JPS6329888Y2 - - Google Patents

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JPS6329888Y2
JPS6329888Y2 JP1980133518U JP13351880U JPS6329888Y2 JP S6329888 Y2 JPS6329888 Y2 JP S6329888Y2 JP 1980133518 U JP1980133518 U JP 1980133518U JP 13351880 U JP13351880 U JP 13351880U JP S6329888 Y2 JPS6329888 Y2 JP S6329888Y2
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JP
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pressure
discharge
valve
electromagnetic
drain passage
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JP1980133518U
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【考案の詳細な説明】 この考案は吐出圧を2段に切換えることができ
るようにした電磁ポンプに関するものである。
電磁ポンプは、電磁コイルの断続電磁力により
電磁プランジヤ及びこの電磁プランジヤに連結の
圧力ピストンを往復動させ、吸入弁と吐出弁との
協働でポンプ作用を行なうものである。そして、
電磁ポンプ本体内には、余分の流量を吸入側に戻
すリリーフ弁を設けたり、あるいは吐出圧を感知
して吐出側の通路を絞り流量を制御する減圧弁を
設けて構成した定圧機構が一般に設けられ、この
定圧機構により電磁弁の吐出圧を一定に保つよう
になされている。
しかしながら、該電磁ポンプが例えば液体燃焼
装置に用いられた場合には、吐出圧が常に一定で
あるということは、前記燃焼装置の燃焼状態も常
に一定であり、最近の省エネルギー化の要請に反
し、電磁ポンプにも吐出圧を変化させる何らかの
手段を設ける必要性が高まつてきている。
そこで、この考案においては、定圧機構で定め
られた吐出圧よりも低い吐出圧によりドレン通路
を開くように設定したリリーフ弁を設けると共
に、ドレン通路の開閉を行なう電磁弁を設け、こ
の電磁弁に与えるON−OFF信号により吐出圧を
2段に切換えるようにして、省エネルギー化の要
請に答えようとするものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図、第2図において、この考案の2段切換
式電磁ポンプの一実施例が示され、電磁プランジ
ヤ1は電磁コイル2により往復動されるもので、
上部保持ばね3と下部保持ばね4とにガイドケー
ス5、電磁ポンプ本体6等により構成される電磁
プランジヤ作動室7内に支持され、その室7は電
磁プランジヤ1により上部ばね室7aと下部ばね
室7bとに分離されている。この電磁プランジヤ
1には軸方向に孔8が穿設され、上部ばね室7a
と下部ばね室7bとの間を連通している。
ピストン9は、前記プランジヤ1と一体的に接
続され、シリンダ10内に嵌挿されて前記プラン
ジヤ1と共に往復動し、これにより図示しない吸
入弁と吐出弁とが交互開閉動作し、圧力室11に
吸入口12から流体が吸入され、該圧力室11で
加圧され、下部ばね室7b側に吐出される。
定圧機構13は例えばリリーフ方式のもので、
下部ばね室7bの圧力が設定以上になるとリリー
フバルブ14が押し開かれ、下部ばね室7bの余
剰流体を戻し通路15を介して吸入側へ戻すよう
にして、吐出圧を一定に保つように構成されてい
る。
固定の磁気ロツド16は、前記プランジヤ1の
上方に設けられ、その軸芯には、下記する電磁吐
出弁17を介して上部ばね室7aと吐出口18と
を連通する孔19が形成されている。
電磁吐出弁17は吐出継手20内に設けられて
おり、該吐出継手20は前記磁気ロツド16に螺
合している。この電磁吐出弁17の構造は、可動
鉄片17aとゴム製の弁17bとより成り、この
弁17bがばね21により押圧されて弁座22に
着座し、吐出口18を閉じている。
上記吐出継手20は、上端にキヤツプ23が螺
合されていると共に、左右両側には、ドレン通路
24を有するドレン側コネクタ25とノズルへの
パイプが連結されるノズル側コネクタ26とが接
続されている。
リリーフ弁27は公知の構成で、ドレン側コネ
クタ25に形成された弁座28に弁体29が調圧
スプリング30に押圧されてドレン通路24が閉
じられて構成され、調圧スプリング30がドレン
側コネクタ25に螺合の調整ボルト31と前記弁
体29との間に弾装されているので、調圧ボルト
31を回転させることにより該調圧スプリング3
0の付勢力を調整することができる。このリリー
フ弁27は、前記定圧機構13で定められた吐出
圧よりも低い吐出圧(例えば2Kg/cm2)によつて
ドレン通路24を開くように設定されている。
電磁弁32は、該電磁弁32に与えられたON
−OFF信号によりドレン通路24を開閉するも
ので、この実施例にあつては、前記リリーフ弁2
7の後方に接続されている。その具体的構成は、
ゴム製の弁33を固定した電磁ピストン34が非
磁性体より成るガイド35に嵌挿され、継手を兼
ねた磁気ロツド36との間に押圧スプリング37
が弾装され、この押圧スプリング37に押圧され
て前記弁33がガイド35に形成の弁座38に着
座し、電磁ピストン34と磁気ロツド36との周
囲に電磁コイル39が配されて成る。したがつ
て、この電磁コイル39に通電すると、その電磁
力により電磁ピストン34が押圧スプリング37
に抗して磁気ロツド36側に吸引され、前記弁3
3が弁座38から離れてドレン通路24が開かれ
るのである。
尚、この実施例においては、リリーフ弁27の
後方に電磁弁32を接続しているが、直列であれ
ば先後を問わず、他の実施例として、電磁弁32
をリリーフ弁27の接続しても良いことは勿論で
ある。
上記構成において、電磁コイル2に通電する
と、電磁プランジヤ1及びピストン9が往復動
し、そのため図示しない吸入及び吐出弁と協働し
てポンプ作用が行なわれ、吸入口12から吸入さ
れた流体が下部ばね室7bに入いる。そして、こ
の流体は定圧機構13により一定の圧力にされ、
電磁プランジヤ1の孔8から磁気ロツド16の孔
19を通り、電磁コイル2の電磁力で電磁吐出弁
17が開かれた吐出口18から吐出される。
この吐出口18から吐出された流体によりリリ
ーフ弁27は押開かれるが、電磁弁32に通電し
ないとドレン通路24が閉じられているので、ノ
ズル側継手26に接続されたノズルからは高圧
(例えば7Kg/cm2)の流体が吐出される。
今、電磁弁32に通電すると、ドレン通路24
が開かれるので、吐出口18から吐出された流体
の一部がリリーフ弁27の開閉に従つてドレン通
路24を通つてタンクに戻される。そのためノズ
ル側継手26に接続されたノズルの吐出圧が低下
し、低圧(例えば3Kg/cm2)の流体が吐出され
る。
即ち、電磁弁32に与えるON−OFF信号によ
り吐出圧を高圧と低圧との2段に切換えることが
できるのである。
以上述べたように、この考案によれば、定圧機
構を有する電磁ポンプにおいて、定圧機構で定め
られた吐出圧よりも低い吐出圧で開くように設定
されたリリーフ弁と、ON−OFF信号により開閉
する電磁弁とをドレン通路に設けたので、吐出圧
を高圧と低圧との2段に切換えることができ、省
エネルギー化に寄与することができる。その切換
え操作はON−OFF信号によるので容易に行なう
ことができ、しかも高圧と低圧との切換えを急激
に行なうことができるので便利である等の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の2段切換式電磁ポンプを示
す断面図、第2図は同上の一部切欠きの平面図で
ある。 13……定圧機構、24……ドレン通路、27
……リリーフ弁、32……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吐出圧を所定圧に保つ定圧機構13を有する電
    磁ポンプにおいて、所定圧に加圧された流体の流
    れる吐出通路にドレン通路24を接続し、このド
    レン通路に前記定圧機構で定められた所定圧より
    も低い圧力により開くリリーフ弁27と、電磁弁
    32とを直列に設けて、該電磁弁の開又は閉によ
    り前記吐出圧を2段階に切換えるようにしたこと
    を特徴とする2段切換式電磁ポンプ。
JP1980133518U 1980-09-19 1980-09-19 Expired JPS6329888Y2 (ja)

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JPS5757289U JPS5757289U (ja) 1982-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0744764Y2 (ja) * 1988-07-15 1995-10-11 日本コントロール工業株式会社 電磁ポンプ

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JPS4328200Y1 (ja) * 1964-11-25 1968-11-20

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JPS4328200Y1 (ja) * 1964-11-25 1968-11-20

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