JPS63221014A - 膨張黒鉛粉末の圧延方法 - Google Patents
膨張黒鉛粉末の圧延方法Info
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- JPS63221014A JPS63221014A JP62055839A JP5583987A JPS63221014A JP S63221014 A JPS63221014 A JP S63221014A JP 62055839 A JP62055839 A JP 62055839A JP 5583987 A JP5583987 A JP 5583987A JP S63221014 A JPS63221014 A JP S63221014A
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- Japan
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- rolling
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- powder
- rolls
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、膨張薬品処理した黒鉛粉末を圧延して圧粉板
を得るようにした膨張黒鉛粉末の圧延方法に関する。
を得るようにした膨張黒鉛粉末の圧延方法に関する。
膨張黒鉛粉末圧粉板は耐熱性、耐薬品性が求められる部
品、例えばガスケット、パツキン、管といった部品の原
材料として需要が多い。この圧粉板を得る方法として従
来より粉末圧延機が用いられ、膨張薬品処理した黒鉛粉
末をホッパー等から垂直又は水平に配置した一対又は数
対の圧延ロール間に供給し、圧延により圧粉板を製板し
ている。
品、例えばガスケット、パツキン、管といった部品の原
材料として需要が多い。この圧粉板を得る方法として従
来より粉末圧延機が用いられ、膨張薬品処理した黒鉛粉
末をホッパー等から垂直又は水平に配置した一対又は数
対の圧延ロール間に供給し、圧延により圧粉板を製板し
ている。
一般に、上記方法によると、ロールの圧下で黒鉛粉末が
両端に逃げ、板耳が不揃いとなったり、中央から両端に
向は圧力が低下するなどの現象がみられ、歩留に悪影響
を与えるばかりでなく、品質面でもバラツキが生じる。
両端に逃げ、板耳が不揃いとなったり、中央から両端に
向は圧力が低下するなどの現象がみられ、歩留に悪影響
を与えるばかりでなく、品質面でもバラツキが生じる。
現在、この欠点を改良する工夫が種々なされており、例
えば特開昭60−36605号公報の方法はホッパより
ロール間に金属等の粉末を供給する仕切板の内面に沿っ
て粉末とともに線材を連続的に供給し、粉末と一体で圧
延する方法を提案している。
えば特開昭60−36605号公報の方法はホッパより
ロール間に金属等の粉末を供給する仕切板の内面に沿っ
て粉末とともに線材を連続的に供給し、粉末と一体で圧
延する方法を提案している。
前記特開昭60−36605号公報によると、ある程度
欠点が解消されたものの、その一方において、線材を圧
粉板から剥がす工程が増え、また線材を圧延品の板幅に
揃えて供給することがかなり難しいという問題がある。
欠点が解消されたものの、その一方において、線材を圧
粉板から剥がす工程が増え、また線材を圧延品の板幅に
揃えて供給することがかなり難しいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記問題点を解決した膨張黒
鉛粉末の圧延方法を提供することにある。
鉛粉末の圧延方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、膨張薬品処理した
黒鉛粉末をロールで圧延して圧粉板を得る膨張黒鉛粉末
の圧延方法において、前記ロールの両端部の圧延面に黒
鉛粉末と同等もしくはそれよりも軟質の物質から成るエ
ンドレスベルトを取り付け、そのベルト間を圧延品の板
幅寸法に保ちながら黒鉛粉末をベルトとともに圧延する
ことを特徴とする。
黒鉛粉末をロールで圧延して圧粉板を得る膨張黒鉛粉末
の圧延方法において、前記ロールの両端部の圧延面に黒
鉛粉末と同等もしくはそれよりも軟質の物質から成るエ
ンドレスベルトを取り付け、そのベルト間を圧延品の板
幅寸法に保ちながら黒鉛粉末をベルトとともに圧延する
ことを特徴とする。
圧延ロールの圧下で、ベルト内の黒鉛粉末が長手及び幅
方向に逃げるが、幅方向にはロールにより圧下された軟
質のベルトが存在し、黒鉛粉末の幅広がりを防ぐ。黒鉛
粉末は長手方向に沿って流れるはかなく、このとき、端
部における圧力が上昇し、中央と端部との圧力差が解消
される。
方向に逃げるが、幅方向にはロールにより圧下された軟
質のベルトが存在し、黒鉛粉末の幅広がりを防ぐ。黒鉛
粉末は長手方向に沿って流れるはかなく、このとき、端
部における圧力が上昇し、中央と端部との圧力差が解消
される。
また、エンドレスベルトは折り返して循環するから剥が
す手間も省ける。
す手間も省ける。
一般にベルトを使用すると、ベルトの逃げや入り込みが
予想されるが、線材と異なり、ベルトの露出部を保持す
ることもできるので、解決し易い。
予想されるが、線材と異なり、ベルトの露出部を保持す
ることもできるので、解決し易い。
以下、図面を参照して実施例を説明する。
第1図〜第3図は、本発明で実施される粉末圧延機の概
略を示したものである。図示例の圧延機Aは3対の圧延
ロール1a〜3bから構成され、対となる圧延ロールが
それぞれ水平に配置されている。
略を示したものである。図示例の圧延機Aは3対の圧延
ロール1a〜3bから構成され、対となる圧延ロールが
それぞれ水平に配置されている。
これらの圧延ロールla〜3bは一般に図示しないフレ
ームに軸支され、モータにより回転駆動される。
ームに軸支され、モータにより回転駆動される。
一方、黒鉛粉末4の供給は圧延機Aの上方に配置された
輸送ベルト5により行なわれる。輸送ベルト5には主と
してホッパーから多量の黒鉛粉末4が切り出されるが、
途中こぼれないようにベルト5の両端に2枚の仕切板6
a、6bがあてがわれている。
輸送ベルト5により行なわれる。輸送ベルト5には主と
してホッパーから多量の黒鉛粉末4が切り出されるが、
途中こぼれないようにベルト5の両端に2枚の仕切板6
a、6bがあてがわれている。
また、圧粉板に形成される黒鉛粉末4は粉体でもあり、
直接圧延すると取り扱い難い面もあるので、一般に本圧
延する前に予備圧延することが行なわれている。その予
備圧延をするロール7は輸送ベルト5上の黒鉛粉末4の
出口に配置されている。また、ロール7により形成され
た予備シート品4aを型崩れしないように圧延機Aに送
る必要もあるので、予備シート品4aを受ける受台8が
予備圧延ロールと圧延機Aとの間に配置されている。
直接圧延すると取り扱い難い面もあるので、一般に本圧
延する前に予備圧延することが行なわれている。その予
備圧延をするロール7は輸送ベルト5上の黒鉛粉末4の
出口に配置されている。また、ロール7により形成され
た予備シート品4aを型崩れしないように圧延機Aに送
る必要もあるので、予備シート品4aを受ける受台8が
予備圧延ロールと圧延機Aとの間に配置されている。
上記装置においては、輸送ベルト5の進行に伴って黒鉛
粉末4が輸送ベルト5と予備圧延ロール7との間で予備
成形され、シート化される。その予備シート品4aは受
台8の上をすべって最初の圧延ロールla、 lbに入
り、後続するロール28〜3bにより順次加圧され、厚
みを減して所定の厚みに整形される。厚みが薄くなった
分長手及び幅方向に黒鉛粉末が逃げるが、長手方向に対
しては一般に圧延ロール18〜3bの回転を制御し、コ
ントロールしている。しかし1、幅方向に対しては、こ
れといった調整手段もな〈従来より板の耳部に不揃いが
発生していた。
粉末4が輸送ベルト5と予備圧延ロール7との間で予備
成形され、シート化される。その予備シート品4aは受
台8の上をすべって最初の圧延ロールla、 lbに入
り、後続するロール28〜3bにより順次加圧され、厚
みを減して所定の厚みに整形される。厚みが薄くなった
分長手及び幅方向に黒鉛粉末が逃げるが、長手方向に対
しては一般に圧延ロール18〜3bの回転を制御し、コ
ントロールしている。しかし1、幅方向に対しては、こ
れといった調整手段もな〈従来より板の耳部に不揃いが
発生していた。
本発明においては、上記耳部の不揃いを無くすため、対
をなす一方の圧延ロールla、2a、3aの両端にエン
ドレスベルト9.9が取付けられ、予備シート品4aと
ともに圧延される。エンドレスベルト9.9は断面形状
がL字形をなすように形成され、−側面が圧延ロール1
a、2a、3aの端面に当接するように圧延ロール間に
巻き掛けられている。したがって圧延中にエンドレスベ
ルト9,9が内側に入り込むようなことがない。また、
エンドレスベルト9.9の外側には押え板lO1・・・
が各圧延ロール1a、2a、3aのロール軸に取り付け
られている。これにより、エンドレスベルト9.9が外
側に逃げるのを防ぐことができる。エンドレスベルト9
は圧粉板4bの中央と耳部の圧力分布を一様にするとい
う目的からすると、黒鉛粉末4と同様かもしくは容易に
変形することが望しく、例えば、軟質ゴムのような素材
を用いて形成される。その厚みは、圧粉板4bの厚みと
、圧延ロール軸方向の逃げを考慮して適当に定める。
をなす一方の圧延ロールla、2a、3aの両端にエン
ドレスベルト9.9が取付けられ、予備シート品4aと
ともに圧延される。エンドレスベルト9.9は断面形状
がL字形をなすように形成され、−側面が圧延ロール1
a、2a、3aの端面に当接するように圧延ロール間に
巻き掛けられている。したがって圧延中にエンドレスベ
ルト9,9が内側に入り込むようなことがない。また、
エンドレスベルト9.9の外側には押え板lO1・・・
が各圧延ロール1a、2a、3aのロール軸に取り付け
られている。これにより、エンドレスベルト9.9が外
側に逃げるのを防ぐことができる。エンドレスベルト9
は圧粉板4bの中央と耳部の圧力分布を一様にするとい
う目的からすると、黒鉛粉末4と同様かもしくは容易に
変形することが望しく、例えば、軟質ゴムのような素材
を用いて形成される。その厚みは、圧粉板4bの厚みと
、圧延ロール軸方向の逃げを考慮して適当に定める。
上記エンドレスベルト9.9が黒鉛粉末4とともに圧延
されると、黒鉛粉末4の逃げ道が塞がれ、幅方向の流れ
が長手方向に向き、エンドレスベルト9に沿って流れる
。したがって耳部が不揃いとなることも解消される。ま
た、流れの速度が中央と耳部とでほとんど変わらないよ
うになるから、圧力差が解消し、幅方向に亘って圧力分
布も一様になる。
されると、黒鉛粉末4の逃げ道が塞がれ、幅方向の流れ
が長手方向に向き、エンドレスベルト9に沿って流れる
。したがって耳部が不揃いとなることも解消される。ま
た、流れの速度が中央と耳部とでほとんど変わらないよ
うになるから、圧力差が解消し、幅方向に亘って圧力分
布も一様になる。
以下、本発明の効果を確認するため、次のような試験を
行った。
行った。
(実施例1)
第1表に示す組成の黒鉛粉末を濃硫酸と少量の酸化剤の
混合液に浸漬した後、水洗、脱水乾燥し、更に1000
℃、約3分間加熱膨張させ、見掛比重0、008gノc
cとした。この黒鉛粉末を仕切板の間に入れ、予備圧延
で5鶴厚、本圧延、3対のロールで最終仕上げを行ない
、圧延厚み0.8 tmとした。
混合液に浸漬した後、水洗、脱水乾燥し、更に1000
℃、約3分間加熱膨張させ、見掛比重0、008gノc
cとした。この黒鉛粉末を仕切板の間に入れ、予備圧延
で5鶴厚、本圧延、3対のロールで最終仕上げを行ない
、圧延厚み0.8 tmとした。
そのときの見掛比重は1.01 g/ccである。エン
ドレスベルトには111厚の軟質ウレタンゴムを使用し
た。
ドレスベルトには111厚の軟質ウレタンゴムを使用し
た。
この結果、耳部の欠けがほとんどみられず、第2表に示
すように400M幅に対して±IN以内に納まり、また
厚みのバラツキ0.8nに対して±0.01鶴以内に納
まった。
すように400M幅に対して±IN以内に納まり、また
厚みのバラツキ0.8nに対して±0.01鶴以内に納
まった。
(比較例)
上記実施例1と同じ条件でエンドレスベルトを取り付け
ずに行った。その結果、耳部の欠けが全長に対し、約1
8%見られた。第2表に示すようにその欠けも400鰭
幅に対して±3n程度となって現われ、また厚みのバラ
ツキも0.8 m厚みに対して±0.03m程度となっ
た。
ずに行った。その結果、耳部の欠けが全長に対し、約1
8%見られた。第2表に示すようにその欠けも400鰭
幅に対して±3n程度となって現われ、また厚みのバラ
ツキも0.8 m厚みに対して±0.03m程度となっ
た。
なお、本発明においてはロール対の数に制限がな(、水
平ロールだけでなく、垂直ロール方式にも適用すること
ができる。またエンドレスベルトは必ずしも全ロールに
取り付ける必要がなく、個々の圧延ロール毎に取り付け
てもよい。この場合、キャップ状にして圧延ロールの軸
端に嵌め込むようにしてもよく、アイドルロールを設け
て巻き掛けるようにしてもよい。
平ロールだけでなく、垂直ロール方式にも適用すること
ができる。またエンドレスベルトは必ずしも全ロールに
取り付ける必要がなく、個々の圧延ロール毎に取り付け
てもよい。この場合、キャップ状にして圧延ロールの軸
端に嵌め込むようにしてもよく、アイドルロールを設け
て巻き掛けるようにしてもよい。
以上、説明したように、本発明によれば、不揃いとなっ
た耳部を切り落す必要がなく、歩留りが大幅に向上し、
また品質の均一化がはかれる。
た耳部を切り落す必要がなく、歩留りが大幅に向上し、
また品質の均一化がはかれる。
第1図は、本発明で使用される圧延機の斜視図、第2図
は第1図のn−n断面図、第3図は上圧延ロールを除い
た平面図である。 A・・・圧延機、1a〜lb・・・圧延ロール、4・・
・黒鉛粉末、4b・・・圧粉板、9・・・エンドレスベ
ルト。 第1図
は第1図のn−n断面図、第3図は上圧延ロールを除い
た平面図である。 A・・・圧延機、1a〜lb・・・圧延ロール、4・・
・黒鉛粉末、4b・・・圧粉板、9・・・エンドレスベ
ルト。 第1図
Claims (1)
- (1)膨張薬品処理した黒鉛粉末をロールで圧延して圧
粉板を得る膨張黒鉛粉末の圧延方法において、前記ロー
ルの両端部の圧延面に黒鉛粉末と同等もしくはそれより
も軟質の物質から成るエンドレスベルトを取り付け、そ
のベルト間を圧延品の板幅寸法に保ちながら黒鉛粉末を
ベルトとともに圧延することを特徴とする膨張黒鉛粉末
の圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62055839A JPS63221014A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 膨張黒鉛粉末の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62055839A JPS63221014A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 膨張黒鉛粉末の圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63221014A true JPS63221014A (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=13010164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62055839A Pending JPS63221014A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 膨張黒鉛粉末の圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63221014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102343622A (zh) * | 2011-08-20 | 2012-02-08 | 山东东昀石墨科技有限公司 | 一种膨胀石墨膜、板的制造装置 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP62055839A patent/JPS63221014A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102343622A (zh) * | 2011-08-20 | 2012-02-08 | 山东东昀石墨科技有限公司 | 一种膨胀石墨膜、板的制造装置 |
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