JPS62226820A - シリコン含有赤外透過性カルコゲナイドガラスの製造法 - Google Patents

シリコン含有赤外透過性カルコゲナイドガラスの製造法

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JPS62226820A
JPS62226820A JP6849786A JP6849786A JPS62226820A JP S62226820 A JPS62226820 A JP S62226820A JP 6849786 A JP6849786 A JP 6849786A JP 6849786 A JP6849786 A JP 6849786A JP S62226820 A JPS62226820 A JP S62226820A
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JP
Japan
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glass
silicon
oxygen
chalcogenide glass
crucible
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Pending
Application number
JP6849786A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Yokota
横田 良助
Ikuo Inagawa
郁夫 稲川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62226820A publication Critical patent/JPS62226820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/32Non-oxide glass compositions, e.g. binary or ternary halides, sulfides or nitrides of germanium, selenium or tellurium
    • C03C3/321Chalcogenide glasses, e.g. containing S, Se, Te

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は3i−AS−Te系ガラス、5i−Qe−AS
−T(3系ガラス、5i−P−Te系ガラス、3i−3
b−Te系ガラスなどで例示される如くシリコンを含有
し、しかも1〜14μmまでの赤外透過性を有するカル
コゲナイドガラスの製造法に関する。この赤外透過性カ
ルコゲナイドガラスの中には、勿論ガラスファイバーも
含まれる。
[従来の技術] 従来、シリコンを含むカルコゲナイドガラス、例えば5
i−As−Te系ガラス、5i−Ge−As−Te系ガ
ラス、5i−P−Te系ガラス。
5i−8b−Te系ガラスなどは、すべてその原料を石
英ガラス容器に入れ、内部を真空にして密封し、この石
英ガラスアンプルを900〜1100℃に加熱すること
により作られて来た。このためシリコンは石英ガラスと
反応し、石英ガラス中の酸素がカルコゲナイドガラス中
に混入する結果、赤外域で酸素による強い吸収が生じて
カルコゲナイドガラスの赤外透過性が悪くなるという欠
点があった。
シリコンを含まないGe−AS−8e系ガラスを製造す
るに際しては、その原料を石英ガラスの真空アンプルに
て溶融する時、石英ガラスアンプルの内側にカーボンを
塗布しておくと、ガラス原料中の不純物酸素はカーボン
とcoを作ってガスとなるので、カルコゲナイドガラス
中に残らない。
また、GeやASやSeも3iはどではないものの、石
英ガラスを侵して酸素を発生さゼるが、この酸素もカー
ボンと反応してCOガスとなるのでガラスに残らない。
ところが、シリコンを含むカルコゲナイドガラスでは、
SiO2の生成エネルギーがCOの生成エネルギーより
大であるため、酸素はシリコンと結合して3i0?とな
り赤外域を吸収してしまうので、このカーボン法によっ
て赤外透過性を有するシリコン含有カルコゲナイドガラ
スを1qることはできない。
また金属アルミニウム粉末をGe−As−8e系ガラス
の原料中に入れると、5 ppm以下ならば金属アルミ
ニウムは石英ガラスとの反応性が低いばかりでなく、八
β203の生成エネルギーは5i02の生成エネルギー
より大のために、ガラス原料中の酸素はアルミニウムと
結合して1〜12μmまでは赤外吸収を起さないことも
知られている。しかし、例えば5i−As−Te系ガラ
スのようにシリコンが10原子パーセント以上も含まれ
るガラスでは、石英ガラスとシリコンとの反応がはげし
く、ここで生成された酸素をアルミニウムで捕捉するに
はそのmが多すざる。しからば、アルミニウム粉末を5
1)l)11以上用いると、今度はアルミニウム自身に
よって石英ガラスが侵されて酸素を発生する。従って、
シリコン含有カルコゲナイドガラスには、金属アルミニ
ウム法も適用できない。
そして、AS、Se、Te、Sなどは500〜1000
℃の温度で蒸気圧が高いために、従来はどうしても石英
ガラス容器中でカルコゲナイドガラス原料を溶かさなけ
ればならなかった。このために従来法ではシリコンを含
み、しかも赤外透過性の良いカルコゲナイドガラスを1
6ることができないのが実情である。
[発明が解決しようとする問題点] 従って本発明が解決しようとする問題点は、シリコンを
含むカルコゲナイドガラスを溶融、製造するにあたり、
赤外線吸収の原因となる酸素の混入をいかに防止するか
という点にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、シリコンを含むカルコゲナイドガラス原料を溶融する
に際し、ボロンナイトライドセラミックス製のるつぼを
使用することにより、酸素の混入を防止することに成功
したものである。シリコンを含むカルコゲナイドガラス
原料をボロンナイトライドセラミックス製のるつぼ中で
溶融する場合、閉鎖の無酸素雰囲気中で溶融する必要が
あるが、上記のボロンナイトライドセラミックス製るつ
ぼにガラス原料を入れ、これを石英管中に真空封入して
溶融すると、簡単な8置で製造することが可能となる。
この場合、るつぼの材料となるボロンナイトライドセラ
ミックスは焼結補助剤を3まないものが望ましい。
[作  用] このように焼結助剤を含まない高純度ボロンナイトライ
ドセラミックスのるつぼ中にて、シリコンを含むカルコ
ゲナイドガラス原料を溶融することによって、カルコゲ
ナイドガラスの融液中のシリコンが石英ガラスやアルミ
ナセラミックスなどに直接触れることがなく、従って、
その接触に起因するガラスへの酸素の混入を防止するこ
とができるので、赤外透過性に優れたシリコン含有カル
コゲナイドガラスを製造することができるのである。
[実施例] 浮遊帯溶融法によって高純度化した半導体用のシリコン
(Ill!度は7〜8N)を乳鉢で粉砕した。
この粉砕したシリコン粉末を高純度の弗酸でよく洗滌し
、しかる後熟溜水でよく洗い、真空中で乾燥した。AS
は7Nの高純度のASに500℃でアルゴンを流して表
面にあるAS203の酸化物を除いた。Teは帯溶融法
を用いて精製した6Nの高純度品を用いた。Teのイン
ゴット又はベレットを6M塩酸で表面をエツチングし、
これを蒸溜水で洗った後、真空乾燥した。AS及びTe
はSiC乳鉢で真空グローブボックス中にて粉砕し、ス
テンレス製篩で100メツシユ以下のものを秤埴してS
 ! 20A S 3o−r Oso (下ツキ数字は
原子パーセント)の組成の粉末混合物を調合した。
一方、ボロンナイトライドセラミックス(高純度品で、
焼結助剤を用いていないもの)を外径20fi1m、内
径15g1I111高さ650mmのタンマン管形に加
工してるつぼを作成した。このるつぼを第2図に示す如
く石英ガラス管(1)(内径21mm、肉厚2.0ma
r)に収め、ボロンナイトライドセラミックス製るつぼ
(2が酸化しないようにN2ガスを流しつつ石英ガラス
管(1)を第2図に示す如く加工した。次いで高純度の
Arガスを流しつつ100℃で24時間加熱処理して、
ボロンナイトライドセラミックスのるつぼ(aを清浄に
した。しかる後、先に調合した粉末混合物(3)を石英
ガラス管内のるつぼ(2に入れ、10−5に排気しつつ
酸水素バーナーで石英ガラス管を封じた。次にこの石英
ガラス管を第1図のように傾斜させて回転及び揺動を与
えながら、1000℃で12時間加熱して粉末を溶融し
た後、850℃に降温させ、1時間放置してガラスを取
り出した。
このガラスより厚さ3aunのガラス円板を研磨して作
り、ニコレット(Nicolet )のFTIRにかけ
た。
赤外の透過率曲線を第3図に示す。第3図から分るよう
に、このガラスには酸素による赤外吸収がなく、15μ
lまでの赤外をよく透過している。なお、第1図、第2
図の符号(4)は石英ガラスファイバーを示ず。
[発明の効果] シリコンを含むカルコゲナイドガラス、例えばSi  
AS−Te系ガラスは、ガラス化範囲が広くガラス転移
点(■9)の高いガラスがある。例えば”30Δ53o
Te4oガラスは丁Q=350℃である。
S j 40A S 20T e 4oガラスはTg−
440℃である。このようにシリコンを含むカルコゲナ
イドガラスは耐熱性が良いガラスであるが、従来のよう
に石英ガラスアンプルに封入して溶融したのではシリコ
ンが石英ガラスを侵して酸素がガラス中に入り、赤外透
過性が著しく悪くなるという欠点があった。
それが本発明の方法を用いれば、酸素による汚染がなく
赤外透過性の良い、かつ耐熱性の高いガラスを(qるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に於てガラス原料の溶融時の容
器の状態を示す断面図、第2図は本発明のボロンナイト
ライドセラミック製るつぼを石英管に封入する際の説明
図、第3図は5i2oAS3゜Te5oガラスを本発明
の方法で製造した場合の赤外透過率曲線である。 1・・・石英ガラス管、2・・・ボロンナイトライドセ
ラミック製るつぼ、3・・・ガラス原料粉末、4・・・
石英ガラスファイバー。 出 願 人  ボーヤ 株式会社 代  理  人   朝  倉  正  幸第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリコンを含有するカルコゲナイドガラス原料を、
    ボロンナイトライドセラミックス製るつぼに収め、無酸
    素雰囲気中で溶融することを特徴とするシリコン含有赤
    外透過性カルコゲナイドガラスの製造法。 2 ガラス原料を収めたボロンナイトライドセラミック
    ス製るつぼを、石英管内に真空封入して溶融することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP6849786A 1986-03-28 1986-03-28 シリコン含有赤外透過性カルコゲナイドガラスの製造法 Pending JPS62226820A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105174691A (zh) * 2015-10-14 2015-12-23 湖北新华光信息材料有限公司 一种非氧化物光学玻璃用真空熔炼装置
CN105601104A (zh) * 2016-01-08 2016-05-25 宁波大学 一种Ga-La-S硫系玻璃的制备装置及其制备方法
CN106587574A (zh) * 2017-01-03 2017-04-26 宁波大学 多工位快速硫系玻璃熔制方法
CN110092577A (zh) * 2019-05-21 2019-08-06 张学新 一种高硼硅红色玻璃管的制备方法

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