JPS622367B2 - - Google Patents

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JPS622367B2
JPS622367B2 JP54043814A JP4381479A JPS622367B2 JP S622367 B2 JPS622367 B2 JP S622367B2 JP 54043814 A JP54043814 A JP 54043814A JP 4381479 A JP4381479 A JP 4381479A JP S622367 B2 JPS622367 B2 JP S622367B2
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JP
Japan
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lever
tape
speed
sub
constant speed
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JP54043814A
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JPS55135347A (en
Inventor
Akinori Araya
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4381479A priority Critical patent/JPS55135347A/ja
Publication of JPS55135347A publication Critical patent/JPS55135347A/ja
Publication of JPS622367B2 publication Critical patent/JPS622367B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はテープレコーダ等の曲間検出装置に
関するものであり、更に詳しくは、自動往復再生
(オートリバース)が可能であつて磁気テープの
再生走行(定速走行)の方向を切り換える動作
(反転動作)を行うための機能を有する電磁ソレ
ノイドと、磁気テープの高速走行状態を解除して
自動的に再生状態に復帰させる動作を行うための
機能を有する電磁ソレノイドとを一個の電磁ソレ
ノイドによつて行い得るテープレコーダ等に於い
て、磁気テープの走行速度を再生状態から早送
り、巻戻し状態にして磁気テープ上に録音された
音楽と音楽との間に形成されるこのテープ上の無
録音部分、即ち、曲間を曲間検出磁気ヘツド等の
曲間検出機構、回路によつて検知し、この検知に
基ずいて前記一個の電磁ソレノイドを一回動作さ
せることによつて、磁気テープの早送り、巻戻し
等の高速走行状態を解除し、かつ、磁気テープの
再生走行方向を反転させ、次に前記同じ一個の電
磁ソレノイドを更にもう一回動作させることによ
つて、再び磁気テープの再生方向を反転させるよ
うにして、当初の再生状態を得て、所望の曲の録
音先頭部分から自動再生を行い得るようにしたテ
ープレコーダ等の曲間検出装置に関するものであ
る。この発明は、自動往復式のテープレコーダに
曲間検出装置を簡素な付加機構によつて装置可能
にすると共に前述の如き機能を有する一個の電磁
ソレノイドを使用することによつて、一層、曲間
検出の機能と自動往復の機能とを仕様面において
円滑に行い得るようにしたテープレコーダ等の曲
間検出装置の提供を目的とする。
以下、図面を参照して、この発明の一実施例を
詳細に説明する。
添付図面は、この発明に係る装置の実施例を示
すものであり、以下これらの図面に従つて説明す
る。第1図はこの発明の実施例に係る装置の再生
状態(正転方向)を示す平面図であり、第2図は
その正面図である。これらの図面において、1は
主基板(第1図には図示していない)である。2
は副基板であり、この副基板2はガイド溝2a,
2b,2cと主基板1に設けられたガイドピン1
a,1b,1cとによつてガイドされることによ
つて矢符の方向にスライド可能にされ、かつ、こ
の副基板2に設けられたバネ掛け穴2dと主基板
1上に設けられたバネ掛け部1dとの間に掛けら
れたバネ3によつて、一方に付勢されている。4
は再生用磁気ヘツドであり、このヘツド4は副基
板2の上に固定されている。5,6はテープを駆
動する為のピンチローラーレバーであり、このレ
バー5,6は副基板2に設けられたシヤフト2
e,2bを中心に回動可能に構成されている。ま
た、このピンチローラーレバー5,6は図示され
ていないバネによつて、それぞれ矢符の方向に付
勢されている構造になつている。7,8はピンチ
ローラーであり、一方のピンチローラー7は、ピ
ンチローラーレバー5に設けられたシヤフト5a
を中心に、他方のピンチローラーレバー6に設け
られたシヤフト6aを中心に、それぞれ回動し得
る。更に、ピンチローラーレバー5,6にはシヤ
フト5b,6bが、それぞれ設けられて居り、そ
の先端には、このシヤフトを中心に回動しうるカ
ラー9,10が取付けられて居り、それぞれピン
チローラーレバー5,6を動作させる役割をもつ
ている。11,12はフライホイールでありこれ
らのフライホイールはキヤプスタンシヤフト11
a,12a及びプーリー部11b,12bを一体
的に有しておりそれぞれ矢符↓E,F↓の方向に
ベルト13を介して、モーター(図示しない)に
よつて回転させられる構造となつている。14,
15は、アイドラーでありこのアイドラー14,
15はアイドラーレバー16,17に設けられた
シヤフト16a,17aを中心に回動しうる。ま
た、アイドラーレバー16,17は、それぞれ矢
符G→←H)、(I→←J)方向にスライド動作でき、
バネ18により、互いに引張り合つている。1
9,20は、テープの巻取を行うリール台であ
り、このリール台19,20は主基板上に設けら
れたシヤフト1f,1gを中心にそれぞれ回転し
うる。このリール台19,20の回転は、フライ
ホイール11,12のプーリー部11b,12b
から、アイドラー14,15を介して伝えられる
構造となつているが、テープレコーダの各動作状
態に応じてどちらか1方のリール台のみがその回
転を伝えられる構造となつている。
21は、高速送り用のローラーであつてローラ
ーレバー22に設けられたシヤフト22aを中心
に回転できる。ローラーレバー22は、主基板1
上に設けられたシヤフト1hを中心として矢符
(〓)方向に所定の範囲内にて回転でき、この回
転動作は、このローラーレバー22上に設けられ
た突起22cと、高速送り用レバー24上の突起
24aにより、バネ23を介して行なわれるが、
通常不要時には第1図の様な中間の位置(リール
台に接触しない位置)にて、保持されている。レ
バー24は高速送り用レバーであつてガイド溝2
4bおよび24cと、主基板上のピン1i,1j
とによりガイドされ、矢符(L→←M)方向にスラ
イド動作するが、通常高速送りでないときは主基
板上の突起1kおよび1cにかけられたバネ25
によつて、レバー24上の突起24dがはさみこ
まれて、第1図の位置にて、保持される構造とな
つている。26は、高速送り用レバー24を早送
りあるいは巻戻し状態のいずれかの状態に保持、
係止する為のロツクレバーであつて、主基板上の
シヤフト1jを中心に回転し、このレバー上の曲
げ起こし部26aと、主基板上のシヤフト1j及
びバネ掛け部1mにかけられたバネ27によつ
て、矢符↓N方向に付勢されている。また、この
ロツクレバー26上の突起26bは、高速送りレ
バー24の切欠き部24e,24fに入り込み、
レバー24を係止する構造となつている。レバー
28は、この装置の再生方向を切換える為の反転
用レバーであり、このレバーは第1図の破線で示
す、ガイド溝28a,28bと主基板上のガイド
ピン1n,1とによつてガイドされ矢符の方向
にスライドする。この反転用レバーがスライドす
ることにより、ピンチローラーレバー5および
6、アイドラーレバー16および17が動作させ
られる構造となつている。今第1図、第2図の状
態では、テープは正転方向に走行する再生状態で
あるから図上右側に位置する、キヤプスタンシヤ
フト12a、ピンチローラーレバー6、ピンチロ
ーラー8、プレイアイドラー15及びリール台2
0は動作回転状態にあり、これらには反転用レバ
ー28は接触していないが、図上左側のピンチロ
ーラーレバー5は、そのレバーに取付けられたカ
ラー9が反転用レバー28に設けられ溝28cに
当接、係合されて図上下方に押し寄せられている
為にピンチローラ7はキヤプスタンシヤフト11
aによりある距離だけ離されて居り、テープを駆
動しない、また、アイドラーレバー16は、反転
用レバー28の斜線で示す部分28cにて当接さ
れ矢符G←方向に所定の距離だけバネ18の力に
抗して、押し戻されている為、リール台19及び
フライホイール11のプーリー部11bより離さ
れて、リール台19は回転させられない状態とな
つている。29はテープの定速走行方向を換える
為の駆動源となる、電磁ソレノイドである。30
は可動鉄芯であつて電磁ソレノイド29に通電さ
れると、可動鉄芯30は矢符の方向に引張られる
構造である。レバー31にはシヤフト31aが設
けられて居りそのシヤフト31aは電磁ソレノイ
ドの可動鉄芯30の穴に貫通して居り、このシヤ
フト31aを中心に回転でき、電磁ソレノイドと
連動する構造である。
また、レバー31にはピン31bが設けられて
居り、このピン31bは常にレバー32の溝32
aの中に入り込んでいる。レバー32はその上に
設けられたシヤフト32cが、図示されない主基
板のガイド穴に入り込んで居り、シヤフト32c
を中心に回転できこのレバー32に設けられた突
起32bは、上述の反転用レバー28の切欠部2
8gの中に入り込んでいる。したがつて、レバー
32の回転運動に連動して、レバー28は往復運
動を行うようになつている。また、レバー31の
先端のバネ掛け穴と、主基板に設けられたバネか
け部(図示されていない)との間にはバネが掛け
られて居り、このバネ33により、レバー31及
びこれに連動する可動鉄芯30は、矢符P↑とは
反対方向に付勢され、電磁ソレノイドが動作しな
い場合は常に第1図、第2図に示す位置にて、待
機している。34はテープ高速送り(早送りおよ
び巻戻し)解除用レバーであつて、ガイド溝34
aおよび34bと主基板上のガイドピン1pおよ
び1qとによつてそれぞれガイドされ、図示位置
から矢符↑Q方向にスライドしうる。また、レバ
ー34はその一部のバネ掛け34dと主基板上の
バネ掛け部1rの間に掛けられた、バネ35によ
つて一方(図上下方)に付勢されて居り、レバー
34の一部34cはレバー31のシヤフト31a
の延長部分と重なつて居り、シヤフト31aの動
作に連動する構造となつている。電磁ソレノイド
29が動作した場合には、可動鉄芯30、シヤフ
ト31aに連動して、レバー34が矢符↑Q方向
に移動し、先端の曲げ起こし部34eによつて、
ロツクレバー26をけり、テープ高速送り状態を
解除する様になつている。
以上述べた様に第1図、第2図は装置の正転方
向に於ける再生状態を表わしているが、この第1
図、第2図の状態から次にテープの走行方向を逆
転方向に切換わる動作の説明を行う。第1図、第
2図の状態で、テープの走行方向を反転させる為
に、電磁ソレノイド29に通電すると、電磁ソレ
ノイドは動作を開始し、鉄芯30および、これに
シヤフト30aを介して連動するレバー31は、
バネ33に抗してP↑方向に移動する。第3図
は、その移動の途中を表わしている。第3図の如
く可動鉄芯30及びレバー31は矢符の方向にあ
る距離だけ移動すると、レバー31に設けられた
シヤフト31bはレバー32の溝32aの中に入
り込んでいる為、シヤフト31bはまず溝32a
の一部の斜面(斜線で示す部分)に当接するが、
更に鉄芯30及びレバー31は第3図の矢符の方
向に進まんとする為、シヤフト31bは上述のレ
バー32の溝32aの斜面上を滑つて行き、溝3
2aの端まで進む(この時の瞬間の状態は第3図
の通り)。更に引き続き、可動鉄芯30、レバー
31は矢符方向に移動しようとするがシヤフト3
1bはそれ以上レバー32の溝32aの中を滑動
できないので、レバー31は、その移動によつ
て、レバー32を矢符の方向に所定の角度だけ回
転させる。しかるに、レバー32に設けられた突
起32bは反転用レバー28の切欠部28gに挿
入され連動する様になつている為、このレバー3
2の回転動作に依り、反転用レバー28は第3図
矢符の方向に所定の行程だけ移動させられ、反転
動作を完了した図が第4図である。第1図におい
て反転用レバー28が図上右方に移動すると、レ
バー28の溝28dの中まで延長され貫通してい
るカラー10は、レバー28の溝28dの斜面
(斜線で示す)に当接したのち更に図上下方に押
され移動させられんとする、ところがこのカラー
10は、ピンチローラーレバー6に設けられたシ
ヤフト6bに回転可能となるべく取付けられてお
り、そのピンチローラーレバー6は、主基板1に
設けられたシヤフト2fを中心として回動する様
になつている為、カラー10がレバー28の溝2
8dの斜面によつて、図上下方に当接され、押さ
れると、ピンチローラーレバー6はシヤフト2f
を中心に第1図の矢符D↑とは反対方向に図示さ
れないピンチローラ圧着用バネに抗して回転す
る。よつて、ピンチローラーレバー6にシヤフト
6aを介して取付けられたピンチローラー8は、
キヤプスタンシヤフト12aへの圧着を解除し、
キヤプスタンシヤフト12aから離れる為、テー
プの駆動を停止する。またレバー28の移動に伴
つて、レバー28の斜線で示す部分28fは、リ
ール台20にフライホイール12のプーリー部1
2bから回転を伝えるアイドラ15をシヤフト1
7aを介して取付けられたアイドラー17の先端
の曲げ起こし部に当接後、更にアイドラーレバー
17を図上右方に移動せしめる為、アイドラレバ
ー17はリール台20及ぼフライホイール12の
プーリー部12bから離れ、第4図に示す様な状
態になり、リール台20はテープの巻取を停止す
る。
一方、図上左側の状態を見ると、第1図にてピ
ンチローラ7及びアイドラー14はそれぞれキヤ
プスタンシヤフト11a及び、リール台19から
離れて居り、いずれも自力での回転力は持つてい
ない。しかし、今、反転レバー28が先に説明を
行なつた様に図上右方に移動すると、主基板上の
シヤフト2eを中心に回動でき、図示されないバ
ネにより第1図矢符↑C方向に付勢される、ピン
チローラーレバー5にシヤフト5bに回動自在に
取付けられたカラーaは、反転レバーの溝部28
cの中を貫通している為、反転レバー28の移動
に伴なつて、カラー9は反転レバー28の溝部2
8cの斜面(斜線で示す部分)をころがる、これ
に伴ないピンチローラレバー5はシヤフト2eを
中心に矢符C↑方向に回転し、遂には、ピンチロ
ーラーレバー5にシヤフト5aを介して取付けら
れたピンチローラー7は、キヤプスタンシヤフト
11aに当接、圧着し、テープを駆動する状態と
なる。又、フライホイール11のプーリー部11
bから、リール台19に回転を伝える役目をもつ
ているアイドラー14は、前記ピンチローラーレ
バー5が回転動作している際に同じく移動動作を
行なつている。即ち第1図に於てはアイドラー1
4の取付けられたアイドラレバー16は、その一
部の曲げ起こし部が反転用レバー28の斜線部2
8eに当接押し戻されていて、リール台19とア
イドラ14は離れているが、反転レバー28が図
上右方向に移動すると共にアイドラーレバー16
はバネ18により右方向に移動する。反転用レバ
ー28が、所定の行程の動作を完了した時には第
4図に示す様にアイドラ14はフライホイールの
プーリー部11bからリール台19に回転を伝え
るべく、フライホイールのプーリー部11bとリ
ール台19に当接圧着し、この時アイドラーレバ
ー16の曲げ起こし部は、反転用レバー28との
当接係合を解除している。こうして、リール台1
9は回転動作を行ない、テープを巻き取る状態と
なる。以上の様に、装置は第1図の正転再生状態
から、第4図の逆転再生状態に反転し、テープの
走行方向も反転する。
次に、第4図の状態(テープは逆転再生状態)
から再び第1図の状態に戻るときには、第4図の
電磁ソレノイド29に通電すれば、先に説明を行
なつた様に、可動鉄芯30およびレバー31が矢
符の方向に移動動作を行い、レバー31に設けら
れたシヤフト31bはレバー32に設けられた溝
32aの斜線部で示す斜面に当接滑り動作を行
う。但しこの場合のレバー32の溝32aの該当
斜面は第3図で説明した斜面とは異なり反対方向
(左右方向)のものであり、今度(第4図参照)
は、レバー31及びその1部のシヤフト31bの
動作に伴なつてレバー32は第4図の矢符で示す
方向(即ち、第3図とは逆方向)に回転し、レバ
ー32と、これに設けられた突起32bと、レバ
ー28の切欠部の係合により連動するレバー28
は、矢符Rの方向に移動する。すると本実施例装
置は上述の第1図(正転)から第4図(逆転)に
移つた場合とは対称的な動作を行ない、第4図の
状態から第1図の状態に反転切換わる。以上がこ
の装置の往復再生を行う反転の説明である。
次に、この発明の本題であるところの曲間検出
装置について説明を行う。テープに録音された音
楽等の曲間頭出しを行うには、テープを高速送り
する必要がある。第1図のテープ再生状態から、
曲間自動頭出しを行う場合、第1図の高速送りレ
バー24を図示されない操作レバーにて動作させ
るが、高速送りレバー24の操作方向(第1図に
矢符にて示す)によつて、早送りあるいは巻き戻
しのいずれかになるが、まず第1図のテープ再生
方向に対しての早送りの場合を説明する。
第1図にて、高速送りレバー24を矢符L←の
方向にバネ25に抗して移動操作を行う。この高
速送りレバー24の移動によつて、磁気ヘツド4
を載せた副基板2に設けられたシヤフト2iに回
転自在に取付けられたカラー36が、高速送りレ
バー24に設けられた斜面24hに当接したのち
斜面をころがり、カラー36と共に副基板2はバ
ネ3に抗し、ガイド溝2a,2b,2cと、主基
板に設けられたガイドピン1a,1b,1cに沿
つて、矢符B↓方向に所定の距離だけ後退移動す
るこの時、副基板2に載せられた磁気ヘツド4も
当然同じ距離だけ後退移動する。副基板2の後退
に伴なつて、これに連動する構造となつているピ
ンチローラーレバー6及びアイドラーレバー15
も移動し、それぞれ圧着を解除し、テープの駆動
あるいは巻取りを停止する。一方、高速送りレバ
ー24の移動操作により、このレバー24に設け
られた突起部24aも移動する為、この突起部2
4aはバネ23を圧接するが、バネ23は主基板
1に設けられたシヤフト1hとローラーレバー2
2に設けられたシヤフト22cをはさみ込む形で
取付けられているので、高速送りレバー24の移
動によつて、主基板1に設けられたシヤフト1h
を中心に回動自在に取付けられたローラーレバー
22は反時計方向に回転する。ローラーレバー2
2の回転によりローラーレバー22のシヤフト2
2aを中心に回転自在に設けられたローラー21
は、リール台20及び、フライホイール12の外
周に当接する。更に高速送りレバー24が移動す
れば、バネ23は拡がりバネはローラーレバー2
2のシヤフト22cを圧着する。この圧着力によ
りローラー21は、リール台20及び、フライホ
イール12の外周に圧着させられリール台20は
フライホイール12から回転を伝えられ所定の巻
取りトルクを得る。ところで、高速送りレバー2
4が所定の量だけ移動操作されレバー24の切欠
部24fと、主基板1に設けられたシヤフト1j
を中心に回動自在に取付けられたロツクレバー2
6の突起部26bが係合しうる位置になると、主
基板1のバネ掛部1m、同じく主基板1に設けら
れたシヤフト1j及びロツクレバー26に設けら
れたバネ掛け部26aの間に取付けられたバネ2
7に付勢されたロツクレバー26は第1図の矢符
(〓N)の方向に回転し、ロツクレバー26の突
起部26bは高速送りレバー24の切欠部24f
に係合し、高速送りレバー24を係止してしまう
為、高速送りレバー24の操作を停止しても、装
置は高速送りの状態を保持している。この状態を
示すのが第5図および第6図(側面図)である。
この第5図の様な状態にて、当装置は、磁気ヘツ
ド4にて、テープに録音された音楽等の信号を得
ながら、テープを高速送り(この場合正転再生方
向に対して早送り)しながら、曲間を捜し無信号
の所(曲間)があれば磁気ヘツド4より継がれた
電気回路(第8図、第9図と共に後述する)が、
曲間と検出し、即座に電磁ソレノイド29を働か
せるべく、通電する。電磁ソレノイド29に通電
されると先に述べた様に可動鉄芯30、レバー3
1、レバー31に設けられたシヤフト31a等
が、バネ33に抗して、吸引移動(矢符の方向)
する。そうすると、高さ関係で重なつているレバ
ー31に設けられたシヤフト31bの先端付近
が、電磁ソレノイド29の可動鉄芯30の吸引移
動動作により、高速送り解除用のレバー34の斜
線部分34cに当接し押して行く為、レバー34
はそのガイド溝34a,34bと主基板1に設け
られたガイドピン1p,1qとのガイドに沿つ
て、復帰バネ35に抗して、移動(矢符↑Qの方
向に)して行くうちに、レバー34の先端の曲げ
起こし部分34eが、高速送り用レバー24を係
止しているところのロツクレバー26の斜線部2
6cに当接し、更にロツクレバー26が、レバー
24の係止を解除する方向(第5図参照)に押し
て行き、遂には、レバー26に設けられた突起2
6bは高速送り用レバー24の切欠部分24fか
らはずれ、レバー24は自由になり、復帰バネ2
5によつて、中立の位置、即ち第1図の状態まで
復帰するが、この電磁ソレノイド30の動作は先
に述べた様に、再生方向の反転も同時に行うの
で、正確にはこの装置は第4図の逆転方向の再生
状態に戻り再生を開始しようとする。ところが、
曲間を捜す前の状態は、第1図の状態(正転方向
の再生)であるからして、第4図の状態で再生を
開始したのでは不都合であり、更に、装置の再生
方向を反転させてやる必要があるが、先の高速送
りを解除する為に通電した電磁ソレノイドに続い
て再度、通電してやれば、再びテープの走行方向
は、反転し第4図の状態から第1図の状態に換わ
る。以上でこの装置はテープに録音された音楽等
の曲間を捜し次の曲の頭から再生を開始すること
になる。この時、電磁ソレノイドには通電を停止
されており、バネ33により鉄芯30、レバー3
1は元の位置に復帰している。第1図の正転再生
方向から巻戻しの方向に高速送りをしてやる場合
は第7図の如く、高速送りレバーを操作すれば、
ロツクレバー26がレバー24の切欠部24eに
係合し、高速送りレバーを高速巻戻し状態に係止
し、ローラー21は、早送りの場合とは反対方向
のリール台1f及びフライホイール11に圧着
し、副基板2を後退させ、アイドラーレバー1
7、ピンチローラーレバー6を移動させる為、ア
イドラー15は圧着を解除し、テープは高速に巻
戻され、先に述べた早送りの場合と同様にテープ
に録音された音楽等の曲間を捜して電磁ソレノイ
ド29に短時間のうちに2度通電して、捜した曲
の頭から再生を開始できる。今までの曲間自動頭
出しは、第1図の状態(正転方向の再生状態)か
らであつたが、第4図の状態(逆転方向の再生状
態)から、曲間自動頭出しをする場合も、前述の
第1図の状態に準ずる為、説明は省略する。
次に第8図、第9図に従つてプランジヤー29
を2回吸引するための回路動作を説明する。第8
図は磁気テープ(以下テープという)36をFF
又はREWの高速送りにおいて走行させ、磁気ヘ
ツド4(以下ヘツドという)を録音、再生ヘツド
から曲間検出ヘツドとして使用するために切換ら
れた状態を示したものであり、第9図はその回路
の動作説明のための信号波形図である。
以下動作を説明する。
テープ36上に記録された信号の無信号部分を
検出する検出回路37にヘツド4からの信号が入
力せられ、該検出回路37の出力はORゲート回
路38の入力38aに接続されている。ORゲー
ト回路38の出力は単安定マルチバイブレーター
回路39の入力39aに接続され、その出力はプ
ランジヤー駆動回路41に接続されている。
一方検出回路37の出力はもうひとつの単安定
マルチバイブレーター回路40の入力40aに接
続され、その出力端子40cはORゲート38の
入力38bに接続されている。そして両単安定マ
ルチバイブレーター回路39及び40のリセツト
入力端子39b及び40bは互いに接続されてい
る。
今テープ36を高速で送り、ヘツド4にて信号
を検出し、検出回路37に信号入力が加わつたと
き該検出回路37の出力にはパルスが発生しない
ようになつている。次にテープ36上に信号が無
くなつたとき検出回路37の入力には信号が加わ
らず、そのため該検出回路37の出力(A点)に
パルスT1が発生する。第9図に検出回路37の
出力A点に発生するパルスT1を示している。検
出回路37で発生したパルスT1はORゲート回路
38の入力38aと単安定マルチバイブレーター
回路40の入力40aにそれぞれ加えられてい
る。ORゲート回路38は検出回路37で発生し
たパルスT1の負のエツジでトリガーされること
によりONし、単安定マルチバイブレーター回路
39をONさせてその出力B点にパルスT2を発生
させる。
パルスT2のパルス幅(持続時間)T2はコンデ
ンサC1と抵抗R1の定数によつて決定される。プ
ランジヤー駆動回路は単安定マルチバイブレータ
ー39の出力パルスT2によりT2時間だけONとな
りプランジヤー29をT2時間のみ吸引する。こ
のとき同時に検出回路37の出力パルスT1はも
う1つの単安定マルチバイブレーター回路40の
入力40aに加えられており、単安定マルチバイ
ブレーター回路40をONとしてパルスT3を発生
させる。
パルスT3のパルス幅T3はコンデンサC2と可変
抵抗R2の定数により決るが、パルス幅T3はパル
ス幅T2よりも広く(時間が長い)なるように選
定している。
上述のように単安定マルチバイブレーター回路
39の出力(C点)パルスT2によりプランジヤ
ー29はT2時間のみONして吸引され再びOFFに
なるが、単安定マルチバイブレータ40のパルス
出力(C点)T3はORゲート38の入力38bに
接続されているのでT3時間経過後の負のエツジ
でORゲート38が再びトリガーされてONし、単
安定マルチバイブレーター39をも再びONとし
てパルスT2を発生させる。よつて再びプランジ
ヤー駆動回路41をT2時間のみONし、プランジ
ヤー29をT2時間吸引する。
以上のようにしてプランジヤー29は2度吸引
されることになるが、1回目の吸引から2回目の
吸引までの時間T4は単安定マルチバイブレータ
ー40のパルス幅T3を可変抵抗R2により変化さ
せることにより選択できる。
尚コンデンサC3、抵抗R3は電源をONしたとき
に両単安定マルチバイブレーター39,40をリ
セツトするためのものである。
プランジヤー29が2回吸引されたときの動作
は前述した通りである。
以上のように本発明はテープを正転方向に定速
走行させて再生させる正転定速駆動機構部とテー
プを逆転方向に定速走行させて再生させる逆転定
速駆動機構部とを備える自動往復式テープレコー
ダにおいて、第1の位置と第2の位置を取ること
ができ、その第1の位置を取ることによつて上記
正転定速駆動機構部を動作状態にし、第2の位置
を取ることによつて上記逆転定速駆動機構部を動
作状態にする反転用レバーと、電磁ソレノイド
と、該電磁ソレノイドの動作の度に上記反転用レ
バーを第1の位置と第2の位置に交互に変位させ
る伝達手段と、少くとも再生用磁気ヘツドを備
え、少くとも再生用磁気ヘツドをテープに接触さ
せる再生の位置とこの位置より少許後退し上記再
生用磁気ヘツドをテープに軽く接触させる曲間検
出の位置を取ることができる副基板と、少くとも
第1及び第2の位置を取ることができ、第1の位
置にあつては上記副基板に再生の位置を取らせる
と共に第2の位置にあつては副基板に曲間検出の
位置を取らせるべく上記副基板に連係された高速
送りレバーと、該高速送りレバーが上記第1の位
置より第2の位置に変位されたとき上記高速送り
レバーを第2の位置に係合保持する係合手段と、
上記高速送りレバーが第2の位置を取ると上記テ
ープを正転方向に高速走行させる高速駆動機構
と、上記係合手段が高速送りレバーを第2の位置
に係合保持している状態において上記電磁ソレノ
イドが動作すると、これに相俟つて作動し上記係
合手段の係合動作を解除させる係合解除レバーと
から成り、上記反転用レバーが第1の位置を、副
基板が再生の位置を、高速送りレバーが第1の位
置を取つて上記正転定速駆動機構部がテープを正
転方向に定速走行させている状態において、上記
高速送りレバーを第2の位置に変位させて上記係
合手段にてその第2の位置に係合保持させると、
上記副基板が曲間検出位置を取ると共に上記高速
駆動機構部がテープを正転方向に高速走行させて
曲間検出状態をなし、該曲間検出状態において上
記再生磁気ヘツドの曲間検出に伴う電磁ソレノイ
ドの動作で上記係合解除レバーを動作させること
により上記係合手段による高速送りレバーの係合
を解除して該高速送りレバーを第2の位置より第
1の位置に変位させると共に上記電磁ソレノイド
を再動作させることにより上記正転定速駆動機構
部を再動作させテープの正転方向定速走行状態に
復帰させるようにしたテープレコーダ等の曲間検
出装置を提供するものであるから、自動往復再生
方式のテープレコーダにおいても確実に、而も、
一つの電磁ソレノイドを自動反転と曲間検出に兼
用すると云う極めて簡単な構成で、曲間検出動作
を実行することができる優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明装置の一実施例を示すものであ
り、第1図は該装置の再生状態を示す平面図、第
2図はその正面図、第3図は該装置においてレバ
ー31の移動途中を示す該装置の一部平面図、第
4図はレバー17がリール台20、フライホイー
ル12から離れるときの状態を示す該装置の平面
図、第5図は高速送り状態にある該装置の平面
図、第6図はその側面図、第7図は正転再生方向
から巻戻し方向に高速送り状態にするときの該装
置の平面図、第8図及び第9図はプランジヤーを
2回吸引動作させるための電気回路図及びその信
号波形図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープを正転方向に定速走行させて再生させ
    る正転定速駆動機構部とテープを逆転方向に定速
    走行させて再生させる逆転定速駆動機構部とを備
    える自動往復式テープレコーダにおいて、 第1の位置と第2の位置を取ることができ、そ
    の第1の位置を取ることによつて上記正転定速駆
    動機構部を動作状態にし、第2の位置を取ること
    によつて上記逆転定速駆動機構部を動作状態にす
    る反転用レバーと、 電磁ソレノイドと、 該電磁ソレノイドの動作の度に上記反転用レバ
    ーを第1の位置と第2の位置に交互に変位させる
    伝達手段と、 少くとも再生用磁気ヘツドを備え、少くとも該
    再生用磁気ヘツドをテープに接触させる再生の位
    置とこの位置より少許後退し上記再生用磁気ヘツ
    ドをテープに軽く接触させる曲間検出の位置を取
    ることができる副基板と、 少くとも第1及び第2の位置を取ることがで
    き、第1の位置にあつては上記副基板に再生の位
    置を取らせると共に第2の位置にあつては副基板
    に曲間検出の位置を取らせるべく上記副基板に連
    係された高速送りレバーと、 該高速送りレバーが上記第1の位置より第2の
    位置に変位されたとき上記高速送りレバーを第2
    の位置に係合保持する係合手段と、 上記高速送りレバーが第2の位置を取ると上記
    テープを正転方向に高速走行させる高速駆動機構
    と、 上記係合手段が高速送りレバーを第2の位置に
    係合保持している状態において上記電磁ソレノイ
    ドが動作すると、これに相俟つて作動し上記係合
    手段の係合動作を解除させる係合解除レバーとか
    ら成り、 上記反転用レバーが第1の位置を、副基板が再
    生の位置を、高速送りレバーが第1の位置を取つ
    て上記正転定速駆動機構部がテープを正転方向に
    定速走行させている状態において、上記高速送り
    レバーを第2の位置に変位させて上記係合手段に
    てその第2の位置に係合保持させると、上記副基
    板が曲間検出位置を取ると共に上記高速駆動機構
    部がテープを正転方向に高速走行させて曲間検出
    状態をなし、 該曲間検出状態において上記再生磁気ヘツドの
    曲間検出に伴う電磁ソレノイドの動作で上記係合
    解除レバーを動作させることにより上記係合手段
    による高速送りレバーの係合を解除して該高速送
    りレバーを第2の位置より第1の位置に変位させ
    ると共に上記電磁ソレノイドを再動作させること
    により上記正転定速駆動機構部を再動作させテー
    プの正転方向定速走行状態に復帰させるようにし
    たテープレコーダ等の曲間検出装置。
JP4381479A 1979-04-10 1979-04-10 Inter-music detector of tape recorder or the like Granted JPS55135347A (en)

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JPS5890544U (ja) * 1981-12-10 1983-06-18 日本テクニカル株式会社 テ−ププレ−ヤにおける曲頭出し装置
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