JPS6243188Y2 - - Google Patents

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JPS6243188Y2
JPS6243188Y2 JP5253183U JP5253183U JPS6243188Y2 JP S6243188 Y2 JPS6243188 Y2 JP S6243188Y2 JP 5253183 U JP5253183 U JP 5253183U JP 5253183 U JP5253183 U JP 5253183U JP S6243188 Y2 JPS6243188 Y2 JP S6243188Y2
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JP
Japan
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valve stem
valve
valve body
screwed
lift adjustment
Prior art date
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JP5253183U
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JPS59157181U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動開閉弁のリフト調整装置に関する
ものである。一般に自動開閉弁は弁口を開閉する
弁体の上部に圧力室を設け、この圧力室と弁箱流
入側ととをオリフイスを介して連通すると共に、
圧力室に形成された放圧口と、流出側オリフイス
とを制御用開閉弁を介して連通するように構成さ
れている。そして上記制御用開閉弁を閉じること
により流入室側の圧が圧力室内に蓄積され、この
圧力によつて弁体が弁口を閉じ、又制御用開閉弁
を開けることによつて圧力室内の圧が流出室側へ
放出され、弁体が開くように構成されている。又
弁体のリフト調整装置は第1図に示す様に、弁体
6の上方、つまり弁箱1上部に螺合するリフト調
整杆23を設け、弁体6のリフトを調整するよう
になつている。この様に従来のリフト調整杆は一
体形の調整杆自身が弁箱と螺合した構造であるた
め、弁体のリフトと同じ長さだけ調整杆が弁箱外
部に張り出している。このため設置スペースが過
大となり、同時にハンドルの回転操作数が大とな
る欠点がある。又、弁体全開時に弁体上端がリフ
ト調整杆23の下端に衝撃的に接触するため、圧
縮性流体を用いる配管試験とか空気配管などの場
合は、衝撃荷重を受け該部が破壊するというよう
な致命的な欠点を有する。
本考案はこの様な欠点を改良し、設置スペース
が小さくハンドルの回転数を従来の約1/2に減少
し、しかも衝撃荷重を受けないリフト調整装置を
提供することにある。
まず、本考案に於ける構成及びその作用を説明
する。本考案では、流入室2、圧力室9及び流出
室3により構成される自動開閉弁に於いて、弁開
時の全開位置を調整するリフト調整装置と、弁開
時の衝撃を和らげる緩衝装置より成つている。
リフト調整装置は全開位置を規制するリフト調
整杆を上部弁棒20と下部弁棒16の二体形と
し、連係する弁棒ねじを逆ねじとすることによ
り、リフトを調整する操作ハンドルの調整高さを
半減すると共に、操作ハンドルの操作回転数をも
半減する作用を有する。
また緩衝装置は、弁体6に係止したバネ7に連
設したシヤトル8の円錐状の頂部13を弁体6の
上昇により下部弁棒16の下端12の円錐状シー
トに当接せしめ、圧力室9と流出室3との連通を
塞ぐと共に、バネ7の緩衝作用により、弁体6に
よる衝撃荷重を緩和する作用を有している。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は従来の自動開閉弁、第2図は本考案
のリフト調整装置、第3図は本考案のリフト調整
装置を備えた自動開閉弁である。まず自動開閉弁
の概要を述べると、図中1は弁箱である。この弁
箱1内には流入配管側に接続される流入室2と流
出配管側に接続される流出室3とが形成され、こ
れら流入室2と流出室3とは隔室4によつて仕切
られ、この隔壁4には流入室2と流出室3とを連
通する弁口5が形成されている。そして弁口5に
は上方から弁体6が着座し、この弁口5を開閉す
るように構成されている。又リフト調整装置11
はシヤトル8上方、すなわち弁箱1の上部に螺合
しており、弁体6のリフト調整はリフト調整装置
11の下部弁棒下端12に、弁体6にバネ7を介
して装着されたシヤトル8の頂部13が接し、弁
体6のリフトを調整するものである。
次に本考案のリフト調整装置11について述べ
ると、従来のリフト調整杆が一体形であるのに比
し、調整杆に相当する弁棒を上部弁棒20と下部
弁棒16の二体形に作成し、それぞれの弁棒のリ
フトの和を装置のリフトとすると共に、下部弁棒
下端12にオリフイスの導入口を設け、弁体6が
上昇した場合にシヤトル頂部13が該導入口を閉
鎖し、バネ7の撓みと流体の圧縮性によつて衝撃
力を緩和させる構造になつている。
すなわち、上端部に操作ハンドル19を有する
上部弁棒20はその下半部に装置本体14に螺合
するオネジ15と下部弁棒16が螺入するメネジ
17とが刻設されていて、装置本体14内に螺合
しており、オネジ15は右ネジ、メネジ17は左
ネジである。又下部弁棒16は装置本体14の下
部に隣設された下部弁棒案内筒21内にその下部
を摺動して上部弁棒20に螺入しており、装置本
体14の下端に係止されたガイド18によつてそ
の回転が規制されている。従つて操作ハンドル1
9を左回転すると、上部弁棒20が上昇し、かつ
下部弁棒16が上部弁棒20内に螺入するので、
上部弁棒20の操作長さL1と下部弁棒16が上
部弁棒20内に螺入した長さL2の和L1+L2が全
操作リフトとなる。つまり従来のリフト調整杆2
3(第1図)の操作に比較して、上部弁棒20を
約半分操作すると、つまり少ないハンドル操作数
で同等のリフト調整をすることができる。
次に本考案による衝撃力の緩衝構造について述
べると、下部弁棒16の下部には流出室3側へ導
通する流通口22a,22bが設けられており、
下部弁棒案内筒21の側壁部には上記同様の流通
口22cが設けられている。又下部弁棒下端12
にはシートを設け、弁体6が上昇した場合に、シ
ヤトル頂部13が該シートに当接し、流通口22
aを閉鎖する。
ここにシヤトル頂部13は円錐状をなしている
ので、シートに当接する直前に流体の排出量が抑
制され、弁体の上昇速度にブレーキがかかり、シ
ヤトル頂部13がシートに当接した場合は、バネ
7のたわみ量に相当する流体の圧縮性によつて衝
撃力を著しく緩和する。
以上述べたように、本考案は従来のリフト調整
装置に比較して、小型の装置であり所要リフトに
対する弁棒リフトとハンドル回転数が従来の約1/
2になるため設置スペースが少なく、操作時間が
半減できると同時に弁体の衝撃力を緩和する有効
な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動開閉弁の組立断面図、第2
図は本考案の実施例に示すリフト調整装置の断面
図、第3図は本考案の実施例に示すリフト調整装
置を取り付けた自動開閉弁の組立断面図を示す。 1……弁箱、2……流入室、3……流出室、4
……隔壁、5……弁口、6……弁体、7……バ
ネ、8……シヤトル、9……圧力室、10……制
御用開閉弁、11……リフト調整装置、12……
下部弁棒下端、13……シヤトル頂部、14……
装置本体、15……上部弁棒オネジ、16……下
部弁棒、17……上部弁棒メネジ、18……ガイ
ド、19……操作ハンドル、20……上部弁棒、
21……下部弁棒案内筒、22a,22b,22
c……流通口、23……リフト調整杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉弁本体に係合する装置本体14と上部弁棒
    20と下部弁棒16と下部弁棒案内筒21及び弁
    体6に係合するバネ7とシヤトル8とにより構成
    される開閉弁のリフト調整装置において、上部弁
    棒20には、上端部に操作ハンドル19を固定
    し、その下部外周には開閉弁本体に係止した装置
    本体14と螺合するオネジ15と、その下部内側
    には、下部弁棒16が螺合するメネジ17とを逆
    ねじに刻設し装置本体14内側に螺合せしめ、下
    部弁棒16は、その下部を開閉弁本体に係止した
    下部弁棒案内筒21の内側に回転不自由に係止
    し、下部弁棒オネジと螺合する上部弁棒のメネジ
    17に連係する操作ハンドル19の回転により下
    部弁棒案内筒21内側を上下方に摺動せしめると
    共に、下部弁棒16下部には圧力室9と流出室3
    とを連通する流通口22a,22bと、下部弁棒
    案内筒及び開閉弁本体には流通口22cとを設
    け、弁開時には弁体6にバネ7を介して係止した
    シヤトル8の頂部13を下部弁棒下端12に当接
    せしめ、流通口22aを塞止し、開閉弁の全開位
    置を調整することを特徴としたリフト調整装置。
JP5253183U 1983-04-08 1983-04-08 リフト調整装置 Granted JPS59157181U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5253183U JPS59157181U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 リフト調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5253183U JPS59157181U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 リフト調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157181U JPS59157181U (ja) 1984-10-22
JPS6243188Y2 true JPS6243188Y2 (ja) 1987-11-09

Family

ID=30182875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5253183U Granted JPS59157181U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 リフト調整装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59157181U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157181U (ja) 1984-10-22

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