JPS6222368Y2 - - Google Patents

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JPS6222368Y2
JPS6222368Y2 JP16403978U JP16403978U JPS6222368Y2 JP S6222368 Y2 JPS6222368 Y2 JP S6222368Y2 JP 16403978 U JP16403978 U JP 16403978U JP 16403978 U JP16403978 U JP 16403978U JP S6222368 Y2 JPS6222368 Y2 JP S6222368Y2
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JP
Japan
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ink
ink droplet
substrates
substrate
droplet ejection
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JP16403978U
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JPS5578438U (ja
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はインクジエツト記録装置の印刷ヘツド
に関し、より詳しくはインクオンデマンド型イン
クジエツト記録装置の印刷ヘツドに関する。
(従来技術) 一対の基板の間にインクの流路を設けて、流路
が基板の接合部端面に現われた部分をインク滴の
噴出口となしたインクジエツト記録装置は米国特
許3988745号明細書に開示されている。
ところがこの種の印刷ヘツドでは、ピエゾ素子
を搭載する一方の基板aを振動板として可及的に
薄く形成する一方、インク流路を形成する他方の
基板bを強度上厚く形成しなければならない関係
上、ヘツドの端面がインク滴の噴出口に対して非
対称となり、このため、これらの端面に「ぬれ」
として付着するインクは、その膜厚が第3図に見
られるように板厚の厚い方の基板b側では厚く、
板厚の薄い方の基板a側では薄く形成されて不均
一になる結果、メインのインク滴Aが飛翔した後
に飛翔する粒径の小さなサテライトのインク滴B
が不均一な表面張力の影響を受けて、端面に厚く
付着したインク膜側に引かれて偏奇し、記録紙上
への付着位置がズレて鮮明な画像が得られないと
いつた問題を生じる。
(目的) 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、インク滴の大小に
関わりなくこれらを正確に飛翔させて、常に鮮明
な画像形成を可能とする改良された印刷ヘツドを
提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
の印刷ヘツドとして、厚さの異なる一対の基板を
接合して両基板の接合部端面にインク滴噴出口を
形成するようにした形式のインクジエツト記録ヘ
ツドにおいて、厚い方の基板のインク滴噴出口端
面における厚みを薄い方の基板の板厚とほぼ同程
度になるように形成したものである。
(実施例) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
第1図は扇形に配置した本考案の一実施例をな
す印刷ヘツドを示したものであつて、この印刷ヘ
ツド1……は、内面に溝を形成したガラス、プラ
スチツク等よりなる複数の厚い基板2……と、表
面にピエゾ素子等の電気、機械変換素子6を搭載
した金属板等よりなる複数の薄い基板4……を用
い、厚い基板2の上に薄い基板4を接合すること
によつて両基板2,4の間に流路を形成するよう
に構成されている。そしてさらに、これら厚い基
板2……の各表面をインク滴噴出口7側の端面に
向けて斜めに削り落とすことにより、第2図に示
したように両基板2,4のインク滴噴出口7側端
面3,5がほぼ同じ厚さとなるようにして、イン
ク滴噴出口7が印刷ヘツド1の端面ほぼ中央に位
置するように構成したものである。
なお、図中符号8は、これらの各印刷ヘツド1
……を扇形に配設した固定板を示したものであ
り、また、この実施例では厚い基板2の表面をな
だらかに削つて厚みを減少させるようにしている
が、段差を設けて端面の厚みを減少させるように
することもできる。
このように構成された印刷ヘツド1の端面は、
印刷時において通常インクが付着して「ぬれ」を
呈しているが、上述したように厚い基板2の端面
3が薄い基板4の端面5とほぼ同じ肉厚となるよ
うに形成されているため、これらの各端面3,5
に付着して表面張力により盛上がつたインク膜
は、第2図に見られるようにインク滴噴出口7を
挾んで対称形をなしている。したがつて、いまメ
インのインク滴Aが吐出し、ついでこれに付随し
て粒径の小さなサテライトのインク滴B……が吐
出しても、これらは端面に付着したインクの表面
張力の影響を等しく受けて偏奇することなく、メ
インのインク滴Aと同じ経路を飛翔して記録媒体
9表面の同一箇所に付着し、ここに高密度でかつ
ドツトの形成位置にずれのない鮮明な印刷を行な
う。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、一対の基板
を接合した印刷ヘツドにおいて、その厚い方の基
板の先端部を薄い方の基板の板厚とほぼ同じ厚さ
になるように形成したので、インク滴噴出口のま
わりに付着するインクの膜厚を等しくすることが
できて、粒径の小さなインク滴もこのインク膜に
左右されることなく、端面と直角方向に飛翔して
記録媒体上に鮮明な画像を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す印刷ヘツドの
側面図、第2図は同上ヘツドから吐出するインク
滴の状態を模式的に示した説明図、第3図は従来
の印刷ヘツドから吐出するインク滴の状態を示し
た図である。 1……印刷ヘツド、2……厚い基板、4……薄
い基板、7……インク滴噴出口、A……メインの
インク滴、B……サテライトのインク滴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚さの異なる一対の基板を接合して両基板の接
    合部端面にインク滴噴出口を形成してなるインク
    ジエツト記録ヘツドにおいて、上記一対の基板の
    うち厚い方の基板の上記インク滴噴出口端面にお
    ける厚みを上記薄い方の基板の板厚とほぼ同程度
    になるよう薄く形成したことを特徴とするインク
    ジエツト記録装置の印刷ヘツド。
JP16403978U 1978-11-28 1978-11-28 Expired JPS6222368Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16403978U JPS6222368Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28

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JP16403978U JPS6222368Y2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS5578438U JPS5578438U (ja) 1980-05-30
JPS6222368Y2 true JPS6222368Y2 (ja) 1987-06-06

Family

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