JPS6223726A - エンボス加工方法 - Google Patents
エンボス加工方法Info
- Publication number
- JPS6223726A JPS6223726A JP16260385A JP16260385A JPS6223726A JP S6223726 A JPS6223726 A JP S6223726A JP 16260385 A JP16260385 A JP 16260385A JP 16260385 A JP16260385 A JP 16260385A JP S6223726 A JPS6223726 A JP S6223726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cooling water
- embossing
- pressurized air
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は熱可塑性樹脂シートのエンボス加工方法に関す
る。更に詳しくは、冷却水をロールの一方から導入し他
方から排出するエンボスロールを用いて熱可塑性樹脂シ
ートをエンボス加工する際に、エンボスロールの温度を
均一に保持する事により均一、良好なエンボス加工を施
す方法に関する。
る。更に詳しくは、冷却水をロールの一方から導入し他
方から排出するエンボスロールを用いて熱可塑性樹脂シ
ートをエンボス加工する際に、エンボスロールの温度を
均一に保持する事により均一、良好なエンボス加工を施
す方法に関する。
「従来の技術」
エンボス加工の際に発生する艶、ムラなとのシボ不良に
対しては、以前から様々な対策が講じられてさた。従来
、これらのシボ不良は、エンボスロール及び、バックロ
ールの汚れや温度むらなどの表面状態等に問題があると
され具体的には、以下のような対策が講じられてきた。
対しては、以前から様々な対策が講じられてさた。従来
、これらのシボ不良は、エンボスロール及び、バックロ
ールの汚れや温度むらなどの表面状態等に問題があると
され具体的には、以下のような対策が講じられてきた。
すなわち、
エンボスロールをメチレンクロライドあるいは中性洗剤
水溶液で、バックロールをステアリン酸水溶液等を用い
て各々頻繁に洗浄する。
水溶液で、バックロールをステアリン酸水溶液等を用い
て各々頻繁に洗浄する。
生産スピードを下げる。
エンボスロールの冷却水に、より低温の水を使用して冷
却効果を上げる。
却効果を上げる。
「発明が解決しようとする問題点」
以上のような従来法を用いた場合、小ロットでは、シボ
不良は改良されるが、ロフトが大きくなったり、あるい
はロングランになると、はとんど効果は見られず、依然
として、艶、ムラなとのシボ不良は改良されなかった。
不良は改良されるが、ロフトが大きくなったり、あるい
はロングランになると、はとんど効果は見られず、依然
として、艶、ムラなとのシボ不良は改良されなかった。
このようなシボ不良は、外観上美観を損ねるので、本発
明者らは、これらのシボ不良を改良すべく鋭意研究を行
なった。その結果、本発明者らは、これらのシボ不良は
主にエンボスロールの温度むらに起因することをつきと
め、エンボスロール表面の温度を均一に保持する簡単な
方法を見出し、良好なエンボス加工技術を完成した。
明者らは、これらのシボ不良を改良すべく鋭意研究を行
なった。その結果、本発明者らは、これらのシボ不良は
主にエンボスロールの温度むらに起因することをつきと
め、エンボスロール表面の温度を均一に保持する簡単な
方法を見出し、良好なエンボス加工技術を完成した。
[問題点を解決するための手段」
本発明者らは、エンボスロールの温度むらは、ロール内
を通過する冷却水に潮流がおこり、それが主な原因であ
ることを確認し、それはエンボスロール内に導入される
冷却水に加圧エアーを注入する・ことにより冷却水を強
力に攪拌して冷却の均一化を図る方法を発明した。
を通過する冷却水に潮流がおこり、それが主な原因であ
ることを確認し、それはエンボスロール内に導入される
冷却水に加圧エアーを注入する・ことにより冷却水を強
力に攪拌して冷却の均一化を図る方法を発明した。
すなわち、本発明の要旨は、冷却水をロールの一方から
導入し、他方から排出するエンボスロールを用いて熱可
塑性樹脂シートをエンボス加工する方法においで、エン
ボスロール内に導入する冷却水中に加圧エアーを吹き込
む事を特徴とするエンボス加工方法にある。
導入し、他方から排出するエンボスロールを用いて熱可
塑性樹脂シートをエンボス加工する方法においで、エン
ボスロール内に導入する冷却水中に加圧エアーを吹き込
む事を特徴とするエンボス加工方法にある。
本発明を更に詳しく説明すると、エンボスロール内に導
入する冷却水に吹き込むエアーは、冷却水がロール内に
導入される以前に吹慇込むのが好ましく、その吹き込む
量はロール内の冷却水を乱流させ撹拌させるに十分な量
であることが必要である。この場合、エアーの吹き込み
量が多すぎると結果として冷却水の量が減って却って温
度むらをおこすので注意を要する。エアーの吹き込み量
は普通、冷却水の5〜10容量%が良好な効果をもたら
すが、この量は設定するエンボスロールの温度により多
少変動する。
入する冷却水に吹き込むエアーは、冷却水がロール内に
導入される以前に吹慇込むのが好ましく、その吹き込む
量はロール内の冷却水を乱流させ撹拌させるに十分な量
であることが必要である。この場合、エアーの吹き込み
量が多すぎると結果として冷却水の量が減って却って温
度むらをおこすので注意を要する。エアーの吹き込み量
は普通、冷却水の5〜10容量%が良好な効果をもたら
すが、この量は設定するエンボスロールの温度により多
少変動する。
「作用」
エンボスロールは一般には、第1図及V第2図に示すよ
うな構造になっており、左右端部に近く、ロールを支え
ると共に冷却水がエンボス部分の内面を均一に流通する
ように設計された支切り部4が設けられている。しかし
ロール内では冷却水排出口近く、特にT部に潮流がおこ
り、そのためにT部のロール表面温度が他の部分に比較
して高くなる。その結果としてエンボス不良を招くので
ある。
うな構造になっており、左右端部に近く、ロールを支え
ると共に冷却水がエンボス部分の内面を均一に流通する
ように設計された支切り部4が設けられている。しかし
ロール内では冷却水排出口近く、特にT部に潮流がおこ
り、そのためにT部のロール表面温度が他の部分に比較
して高くなる。その結果としてエンボス不良を招くので
ある。
本発明に従って、冷却水がロール内に導入される前に冷
却水中に加圧エアーを強制的に吹き込み、この加圧エア
ーを含んだ冷却水をロール中に導入する時には、冷却水
はロール中で良好に撹拌されることになり、部分的潮流
によるロール面温度のむらを生じるようなことは無くな
るのである。その結果として、均一なしぼ模様が得られ
るのである。
却水中に加圧エアーを強制的に吹き込み、この加圧エア
ーを含んだ冷却水をロール中に導入する時には、冷却水
はロール中で良好に撹拌されることになり、部分的潮流
によるロール面温度のむらを生じるようなことは無くな
るのである。その結果として、均一なしぼ模様が得られ
るのである。
「実施例」
エンボスロールの冷却方法を示した第3図に従って実施
例を説明する。
例を説明する。
第3図においで、1は冷却水導入通路、2は冷却水排水
通路、3は加圧エアー導入通路を示す。
通路、3は加圧エアー導入通路を示す。
ストレーナ−からミル、カレンダーを経て供給された塩
化ビニル樹脂シートを以下の条件でエンボス加工した。
化ビニル樹脂シートを以下の条件でエンボス加工した。
すなわち3より加圧エアーを吹き込んだ冷却水を1の冷
却水導入通路よりエンボスロールに導入し、一方パツク
ロール(図示せず)にも冷却水を導入して、エンボスロ
ール表面温度を約40℃に保ち、バックロールの表面温
度を120℃前後に保持しつつ速度75III/分でエ
ンボス加工を施した。得られたシートは均一なシボ模様
が施されており、また長時間運転でもその状態は保たれ
た。この場合に加圧エアーを吹き込まずに運転した場合
には、エンボスロールの表面温度が左右、そして部分的
に差を生じ、その結果しぼ模様が均一でなくなり、艶も
願われた。
却水導入通路よりエンボスロールに導入し、一方パツク
ロール(図示せず)にも冷却水を導入して、エンボスロ
ール表面温度を約40℃に保ち、バックロールの表面温
度を120℃前後に保持しつつ速度75III/分でエ
ンボス加工を施した。得られたシートは均一なシボ模様
が施されており、また長時間運転でもその状態は保たれ
た。この場合に加圧エアーを吹き込まずに運転した場合
には、エンボスロールの表面温度が左右、そして部分的
に差を生じ、その結果しぼ模様が均一でなくなり、艶も
願われた。
「発明の効果」
本発明の方法によれば冷却水中に加圧エアーを吹き込む
という簡単な手段でエンボスロール表面の均一な温度保
持効果をあげる事ができる。その結果、艶しはムラなど
のシボ不良がなくなり、更にエンボスロール及びバック
ロールのn掃頻度も少なくなり、そのため従来のグワン
タイムも減らす事ができる。
という簡単な手段でエンボスロール表面の均一な温度保
持効果をあげる事ができる。その結果、艶しはムラなど
のシボ不良がなくなり、更にエンボスロール及びバック
ロールのn掃頻度も少なくなり、そのため従来のグワン
タイムも減らす事ができる。
第1図は本発明で用いるエンボスロールの縦断面図、矢
印は、冷却水の流れを示す。 第2図は@1図のA−A横断面を示す。 第3図は本発明におけるエンボスロールの冷却方法を説
明する概略図である。 1 ・・・冷却水導入通路 2 ・・・冷却水排出通路 3 ・・・加圧エアー通路 4 ・・・支切り部 T ・・・冷却水潮流部
印は、冷却水の流れを示す。 第2図は@1図のA−A横断面を示す。 第3図は本発明におけるエンボスロールの冷却方法を説
明する概略図である。 1 ・・・冷却水導入通路 2 ・・・冷却水排出通路 3 ・・・加圧エアー通路 4 ・・・支切り部 T ・・・冷却水潮流部
Claims (1)
- 冷却水をロールの一方から導入し、他方から排出するエ
ンボスロールを用いて、熱可塑性樹脂シートをエンボス
加工する方法においで、エンボスロール内に導入する冷
却水中に加圧エアーを吹き込む事を特徴とするエンボス
加工方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16260385A JPS6223726A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | エンボス加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16260385A JPS6223726A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | エンボス加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6223726A true JPS6223726A (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=15757727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16260385A Pending JPS6223726A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | エンボス加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010035325A1 (ja) | 2008-09-25 | 2010-04-01 | ズードケミー触媒株式会社 | 1,3-ブタジエン中のアセチレン類化合物の選択水素化用触媒およびその製造方法並びにその使用方法 |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP16260385A patent/JPS6223726A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010035325A1 (ja) | 2008-09-25 | 2010-04-01 | ズードケミー触媒株式会社 | 1,3-ブタジエン中のアセチレン類化合物の選択水素化用触媒およびその製造方法並びにその使用方法 |
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