JPH0110456Y2 - - Google Patents

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JPH0110456Y2
JPH0110456Y2 JP13067684U JP13067684U JPH0110456Y2 JP H0110456 Y2 JPH0110456 Y2 JP H0110456Y2 JP 13067684 U JP13067684 U JP 13067684U JP 13067684 U JP13067684 U JP 13067684U JP H0110456 Y2 JPH0110456 Y2 JP H0110456Y2
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valve
discharge
stopper
discharge valve
guide
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、過大な圧縮圧が発生しても吐出弁が
正常に作動し得るようにした圧縮機の吐出弁装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、レシプロ式圧縮機においてその吐出弁
は、冷媒等の流体流量が多い場合、或は液圧縮時
には過大な圧力を受ける。この過大な圧力による
吐出弁等の破損を防止するため、従来では第2図
に示すように、過大圧力発生時には安全弁を開い
て吐出口を大きく開き吐出弁に加わる荷重を軽減
するようになつている。第2図において符号1は
圧縮機のバルブプレート、2は吸入口、3は吸入
弁、4は吐出口、5は吐出弁でバルブストツパ6
のフランジ6a下面に当接しているリーフスプリ
ング7(第1の付勢体)により所定圧力で吐出口
4を閉塞するよう圧接されている。吐出弁5は、
鋼製であり一体的にバルブストツパ6座部に対し
摺動するようになつている。前記バルブストツパ
6は、バルブプレート1に植設されたスタツドボ
ルト8に挿通され、このスタツドボルト8の上部
に固定したスプリングリテーナ9とバルブストツ
パ6との間のスタツドボルト8に巻回された圧縮
コイルスプリング10(第2の付勢体)により、
前記吐出弁5を押圧しているリーフスプリング7
の付勢力より大きな付勢力でバルブプレート1に
圧接され、安全弁を構成している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来の装置では、冷媒等の流体流量が少な
いときは、吐出ガスは吐出弁5を押し上げてリー
フスプリング7をたわませ吐出口4を開いて吐出
されていく。この時、上記リーフスプリング7は
コイルスプリング10にて押圧されているバルブ
ストツパ6によりたわみ上限が規制される。しか
し、流体流量が多い場合、或は液圧縮時には過大
な圧力が発生してバルブストツパ6に作用する押
し上げ力がコイルスプリング10の付勢力に打ち
勝てば、バルブストツパ6も押し上げられ吐出口
4が大きく開くこととなる。このような状態で吐
出弁5に踊りがあると、バルブストツパ6とバル
ブプレート1の隙間に吐出弁5が噛み込まれるこ
とがあり、噛み込まれると吐出弁5が正規に作動
できなくなる為、過大な力を受け破損することが
ある。
又、この種吐出弁装置の先行技術には、実開昭
53−127306号公報に見られるように、弁本体の弁
板末端部位置に、吐出孔からの吐出圧による弁板
の変形時に、その弁板の末端縁が弁本体を干渉し
ないよう溝を形成したもの等が存するが、前記問
題点は解決されていない。
本考案は、これらの事情に鑑みてなされたもの
で、冷媒等の流体流量が多い場合、或は液圧縮時
に過大な圧力が発生しバルブストツパが押し上げ
られる状態時において、吐出弁がバルブストツパ
とバルブプレートとの間に噛み込まれることがな
いようにして該吐出弁が正規に作動できるように
し、吐出弁の破損を防止するようにした圧縮機の
吐出弁装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するため本考案による圧縮機
の吐出弁装置は、バルブストツパに当接・規制さ
れた所定付勢力を有する第1の付勢体にて吐出弁
をバルブプレートの吐出口に圧接する一方、上記
バルブストツパを上記第1の付勢体より大きい定
付勢力を有する付勢体にてバルブプレート側に押
圧したものにおいて、前記吐出弁の開閉上下動を
ガイドする弁ガイドをバルブプレートに固定し、
上記弁ガイドにバルブストツパを前記第2の付勢
体にて押圧・圧接し、前記第1の付勢体及び吐出
弁を規制するよう構成されている。
〔作用〕
このような構成では、冷媒等の流体流量が多い
場合、或は液圧縮時に過大な圧力が発生したと
き、バルブストツパが付勢力に抗して押し上げら
れても、このバルブストツパは常に吐出弁より上
位に位置し、且つ該吐出弁は浮上しない弁ガイド
にガイドされているので、吐出弁がバルブストツ
パ、或は弁ガイドに噛み込まれることがない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案装置の実施例を説
明する。第1図は本考案の装置の一実施例に係る
断面図である。
この図において符号11は圧縮機のバルブプレ
ート、12は吸入口、13は吸入弁、14は吐出
口、15は吐出弁で、バルブストツパ16の下面
に当接し規制されている第1の付勢体としてのリ
ーフスプリング17により所定圧力で吐出口14
を閉塞するよう圧接されている。上記バルブプレ
ート11にはスタツドボルト18が植設され、こ
のスタツドボルト18に挿通されてバルブプレー
ト11上に弁ガイド19が配設されている。この
弁ガイド19は、吐出弁15の開閉上下方向に沿
つたガイド面19aを有して該吐出弁15の開閉
上下動をガイドするよう吐出弁15の内周側に臨
んでいる。又、上記弁ガイド19は、該弁ガイド
19とスタツドボルト18の上部に設けたスプリ
ングリテーナ20との間にスペーサ21を介装し
てバルブプレート11上に固定されている。この
弁ガイド19の上部側外周は、上部に向うにした
がつて、径小となるテーパ面19bに形成されて
おり、このテーパ面19bに該テーパ面19bに
合致したテーパ状内周面を有する環状のバルブス
トツパ16が嵌合している。このバルブストツパ
16は、該バルブストツパ16とスプリングリテ
ーナ20との間に介装した第2の付勢体としての
圧縮コイルスプリング22により弁ガイド19の
テーパ面19bに圧接されている。この圧縮コイ
ルスプリング22は、上記リーフスプリング17
より大きい付勢力を有している。
このような構成では、冷媒等の流体流量が少な
いときは、吐出ガスは吐出弁15を押し上げてリ
ーフスプリング17をたわませ吐出弁15を開路
して吐出されていく。この状態では、リーフスプ
リング17はバルブストツパ16に上限が規制さ
れて吐出弁15の押し上げが制限される。次に、
流体流量が多い場合、或は液圧縮時には過大な圧
力が発生するので、前記バルブストツパ16に作
用する押し上げ力がコイルスプリング22の付勢
力に打ち勝ち、バルブストツパ16も第1図中二
点鎖線に示す如く押し上げられて吐出口14が大
きく開く。本考案では、バルブストツパ16は吐
出弁15上にのみ位置しており、且つ弁ガイド1
9とは分離され、該弁ガイド19はバルブプレー
ト11上に固定状態で浮上しないので、吐出弁1
5がバルブストツパ16、弁ガイド19に噛み込
まれることはない。又、バルブストツパ16は、
弁ガイド19のテーパ面19bに嵌合しているの
で、円滑に浮上ないし着座する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、吐出弁が
バルブストツパとバルブプレートとの間に噛み込
まれることがなく該吐出弁が正規に作動でき、吐
出弁の破損を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の第一実施例を示す断面
図、第2図は従来例の断面図である。 11……バルブプレート、14……吐出口、1
5……吐出弁、16……バルブストツパ、17…
…リーフスプリング(第1の付勢体)、19……
弁ガイド、19a……ガイド面、22……コイル
スプリング(第2の付勢体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブストツパに当接・規制された所定付勢力
    を有する第1の付勢体にて吐出弁をバルブプレー
    トの吐出口に圧接する一方、上記バルブストツパ
    を上記第1の付勢体より大きい付勢力を有する第
    2の付勢体にてバルブプレート側に押圧したもの
    において、前記吐出弁の開閉上下方向に沿つたガ
    イド面を有して該吐出弁の開閉上下動をガイドす
    る弁ガイドをバルブプレートに固定し、上記弁ガ
    イドにバルブストツパを前記第2の付勢体にて押
    圧・圧接し、前記第1の付勢体及び吐出弁を規制
    するようにしたことを特徴とする圧縮機の吐出弁
    装置。
JP13067684U 1984-08-29 1984-08-29 Expired JPH0110456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13067684U JPH0110456Y2 (ja) 1984-08-29 1984-08-29

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JP13067684U JPH0110456Y2 (ja) 1984-08-29 1984-08-29

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JPS6148981U JPS6148981U (ja) 1986-04-02
JPH0110456Y2 true JPH0110456Y2 (ja) 1989-03-24

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JP13067684U Expired JPH0110456Y2 (ja) 1984-08-29 1984-08-29

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Families Citing this family (3)

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AT401087B (de) * 1986-04-16 1996-06-25 Hoerbiger Ventilwerke Ag Verfahren zum anpassen eines verdichterventils an unterschiedliche betriebsverhältnisse des verdichters und verdichterventil zur durchführung des verfahrens
KR100323526B1 (ko) * 2000-03-03 2002-02-19 구자홍 압축기의 토출 장치
JP4897240B2 (ja) * 2005-05-25 2012-03-14 カヤバ工業株式会社 油圧ポンプ、油圧ポンプユニット、油圧駆動ユニット

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JPS6148981U (ja) 1986-04-02

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