JPS6347926Y2 - - Google Patents
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- JPS6347926Y2 JPS6347926Y2 JP5397381U JP5397381U JPS6347926Y2 JP S6347926 Y2 JPS6347926 Y2 JP S6347926Y2 JP 5397381 U JP5397381 U JP 5397381U JP 5397381 U JP5397381 U JP 5397381U JP S6347926 Y2 JPS6347926 Y2 JP S6347926Y2
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- pressure
- valve
- spring
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 12
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
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- Safety Valves (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば、高圧輸送されている都市ガ
ス、LPガスを各家庭に規定圧力にまで降下させ
て供給したり、高層ビルの上部階のようにガス比
重が小さいために規定圧力より高い供給圧力にな
つてしまう場合において、各需要先のメーター付
近に設置する等して使用される圧力調整器に関す
る。
ス、LPガスを各家庭に規定圧力にまで降下させ
て供給したり、高層ビルの上部階のようにガス比
重が小さいために規定圧力より高い供給圧力にな
つてしまう場合において、各需要先のメーター付
近に設置する等して使用される圧力調整器に関す
る。
さらに詳しくは、一次側通路と二次側通路の連
通路に対して調圧弁及び遮断弁を設け、前記二次
側通路に接続した二次側圧力室に臨むダイヤフラ
ムを前記調圧弁及び遮断弁に、前記二次側圧力室
の圧力上昇に伴つて前記調圧弁が開度減小側に移
動する状態で、かつ、前記二次側圧力室の圧力異
常低下に伴つて前記遮断弁で前記連通路が遮断さ
れる状態で弁軸により連動させ、前記二次側圧力
室の圧力による前記ダイヤフラムからの弁操作力
とは逆向きの弁操作力を前記弁軸に付与して、前
記二次側通路の圧力を前記調圧弁で設定範囲内に
維持すると共に、その二次側通路の圧力異常低下
に伴つて前記連通路を前記遮断弁で遮断するため
の圧力設定用スプリングを設けた圧力調整器に関
する。
通路に対して調圧弁及び遮断弁を設け、前記二次
側通路に接続した二次側圧力室に臨むダイヤフラ
ムを前記調圧弁及び遮断弁に、前記二次側圧力室
の圧力上昇に伴つて前記調圧弁が開度減小側に移
動する状態で、かつ、前記二次側圧力室の圧力異
常低下に伴つて前記遮断弁で前記連通路が遮断さ
れる状態で弁軸により連動させ、前記二次側圧力
室の圧力による前記ダイヤフラムからの弁操作力
とは逆向きの弁操作力を前記弁軸に付与して、前
記二次側通路の圧力を前記調圧弁で設定範囲内に
維持すると共に、その二次側通路の圧力異常低下
に伴つて前記連通路を前記遮断弁で遮断するため
の圧力設定用スプリングを設けた圧力調整器に関
する。
従来、上記圧力設定用スプリングが、常時弁操
作力を付与する1個のスプリングから成つてい
た。
作力を付与する1個のスプリングから成つてい
た。
しかし、圧力設定用スプリングを強くして、二
次側通路の圧力を設定範囲内に維持できる圧力変
動許容範囲を大きくし、かつ、調整器をコンパク
トにするために調圧弁と遮断弁の間隔を小さくす
ると、二次側通路の圧力設定範囲と遮断すべき二
次側通路の圧力との差が極めて小さくなり、二次
側通路の圧力が一時的にかつ少し上記圧力変動許
容範囲から低下しても遮断弁が閉じ操作され、不
必要な遮断動作を生じやすくなる欠点があつた。
次側通路の圧力を設定範囲内に維持できる圧力変
動許容範囲を大きくし、かつ、調整器をコンパク
トにするために調圧弁と遮断弁の間隔を小さくす
ると、二次側通路の圧力設定範囲と遮断すべき二
次側通路の圧力との差が極めて小さくなり、二次
側通路の圧力が一時的にかつ少し上記圧力変動許
容範囲から低下しても遮断弁が閉じ操作され、不
必要な遮断動作を生じやすくなる欠点があつた。
さらに説明すると、二次圧維持状態で調圧弁が
最大開度になり、さらに二次側通路の圧力が上記
圧力変動許容範囲から一時的に少し低下すると、
調圧弁と遮断弁の間隔が小さいために遮断弁が弁
座に接近して、連通路の開度が減小し、そのため
に二次側通路の圧力が大きく低下し、不必要に流
体供給が停止されるのである。
最大開度になり、さらに二次側通路の圧力が上記
圧力変動許容範囲から一時的に少し低下すると、
調圧弁と遮断弁の間隔が小さいために遮断弁が弁
座に接近して、連通路の開度が減小し、そのため
に二次側通路の圧力が大きく低下し、不必要に流
体供給が停止されるのである。
本考案の目的は、圧力設定用スプリングの改良
によつて、二次側通路の圧力を設定範囲内に維持
できる圧力変動許容範囲を大きくすると共に、調
整器をコンパクトにできるようにし、しかも、不
必要な遮断動作を防止できるようにする点にあ
る。
によつて、二次側通路の圧力を設定範囲内に維持
できる圧力変動許容範囲を大きくすると共に、調
整器をコンパクトにできるようにし、しかも、不
必要な遮断動作を防止できるようにする点にあ
る。
本考案の特徴構成は、一次側通路と二次側通路
の連通路に対して調圧弁及び遮断弁を設け、前記
二次側通路に接続した二次側圧力室に臨むダイヤ
フラムを前記調圧弁及び遮断弁に、前記二次側圧
力室の圧力上昇に伴つて前記調圧弁が開度減小側
に移動する状態で、かつ、前記二次側圧力室の圧
力異常低下に伴つて前記遮断弁で前記連通路が遮
断される状態で弁軸により連動させ、前記二次側
圧力室の圧力による前記ダイヤフラムからの弁操
作力とは逆向きの弁操作力を前記弁軸に付与し
て、前記二次側通路の圧力を前記調圧弁で設定範
囲内に維持すると共に、その二次側通路の圧力異
常低下に伴つて前記連通路を前記遮断弁で遮断す
るための圧力設定用スプリングを設けた圧力調整
器において、 前記圧力設定用スプリングが二種のスプリング
から成り、その二種のスプリングのうち一方が弁
操作力を常時付与するものであり、かつ、他方
が、前記二次側通路の圧力を設定範囲内に維持す
る二次圧維持状態と、前記連通路を遮断する遮断
状態の一方のみで弁操作力を付与するものであ
り、前記二種のスプリングから成る圧力設定用ス
プリングの見掛け弾性係数が、前記二次圧維持状
態におけるよりも前記遮断状態における方が小に
なる状態に、前記二種のスプリングを形成及び配
置したことにあり、その作用効果は次の通りであ
る。
の連通路に対して調圧弁及び遮断弁を設け、前記
二次側通路に接続した二次側圧力室に臨むダイヤ
フラムを前記調圧弁及び遮断弁に、前記二次側圧
力室の圧力上昇に伴つて前記調圧弁が開度減小側
に移動する状態で、かつ、前記二次側圧力室の圧
力異常低下に伴つて前記遮断弁で前記連通路が遮
断される状態で弁軸により連動させ、前記二次側
圧力室の圧力による前記ダイヤフラムからの弁操
作力とは逆向きの弁操作力を前記弁軸に付与し
て、前記二次側通路の圧力を前記調圧弁で設定範
囲内に維持すると共に、その二次側通路の圧力異
常低下に伴つて前記連通路を前記遮断弁で遮断す
るための圧力設定用スプリングを設けた圧力調整
器において、 前記圧力設定用スプリングが二種のスプリング
から成り、その二種のスプリングのうち一方が弁
操作力を常時付与するものであり、かつ、他方
が、前記二次側通路の圧力を設定範囲内に維持す
る二次圧維持状態と、前記連通路を遮断する遮断
状態の一方のみで弁操作力を付与するものであ
り、前記二種のスプリングから成る圧力設定用ス
プリングの見掛け弾性係数が、前記二次圧維持状
態におけるよりも前記遮断状態における方が小に
なる状態に、前記二種のスプリングを形成及び配
置したことにあり、その作用効果は次の通りであ
る。
つまり、二種のスプリングを設け、第1のスプ
リングによつて弁操作力を常時付与し、第2のス
プリングによつて、二次圧維持状態のみ又は遮断
状態のみにおいて弁操作力を付与し、両スプリン
グの協働作用又は第1スプリングの単独作用で二
次側通路の維持すべき圧力を設定できるように
し、第1のスプリングの単独作用又は両スプリン
グの協働作用で遮断すべき圧力を設定できるよう
にしたのである。
リングによつて弁操作力を常時付与し、第2のス
プリングによつて、二次圧維持状態のみ又は遮断
状態のみにおいて弁操作力を付与し、両スプリン
グの協働作用又は第1スプリングの単独作用で二
次側通路の維持すべき圧力を設定できるように
し、第1のスプリングの単独作用又は両スプリン
グの協働作用で遮断すべき圧力を設定できるよう
にしたのである。
さらに具体的に示すと、第1図に示すように、
調圧弁5が弁座11に近づいた状態では、第1の
スプリング8の単独作用で二次側通路3の維持す
べき圧力を設定できるようにし、第3図に示すよ
うに、遮断弁6が弁座11に近づいた状態でのみ
第1のスプリング8とは逆向きの弁操作力を付与
する第2のスプリング9と、第1のスプリング8
との協働作用で、二次側通路3の遮断すべき圧力
を設定できるようにしたのである。
調圧弁5が弁座11に近づいた状態では、第1の
スプリング8の単独作用で二次側通路3の維持す
べき圧力を設定できるようにし、第3図に示すよ
うに、遮断弁6が弁座11に近づいた状態でのみ
第1のスプリング8とは逆向きの弁操作力を付与
する第2のスプリング9と、第1のスプリング8
との協働作用で、二次側通路3の遮断すべき圧力
を設定できるようにしたのである。
あるいは、第4図イに示すように、両スプリン
グ8,9の協働作用で二次側通路3の維持すべき
圧力を設定できるようにし、第4図ハに示すよう
に、遮断弁6が弁座11に近づいた状態では第2
のスプリング8が伸び切つて、実質的には第1の
スプリング9の単独作用で二次側通路3の遮断す
べき圧力を設定できるようにしたのである。
グ8,9の協働作用で二次側通路3の維持すべき
圧力を設定できるようにし、第4図ハに示すよう
に、遮断弁6が弁座11に近づいた状態では第2
のスプリング8が伸び切つて、実質的には第1の
スプリング9の単独作用で二次側通路3の遮断す
べき圧力を設定できるようにしたのである。
そして、二種のスプリングから成る圧力設定用
スプリングの見掛け弾性係数を、二次圧維持状態
におけるよりも遮断状態における方が小になるよ
うに設定、換言すると、圧力設定用スプリングが
二次圧維持状態では強い状態となり、遮断状態で
は弱い状態となるように構成したのである。
スプリングの見掛け弾性係数を、二次圧維持状態
におけるよりも遮断状態における方が小になるよ
うに設定、換言すると、圧力設定用スプリングが
二次圧維持状態では強い状態となり、遮断状態で
は弱い状態となるように構成したのである。
したがつて、調圧弁と遮断弁の間隔を小さくし
て、圧力調整器を小型化し、しかも、二次圧維持
状態において開度増大側に作用する圧力設定用ス
プリングを強くして、二次圧を設定範囲に維持で
きる圧力変動許容範囲を大きくしても、遮断弁を
閉じるように作用する時には圧力設定用スプリン
グを十分に弱くして、二次側通路の維持すべき圧
力設定範囲に対して遮断すべき二次側通路の圧力
を、前述の従来技術におけるよりも十分に小さく
できる。
て、圧力調整器を小型化し、しかも、二次圧維持
状態において開度増大側に作用する圧力設定用ス
プリングを強くして、二次圧を設定範囲に維持で
きる圧力変動許容範囲を大きくしても、遮断弁を
閉じるように作用する時には圧力設定用スプリン
グを十分に弱くして、二次側通路の維持すべき圧
力設定範囲に対して遮断すべき二次側通路の圧力
を、前述の従来技術におけるよりも十分に小さく
できる。
また、両スプリングの弾性係数の相関を変更す
ることによつて、二次側通路の設定圧と遮断すべ
き二次側通路の圧力との差を、自由にかつ必要十
分な大きさに選定できる。
ることによつて、二次側通路の設定圧と遮断すべ
き二次側通路の圧力との差を、自由にかつ必要十
分な大きさに選定できる。
そのために、圧力調整器を設置する場所の圧力
変動状態に応じて、二次側通路の圧力設定範囲、
及び遮断すべき二次側通路の圧力を、夫々独立し
てかつ適正な差のある状態で設定することが可能
となり、圧力変動状況いかんにかかわらず不必要
な遮断動作を確実に防止できるようになつた。
変動状態に応じて、二次側通路の圧力設定範囲、
及び遮断すべき二次側通路の圧力を、夫々独立し
てかつ適正な差のある状態で設定することが可能
となり、圧力変動状況いかんにかかわらず不必要
な遮断動作を確実に防止できるようになつた。
その結果、調圧弁と遮断弁の間隔が小さくし
て、コンパクトで設置面で有利であり、二次圧維
持状態の二次側通路の圧力変動許容範囲が十分に
大きくて、二次圧維持機能において優れ、しか
も、二次側通路の圧力変動状況いかんにかかわら
ず不必要な遮断動作を防止でき、全体として一段
と優秀な圧力調整器を提供できるようになつた。
て、コンパクトで設置面で有利であり、二次圧維
持状態の二次側通路の圧力変動許容範囲が十分に
大きくて、二次圧維持機能において優れ、しか
も、二次側通路の圧力変動状況いかんにかかわら
ず不必要な遮断動作を防止でき、全体として一段
と優秀な圧力調整器を提供できるようになつた。
次に、第1図ないし第3図により実施例を示
す。
す。
本体10内に一次側通路2と二次側通路3、及
び、その間の連通路4を形成し、連通路4に対し
て調圧弁5及び遮断弁6を弁軸7に取付けた状態
で設けてある。
び、その間の連通路4を形成し、連通路4に対し
て調圧弁5及び遮断弁6を弁軸7に取付けた状態
で設けてある。
二次側通路3に孔12で接続した二次側圧力室
3Aと大気開放空間に臨むダイヤフラム14を設
け、ダイヤフラム14を調圧弁5及び遮断弁6に
弁軸7で連動させ、二次側圧力室3Aの圧力上昇
に伴つて調圧弁5が開度減小側に移動するよう
に、かつ、二次側圧力室3Aの圧力異常低下に伴
つて遮断弁6で連通路4が遮断されるように構成
してある。二次側圧力室3Aはダイヤフラム1で
一次側通路2と区画形成され、大気開放空間は上
蓋13とダイヤフラム14の間に形成されてい
る。
3Aと大気開放空間に臨むダイヤフラム14を設
け、ダイヤフラム14を調圧弁5及び遮断弁6に
弁軸7で連動させ、二次側圧力室3Aの圧力上昇
に伴つて調圧弁5が開度減小側に移動するよう
に、かつ、二次側圧力室3Aの圧力異常低下に伴
つて遮断弁6で連通路4が遮断されるように構成
してある。二次側圧力室3Aはダイヤフラム1で
一次側通路2と区画形成され、大気開放空間は上
蓋13とダイヤフラム14の間に形成されてい
る。
二種のスプリングから成る圧力設定用スプリン
グ8,9を設け、二次側圧力室3Aの圧力による
弁操作力とは逆向きの弁操作力を圧力設定用スプ
リング8,9で弁軸7に付与して、二次側通路3
の圧力を調圧弁5で設定範囲内に維持すると共
に、二次側通路3の圧力異常低下に伴つて連通路
4を遮断弁6で遮断するように、圧力設定用スプ
リング8,9を形成してある。
グ8,9を設け、二次側圧力室3Aの圧力による
弁操作力とは逆向きの弁操作力を圧力設定用スプ
リング8,9で弁軸7に付与して、二次側通路3
の圧力を調圧弁5で設定範囲内に維持すると共
に、二次側通路3の圧力異常低下に伴つて連通路
4を遮断弁6で遮断するように、圧力設定用スプ
リング8,9を形成してある。
さらに詳述すると、圧力設定用スプリング8,
9において、弁操作力に常時付与する第1のスプ
リング8を、上蓋にネジ嵌合させた受部材15と
ダイヤフラム14にわたつて設けると共に、ダイ
ヤフラム14からの弁操作力と逆向きの弁操作力
が付与されるように配置し、遮断状態でのみ弁操
作力を付与する第2のスプリング9を、弁軸7の
延長軸部7Aにネジ嵌合させたナツト16と受部
材15の間に設けると共に、ダイヤフラム14か
らの弁操作力と同方向の弁操作力が付与されるよ
うに配置してある。
9において、弁操作力に常時付与する第1のスプ
リング8を、上蓋にネジ嵌合させた受部材15と
ダイヤフラム14にわたつて設けると共に、ダイ
ヤフラム14からの弁操作力と逆向きの弁操作力
が付与されるように配置し、遮断状態でのみ弁操
作力を付与する第2のスプリング9を、弁軸7の
延長軸部7Aにネジ嵌合させたナツト16と受部
材15の間に設けると共に、ダイヤフラム14か
らの弁操作力と同方向の弁操作力が付与されるよ
うに配置してある。
二次側圧力室3Aを昇圧するためのリセツト弁
17を設け、遮断弁6が閉じられた状態でリセツ
ト弁17を押し操作で開くと、二次側圧力室3A
の昇圧で遮断弁6が開かれるように構成してあ
る。
17を設け、遮断弁6が閉じられた状態でリセツ
ト弁17を押し操作で開くと、二次側圧力室3A
の昇圧で遮断弁6が開かれるように構成してあ
る。
次に、上記圧力調整器の作用を説明する。
(イ) 二次圧維持状態
第1図に示すように、調圧弁5が弁座11に近
づいた状態において、第2のスプリング9がナツ
ト16から離れて非作用状態になり、第1のスプ
リング8による弁操作力と二次側圧力室3Aの圧
力による弁操作力のバランスで調圧弁5の開度が
自動調節される。
づいた状態において、第2のスプリング9がナツ
ト16から離れて非作用状態になり、第1のスプ
リング8による弁操作力と二次側圧力室3Aの圧
力による弁操作力のバランスで調圧弁5の開度が
自動調節される。
つまり、二次側通路3の圧力が低下すると、第
1のスプリング8による弁操作力がダイヤフラム
14による弁操作力より大になり、それら操作力
がバランスするまで調圧弁5の開度が増大され、
二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持される。
1のスプリング8による弁操作力がダイヤフラム
14による弁操作力より大になり、それら操作力
がバランスするまで調圧弁5の開度が増大され、
二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持される。
逆に、二次側通路3の圧力が増大すると、ダイ
ヤフラム14による弁操作力が第1のスプリング
8による弁操作力よりも大になり、それら弁操作
力がバランスするまで調圧弁5の開度が減小さ
れ、二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持され
る。
ヤフラム14による弁操作力が第1のスプリング
8による弁操作力よりも大になり、それら弁操作
力がバランスするまで調圧弁5の開度が減小さ
れ、二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持され
る。
そして、受部材15の上蓋13に対する取付位
置調節により二次側通路3の維持すべき設定二次
圧を調節できる。
置調節により二次側通路3の維持すべき設定二次
圧を調節できる。
(ロ) 遮断状態
第2図に示すように、調圧弁5が弁座11から
設定距離だけ離れると、ナツト16が第2のスプ
リング9に接当し、第1のスプリング8とは逆向
きの弁操作力が第2のスプリング9で付与される
状態になり、二種のスプリングから成る圧力設定
用スプリング8,9の見掛け弾性係数が、二次圧
維持状態におけるよりも遮断弁6が弁座11′に
接近する遮断状態における方が小になる。
設定距離だけ離れると、ナツト16が第2のスプ
リング9に接当し、第1のスプリング8とは逆向
きの弁操作力が第2のスプリング9で付与される
状態になり、二種のスプリングから成る圧力設定
用スプリング8,9の見掛け弾性係数が、二次圧
維持状態におけるよりも遮断弁6が弁座11′に
接近する遮断状態における方が小になる。
つまり、遮断弁6を閉じようとする圧力設定用
スプリング8,9が実質的に弱いものになり、二
次側通路3の単位圧力低下当たりの遮断弁6の移
動距離が、遮断状態における方が二次圧維持状態
におけるよりも小になり、二次側通路3の圧力が
一時的にかつ少し低下しても、遮断弁6の弁座1
1′側への移動が抑えられ、遮断弁6で連通路4
が遮断される不都合な事態が防止される。
スプリング8,9が実質的に弱いものになり、二
次側通路3の単位圧力低下当たりの遮断弁6の移
動距離が、遮断状態における方が二次圧維持状態
におけるよりも小になり、二次側通路3の圧力が
一時的にかつ少し低下しても、遮断弁6の弁座1
1′側への移動が抑えられ、遮断弁6で連通路4
が遮断される不都合な事態が防止される。
そして、二次側通路3の圧力が大巾に低下する
と、第3図に示すように、ダイヤフラム14によ
る弁操作力が大巾に低下し、圧力設定用スプリン
グ8,9による弁操作力で遮断弁6が前閉にな
る。
と、第3図に示すように、ダイヤフラム14によ
る弁操作力が大巾に低下し、圧力設定用スプリン
グ8,9による弁操作力で遮断弁6が前閉にな
る。
また、ナツト16の延長軸部7Aに対する取付
位置調節により二次側通路3の遮断すべき圧力を
調節できる。
位置調節により二次側通路3の遮断すべき圧力を
調節できる。
次に別実施例を説明する。
先に、圧力設定用スプリング8,9が別体に形
成した二種のスプリングから成る場合を示した
が、二種のスプリングを一体に形成することも可
能である、つまり、第4図に示すように、単一の
圧縮スプリングにおいて一端側の巻き径を大にか
つ他端側の巻き径を小に形成し、大径で弱いスプ
リング部分を第1のスプリング9として常時作用
させ、小径で強いスプリング部分を第2のスプリ
ング8として二次圧維持状態でのみ作用させ、両
スプリング8,9をダイヤフラム14とは逆向き
の弁操作力が付与されるように配置するのであ
り、その詳細を以下に説明する。
成した二種のスプリングから成る場合を示した
が、二種のスプリングを一体に形成することも可
能である、つまり、第4図に示すように、単一の
圧縮スプリングにおいて一端側の巻き径を大にか
つ他端側の巻き径を小に形成し、大径で弱いスプ
リング部分を第1のスプリング9として常時作用
させ、小径で強いスプリング部分を第2のスプリ
ング8として二次圧維持状態でのみ作用させ、両
スプリング8,9をダイヤフラム14とは逆向き
の弁操作力が付与されるように配置するのであ
り、その詳細を以下に説明する。
スプリング9をダイヤフラム14に接当させる
と共に、上蓋13にネジ嵌着した圧力設定用操作
部材19に第2のスプリング8を接当させ、第2
のスプリング8に対して接当又は離間する当り部
材18を弁軸7に取付け、次のように動作すべく
構成してある。
と共に、上蓋13にネジ嵌着した圧力設定用操作
部材19に第2のスプリング8を接当させ、第2
のスプリング8に対して接当又は離間する当り部
材18を弁軸7に取付け、次のように動作すべく
構成してある。
(イ) 二次圧維持状態
第4図イに示すように、調圧弁5が弁座11に
近づいた状態では、第1のスプリング9が圧縮さ
れて当り部材18が第2のスプリング8に接当
し、両スプリング8,9による弁操作力と二次側
圧力室3Aの圧力による弁操作力のバランスで調
圧弁5の開度が自動調節される。
近づいた状態では、第1のスプリング9が圧縮さ
れて当り部材18が第2のスプリング8に接当
し、両スプリング8,9による弁操作力と二次側
圧力室3Aの圧力による弁操作力のバランスで調
圧弁5の開度が自動調節される。
つまり、二次側通路3の圧力が低下すると、両
スプリング8,9による弁操作力がダイヤフラム
14による弁操作力より大になり、それら操作力
がバランスするまで調圧弁5の開度が増大され、
二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持される。
スプリング8,9による弁操作力がダイヤフラム
14による弁操作力より大になり、それら操作力
がバランスするまで調圧弁5の開度が増大され、
二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持される。
逆に、二次側通路3の圧力が増大すると、ダイ
ヤフラム14による弁操作力が両スプリング8,
9による弁操作力よりも大になり、それら弁操作
力がバランスするまで調圧弁5の開度が減小さ
れ、二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持され
る。
ヤフラム14による弁操作力が両スプリング8,
9による弁操作力よりも大になり、それら弁操作
力がバランスするまで調圧弁5の開度が減小さ
れ、二次側通路3の圧力が設定範囲内に維持され
る。
そして、圧力設定用操作部材19の上蓋13に
対する取付位置調節により二次側通路3の維持す
べき設定二次圧を調節できる。
対する取付位置調節により二次側通路3の維持す
べき設定二次圧を調節できる。
(ロ) 遮断状態
第4図ロに示すように、調圧弁5が弁座11か
ら設定距離だけ離れると、第2のスプリング8が
伸び切つて当り部材18への押圧作用が無くな
り、第2のスプリング8よりも弾性係数が小さい
第1のスプリング9のみが実質的に付勢作用する
状態となり、二種のスプリングから成る圧力設定
用スプリング8,9の見掛け弾性係数が、二次圧
維持状態におけるよりも遮断弁6が弁座11′に
接近する遮断状態における方が小になる。
ら設定距離だけ離れると、第2のスプリング8が
伸び切つて当り部材18への押圧作用が無くな
り、第2のスプリング8よりも弾性係数が小さい
第1のスプリング9のみが実質的に付勢作用する
状態となり、二種のスプリングから成る圧力設定
用スプリング8,9の見掛け弾性係数が、二次圧
維持状態におけるよりも遮断弁6が弁座11′に
接近する遮断状態における方が小になる。
つまり、遮断弁6を閉じようとする圧力設定用
スプリング8,9が実質的に弱いものになり、二
次側通路3の単位圧力低下当たりの遮断弁6の移
動距離が、遮断状態における方が二次圧維持状態
におけるよりも小になり、二次側通路3の圧力が
一時的にかつ少し低下しても、遮断弁6の弁座1
1′側への移動が抑えられ、遮断弁6で連通路4
が遮断される不都合な事態が防止される。
スプリング8,9が実質的に弱いものになり、二
次側通路3の単位圧力低下当たりの遮断弁6の移
動距離が、遮断状態における方が二次圧維持状態
におけるよりも小になり、二次側通路3の圧力が
一時的にかつ少し低下しても、遮断弁6の弁座1
1′側への移動が抑えられ、遮断弁6で連通路4
が遮断される不都合な事態が防止される。
そして、二次側通路3の圧力が大巾に低下する
と、第4図ハに示すように、ダイヤフラム14に
よる弁操作力が大巾に低下し、圧力設定用スプリ
ング8,9による弁操作力で遮断弁6が全閉にな
る。
と、第4図ハに示すように、ダイヤフラム14に
よる弁操作力が大巾に低下し、圧力設定用スプリ
ング8,9による弁操作力で遮断弁6が全閉にな
る。
また、遮断すべき設定二次圧を第1のスプリン
グ9の強さの初期設定により適当に設定できる。
グ9の強さの初期設定により適当に設定できる。
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示す断
面図である。第4図イないしハは本考案の別実施
例を示す断面図である。 2……一次側通路、3……二次側通路、3A…
…二次側圧力室、4……連通路、5……調圧弁、
6……遮断弁、7……弁軸、8,9……圧力設定
用スプリング、14……ダイヤフラム。
面図である。第4図イないしハは本考案の別実施
例を示す断面図である。 2……一次側通路、3……二次側通路、3A…
…二次側圧力室、4……連通路、5……調圧弁、
6……遮断弁、7……弁軸、8,9……圧力設定
用スプリング、14……ダイヤフラム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 一次側通路2と二次側通路3の連通路4に対
して調圧弁5及び遮断弁6を設け、前記二次側
通路3に接続した二次側圧力室3Aに臨むダイ
ヤフラム14を前記調圧弁5及び遮断弁6に、
前記二次側圧力室3Aの圧力上昇に伴つて前記
調圧弁5が開度減小側に移動する状態で、か
つ、前記二次側圧力室3Aの圧力異常低下に伴
つて前記遮断弁6で前記連通路4が遮断される
状態で弁軸7により連動させ、前記二次側圧力
室3Aの圧力による前記ダイヤフラム14から
の弁操作力とは逆向きの弁操作力を前記弁軸7
に付与して、前記二次側通路3の圧力を前記調
圧弁5で設定範囲内に維持すると共に、その二
次側通路3の圧力異常低下に伴つて前記連通路
4を前記遮断弁6で遮断するための圧力設定用
スプリング8,9を設けた圧力調整器であつ
て、前記圧力設定用スプリング8,9が二種の
スプリングから成り、その二種のスプリングの
うち一方が弁操作力を常時付与するものであ
り、かつ、他方が、前記二次側通路3の圧力を
設定範囲内に維持する二次圧維持状態と、前記
連通路3を遮断する遮断状態の一方のみで弁操
作力を付与するものであり、前記二種のスプリ
ングから成る圧力設定用スプリング8,9の見
掛け弾性係数が、前記二次圧維持状態における
よりも前記遮断状態における方が小になる状態
に、前記二種のスプリングを形成及び配置して
ある圧力調整器。 2 前記圧力設定用スプリング8,9において、
弁操作力を常時付与する第1のスプリング8
と、前記遮断状態でのみ弁操作力を付与する第
2のスプリング9を別体に形成し、前記第1の
スプリング8を前記ダイヤフラム14からの弁
操作力と逆向きの弁操作力が付与されるように
配置し、前記第2のスプリング9を前記ダイヤ
フラム14からの弁操作力と同方向の弁操作力
が付与されるように配置してある実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の圧力調整器。 3 前記圧力設定用スプリングにおいて、弁操作
力を常時付与する第1のスプリング9と、前記
二次圧維持状態でのみ弁操作力を付与する第2
のスプリング8を一体形成し、前記第1及び第
2のスプリング9,8を前記ダイヤフラム14
からの弁操作力と逆向きの弁操作力が付与され
るように配置し、前記第1のスプリング9を弾
性係数が前記第2のスプリング8より小になる
状態に形成してある実用新案登録請求の範囲第
1項に記載の圧力調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5397381U JPS6347926Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5397381U JPS6347926Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57166214U JPS57166214U (ja) | 1982-10-20 |
JPS6347926Y2 true JPS6347926Y2 (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=29850586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5397381U Expired JPS6347926Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347926Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU615121B2 (en) * | 1989-02-27 | 1991-09-19 | Fluid Technology (Aust) Limited | Line pressure regulator |
JP2575596Y2 (ja) * | 1992-07-16 | 1998-07-02 | 株式会社本山製作所 | 減圧弁 |
US8678025B2 (en) * | 2007-08-30 | 2014-03-25 | Douglas Quinten Kitt | Method and apparatus for controlling fluid pressure |
US20200347946A1 (en) * | 2019-04-30 | 2020-11-05 | Gorman-Rupp Pumps | Air release valve |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP5397381U patent/JPS6347926Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57166214U (ja) | 1982-10-20 |
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