JPS62231588A - 圧電送波器用圧電可撓性シートの分極処理方法 - Google Patents
圧電送波器用圧電可撓性シートの分極処理方法Info
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- JPS62231588A JPS62231588A JP7519186A JP7519186A JPS62231588A JP S62231588 A JPS62231588 A JP S62231588A JP 7519186 A JP7519186 A JP 7519186A JP 7519186 A JP7519186 A JP 7519186A JP S62231588 A JPS62231588 A JP S62231588A
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Landscapes
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、圧電可撓性シート、圧電磁器板等の圧電板を
備えた、水中用送波器等に使用される圧電送波器に関す
る。
備えた、水中用送波器等に使用される圧電送波器に関す
る。
〈従来技術〉
ポリ弗化ビニリデン、ポリ弗化ビニール、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリ塩化ビニール、ナイロン等の圧電性有機物
もしくは合成ゴムや合成樹脂の有機物中にチタン酸ジル
コン酸鉛、チタン酸鉛等の強誘電セラミック粒子を混合
してなる圧電性有機セラミック複合物等の圧電可撓性シ
ートは、音響イノピーダンスが水の音響インピーダンス
に近似する特性を有する。このため、前記圧電可撓性シ
ートは、水中を伝播する音響波を送波するための水中用
圧電送波器に好適に用いられる。
リデン、ポリ塩化ビニール、ナイロン等の圧電性有機物
もしくは合成ゴムや合成樹脂の有機物中にチタン酸ジル
コン酸鉛、チタン酸鉛等の強誘電セラミック粒子を混合
してなる圧電性有機セラミック複合物等の圧電可撓性シ
ートは、音響イノピーダンスが水の音響インピーダンス
に近似する特性を有する。このため、前記圧電可撓性シ
ートは、水中を伝播する音響波を送波するための水中用
圧電送波器に好適に用いられる。
また、圧電磁器板にあっても、水中用圧電送波器として
用いられるものがある。
用いられるものがある。
その他、圧電板を用いた圧電送波器は、空中での音波の
送波のためにも適用される。
送波のためにも適用される。
そしてこの種の圧電送波器は、圧電板の上下面に形成し
た電極に、交番電圧を印加することにより発振し、送波
するものである。
た電極に、交番電圧を印加することにより発振し、送波
するものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、公知構成の圧電送波器に適用される圧電板は
面方向に渡って均一な厚を有するものであって、上下電
極に交番電圧を印加すると、中央部位置の主極を軸とす
る最大振巾の発生とともに、その周辺方向にも複数の副
極（サイドローブ）を軸とする副振動が同時に多発する
。このため、該副振動によって、第６図に示すように、
その送波方向が拡散され、不要な方向に送波したり、音
の位相が乱れたりし、指向性が低下する不都合を生じる
。
面方向に渡って均一な厚を有するものであって、上下電
極に交番電圧を印加すると、中央部位置の主極を軸とす
る最大振巾の発生とともに、その周辺方向にも複数の副
極（サイドローブ）を軸とする副振動が同時に多発する
。このため、該副振動によって、第６図に示すように、
その送波方向が拡散され、不要な方向に送波したり、音
の位相が乱れたりし、指向性が低下する不都合を生じる
。
本発明は、前記副振動を可及的に減殺し得る圧電板を備
えた圧電送波器の提供を目的とするものである。
えた圧電送波器の提供を目的とするものである。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、中央部が薄く、周辺方向へ漸次厚くなる肉厚
を有し、その上下面の電極に電圧印加して分極させてな
る圧電板を備えたことを特徴とするものである。
を有し、その上下面の電極に電圧印加して分極させてな
る圧電板を備えたことを特徴とするものである。
く作用〉
圧′心服を中央部が薄く、周辺方向へ漸次厚くなる肉厚
として、厚み方向に分極電圧を印加したから、その単位
厚みに対する分極電圧は、主権となる中央部で最大とな
り、周辺方向に向かって漸次低減する。このため、中央
部は、その周辺に比して高分極されることとなり、交番
電圧を印加した場合には、その中央部で最大歪が発生し
、周辺部では歪が著減する。従って、主極での主振動に
比して、副極での副振動が著しく低下する。
として、厚み方向に分極電圧を印加したから、その単位
厚みに対する分極電圧は、主権となる中央部で最大とな
り、周辺方向に向かって漸次低減する。このため、中央
部は、その周辺に比して高分極されることとなり、交番
電圧を印加した場合には、その中央部で最大歪が発生し
、周辺部では歪が著減する。従って、主極での主振動に
比して、副極での副振動が著しく低下する。
〈実施例〉
第１．２図について本発明の一実施例を説明する。
１は圧電板の一例となる円板状圧電ゴムシートを示し、
合成ゴムに、チタン酸鉛、チタン酸バリウム、チタン酸
ジルコン酸鉛等の圧電セラミック粉末を分散させてなり
、その−面に逆円錐面２を、他面に平担面３を形成し、
これにより、圧電ゴムシート１の肉厚を、中心を最低と
し、周辺方向に向かって漸次大きくなるようにしている
。
合成ゴムに、チタン酸鉛、チタン酸バリウム、チタン酸
ジルコン酸鉛等の圧電セラミック粉末を分散させてなり
、その−面に逆円錐面２を、他面に平担面３を形成し、
これにより、圧電ゴムシート１の肉厚を、中心を最低と
し、周辺方向に向かって漸次大きくなるようにしている
。
前記圧電ゴムシート１の上下面には、電極４゜４が導電
ゴム等で形成され、第２図のように、前記電極４．４に
直流電源５を接続することにより、厚み方向に電圧印加
して分極する。この分極電圧は圧電ゴムシート１の面方
向に渡って均一に印加されることとなる。このため、そ
の単位厚に対しての電圧供給量は、中央で最大となり１
周縁に向かって漸減することとなる。従って、圧電ゴム
シート１の中心部は、高分極電圧が印加されることとな
り、その周縁では、低分極電圧が印加されることとなる
。
ゴム等で形成され、第２図のように、前記電極４．４に
直流電源５を接続することにより、厚み方向に電圧印加
して分極する。この分極電圧は圧電ゴムシート１の面方
向に渡って均一に印加されることとなる。このため、そ
の単位厚に対しての電圧供給量は、中央で最大となり１
周縁に向かって漸減することとなる。従って、圧電ゴム
シート１の中心部は、高分極電圧が印加されることとな
り、その周縁では、低分極電圧が印加されることとなる
。
この分極後の圧電ゴムシート１を平担面３を送波面とし
て、指向特性を実験したところ、第５図のようになり、
副振動は一３０ｄＢ以下に抑制され、著しく低下したこ
とが示された。すなわち、指向性が向上したことが確認
でさた。
て、指向特性を実験したところ、第５図のようになり、
副振動は一３０ｄＢ以下に抑制され、著しく低下したこ
とが示された。すなわち、指向性が向上したことが確認
でさた。
前記圧電ゴムシート１の形状は、円形の他矩形状等もあ
り得る。
り得る。
また、前記実施例において、圧電ゴムシートｌを分極し
た後に、逆円錐面２を削り落して平面状とし、板厚を均
等としてから、該平面部に、交番電圧を印加するための
電極を新たに形成するようにしてもよい。
た後に、逆円錐面２を削り落して平面状とし、板厚を均
等としてから、該平面部に、交番電圧を印加するための
電極を新たに形成するようにしてもよい。
第３，４図は本発明の他の実施例を示す。
ここで第３図は１円板状圧電ゴムシート２０の一面側に
、環状の圧電ゴムシー）２１．２２を順次積層して、階
段状に、周辺方向の肉厚を大きくし、その両面に電極２
３．２４を塗着形成したものであり、該電極２３．２４
に直流電圧を印加して分極を施す。
、環状の圧電ゴムシー）２１．２２を順次積層して、階
段状に、周辺方向の肉厚を大きくし、その両面に電極２
３．２４を塗着形成したものであり、該電極２３．２４
に直流電圧を印加して分極を施す。
第４図は、円板状圧電ゴムシー）３０の一面側の中央部
に平担部３１を形成し、該平担部３１の周辺方向に逆円
錐面３２を形成したものである。
に平担部３１を形成し、該平担部３１の周辺方向に逆円
錐面３２を形成したものである。
〈発明の効果〉
本発明は、上述のように、圧電送波器に供される圧電板
を、中央部が薄く、周辺方向へ漸次厚くなる肉厚とし、
その上下面の電極に電圧印加して分極させたから、主極
となる中心部で高分極され、その周縁では低分極される
こととなって、主極での主振動に比して、副極での副振
動が著しく低下して指向特性が向上される優れた効果が
ある。
を、中央部が薄く、周辺方向へ漸次厚くなる肉厚とし、
その上下面の電極に電圧印加して分極させたから、主極
となる中心部で高分極され、その周縁では低分極される
こととなって、主極での主振動に比して、副極での副振
動が著しく低下して指向特性が向上される優れた効果が
ある。
添付図面は本発明の実施例を示し、第１図は第一実施例
の縦断側面図、第２図は分極手段を示す同図、第３図は
第二実施例を示す縦断側面図、第４図は第三実施例を示
す縦断側面図、第５図は本発明の指向特性図、第６図は
従来構成のものの指向特性図である。 １；圧電ゴムシート ２：逆円錐面 ３；平担面 ４：
電極 ２０．圧電ゴムシート ２１゜２２；環状圧電ゴ
ムシート ３０；圧電ゴムシート ３１；平担部 ３２
；逆円錐面出願人 日木特殊陶業株式会社第
１ 図 第２図 第３図 ３ｏ 第４図 第５図 ′＃ＩＡ６図
の縦断側面図、第２図は分極手段を示す同図、第３図は
第二実施例を示す縦断側面図、第４図は第三実施例を示
す縦断側面図、第５図は本発明の指向特性図、第６図は
従来構成のものの指向特性図である。 １；圧電ゴムシート ２：逆円錐面 ３；平担面 ４：
電極 ２０．圧電ゴムシート ２１゜２２；環状圧電ゴ
ムシート ３０；圧電ゴムシート ３１；平担部 ３２
；逆円錐面出願人 日木特殊陶業株式会社第
１ 図 第２図 第３図 ３ｏ 第４図 第５図 ′＃ＩＡ６図
Claims (1)
- 中央部が薄く、周辺方向へ漸次厚くなる肉厚を有し、
その上下面の電極に電圧印加して分極させてなる圧電板
を備えたことを特徴とする圧電送波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61075191A JPH07112316B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 圧電送波器用圧電可撓性シートの分極処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61075191A JPH07112316B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 圧電送波器用圧電可撓性シートの分極処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62231588A true JPS62231588A (ja) | 1987-10-12 |
| JPH07112316B2 JPH07112316B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=13569057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61075191A Expired - Fee Related JPH07112316B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 圧電送波器用圧電可撓性シートの分極処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112316B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009278377A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 発音体 |
| JP2013059019A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-03-28 | Yamaha Corp | 静電型電気音響変換器 |
| WO2018092316A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | オリンパス株式会社 | 光ファイバスキャナ、照明装置および観察装置 |
| JP2018174467A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 日本電気株式会社 | 送波器及び送波装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5657391A (en) * | 1979-10-17 | 1981-05-19 | Fujitsu Ltd | Ultrasonic oscillator |
| JPS58131559A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | Aloka Co Ltd | 超音波探触子 |
| JPS6115900U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-29 | 古野電気株式会社 | 超音波送受波器 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP61075191A patent/JPH07112316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5657391A (en) * | 1979-10-17 | 1981-05-19 | Fujitsu Ltd | Ultrasonic oscillator |
| JPS58131559A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | Aloka Co Ltd | 超音波探触子 |
| JPS6115900U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-29 | 古野電気株式会社 | 超音波送受波器 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009278377A (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 発音体 |
| JP2013059019A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-03-28 | Yamaha Corp | 静電型電気音響変換器 |
| WO2018092316A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | オリンパス株式会社 | 光ファイバスキャナ、照明装置および観察装置 |
| JP2018174467A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 日本電気株式会社 | 送波器及び送波装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07112316B2 (ja) | 1995-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |