JPS622369Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS622369Y2
JPS622369Y2 JP16198483U JP16198483U JPS622369Y2 JP S622369 Y2 JPS622369 Y2 JP S622369Y2 JP 16198483 U JP16198483 U JP 16198483U JP 16198483 U JP16198483 U JP 16198483U JP S622369 Y2 JPS622369 Y2 JP S622369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
passage
port
piston
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16198483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6071771U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16198483U priority Critical patent/JPS6071771U/ja
Publication of JPS6071771U publication Critical patent/JPS6071771U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS622369Y2 publication Critical patent/JPS622369Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、系統の圧力を一定範囲内に維持す
るとともに、系統内圧力が所定値以上に達した際
に圧力液体を余水口から逃がしてやることによ
り、圧力液体源例えばポンプを無負荷運転状態と
し、動力の節減を図るようにしたアンロード弁の
改良に係るものである。
従来のこの種アンロード弁は、第1図に示すよ
うに、一次側ポートaと二次側ポートbとこれら
両ポートa,bを連通する通路cとを有するボデ
イdと、通路cに面して形成した弁座eに就座す
る弁体fを弁座eに圧接する弾性手段である皿ば
ねgを収容するばね筒hとで構成され、かつ、弁
体fの弁棒iを皿ばねgにて上方から弁座eに圧
接する構造で、しかも、系統内圧力が所定値以上
に達した際に圧力液体を逃がすための余水口jを
上部側に形成して成る構造であつた。
したがつて、上記構造の従来のアンロード弁で
は以下のような欠点があつた。すなわち、 1 分割タイプのため、弁棒iと弁座eの芯出し
が難しく、弁鳴りや圧力不安定等の不都合が生
じ易い。
2 皿ばねgを使用しているため、組付けやメン
テナンスに難点が生じる。
3 余水口jが上部に設けられているため、圧力
液体の抜き取りが下完全となり、凍結が生じ易
く、凍結により重大な事故を惹起する虞れがあ
る。
などの欠点があつた。
この考案は、上記問題を解決することを企図し
てなされたもので、その要旨とするところは、一
次側ポートと二次側ポートを連通する通路とこの
通路の下方に連通する余水口とを有するボデイ
と、通路の下方側に面して形成した弁座に対して
通路の反対側から就座する弁体と、この弁体から
ボデイの上方へ延在する弁棒の上端面に形成され
て弁体を弁座に圧接する弾性力を加減する調圧手
段と、通路内における弁棒の部分に設けたピスト
ン弁とを具備して成るもので、芯出しが同時加工
で行えるため確実な組付けができるとともに、弁
鳴り等の不都合を解消し、かつ、組付けやメンテ
ナンスが容易となり、しかも、余水口からの水抜
きが容易な上、凍結による故障を防止することが
できるなどの優れた特徴を有するアンロード弁を
提供しようとするものである。
以下にこの考案の実施例を第2図に基づいて説
明する。
第2図はこの考案のアンロード弁の断面図を示
すもので、図中、1はボデイであつて、このボデ
イ1には、一次側ポート2と二次側ポート3とを
連通する通路4が形成されており、かつ、通路4
の下方に連通する余水口5を有するボデイ下部材
6がボルト7をもつて一体的に形成されている。
前記通路4の下方側に面して形成した弁座8に
は、通路4の反対側から就座する弁体9が配設さ
れ、この弁体9を一体的に形成する弁棒10は、
通路4を通つてボデイ1の上方へ延在されるとと
もに、その上端部に刻設されたねじ部10aにね
じ結合される調圧手段である調圧ナツト11とボ
デイ1の上面との間に弾性手段としての圧縮コイ
ルばね12が縮設されている。なお、20は弁棒
10の回り止めピンである。
また、前記通路4内における弁棒10の部分1
0bにはピストン弁13が設けられている。この
ピストン弁13は、弁棒10の部分10bに固定
されるピストン14と、ばね15の付勢によつて
常時ピストン14に設けられた内部通口16を閉
塞する逆止弁17とで構成されている。そして、
このピストン弁13の作用は、一次側ポート2か
らの圧力液体の流通に際してこの液体がピストン
14の内部通口16を経て、逆止弁17をばね1
5の力に抗して押し開け、二次側ポート3から所
定の使用末端例えばノズル18に至るものであ
り、このノズル18を閉じた場合には、二次側の
圧力が上昇して前記調圧ナツト11によつて設定
された値を超過すると、ピストン弁13と弁棒1
0の面積差すなわち(ピストン14の径cφの面
積)−(弁棒10の径bφの面積)×(圧力)によつ
て弁棒10全体が押し動かされて弁体9は弁座8
から離隔し、ここに圧力液体源すなわちポンプ1
9から一次側ポート2を経て通路4内に供給され
た圧力液体は弁体9を経て余水口5から排出さ
れ、ポンプ19は無負荷運転状態となるのであ
る。
なお、使用末端において、ノズル18を再び開
放すると、二次側の圧力が低下するので、ピスト
ン弁13においてピストン14が前記したと反対
方向に動かされて弁体9は弁座8に押し付けら
れ、圧力液体は逆止弁17を介して二次側へ流通
されるのである。
上記構成のアンロード弁において、ノズル18
の開口時の流体の流れは、一次側ポート2→通路
4→内部通口16→二次側ポート3であり、ノズ
ル18の閉止時には瞬間的に二次側ポート3とノ
ズル18との間のホース(図示せず)膨み(圧力
が上昇)、逆止弁17が作動する。すなわち(c
φ,bφの面積差)×内圧>ばね12の設定力。
ピストン14はストツパ21の上縁まで変位し、
弁体9が開き、流体は一次側ポート2→通路4→
余水口5と流れる。
ノズル18の開口時の調圧のための力は (aφ,bφの面積差)×P<F′(ばね力)=
k′x これに対して第1図に示す従来例では、 eφ面積×P<F′(ばね力)=k′x 弁の開口面積を同程度と考えると変位xも等し
い。
a≡eと考えると、 F<F′ ∴kx<k′x すなわちk<k′ よつて第1図のものより、この考案のばねの方
が弱くてよいことがわかる。
以上に説明したように、この考案のアンロード
弁によれば、ボデイとばね筒とを分割することな
く弁棒を上部から吊り下げる構造とし、調圧手段
の弾性力に圧縮コイルばねを使用し、しかも、余
水口を下方に設けた構造となつているので、従来
のものに比して以下のような効果が得られる。す
なわち、 1 芯出しが同時加工で行えるため、確実とな
り、弁鳴り等の不都合が起きにくい。
2 弁体を押す圧力は、弁座径aφと弁棒の径b
φの面積差にかかることになり、従来のタイプ
のように、(弁座の穴径eφの面積)×(圧力)
(第1図参照)のものより弱い力となるため、
ばね定数の小さいばねの使用可能となり、調圧
性能の向上が図れる。
3 圧縮コイルばねの使用により、組付け及びメ
ンテナンスが容易となる。
4 余水口が下方に設けられているため、水抜き
が容易であり、凍結による故障を防止すること
ができる。
5 構造が簡単で低廉に製作することができる。
などの優れた効果が得られ、その利用価値は顕
著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアンロード弁の断面図、第2図
はこの考案のアンロード弁の断面図である。 図において、1……ボデイ、2……一次側ポー
ト、3……二次側ポート、4……通路、5……余
水口、8……弁座、9……弁体、10……弁棒、
11……調圧ナツト(調圧手段)、12……圧縮
コイルばね(弾性手段)、13……ピストン弁、
14……ピストン、15……ばね、16……内部
通口、17……逆止弁、18……ノズル、19…
…ポンプ(圧力液体源)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一次側ポートと二次側ポートを連通する通路
    とこの通路の下方に連通する余水口とを有する
    ボデイと、前記通路の下方側に面して形成した
    弁座に対して通路の反対側から就座する弁体
    と、この弁体を一体的に形成して前記ボデイの
    上方へ延在する弁棒の上端側に形成されて弁体
    を弁座に圧接する弾性力を加減する調圧手段
    と、前記通路内における弁棒の部分に設けたピ
    ストン弁とから成り、前記ピストン弁にはピス
    トンと逆止弁とが備えられ、一次側ポートから
    の圧力液体の流通に際してこの液体が前記ピス
    トンの内部通口を経て前記逆止弁を押し開け二
    次側ポートに至るようにし、二次側圧力が前記
    調圧手段によつて設定された値を超過するに及
    んで逆止弁が閉じ、ピストンが摺動して弁体を
    弁座から離隔させ、一次側圧力液体をこの弁体
    を経て前記余水口へ導くようにしたことを特徴
    とするアンロード弁。 2 前記弾性力が、ボデイと調圧手段との間に介
    在される圧縮コイルばねである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のアンロード弁。
JP16198483U 1983-10-21 1983-10-21 アンロ−ド弁 Granted JPS6071771U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16198483U JPS6071771U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 アンロ−ド弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16198483U JPS6071771U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 アンロ−ド弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6071771U JPS6071771U (ja) 1985-05-21
JPS622369Y2 true JPS622369Y2 (ja) 1987-01-20

Family

ID=30355835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16198483U Granted JPS6071771U (ja) 1983-10-21 1983-10-21 アンロ−ド弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6071771U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6071771U (ja) 1985-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4195656A (en) Orifice device with safety shut-off for pressure regulators
JPS621505Y2 (ja)
US3726301A (en) Pilot valve
US4253707A (en) Brake pressure control device
JPS622369Y2 (ja)
US4367709A (en) Diesel engine speed governor
US3053270A (en) High pressure ball relief valve
US3330297A (en) Fluid pressure relief valves
JPH03388A (ja) それが取扱う媒体によって操作される弁
US4480663A (en) Pneumatic relay valve
JPS638967Y2 (ja)
US1218567A (en) Automatic valve device for distributing liquid under pressure.
US1184940A (en) Pressure reducing and regulating valve.
JPS62459Y2 (ja)
JPS6347926Y2 (ja)
JPH0237509B2 (ja)
US3906985A (en) Valve
JPH0330886Y2 (ja)
JPH0110456Y2 (ja)
JPS6220783Y2 (ja)
JPS6329888Y2 (ja)
KR950005146Y1 (ko) 안티록크 브레이크 시스템(anti lock brake system)의 저압 및 고압 겸용 릴리프 밸브
JPS6128542Y2 (ja)
JPH0510468A (ja) リリーフ・開閉複合弁
JPS6243188Y2 (ja)