JPS6223730A - 樹脂発泡成形方法 - Google Patents

樹脂発泡成形方法

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JPS6223730A
JPS6223730A JP60164809A JP16480985A JPS6223730A JP S6223730 A JPS6223730 A JP S6223730A JP 60164809 A JP60164809 A JP 60164809A JP 16480985 A JP16480985 A JP 16480985A JP S6223730 A JPS6223730 A JP S6223730A
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JP
Japan
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preform
resin
skin
insert
foamed
Prior art date
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Pending
Application number
JP60164809A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kato
公一 加藤
Mitsuhiro Takahara
高原 光博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPS6223730A publication Critical patent/JPS6223730A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は樹脂の発泡成形によって形成された発泡樹脂
成形品の製造方法に関するものである。
(従来の技(ホテ) 従来より、発泡樹脂を用いた成形品は自身の軽量性と軟
質性とを利用して様々な製品に応用されている。例えば
、自動車等の車両においてはインストルメントパネルや
パッド等に使用されて−おり、一般に次に示すような構
造となっている。
即ち、第4図に示すように、真空成形またはスラッシュ
成形によって形成された表皮51の裏面と、該表皮51
の形状を保持するためのインサート52との間に軟質性
ををする発泡剤入りウレタン樹脂を注入して発泡成形し
、軟質発泡層53としていた。
(発明が解決しようとする問題点) 近年、上記ウレタン樹脂は材料コストが高価なため、さ
らに安価な樹脂材料を用いる試みがなされている。とこ
ろが、前記ウレタン樹脂以外の樹脂として安価なPVC
(ポリ塩化ビニル)樹脂を用いた場合、該PVC樹脂は
前記ウレタン樹脂はど樹脂自体に流動性がないため、複
雑な凹凸形状を有する製品の表皮51とインサート52
との間に注入したとき、複雑な凹凸形状部分にまで十分
に充填されないことがあり、充填されない部分に空洞が
でき製品不良となることがあった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本は前記問題点を解決するため、最終成形品よりも小さ
い未発泡または半発泡の予備成形品を形成し、次いで、
前記予備成形品を成形型に配置して発泡させる手段を用
いている。
(作用) 最終成形品に対して略相似形となる縮小型の未発泡また
は半発泡の予備成形品を形成し、該予備成形品を成形型
に配置して発泡成形を行う。すると、この発泡によって
予備成形品は自身の体積がキャビティに見合うように相
似状に膨張して最終成形品となる。従って、複雑な凹凸
形状を有する成形品でも容易に形成することができる。
(実施例) 以下、本発明を自動車の内装材であるインストルメント
パネルに具体化した一実施例を第1〜3図に従って説明
する。
まず、本実施例の方法によって形成されるインストルメ
ントパネルの構造を説明する。
真空成形によって賦形されたPVC樹脂製の表皮1の裏
面には発泡材入りのPVC樹脂からなる軟質発泡層2が
熱融着により一体的に接合されている。前記軟質発泡層
2の裏面には射出成形によって形成されたガラス繊維入
りAS樹脂(アクリルニトリル・スチレン樹脂)製のイ
ンサート3が同じく熱融着により一体的に接合されてい
る。従って、このインストルメントパネルは前記軟質発
泡層2によって表面に軟質感を有するものとなっている
次に、前記成形品の製造方法を第2.3図に従って説明
する。
予め、表皮1とインサート3とを次に述べる方法によっ
て各々成形しておく。
前記表皮1はPVC樹脂製のシートを真空成形によって
成形品の形状に賦形する。このPVC樹脂の軟化温度は
発泡剤入りのPVC樹脂の軟化温度より高いものである
前記インサート3はガラス繊維入りAS樹脂を射出成形
によって所定形状に成形する。このAS樹脂の軟化温度
も発泡剤入りのPVC樹脂の軟化温度よりも高いもので
ある。
続いて、前記軟質発泡N2を形成するために次に述べる
方法によって予備成形品2aを形成する。
即ち、前記軟質発泡層2を充填したい空間部を埋めるの
に見合っただけの材料を用いて該空間部に対して相似形
となる縮小型の未発泡または半発泡の予備成形品2aを
成形する。
なお、ここでいう半発泡とは発泡が中途の状態のものを
いい、最終成形品よりも体積が小さい状態をいう。
本実施例においては、発泡材入りのPVC樹脂が発泡し
ない程度の120〜130°Cの温度で圧縮成形して予
備成形品を形成した。つまり、最終成形品としての軟質
発泡層2に対して相似状に小さい予備成形品2aを形成
して成形型4内に配置することによって、従来のような
スラッシュ成形において、複雑な凹凸形状部を有する成
形品の該凹凸部に樹脂が充分に充填されないという不具
合を防止しているのである。
続いて、第2図に示すように、前記表皮1を成形型4内
に装着し、その裏面に前記予備成形品2aを配置する。
次いで、別工程で成形したガラス繊維入りのAS樹脂製
のインサート3を配置する。
この状態において前記成形型4に設けられた図示しない
ヒータを作動させ、前記予備成形品2aが発泡を開始す
る温度(本実施例においては150℃とした)まで上げ
て予備成形品2aを発泡させる。すると、第3図に示す
ように、予備成形品2aは自体の体積が相似状に膨張し
、前記表皮1とインサート3とに当接して一体的に接合
される。
従って、冷却後、前記成形型4からこの成形品を離形さ
せれば本実施例の表面に軟質感を有するインストルメン
トパネルが成形される。
以上、本実施例によれば前記表皮1とインサート3との
間の空間部のうち、複雑な凹凸部分においても容易に軟
質発泡層2を充填させることができるため、該凹凸部分
に空洞等が生じて製品不良となることを防止することが
できる。
また、軟質発泡N2を形成する樹脂として発泡剤入りの
PVC樹脂を用いたため、安価な材料コストで製造可能
となる。
また、本実施例のように比較的流動性のない樹脂として
のPVC樹脂を用いても空洞等のない軟質発泡層2を形
成することが可能となる。
前記インサート3として軟化温度の高いガラス繊維入り
As樹脂を用いたため、前記発泡成形時の熱で発熱した
り、変形したりすることがない。
また、予備成形品2aの相似形の形状を変えることによ
って前記軟質発泡N2の厚みを任意に設定することが可
能となり、スラッシュ成形によって軟質発泡N2を成形
するよりもはるかに厚みのあるものを形成することがで
きる。
また、加熱成形の際、前記表皮1と軟質発泡層2との境
界部及びインサート3と軟質発泡層2との境界部におい
て、前記軟質発泡層2の発泡内に前記両側の樹脂1.3
が充填されるため、接着剤を用いないにも係わらず強固
に接合させることができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、次に示すように具体化しても良い。
(1)前記表皮1をスラッシュ成形によって形成するこ
と。
(2)前記予備成形品2aは本実施例のような全体を相
似形にする必要はなく、複雑な凹凸形状の部分のみ相似
形としても良い。また、正確な相似形とする必要もなく
発泡による膨張で空間部が確実に埋まるような形状であ
れば何でも良い。さらに、簡単な形状のもの、例えば、
直方体を複数個組み合せて複雑な凹凸形状に合うように
しても良い。
(3)本発明は前記実施例において三層構造の成形品に
具体化したが、必ずしも三層構造の必要はなく、軟質発
泡層2のみを単独で用いる成形品や二層構造及び四層構
造以上の成形品に具体化しても良い。さらに、各層間に
ホットメルトタイプの接着剤を塗布しても良い。
(4)前記発泡剤入り樹脂は本実施例のPVCの外、P
E(ポリエチレン)樹脂、PP(ポリプロピレン)樹脂
、ABS樹脂等を用いることも可能となる。
(5)前記インサート3を金属とすること、この場合の
賦形方法はプレス法を用いれば良い。
(6)前記成形型4は加熱源としてヒータを用いたが、
熱風、赤外線、高周波等を用いても良い。
但し、高周波で誘電加熱を行う場合は成形型にセラミッ
クス等の非導電性の材料を用いる必要がある。
発明の効果 以上、詳述したように本発明によれば、予め最終成形品
よりも小さな未発泡または半発泡の予備成形品を形成し
、さらに、該予備成形品を発泡させることによって最終
成形品とするため、複雑な凹凸形状を有する成形品であ
っても容易に成形することができるばかりでなく、流動
性のない樹脂を使用することもできるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明を自動車のインストルメントパネル
に具体化した一実施例を示し、第1図はインストルメン
トパネルの断面図、第2図は成形型内に表皮、予備成形
品、インサートを装着する状態を示す側断面図、第3図
は成形型を加熱して三層構造の成形品を成形する途中の
状態を示す側断面図、第4図は従来例を示す側断面図で
ある。 予備成形品・・・・・2a 成形型・・・・・・・4 特許出願人      豊田合成 株式会社代理人  
 弁理士     恩1)博宣第1図 ] 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、最終成形品よりも小さい未発泡または半発泡の予備
    成形品(2a)を形成し、次いで、前記予備成形品(2
    a)を成形型(4)に配置して発泡させることを特徴と
    する樹脂発泡成形方法。 2、前記予備成形品(2a)は発泡材入りのPVC樹脂
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    樹脂発泡成形方法。 3、前記予備成形品(2a)はPVC樹脂製の表皮(1
    )の裏面に一体的に接合されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の樹脂発泡成形方法。 4、前記予備成形品(2a)は前記表皮(1)とインサ
    ート(3)との間に配置して一体的に接合されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の樹脂発泡成形
    方法。
JP60164809A 1985-07-24 1985-07-24 樹脂発泡成形方法 Pending JPS6223730A (ja)

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