JPS62235158A - 用紙類巻取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、用紙類の自動巻取装置に係り、特に用紙類の
抜取り時、また自動巻取り時に好適な操作性に関する。

〔従来の技術〕

近年、銀行券の自動化装置の導入が各金融機関において
進んできているが、現金自動取扱装置等に使用されてい
る伝票発行機においては、装置内の控としてのジャーナ
ル用紙と利用者に渡される明細票に分割され、明細票は
一取引ごとにカットされて利用者に渡される。ジャーナ
ル用紙は用紙をセット時、ジャーナル搬送路部を通って
ジャーナル用紙巻取軸まで送られるとジャーナル用紙巻
取軸に巻付けられて取引を開始できる状態になる。前記
操作は用紙がなくなり、新たにセットする時、または用
紙がジャムを起して再セットする時など、係員により１
日数回ジャーナル用紙巻取軸へジャーナル用紙巻取操作
？行なう。しかし手動操作の場合は不便であり、また操
作誤りをして装置の故障をまねくこともある。このため
、ジャーナル用紙を巻取軸へ自動巻取する伝票発行機が
考えられる。

この場合、伝票発行機のジャーナル用紙自動巻取部に？
いて巻取軸に対して放射状に配置した巻取カイトは、閉
じた状態になり、常に巻取軸に巻取られたジャーナル用
紙にスプリン力で抑圧がかけられることになる。また１
巻取軸に対して巻取ガイドを開閉する場合においても１
巻取ガイドを手動または駆動機構により開閉する構造と
なる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記技術は１巻取ガイドが巻取軸に対して閉じた状態に
なっている場合、常時巻取ガイドが巻取軸に巻取られた
ジャーナル用紙を押圧するため、巻取軸に対して負荷と
なり巻取駆動力を大きくする必要がある。また用紙接収
時、用紙ガイドが邪魔になり、操作性が悪い。一方１巻
取ガイドを開閉する場合、前記巻取ガイドが閉じた状態
になっている方式の問題は解決されるが１巻取ガイドを
手動または駆動機構により開閉するため、操作が多くな
るか、構造が複雑になる問題点があった。

本発明の目的は、単純な構造で操作性の良い。

かつ巻取軸巻取駆動力の小さい用紙類の自動巻取装置を
提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、用紙類を巻取開始時に１巻取ガイドを巻取
軸に対して放射状に配置してスプリング力により押圧し
１巻取径が一定になった時・。

前記スプリング力で巻取カイトを自動的に開（構造にす
ることにより達成される。

〔作用〕

本方式は、用紙類を巻取開始時に１巻取ガイドを巻取軸
に対してスプリング力により押圧し、巻取径が一定にな
った時１巻取ガイドの支点を中心にして前記スプリング
がデッドポイントを越えて巻取ガイドを自動的にスナ・
・プ反転して開く構造にすることにより、単純な構造で
操作性の良い、かつ巻取軸巻取駆動力の小さい用紙類自
動巻取装置を提供することができる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図により説明する。第１
図（α）において巻取軸１＆Ｃは巻取ガイド２（２−α
〜２−ｄ）は放射状に配置されてＳす、支点３（３−α
〜３−ｄ）を中心に回転できる構造になっている。また
巻取ガイド２はスプリング４（４−α〜４−ｄ）により
巻取軸１側へ押圧されている。第１図（α）の状態でジ
ャーナル５がジャーナル搬送路６より搬送されてくると
１巻取軸１が矢印Ａ方向に回転し、ジャーナル５は巻取
ガイド２にそって搬送され１巻取軸１に巻取られる。取
引が進み、ジャーナル巻取径が一定量になると、第１図
（ｂ）の状態になする。（，６）の状態になると、スプ
リング４は巻取ガイド２を矢印Ｂ方向に働き１巻取ガイ
ド２を自動的に開状態にする。巻取ガイド２先端部には
ベアリング７（７−α〜７−ｄ）が固定されており１巻
取ガイド２が閉状態でジャーナルを巻取る時、ベアリン
グ７がジャーナル５と直接接触するようになっており１
巻取ガイド２の負荷を軽減するようにしている。通常、
巻取軸１に巻取られた用紙の外径が小さい時１巻取軸１
の慣性が小さく、巻取トルクは大きい。巻取られた用紙
の外径が大きくなると１巻取軸１の慣性が大きくなり１
巻取トルクは小さくなる。したがって、用紙巻取径が小
さい時で巻取ガイド２が巻取られた用紙に押圧されてい
る状態と、用紙巻取径が大きい時で巻取ガイド２が巻取
られた用紙に対して開いた状態とでは１巻取トルクに大
きな差がなく１巻取軸の適正な動力源を得ることができ
る。

ジャーナル５の巻取が完了し、ジャーナルを抜取る時１
巻取ガイド２は開状態になっており、抜取り操作性が良
い。ジャーナルの抜取りが完了し１次のジャーナルをセ
ット後、レバープレート８を矢印Ｃ方向に押下すると、
レバープレート８Ｖｃ固定されたクー２９（９−α〜９
−ｄλは１巻取ガイド２に固定されたカムプレー）１０
（１０−α〜ｔｏ−ｄ）を押し１巻取ガイド２を巻取４
１１１に対して閉じさせる。また、レバープレート８は
スイッチ１１を押下し、スイッチ１１の信号によりジャ
ーナル搬送を開始する。

本方式によれば、係員は用紙セット後、レバープレート
８の操作を行なうだけで巻取ガイド２が閉じ自動的に用
紙は巻取られ、また用紙の一定巻取後巻取ガイドが自動
的に開状態になる構造になっており、操作性の良い自動
巻取装置を提供することができる。

第２図は、スプリング力により巻取ガイドが自動的に動
作する機構の詳細である。スプリング４は、固定フヴク
ピン１２と巻取ガイド２に固定された可動７〜クピン１
３に掛けられている。

状態（α）では、固定フヴクピン１２と可動フックピン
１３ヲ結ぶスプリング中心が１巻取ガイド２の支点３の
上側に位置しており１巻取ガイド２は矢印り方向に動作
する。状態（ｂｌでは、スプリング中心が１巻取ガイド
２の支点３上に位置しており１巻取ガイド２は中立し、
釣り合い状態になる。状態（Ｃ）では、スプリング中心
が１巻取ガイド２の支点５の下側に位置しており１巻取
ガイド２は矢印Ｅ方向に動作する。

本実施例は、伝票発行機のジャーナル用紙自動巻取部に
ついて説明したが、他の用紙類の巻取機構についても同
様に適用できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、用紙類を巻取開始時に１巻取ガイドが
巻取軸を押し１巻取径が一定になった時、スプリングの
スナヴプ効果により巻取ガイドを自動的に開く構造にす
ることができるので、用紙類自動巻取装ｆを、単純な構
造で、操作性の良い、かつ巻取軸の巻取駆動力を小形化
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例の伝票発行機ジャーナル用
紙自動巻取機構概略図、第２図は。 スプリング力による巻取ガイド自動動作機構詳細図であ
る。 １・・・巻取軸、２．２−α〜２−ｄ・・・巻取ガイド
、３　、５−ａ　５５−ｃＬ−・・支点、４　、　ａ−
ａ−ａ　−ｄ　−・−スプリング、６・・・搬送手段、
８・・・レバープレー）、１０．１０−α〜１０−ｄ・
・・カムプレート、１１・・・スイッチ、１２・・・固
定フヴクピン、１３・・・可動フヴクピン。 第２図 （０Ｌ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙類を送り出す搬送手段、用紙類を巻取る巻取軸、搬
   送手段より搬送された用紙類を上記巻取軸に案内する巻
   取ガイドからなる用紙類自動巻取装置において、上記巻
   取ガイドは巻取軸に対して複数個放射状に配置され、さ
   らに各巻取ガイドは支点を中心に回動自在に、かつスプ
   リング力により死点を境に上記者取軸を押える方向とこ
   れと反対方向に反転するように構成されたことを特徴と
   する用紙類自動巻取装置。