JPS6222437Y2 - - Google Patents

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JPS6222437Y2
JPS6222437Y2 JP1981127517U JP12751781U JPS6222437Y2 JP S6222437 Y2 JPS6222437 Y2 JP S6222437Y2 JP 1981127517 U JP1981127517 U JP 1981127517U JP 12751781 U JP12751781 U JP 12751781U JP S6222437 Y2 JPS6222437 Y2 JP S6222437Y2
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JP
Japan
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door
biasing force
link mechanism
transmits
spring
Prior art date
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JP1981127517U
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JPS5832072U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等車両ステツプ装置に関する。
第1図に示すように、例えばキヤブ1のドア2
の下方には、ステツプ3が固設されている。
これは地上高の高い車両において、乗員の乗降
用のために不可欠のものであつて、第2図に示す
ように、キヤブ1の側面に、ドア2下面、バンパ
4の後部およびフロントフエンダ5の前面により
形成された凹部6と地面とを画するように固定さ
れている。
ところが、自動車の走行中は第3図に示すよう
に、上記凹部6に空気流が入り込んで渦が形成さ
れて車両の空気抵抗が増大する一因となつてい
て、空力特性上好ましくない。
本考案は上記した問題を解決するためのもの
で、車両の走行中はステツプを折りたたんで、ボ
デイと面一化しうるようにして、車両の空気抵抗
を低減し、空力性能を向上するステツプ装置を提
供するものである。
このために本考案は、ドアの下方に位置してボ
デイに回動可能にステツプを取付け、このステツ
プは折りたたみ時にステツプの裏面がボデイの外
表面とほぼ同一面をなすように形成する一方、ド
ア開方向の作動をステツプ出し方向への付勢力と
して、同じく閉じ方向の作動をステツプ格納方向
への付勢力としてステツプにそれぞれ伝達するリ
ンク機構と、ステツプの出し位置と格納位置との
間の中間位置をデツドポイントとしてステツプに
開閉何れかの方向に付勢力を付与するスプリング
とを設け、ドアとステツプとを連動させて、ドア
の開き作動にともないステツプを乗降用の位置に
引き出すとともに、ドアの閉じ作動によりステツ
プをボデイと面一となる位置に格納するようにし
た。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図に本考案の一実施例を示す。図示したよ
うに本考案ではドア2に連動するように設けたリ
ンク機構を介してステツプ3の開閉駆動を行う。
すなわち、ドア2に設けたL型のレバー8は、
ヒンジピラー20に設けたブラケツト21に中央
部をピン22で軸支した中間レバー23の先端に
長孔で軸支され、また、中間レバー23の他端に
はリンク24が連結される。
一方、ヒンジピラー20の下部に取付けたブラ
ケツト25の支持孔26と、フロントフエンダ5
(第1図参照)の支持孔27との間に挿通した回
転軸28により、ステツプ3の基端を回動自由に
支持する。
そして、ステツプ3の側面とブラケツト25と
にそれぞれ両端を連結したリターンスプリング2
9により、ステツプ3はデツドポイントを境にし
て開き方向または閉じ方向の何れか一方に付勢さ
れる。
前記リンク24の他端をステツプ3の側面に設
けた係止孔31に引つ掛け、ドア2が閉じた状態
ではリンク24に引つ張られてステツプ3が完全
に凹部6に収納されるようにする。
なお、ステツプ3は、箱型パネル3A,3Bを
対向的に組み付け、上部にラバーステツプ3Cを
取り付けて形成される。
次に作用を説明すると、ドア2を閉じた状態で
はステツプ3は回転軸28を中心に上方に回動
し、凹部6に埋め込まれ、その外表面がドア表面
と面一になつている(第5図参照)。つまり、第
1図〜第3図に示したような凹部6はステツプ3
により外部から覆われ、このため第3図にて説明
したような凹部6の渦による空気抵抗の増大は完
全に防止される。次に、ドア2を開くと、L型レ
バー8が水平面で右回転し、中間レバー23をピ
ン22を中心に反時計方向に回動させるため、リ
ンク24が外方向に突き出し、これに伴いスプリ
ング29の中心線が回転軸28の中心を通り越し
た時点から、このスプリング29の弾性力がステ
ツプ3を開き方向へと付勢し、ステツプ3をスム
ーズかつ確実に水平な開き位置へと回動させるの
である(第6図参照)。このようにして水平位置
に係止されたステツプ3により、乗員は乗降を容
易に行うことができることになる。
そして、この状態からドア2を閉める操作を行
えば、こんどはレバー8、中間レバー23、リン
ク24がステツプ3に閉じ方向への付勢力を作用
させてこれを引き上げるため、ステツプ3は再び
閉じ位置(格納位置)へと戻る。
ドア2が閉じている間は、スプリング29はそ
の中心線が回転軸28の中心より上方に来るた
め、ステツプ3を閉じる方向に弾性力を作用さ
せ、ステツプ3を確実に閉じ位置に保持する。
以上説明したように本考案によれば、ステツプ
を折りたたみ式にし、ドアを閉じているときは、
ステツプの裏面をボデイ外表面と面一化するよう
にしたので、走行中の空気抵抗が減少し、その結
果、動力性能や燃費性能が向上する効果が得られ
る。
また本考案によれば、ドアの開閉作動をステツ
プに伝達するリンク機構と、ステツプの開閉作動
を補助するスプリングとを設けることにより、ド
アの開閉に連動して確実にステツプが開閉するよ
うにしたので、ステツプ自体を出したり戻したり
する操作が不要であり、またステツプを戻し忘れ
たまま走行してしまうようなこともないなど、優
れた実用性が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例を示すもので、第1図
はボデイ外観斜視図、第2図はステツプ部分の正
面断面図、第3図は第2図のA−A線矢視図であ
る。第4図〜第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第4図は要部の分解斜視図、第5図はドア
を閉じたときのボデイ外観斜視図、第6図はドア
を開いた場合のボデイ外観斜視図である。 2……ドア、3……ステツプ、8……レバー、
23……中間レバー、24……リンク、28……
回転軸、29……リターンスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアの下方に位置してボデイに回動可能にステ
    ツプを取付け、このステツプは折りたたみ時にス
    テツプの裏面がボデイの外表面とほぼ同一面をな
    すように形成する一方、ドア開方向の作動をステ
    ツプ出し方向への付勢力として、同じく閉じ方向
    の作動をステツプ格納方向への付勢力としてステ
    ツプにそれぞれ伝達するリンク機構と、ステツプ
    の出し位置と格納位置との間の中間位置をデツド
    ポイントとしてステツプに開閉何れかの方向に付
    勢力を付与するスプリングとを設けたことを特徴
    とする車両用ステツプ装置。
JP12751781U 1981-08-28 1981-08-28 車両用ステツプ装置 Granted JPS5832072U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12751781U JPS5832072U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 車両用ステツプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12751781U JPS5832072U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 車両用ステツプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5832072U JPS5832072U (ja) 1983-03-02
JPS6222437Y2 true JPS6222437Y2 (ja) 1987-06-08

Family

ID=29921242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12751781U Granted JPS5832072U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 車両用ステツプ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042825Y2 (ja) * 1985-10-28 1992-01-30

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028506U (ja) * 1973-07-05 1975-04-01
JPS5434903U (ja) * 1977-08-12 1979-03-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028506U (ja) * 1973-07-05 1975-04-01
JPS5434903U (ja) * 1977-08-12 1979-03-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5832072U (ja) 1983-03-02

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