
動的に撮影が行われ、別のフイルム片に1単位の
情報が記録される。第3カウンター118は切断
されたフイルムの後端が排出ローラ85を通過し
てから「1」信号を出力するように設定される。
次にモード選択スイツチ111を接点bに接続
して撮影作業を長時間中断しながら撮影を行う第
2現像モードを選択した場合について説明する。
撮影開始後、前述と同様に撮影の進行に従つて
貯蔵室50内のフイルム量が増大し、そのフイル
ム量が第1の設定量A′になると第1カウンター
105の出力端子Aから「1」信号が出て、警報
器106が作動するが、第2電磁クラツチ65が
作動せず、排出ローラ52は停止したままであ
る。したがつてプロセサー部へのフイルム送りは
行われない。この後、引続き撮影を行うと貯蔵室
内のフイルム量が第2設定値B′になつたとき第1
カウンター105の出力端子Bからの「1」信号
が出力し、この信号によつて原稿の供給が停止
し、撮影が禁止される。
以後、室内のフイルム量は増減せず、一定とな
る。従つて撮影開始から貯蔵室内のフイルム量が
第2設定量B′になるまでの間において、原稿を任
意の時間間隔で撮影することができ、長時間の間
隔を置いて間欠的に撮影が行われたとしても何等
支障がない。
この後、モード選択スイツチを接点aに接続し
て撮影作業を長時間中断しないで撮影を行うモー
ドを選択した場合は前述の説明から明らかな如く
貯蔵室50内のフイルム量が第1設定量A′にな
つたとき排出ローラ52が回転し、貯蔵室内のフ
イルムがプロセサー部へ送給される。以後の動作
は前述と同様であるので説明を省略する。従つ
て、撮影作業を開始する際に、原稿の収集、整理
等によつて撮影作業を中断しながら撮影をする必
要がある場合には、モード選択スイツチを操作し
てモードを選択すれば、支障なく撮影作業を行う
ことができる。
次に電源スイツチ120をオンからオフに切換
えた場合について説明する。
今、撮影作業を開始後、プロセサー部へ撮影済
フイルムを送り込んでいないときに容器6内の原
稿がなくなつて撮影作業が終了し、電源スイツチ
120をオフに切換操作すると、インバータV6
の出力が「1」になるので、アンドゲートG10
開いて番2クラツチ65がオンになり、排出ロー
ラ52が回転して貯蔵室内のフイルムがプロセサ
ー部へ送られる。一方、アンドゲートG10の開に
よりフリツプフロツプF4がセツトされ、これに
よりアンドゲートG8が開き、以後前述と同様に
一定の長さだけフイルムが空送りされた後にフイ
ルムが切断される。そして切断されたフイルム片
の後端が排出ローラ85を通過すると全装置への
電力の供給が遮断され、全装置の電源が断たれ
る。したがつてスイツチ120は電源の供給、停
止指令スイツチの他に現像開始指令スイツチとし
て併用される。なお、電源スイツチをオフにした
とき直ちにフイルムを空送りするようにしてもよ
い。電源スイツチをオフにした後、装置全体に一
定時間電力の供給を維持する機構は公知であり、
たとえば電源スイツチに連動するタイマーを用
い、タイマーにより一定時間電力の供給を維持さ
せる。上記構成により、モード選択スイツチ11
1を接点bに接続するように切換えて一本のフイ
ルムに情報を記録している場合に、すでに記録を
行つた部分があつても、使用者がスイツチ120
を操作しない限りはその部分を長時間中断しても
何等支障がなく、任意の長さの一本のフイルムに
全情報を収めることができる。したがつて互いに
関連する情報は一本のフイルムに記録することが
できるから後に編集する等の作業が不必要とな
る。また貯蔵室に蓄積し得るフイルム量の範囲内
において任意の長さの全情報を記録したフイルム
片を得ることができ、所望の1単位の情報を同一
フイルムに記録することができる。
本発明において長尺シートとしてマイクロフイ
ルムに限らず、公知の種々の記録用シートを適用
することができ、また現像方式は実施例に限られ
るものではなく、公知の現像方式を適用すること
ができる。
以上のように本発明によれば、シートが所定量
貯蔵されてから貯蔵室のシートを処理部へ送給開
始するようにしたので、貯蔵室内に所定量のシー
トが貯蔵されるまで記録作業を長時間中断しても
何ら支障がなく、また所定量のシートが貯蔵され
た後もシートが貯蔵室内にループ状に貯えられて
いる間は適宜記録作業を中断することができ、シ
ートの無駄な使用、シートの不要な箇所での切断
を防ぐことができる。また、記録中断時間が非常
に長くなることが予想される場合には予め第2現
像モードに切替えておくことにより、処理部への
シート送りを長時間停止させることができ、その
結果記録作業を任意の時間間隔で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したプロセサーカメラの
構成図、第2図は貯蔵室の要部断面図、第3図は
供給ローラとフイルム案内部材の斜視図、第4図
は排出ローラの駆動機構を示す構成図、第5図は
貯蔵室内のフイルム量の変化を示す図、第6図は
上記プロセサーカメラの制御回路を示す図であ
る。 2……プロセサー部、3……原稿自動供給装
置、15……撮影部、50……貯蔵室、80……
現像器、81,82……水洗器、83……乾燥
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長尺シートに画像を記録する記録部と、記録
    部から送られてくるシートを貯える貯蔵部と、貯
    蔵部から送られてくるシートを現像処理する現像
    部とを有する記録装置において、貯蔵部に貯えら
    れているシート量を測定し、所定の測定値になつ
    たとき信号を出力する測定手段と、貯蔵部のシー
    トを現像部へ送給する送給手段と、シート切断手
    段と、第1現像モードと第2現像モードとを選択
    するモード選択手段と、該信号を出力するまで送
    給手段を停止させ、該信号を出力した後、モード
    選択手段で第1現像モードを選択している場合は
    該信号に応じて送給手段を作動させ、第2現像モ
    ードを選択している場合は第1現像モードへ切替
    えるまで送給手段を停止させる送給制御手段と、
    記録終了後、シート上の最終記録領域が切断手段
    を通過するまでシートが送られたとき出力する信
    号によりシート切断手段を作動させる切断制御手
    段とを備えた記録装置。
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JPS63137218A (ja) * 1986-11-29 1988-06-09 Minolta Camera Co Ltd 原稿自動送り式のマイクロ写真撮影装置
JP2818710B2 (ja) * 1992-02-12 1998-10-30 富士写真フイルム株式会社 フィルム集積装置及びフィルム集積ホルダ

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