JPS62224854A - マイクロ・コンピユ−タ - Google Patents

マイクロ・コンピユ−タ

Info

Publication number
JPS62224854A
JPS62224854A JP61065740A JP6574086A JPS62224854A JP S62224854 A JPS62224854 A JP S62224854A JP 61065740 A JP61065740 A JP 61065740A JP 6574086 A JP6574086 A JP 6574086A JP S62224854 A JPS62224854 A JP S62224854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rom
data
eep
address
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61065740A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomiki Mitsuishi
直幹 三ツ石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61065740A priority Critical patent/JPS62224854A/ja
Publication of JPS62224854A publication Critical patent/JPS62224854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microcomputers (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、マイクロ・コンピュータ技術、さらにはE
EP−ROM (エレクトリカリ・エレーサブル・アン
ド・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)のよう
な電気的に書込が可能なROMを内蔵したシングルチッ
プ型マイクロ・コンピュータに適用して有効な技術に関
するもので、たとえば、ICカードに内蔵されるマイク
ロ・コンピュータに利用して有効な技術に関するもので
ある。
[従来の技術] 最近、磁気カードなどに代わるものとして、いわゆるI
Cカードが)1目されている。このICカードは、たと
えば特公昭56−19665号公報などに記載されてい
るように、ID(識別コード)などのデータを記憶させ
たP−ROM (紫外線消去型のプログラマブル・RO
M)を内蔵することにより、たとえばキーの代わりをな
す識別カードとして機能させることができる。
ここで、本発明者は、たとえば上述したごときICカー
ドに内蔵するのに適したEEP−ROM内蔵型のシング
ルチップ型マイクロ・コンピュータについて検討した。
以下は、公知とされた技術ではないが、本発明者によっ
て検討された技術であり、その概要は次のとおりである
第7図は本発明者によって検討されたマイクロ・コンピ
ュータ10の構成を示す。
同図に示すマイクロ・コンピュータ10はEEP−RO
M内蔵のシングルチップ型であって、CPU(中央処理
ユニット)1、RAM (ランダム・アクセス・メモリ
)2、マスクROM (固定記憶ROM)3、EEP−
ROM4A、4B、■10(入出カニニット)5、周辺
回路6、およびEEP−ROM書込制御部7′などを同
一半導体チップ内に有する。各部(1〜7)はアドレス
バスLAおよびデータバスLDによって相互に接続され
ている。
このシングルチップ型マイクロ・コンピュータ10は、
たとえばICカード内に内蔵されて使用され、外部との
データDxの授受はすべてCPU1を介して行われるよ
うになっている。
ココテ、EEP−ROM4A、4Bは同等のものが互い
に独立して2つ設けられている。そして、第8図に示す
ように、一方のEEP−ROM4Aは、いわゆるユーザ
・プログラム領域M1として利用される。ここには、ユ
ーザが任意に作成したプログラムが予め書き込まれる。
他方のEEP−ROM4Bはデータ領域M2として利用
される。
ここには、CPUIによって管理される入出力データの
うち、保存を要するデータDxが必要に応じて随時に書
き込まれる。
CPUIは、プログラム格納用EEP−ROM4Aに書
き込まれたユーザ・プログラムIx2を1命令ずつ読込
みながら、所定の処理動作を実行する。そして、その処
理動作の過程にて要保存データDxをデータ格納用EE
P−ROM4Bに書き込む必要が生じた場合には、EE
P−ROM書込制御部7′を介して、そ(7)EEP−
ROM4Bへの書き込みを行う。この書込制御の実行に
際しては、マスクROM2に予め標準プログラムIx1
として用意されているプログラム・ルーチン(あるいは
プログラム・モジュール)が適宜参照される。しかし、
全体的な処理はEEP−ROM4Aに格納されたユーザ
・プログラムに従って行われる。
第7図において示されるようなEEP−ROM書込制御
部7′は、CPUIの管理下で動作し、一方のEEP−
ROM4Aに書き込まれたプログラムに基づく制御を受
けながら、他方のEEP−ROM4Bへの書込動作を行
う。この他方のEEP−ROM4Bは、書込みが行われ
ている間、CPUIから切り離される。
以上のようにして、ユーザの多様な仕様要求に即座に応
じられ、かつデータDxを必要に応じてEEP−ROM
に半永久的に保存させることが可能なマイクロ・コンピ
ュータ10が構成されているや [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した技術には、次のような問題点の
あることが本発明者によってあきらかとされた。
すなわち、上述したマイクロ、・コンピュータ10では
、ユーザ・プログラムIx2を書き込むためと要保存デ
ータ゛Dxを記憶するために、互いに独立1.た’2)
(7)EEP−ROM4A、4Bが必要となる。EEP
−ROMが1つだけでは、そのEEP−ROMに書込を
行っている間、そのEEP−ROMに対する読出アクセ
スができなくなって、CPUIが実行すべき命令を読出
せなくなってしまうからである。したがって、上述した
ように、プログラムとデータとをそれぞれに独立した2
つのEEP−ROM4A、4Bに格納させ、一方のEE
P−ROM4Aから命令を読出しながら、その読出した
命令に基づいて他方のEEP−ROM4Bの書込制御を
実行するように構成しなければならなかった。
しかし、そのためには、互いに独立した2つのEEP−
ROM4A、4Bが必要であり、しがも各EEP−RO
M4A、4Bは、各方面<7)!−ザからの種々多様な
仕様要求に対応できるようにするために、それぞれに十
分に大きな記憶領域Ml。
M2を用意できるものでなければならない。たとえば、
データサイズは小さくてよいがプログラムサイズは大き
く、あるいはプログラムサイズは小さくてよいがデータ
サイズは大きく、といったような2通りの要求のいずれ
にも対応できるようにするためには、結局、2つのEE
P−ROM4A。
4Bのそれぞれの記憶容量をどちらも大きくぜざるを得
ない。さらに、2つのEEP−ROM4A。
4Bの各記憶容量を両方共に大きくしても、そのどちら
かは記憶容量が大きく余って有効に利用されない、とい
う無駄が生じやすい。
なお、EEP−ROM4A、4B(7)それぞれは、メ
モリアレイとともにセンスアンプ、ドライバ回路のよう
なデータ入出力のための回路やアドレスを選択するため
の回路からなる周辺回路をもつ。
それ故に、EEP−ROMが複数個独立して形成された
場合、センスアンプ、ドライバなどの周辺回路がそれぞ
れのEEP−ROM内に設けられることになるので、多
くの回路要素が必要とされる。
これに応じて、EEP−ROMの全体のサイズを大きく
せざるを得なくなっている。
そこで、本発明者は、EEP−ROM4Aに、EEP−
ROM4Bの制御のためのプログラムを格納するととも
にEEP−ROM4Bのプログラムによって参照される
べきデータを格納し、またEEP−ROM4Bに、EE
P−ROM4Aの制御のためのプログラムとともにEE
P−ROM4Aのプログラムによって参照されるデータ
を格納することも検討した。このようにすると、EEP
−ROM4Aおよび4Bのそれぞれにおけるプログラム
格納エリアとデータ格納エリアとを可変にすることが可
能になる。この場合、前述のようなメモリエリアもしく
はサイズに関する問題は幾分緩和される。しかしながら
、この場合であっても、各EEP−ROM4Aおよび4
Bが互いに独立的なセンスアンプやデコーダ回路のよう
な周辺回路をそれぞれにもつので、EEP−ROM全体
のサイズもしくは半導体チップ全体のサイズに関しての
不利益は十分に除去されない。
以上のように、上述したマイクロ・コンピュータでは、
ユーザの多様な仕様要求に即座に応じられ、かつデータ
Dxを必要に応じてEEP−ROMに半永久的に保存さ
せることができるという利点を有するものの、それぞれ
に十分に大きな記憶容量をもつ2つの独立したEEP−
ROM4A。
4Bが必要であった。このため、そのハードウェア的な
構成負担が大きく、とくに、シングルチップ型のものに
あっては、その半導体チップサイズがどうしても大きく
なってしまい、その割にハードウェア資源の利用効率が
必ずしもよくない、という問題点のあることが本発明者
によってあきらかとされた。
本発明の目的は、上述したマイクロ・コンピュータの利
点、すなわちユーザの多様な仕様要求に即座に応じられ
、かつデータを必要に応じて電気的に書込可能なROM
に半永久的に保存させることができるという利点を保持
しつつ、電気的に書込可能な1つのROMにプログラム
とデータの両方を一緒に書き込められるようにして、そ
のハードウェア的な構成規模の縮小を可能にし、かつハ
ードウェア資源の利用効率を高められるようにする、と
いう技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
[問題点を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、電気的に書込可能なROMを備えたマイクロ
・コンピュータにあって、上記ROMへのデータ書込制
御をCPUから独立してハードウェア的に実行する書込
制御回路を備え、CPUが特定アドレスをアクセスした
ときに、上記書込制御回路を動作させて上記ROMへの
書込を行うとともに、その書込制御回路による書込動作
中に上記CPUを待機状態に設定する、というものであ
る。
[作用] 上記した手段によれば、電気的に書込可能なROMへの
データ書込制御は、CPUに依存せずに行われ、CPU
が上記ROMから命令を読出せなくとも、上記書込制御
回路によってCPUから独立してハードウェア的に行う
ことができる。これにより、互いに独立した2つの電気
的に書込可能なROMをもたずとも、1つのROM内に
プログラムとデータの両方を任意の割合で書き込むこと
ができるようになる。これによって、ユーザの多様な仕
様要求に即座に応じられ、かつデータを必要に応じてそ
のROMに半永久的に保存させることができるという利
点とともに、そのハードウェア的な構成規模の縮小を可
能にし、かつハードウェア資源の利用効率を高められる
ようにする、という目的が達成される。
[実施PA] 以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
なお、各図中、同一符号は同一あるいは相当部分を示す
第1図はこの発明による技術が適用されたマイクロ・コ
ンピュータ10の一実施例を示すや同図に示すマイクロ
・コンピュータ10はシングルチップ型のものであって
、先ず、CPU (CPU:セントラル・プロセシング
・ユニット)1、RAM (ランダム・アクセス・メモ
リ)2、集積回路製造時の製造マスクに応じてそれぞれ
に保持される情報が決定されるいわゆるマスクROM3
、電気的に書込可能なROMとしてのEEP−ROM4
、l10(入出カニニット)5、周辺回路6、およびE
EP−ROM書込制御回路7などが内蔵されている。こ
れらを内蔵することにより、たとえばICカード内に内
蔵されるシングルチップ型マイクロ・コンピュータとし
ての適性をもたせられている。マイクロ・コンピュータ
10内の各部はアドレスバスLAおよびデータバスLD
などによって相互に接続されている。
ここで、EEP−ROM4は1つだけ設けられている。
この1つのEEP−ROMJ内の記憶領域は任意の割合
で2つに振分けられる。そして、この2つに振分けられ
た記憶領域内にユーザ・プログラムと要保存データがそ
れぞれに書き込まれるようになっている。
また、書込制御回路7は、EEP−ROM書込のための
シーケンスを決める回路を内蔵し、上記EEP−ROM
4へ(7)書込制御をCPUIがら独立してハードウェ
ア的に実行できるように構成されている。この書込制御
回路7は、その動牢の開始指令を上記CPUIから受け
、その後は独立して所定の書込制御動作を行う、その書
込動作中には、書込動作中すなわちEEP−ROM4の
ビジー (BUSY)状態を示す信号(BSY=1)を
発し続ける。
この書込制御回路7とともに、上記マイクロ・コンピュ
ータ10内には、特定アドレス検出回路8、特定コード
データ発生手段9、切換回路Sxが設けられている。
特定アドレス検出回路8は、CPUIからアドレスバス
LAに与えられるアドレスデータが、特定のアドレス範
囲内のアドレスを示しているか否かを検出する。検出回
路8によって検出されるアドレス範囲は、EEP−RO
M4の書込および消去のような内容変更が禁止されるべ
きアドレス範囲と一致させられる。特に制限はされない
が、検出回路の出力は、後で第2図によって説明される
ようなゲート回路82に与えられる。
特定コードデータ発生手段9は、その詳細を後述するが
、上記CPUIを待機状態にさせるような命令を意味す
るコードデータを発生する。
切換回路Sxは、上記書込制御回路7がら出力される書
込動作指示信号(BSY=1)によってその動作が制御
される。その動作中信号BSYが能動状111M(BS
Y=1)すなわちEEP−ROM4が書込動作状態にさ
れていることを示すレベルにされているときには、上記
EEP−ROM4をCPUIから切り離し、代わりに上
記特定コードデータ発生手段9をCPUIに接続させる
ように制御される。
第2図は上記EEP−ROM4および書込制御回路7の
詳細な構成例を示す。
同図において、EEP−ROM4には、EEP−ROM
部40とともに、アドレスラッチ41およびデータラッ
チ42などが内蔵されている。
書込制御回路7には、コントロール・レジスタ71や制
御回路72などが内蔵されている。コントロール・レジ
スタ71は、アドレスバスLA、データバスLD、およ
び書込制御信号Wおよび読出制御信号Rを伝送するため
の制御線に接続される。特に制限はされないが、コント
ロールレジスタ71には、マイクロ・コンピュータのア
ドレス空間上に位置される所定のアドレスが割り当てら
れ、かかる所定のアドレスを示すアドレスデータがアド
レスバスLAに与えられると、それによって選択される
。それ故に、コントロールレジスタ71は、かかる特定
のアドレスが指示されたことを検出するためのデコーダ
をもつ、コントロールレジスタ71には、アドレスバス
LA、読取制御信号R用の制御線、ゲート回路82を介
して、所定の制御パラメータが入出力される。コントロ
ールレジスタ71には、また、制御回路72がら与えら
れるEEP−ROM4の状態を示すフラグのようなデー
タが与えられる。
制御部72は、そのコントロール・レジスタ71の設定
内容に基づいて所定の書込制御を実行する。
制御部72は、その内部にタイマー回路もしくはカウン
タ回路を含む適当なシーケンス制御回路、およびデータ
チェック回路などをもつ、制御回路72による制御動作
は、たとえば次のように行われる。
先ず、コントロールレジスタ71に消去動作および書込
動作指示の制御パラメータがセットされていない場合、
制御回路72は、アドレスラッチ41を非ラツチ状態に
する。これによって、アドレスバスLAにおけるアドレ
スデータがアドレスラッチ41を介してEEP−ROM
部40に与えられる。この状態において、読取制御信号
Rが発生されると、EEP−ROM部40が選択され、
EEP−ROM部40からデータが読み出される。
このとき、制御回路72から出力されるビジー信号もし
くは書込動作指示信号BSYは、IT O” (あるい
はL)のような非能動状態に保たれる。
次に、コントロールレジスタ71に消去動作を指示する
制御パラメータがセットされた場合には、たとえば書込
制御信号Wの発生に同期して、アドレスラッチ回路41
のラッチ動作が指示される。
これによって、アドレスバスLAにおけるアドレスデー
タがアドレスラッチ回路41に保持されるようになる。
このとき、特に制限はされないが、データラッチ回路4
2もラッチ動作状態もしくは保持動作状態にされる。こ
れとともに、書込動作指示信号BSYが、”1°′ (
あるいはH)レベルのような能動状態にさせられる。こ
の後、制御回路72は、EEP−ROM部40における
高電圧発生回路および消去回路などを動作状態にさせる
これにより、EEP−ROM部4oのアドレスラッチ回
路41によって指示されるアドレスにおける情報が消去
される。さらにこの後、制御回路72のタイマー回路の
ような回路によって、所定時間の後に高電圧発生回路お
よび消去回路の動作が停止される。また、書込動作指示
信号BSYが0” (あるいはL)のような非能動状態
にされる。
ここで、コントロールレジスタ71に書込動作を指示す
る制御パラメータがセットされていたならば、上記消去
動作と同様にアドレスラッチ回路41およびデータラッ
チ回路42のラッチ動作が指示され、また書込動作指示
信号BSYが能動状態にされる。次に、制御回路72に
よって、消去動作の指示が行われる。これによって、上
述した動作と同様に、アドレスラッチ回路41によって
指示されるEEP−ROM部40のアドレスにおける保
持情報が消去される。これによって、データラッチ回路
42に保持されているデータがアドレスラッチ回路41
よって指示されたEEP−ROM部40のアドレス内に
書き込まれる。次に、ベリファイの実行などによる書込
データの確認が実行が行われる。すなわち、制御回路7
2によってデータ続出が指示され、その結果としてアド
レスラッチ回路41によって指示されるEEP−ROM
部40のアドレスからのデータが読み出される。そして
、EEP−ROM部40がら読み出されたデータと、デ
ータラッチ回路42から出力されているデータとの照合
が制御回路72によって行われる。この2つのデータが
一致していたならば、制御回路72から出力されている
書込動作指示信号BSYは、非能動状態にもどされる。
ここでもしも、その2つのデータが一致していなかった
ならば、制御回路72によって再び書込動作が指示され
、それに応じてアドレスラッチ回路41によって指示さ
れている同じアドレス内に、データラッチ回路42内の
同じデータが書き込まれる。
このような再書込動作の後に、再び上述したベリファイ
動作が実行される。この間、制御回路72は、再書込動
作の実行回数をカウントしている。
そして、その再書込回数が所定の値に達すると、制御回
路72は、書込動作を停止し、コントロールレジスタ7
1の適当なビットに書込不良を意味するフラグデータを
セットする。これとともに、書込動作指示信号BSYを
°′0” (あるいはL)のような非能動状態にもどす
第2図においては、特定アドレス検出回路81とゲート
回路(あるいはスイッチ回路)82が設けられている。
この2つの回路81.82は、特定範囲のアドレスがア
クセスされたときに、書込制御信号Wが書込制御回路7
に与えられるのを阻止する。これにより、EEP−RO
MJ内には、プログラムあるいはデータが誤って書き換
えられるのを防止する保護領域(プロテクト領域)が設
定されるようになっている。
第3図は上記切換回路Sxの構成例を示す。
切換スイッチSxは、EEP−ROM4の出力(読出出
力)と特定コードデータ発生回路9の出力とを相補的に
選択する。特に制限はされないが、同図に示すように、
上記切換回路Sxは、pチャンネルMOSトランジスタ
MpとnチャンネルMOSトランジスタMnによる実質
的な1回路2接点型もしくは相補スイッチ動作型の単位
選択スイッチ回路をデータバスLDの本数分くビット数
分)だけもっている。各スイッチ回路はそれぞれ、デー
タバスLDとEEP−ROM4および特定コードデータ
発生手段9との間に介在される。上記書込制御回路7か
らの書込動作指示信号BSYがパO゛° (あるいはL
)レベル状態のような非能動状態のときは、つまり書込
動作が行われていない状態では、pチャンネルMOSト
ランジスタMpの方だけがオン(ON)状態となり、こ
の結果としてEEP−ROM4の各データ端子のデータ
が上記切換回路Sxおよびデータバス駆動回路DVを介
してデータバスLDに供給される。他方、上記書込制御
回路7からの書込動作指示信号BSYが゛。
1゛′ (あるいはH)状態のような能動状態のときは
、つまり書込動作が行われている状態では、今度は、n
チャンネルMO8)ランジスタMnの方だけがオン(O
N)状態となる。このときは、EEP−ROM4がCP
UIから切り離され、その代わりに、特定コードデータ
発生回路9からのコードデータが選択されるようになる
なお、第3図においては、特に制限はされないが、書込
動作指示信号BSYは、タイミング発生回路1aによっ
てその動作が制御されるゲート回路Gを介して、MOS
トランジスタMpおよびMnのゲートに与えられる。タ
イミング信号発生回路1aは、EEP−ROM4の出力
と特定コートデータ発生手段9の出力との切換タイミン
グがCPUIの命令実行サイクル周期に同期されるよう
にゲート回路Gを制御する。
上記特定コードデータ発生回路9からは、第4図に示す
ように、CPUIが同じアドレス番地(例えば&360
0番地:&は16進数によって表記された数値であるこ
とを示す。)を繰り返しアクセスするようなジャンプ命
令を意味するコードデータIsが発せられる。これによ
り、CPUIは、上記特定コードデータ発生手段9に接
続されている間は、すなわち上記書込制御回路7による
EEP−ROM4への書込動作が行われている間は、&
3600番地へのジャンプを繰り返すというアイドリン
ク状態で待機するようになっている。
この場合、上記特定コードデータ発生回路9は、EEP
−ROM4への書込動作の実行後にCPU1によって実
行されるべき命令が格納されたメモリのアドレスヘジャ
ンプする命令もしくはコードデータIsを発生するよう
に構成される。なお、メモリアドレスは直接アドレスで
なくてもよい。
第4図においては、メモリの&3599番地に格納され
たデータもしくは命令&Ri Rjが実行された後にE
EP−ROM4への書込動作が実行される場合を示して
いる。&3600番地は、書込動作実行後に実行される
べき命令が格納されたメモリ番地である。かかるメモリ
番地は、特に制限はされないが、EEP−ROM4への
書込動作開始前に、CPUIにおける所望の汎用レジス
タに書き込まれる。第4図における命令コードIs=&
50は、かかる汎用レジスタによって示されるメモリア
ドレスへのジャンプを意味する。
第5図は、上記EEP−ROM4への書込動作が行われ
るときの、CPUI、書込制御回路4、および切換回路
Sxのそれぞれの動作状態をフローチャートによって示
す。
同図に示すように、CPUIがEEP  ROM4に書
き込まれたユーザ・プログラムを実行する過程にて、要
保存データをEEP−ROM4に書き込む必要が生じる
と、CPUIは、次に実行すべき命令を格納したメモリ
のアドレス(&3600)をレジスタRにあらかじめ退
避させた後(S))、書込命令(ライト命令)とデータ
およびアドレスを発する(Sl)。
すると、この書込命令を受けて制御回路が動作し、デー
タおよびアドレスをラッチするとともに、BSYを能動
化する(S2)。
書込動作指示信号(BSY)が能動化(BSY=1)す
ると、切換回路SxがEEP−ROM4をCPUIから
切り離すとともに、特定コードデータ発生回路9をCP
Uに接続する(S3)。
これにより、CPUIは、Isの命令内容を実行する。
すなわち、CPUIは、特定コードデータIsを読み込
むと、そのコードデータIsによって指示される前述の
所望の汎用レジスタに保持されている&3600番地(
第4図参照)なるアドレスデータをアドレスバスLAに
出力する。しかしながら、この場合、EEP−ROM4
が書込動作中であれば、データバスには、特定コードデ
ータが出力される。すなわち、メモリの本来の&360
0番地から読み出されるべき命令に代えて上記特定コー
ドデータIsが出力される。これに応じて、CPUIは
、再びかかる特定コードデータIsによって示される命
令を実行する。言い換えると、CPUIは、&3600
番地へのジャンプを繰り返すことになり、一種の待機状
態であるアイドリング状態に入る(S4)。
他方、書込制御回路7は、以上のようにしてCPUIか
ら切り離されたEEP−ROM4に対する書込制御動作
をCPUIから独立して行う。これにより、EEP−R
OM4に所定のデータが書き込まれる(S5)。
EEP−ROM4への書込が終わると、書込制御回路7
は書込動作指示信号BSYを非能動状態(BSY=O)
に戻す(S6)。
これにより、切換回路Sxは、特定コードデータ発生手
段9をCPUIから切り離すとともに、EEP−ROM
4をCPUIに再び接続する(S7)。
この後、切換回路Sxの切換状態が、信号BSYの非能
動状態への復帰によって、もとに戻されると、それに応
じてデータバスに本来のメモリ・アドレス&3600か
ら読み出されたデータが供給されることになるので、C
PU1は、EEP−ROM4に書き込まれたユーザ・プ
ログラムを実行する通常の動作状態に復帰する(S8)
以上のように、EEP−ROM4へのデータ書込制御は
CPUIに依存せずに行われ、CPUIがEEP−RO
M4から命令を読出せなくとも、上記書込制御回路7に
よってcpuiから独立してハードウェア的に行うこと
ができる。
これにより、第6図に示すように、ユーザ・プログラム
領域M1とデータ領域M2とを1つのEEP−ROMJ
内に置くことができるようになる。
この場合、第6図に3通りの状態を示すように、両領域
M1とM2の大きさの割合は任意に運ぶことができる。
したがって、EEP−′ROM全体の記憶領域Mのサイ
ズがそれほど大きくなくとも、たとえば、データ領域M
2のサイズを小さくする代わりにプログラム領域M1の
サイズを大きくとったり、あるいはプログラム領域M1
のサイズを小さくする代わりにデータ領域M2のサイズ
を大きくとったり、といったように記憶領域Mを融通し
合って効率良く利用することができる。
これによって、ユーザの多様な仕様要求に即座に応じら
れ、かつデータDxを必要に応じてEEP−ROM4に
半永久的に保存させることができるという利点を保持し
つつ、そのハードウェア的な構成規模の縮小を可能にし
、かつハードウェア資源の利用効率を高められるように
する、という目的が達成される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例にもとづ
き具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない、たとえば、上記CP
UIがスリーブ命令をもっている場合は、このスリーブ
命令によって書込動作中の待機状態を設定するようにし
てもよい(BSYフラグの変化で割込を発生して復帰す
る)。また、EEP−R,OM (電“気的に書込およ
び消去可能なROM)に代えて紫外線消去型のP−RO
Mを用いる構成であってもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるICカード用シング
ルチップ型マイクロ・コンピュータに適用した場合につ
いて説明したが、それに限定されるものではなく、たと
えば、ボード型のマイクロ・コンピュータなどにも適用
できる。
少なくとも、EEP−ROMにプログラムとデータの両
方を記憶させる条件のものには適用できる。
[発明の効果] 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
すなわち、EEP−ROM内蔵型のマイクロ・コンピュ
ータにあって、ユーザ・プログラム領域とデータ領域と
を1つのEEP−ROM内に置くことができ、さらに各
領域の大きさの割合を任意に選ぶことができ、これによ
って、ユーザの多様な仕様要求に即座に応じられ、かつ
データDxを必要に応じてEEP−ROMに半永久的に
保存させることができるという利点を保持しつつ、その
ハードウェア的な構成規模の縮小を可能にし、かつハー
ドウェア資源の利用効率を高めることができる、という
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による技術が適用されたEEP−RO
M内蔵型マイクロ・コンピュータの一実施例を示すブロ
ック図、 第2図は書込制御回路付近の詳細な構成例を示すブロッ
ク図、 第3図は切換回路の構成例を示す回路図、第4図は待機
状態に設定されたときのCPU (中央処理ユニット)
動作を説明するための図、第5図はEEP−ROMへの
書込が行われるときのマイクロ・コンピュータ各部の動
作例を示すフローチャート、 第6図は第1図に示したマイクロ・コンピュータ内CP
Uのアドレス空間の状態を3例示すアドレスマツプ、 第7図はこの発明に先立って検討されたEEP−ROM
内蔵型マイクロ・コンピュータの構成を示すブロック図
、 第8図は第7図に示したマイクロ・コンピュータ内CP
Uのアドレス空間の状態を例示するアドレスマツプであ
る。 1・・・cpu (中央処理ユニット)、2・・・RA
M、3・・・EEP−ROM書込制御プログラムが格納
されたマスクROM、4・・・EEP−ROM、5・・
・l10(入出力ボート)、6・・・周辺回路、7・・
・EEP−ROM書込制御回路、8・・・特定アドレス
検出回路、9・・・特定コードデータ発生手段、Sx・
・・切換回路、10・・・マイクロ・コンピュータ、L
D・・・データバス、LA・・・アドレスバス、Ml・
・・ユーザ・プログラム領域、M2・・・データ領域、
Ixl・・・EEP−ROM書込制御プログラムを含む
標準プログラム、Ix2・・・ユーザ・プログラム。 第  3  図 第  5  図 第  7 図 第  8  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電気的に書込可能なROMを備えたマイクロ・コン
    ピュータであって、プログラムとデータの両方が任意の
    割合で書き込まれる電気的に書込可能なROMと、上記
    ROMへのデータ書込制御を中央処理ユニットから独立
    してハードウェア的に実行する書込制御回路と、上記中
    央処理ユニットの命令により上記書込制御回路を動作せ
    しめるとともに、上記書込制御回路による書込動作中に
    上記中央処理ユニットを待機状態に設定させるようにし
    たことを特徴とするマイクロ・コンピュータ。 2、上記中央処理ユニットを待機状態にせしめるような
    命令を意味するコードデータを発生する特定コードデー
    タ発生手段と、上記書込制御回路による書込動作中に上
    記ROMのデータに代えて上記特定コードデータ発生手
    段からのコードデータを選択せしめる切換回路を備えた
    ことを特徴とする特許求の範囲第1項記載のマイクロ・
    コンピュータ。 3、電気的に書込可能なROMを備えたマイクロ・コン
    ピュータであって、上記ROMに与えられるアドレス信
    号が特定アドレス範囲にされたことを検出するアドレス
    検出回路をもち、上記アドレス検出回路の出力によって
    上記ROMの上記特定範囲内のデータの変更を禁止する
    ようにしてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載のマイクロ・コンピュータ。
JP61065740A 1986-03-26 1986-03-26 マイクロ・コンピユ−タ Pending JPS62224854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61065740A JPS62224854A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 マイクロ・コンピユ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61065740A JPS62224854A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 マイクロ・コンピユ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62224854A true JPS62224854A (ja) 1987-10-02

Family

ID=13295716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61065740A Pending JPS62224854A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 マイクロ・コンピユ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62224854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5793774A (en) * 1994-11-04 1998-08-11 Fujitsu Limited Flash memory controlling system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5793774A (en) * 1994-11-04 1998-08-11 Fujitsu Limited Flash memory controlling system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940002754B1 (ko) 반도체 집적회로 장치의 제어방법
US8914602B2 (en) Display controller having an embedded non-volatile memory divided into a program code block and a data block and method for updating parameters of the same
JP2003044303A (ja) コンピュータ装置
JPS62224853A (ja) マイクロ・コンピユ−タ
US6654311B2 (en) Synchronous flash memory command sequence
JPS62224854A (ja) マイクロ・コンピユ−タ
JP3032207B2 (ja) マイクロ・コンピュータ
JP3635996B2 (ja) 情報処理システム
JPH11184724A (ja) インサーキットエミュレータ及び半導体集積回路
JP3840510B2 (ja) マイクロ・コンピュータ
JPS6012660B2 (ja) メモリ装置
JP2004021421A (ja) メモリ装置の制御方法およびそのプログラムならびに記録媒体
JPS59116866A (ja) 計算機システムの記憶装置
JP3144424B2 (ja) Cpuのリスタート回路
JPH11328089A (ja) Pciバスインタフェース用デバイスにおけるid情報書き込み回路
JP2003203063A (ja) マイクロ・コンピュータ
JPH11175499A (ja) マイクロプロセッサ
JPH08147259A (ja) 1チップマイクロコンピュータ
JP2005085399A (ja) メモリセル、半導体メモリ装置、及び半導体メモリ装置を備えたマイクロコンピュータ
JPH0423147A (ja) バンク切り換え方式
JPS63225836A (ja) 記憶装置
JPH0683986A (ja) シングルチップ・マイクロコンピュータ
JP2000200257A (ja) マイクロ・コンピュ―タ
JPS6378288A (ja) Icカ−ド
JPH1139222A (ja) マイクロコンピュータ