JPS62222005A - 粉末合金の押出し成形方法 - Google Patents

粉末合金の押出し成形方法

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JPS62222005A
JPS62222005A JP6436986A JP6436986A JPS62222005A JP S62222005 A JPS62222005 A JP S62222005A JP 6436986 A JP6436986 A JP 6436986A JP 6436986 A JP6436986 A JP 6436986A JP S62222005 A JPS62222005 A JP S62222005A
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JP
Japan
Prior art keywords
billet
powder alloy
covering material
die
extruder
Prior art date
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Pending
Application number
JP6436986A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Yamauchi
重徳 山内
Kazuhisa Shibue
渋江 和久
Hideo Sano
秀男 佐野
Katsu Nagayama
永山 克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、塑性加工が困難である粉末合金の押し出し加
工に有効な粉末合金の押出し成形方法に関する。
[従来の技術] 従来J:す、粉末合金の押し出し成形方法として、例え
ば、粉末合金のビレットを押出し機により押し出す方法
か知られている。すなわら、第5図に示すJ、うに、粉
末合金のビレツ1〜101を押出し機102のコンテナ
103内部に直接挿入し、押盤104を介してステム1
05により、同図に矢印aで承り方向に押圧力を加え、
ダイス106から上記ビレット101を押し出して、成
形材107を1ワるしのである。
[発明が解決しようとする問題点] かかる従来技術には、以下のような問題がめった。すな
わち、 (1) 例えば、珪素(Si)、鉄(Fe)等の添加元
素を多く含むアルミニウム粉末合金ビレッ1〜から、ロ
ータリ式コンプレッサのベーンに用いる、断面が矩形状
の成形材を押し出しにより加工した場合、上記成形材の
四隅の角部に割れを生じたり、成形材の表面あらざが粗
くなるという問題点があった。
(2) また、押し出し速度を上昇さUると、上記(1
〉のような問題点か特に顕著になり、歩留りが悪くなっ
て生産性が低下するという問題もあった。
(3〉 ざらに、上記(1)のような場合には、硬さの
高い初晶珪素(S i )等や化合物を含むビレット1
01は、加工中に押出し1102のダイス106のベア
リング部106aと直接接触するのでベアリング部10
6aが磨耗して破損するという問題点もあった。
本発明は、塑性加工困難な粉末合金を好適に押し出し加
工する粉末合金の押出し成形方法の提供を目的とする。
発明の構成 [問題点を解決するための手段] 上記問題を解決するためになされた本発明は、粉末合金
のビレットを押出し機により押し出し加工する粉末合金
の押出し成形方法において、上記ビレッ1〜の変形抵抗
に近い変形抵抗を有する金属板からなる被覆材を、上記
押出し機のダイスと上記ビレットとの間に介して該ビレ
ットを押し出すことを特徴とする粉末合金の押出し成形
方法を要旨とlるものである。
ここで、粉末合金とは、例えばアルミニウムに珪素、銅
、マグネシウム、鉄等を添加したアルミニウム粉末合金
等である。
変形抵抗とは、ぞの4Δ利を押し出し加工する際に必要
な力であり、通常被加工物の断面の単位面積当たりに加
える押出圧力で表わされる。
被覆材とは、ビレットを被覆する金属板であって、その
変形抵抗がビレットの変形抵抗に近いものである。近い
とは、例えばその割合が75[%]〜150[%]程度
が好適である。材質は、例えばアルミニウムあるいはア
ルミニウム合金等であり、A3052.A6063.A
1050等が好適である。形状に関しては、例えば第2
図(A>に示すJ、うに、被覆材10は被覆管10aと
被覆板10bとを該被覆板10bの外周10Gにて溶着
して構成した底付き円筒形状であってらよい、被覆管1
0aは円管であって、その厚みLlは0゜5〜5 [m
m]程度、仝長L2はビレy l〜11の全長L3と俊
)ホする被覆板10bの板厚L4との和とすると好適で
ある。また、被覆管10aの内径L5とビレット11の
外径L6との間隙は、O05[mm]以下が好適でおる
。これは、押し出し加工後に、被覆管10aはクラツド
材として得られる成形材の表皮部となるので、その偏心
を防止するためである。また、被覆板10bは円板でお
って、板厚L4は0.5〜5 [mm]程度、外径L7
は上記被覆管10aの内径L5よりも0.3〜0.5 
[mm]小さい程度が好適である。なお、上記被覆管1
0aと被覆板10bとは、第2図(B)に示すように、
被覆板10bの全外周10Cに亘って溶接する。このよ
うに、被覆材10を被覆管10aと被覆板10bとから
構成すると、押し出し加工後に得られる成形材の全長に
亘って表面あらざ等の性状を良好に保ち、材料であるビ
レット11の歩留りを向上ざゼることかできる。
また、被覆材として、例えば第3図(A)に示すように
、被覆板20bのみにより構成することもできる。被覆
板20bは円板であって、その板厚は0.5〜5[mm
]程度、外径L15はビレッl〜21の外径L17より
約2 [mm]程度小さくすると成形材でおるクラツド
材の偏心防止に好適である。なお、第3図(B)に示す
ように、被覆板20bはビレット21の一端面に、該被
覆板20bの外周の3力所以上の位置2C)Cにおいて
点溶接により固定する。ビレット21の全長L13が短
かい場合には、上述のように被覆材を被覆板20 bだ
けからなる簡単な構成としてもよい。
次に、本発明の粉末合金の押出し成形方法の一例を、第
1図に基づいて説明する。既述した被覆材10または被
覆板20bを取り付けたビレット11を、まず300〜
500[’C]に予熱する。
この予熱された被覆材付きのビレット11を、該被覆板
10bまたは被覆板20bが押出し!!12のダイス1
3と当接する向きにコンテナ14内部へ挿入し、押盤1
5を介してスデム16により、同図に矢印Aで示す方向
に押出圧力を加え、ダイス13から被覆材10を介して
ビレツ1〜11を押し出す。すると、被覆材10を表皮
部17bとするクラツド材としての成形+A17が得ら
れる。ここで、押し出しは直接法でもよく、また間接法
でもよい。間接法で押し出す場合には、コンデナ14が
ステム16と同速度で同図に矢印Bで示す方向へ移動す
る。このため、被覆材10およびビレッ1へ11とコン
テナ14との間の相対速度はOとなり、上記両者間に摩
擦力が生じない。したがって、ダイス13の前方、同図
に11aで示す領域に発生する材料留り、所謂デッドメ
タルゾーンが微小となる。これにより、被覆材10が上
記デッドメタルゾーンに巻き込まれにくくなり、押し出
し加工後において成形材17の表皮部17bとなり易く
なる。該表皮部’17bの厚みは成形材17の長さ方向
でほぼ均一になるという利点を生じる。
なあ、直接法で押し出す場合には、上記デッドメタルゾ
ーンの発生に備えて、ダイス13、被覆材10、ビレッ
ト11をテーパ形状としたり、ダイス13をテーパ形状
とすると同様の効果を奏する。
[作用] 本発明の粉末合金の押出し成形方法は、粉末合金のビレ
ットの変形抵抗に近い変形抵抗を有する金属板からなる
被覆材を、押出し機のダイスと上記ヒレッ1〜との間に
介して該ビレットを押し出し加工するのである。
ずなわら、被5+Aで被覆した粉末合金のビレットか押
出圧力を受けて、押出し機のダイスの孔を通過するため
、ダイスとビレットとは直接接触しない。
従って本発明の粉末合金の押出し成形方法は、成形品J
3よび押出し機を破損することなく、粉末合金のビレッ
トを押し出すよう働く、以上のような本発明の作用によ
り、本発明の技術的課題が解決される。
発明の効果 以上詳記したように本発明の粉末合金の押出し成形方法
によれば、被覆材を介して押し出し加工を行なうので、
塑性加工困Xltな粉末合金から、表面が滑らかで、し
かも割れ等の欠1【1部を有しない成形品をjワること
ができるという優れた効果を秦する。
また、上記効果に伴い、押し出し加工による成形品の歩
留りが向上し、加工作業の生産性も高まる。
ざらに、押出し機のダイスの磨耗を防止できるという利
点も生じる。
[実施例] 次に実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明は以下のような実施例に何等限定されるもので
はない。
第1表に示す組成のアルミニウム合金粉末(11%16
9.5AQ−203i−3,5Cu−1Mg−6Fe)
を至温での液圧により等方圧綿成形CIP(Cold 
 )sostaticpress i ng)L/、缶
に封入した後鋭気し、ざらにホッI〜プレスして缶を除
去することによりアルミニ「クム粉末合金ビレットに成
形した。該アルミニウム粉末合金ビレットは、外径14
4.7[mm]、全長298 [mm]の円柱形状であ
る。
また被覆材は、底付き円筒形状とし、材質は第1表に示
す各種のものを使用した。ここで被覆材の被覆管は、外
径147[mm]、内径145[mm]、仝艮300[
mm]であり、被覆板は外径146、7 [rnm] 
、板厚1[mm]である。上述したアルミニウム粉末合
金ビレットを上記被覆材で被覆して、押出し機により、
押出温度415ピC]、ステム速度0.03 [m/m
i n]の条件で熱間押出し加工して、断面形状が第4
図に示すような矩形の成形材17を得た。ここで成形材
17の寸法は、幅り、21が30 [mm] 、高ざL
22が5 [mm]であり、四隅の角部17Gは全て1
.50の面取り形状をなす。なお、各実施例1〜3およ
び比較例2におけるビレットと被覆材との変形抵抗は第
1表に示す通りである。
各実施例1〜3および比較例1〜2における成形材表面
性状の観察結果を第1表に併記する。実施例1において
は、成形材17の表面性状は、表面あらざが滑らかであ
った。また、押出し機のダイスの磨耗も少ない。実施例
2,3においては、ビレットと被覆材との変形抵抗差が
大ぎいが、被覆材を厚くすると成形材170表面あらさ
ば滑らかである。一方、比較例1の場合は、成形材17
の角部17Cに割れの発生がみられた。ざらに、硅素の
粒子により押出し機のダイスの孔内面に磨耗か生じた。
また、比較例2では、成形材17の表皮部17bに破損
ツノ所の発生が観察された。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を示す断面図、第2図(A>、
(B)、第3図(A>、(B)は同じくその被覆材の形
状を示す説明図、第4図は同じくその成形品の断面図、
第5図は従来技術を示す断面図である。 10・・・被覆材 10a・・・被覆管 10b、20b・・・被覆板 11.21・・・ビレット 12・・・押出し機 13・・・ダイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粉末合金のビレットを押出し機により押し出し加工
    する粉末合金の押出し成形方法において、上記ビレット
    の変形抵抗に近い変形抵抗を有する金属板からなる被覆
    材を、上記押出し機のダイスと上記ビレットとの間に介
    して該ビレットを押し出すことを特徴とする粉末合金の
    押出し成形方法。
JP6436986A 1986-03-22 1986-03-22 粉末合金の押出し成形方法 Pending JPS62222005A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920682A (ja) * 1972-06-20 1974-02-23
JPS49123154A (ja) * 1973-03-31 1974-11-25
JPS5996242A (ja) * 1982-11-24 1984-06-02 Showa Alum Ind Kk アルミニウム合金焼結体およびその製造方法
JPS59170205A (ja) * 1983-03-17 1984-09-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 粉末押出法

Patent Citations (4)

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